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Oracle® Key Vault管理者ガイド
リリース12.2 BP11
E76998-09
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5 Oracle Key Vaultユーザーの管理

Oracle Key Vaultユーザーは、システムの管理、エンドポイントのエンロール、ユーザーおよびエンドポイントの管理、セキュリティ・オブジェクトへのアクセス権の制御、および必要に応じてその他のユーザーへの管理ロールの付与を行います。

5.1 Oracle Key Vaultユーザーについて

Key Vaultユーザーは複数の機能を実行します。主な機能は、Key Vaultを使用してセキュリティ・オブジェクトを管理できるKey Vaultエンドポイントの登録とエンロールです。

5.1.1 Oracle Key Vaultユーザーのタイプ

Oracle Key Vaultユーザーには、次の2つのタイプがあります。

  • システム管理者、キー管理者、監査マネージャという3つの管理ロールのうち、1つ以上を持っている管理ユーザー。

  • 管理ロールは持っていないが、セキュリティ・オブジェクトへのアクセス権を持っている通常のユーザー。

Key Vaultでの義務の分離とは、管理ロールを持っているユーザーはそれらのロールに関連する機能へのアクセス権を持っているが、それ以外は持っていないことを意味します。たとえば、「System」タブはシステム管理者にのみ表示され、キー管理者や監査マネージャには表示されません。同様に、システム管理者はエンドポイントを追加できますが、エンドポイント・グループを作成することはできません。エンドポイント・グループの作成に必要なユーザー・インタフェース要素は、キー管理者にのみ表示されます。

管理ロールを持っていないユーザーには、その機能に固有のセキュリティ・オブジェクトへのアクセス権を付与できるため、その権限が制限されます。たとえば、特定の仮想ウォレットへのユーザー・アクセス権を付与できます。このユーザーは、Key Vault管理コンソールにログインして、自分のセキュリティ・オブジェクトを追加、削除および管理できますが、システム・メニュー、他のユーザーおよびエンドポイントの詳細、それらのウォレットまたは監査レポートは確認できません。

ユーザー義務の分離が推奨されますが、組織によっては、1人のユーザーにすべての管理ロールを付与して、すべての管理機能を実行させる場合もあります。

Oracle Key Vaultユーザー名をOracle Key Vaultエンドポイント名と同じにすることはできません。

5.1.2 Oracle Key Vaultユーザーの作成

システム管理者ロールを持っているユーザーは、Oracle Key Vault管理コンソールからユーザー・アカウントを作成できます。

Key Vaultにユーザーを追加するには、次のステップに従います。

  1. システム管理者ロールを持っているユーザーとしてOracle Key Vault管理コンソールにログインします。
  2. 「Users」タブをクリックします。

    既存のユーザーのリストが表示された「Manage Users」ページが表示されます。

  3. 「Create」をクリックします。

    「Create User」ページが表示されます。

    図5-1 ユーザーの作成

    図5-1の説明が続きます
    「図5-1 ユーザーの作成」の説明
  4. 「User Name」にユーザー名を入力します。ユーザー名がOracle Key Vaultエンドポイント名と同じでないことを確認してください。
  5. オプションで、「Full Name」にユーザーのフルネームを追加します。
  6. パスワードは、次のいずれかを選択します。
    • Auto Generate Password: このオプションを選択すると、パスワードが自動的に生成されてユーザーに送信されます。ユーザーは、「Oracle Key Vault: System Generated User Password」という件名のメッセージを受信します。ユーザーがOracle Key Vault管理コンソールに初めてログインすると、パスワードの変更を求められます。

      このオプションを使用するには、SMTPサーバー構成を設定する必要があることに注意してください。

    • PasswordおよびRe-type password: 有効なパスワードを入力します。パスワードは8文字以上で、英大文字、英小文字、数字および特殊文字をそれぞれ1つ以上含む必要があります。使用できる特殊文字は、ピリオド(.)、カンマ(,)、アンダースコア(_)、プラス記号(+)、コロン(:)およびスペースです。

  7. 「Save」をクリックします。

    「Manage Users」ページが表示され、新しいユーザーがリストされます。

5.1.3 管理ロールの付与、変更または取消し

追加したユーザーに管理ロールを付与したり、変更することができます。他のユーザーに管理ロールを付与するには、その管理ロールを持っているユーザーである必要があります。また、必要でなくなった管理ロールを取り消すこともできます。

