firmware-check 機能は、Oracle Solaris 11.3 SRU 10 (11.3.10.5.0 より後のリリースバージョン) 以降から削除されています。
Oracle Solaris 11.3 SRU 10 (バージョン 11.3.10.5.0) をインストールした場合、Oracle Solaris 11.3 ではサポートされていない firmware-check という Oracle Hardware Management Pack コマンドが含まれています。Oracle Solaris 11.3 SRU 10 (バージョン 11.3.10.5.0) がインストールされている場合、システム起動時にファームウェアチェックを実行する svc:/system/management/firmware-check:default サービスは終了し、FMA で障害が発生します。この障害はシステムアプリケーションには影響せず、サービス自体の実行が停止してメンテナンスモードになります。オペレーティングシステムのこのバージョンで firmware-check サービスがサポートされていないため、このサービスは永久に無効になります。
また、firmware-check コマンドを手動で実行しようとすると、「サポートされていないコマンドです」のエラーが表示されます。