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• メッセージについては、「ファイル・コンバータ・メッセージ」を参照してください。
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• 索引付きVSAMファイル(VSAM KSDS)の場合: 重複キーが許可されないかぎり、Tuxedo ART Workbenchによって技術列は追加されません。VSAMファイルの主キーが表の主キーになります。
表7-1 Picture句のリエンジニアリング サンプル: PIC S9(4) BINARYはNUMBER(5)として移行されます 長さ<= 2000の場合はCHAR長さ > 2000および<= 4000の場合はVARCHAR2このファイルは、次の$PARAMディレクトリで指定されるディレクトリに作成されます。リスト7-1 db-param.cfgテンプレート
表7-2 db-param.cfgのパラメータ デフォルト値はMicro Focus COBOLではcobol_mfです。 EBCDIC (z/OSのコード・セット)とASCII (Linux/UNIXのコード・セット) 16進数値間のマッピング表ファイルを指定します。hexa-map-fileを指定しない場合は、警告がロギングされます。
• フィールド・サイズが2000を超える場合は、VARCHAR2として移行されます(パラメータfile:char_limit_until_varcharが使用される場合以外)。パラメータにfile:char_limit_until_varchar:29が含まれるとします このファイルが存在している場合、生成プロセスの最後に自動的に実行されます。これは、引数として<configuration name>を使用して呼び出されます。リスト7-2 file-template.txt必要な場合には、別のバージョンのfile-template.txtファイルを$PARAM/fileディレクトリに配置できます。代替ファイルの使用は、file.shの実行中にメッセージによって示されます。リスト7-3 代替テンプレート・ファイルによる実行ログこのファイルはTuxedo ART Workbenchのインストール時に配置され、様々なインストール・ディレクトリに生成されたコンポーネントの転送を制御します。このファイルは、file.sh -iを使用してfile.shが起動されたときに、インストール・フェーズでコピーする各コンポーネントの場所を指定します。
注意: マッパー・ファイルでは、converted句をRDBMS表ターゲットに使用する必要があります。
ファイルがロードおよび再ロードされることを指定します(converted句と組み合せることができます)。
• record name: コピー記述におけるレベル01のフィールド名に対応します。
• path/COPY name: 移行するファイルの記述コピーのアクセス・パスと名前に対応します。
注意: map recordパラメータとsource recordパラメータでは、同じrecord nameとdescriptive copyを使用する必要があります。これらは前方互換性の確保のために使用されます。
• record name: 移行するファイルのコピー記述におけるレベル01のフィールド名に対応します。
• path/COPY name: 移行するファイルの記述コピーのアクセス・パスと名前に対応します。
注意: map recordパラメータとsource recordパラメータでは、同じrecord nameとdescriptive copyを使用する必要があります。これらは前方互換性の確保のために使用されます。
表7-4 マッパー・ファイルの属性 「アクセス機能およびユーティリティ・プログラム」を参照してください。 「アクセス機能およびユーティリティ・プログラム」を参照してください。 リスト7-5 マッパー・ファイルの例この例では、マッパー・ファイルの名前はSTFILEORAです。このファイルで処理するのは、変換オプションを使用してOracle表に移行されるPJ01AAA.SS.VSAM.CUSTOMERという名前の1ファイルのみです。このファイルを記述するために使用されるODCSF0B.cpyコピー・ファイルは、ソース・コピー・ファイルの1つです。
表7-5 マッピング戦略 レベルNIV1のサブフィールドを廃棄すると、Tuxedo ART Workbench File-to-OracleコンバータではフィールドNIV1 PIC 9(5)のみが処理されます。サブフィールドを廃棄しないと、NIV1フィールドは無視され、2つのフィールドNIV2AとNIV2Bが処理されます。表が次のように生成されます(VS_CUSTBDATEフィールドのみが維持されます)。リスト7-11 ファイルPJ01AAA.SS.VSAM.CUSTOMERの表生成リスト7-14 ファイルPJ01AAA.SS.VSAM.CUSTOMERの表生成識別ルールを再定義フィールドに対して設定する必要があります。これにより、REDEFINESの記述のどちらをいつ使用するかを判別するためのコードが指定されます。
表7-6 識別ルール 次の例では、フィールドDPODP-DMDCHQ、DPONO-PRDTIVおよびDP5CP-VALZONNUMが再定義されています。リスト7-15 識別ルールのCOBOL記述リスト7-16 識別ルール最初のルールは、数値フィールドDPODP-RDCRPHYの値をテストします。2番目のルールは、英数字フィールドDPONO-NPDTの最初の2文字をテストします。値01および02のみが許可されます。3番目のルールは、フィールドDPODP-RDCRPHYが数値かどうかをテストします。COBOL記述ファイルを準備したら、mapper-<configuration name>.reファイルに記述したコピー・ファイルを$PARAM/file/recs-sourceディレクトリに置く必要があります。ソース・プラットフォームのCOBOLコピーブックを使用してファイルを記述する場合(「COBOL記述」を参照)、コピーブックの場所が直接使用されます。
• オプション-gによって生成されるログ:
表7-7 コンポーネントの場所 <file name>.jclunload Oracleオブジェクトを作成するために使用されるSQLスクリプトの各<configuration name>の場所。 コンポーネントのリストは、マッパー・ファイルで初期化されたオプションのattributes句に依存します。「マッピング戦略の句の構文およびパラメータ」を参照してください
注意: <target table name>はターゲット・プラットフォームでのファイル名であり、このファイル名はマッパー・ファイルで指定されます。各JCLには、2つのステップが含まれ、z/OS IDCAMS REPROユーティリティを使用して1つのファイルをアンロードします。JCLのリターン・コードは正常終了では0または4です。
JCLの名前は<file name>.jclunloadです
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• 入力ファイルと出力ファイルのアクセス・パス: <data>。リスト7-17 アンロード用JCLの例プログラムの名前はRELTABLE-<logical file name>.pcoですプログラムは、「コンパイラ・オプション」で説明するターゲットのCOBOLコンパイル・オプションおよびOracleプリコンパイラ・オプションを使用してコンパイルする必要があります。これらのプログラムのコンパイルには、「コードセットの変換」に記載されている、プロジェクトのために調整されたCONVERTMW.cpyコピー・ファイルの存在が必要です。
注意: Intelハードウェアを使用するターゲット・プラットフォームに移行するときは、メッセージPROCESSOR UNIT IS INTELがトランスコードの開始時に出力されます。スクリプトの名前はloadtable-<logical file name>.kshですスクリプトを実行すると、実行ログが$MT_LOG/<logical file name>.logに生成されますリスト7-19 表の再ロード用スクリプトの変数スクリプトの3つの実行フェーズでは様々なメッセージが生成されます。これらのメッセージの説明は、「Oracle Tuxedo Application Rehosting Workbenchのメッセージ」にあります。Oracleオブジェクトは、${DDL}/STFILEORA/ODCSF0B.sqlを使用してSQLPLUSに作成されます名前は<target file name>.sqlですOracleの列名(書式はxx_SEQ_NUM)主キーの制約名(PK_<Oracle table name>)一意キーの制約名(UK_<Oracle table name>)外部キーの制約名(FK_<Oracle table name>_<parent_table_name>)リスト7-20 DDL生成のためのsqlの例VS_CUSTIDENT NUMBER(6) NOT NULL,VS_CUSTLNAME VARCHAR2(30),VS_CUSTFNAME CHAR (20),VS_CUSTADDRS VARCHAR2(30),VS_CUSTSTATE CHAR (2),VS_CUSTBDATE NUMBER(8),VS_CUSTEMAIL VARCHAR2(40),VS_CUSTPHONE NUMBER(10),
表7-8 アクセス機能 このプログラムは、入力引数として指定されたassign-nameに関連付けられた<logical file name>.rdbが存在するかどうかをチェックします。この機能は、ASG_<logical file name>.cblによって呼び出されます。 すべてのinit_all_files_<configuration name>.cblを呼び出します(Oracle Tuxedo Application Runtime Batchで使用される機能)。 トランザクションを初期化します。リストされた構成名に対してリレーショナル・モジュールおよびASG_<logical file name>モジュールで使用されるすべての変数が初期化されます(Oracle Tuxedo Application Runtime Batchで使用される機能)。 トランザクションを閉じます。このプログラムは、リストされた構成の表で開かれたすべてのカーソルを閉じ、論理アクセサASG_<logical file name>で開かれたすべてのファイルのロックを解除します(Oracle Tuxedo Application Runtime Batchで使用される機能)。 すべてのclose_all_files_<configuration name>.cblを呼び出します(Oracle Tuxedo Application Runtime Batchで使用される機能)。
表7-9 アクセス呼出しに実装される変数 実行する操作のタイプを指定します(たとえば、OPEN、WRITEなど)。コードはMWFITECHコピー・ファイルのFILE-CODE-F変数を使用して渡されます。 ファイルは様々なモードで開くことができます(INPUT、OUTPUT、I O、EXTEND)。モードはMWFITECHコピー・ファイルのFILE-OPEN-MODE変数を使用して渡されます。 リスト7-21 LINKAGE SECTIONの構造すべてのOPEN操作で、FILE-CODE-F変数はキーワードOPENを含む必要があります。
表7-10 呼出し引数のファイル・オープン・モード CLOSE操作では、FILE-CODE-F変数はキーワードCLOSEを含む必要があります。CLOSE LOCK操作では、FILE-CODE-F変数はキーワードCLOSE-LOCKを含む必要があります。
表7-11 呼出し引数の削除モード
表7-12 引数によって異なる読取り操作の値
表7-13 引数によって異なる再書込み操作の値
表7-14 引数によって異なる再書込み操作の値
表7-15 引数によって異なる書込み操作の値 特定のアクセス機能によって次のコピー・ファイルが使用されます。これらは、Tuxedo ART Workbenchをインストールするときに< installation platform>/fixed-copy/ディレクトリに配置する必要があります。これらのKSHスクリプトは、file.shの-gオプションを使用して生成され、-iオプションを使用して$HOME/trf/SQL/file/<configuration name>にインストールされます。必要なときにOracle Tuxedo Application Runtime Batchによって使用されます。