5.1.3.1 ユーザーの管理ロールの付与または変更

管理ロールを付与または変更する手順:

  1. ユーザーに付与するロールを持っているユーザーとしてOracle Key Vault管理コンソールにログインします。
  2. 「Users」タブをクリックします。

    ユーザーのリストが表示された「Manage Users」ページが表示されます。

    図5-2 ユーザーの管理

    図5-2の説明が続きます
    「図5-2 ユーザーの管理」の説明
  3. 「User Name」列のユーザーの名前をクリックします。

    「User Details」ページが表示されます。「User Details」ページに、Key Vaultユーザーの統合ビューが表示されます。ユーザー情報として、名前、電子メール、管理ロール、ユーザー・グループ内のメンバーシップ、およびセキュリティ・オブジェクトへのアクセス権が表示されます。

  4. ロールを付与するには、「Roles」の、付与するロールのボックスを選択します。「Audit Manager」「Key Administrator」または「System Administrator」のいずれかになります。

    ロールを変更するには、以前のロールのボックスの選択を解除して、新しいロールの横にあるボックスを選択します。

  5. 「Save」をクリックします。

5.1.3.2 ユーザーからの管理ロールの取消し

ユーザーからロールを取り消すには、次のステップに従います。

  1. ユーザーに付与するロールを持っているユーザーとしてOracle Key Vault管理コンソールにログインします。
  2. 「Users」タブをクリックします。

    ユーザーのリストが表示された「Manage Users」ページが表示されます。

    図5-4 ユーザーの管理

    図5-4の説明が続きます
    「図5-4 ユーザーの管理」の説明
  3. ロールを取り消すユーザーの名前をクリックします。

    「User Details」ページが表示されます。

  4. 取り消すロールのボックスの選択を解除します。
  5. 「Save」をクリックします。

5.1.4 Oracle Key Vaultユーザーの削除

組織内でのユーザーの機能が変わった場合、Key Vaultユーザーを削除できます。ユーザーを削除すると、Key Vaultから削除され、属していたすべてのユーザー・グループから削除されます。この操作によって、このユーザーが管理するセキュリティ・オブジェクトが削除されることはありません。

Oracle Key Vaultからユーザーを削除するには、次のステップに従います。

  1. システム管理者ロールおよびそのユーザーと同じロールを持っているユーザーとして、Oracle Key Vault管理コンソールにログインします。
  2. 「Users」タブを選択します。

    ユーザーのリストが表示された「Manage Users」ページが表示されます。

  3. 削除するユーザーの横にあるボックスを選択します。
  4. 「Delete」をクリックします。
  5. 確認のダイアログ・ボックスで、「OK」をクリックします。
  6. 「Save」をクリックします。

5.1.5 ユーザー詳細の表示

すべての管理ユーザーは、Oracle Key Vaultユーザーとその詳細のリストを表示できます。3つの管理ロールのいずれも持っていないユーザーは、自分のユーザー詳細のみを確認できます。

「User Details」ページに、Key Vaultユーザーの統合ビューが表示されます。このページで、すべてのユーザー管理タスクが実行されます。

指定ユーザーのユーザー詳細を表示する手順:

  1. Oracle Key Vault管理コンソールにログインします。
  2. 「Users」を選択します。

    ユーザーのリストが表示された「Manage Users」ページが表示されます。

    列(ユーザー名、フルネームまたはロール)でリストをソートおよび検索できます。

  3. ユーザー名をクリックして、「User Details」ページに移動します。

5.2 ユーザー・パスワードの変更について

有効なOracle Key Vaultユーザーなら誰でも、自分のパスワードを変更できます。

5.2.1 ユーザー・パスワードの変更の仕組み

Key Vaultシステム管理者は、別のユーザーのパスワードをリセットできます。また、別のユーザーと同じかそれ以上の管理ロールを持っている場合も、そのユーザーのパスワードをリセットできます。たとえば、監査マネージャ・ロールを持っているユーザーのパスワードを変更する場合、パスワードを変更するには、あらかじめそのロールを持っている必要があります。

