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• ファイル・コンバータ: はじめに: ファイル・コンバータの概要を紹介し、共通の動作について説明します。
• File-to-Fileコンバータ: File-to-File変換について説明します。
• File-to-Oracleコンバータ: File-to-Oracle変換について説明します。
• File-to-Db2/luw (udb)コンバータ: File-to-Db2/luw変換について説明します。
• 各ファイルに関する、ターゲット・プラットフォームにおける変換後のファイルとOracle表またはDb2/luw (udb)表の詳細な説明。
• メッセージについては、「ファイル・コンバータ・メッセージ」を参照してください。表5-1は、z/OSで扱われるファイル編成のリストです。
表5-1 z/OSでのファイル編成
注意: 移行の候補となる各ファイルについて、その構造をCOBOL形式で記述する必要があります。この記述はTuxedo ART Workbench COBOLコンバータによってCOBOLコピーで使用され、「COBOL記述」に記載されている制限の対象になります。
• Datamap-<データマップ名>.re
• mapper-<マッパー名>.re
注意: これら2つのファイルのビルド・プロセスを簡素化するには、populate.shユーティリティ(REFINEDIR/scripts/file/populate.shにある)を使用して、それらを自動生成します。実行する手順は次のとおりです。
2.
6. 詳細は、REFINEDIR/scripts/file/README.txtを参照してください。COBOL記述内の再定義に識別ルールがない場合、ファイルのトランスコード時に重大なリスクが存在します。そのため、等価でない再定義済フィールドは識別ルールをリクエストします。また、等価の再定義(テクニカル再定義)は、COBOL記述内で消去の対象にする必要があります(後で示す「COBOL記述の形式」の例を参照)。
• 構成ファイル: db-param.cfg。
• 生成されたコンポーネントを変更するスクリプト: file-modif-source.sh。
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• 構成ファイル: Datamap-<configuration name>.re。
• 構成ファイル: mapper-<configuration name>.re。
• データマップ・ファイルは、次の完全な名前を付けてディレクトリ$PARAM/fileに作成する必要があります。リスト5-1 データマップ・ファイル
表5-2 データマップ・ファイルのパラメータ システム記述ファイルに記述されたプロジェクト名。 シーケンシャル・ファイルの場合、<mode>をrecordまたはlineに設定できます。この句はターゲット組織を記述するために使用されます(レコード・シーケンシャルまたはライン・シーケンシャル)。 is-gdg limit <p> [scratch/noscratch] [empty/noempty]
• pパラメータ値は、GDGに含めることができる世代の合計数を指定するために使用されます。
• scratch/noscratchパラメータは相互排他的です。scratchパラメータは、GDGのエントリが索引から削除されるときは常に、物理的に削除してカタログ化を解除する必要があることを指定します。noscratchパラメータは、GDGのエントリが索引から削除されるときは常に、カタログ化を解除する必要があるが、物理的には削除しないことを指定します。
• empty/noemptyパラメータは相互排他的です。emptyは、GDGの世代数が最大制限に到達したとき、GDGの既存のすべての世代がカタログ化解除されることを指定します。noemptyは、制限に到達したときにGDGの一番古い世代のみがカタログ化解除されることを指定します。 索引付きファイルの場合、この句はキーを記述するために使用されます。<n>は開始位置、<m>はキーの長さです。primaryは主キー用です。alternateは代替キー用です。uniqueは、キーが一意の代替キーであることを示します。これが設定されていない場合、このキーは重複代替キーです。 相対ファイルの場合、この句はキーを記述するために使用され、<m>はキーの長さです。 リスト5-2 データマップの例
• 「データマップ・ファイル」にリストされている各z/OSファイルをマッパー・ファイルに記述する必要があります。リスト5-3 マッパーのfile句の構造
表5-3 マッパー・ファイルのパラメータ
• record name: コピー記述におけるレベル01のフィールド名に対応します。
• path/COPY name: 移行するファイルの記述コピーのアクセス・パスと名前に対応します。
注意: map recordパラメータとsource recordパラメータでは、同じrecord nameとdescriptive copyを使用する必要があります。これらは前方互換性の確保のために使用されます。
• record name: 移行するファイルのコピー記述におけるレベル01のフィールド名に対応します。
• path/COPY name: 移行するファイルの記述コピーのアクセス・パスと名前に対応します。
注意: map recordパラメータとsource recordパラメータでは、同じrecord nameとdescriptive copyを使用する必要があります。これらは前方互換性の確保のために使用されます。
表5-4 マッパー・ファイルの属性 この場合は、ASG_<logical file name>アクセス機能のみが生成されます。このアクセス機能は、CICS Oracle Tuxedo Application Runtimeによって呼び出すことができます。
注意: リスト5-4 マッパー・ファイルの例この例では、マッパー・ファイルの名前はSTFILEORAです。このファイルで処理するのは、変換オプションを使用してRDBMS表に移行されるPJ01AAA.SS.VSAM.CUSTOMERという名前の1ファイルのみです。このファイルを記述するために使用されるODCSF0B.cpyコピー・ファイルは、ソース・コピー・ファイルの1つです。OracleまたはDb2/luw (udb)の選択はdb-param.cfg構成ファイルで行います。COBOL記述ファイルを準備したら、mapper-<configuration name>.reファイルに記述したコピー・ファイルを$PARAM/file/recs-sourceディレクトリに置く必要があります。ソース・プラットフォームのCOBOLコピーブックを使用してファイルを記述する場合(「COBOL記述」を参照)、コピーブックの場所が直接使用されます。