Oracle Java Cloud Serviceはロールを使用して、タスクおよびリソースへのアクセスを制御します。 ユーザーに割り当てられたロールによって、ユーザーに特定の権限が付与されます。
次の表は、Oracle Java Cloud Serviceにおける各クラウド・ロールの役割を示しています。
ロール | 役割 |
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テナント・ユーザー |
注意: テナント・ユーザーは、Oracle Java Cloud Serviceにアクセスするためのサインイン資格証明とURLについて、Oracle Cloud管理者またはテナント管理者に問い合わせてください。 |
テナント管理者 |
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Oracle Cloud管理者 |
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次の表は、Oracle Java Cloud Serviceのテナント・ユーザー・ロールに与えられた特権をまとめたものです。
権限の説明 | 詳細情報 |
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サービス・インスタンスを作成および削除可能 |
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サービス・インスタンスと仮想マシンを停止および起動できます |
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ロード・バランサを無効および有効にすることでサービス・インスタンスを一時停止して有効化できます |
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サービス・インスタンスをスケーリング、パッチおよびバックアップまたはリストア可能 |
Oracle Java Cloud Serviceインスタンスのスケーリング |
サービス・インスタンスのロード・バランサを管理できます |
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Oracle Coherenceがサービス・インスタンスに有効な場合:さらに、Java管理ロールは次のことができます。
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Oracle Java Cloud Serviceインスタンスを作成すると、次のオペレーティング・システムおよびOracle WebLogic Server管理ユーザー・アカウントが作成されます:
ユーザー | 説明 | 詳細情報 |
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VM OSユーザー |
ユーザーは、
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WebLogic管理者 |
Oracle Java Cloud ServiceでOracle WebLogic Serverを管理できます WebLogic Server管理コンソールをアクセスおよび使用できます 組込みLDAPでユーザーおよびグループを管理できます 他のアイデンティティ・プロバイダを構成できます WebLogic Server管理コンソールを使用してアプリケーションをデプロイおよびデプロイ解除できます |
Oracle Java Cloud Serviceで使用される管理コンソールへのアクセス WebLogic Server管理コンソールを使用したアプリケーションのデプロイおよびデプロイ解除 Oracle WebLogic Server 12c (12.2.1)管理コンソール・オンライン・ヘルプ |
注意:
WebLogic管理者アカウントとVM OSユーザー・アカウントはOracle Cloudで格納または管理されません。
Oracle Java Cloud Serviceインスタンスの作成時にWebLogic管理者のユーザー名およびパスワードを指定します。
WebLogic管理者と、管理者が作成するすべてのエンド・ユーザー・アカウントに対する資格証明および権限は、Oracle WebLogic Serverで格納および管理されます。