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Oracle® Fusion Middleware Oracle Business Intelligence Enterprise Editionメタデータ・リポジトリ作成者ガイド
12c (12.2.1.1.0)
E77227-02
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管理ツール・ユーティリティの使用

Oracle BI管理ツールには、オブジェクトの名前変更、集計の保持、文字列の外部化などの機能を実行するいくつかのユーティリティおよびウィザードがあります。

この項では、次の項目について説明します。

列または表の置換ウィザードの使用

列または表の置換ウィザードを使用すると、論理表ソースでの物理列や表の置換プロセスが自動化されます。

たとえば、Oracle BI Applicationsを購入した場合、論理表ソースを更新して、異なるデータベース・タイプにマップできます。このユーティリティを使用して、論理表ソースのマッピングを開発表から本番表に変更することもできます。

列または表の置換ウィザードを使用して、同じ表内の単一の列または表全体を置換できます。表を置換する場合、表にあるすべての列をマップする必要があります。

論理表ソースの物理列を置換するには:

  1. 管理ツールで、「ツール」を選択してから、「ユーティリティ」を選択します。

  2. 論理表ソースの列または表の置換」を選択し、「実行」をクリックします。

  3. 「オブジェクトの選択」画面で、「単一の列のみの置換」を選択します。

  4. 左ペインで、置換する物理列を選択します。有効な列を選択する必要があります。たとえば、ソースとして複数の表を持つ論理表ソースで使用されている列は選択できません。

  5. 右ペインで、元の列の置換えとして使用する物理列を選択します。次に、「次」をクリックします。

  6. 「ソースの選択」画面に、選択した物理列にマップする論理表ソースがすべて表示されます。物理列マッピングを変更する論理表ソースを選択します。「修飾名の表示」を選択して、各ソースのフル・コンテキストを表示します。

    無効な論理表ソース(つまり、置換えに使用できない論理表ソース)を選択した場合、ソースを使用できない理由を説明するメッセージが表示され、そのソースのチェック・ボックスが無効になります。

    「オプション」ダイアログの「一般」タブで「置換ウィザードで使用できない論理表ソースの非表示」が選択されていると、無効な論理表ソースはリストに表示されません。かわりに、その列にマップしている論理表ソースがリストに表示されないときには、「情報」ボタンが表示されます。「情報」をクリックして、物理オブジェクトを論理表ソースで置換できない理由の詳細を表示します。

    「ソースの選択」画面は、選択した物理列にマップしている論理表ソースが複数ある場合のみ表示されます。

    論理表ソースを選択したら、「次へ」をクリックします。

  7. リポジトリがオンライン・モードで開いていると、「チェックアウト」画面が表示されます。オンライン・モードでは、オブジェクトを変更する前に、そのオブジェクトをチェックアウトする必要があります。「次へ」をクリックして、必要なオブジェクトをチェックアウトします。

  8. 「終了」画面に、置換するオブジェクトのサマリーが表示されます。変更を行う場合、「戻る」をクリックするか、ナビゲーション・パネルから特定の手順を選択します。

  9. 「終了」をクリックします。

論理表ソースの物理表を置換するには:

  1. 管理ツールで、「ツール」を選択してから、「ユーティリティ」を選択します。
  2. 論理表ソースの列または表の置換」を選択し、「実行」をクリックします。
  3. 「オブジェクトの選択」画面で、「表全体の置換」を選択します。
  4. 左ペインで、置換する物理表を選択します。
  5. 右ペインで、元の表の置換えとして使用する物理表を選択します。次に、「次」をクリックします。
  6. 「ソースの選択」画面に、選択した物理表にマップする論理表ソースがすべて表示されます。物理表マッピングを変更する論理表ソースを選択します。「修飾名の表示」を選択して、各ソースのフル・コンテキストを表示します。

    無効な論理表ソース(つまり、置換えに使用できない論理表ソース)を選択した場合、ソースを使用できない理由を説明するメッセージが表示され、そのソースのチェック・ボックスが無効になります。

    「オプション」ダイアログの「一般」タブで「置換ウィザードで使用できない論理表ソースの非表示」が選択されていると、無効な論理表ソースはリストに表示されません。かわりに、その列にマップしている論理表ソースがリストに表示されないときには、「情報」ボタンが表示されます。「情報」をクリックして、物理オブジェクトを論理表ソースで置換できない理由の詳細を表示します。

    「ソースの選択」画面は、選択した物理表にマップしている論理表ソースが複数ある場合のみ表示されます。

    論理表ソースを選択したら、「次へ」をクリックします。

  7. 「列の選択」画面の下部ペインに、選択した物理表の間の個別の列マッピングが表示されます。選択した2つの表にある列名が一致する場合、デフォルトの列マッピングが下部ペインに表示されます。

