新機能と変更点

次の各項目では、12.2.1での新機能および変更された機能を紹介します。

• WebサービスのWLSTコマンドに対する変更を次にまとめます。

  • すべてのWebサービス・スタック間で一貫性を提供するために、WebサービスのWLSTフレームワークを再設計しました。その結果、多数の新規および非推奨になったOracle Infrastructure WebサービスのWLSTコマンドがあります。非推奨となったコマンドは、このドキュメント全体で特定されています。非推奨のコマンドおよび相当する12cのコマンドの完全なリストは、『Oracle Fusion Middleware Infrastructureリリース・ノート』の非推奨となったOracle Infrastructure Webサービスのコマンドに関する項を参照してください。

  • 新しいWebサービスのWLSTコマンド・カテゴリは、次のとおりです。

    • セッションを管理するためのセッション・コマンド。

    • Webサービスおよびクライアント・ポリシー・サブジェクトを表示および管理するためのポリシー・サブジェクト・コマンド。

    • OWSMドメイン構成を表示および管理するための構成コマンド。

    詳細は、「WebサービスのWLSTコマンド・カテゴリ」を参照してください。

  • ポリシー・サブジェクトを特定するために使用するコマンド構文が変更されました。詳細は、「アプリケーション名、コンポジット名およびサービス名の指定」および「ポリシー・サブジェクトの特定」を参照してください。

  • アプリケーション・メタデータのエクスポート、ポリシー・アタッチメントおよびロールの移行およびOWSMリポジトリのアップグレードのためのOWSMリポジトリの新しいWLSTコマンドが提供されています。詳細は、「OWSMリポジトリ管理コマンド」を参照してください。

  • 「トークン発行者信頼構成コマンド」に記載されているとおり、Webサービスのトークン発行者信頼ドキュメントを管理するための新しいWLSTコマンドが提供されています。

• Oracle HTTP ServerのWLSTコマンドは、『Oracle HTTP Server管理者ガイド』のOracle HTTP Server WLSTカスタム・コマンドに関する項にあります。

• DMSパラメータ・スコープ・メトリック・ルール用の新しいカスタムWLSTコマンド。詳細は、「DMSパラメータ・スコープ・メトリック・ルール・コマンド」を参照してください。

• Java EE Webサービスでグローバルにアタッチされたポリシーがサポートされるようになりました。この結果、グローバルにアタッチされたポリシーがJava EE Webサービスでサポートされていないことを伝える多数の注記が削除されました。さらに、「ポリシー・サブジェクト・コマンド」の下の多数のセクションが、この新しいサポートを反映して更新されました。

• ADFアプリケーションのWebサービス接続を作成、リスト、削除する新しいカスタムWLSTコマンド。詳細は、「createWebServiceConnection」を参照してください。