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Oracle® Fusion Middleware Oracle WebCenter Portalでのポータルの構築
12c (12.2.1.1)
E77297-02
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16 ページ・テンプレートの使用

この章では、WebCenter Portalでページ・テンプレートを作成、変更および管理する方法について説明します。

この章の内容は次のとおりです。

権限

共有ページ・テンプレートでこの章のタスクを実行するには、アプリケーション・レベルのCreate, Edit and Delete Page Templates権限が必要です。Application Specialistロールを持つユーザーには、この権限がデフォルトで付与されます。アプリケーション・レベルの権限の詳細は、『Oracle WebCenter Portalの管理』のアプリケーション・ロールと権限の概要に関する項を参照してください。

この章のタスクを実行するには、次のいずれかのポータル・レベルの権限が必要です。

  • Assets: Create, Edit, and Delete Assets、またはCreate AssetsおよびEdit Assets (標準権限)

    または
  • Page Templates: Create, Edit, and Delete Page TemplatesまたはCreate Page TemplatesEdit Page Templates (アドバンスト権限)。

ポータル・レベルの権限の詳細は、「ポータルのロールと権限について」を参照してください。

関連項目:

他のアセットとともにページ・テンプレートを使用してポータルのルック・アンド・フィールを定義する方法の詳細は、「ポータルのルック・アンド・フィールの作成」を参照してください。

16.1 ページ・テンプレートについて

「ポータル・アセットの作成、編集および管理」で説明しているように、ページ・テンプレートは、ポータル・アセットです。WebCenter Portalでは、「アセット」ページと「共有アセット」ページに複数の組込みページ・テンプレートが用意され、新しいカスタム・ページ・テンプレートを作成することもできます。

注意:

ページ・テンプレートの作成と編集は、かなり複雑なタスクになります。ページ・テンプレートはWebCenter Portalで開発できますが、編集機能は制限されています。そのため、開発者はJDeveloperを使用して、ポータルのページ・テンプレートを開発することをお薦めします。開発が完了したページ・テンプレートは、開発者が直接WebCenter Portal (ポータル・サーバー)または特定のポータルに公開して、すぐに使用したり、テストすることができます。または、開発者はページ・テンプレートをファイルにエクスポートし、後でそのページ・テンプレートをWebCenter Portalにアップロードできます。

詳細は、『Oracle JDeveloperによるWebCenter Portalアセットとカスタム・コンポーネントの開発』のページ・テンプレートの開発に関する項を参照してください。

ポータルのすべてのページは、ページ全体の構造とレイアウトを定義するページ・テンプレートに関連付けられています。ポータルのすべてのページで外観と動作が一貫するように、これらのすべてにおいて、ポータル・マネージャがデフォルトとして設定した、同じページ・テンプレートが使用されます(「デフォルトのページ・テンプレートの設定」を参照)。これに対し、ページ・スタイルではメイン・コンテンツ領域の初期レイアウトを定義し、ページごとに固有となる可能性があります(「ページ・スタイルについて」を参照)。

ページ・テンプレートが共有アセット(すべてのポータルで使用可能)の場合、すべてのポータルの「アセット」ページにポータル固有のページ・テンプレートとともに表示されます。個々のポータルで使用するための共有アセットをポータルの「アセット」ページでカスタマイズすることはできません。すべてのポータルで使用するためにアプリケーション・レベルで共有アセットを編集する場合は、「共有アセットの編集」を参照してください。

ページ・テンプレートの標準的な要素は次のとおりです。

  • ヘッダー、コンテンツ領域(各ページで異なる)およびフッター。ヘッダーとフッターには、一般にブランド固有の要素が含まれます。たとえば、ヘッダーには通常、ロゴや、場合によってはスローガンが含まれます。フッターには通常、連絡先および著作権情報が含まれます。コンテンツ領域のレイアウトは、ページ・スタイルによって定義されます(「ページ・スタイルの使用」を参照)。

  • ポータル・ナビゲーション。たとえば、ヘッダーにはグローバル・ナビゲーションがあり、ページの左側には追加のナビゲーションがあります。「ページ・テンプレートへのナビゲーションの追加」を参照してください。

  • 追加のリンクおよびアクション。ポータル固有のリンクおよびアクションには、ログイン/ログアウト、ポップアップ・メニュー、グローバル・リンク(Web管理者へのメール送信やプライバシ情報の表示など)が含まれます。

  • 条件要素。たとえば、ページの一部の要素は、ユーザーがパブリック・ユーザーか認証されたユーザーかによって、あるいは、ユーザーのロールおよび権限によってそれぞれ異なります。

図16-1は標準的なページ・テンプレートを示し、ここには次の要素が含まれています。

  1. ページ上部のヘッダー。

  2. 重要なリソースにリンクする、ヘッダーの下またはサイドバー内にあるナビゲーション構造。

  3. ページ・スタイルで定義されている独自のスタイルやレイアウトを保持できるページ・コンテンツ領域。

  4. ページ下部のフッター。

図16-1 ページ・テンプレート - 基本構造

図16-1の説明が続きます
「図16-1 ページ・テンプレート - 基本構造」の説明

ページ・テンプレートは、ページの上部またはページの横側にポータルのナビゲーションを公開します。

  • トップ・ナビゲーション・ページ・テンプレートは、ヘッダー領域にポータル・ナビゲーションを公開します。トップ・ナビゲーションの場合、ページの水平方向の領域を有効に使用できます。ポータル・ナビゲーションのトップ・レベル・ページが7レベル以下の場合は、この方式をお薦めします。このページ・テンプレートの設計には、通常、panelGroupLayoutコンポーネントを使用するヘッダー、ページおよびフッターのセクションが含まれ、フロー・レイアウト(後述)が必要なサイトの開始点に適しています。

  • サイド・ナビゲーション・ページ・テンプレートは、ページの左側のサイドバーにポータル・ナビゲーションを公開します。サイド・ナビゲーションは垂直方向に表示されるため、ナビゲーション・アイテムのリストが長くても対応できます。ポータル・ナビゲーションのトップ・レベル・ページが7レベルを超える場合は、この方式をお薦めします。ナビゲーションが複雑な場合は、サイド・ナビゲーション・テンプレートを選択します。

トップ・ナビゲーションとサイド・ナビゲーションのどちらのページ・テンプレートも、フロー・レイアウトまたはストレッチ・レイアウトが実装されます。

  • 最も一般的なレイアウトは、フロー・レイアウトです。コンポーネントは、隣合せまたは縦並びで配置され、元々のサイズで表示されます。ページのコンテンツがブラウザ・ウィンドウのサイズを超えた場合、ブラウザのページにはスクロール・バーが表示されます。

  • ストレッチ・レイアウトは、ページ・コンテンツが大きな領域を占める場合や、ブラウザ・ウィンドウのサイズに応じてページ・コンテンツを拡大および縮小する場合に適している可能性があります。たとえば、ストレッチ・レイアウトは、ページに表またはグラフが含まれていて、そのサイズにかかわらずコンテンツ領域全体にこれを表示する場合に適しています。また、編集領域が含まれるページで、コンテンツ領域と同じ高さと幅でエディタを使用する必要がある場合にも適しています。このレイアウトにはページ・コンテンツ用のリージョンがあり、ブラウザ・ウィンドウのサイズ内にコンテンツが収まらない場合は、ページ上のリージョンに垂直および水平のスクロール・バーが追加されます。ページにスクロール・バーが追加されると、コンテンツ領域がスクロールされる間、ナビゲーション領域、ページ・ヘッダーおよびページ・フッターはそのままビューに残ります。