    列マッピングをマップ済列のリストに追加するには、まず左ペインでソース列を選択します。次に、右ペインで置換列を選択し、「追加」をクリックします。

    列マッピングをマップ済列のリストから削除するには、リストからマップ済列の行を選択し、「削除」をクリックします。

    この図は、「列の選択」画面を示しています。

  8. 選択した物理表の間の列のマッピングが終了したら、「次へ」をクリックします。
  9. リポジトリがオンライン・モードで開いていると、「チェックアウト」画面が表示されます。オンライン・モードでは、オブジェクトを変更する前に、そのオブジェクトをチェックアウトする必要があります。「次へ」をクリックして、必要なオブジェクトをチェックアウトします。
  10. 「終了」画面に、置換するオブジェクトのサマリーが表示されます。変更を行う場合、「戻る」をクリックするか、ナビゲーション・パネルから特定の手順を選択します。
  11. 「終了」をクリックします。

「Oracle BIイベント表」ユーティリティの使用

「イベント表」ユーティリティを使用すると、表をOracle Business Intelligenceイベント・ポーリング表として識別できます。

イベント・ポーリング表は、1つ以上の物理表が更新されたことをOracle BIサーバーを通知する方法です。

イベント表に追加される各行により、単一の更新イベントを示します。キャッシュ・システムは、イベント表から行を読み取るかイベント表をポーリングし、物理表の情報を行から抽出し、それらの物理表を参照するキャッシュ・エントリをパージします。

イベント・ポーリング表の詳細は、Oracle Business Intelligence Enterprise Editionシステム管理者ガイドのイベント・ポーリング表によるキャッシュ・イベント処理を参照してください。

Oracle BI EEイベント表ユーティリティを開始するには:

  1. 管理ツールで、「ツール」を選択してから、「ユーティリティ」を選択します。
  2. Oracle BI EEイベント表を選択し、「実行」をクリックします。

「文字列の外部化」ユーティリティの使用

「文字列の外部化」ユーティリティを使用して、「プレゼンテーション」レイヤーのサブジェクト・エリア名、表名、階層名および列名、ならびにこれらの説明をローカライズできます。

これらのテキスト文字列を、ANSI、UnicodeおよびUTF-8のエンコーディング・オプションを使用して外部ファイルに保存できます。また、Unicode暗号化を使用して文字列を一連のXMLファイルに保存することもできます。

「文字列の外部化」ユーティリティを使用する前に、「プレゼンテーション」レイヤーで文字列を外部化する必要があります。「プレゼンテーション」レイヤーで文字列を外部化する場合、次の事項に注意してください。

  • サブジェクト領域、プレゼンテーション表、プレゼンテーション列など任意のプレゼンテーション・レイヤー・オブジェクトを右クリックし、「表示名の外部化」「カスタム名の生成」または「記述子の外部化」「カスタム説明の生成」を選択して、文字列を外部化できます。「カスタム名の生成」を選択して、「文字列の外部化」ユーティリティを実行すると、変換キーも「文字列の外部化」ダイアログに表示されます。

  • これらの右クリック外部化オプションのいずれかを選択すると、選択したオブジェクトおよびその子オブジェクトに対して、「プロパティ」ダイアログで、「カスタム表示名」オプションまたは「カスタム説明」オプションが自動的に選択されます。

    たとえば、サブジェクト・エリアを右クリックし、外部化オプションのいずれかを選択すると、そのサブジェクト・エリア内のすべてのプレゼンテーション表、列、階層およびレベルに外部化フラグが設定されます。

  • 「文字列の外部化」ユーティリティを実行すると、「プレゼンテーション」レイヤーで外部化に選択した文字列のみが外部化されます。

「文字列の外部化」ユーティリティの使用の詳細は、Oracle Business Intelligence Enterprise Editionシステム管理者ガイドのリポジトリでのメタデータ名のローカライズを参照してください。

管理ツールから「文字列の外部化」ユーティリティを起動するには:

  1. 管理ツールで、「ツール」を選択してから、「ユーティリティ」を選択します。

  2. 文字列の外部化」を選択し、「実行」をクリックします。

「文字列の外部化」コマンドライン・ユーティリティを実行するには:

externalizestringsコマンドライン・ユーティリティを使用して、「プレゼンテーション」レイヤーのサブジェクト・エリア名、表名、階層名、列名およびこれらの説明をローカライズします。

  1. 次の場所にあるexternalizestringsユーティリティに移動します。

    BI_DOMAIN/bitools/bin

  2. 必要な構文の詳細は、externalizestringsユーティリティとともに表示される情報を参照してください。

「名前変更ウィザード」の使用

「名前変更ウィザード」を使用して、「プレゼンテーション」レイヤーおよび「ビジネス・モデルとマッピング」レイヤーの表および列の名前を変更できます。

これにより、物理名をわかりやすい名前に変換する便利な方法が提供されます。

メンテナンス性を向上させるために、プレゼンテーション・レイヤーではなく、ビジネス・モデルとマッピング・レイヤーでオブジェクトの名前を変更することをお薦めします。プレゼンテーション・オブジェクトではなく論理オブジェクトにわかりやすい名前を指定することによって、複数のサブジェクト・エリアで名前を再利用できます。また、ビジネス・モデルに変更を組み込むためにサブジェクト・エリアを削除して再作成する必要がある場合でも、名前が保持されます。

