アクセス・パターンおよびメモリー使用量に応じて、Oracle Java Cloud Service - Coherenceインスタンスで負荷が非常に重い場合にパフォーマンスの問題が発生する可能性があります。 Coherenceデータ層の管理対象サーバーでガベージ・コレクション時間が長くなり数秒かかる場合があります。 この問題に対処するには、ガベージ・コレクション・スキームをCMSに変更します。
Coherenceデータ層の管理対象サーバーでのガベージ・コレクション・スキームの変更手順:
- Oracle Java Cloud Service Consoleに移動します。
- サービスの管理コンソールを開きます。
- 管理コンソールの「ドメイン構造」で、「環境」を開いて「サーバー」を選択します。
「サーバーのサマリー」ページが表示されます。
- 「構成」ページの「サーバー」表で、Coherenceデータ層の管理対象サーバーの名前をクリックします。
「設定」ページが表示されます。
- 「構成」タブ、「サーバーの起動」タブの順にクリックします。
- 「ロックして編集」をクリックします。
- 引数ペインで、リストの末尾に
-XX:+UseConcMarkSweepGC
フラグを追加します。
- 「変更のアクティブ化」をクリックします。
- 管理対象サーバーを再起動します。
- Coherenceデータ層の管理対象サーバーすべてに対してこのプロセスを繰り返します。