新規監査およびジョブ・アプリケーション・ロール
この更新では、アプリケーション画面から、またはEPM自動化コマンドおよびREST APIを実行して、監査およびジョブ管理操作を実行するための新しいアプリケーション・ロールが導入されています。 これまでは、サービス管理者のみがこれらのタスクを実行できました。 これらのロールを追加すると、サービス管理者ではないユーザーに、これらの操作を実行するためのアクセス権を付与できるようになりました。
監査 - 管理: ユーザーは、環境内の監査レコードを表示および削除できます。 また、ユーザーは、importAppAudit
EPM自動化コマンドを使用して監査レコードを環境にインポートできます。
監査ビュー: ユーザーが監査レコードを表示できるようにします。 また、ユーザーは、exportAppAudit
EPM自動化コマンドおよびExport Audit
REST APIを使用して、環境から監査レコードをエクスポートできます。
ジョブ - 管理: ユーザーは、環境内のジョブ・ステータス・レコードを表示および削除できます。 また、ユーザーは、importJobConsole
EPM自動化コマンドを使用してジョブ・コンソール・レコードをインポートできます。
ジョブ - 表示: ユーザーは、環境内のジョブ・ステータス・レコードを表示できます。 また、ユーザーは、exportJobConsole
EPM自動化コマンドおよびExport Job Console
REST APIを使用して、ジョブ・コンソール・レコードを環境からエクスポートできます。
適用先: Enterprise Profitability and Cost Management、Financial Consolidation and Close、FreeForm、Planning、Tax Reporting
ビジネス上のメリット: これらの新しいアプリケーション・ロールにより、より多くのユーザーがジョブおよび監査データのインポートおよびエクスポート・プロセスを管理でき、職務の委任が容易になります。
主なリソース
- 「EPM自動化の操作」内
- 「Oracle Fusion Cloud EPMのREST API」内
- 『アクセス制御の管理』の「アプリケーション・ロール割当の概要」