「名前変更ウィザード」を使用するには:

  1. 管理ツールで、「ツール」を選択してから、「ユーティリティ」を選択します。次に、「名前変更ウィザード」を選択して、「実行」をクリックします。

    「ビジネス・モデルとマッピング」レイヤーまたは「プレゼンテーション」レイヤーでオブジェクトまたは一連のオブジェクトを右クリックしてから「名前変更ウィザード」を選択して、「名前変更ウィザード」にアクセスすることもできます。ウィザードは、「ルールの選択」画面で始まり、選択した論理オブジェクトまたはプレゼンテーション・オブジェクトのみに適用されます。

  2. 「オブジェクトの選択」画面で、名前変更するオブジェクトを選択します。まず、オブジェクトが含まれているレイヤー(「プレゼンテーション」または「ビジネス・モデルとマッピング」)を選択し、次にオブジェクトを選択して「追加」をクリックします。選択したオブジェクトに関連付けられたオブジェクトをすべて追加するには、「階層の追加」をクリックします。次の点に注意してください。
    • プレゼンテーション階層からオブジェクトを選択するには、「プレゼンテーション名の編集」管理ツール・オプションを有効にする必要があります。

    • 「論理列名の使用」プロパティが選択されていない(Falseに設定されている)個別のプレゼンテーション列のみを選択できます。

    名前を変更するオブジェクトを選択したら、「次へ」をクリックします。

  3. 「タイプの選択」画面で、名前変更するオブジェクト・タイプ(「サブジェクト・エリア」、「論理表」、「論理列」など)を選択します。「プレゼンテーション列」を選択している場合、「論理列名の使用」プロパティが選択されていない(Falseに設定されている)個別のプレゼンテーション列のみで、名前を変更できます。次に、「次」をクリックします。
  4. 「ルールの選択」画面で、適用する名前変更ルールを選択し、「追加」をクリックします。特定の単語またはフレーズを名前変更するには、「指定されたテキストの変更」を選択します。

    名前変更ルールは、リストに表示される順に適用されます。ルールを適用する順序を変更するには、追加したルールを選択し、「上へ」または「下へ」をクリックします。

    たとえば、論理列GlobalGROUP、GlobalSales、およびGlobalCustomerNameをGroup、Sales、およびCustomer Nameに名前変更するとします。これを行うには、次のルールを指定の順序で適用できます。

    Insert space before each first uppercase letter, unless on the first position
    or there is a space already
    All text lowercase
    First letter of each word capital
    Change each occurance of "Global " to "" (not case sensitive)
    

    名前変更ルールを選択したら、「次へ」をクリックします。

  5. リポジトリがオンライン・モードで開いていると、「チェックアウト」画面が表示されます。オンライン・モードでは、オブジェクトを変更する前に、そのオブジェクトをチェックアウトする必要があります。「次へ」をクリックして、必要なオブジェクトをチェックアウトします。
  6. 「終了」画面に、名前変更するオブジェクトのサマリーが表示されます。名前変更するオブジェクトのリストを変更する場合、「戻る」をクリックするか、ナビゲーション・パネルから特定の手順を選択します。「終了」をクリックして、オブジェクトの名前を変更します。

この図は、名前変更ウィザードを示します。

「物理レイヤーの更新」ウィザードの使用

「物理レイヤーの更新」ウィザードを使用して、バックエンド・データベースの現行の定義に基づいて、リポジトリの「物理」レイヤーのデータベース・オブジェクトを更新できます。

物理レイヤーの更新ウィザードは、オンライン・モードで開かれたリポジトリでのみ使用できます。

このウィザードが更新を処理するとき、プレゼンテーション・サービスは、各バックエンド・データベースに接続します。「物理」レイヤーのオブジェクトは、バックエンド・データベースのオブジェクトと比較されます。説明テキストが、「物理」レイヤーのデータベースで定義されたオブジェクトとバックエンド・データベースで定義されたオブジェクトとの相違点(データ・タイプ長の不一致やバックエンド・データベースにないオブジェクトなど)を警告します。たとえば、あるオブジェクトがリポジトリの「物理」レイヤーのデータベースに存在するが、バックエンド・データベースに存在しない場合、次のテキストが表示されます。

Object does not exist in the database and will be deleted

このウィザードでは、バックエンド・データベースに存在するがリポジトリに存在しない列または表をリポジトリに追加しません。さらに、このウィザードでは、列キー割当てを更新しません。これは、データベースの列と一致する列がリポジトリにあることを確認した後で、この値が一致しない場合、このウィザードでは、リポジトリの列のタイプおよび長さを更新します。