次のユーザーとロールについて見てみましょう。

ユーザー システム管理者 キー管理者 監査マネージャ

OKV_ALL_JANE

あり

あり

あり

OKV_SYS_KEYS_JOE

あり

あり

-

OKV_SYS_SEAN

あり

-

-

OKV_KEYS_KATE

-

あり

-

OKV_AUD_AUDREY

-

-

あり

OKV_OLIVER

-

-

-

システム管理者とキー管理者のロールを持っているユーザーOKV_SYS_KEYS_JOEがログインして、他のユーザーのパスワードを変更するとします。この場合は、次のようになります。

  • OKV_KEYS_KATE: OKV_SYS_KEYS_JOEは共通のキー管理者ロールを持っているため、OKV_KEYS_KATEのパスワードを変更できます。

  • OKV_AUD_AUDREY: OKV_SYS_KEYS_JOEは監査マネージャ・ロールを持っていないため、OKV_SYS_KEYS_JOEOKV_AUD_AUDREYのパスワードを変更できません。

  • OKV_ALL_JANE: OKV_SYS_KEYS_JOEは監査マネージャ・ロールを持っていないため、ユーザーOKV_ALL_JANEのパスワードを変更できません。

  • OKV_OLIVER: OKV_SYS_KEYS_JOEは、ロールがないユーザーOKV_OLIVERのパスワードを変更できます。

5.2.2 自分のパスワードの変更

すべてのユーザーが、自分のOracle Key Vaultアカウント・パスワードを変更できます。

自分のパスワードを変更するには、次の手順を実行します。

  1. Oracle Key Vault管理コンソールにログインします。

    Key Vaultへのログイン方法は、後述の「リファレンス」を参照してください。

  2. 「Users」タブを選択します。

    ユーザーのリストが表示された「Manage Users」ページが表示されます。

  3. 左のサイドバーから「Change Password」を選択します。

    「Change Password for <your user name>」ページが表示されます。

    図5-5 自分のユーザー・パスワードの変更

    図5-5の説明が続きます
    「図5-5 自分のユーザー・パスワードの変更」の説明
  4. 「Current Password」に現在のパスワードを入力します。「New Password」「Re-enter New Password」に新しいパスワードを入力します。
  5. 「Save」をクリックします。

5.2.3 他のユーザーのパスワードのリセット

Key Vaultシステム管理者である場合、またはパスワードをリセットするユーザーと同じがそれ以上の管理ロールを持つユーザーである場合は、他のユーザーのパスワードをリセットできます。Key Vaultには、ユーザーのパスワードをリセットする2つの方法があります。

5.2.3.1 パスワードの手動リセット

ユーザーのパスワードを手動で設定した後、バンド外の方式を使用して、ユーザーに新しいパスワードを通知できます。

他のユーザーのパスワードをリセットするには、次のステップに従います。

  1. システム管理者ロールを持っているユーザーとしてOracle Key Vault管理コンソールにログインします。

    Key Vaultへのログイン方法は、後述の「リファレンス」を参照してください。

  2. 「Users」タブを選択します。

    ユーザーのリストが表示された「Manage Users」ページが表示されます。

  3. パスワードを変更するユーザーの名前をクリックします。

    「User Details」ページが表示されます。

  4. 「Reset Password」をクリックします。

    「Reset User Password」ページが表示されます。

    図5-6 ユーザー・パスワードの手動リセット

    図5-6の説明が続きます
    「図5-6 ユーザー・パスワードの手動リセット」の説明
  5. 「New Password」「Re-type New Password」に新しいパスワードを入力します。
  6. 「Save」をクリックします。

5.2.3.2 パスワードの自動リセット

ユーザーのパスワードをリセットするもう1つの方法は、Key Vaultでそれを自動的に生成することです。このパスワードは、Key Vaultからユーザーに直接送信できます。この機能を使用するには、電子メール設定でSMTPを構成する必要があります。