各ページ・テンプレートは、スキンとともに機能して、ポータル内のページのルック・アンド・フィール全体を決定します。ページ・テンプレートはページ上のコンポーネントの場所と動作を制御し、スキンは、色、フォントなどの様々な側面でコンポーネントの視覚的な外観を制御します。

関連項目:

スキンの使用

各ページ・テンプレートで優先スキンを定義すると、それぞれのページ・テンプレートで最適に機能するスキンを指定できます。ページ・テンプレートをポータルのデフォルト・ページ・テンプレートまたはシステム・デフォルトとして選択すると、デフォルトのスキンからページ・テンプレートの優先スキンに自動更新されます。

16.1.1 組込みページ・テンプレートについて

WebCenter Portalには、表16-1に示すように、一般的なページ設計要件に適した組込みページ・テンプレートがいくつか用意されています。

アプリケーション・レベルでは、組込みページ・テンプレートはいずれも、直接編集またはカスタマイズできません。これらのテンプレートのいずれかを要件に合うように変更する場合は、新しいページ・テンプレートを作成する必要があり(「ページ・テンプレートの作成」を参照)、「コピー元」リストから組込みページ・テンプレートを選択して、新しいページ・テンプレートで必要な調整を行います。

注意:

組込みページ・テンプレートは、1レベルまたは2レベルのナビゲーションを表示するよう設計されています。ナビゲーションが2レベルを超える場合、組込みページ・テンプレートを使用すると、最初の1レベルまたは2レベルのみが表示されます。それ以上のレベルのナビゲーションを表示するには、独自のページ・テンプレートを作成するか、組込みページ・テンプレートをコピーし、そのコピーを編集して、要件を満たす必要があります。

ページ・テンプレート内でポータル・ナビゲーションを視覚化する方法の詳細は、「ページ・テンプレートへのナビゲーションの追加」を参照してください。

WebCenter Portalページ・テンプレートには、次の複数の機能が組み込まれています。

  • ログインおよびログアウト

  • ユーザー・プロファイルおよびユーザー・プリファレンス

  • ページの編集、作成および管理

  • ホーム・ポータル

  • 「ポータル」メニュー

  • 管理者への連絡

  • コピーライト・メッセージおよびブランド

  • 検索

    注意:

    「検索」ボックスのヒント・テキストと操作は、構成されているSESのバージョンによって異なります。たとえば、SES 11.2.2.2では、「検索」ボックスにヒント・テキスト「すべての検索」が表示されます。SES 11.1.2.2では、ヒント・テキストは表示されません。詳細は、『Oracle WebCenter Portalの使用』ポータルへの検索の追加に関する項を参照してください。

表16-1は、組込みページ・テンプレートをリリース別に最新のものから古いものへと年代順に示しています。一部の古いページ・テンプレートは、説明に記載されているように、以前のリリースとの後方互換性用に提供されています。新しいページでは、最新のページ・テンプレートを使用します。

新しいページ・テンプレートは、以前のページ・テンプレートと比較して、次のような利点があります。

  • ADFコンポーネントの使用方法を改良して構造化することにより、カスタマイズを簡略化

  • 不必要なタスク・フローをURLで置き換えることにより、タスク・フローの数を削減

  • ネストされたレイアウト・コンポーネントの数を削減して、レイアウト作成を理解しやすくすることにより、効率的なXMLを実現

  • JARベースのタスク・フローに埋め込むのではなく、インライン・ナビゲーションを使用することにより、ポータル・ナビゲーションのカスタマイスを簡略化。

  • 高速パフォーマンスを実現。

表16-1 組込みページ・テンプレート

名前 リリース 優先スキン 説明

モザイク

12.2.1

モザイク

モバイル・デバイス(タブレットおよび電話)で最適に表示されるよう設計されたトップ・ナビゲーションが含まれたレスポンシブ・ページ・レイアウト。このテンプレートは、下の図に示すように、表示されるモバイル・デバイスのサイズに合わせて自動的に調整されます。

「モザイク」および「ユニコーン」ページ・テンプレートは、Webデザインで人気のブートストラップおよびFont Awesomeアイコンを使用します。

このテンプレートは表示デバイスに対してレスポンシブであるように設計されているため、このテンプレートを使用するページでは、デバイス固有の設定やページ・バリアントは必要ありません。

このテンプレートには、テーマの色として緑(デフォルト)、青、オレンジおよび赤の4つのオプションが含まれます。ポータルのページのテーマの色を変更するには、「「モザイク」ページ・テンプレートのテーマの色の変更」を参照してください。

「モザイク」ページ・テンプレートの例
「モザイク」ページ・テンプレートの例

ユニコーン

12.2.1

ユニコーン

モバイル・デバイス(タブレットおよび電話)で最適に表示されるよう設計された、サイド・ナビゲーションが含まれたレスポンシブ・ページ・レイアウト。このテンプレートは、下の図に示すように、表示されるモバイル・デバイスのサイズに合わせて自動的に調整されます。

「モザイク」および「ユニコーン」ページ・テンプレートは、Webデザインで人気のブートストラップおよびFont Awesomeアイコンを使用します。

このテンプレートは表示デバイスに対してレスポンシブであるように設計されているため、このテンプレートを使用するページでは、デバイス固有の設定やページ・バリアントは必要ありません。

このテンプレートには、クラシック(デフォルト)およびフラットという2つのテーマ・タイプが含まれます。ポータルのページのテーマ・タイプを変更するには、「「ユニコーン」ページ・テンプレートのテーマ・タイプの変更」を参照してください。

「ユニコーン」ページ・テンプレートの例

このテンプレートでは、fa-iconページ属性を使用して、各ページに表示するアイコンを指定します(「「ユニコーン」ページ・テンプレートのページ・アイコンの変更」を参照)。

「ユニコーン」ページ・テンプレートの例

Altaサイド・ナビゲーション

12.2.1

Alta

サイド・ナビゲーション付きのフロー・ページ・レイアウトで、カスタマイズが簡略化されてタスク・フローの数が削減されており、以前のサイド・ナビゲーション・テンプレートと比較して、高速パフォーマンスを実現しています。ページ・ヘッダーの右上にある「アクション」アイコンで、ページ・アクションおよびポータル・アクションを使用できます。

ブラウザ・ウィンドウにスクロール・バーが表示される場合、ページのコンテンツをスクロールすると、サイド・ナビゲーション領域、ページ・ヘッダーおよびページ・フッターはビューの外へスクロールされます。

「Altaサイド・ナビゲーション」ページ・テンプレート

Altaトップ・ナビゲーション

12.2.1

Alta

フロー・レイアウトおよびトップ・ナビゲーション用のデフォルト・ページ・テンプレートで、カスタマイズが簡略化されてタスク・フローの数が削減されており、以前のトップ・ナビゲーション・テンプレートと比較して、高速パフォーマンスを実現しています。ページ・ヘッダーの右上にある「アクション」アイコンで、ページ・アクションおよびポータル・アクションを使用できます。

ブラウザ・ウィンドウにスクロール・バーが表示される場合、ページのコンテンツをスクロールすると、ページ・ヘッダーおよびページ・フッターはビューの外へスクロールされます。

