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表7‑1 タブ IMS MPPテスト・ケースの実行前に、トランザクションをz/OS上で実行し、3270データ・ストリームをベースラインとして「.tgz」ファイル形式で取得します。この目的でtn3270レコーダ・ツールを使用します。tn3270レコーダのスタンドアロン・モードでの使用方法の詳細は、「付録I - tn3270レコーダ」を参照してください。IMS MPPケースのベースラインの生成およびアップロードには(よりわかりやすい)もう1つの方法について、「tn3270レコーダの使用と取得したベースラインのアップロード」のステップで説明しています。ベースラインがアップロードされると、MPPケースを実行できるようになります。
表7‑2 データ・ストリームの差異 画面上のフィールドの位置。次のフォーマット: rowXcolumn Y: フィールドが事前定義されたパターンと一致しました。N: フィールドが異なるため、事前定義されたパターンと一致させることができませんでした。3270データ・ストリームのフィールド属性の詳細は、次を参照してください。http://www.ibm.com/support/knowledgecenter/SSGMCP_4.2.0/com.ibm.cics.ts.applicationprogramming.doc/topics/dfhp473.html。
表7‑3 ログの説明 すべてのART IMSサーバー・タイプ、つまりオンライン・トランザクション(MPP)、バッチ・プログラム(BMP)、3270ターミナル・リスナーおよびMFSサービス(ARTICTL)、およびターミナル・コントロール・ハンドラ(ARTICTLH)向けのART IMSサーバー・トレース。IMS MPPテストでは、オンライン・トランザクションを実行するサーバーはMPPリージョンにあり、ログ名のフォーマットはtrace.ARTIMPP*になります。 プロジェクトの作成時には、構成ファイルimstrans.descおよびimsapps.descを分析してIMS BMPテスト・ケースが自動的に検出されます。これらのファイルはz/OSのIMSシステム定義マクロを元にART Workbenchで作成されます。構成ダイアログでは、アップロードした実行前スクリプト、実行後スクリプト、結果チェック・スクリプトを表示または編集でき、このケースに対するコメントを追加または編集できます。さらに、DFSRRC00サブタブでは、表7‑4に記載されているパラメータを指定できます。
表7‑4 DFSRRC00のパラメータ 実行情報タブには、ケースの実行開始時間、終了時間、処理されたサーバーのサーバーIDおよびグループIDが表示されます。BMPケースの場合は、プロセスIDも表示されます。この実行情報の収集を可能にするには、グループ・レベルでenv設定を編集してIMS_PRO_LOG=Yをエクスポートします。「SYSOUT」タブには、リダイレクトされたプログラムの出力が表示されます。IMSグループのULOGおよびサーバー・トレースは、次の図に示すように、結果ダイアログを表示してチェックできます。詳細は、「サーバー・ログおよびトレースの検証」を参照してください。「トレース」タブでは、BMPプログラムを実行するサーバーはBMPリージョンにあり、ログはBMPタブにtrace.ARTIBMP*の名前で表示されます。複数のファイルが表示される場合は、タイムスタンプがテスト・ケースの実行タイムフレームと一致するファイルをクリックします。トレース・ログが表示され、検索およびページング機能を使用できます。