パスワードを自動生成して、ユーザーに送信するには、次のステップに従います。

  1. システム管理者ロールを持っているユーザーとしてOracle Key Vault管理コンソールにログインします。
  2. 「Users」タブを選択します。

    ユーザーのリストが表示された「Manage Users」ページが表示されます。

  3. パスワードを変更するユーザーの名前をクリックします。

    「User Details」ページが表示されます。

  4. 「Reset Password」をクリックします。

    「Reset User Password」ページが表示されます。

    図5-7 ユーザー・パスワードの自動リセット

    図5-7の説明が続きます。
    「図5-7 ユーザー・パスワードの自動リセット」の説明
  5. 「Auto Generate Password」の横にあるボックスを選択します。

    電子メール・アドレス・フィールドが表示されます。

  6. ユーザーの電子メール・アドレスを入力します。
  7. 「Save」をクリックします。

    確認メッセージが表示されます。

SMTPを構成せずに「Auto Generate Password」を選択すると、「Email Settings」へのリンクが表示されます。リンクをクリックして電子メール設定を構成し、ステップ1-7を繰り返します。

5.2.3.3 オペレーティング・システム・ユーザー・アカウントのパスワードのリセット

オペレーティング・システム・ユーザー・アカウント(ルートとサポート)のパスワードをリセットできます。RootおよびSupportユーザーは、次回のログイン時にパスワードの有効期限を過ぎていた場合、パスワードを変更するように求められます。有効期限は365日で120日前に警告が送られ、STIGの場合は有効期限が60日で60日前に警告が送られます。

  1. SSHを使用して、システム管理者としてOracle Key Vaultサーバーのターミナルにログインします。

    「Oracle Key Vault Server <Release Number>」画面が表示されます。

    図5-8 「Oracle Key Vault Server <Release Number>」画面

    図5-8の説明が続きます。
    「図5-8 「Oracle Key Vault Server <Release Number>」画面」の説明
  2. 「Set User Passwords」を選択して、ルート・パスワードとサポート・ユーザー・パスワードを設定します。[Enter]を押します。

    「Set User Passwords」画面が表示されます。

    図5-9 「Set User Passwords」画面

    図5-9の説明が続きます。
    「図5-9 「Set User Passwords」画面」の説明
  3. 「Set root password」または「Set support password」を選択し、[Enter]を押します。

    「Set Password」画面が表示されます。

    図5-10 「Set Password」画面

    図5-10の説明が続きます。
    「図5-10 「Set Password」画面」の説明
  4. 「Password」および「Confirm」フィールドに新しいパスワードを入力します。「OK」を選択し、[Enter]を押します。

    「Installation Passphrase」画面が表示されます。

    図5-11 「Installation Passphrase」画面

    図5-11の説明が続きます。
    「図5-11 「Installation Passphrase」画面」の説明
  5. インストール・パスフレーズを入力し、[Enter]を押します。

オペレーティング・システム・ユーザーのパスワードが変更されます。

5.3 仮想ウォレットへのユーザー・アクセス権の付与

キー管理者ロールを持っているユーザーは、ユーザー、エンドポイントおよびそれぞれのグループのセキュリティ・オブジェクトへのアクセス権を制御します。すべてのユーザーに、組織におけるその機能に適したレベルで、Key Vaultのセキュリティ・オブジェクトへのアクセス権を付与できます。

次のように、仮想ウォレットへのユーザー・アクセス権を付与できます。

  1. キー管理者ロールを持っているユーザーとしてログインします。
  2. 「Users」タブを選択し、「Manage Users」を選択します。

    ユーザーのリストが表示された「Manage Users」ページが表示されます。

  3. アクセス権を付与するユーザーの名前をクリックします。

    「User Details」ページが表示されます。

  4. 「Access to Wallets」セクションの「Add」をクリックします。

    「Add Access to User Group」ページが表示されます。

  5. 「Select Wallet」の下で、ウォレットを選択します。
  6. 「Select Access Level」の下で、選択したウォレットへのアクセス・レベルを設定します。「Read Only」「Read and Modify」、または「Manage Wallet」を選択します。

    付与するレベルがわかっている場合は、ウォレットへのアクセス権を付与するときにアクセス・レベルを設定します。ウォレット・メニューからアクセス・レベルを設定または変更することもできます。

  7. 「Save」をクリックします。

5.4 ユーザーの電子メールについて

アラートやパスワード変更などのシステム変更をKey Vaultから直接送信できるように、Key Vaultユーザーは現在の電子メールをファイルに含めることが重要です。ユーザーの電子メールは、「User Details」ページで更新できます。また、ユーザーは、電子メール通知を止めることもできます。