「Altaトップ・ナビゲーション」ページ・テンプレート

Skyrosトップ・ナビゲーション

11.1.1.8.0

Skyros

トップ・ナビゲーション付きのフロー・ページ・レイアウト。ページ・ヘッダーの右上にある「アクション」アイコンで、ページ・アクションおよびポータル・アクションを使用できます。

ブラウザ・ウィンドウにスクロール・バーが表示される場合、ページのコンテンツをスクロールすると、ページ・ヘッダーおよびページ・フッターはそのままビューに残ります。

このページ・テンプレートは「WebCenter Portalトップ・ナビゲーション」と非常によく似ていますが、スキンが異なります。

「Skyrosトップ・ナビゲーション」ページ・テンプレート

このページ・テンプレートは、カスタム・ページ・テンプレートの作成時に使用されていたことがある、以前のリリースの後方互換性用に使用されます。新しいページの場合は、最新の「Altaトップ・ナビゲーション」テンプレートを使用します。

WebCenter Portalトップ・ナビゲーション

11.1.1.8.0

WebCenter Portalスキン

フロー・レイアウトおよびトップ・ナビゲーション付きの、ページ・テンプレート。ページ・ヘッダーの右上にある「アクション」アイコンで、ページ・アクションおよびポータル・アクションを使用できます。

ブラウザ・ウィンドウにスクロール・バーが表示される場合、ページのコンテンツをスクロールすると、ページ・ヘッダーおよびページ・フッターはそのままビューに残ります。

このページ・テンプレートは「Skyrosトップ・ナビゲーション」と非常によく似ていますが、スキンが異なります。

「WebCenter Portalトップ・ナビゲーション」ページ・テンプレート

このページ・テンプレートは、カスタム・ページ・テンプレートの作成時に使用されていたことがある、以前のリリースの後方互換性用に使用されます。新しいページの場合は、最新の「Altaトップ・ナビゲーション」テンプレートを使用します。

16.2 「モザイク」ページ・テンプレートのテーマの色の変更

「モザイク」ページ・テンプレート(表16-1を参照)には、テーマの色として緑(デフォルト)、青、オレンジおよび赤の4つのオプションが含まれます。テーマの色を変更し、改訂したそのページ・テンプレートを1つのポータルまたはすべてのポータルのデフォルト・ページ・テンプレートとして使用できます。

テーマの色を変更するには、次の手順を実行します。

  1. 「モザイク」ページ・テンプレートのコピーを作成します(「アセットのコピー」を参照)。
  2. コピーしたページ・テンプレートで、themeColor属性(「アセット属性の設定」を参照)を次のいずれかの値に設定します。
    • body-green

    • body-blue

    • body-orange

    • body-red

  3. 「ポータルのデフォルトのページ・テンプレートの設定」の説明に従って、改訂したページ・テンプレートを1つのポータルまたはすべてのポータルのデフォルト・ページ・テンプレートとして設定します。

16.3 「ユニコーン」ページ・テンプレートのテーマ・タイプの変更

「ユニコーン」ページ・テンプレート(表16-1を参照)には、クラシック(デフォルト)およびフラットという2つのテーマ・タイプが含まれます。テーマ・タイプを変更し、改訂したそのページ・テンプレートを1つのポータルまたはすべてのポータルのデフォルト・ページ・テンプレートとして使用できます。

テーマ・タイプを変更するには、次の手順を実行します。

  1. 「ユニコーン」ページ・テンプレートのコピーを作成します(「アセットのコピー」を参照)。
  2. コピーしたページ・テンプレートで、themeType属性(「アセット属性の設定」を参照)を次のいずれかの値に設定します。
    • old (デフォルトのクラシック・テーマ)

    • flat

  3. 「ポータルのデフォルトのページ・テンプレートの設定」の説明に従って、改訂したページ・テンプレートを1つのポータルまたはすべてのポータルのデフォルト・ページ・テンプレートとして設定します。

16.4 「ユニコーン」ページ・テンプレートのページ・アイコンの変更

「ユニコーン」ページ・テンプレートを使用するページの場合、ポータル・ナビゲーションに表示されるページ・アイコンを任意のFont Awesomeアイコンに変更できます。

「ユニコーン」ページ・テンプレートを使用するページのアイコンを変更するには、次の手順を実行します。

  1. ポータル管理の「設定」ページで、デフォルトのページ・テンプレートとスキンが「ユニコーン」に設定されていることを確認します(「ポータルのページ・テンプレートの変更」を参照)。
  2. ページ・エディタでページを開き(「ページ・エディタでのページのオープン」を参照)、そのメニュー・アイコン(ページ・メニュー・アイコン)をクリックし、「ページ情報」(図16-2)を選択して、ページ管理タブを表示します。

    図16-2 「ページ情報」の選択

    図16-2の説明が続きます
    「図16-2 「ページ情報」の選択」の説明
  3. 「詳細設定」タブで、「オプション」サブタブをクリックし、次の設定を指定します(図16-3)。
  4. 「追加」をクリックし、次に「保存」をクリックします。
  5. ポータル・エディタで、ページ・テンプレートの左側のナビゲーション・ペインにページのfa-icon属性で設定されたアイコンが表示されることに注意してください。

    図16-4 ページの新しいアイコン

    図16-4の説明が続きます
    「図16-4 ページの新しいアイコン」の説明
  6. 「保存」をクリックします。

16.5 デフォルトのページ・テンプレートの設定

ユーザーがポータルで新しいページを作成する場合、ポータルのデフォルトのページ・テンプレートを使用して、そのページの構造とレイアウトを決定します。このことは、ポータルのすべてのページでルック・アンド・フィールに一貫性を持たせるために役立ちます。このようにページ内で一貫性があると、ポータルの使用がかなり容易になります。

ヒント:

デフォルトのページ・テンプレートとして使用するページ・テンプレートを決定するために、ページ・テンプレートをプレビューできます。詳細は、「アセットのプレビュー」を参照してください。

ページ・テンプレートは、スキンとともに機能してポータルのページのルック・アンド・フィールを決定します。デフォルトのページ・テンプレートを設定すると、デフォルトのスキンは、そのページ・テンプレートの優先スキン(ある場合)に自動で設定されます。

注意:

デフォルトのスキンを、ページ・テンプレートの優先スキン以外のスキンに変更する場合、ポータルのページの表示状態が予想どおりにならないことがあります。詳細は、「ページ・テンプレートの優先スキンの設定」を参照してください。

この項には次のトピックが含まれます:

16.5.1 ポータルのデフォルトのページ・テンプレートの設定

権限

このタスクを実行するには、ポータル・マネージャであるか、ポータルのAdministration: Manage Security and ConfigurationまたはAdministration: Manage Configurationのいずれかの権限を持つメンバーである必要があります。

権限の詳細は、「ポータルのロールと権限について」を参照してください。

すべてのポータルには、デフォルトのページ・テンプレートを含むデフォルトのアセットのセットがあります。デフォルトでは、ポータルは、そのポータルの作成時に選択したポータル・テンプレート用に定義されたページ・テンプレートを継承しています。ポータル・テンプレートでデフォルトのページ・テンプレートを定義しない場合、システムのデフォルトのページ・テンプレートがかわりに使用されます。

ポータルのページに別のデフォルト・ページ・テンプレートを設定するには、「ポータルのページ・テンプレートの変更」を参照してください。

16.5.2 すべてのポータルのデフォルトのページ・テンプレートの設定

権限

このタスクを実行するには、システム管理者(Administratorロールを持つ、あるいはPortal Server: Manage All権限またはPortal Server: Manage Configuration権限を持つ)である必要があります。

