13.39 実行者権限および定義者権限句

ストアドPL/SQLサブプログラムのAUTHIDプロパティを指定します。AUTHIDプロパティは、実行時にユニットによって発行されるSQL文の名前解決および権限チェックに影響を与えます。 

invoker_rights_clauseは、次のSQL文に指定できます。

構文

invoker_rights_clause ::=

セマンティクス

invoker_rights_clause

パッケージの宣言に記述されている場合、パッケージのファンクションとプロシージャおよびパッケージ仕様部で宣言された明示カーソルのAUTHIDプロパティを指定します。

スタンドアロン・ファンクションの宣言に記述されている場合、ファンクションのAUTHIDプロパティを指定します。

スタンドアロン・プロシージャの宣言に記述されている場合、プロシージャのAUTHIDプロパティを指定します。

invoker_rights_clauseは、サブプログラムの宣言で1回のみ記述できます。

ADTに記述されている場合、ADTのメンバー・ファンクションおよびプロシージャのAUTHIDプロパティを指定します。

invoker_rights_clauseの制限

型には次の制限が適用されます。

  • この句は、ADTに対してのみ有効です。ネストした表やVARRAY型には使用できません。

  • サブタイプを作成する場合は、意味を明確にするためにこの句を指定できます。ただし、サブタイプはスーパータイプのAUTHIDプロパティを継承するため、スーパータイプに指定した値と異なる値は指定できません。

  • スーパータイプがAUTHID DEFINERで作成された場合は、スーパータイプと同じスキーマでサブタイプを作成する必要があります。

関連トピック

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