| Oracle® Fusion Middleware Oracle WebCenter Portalの使用 12c (12.2.1.1) E77298-02 |
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この章の内容は次のとおりです。
権限
この章で説明するタスクは、少なくともAuthenticated-Userというロールが割り当てられているWebCenter Portalユーザー(つまり、ログインしているユーザー)であれば使用できます。
注意:
Internet Explorerを使用している場合は、WebCenter Portalにアクセスする前に互換性モードをオフにしてください。Internet Explorerの「ツール」メニューで、「互換性表示設定」を選択します。「互換表示設定」ダイアログで、すべてのオプションを選択解除し、「閉じる」をクリックします。
WebCenter Portalでは、1つのブラウザ・タブまたはウィンドウ表示のみがサポートされます。WebCenter Portalを複数のブラウザ・タブまたはウィンドウに同時に表示しようとしても、正しく動作しません。
WebCenter Portalでの自己登録はシステム管理者によって有効にされます。これにより、ユーザーは自分のログイン資格証明を作成して、WebCenter Portal認証済ユーザーになることができます。認証されると、自分用のホーム・ポータルのビューを持てる他に、割り当てられたユーザー・ロール基づいて他の機能にアクセスしたり、様々な双方向機能を使用することができるなど、多くのメリットがあります。
注意:
自己登録を使用できるかどうかは、システム管理者がどのようにアプリケーションを構成しているかに依存します。
WebCenter Portalユーザーとして自己登録するには、次の手順を実行します。
WebCenter Portalを開きます。
次に例を示します。
http://host:port/webcenter
ここでのhost:portは、WebCenter Portalがインストールされているシステムのホスト名とポート番号を示します。デフォルトで、WebCenter Portalはポート8888にインストールされます。
ログイン・ページで「登録」リンクをクリックします(図2-1)。
注意:
システム管理者は「ログイン」ページのルック・アンド・フィールをカスタマイズすることはできますが、カスタマイズ方法に関係なく、図2-1に示されている情報は基本的に同じになります。
表示される「自己登録」ページ(図2-2)で、ユーザー情報を入力します。
アスタリスクが付いているフィールドには、値を指定する必要があります。
ヒント:
システム管理者は自己登録ページをカスタマイズできるため、ページの外観が図2-2のとおりにならない場合があります。
始める前に、自分のユーザー名とパスワードのポリシーが基礎となるアイデンティティ・ストアによって設定されていることを確認します。システム管理者は、組織のユーザー名とパスワードのポリシーの情報が表示されるように「自己登録」ページをカスタマイズすることもできます。
「ユーザー名の選択」フィールドに、好きなユーザー名を入力します。
注意:
自社内で電子メール・アドレスをユーザー名として使用している場合は、電子メール・アドレスを入力してください。
「ユーザー名が使用可能か確認」をクリックし、選択したユーザー名の一意性を確認します。
入力した名前が使用されている場合は、別のユーザー名を入力してその一意性をテストします。
「パスワードの選択」フィールドにパスワードを指定します。
「パスワードの再入力」フィールドにパスワードを再入力します。
「名」フィールドに名を入力します。
「姓」フィールドに姓を入力します。
「電子メール・アドレス」フィールドに会社の電子メール・アドレスを入力します。
注意:
作成できるアカウントは、電子メール・アドレスにつき1つのみです。
「登録」をクリックします。WebCenter Portalへの登録を試行したときにレスポンスがない場合は、ブラウザをリフレッシュしてから再試行してください。
入力したデータが受け入れられると、ログイン・ダイアログが開き、WebCenter Portalにログインできます。
注意:
デフォルトでは、同じメールIDを持つユーザー名が存在する場合は、「登録」をクリックするとダイアログが開き、そのメールIDが存在していることが通知されます。このダイアログには、そのメールIDに関連付けられている既存のユーザー名にメッセージを送信するためのボタンも含まれています。
まだ認証前であるため、このメッセージは、システム管理者がメールのパブリック資格証明を構成していればパブリック・メールボックスに送信されます。
このデフォルトの動作は、ポータル開発者のカスタマイズにより無効になっている場合があります。
WebCenter Portalにログインしたとき、デフォルトのランディング・ページはポータル・ブラウザです(図2-3)。システム管理者によってランディング・ページがホーム・ポータルまたは特定のポータルやページに変更されている可能性があります。
注意:
すべてのWebCenter Portalユーザーには、そのユーザーまたはグループ用に構成されたデフォルトのランディング・ページが表示される必要があります。ログイン後、未許可のページやポータルへのアクセスによって「ページが見つかりません」エラーが表示される場合は、デフォルトのランディング・ページを自分のログイン・ユーザー名またはグループ用に構成する必要があることを管理者に伝えます。
ポータル・ブラウザでのポータルの使用の詳細は、「使用可能なポータルの表示とアクセス」を参照してください。
お気に入り(図2-5)を使用して、自分のお気に入りのWebサイトやページの個人用リストを維持し、どのブラウザからでもアクセスできるようにします。詳細は、「お気に入りの管理」を参照してください。
プロファイルは、ユーザーに関する役立つデータの集合です。メニュー・バーのユーザー・メニューを使用して開くことができます。プロファイルには連絡先、写真、社内階層での位置などが含まれます。WebCenter Portalのソーシャル・ネットワーキング機能により、ユーザーは自分のプロファイルを表示および管理したり、他のユーザーのプロファイルを表示することができます(表示可能に設定されている場合)。プロファイルを表示および管理する方法の詳細は、「プロファイルの管理」を参照してください。
個人用プリファレンスには、ユーザー名メニュー(図2-6)からアクセスします。ここでは、アプリケーションを特定の作業スタイルに合わせるための構成設定が簡単にできます。これらには、優先するアプリケーションの表示言語、優先するアプリケーションのルック・アンド・フィール、WebCenter Portalのパスワードなどの設定が含まれます。WebCenter Portalのプリファレンスでは、アプリケーションのユーザー・インタフェースをJAWSなどのスクリーン・リーダー用に最適化するために、アクセシビリティの設定が提供されます。詳細は、「個人用プリファレンスの設定」を参照してください。
「ヘルプ」リンクまたはヘルプ・アイコンが表示されている場合は、いつでもそれをクリックしてヘルプにアクセスできます。
「ヘルプ」リンク(図2-7)をクリックすると、アプリケーションのメイン・ヘルプ・ページが開きます。そのページから、目的のトピックに移動できます。
ヘルプ・アイコン(
)をクリックすると状況依存ヘルプ(ヘルプを起動した場所のユーザー・インタフェースの説明)が表示されます。