システム管理者は、WebCenter Portalのアプリケーション・レベルのデフォルトのページ・テンプレートとして使用するページ・テンプレートを選択できます。このページ・テンプレートは、ホーム・ポータルのページ、およびポータルの作成に使用されるポータル・テンプレートでデフォルトのページ・テンプレートを定義しない場合のポータルのページに使用されます。

システムのデフォルトのページ・テンプレートを指定する方法の詳細は、『Oracle WebCenter Portalの管理』のデフォルトのページ・テンプレートの選択に関する項を参照してください。

16.6 ページ・テンプレートの作成

使用可能なページ・テンプレートがいずれも要件を満たさない場合、独自のテンプレートを作成できます。ページ・テンプレートを作成する場合は、既存のページ・テンプレートを新しいページ・テンプレートの開始点として使用します。

注意:

ページ・テンプレートの作成と編集は、かなり複雑なタスクになります。ページ・テンプレートは、ここで説明するようにWebCenter Portalで開発できますが、編集機能は制限されています。そのため、開発者はJDeveloperを使用して、ポータルのページ・テンプレートを開発することをお薦めします。開発が完了したページ・テンプレートは、開発者が直接WebCenter Portal (ポータル・サーバー)または特定のポータルに公開して、すぐに使用したり、テストすることができます。または、開発者はページ・テンプレートをファイルにエクスポートし、後でそのページ・テンプレートをWebCenter Portalにアップロードできます。

詳細は、『Oracle JDeveloperによるWebCenter Portalアセットとカスタム・コンポーネントの開発』のページ・テンプレートの開発に関する項を参照してください。

JDeveloperで後で調整することにして、ページ・テンプレートをWebCenter Portalで作成する場合、アプリケーション・レベルまたはポータル・レベルで作成できます。アプリケーション・レベルのページ・テンプレートは、ポータルが特に除外されていないかぎり、すべてのポータルで使用できます。ポータル・レベルのページ・テンプレートは、作成元のポータルでのみ使用できます。

ページ・テンプレートを作成するには、次の手順を実行します。

  1. 次のいずれかに移動します。
    • アプリケーション・レベルのページ・テンプレートを作成するには、「共有アセット」ページに移動します。詳細は、「共有アセットの作成」を参照してください。

    • ポータル・レベルのページ・テンプレートを作成するには、そのテンプレートを作成するポータル「アセット」ページに移動します。詳細は、「ポータル・アセットへのアクセス」を参照してください。

  2. 左側のパネルで、「構造」の下の「ページ・テンプレート」をクリックします。
  3. ツールバーで、「作成」(図16-5)をクリックします。

    図16-5 ページ・テンプレートの作成

    図16-5の説明が続きます
    「図16-5 ページ・テンプレートの作成」の説明
  4. 「新規ページ・テンプレートを作成します。」ダイアログ(図16-6)で、「名前」フィールドに、ページ・テンプレートの名前を入力します。

    この名前は、「アセット」ページまたは「共有アセット」ページに、ページ・テンプレートの選択時にはリストに表示されます。名前は、できるだけわかりやすいものにする必要があります。

    図16-6 「新規ページ・テンプレートを作成します。」ダイアログ

    図16-6の説明が続きます
    「図16-6 「新規ページ・テンプレートを作成します。」ダイアログ」の説明
  5. 「説明」フィールドに、オプションでページ・テンプレートの説明を入力します。

    この説明は、「アセット」または「共有アセット」ページ内で名前の下に、ページ・テンプレートの選択時にはツールチップとして表示されます。ユーザーがこの特定のページ・テンプレートを使用するかどうかを判断する上で、この説明が役立つものであることが必要です。

  6. 「コピー元」リストから、新しいページ・テンプレートの開始点として使用する既存のページ・テンプレートを選択します。

    ヒント:

    「アセットのコピー」の説明に従い、既存のページ・テンプレートのコピーを作成することもできます。

  7. 「作成」をクリックします。

    新しく作成したページ・テンプレートが、「アセット」または「共有アセット」ページに表示されます。ページ・テンプレートの横にある空のチェック・ボックスは、ページ・テンプレートがまだ公開されていないため、他のユーザーは使用できないことを示しています。ページ・テンプレートの公開の詳細は、「アセットの表示および非表示」を参照してください。

    最初に作成すると、新しいページ・テンプレートは、「コピー元」リストから選択したページ・テンプレートと同一になります。ページ・テンプレートを作成する次の手順では、要件を満たすようにレイアウトとコンテンツを編集します。詳細は、「ページ・テンプレートの編集」を参照してください。

16.7 ページ・テンプレートの編集

ポータルで、ページ・エディタの「構造」ビューを使用してページ・テンプレートを編集し、レイアウトやコンテンツを必要に応じて微調整できます。組込みページ・テンプレートを編集することはできません。組込みページ・テンプレートをコピーしてポータルの新規カスタム・ページ・テンプレートを作成し、そのコピーを編集することはできます(「アセットのコピー」を参照)。

注意:

ページ・テンプレートの作成と編集は、複雑なタスクです。ページ・テンプレートは、ここで説明するようにWebCenter Portalで開発できますが、編集機能は制限されています。そのため、開発者はJDeveloperを使用して、ポータルのページ・テンプレートを開発することをお薦めします。新しいページ・テンプレートは、JDeveloperを使用して最初から開発できます。開発が完了したページ・テンプレートは、開発者が直接WebCenter Portal (ポータル・サーバー)にアップロードして、すぐに使用したり、テストすることができます。または、開発者はページ・テンプレートをファイルにエクスポートし、後でそのページ・テンプレートをWebCenter Portalにアップロードできます。

詳細は、『Oracle JDeveloperによるWebCenter Portalアセットとカスタム・コンポーネントの開発』のページ・テンプレートの開発に関する項を参照してください。

ページ・テンプレートを編集するには:

  1. 次のいずれかに移動します。
  2. 左側のパネルで、「構造」の下の「ページ・テンプレート」をクリックします。
  3. 編集するページ・テンプレートの行で「編集」クイック・リンクをクリックします(図16-7)。

    ヒント:

    必要な場合は、ページ・テンプレートのソース・コードを直接編集できます。ツールバーの「アクション」をクリックし、「ソースの編集」を選択します。詳細は、「アセットのソース・コードの編集」を参照してください。

    図16-7 ページ・テンプレートの「編集」リンク

    図16-7の説明が続きます
    「図16-7 ページ・テンプレートの「編集」リンク」の説明
  4. ページ・エディタの「構造」ビュー(図16-8)で、ページ・テンプレートのレイアウトやコンテンツを必要に応じて編集します。詳細は、「ページ・エディタの「構造」ビューでの作業」を参照してください。

    図16-8 ページ・テンプレートの編集

    図16-8の説明が続きます
    「図16-8 ページ・テンプレートの編集」の説明

    ページ・テンプレートには、1つ以上のコンテンツ・リージョンが含まれている必要があります(ボックス・コンポーネント)。

    ポータル・ナビゲーションを含めるまたは変更するには、「ページ・テンプレートへのナビゲーションの追加」を参照してください。

    WebCenter Portalには、ログイン・リンクや検索フィールドなど、すぐに使用できるWebCenter Portalユーザー・インタフェースを提供する再利用可能な各種コンポーネントが用意されています。詳細は、「ポータル・コンポーネント」を参照してください。