5.4.1 ユーザーに対する電子メール通知の無効化

ユーザー詳細ページで、ユーザーの電子メール通知を無効化できます。

「User Details」ページに移動する手順:

  1. システム管理者ロールを持っているユーザーとしてOracle Key Vault管理コンソールにログインします。

    Key Vaultへのログイン方法は、後述の「リファレンス」を参照してください。

  2. 「Users」タブを選択します。

    ユーザーのリストが表示された「Manage Users」ページが表示されます。

  3. 「User Name」列のユーザーの名前をクリックします。

    「User Details」ページが表示されます。

    図5-12 「User Details」ページ

    図5-12の説明が続きます。
    「図5-12 「User Details」ページ」の説明
  4. 「Do not receive email alerts」ボックスを選択します。
  5. 「Save」をクリックします。

5.4.2 ユーザーの電子メールの変更

ユーザーの追加後、次のように、ユーザーの電子メール・アドレスを追加または変更できます。

  1. システム管理者ロールを持っているユーザーとしてOracle Key Vault管理コンソールにログインします。

    Key Vaultへのログイン方法は、後述の「リファレンス」を参照してください。

  2. 「Users」タブを選択します。

    ユーザーのリストが表示された「Manage Users」ページが表示されます。

  3. 「User Name」列のユーザーの名前をクリックします。

    「User Details」ページが表示されます。

  4. 「Email」に電子メール・アドレスを入力します。
  5. 「Save」をクリックします。

5.5 ユーザー・グループの管理

ユーザー・グループとは、特定の目的を持つユーザーの名前付きコレクションです。

5.5.1 ユーザー・グループの仕組み

ユーザー・グループが作成されると、グループ名は変更できませんが、それ以外のすべての詳細を変更できます。キー管理者ロールを持つユーザーは、仮想ウォレットへのアクセス権を管理するために、ユーザー・グループを作成、変更および削除できます。

ユーザー・グループの主な目的は、セキュリティ・オブジェクトへのアクセス制御を簡素化することです。一連のユーザーが、セキュリティ・オブジェクトの共通セットにアクセスする必要がある場合、ユーザーごとまたはセキュリティ・オブジェクトごとにアクセス権を付与するのではなく、これらのユーザーをグループに入れてグループ・アクセス権を付与できます。特定のユーザーがセキュリティ・オブジェクトにアクセスする必要がなくなったら、グループから削除できます。新しいユーザーをグループに追加できます。

セキュリティ・オブジェクトへのグループのアクセス・レベルは、いつでも変更できます。

5.5.2 ユーザー・グループの作成

一連のユーザーが、セキュリティ・オブジェクトの共通セットを管理する必要がある場合は、ユーザー・グループを作成します。グループの作成時またはグループの作成後に、ユーザーをグループに追加できます。

ユーザー・グループの作成とグループへのユーザーの追加を同時に実行する手順:

  1. キー管理者ロールを持っているユーザーとしてログインします。
  2. 「Users」タブを選択します。

    ユーザーのリストが表示された「Manage Users」ページが表示されます。

  3. 左のサイドバーから「Manage Access」を選択します。

    既存のユーザー・グループが表示された「User Groups」ページが表示されます。

    図5-13 「User Groups」ページ

    図5-13の説明が続きます。
    「図5-13 「User Groups」ページ」の説明
  4. 「Create User Group」をクリックします。

    「Select Members」にユーザーのリストが表示された「Create User Group」ページが表示されます。

    図5-14 「Create User Group」ページ

    図5-14の説明が続きます。
    「図5-14 「Create User Group」ページ」の説明
  5. 「Create User Group」ページで、次の操作をします。
    • Name: グループの名前を入力します。

    • Description: オプションで、グループの説明を入力します。

    • Select Members: グループに追加するユーザーの横にあるボックスを選択します。

  6. 「Save」をクリックします。

5.5.3 ユーザー・グループへのユーザーの追加

既存のユーザーがユーザー・グループと同じセキュリティ・オブジェクトを管理する必要がある場合、そのユーザーをグループに追加できます。グループの作成時またはグループの作成後に、ユーザーをグループに追加できます。