各データベースの接続プール設定は、オブジェクトがバックエンド・データベースから「物理」レイヤーに最後にインポートされたときに使用した接続プール設定と一致する必要があります。接続プール設定の詳細は、接続プールの作成または変更を参照してください。

「物理」レイヤーのオブジェクトを更新するには:

  1. 管理ツールで、「ツール」を選択してから、「ユーティリティ」を選択します。
  2. 物理レイヤーの更新」を選択し、「実行」をクリックします。

    リポジトリの「物理」レイヤーにあるデータベースは、ウィザードの左ペインにリストされます。

  3. 「データベースの選択」画面で、左ペインで更新するデータベースを選択し、「追加」をクリックします。右ペインの更新リストからデータベースを削除するには、削除するデータベースを選択し、「削除」をクリックします。
  4. 「次」をクリックします。
  5. 「接続プールの選択」画面で、更新する各データベースの接続プールを選択し、「次へ」をクリックします。続行する前に、変数の値を設定または確認する必要がある場合があります。
  6. 「更新」画面で、各更新の情報を確認し、実行する更新を選択します。「名前」列ヘッダーをクリックして、行をソートできます(昇順と降順を切り替えます)。
  7. 「物理」レイヤーの特定のオブジェクトをウィザードで更新しない場合、「戻る」ボタンをクリックして、そのオブジェクトを削除します。
  8. リポジトリがオンライン・モードで開いていると、「チェックアウト」画面が表示されます。オンライン・モードでは、オブジェクトを変更する前に、そのオブジェクトをチェックアウトする必要があります。「次へ」をクリックして、必要なオブジェクトをチェックアウトします。
  9. 「終了」をクリックします。

    ウィザードは、「物理」レイヤーのオブジェクトを更新し、自動的に閉じます。データベースに存在しないオブジェクトは削除されます。

  10. ファイル」メニューで、「保存」を選択して「物理」レイヤーに更新したオブジェクトを保存します。

リポジトリ・マッピングのドキュメントの生成

「リポジトリ・ドキュメント」ユーティリティは、プレゼンテーション列のマッピングを対応する論理列および物理列に記録します。

ドキュメントには、これらの列に関連付けられた条件式も含まれます。ドキュメントは、カンマ区切り(CSV)形式、XML形式またはタブ区切り(TXT)形式で保存できます。

「リポジトリ・ドキュメント」ユーティリティを使用して、Oracle Business Intelligenceメタデータをフラット・ファイルに抽出し、これをExcelおよびRDBMSにロードできます。結果として得られるファイルを問い合せ、質問(「物理列Xを削除すると、影響を受ける論理列はどれですか」や「ビジネス・モデルで物理表W_SRVREQ_Fを参照している場所はいくつですか」など)に回答できます。次に、リポジトリ内の要素間の依存関係を確立できます。

Excelは、1,000,000行のデータ・セットのみを許容します。大きなリポジトリでは、これを超える場合があります。したがって、関連ビジネス・モデルを新しいプロジェクトに抽出して、リポジトリのサブセットで「リポジトリ・ドキュメント」ユーティリティを実行する必要がある場合があります。詳細は、マルチユーザー開発環境の設定と使用を参照してください。

「リポジトリ・ドキュメント」ユーティリティは、現行リポジトリの「プレゼンテーション」レイヤーと「物理」レイヤーの間の接続を示す、カンマ区切り形式のファイルまたはタブ区切り形式のファイルを作成します。このファイルは、「物理」レイヤーとしてリポジトリにインポートできます。ファイルには、リポジトリ変数およびマーケティング・オブジェクトに関する情報は含まれていません。

「リポジトリ・ドキュメント」ユーティリティを実行するには:

  1. 管理ツールで、「ツール」を選択してから、「ユーティリティ」を選択します。
  2. リポジトリ・ドキュメント」を選択し、「実行」をクリックします。
  3. 「名前を付けて保存」ダイアログで、ファイルを保存するディレクトリを選択します。
  4. ファイルの名前を入力します。
  5. ファイルのタイプおよび「エンコーディング」値を選択し、「保存」をクリックします。現行のエンコーディング・オプションは、ANSI、UnicodeおよびUTF-8です。

メタデータ・ディクショナリの生成

メタデータ・ディクショナリを生成して、リポジトリ・オブジェクトのメトリックや属性に関する詳細情報をOracle Business Intelligenceユーザーが得る場合に役立てることができます。

たとえば、紛らわしいメタデータ・オブジェクト名が原因である問題の解決や、属性が複雑な方法で派生している場合に詳細情報の取得をユーザーが行う必要がある場合があります。

メタデータ・ディクショナリは、静的なXMLドキュメントのセットです。各XMLドキュメントは、列などのメタデータ・オブジェクト(そのプロパティおよび他のメタデータ・オブジェクトとの関係を含む)について説明します。これらのXMLドキュメントは、Oracle BIプレゼンテーション・サービス・ユーザー・インタフェース内で表示できます。またはブラウザで直接表示できます。