  5. 保存」をクリックして変更を保存します。

16.8 ページ・テンプレートの優先スキンの設定

ページ・テンプレートとスキンは、ポータルのページのルック・アンド・フィールを定義するために併用して機能するように設計されています。ページの構造とレイアウトを定義するページ・テンプレートを作成する場合、そのページ・テンプレートで使用される色やフォントなどを定義する対応スキンも作成する必要があります。これらには非常に密接な関係があるため、ページ・テンプレートの優先スキンとしてページ・テンプレートとともに使用する目的のスキンを特定します。

注意:

ユーザーがポータルのデフォルトまたはシステムのデフォルトとしてページ・テンプレートを特定する場合、デフォルトのスキンは、そのページ・テンプレートの優先スキン(ある場合)に自動で設定されます。別のデフォルトのスキンを選択する場合、ポータルのページの表示状態が予想どおりにならないことがあります。

ページ・テンプレートの優先スキンを設定するには、次の手順を実行します。

  1. 次のいずれかに移動します。
    • アプリケーション・レベルのページ・テンプレートの優先スキンを設定するには、「共有アセット」ページに移動します。詳細は、「共有アセットへのアクセス」を参照してください。

    • ポータル・レベルのページ・テンプレートの優先スキンを設定するには、そのテンプレートを所有するポータル「アセット」ページに移動します。詳細は、「ポータル・アセットへのアクセス」を参照してください。

  2. 左側のパネルで、「構造」の下の「ページ・テンプレート」をクリックします。
  3. 優先スキンを設定するページ・テンプレートを選択します。
  4. ツールバーの「アクション」をクリックし、「プロパティの編集」を選択します。
  5. 「プロパティの編集」ダイアログの「属性」セクションで、「名前」フィールドにpreferredSkinと入力します。
  6. 「値」フィールドに、ページ・テンプレートの優先スキンとして使用するスキンのスキン・ファミリを入力します。

    ヒント:

    スキン・ファミリは、スキンの「プロパティの表示」ダイアログに表示されます。詳細は、「アセットに関する情報の表示」を参照してください。

  7. 「OK」をクリックします。

16.9 ページ・テンプレートへのナビゲーションの追加

ページ・テンプレートの主要な要素の1つは、ナビゲーション視覚化です。これによって、ポータル内でのナビゲーションの外観と動作が決まります。

ベスト・プラクティス

ナビゲーション視覚化はページに追加できますが、通常は、ページ・テンプレートに追加することで、1箇所で定義し、ポータル全体に一貫して伝播できるようにします。

この項には次のトピックが含まれます:

16.9.1 ページ・テンプレートへの組込みナビゲーション・タスク・フローの追加

WebCenter Portalには、ページ・テンプレートに追加できる次の3つの組込みナビゲーション・タスク・フローが用意されています。

  • 「ナビゲーション・ブレッドクラム」タスク・フロー - ブレッドクラム・ナビゲーションでは、一連の水平リンクまたは垂直リンクが表示され、このリンクにより、ナビゲーション階層でのユーザーの現在位置がわかります(図16-9)。ブレッドクラムは、4つ以上のレベルなど階層が深い場合、および特定の場所に戻る場合に特に便利です。

    図16-9 「ナビゲーション・ブレッドクラム」タスク・フロー

    図16-9の説明が続きます
    「図16-9 「ナビゲーション・ブレッドクラム」タスク・フローの説明」
  • 「ナビゲーション・メニュー」タスク・フロー - メニュー・ナビゲーションでは、ナビゲーション・リンクが一連のタブ、メニュー、バー、ボタン、選択肢として、またはリストとして表示されます(図16-10)。WebCenter Portalページ、ポータルおよびドキュメントへのリンクの場合、および、アイテムの数がわかっていて、使用可能なすべてのオプションを表示するのに十分な余裕がある場合には、メニュー・ナビゲーションが適しています。

    図16-10 「ナビゲーション・メニュー」タスク・フロー

    図16-10の説明が続きます
    「図16-10 「ナビゲーション・メニュー」タスク・フロー」の説明
  • 「ナビゲーション・ツリー」タスク・フロー - ツリー・ナビゲーションでは、ナビゲーション・リンクが階層構造で表示され、場合によっては複数レベルの階層が含まれます(図16-11)。ツリー・ナビゲーションは一般にページ・テンプレートの左ペインに表示され、これにより複雑な構造に比較的簡単にアクセスできます。

    図16-11 「ナビゲーション・ツリー」タスク・フロー

    図16-11の説明が続きます
    「図16-11 「ナビゲーション・ツリー」タスク・フロー」の説明

組込みナビゲーション・タスク・フローをページ・テンプレートに追加するには、次の手順を実行します。

  1. ページ・エディタの「構造」ビューでページ・テンプレートを開きます(「ページ・テンプレートの編集」を参照)。
  2. ページ・コンポーネントの階層リストで、ナビゲーション・タスク・フローを配置するコンポーネントを選択します。

    ヒント:

    コンポーネントは、ページのWYSIWYGセクションでクリックして選択することもできます。選択したコンポーネントはアウトラインが青色で表示されます。

  3. 「選択したコンポーネントにコンテンツを追加」アイコンをクリックして、リソース・カタログを開きます(図16-12)。

    図16-12 ページ・テンプレートの「構造」ビューでのリソース・カタログ

    図16-12の説明が続きます
    「図16-12 ページ・テンプレートの「構造」ビューでのリソース・カタログ」の説明
  4. 組込みナビゲーション・タスク・フローが含まれるリソース・カタログのセクションに移動します。

    ヒント:

    これらのタスク・フローの有無や場所は、リソース・カタログの構成方法によって異なります。「デフォルトのページ・テンプレート・カタログ」では、「ナビゲーション」フォルダの下に組込みナビゲーション・タスク・フローがあります。

  5. 必要に応じて、ナビゲーション・タスク・フローを変更します。詳細は、次を参照してください。
  6. 保存」をクリックして変更を保存します。

16.9.2 ナビゲーション・タスク・フローのプロパティの使用

ナビゲーション・タスク・フローには関連するプロパティがあり、これらのプロパティには、十分なプロパティを持つユーザーが、ページ・エディタの「構造」ビューの「コンポーネント・プロパティ」ダイアログからアクセスできます(図16-13)。

図16-13 ナビゲーション・ツリー・タスク・フロー - コンポーネント・プロパティ

図16-13の説明が続きます
「図16-13 ナビゲーション・ツリー・タスク・フロー - コンポーネント・プロパティ」の説明

この項では、ナビゲーション・タスク・フローのプロパティの概要を説明し、プロパティ値を使用してタスク・フロー・インスタンスを構成する手順を例を通して説明します。次のトピックが含まれています:

16.9.2.1 ナビゲーション・タスク・フローのプロパティの設定

ナビゲーション・タスク・フロー(「ナビゲーション・ブレッドクラム」、「ナビゲーション・メニュー」および「ナビゲーション・ツリー」)でプロパティを設定するには、「「構造」ビューでのコンポーネント・プロパティの設定」を参照してください。

16.9.2.2 ナビゲーション・タスク・フローのプロパティ

この項では、組込みの各ナビゲーション・タスク・フロー固有のパラメータについて説明します。

表16-2は、「ナビゲーション・ブレッドクラム」タスク・フローのパラメータを示しています。パラメータ値を設定する手順の詳細は、「ナビゲーションをブレッドクラムとしてレンダリング」を参照してください。