表7-16 Kornシェル・ユーティリティ VSAMファイルがOracle表に移行されると、desc.vsamファイルとenvfile_tuxファイルが$HOME/trf/config/tux/ディレクトリに生成されます。これらはOracle Tuxedo Application Runtime CICSによって使用されます。このファイルは、オブジェクト名を変更するためにTuxedo ART Workbench COBOLコンバータおよびJCLコンバータによって使用されます。
表7-17 変換ファイル名 これらのファイルは、VSAMファイルがOracle表に変換されるときに作成されます。これらは、ソース・プラットフォームのz/OSファイルとターゲット・プラットフォームの対応するOracle表の間の技術的な違いを調整するために、Oracle Tuxedo Application Runtime Batchによって使用されます。ファイルは$HOME/trf/dataに生成されます名前は<source platform physical file name>.rdbです${DATA}/<source platform physical file name> <max> <org> <form> UL_<logical file name> <asgn_in> DL_<logical file name> <asgn_out> RM_<logical file name> <target table name> ${DDL}/<configuration name/cleantable-<target table name>.ksh ${DDL}/<configuration name>/droptable-<target table name>.ksh ${DDL}/<configuration name>/createtable-<target table name>.ksh ${DDL}/<configuration name>/ifemptytable-<target table name>.ksh ${DDL}/<configuration name>/ifexisttable-<target table name>.ksh
表7-18 .rdbファイルのパラメータ <source platform physical file name>
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• n: 索引キーのオフセット(COBOL記述)。
• m: 索引キーの長さ(COBOL記述)。 m: 相対キーの長さ(COBOL記述)。次の例は、索引付きVSAMファイルをOracle表に移行するときに生成されます。ソース・プラットフォームでのVSAMファイルの名前はPJ01AAA.SS.VSAM.CUSTOMERですリスト7-22 索引付きVSAMの.rdbの例file.shでは、選択したオプションに応じて様々な実行レポートが作成されます。次の例では次のコマンドが使用されます。Copied <Templates>:../../Conv-ctrl-STFILEORA to /home2/wkb9/param/dynamic-config/Conv-ctrl-STFILEORA
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• file.sh - ファイル移行コンポーネントを生成します。file.shは、z/OSファイルをOracleデータベースに移行するために使用されるTuxedo ART Workbenchのコンポーネントを生成します。生成されたSHELLスクリプトを実行可能にします。COBOLプログラムは、ターゲットCOBOLの固定形式に合うように調整されます。「生成されるコンポーネントを変更するファイル」で説明されているシェル・スクリプトが存在している場合は実行されます。インストール・ディレクトリにコンポーネントを配置します。この操作では、file-move-assignation.pgmファイルに格納されている情報が使用されます。
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3. アンロードで使用されるコンポーネント($HOME/trf/unload/fileに生成される)は、ソースのz/OSプラットフォームにインストールする必要があります(生成されたJCLは、JOBカード、ライブラリ・アクセス・パス、入力ファイルおよび出力ファイルのアクセス・パスなど、特定のサイトの制約に合せた調整が必要な場合があります)。再ロードで使用されるコンポーネント($HOME/trf/reload/fileに生成される)は、ターゲット・プラットフォームにインストールする必要があります。
表7-19 ターゲット・プラットフォームの環境変数 一般的な再ロードと制御のスクリプトの場所($HOME/trf/reload/bin)。 ($HOME/trf/SQL/file/<configuration name>)。 このUNIX/Linux変数は、Oracle Tuxedo Application Runtime for Batchユーティリティのディレクトリを含む必要があります。 例: $HOME/trf/data。COBOLトランスコード・プログラムは、「コンパイラ・オプション」で指定されるオプションを使用してコンパイルする必要があります。これらのプログラムのコンパイルには、プロジェクトのために調整されたCONVERTMW.cpyのコピーの存在が必要です。
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• このようなアンロード用JCLの名前は<logical filename>.jclunloadですターゲットのUNIX/Linuxプラットフォームに転送されたファイルは、$DATA_SOURCEディレクトリに格納する必要があります。loadtableによって、データのトランスコードと表への再ロードが行われます。この確認は次のloadtable-<logical file name>.kshのオプションを使用します