管理ツールを使用して、リポジトリのメタデータ・ディクショナリを生成します。ディクショナリは、リポジトリの変更と異なり、動的には変更されないため、定期的にディクショナリを生成し、その内容を更新する必要があります。

メタデータ・ディクショナリ・ファイルは、Oracle HTTP ServerやApache HTTP ServerなどのWebサーバー上にホストする必要があります。ディクショナリを生成するとき、出力場所をWebサーバー上の最終的な場所または一時的な場所に設定できます。一時的な場所にディクショナリを生成する場合、このファイルをWebサーバー上の場所にコピーする必要があります。

大きなリポジトリの一部は、数万のオブジェクトを含むことができます。大きなリポジトリ用にディクショナリを生成する場合、非常に長い時間がかかる可能性があります。

メタデータ・ディクショナリを生成するには:

  1. 管理ツールで、リポジトリをオフライン・モードで開きます。オンライン・モードでは、メタデータ・ディクショナリを生成できません。
  2. ツール」→「ユーティリティ」を選択します。
  3. メタデータ・ディクショナリの生成」を選択し、「実行」をクリックします。
  4. 「ディレクトリの選択」ダイアログで、「参照」をクリックし、ディクショナリを保存する場所を検索し、選択します。次の方法で、ディクショナリの保存場所を選択できます。
    • ローカルまたはネットワークの場所を選択します。ディクショナリを生成するとき、リポジトリと同じ名前のサブディレクトリがその場所に作成されます。ディクショナリのディレクトリおよびファイルがそのサブディレクトリに作成されます。

      たとえば、 J:\BI_DataDictionaryを選択し、リポジトリ名がdemo1.rpdの場合、ディクショナリ・ファイル(スタイル・シートを含む)は、J:\BI_DataDictionary\demo1に作成されます。

    • IIS仮想ディレクトリを使用する場合、ディクショナリを生成する前に、IISで仮想ディレクトリを作成または選択できます。ディクショナリを生成するとき、このIIS仮想ディレクトリに関連付けられた物理ディレクトリを選択します。

    ディクショナリはマルチバイト・キャラクタでディレクトリに格納できません。ディクショナリに必要なディレクトリの作成についてシステム・エラーが発生した場合は、別のディレクトリを選択する必要があります。

  5. 「OK」をクリックします。
  6. ファイルをWebサーバー上の場所に直接保存しなかった場合、ファイルをWebサーバーにコピーし、ファイルにアクセスできることを確認します。詳細は、ご使用のWebサーバーのドキュメントを参照してください。

    メタデータ・ディクショナリ・ファイルを表示できる場所は、ご使用のWebサーバーのホスト名およびポート番号、ならびにファイルを保存したディレクトリの場所によって異なります。

  7. instanceconfig.xml構成ファイルを編集して、Oracle BIプレゼンテーション・サービス・ユーザー・インタフェースのメタデータ・ディクショナリ機能を有効にし、ユーザー、グループまたはアプリケーション・ロールに適切な権限を付与する必要があります。これらの追加の構成手順の詳細は、メタデータ・ディクショナリの情報へのアクセスの提供を参照してください。

メタデータ・ディクショナリを生成すると、そのディクショナリのスタイル・シートおよび索引ファイルが作成されます。関連スタイル・シート(XSLファイル)が作成され、リポジトリ・ディレクトリ内のxslというディレクトリに保存されます。

名前索引およびツリー索引が作成され、 [drive]:\[path]\[repository name]ルート・ディレクトリに保存されます。これらの索引ファイルは、相互に関連付けられており、表示を素早く切り替えられます。

Oracle BIプレゼンテーション・サービス・ユーザー・インタフェースからメタデータ・ディクショナリの情報を表示する方法の詳細は、Oracle Business Intelligence Enterprise Editionユーザーズ・ガイドを参照してください。

メタデータ・ディクショナリの情報へのアクセスの提供

分析の作成時、コンテンツ・デザイナは、サブジェクト領域、フォルダ、列またはレベルに関する追加情報(他のメタデータ・オブジェクトとの関係など)を参考用に必要とすることがあります。

コンテンツ・デザイナにこれらの情報を提供するには、コンテンツ・デザイナがリポジトリのメタデータ・ディクショナリにアクセスできるようにします。

メタデータ・ディクショナリには、リポジトリ内に格納されているメトリックと、リポジトリ・オブジェクトの属性が記述されています。メタデータ・ディクショナリの出力は静的なXMLドキュメント・セットです。

メタデータ・ディクショナリの情報にアクセスできるようにするには:

  1. メタデータ・ディクショナリが生成されていて、ファイルが適切な場所に保存されていることを確認します。詳細は、メタデータ・ディクショナリの生成を参照してください
  2. instanceconfig.xmlファイル内のServerInstance要素にあるDictionaryURLPrefix要素を、次のいずれかの値に設定します。指定する値は、使用しているWebサーバーに応じて異なります。
    • XMLファイルが保存されているディレクトリ名を表す接頭辞。このディレクトリがWebサーバーの共有ディレクトリとして指定されていることと、WebサーバーがOracle BI EEで使用しているものと同じであることが必要です。

      たとえば、メタデータのXMLファイルがmetadictionaryディレクトリ内のdemo1というディレクトリに保存されているとします。また、metadictionaryディレクトリはWebサーバーの共有ディレクトリとして指定されており、WebサーバーはOracle BI EEでも使用されているとします。この場合、DictionaryURLPrefix要素に次の値を指定します。

      <DictionaryURLPrefix>demo1/</DictionaryURLPrefix>

      ディレクトリの共有の詳細は、使用しているWebサーバーのドキュメントを参照してください。

    • XMLファイルが格納されているディレクトリを指すURL。メタデータ・ディクショナリのファイルの保存場所が、Oracle BI EEで使用しているWebサーバーのディレクトリ構造と異なる場合は、このような値を使用します。次に例を示します。

      <DictionaryURLPrefix>http://10.10.10.10/metadictionary/demo1</DictionaryURLPrefix>

    次に、instanceconfig.xmlファイルの設定例を示します。

    <WebConfig>
      <ServerInstance>
        <SubjectAreaMetadata>
          <DictionaryURLPrefix>demo1</DictionaryURLPrefix>
        </SubjectAreaMetadata>
      </ServerInstance>
    </WebConfig>
    
  3. 該当するコンテンツ・デザイナに、メタデータ・ディクショナリへのアクセス権限を付与します。権限の詳細は、Oracle Business Intelligence Enterprise Editionセキュリティ・ガイドのアプリケーション・ロールを使用したプレゼンテーション・サービス権限の管理を参照してください。

コンテンツ・デザイナでメタデータ・ディクショナリの情報を表示する方法の詳細は、Oracle Business Intelligence Enterprise Editionユーザーズ・ガイドの「サブジェクト領域」ペインからのメタデータ情報の表示を参照してください。

使用されていない物理オブジェクトの削除

この手順を使用して、リポジトリにある不要になったオブジェクトを削除します。

大きなリポジトリは、サーバー上で多くのメモリーを使用し、保守が困難です。また、大きなリポジトリでは開発に時間がかかります。データベース、初期化ブロック、物理カタログ、および変数を削除できます。

使用されていない物理オブジェクトを削除するには:

  1. 管理ツールで、「ツール」を選択してから、「ユーティリティ」を選択します。
  2. 使用されていない物理オブジェクトの削除」を選択し、「実行」をクリックします。
  3. 「使用されていない物理オブジェクトの削除」ダイアログで、「タイプ」リストからオブジェクトのタイプを選択します。
  4. オブジェクトのリストで、削除するオブジェクトのみが選択されていることを確認します。

    オブジェクトのリストの下に、選択したオブジェクト数およびオブジェクトの総数が表示されます。

  5. 選択したオブジェクトを削除するには、「はい」をクリックします。

集計の保持

集計の永続性ウィザードを使用して、集計表を作成し、これをメタデータにマップするために使用するSQLファイルを作成できます。

詳細は、集計の永続性ウィザードを使用した集計指定の生成を参照してください。

Oracle BIサマリー・アドバイザ・ウィザードの使用方法

Oracle Exalytics Machine上でOracle Business Intelligenceを実行している場合、Oracle BIサマリー・アドバイザ・ウィザードを使用して、問合せのパフォーマンスが向上する集計を特定して推奨集計を作成するスクリプトを生成できます。

詳細は、集計の問合せの候補を特定するためのOracle BIサマリー・アドバイザの使用方法を参照してください。

Oracle BIサマリー・アドバイザ・ウィザードは、Oracle Exalytics Machine上でOracle Business Intelligenceがオンライン・モードの場合にのみ使用できます。

プレゼンテーション・フォルダの変換ユーティリティの使用

「プレゼンテーション表」ダイアログの「子プレゼンテーション表」タブを使用して子プレゼンテーション表を指定し、アンサーおよびBIコンポーザでネストされたフォルダを表示できるようになりました。

さらに、プレゼンテーション表名の先頭にハイフンを追加することで、またはプレゼンテーション表の説明の先頭に矢印(->)を追加することで、アンサーで1レベルのネストを作成することが可能でした。これらの方法を使用してネストを作成した場合は、プレゼンテーション・フォルダの変換ユーティリティを実行して、メタデータを新しい構造に変換することをお薦めします。

注意:

プレゼンテーション表名の先頭にハイフンを付けるか、プレゼンテーション表の説明の先頭に矢印を付けてネストを作成する方法は、このリリースでは非推奨になり、今後のリリースで削除される予定です。