表16-2「ナビゲーション・ブレッドクラム」タスク・フローのパラメータ

パラメータ 説明

ナビゲーション

ナビゲーション・モデルの名前を表示します。

開始パス

ナビゲーションを開始するナビゲーション・モデル内のレベル。

パスまたはEL式を入力するか、「パスの選択」アイコンをクリックして開始ノードを選択します。

有効な値は次のとおりです。

  • 現在選択されているページ・パスで開始

  • 現在選択されているページ・パスのこのレベルで開始

  • ページ・パスの選択

詳細は、「ナビゲーションの開始パスの選択」を参照してください。

ルートの表示

ブレッドクラムに開始ノードを表示するかどうかを指定します。

表示スタイル

horizontalまたはverticalを入力します。

表16-3は、「ナビゲーション・メニュー」タスク・フローのパラメータを示しています。

表16-3 「ナビゲーション・メニュー」タスク・フローのパラメータ

パラメータ 説明

ナビゲーション

ナビゲーション・モデルの名前を表示します。

第2レベル・スタイル

第2レベルのナビゲーション・アイテムをレンダリングする場合のスタイル。

有効な値: donotdisplaytabsbarbuttonschoicelist

注意:

  • レンダリングするリソースがナビゲートできない場合(フォルダなど)、そのリソースは、タブ、バー、ボタン、選択肢またはリストとして表示できません。スタイルmenuまたはmenumenuが選択された場合のみ表示されます。

  • このプロパティは、「スタイル」プロパティがmenuまたはmenumenuでない場合のみ使用できます。

開始パス

ナビゲーションを開始するナビゲーション・モデル内のレベル。

パスまたはEL式を入力するか、「パスの選択」アイコンをクリックして開始ノードを選択します。

有効な値は次のとおりです。

  • 現在選択されているページ・パスで開始

  • 現在選択されているページ・パスのこのレベルで開始

  • ページ・パスの選択

詳細は、「ナビゲーションの開始パスの選択」を参照してください。

注意: 「ナビゲーション・メニュー」タスク・フローの表示は、最大で2レベルのナビゲーション・アイテムに制限されています。

スタイル

第1レベルのナビゲーション・アイテムをレンダリングする場合のスタイル。

有効な値: tabsbarbuttonschoicelistmenumenumenu

注意:

  • レンダリングするリソースがナビゲートできない場合(フォルダなど)、そのリソースは、タブ、バー、ボタン、選択肢またはリストとして表示できません。スタイルmenuまたはmenumenuが選択された場合のみ表示されます。

  • menumenuスタイルを使用してナビゲーション可能なアイテムをレンダリングする場合、アイテムは、ドロップダウン・メニューとして1回、さらにアイテム自体へのリンクとして1回、計2回レンダリングされます。

アイコンの表示

各リソースのアイコンをレンダリングするかどうかを指定します。

表16-4は、「ナビゲーション・ツリー」タスク・フローのパラメータを示しています。

表16-4 「ナビゲーション・ツリー」タスク・フローのパラメータ

パラメータ 説明

ナビゲーション

ナビゲーション・モデルの名前を表示します。

開始パス

ナビゲーションを開始するナビゲーション・モデル内のレベル。

パスまたはEL式を入力するか、「パスの選択」アイコンをクリックして開始ノードを選択します。

有効な値は次のとおりです。

  • 現在選択されているページ・パスで開始

  • 現在選択されているページ・パスのこのレベルで開始

  • ページ・パスの選択

詳細は、「ナビゲーションの開始パスの選択」を参照してください。

レベルの表示

ツリーが最初にレンダリングされるときに表示されるレベル数。

有効な値は次のとおりです。

  • 1: 最上位ノードのみを表示します。他のすべてのノードは、最初、閉じられています。

  • 2 - 子ノードの第1レベルを展開します。

  • 3: 第2レベルの子ノードを開きます。

  • all - すべてのノードを展開します。

注意: このオプションは、ツリーがcollapsedツリーとしてレンダリングされる場合のみ適用されます。ツリーがexpandedツリーとしてレンダリングされる場合は、このプロパティの値にかかわらず、すべてのノードが開かれた状態で表示されます。

ルートの表示

ツリーに開始ノードをレンダリングするかどうかを指定します。

スタイル

ナビゲーションのスタイル。

有効な値は次のとおりです。

  • collapsed: 最初の閉じられた状態として、指定のレベル(「レベルの表示」プロパティで指定)をレンダリングします

  • expanded - すべてのノードをレンダリングします。すべての子を表示するように展開されます。

  • list: 最上位ナビゲーション・アイテムのフラット・リストをレンダリングします。最上位ナビゲーション・アイテムがフォルダの場合、そのフォルダのコンテンツはドロップダウン・メニューで提供されます。

注意: listオプションを指定すると、「レベルの表示」および「ルートの表示」プロパティをオーバーライドします。

アイコンの表示

各リソースのアイコンをレンダリングするかどうかを指定します。

16.9.2.3 ナビゲーション・タスク・フローの構成

次の各項では、図16-14のサンプル・ナビゲーションに基づく例を使用します。

図16-14 サンプル・ナビゲーション

図16-14の説明が続きます
「図16-14 サンプル・ナビゲーション」の説明
16.9.2.3.1 ナビゲーションの開始パスの選択

ナビゲーションの開始パスを選択するには、次の手順を実行します。

  1. 「ページ・テンプレートへの組込みナビゲーション・タスク・フローの追加」の説明に従い、ポータルで使用されるページ・テンプレートにナビゲーション・タスク・フローを追加します。
  2. タスク・フローの「パラメータ」プロパティを開き(「ナビゲーション・タスク・フローのプロパティの設定」を参照)、「開始パス」パラメータの横にある「パスの選択」アイコンをクリックします。
  3. 「開始パスの選択」ダイアログで、次のいずれかを選択します。
    • 「現在選択されているページ・パスで開始」を選択すると、現在選択されているページがナビゲーションの開始点として使用されます。「開始パス」プロパティには、次のEL式が移入されます。

      #{navigationContext.navigationModel['modelPath=path'].currentSelection.prettyUrl}
      

      ここで、pathは、ナビゲーション・モデルのXMLファイルへのパス(後続の.xmlは省略)です。例:

      #{navigationContext.navigationModel['modelPath=/oracle/webcenter/portalapp/navigations/myNavigation'].currentSelection.prettyUrl}
      

      図16-14のサンプル・ナビゲーションで、このオプションが選択されている場合、ユーザーが当座預金ページに移動すると、ナビゲーションは図16-15のように表示されます。

      図16-15 現在選択されているページ・パスで開始

      図16-15の説明が続きます
      「図16-15 現在選択されているページ・パスで開始」の説明
    • 「現在選択されているページ・パスのこのレベルで開始」を選択すると、現在選択されているページの第nレベルのパスがナビゲーションの開始点として使用されます(nは、このオプションの横のフィールドで指定される値です)。「開始パス」プロパティには、次のEL式が移入されます。

      #{navigationContext.navigationModel['modelPath=path'].currentSelection.prettyUrlPath[level]}
      

      ここで、pathは、ナビゲーション・モデルのXMLファイルへのパス(後続の.xmlは省略)で、levelは、フィールドで指定された値です。

      図16-14のサンプル・ナビゲーションで、このオプションに値1が選択されている場合、ユーザーがパーソナル・バンキング・ページに移動し、次に、当座預金ページに移動すると、このパスの第1レベルであるパーソナル・バンキングからナビゲーションが開始します(図16-16)。