グループの作成後にユーザーをユーザー・グループに追加する手順:

  1. キー管理者ロールを持っているユーザーとしてログインします。
  2. 「Users」タブをクリックして、「Manage Access」をクリックします。

    既存のユーザー・グループのリストが表示された「User Groups」ページが表示されます。

  3. ユーザー・グループの「Details」の鉛筆アイコンをクリックします。

    既存のユーザー・グループのリストが表示された「User Group Details」ページが表示されます。

  4. 「User Group Members」ペインの「Add」をクリックします。ユーザー・グループではなく既存のユーザーのリストが表示された「Add User Group Members」ページが表示されます。
  5. 追加するユーザーのボックスを選択します。
  6. 「Save」をクリックします。

    ユーザーが正常に追加されたことを示すダイアログ・ボックスが表示されます。

5.5.4 ユーザー・グループからのユーザーの削除

組織内での機能が変わったり、グループと同じセキュリティ・オブジェクトを管理する必要がなくなったユーザーは、ユーザー・グループから削除できます。

ユーザー・グループからユーザーを削除する手順:

  1. キー管理者ロールを持っているユーザーとしてログインします。
  2. 「Users」タブをクリックして、「Manage Access」をクリックします。

    既存のユーザー・グループのリストが表示された「User Groups」ページが表示されます。

  3. ユーザー・グループの「Details」の鉛筆アイコンをクリックします。

    「User Group Details」ページが表示されます。

  4. 「User Group Members」リージョンで、削除するユーザーのボックスを選択します。
  5. 「Remove」をクリックします。
  6. 「OK」をクリックして確定します。

    削除を確認する成功メッセージが表示されます。

5.5.5 仮想ウォレットへのユーザー・グループ・アクセス権の付与

ユーザー・グループの仮想ウォレットへのアクセス・レベルは、機能のニーズの変化に応じていつでも変更できます。

ユーザー・グループの仮想ウォレットのアクセス・レベルを変更する手順:

  1. キー管理者ロールを持っているユーザーとしてログインします。
  2. 「Users」タブを選択し、「Manage Access」を選択します。

    既存のユーザー・グループのリストが表示された「User Groups」ページが表示されます。

  3. 変更するユーザー・グループの「Details」列の鉛筆アイコンをクリックします。

    「User Group Details」ページが表示されます。

  4. 「Access to Wallets」セクションの「Add」をクリックします。

    「Add Access to User Group」ページが表示されます。

  5. 「Select Wallet」で、ウォレットを選択します。
  6. 「Select Access Level」で、選択したウォレットへのアクセス・レベルを設定します。「Read Only」「Read and Modify」、または「Manage Wallet」を選択します。
  7. 「Save」をクリックします。

関連項目:

アクセス制御の構成

5.5.6 ユーザー・グループの説明の変更

グループの説明は、グループの目的を識別するために役立ちます。この説明は、グループの目的にあわせていつでも変更できます。

次のように、ユーザー・グループの説明を変更できます。

  1. キー管理者ロールを持っているユーザーとしてログインします。
  2. 「Users」タブを選択し、「Manage Access」を選択します。「User Groups」ページが表示されます。
  3. 「User Groups」ページで、変更するユーザー・グループの「Details」列の鉛筆アイコンを選択します。「User Group Details」ページが表示されます。
  4. 「Description」フィールドに新しい説明を入力します。
  5. 「Save」をクリックします。

5.5.7 ユーザー・グループの削除

グループ内のユーザーが同じセキュリティ・オブジェクトにアクセスする必要がなくなった場合、ユーザー・グループを削除できます。これにより、ウォレットおよびセキュリティ・オブジェクトに対するグループのアクセス権が自動的に削除されます。

ユーザー・グループを削除するには、次のステップに従います。

  1. キー管理者ロールを付与されているユーザーとしてOracle Key Vaultにログインします。
  2. 「Users」タブを選択し、「Manage Access」を選択します。

    「User Groups」ページが表示されます。

  3. 削除するユーザー・グループのボックスを選択します。
  4. 「Delete」をクリックします。
  5. 「OK」をクリックして確定します。

    削除を確認する成功メッセージが表示されます。