プレゼンテーション・フォルダの変換ユーティリティを使用する手順は次のとおりです。

  1. 管理ツールで、リポジトリをオフライン・モードで開きます。

    注意:

    「プレゼンテーション・フォルダの変換」ユーティリティは、オンライン・モードで実行しないでください。

  2. ツール」→「ユーティリティ」を選択します。
  3. 「プレゼンテーション・フォルダの変換」を選択して、「実行」をクリックします。

    プレゼンテーション表名および説明からハイフンと矢印が消去され、影響を受ける表が、該当する親オブジェクトの子表としてリストされます。

論理列タイプのリストの生成

論理列タイプのドキュメントの生成ユーティリティを使用して、論理列とそれに対応するタイプの完全なリストを生成できます。

出力はXML形式で保存されます。ANSI、Unicode、またはUTF-8のエンコーディング・オプションを選択できます。

このユーティリティは、論理列タイプの比較ユーティリティと同時に使用されることがよくあります。詳細は、論理列タイプの比較を参照してください。

論理列タイプのリストを生成する手順は次のとおりです。

  1. 管理ツールで、「ツール」を選択してから、「ユーティリティ」を選択します。
  2. 論理列タイプのドキュメントの生成を選択して、「実行」をクリックします。
  3. 「名前を付けて保存」ダイアログで、ファイルを保存するディレクトリを選択します。
  4. ファイルの名前を入力します。このファイルには、XMLファイル拡張子が付いている必要があります。
  5. 「エンコーディング」の値(ANSI、Unicode、またはUTF-8)を選択して、「保存」をクリックします。

biservergentypexmlユーティリティを使用した論理列タイプのリストの生成

biservergentypexmlユーティリティを使用して、論理列およびその対応するタイプのリストを生成できます。

biservergentypexmlユーティリティは、管理ツールの「論理列タイプ・ドキュメントの生成」ユーティリティと似ています。このユーティリティは、WindowsシステムとUNIXシステムの両方で使用できます。biservergentypexmlは、RPD形式のバイナリ・リポジトリでのみ使用できます。

biservergentypexmlユーティリティの場所は、次のとおりです。

BI_DOMAIN/bitools/bin

構文

biservergentypexmlユーティリティは次のパラメータを取ります。

biservergentypexml -R repository_name [-P repository_password] 
-O output_XML_file_name {-8 | -U | -A}

説明:

repository_nameは、論理列タイプのリストの生成元とするリポジトリの名前とパスです。

repository_passwordは、論理列タイプのリストの生成元とするリポジトリのパスワードです。

repository_password引数はオプションです。パスワード引数を指定しなかった場合、コマンドの実行時にパスワードを入力するように求められます。セキュリティ侵害のリスクを最小限にとどめるために、パスワード引数をコマンドラインやスクリプトで指定しないことをお薦めします。パスワード引数のサポートは下位互換性の保持を目的としており、将来のリリースでは削除される予定です。スクリプト上の理由から、標準入力によってパスワードを指定できます。

output_XML_file_nameは、このユーティリティによって生成された出力を保存するXMLファイルの名前とパスです。

-8は、出力ファイルに対してUTF-8エンコーディングを指定します。

- Uは、出力ファイルに対してUnicodeエンコーディングを指定します。

- Aは、出力ファイルに対してANSIエンコーディングを指定します。

次の例では、UTF-8でエンコードされたlog_col_types.xmlという出力XMLファイルが作成され、このファイルにはmy_repos.rpdからの論理列タイプが含まれます。

biservergentypexml -R my_repos.rpd -O log_col_types.xml -8
Give password: my_rpd_password

注意:

リポジトリ・ファイルと出力XMLファイルが別のディレクトリにある場合は必ず、両方のファイルへの完全なパス名を指定してください。

論理列タイプのドキュメントの出力サンプル

論理列タイプのドキュメントの出力サンプルを確認できます。

管理ツールの「論理列タイプ・ドキュメントの生成」ユーティリティまたはbiservergentypexmlユーティリティを使用して生成された論理列タイプのドキュメントは、次のようになります。