      図16-16 現在選択されているページ・パスの指定レベルで開始

      図16-16の説明が続きます
      「図16-16 現在選択されているページ・パスの指定レベルで開始」の説明
    • 「ページ・パスの選択」を選択すると、特定のページをナビゲーションの開始点として使用します。「開始パス」プロパティには、選択したページのパスが移入されます。

16.9.2.3.2 ナビゲーションをツリーとしてレンダリング

ナビゲーションをツリーとしてレンダリングするには:

  1. 「ページ・テンプレートへの組込みナビゲーション・タスク・フローの追加」の説明に従い、ポータルで使用されるページ・テンプレートに、ナビゲーション・ツリー・タスク・フローを追加します。
  2. タスク・フローの「パラメータ」プロパティを開き(「ナビゲーション・タスク・フローのプロパティの設定」を参照)、「ナビゲーションの開始パスの選択」の手順に従い、ナビゲーションをページにレンダリングする場合の「開始パス」を選択します。
  3. 「レベルの表示」ドロップダウン・リストから、ツリーが「ツリーを閉じる」スタイルで最初にレンダリングされる場合、開くレベル数を選択します。

    注意:

    ナビゲーションが「ツリーを開く」スタイルを使用してレンダリングされる場合、このオプションは無視され、ナビゲーションはすべてのノードが完全に開かれた状態でレンダリングされます。

  4. 「ルートの表示」ドロップダウン・リストから、ツリーに開始ノードを表示するかどうかを選択します。

    たとえば、開始ノードが当座預金の場合、次のいずれかを選択します。

  5. ツリーに使用する「スタイル」を指定します。
    • collapsedは、「レベルの表示」プロパティで指定されたレベルに従って、最初は閉じられた状態でツリーを表示します。

    • expandedは、すべてのレベルが完全に開かれた状態でツリーを表示します。

    • listは、ツリーを最上位ナビゲーション・アイテムのフラット・リストとして表示します。最上位ナビゲーション・アイテムがフォルダの場合、これらは、フォルダのコンテンツを表示するドロップダウン・メニューとして表示されます。

      図16-14のサンプル・ナビゲーションで、開始ノードがパーソナル・バンキングの場合、リスト・スタイルのツリー・ナビゲーションは図16-20のようになります。

      図16-20 フォルダがない場合のリスト・スタイル・ツリー

      図16-20の説明が続きます
      「図16-20 フォルダがない場合のリスト・スタイル・ツリー」の説明

      しかし、開始ノードが「当座預金」(2つのフォルダを含む)の場合は、図16-21のようになります。

      図16-21 フォルダがある場合のリスト・スタイル・ツリー

      図16-21の説明が続きます
      「図16-21 フォルダがある場合のリスト・スタイル・ツリー」の説明
  6. ナビゲーション・アイテムに関連付けられたアイコンをツリーに表示するには、「アイコンの表示」を選択します(図16-22)。

    図16-22 「アイコンの表示」

    図16-22の説明が続きます
    「図16-22 「アイコンの表示」」の説明
16.9.2.3.3 ナビゲーションをメニューとしてレンダリング

ナビゲーションをメニューとしてレンダリングするには:

  1. 「ページ・テンプレートへの組込みナビゲーション・タスク・フローの追加」の説明に従い、ポータルで使用されるページ・テンプレートに、ナビゲーション・メニュー・タスク・フローを追加します。
  2. タスク・フローの「パラメータ」プロパティを開き(「ナビゲーション・タスク・フローのプロパティの設定」を参照)、「ナビゲーションの開始パスの選択」の手順に従い、ナビゲーションをページにレンダリングする場合の「開始パス」を選択します。
  3. 「スタイル」パラメータに、第1レベルのナビゲーション・アイテムをメニューで表示する方法を指定します。図16-14のサンプルのサンプル・ナビゲーションで、このプロパティに様々なオプションを使用した場合を示します。
  4. 「第2レベル・スタイル」パラメータに、第2レベルのナビゲーション・アイテムに使用するスタイルを指定します(donotdisplaytabsbarbuttonsまたはchoicelist)。

    注意:

    メニュー・ナビゲーションでレンダリングできるのは、2レベルのナビゲーション・アイテムのみです。

  5. ナビゲーション・アイテムに関連付けられたアイコンをメニューに表示するには、「アイコンの表示」を選択します。
16.9.2.3.4 ナビゲーションをブレッドクラムとしてレンダリング

ナビゲーションをブレッドクラムとしてレンダリングするには:

  1. 「ページ・テンプレートへの組込みナビゲーション・タスク・フローの追加」の説明に従い、ポータルで使用されるページ・テンプレートに、ナビゲーション・ブレッドクラム・タスク・フローを追加します。
  2. タスク・フローの「パラメータ」プロパティを開き(「ナビゲーション・タスク・フローのプロパティの設定」を参照)、「ナビゲーションの開始パスの選択」の手順に従い、ナビゲーションをページにレンダリングする場合の「開始パス」を選択します。
  3. ブレッドクラムに開始ノードを表示するには、「ルートの表示」を選択します。
  4. 「表示スタイル」パラメータに、ブレッドクラムを縦方向に表示するか(vertical)横方向に表示するか(horizontal)を指定します。たとえば、図16-29は、横方向に表示されたブレッドクラムを示しています。

    図16-29 横方向のブレッドクラム

    図16-29の説明が続きます
    「図16-29 横方向のブレッドクラム」の説明

    図16-30は、縦方向に表示されるブレッドクラムを示しています。

    図16-30 縦方向のブレッドクラム

    図16-30の説明が続きます
    「図16-30 縦方向のブレッドクラム」の説明
16.9.2.3.5 ナビゲーション・タスク・フローのリンク

ポータルに複数のナビゲーション領域を含める必要がある場合があります。たとえば、ページの上部にタブを配置してナビゲーションの最上位を表示し、ページの横側に第2ツリー構造を配置することがあります。ナビゲーション・タスク・フローをリンクすることで、ツリー・ナビゲーションは、タブ付きメニュー内で選択されたナビゲーション・アイテムを反映します。

次の手順では、図16-14のサンプル・ナビゲーションを使用してこれを実行する方法を示します。

ナビゲーション・タスク・フローをリンクするには、次の手順を実行します。

  1. 「ページ・テンプレートへの組込みナビゲーション・タスク・フローの追加」の説明に従い、ポータルで使用されるページ・テンプレートに、ナビゲーション・メニュー・タスク・フローを追加します。
  2. 「ページ・テンプレートへの組込みナビゲーション・タスク・フローの追加」の説明に従い、ポータルのページ・テンプレートの横に沿ったリージョンに、ナビゲーション・ツリー・タスク・フローを追加します。
  3. ナビゲーション・メニュー・タスク・フローの「パラメータ」プロパティ(「ナビゲーション・タスク・フローのプロパティの設定」を参照)を開き、「ナビゲーション」ドロップダウン・リストから目的のナビゲーション・モデルを選択するか、EL式を入力します。ELのサポートが必要な場合は、アプリケーション開発者がEL式を指定できます。『Oracle JDeveloperによる、WebCenter Portalアセットおよびカスタム・コンポーネントの開発』の式言語式に関する項を参照してください。
  4. 「開始パス」パラメータに、/を入力して、ナビゲーション・モデルのルートから開始します。
  5. 「スタイル」パラメータに、tabsを入力します。
  6. 「第2レベル・スタイル」パラメータに、donotdisplayを指定します。