<?xml version="1.0" encoding="UTF-8" ?>
 <REPOSITORY>
  <BUSINESS_MODEL NAME="SampleApp Lite">
   <LOGICAL_TABLE NAME="D1 Products">
    <COLUMN NAME="Product Number">
     <TYPE>INT</TYPE>
     <NULLABLE>No</NULLABLE>
    </COLUMN>
    <COLUMN NAME="Product">
     <TYPE>VARCHAR</TYPE>
     <LENGTH>25</LENGTH>
     <NULLABLE>No</NULLABLE>
    </COLUMN>
    <COLUMN NAME="Product Type">
     <TYPE>VARCHAR</TYPE>
     <LENGTH>25</LENGTH>
     <NULLABLE>No</NULLABLE>
    </COLUMN>
    <COLUMN NAME="Product Type Key">
     <TYPE>INT</TYPE>
     <NULLABLE>No</NULLABLE>
    </COLUMN>
...
   </LOGICAL_TABLE>
   <LOGICAL_TABLE NAME="D0 Time">
    <COLUMN NAME="Calendar Date">
     <TYPE>DATE</TYPE>
     <NULLABLE>No</NULLABLE>
    </COLUMN>
    <COLUMN NAME="Per Name Week">
     <TYPE>VARCHAR</TYPE>
     <LENGTH>12</LENGTH>
     <NULLABLE>No</NULLABLE>
    </COLUMN>
...
   </LOGICAL_TABLE>
  </BUSINESS_MODEL>
 </REPOSITORY>

論理列タイプの比較

論理列タイプはMUD開発の途上で変更される場合があり、その結果、予期しない論理列タイプが生成されることがあります。

この場合は、管理ツールの「論理列タイプ・ドキュメントの生成」ユーティリティを使用するか、biservergentypexmlを使用して論理列とそのタイプのリストを生成し、後続のMUDバージョンに対して「論理列タイプの比較」ユーティリティを使用して、論理列のタイプを予期されるとおりに一致させることができます。たとえば、リポジトリ・バージョン20に対して論理列タイプのリストを生成し、論理列タイプの比較ユーティリティを使用してそのリストをリポジトリ・バージョン30と比較することができます。

このユーティリティを使用するには、現在のリポジトリとの比較の対象となる論理列タイプのリストを生成しておく必要があります。論理列タイプの比較ユーティリティでは、リポジトリとXMLファイルの両方に存在する論理列のみが比較され、新規に作成された論理列と削除済の列は無視されます。

論理列タイプを比較する手順は次のとおりです。

  1. 論理列タイプはMUD開発の途上で変更される場合があり、その結果、予期しない論理列タイプが生成されることがあります。「ツール」を選択してから、「ユーティリティ」を選択します。
  2. 論理列タイプの比較を選択して、「実行」をクリックします。
  3. 「XMLファイルの選択」ダイアログで、現在のリポジトリにある列タイプの比較の対象とする論理列タイプの生成済リストを選択します。
  4. 「開く」をクリックします。

アップグレードIDの修正

リポジトリを比較またはマージしている場合、アップグレードIDが正しく機能しないことがあります。

アップグレードIDの修正ユーティリティを使用して、アップグレードIDの問題を修正できます。

Oracle BIはアップグレードIDを使用して、リポジトリを比較またはマージします。2つのリポジトリの2つのオブジェクトが同じオブジェクトである場合に確認します。ただし、場合によっては、アップグレードIDが正しく機能しないことがあります。たとえば、2つ以上のオブジェクトが同じアップグレードIDを持つ場合、オブジェクトにアップグレードIDが見つからない場合および非表示の内部オブジェクトにアップグレードIDが設定されている場合などです。

アップグレードIDを修正するには:

  1. 管理ツールで、「ツール」を選択してから、「ユーティリティ」を選択します。
  2. アップグレードIDの修正を選択して、「実行」をクリックします。

    読取り専用モードで開いているリポジトリにユーティリティを実行した場合、ユーティリティはリポジトリの無効なアップグレードIDの数をレポートします。アップグレードIDを修正するには、読取り専用モード以外でリポジトリを開き、ユーティリティを再実行する必要があります。

    読取り専用ではないリポジトリでユーティリティを実行した場合、ユーティリティは無効なアップグレードIDを修正し、修正したアップグレードIDの数を示すメッセージを表示します。

権限の一括設定

同じオブジェクト、データ・フィルタおよび問合せ制限権限を複数のユーザーまたはロールに同時に割り当てる場合、「権限の一括設定」ユーティリティを使用できます。

権限を一括設定するには:

  1. 管理ツールで、「ツール」を選択してから、「ユーティリティ」を選択します。
  2. 「権限の一括設定」を選択して、「実行」をクリックします。
  3. 「権限の一括設定」ダイアログで、権限を設定する項目(オブジェクト権限、データ・フィルタおよび問合せ制限)を指定します。
  4. 権限をまとめて割り当てるユーザーおよびロールを選択し、「追加」をクリックして選択された表に移動します。
  5. 「OK」をクリックします。ダイアログで、権限をまとめて割り当てる項目(たとえば、データ・フィルタなど)に対応するタブを選択して、選択したユーザーおよびロールに割り当てる権限を指定します。

    「オブジェクト権限」タブの入力の詳細は、オブジェクト権限の設定を参照してください

    「データ・フィルタ」タブの入力の詳細は、リポジトリ内の行レベル・セキュリティ(データ・フィルタ)の設定を参照してください

    「問合せ制限」タブの入力の詳細は、問合せ制限の設定を参照してください

  6. 権限を指定した後、「OK」をクリックします。