    ナビゲーションのこの部分が制限されて、ナビゲーション・モデルの最上位のみが表示されます。残りのナビゲーション・モデルは、ツリー・ナビゲーションに表示されます。

  7. 「OK」をクリックします。
  8. ナビゲーション・ツリー・タスク・フローにマウスを重ね、「アクション・メニューの表示」をクリックし、「パラメータ」を選択します。
  9. 「パラメータ」ダイアログで、「ナビゲーション」ドロップダウン・リストから、ナビゲーション・メニュー・タスク・フローで使用したナビゲーション・モデルと同じナビゲーション・モデルを選択するか、同じEL式を入力します。
  10. 「開始パス」フィールドの横の、「パスの選択」アイコンをクリックします。
  11. 「開始パスの選択」ダイアログで、「現在選択されているページ・パスで開始」を選択し、「OK」をクリックします。

    これによって、メニュー・ナビゲーションで何が選択されてもそのナビゲーションがツリー・ナビゲーションに表示されます。

  12. 「ルートの表示」ドロップダウン・リストから、「ルートを表示しない」を選択します。

    ナビゲーション・モデルのルートはページの上部のタブに表示されるため、ここに重複する必要はありません。

  13. 「OK」をクリックします。
  14. ページ・テンプレートを保存して閉じます。

    図16-31は、図16-14のサンプル・ナビゲーションで示した手順が機能する仕組みを示しています。ページの上部でパーソナル・バンキング・タブを選択すると、残りのナビゲーション(パーソナル・バンキングより下)がページの横側に表示されます。

    図16-31 ナビゲーション・タスク・フローのリンク

    図16-31の説明が続きます
    「図16-31 ナビゲーション・タスク・フローのリンク」の説明

16.9.3 追加のナビゲーション・タスク・フローのダウンロード

その他のナビゲーション・タスク・フローは、Oracle Technology Networkからダウンロードできます。

http://www.oracle.com/technetwork/middleware/webcenter/samples-196325.zip

ZIPファイルには、次のナビゲーション・タスク・フローが含まれています。

  • リスト・ナビゲーション: ポータル・ナビゲーションを縦方向のリスト形式でレンダリングします。フォルダとそのアイテムは、ドロップダウン・メニューとしてレンダリングされます。空のフォルダはレンダリングされません。

  • リンク付きメニュー・ナビゲーション: ポータル・ナビゲーションを横方向のメニュー形式でレンダリングします。最上位のナビゲーション・アイテムの場合、フォルダはドロップダウン・メニューとしてレンダリングされます。子がないナビゲーション可能なリンクは、最上位リンクとしてレンダリングされます。空のフォルダはレンダリングされません。

  • ツリー・ナビゲーション: ポータル・ナビゲーションを縦方向の閉じられたツリー形式でレンダリングします。

ZIPファイルをダウンロードし、そのコンテンツをローカルで抽出します。「アセットのアップロード」の説明に従い、1つ以上のアーカイブ・ファイルをアプリケーションにアップロードできます。タスク・フローは、「統合」、「タスク・フロー」の下のリソース・カタログで使用できるようになります。

16.9.4 高度なナビゲーション視覚化の設計

WebCenter Portalが提供するナビゲーション・タスク・フローを使用すると、アプリケーション内でナビゲーションを素早く視覚化できます。しかし、これらのタスク・フローでは、ナビゲーション要件が十分に満たされないこともあります。このような場合は、WebCenter Portalで作成するページ・テンプレートをJDeveloperを使用して編集し、WebCenter Portalで提供されるナビゲーションEL APIを使用して、ナビゲーションUIをテンプレートに直接追加できます。その後、編集済のページ・テンプレートをWebCenter Portalにアップロードしなおすことができます。JDeveloperでページ・テンプレートを完全に作成してから、WebCenter Portalにアップロードすることもできます。WebCenter Portalの組込みページ・テンプレートは、この方法で作成されています。

注意:

ページ・テンプレートでの高度なナビゲーション視覚化の設計は、かなり複雑なタスクになります。このため、高度なナビゲーション視覚化の実装は、経験豊富なWeb開発者が仕上げる必要があります。

WebCenter Portalからのページ・テンプレートのダウンロードおよびアップロードの手順は、「JDeveloperでのポータル・アセットの使用」で説明されています。

WebCenter Portalで使用するためにJDeveloperでページ・テンプレートを作成する場合の具体的な考慮事項の詳細は、『Oracle JDeveloperによるWebCenter Portalアセットとカスタム・コンポーネントの開発』のページ・テンプレートの開発に関する項を参照してください。

16.10 ページ・テンプレートの管理

次のオプションは、アセット・ページまたは共有アセット・ページに表示され、ページ・テンプレートの管理に使用できます。

  • 作成: 詳細は、「ページ・テンプレートの作成」を参照してください。

  • 削除: ページ・テンプレートが不要になった場合に削除できます。

    詳細は、「アセットの削除」を参照してください。

  • アップロード: JDeveloperを使用して開発されたページ・テンプレートを含むアーカイブ・ファイルをアップロードできます。

    詳細は、「アセットのアップロード」を参照してください。

  • ダウンロード: ページ・テンプレートをアーカイブ・ファイルにダウンロードして、JDeveloperでさらに開発できます。

    詳細は、「アセットのダウンロード」を参照してください。

  • アクション

    • コピー: ページ・テンプレートのコピーを作成できます。

      詳細は、「アセットのコピー」を参照してください。

    • セキュリティ設定: ページ・テンプレートにアクセスできるのを、すべてのユーザーにするか、または指定したユーザーまたはグループのみにするかを制御できます。

      詳細は、「アセットのセキュリティの設定」を参照してください。

    • デフォルトに戻す: 共有ページ・テンプレートをポータル・レベルでカスタマイズした場合、このオプションを使用して、ページ・テンプレートをその元の状態に戻すことができます。

    • プロパティの表示: 各ページ・テンプレートには、そのページ・テンプレートについての有用な情報がまとめられた「プロパティの表示」ダイアログが関連付けられています。

      詳細は、「アセットに関する情報の表示」を参照してください。

    • ソースの編集: ページ・テンプレートのソース・コードを直接編集できます。

      詳細は、「アセットのソース・コードの編集」を参照してください。

    • プロパティの編集: 各ページ・テンプレートには、特定のプロパティが関連付けられており、このプロパティでポータルでのページの表示方法を制御します。これらのプロパティは、「プロパティの編集」ダイアログで編集できます。

      詳細は、「アセットのプロパティの設定」を参照してください。

  • プレビュー: ページ・テンプレートの表示をプレビューできます。これにより、必要に応じて調整をすばやく行うことができます。

    詳細は、「アセットのプレビュー」を参照してください。

  • 使用可能: このチェック・ボックスを選択または選択解除することにより、ポータルでページ・テンプレートを使用できるかどうかを制御できます。

    詳細は、「アセットの表示および非表示」を参照してください。

    ヒント:

    ページ・テンプレートの表示または非表示の他に、WebCenter Portalの任意のポータル、すべてのポータル、または選択されたポータルのいずれかで共有ページ・テンプレートを使用できるように制御することも可能です。詳細は、「アセットのプロパティの設定」を参照してください。

  • 編集: 詳細は、「ページ・テンプレートの編集」を参照してください。