16 初期化パラメータ
これは、Data Guard環境で設定される初期化パラメータをアルファベット順に並べたリストです。パラメータがプライマリ・ロールとスタンバイ・ロールのどちらに対して設定されるかを示し、各パラメータの設定に関するヒントも提供します。
『Oracle Databaseリファレンス』には、ALTER SYSTEM SET
文の発行(たとえばALTER SYSTEM SET LOG_ARCHIVE_TRACE
など)、または初期化パラメータ・ファイルの編集による初期化パラメータの更新方法を含む、完全な初期化パラメータ情報が記載されています。初期化パラメータの設定方法の詳細は、オペレーティング・システム固有のOracleマニュアルを参照してください。
表16-1 Oracle Data Guard構成内のインスタンスの初期化パラメータ
パラメータ | 適用可能対象 | 注意点および推奨事項 |
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プライマリ ロジカル・スタンバイ フィジカル・スタンバイ スナップショット・スタンバイ |
スイッチオーバーを実行すると思われる場合は、同じ値をプライマリ・データベースおよびスタンバイ・データベースに指定します。値が異なる場合、REDO転送サービスでREDOデータをプライマリ・データベースからスタンバイ・データベースに転送できない場合があります。例については、「スタンバイ・データベース用のパラメータ・ファイルの作成」を参照してください。 ロジカル・スタンバイ・データベースは、スイッチオーバーがないと思われる場合、プライマリ・データベースより SQL Applyを使用したローリング・アップグレードの場合は、このパラメータを「ロジカル・スタンバイ・データベースの新規作成によるローリング・アップグレードの実行」で説明したガイドラインに従って設定します。 |
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プライマリ ロジカル・スタンバイ フィジカル・スタンバイ スナップショット・スタンバイ |
オプション。このパラメータを使用して、指定された日数(0から365)内に、制御ファイル内(アーカイブREDOログ・ファイルなどの必要な情報が含まれている)の再使用可能レコードが上書きされないようにします。 |
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プライマリ ロジカル・スタンバイ フィジカル・スタンバイ スナップショット・スタンバイ |
必須。1つ以上の制御ファイルのパス名とファイル名を指定します。制御ファイルはすでにデータベースに存在している必要があります。2つの制御ファイルを使用することをお薦めします。現行の制御ファイルの別のコピーが存在していれば、問題のない制御ファイルを問題のある制御ファイルの場所にコピーした後、容易にインスタンスを再開できます。例については、「スタンバイ・データベース用のパラメータ・ファイルの作成」を参照してください。 |
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フィジカル・スタンバイ スナップショット・スタンバイ |
このパラメータには、文字列をペアで指定する必要があります。最初の文字列は、プライマリ・データベース・ファイル名の中で検索される文字列です。その文字列が一致すると、スタンバイ・データベース・ファイル名を構成する2番目の文字列に置き換えられます。複数のペアのファイル名を指定できます。 |
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プライマリ ロジカル・スタンバイ フィジカル・スタンバイ スナップショット・スタンバイ |
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フィジカル・スタンバイ スナップショット・スタンバイ |
このパラメータは必要なくなりました。設定されていない場合、フェッチ・アーカイブ・ログ(FAL)サーバーは、クライアントの |
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フィジカル・スタンバイ スナップショット・スタンバイ |
欠落しているアーカイブREDOログ・ファイルをこのスタンバイ・データベースがフェッチ(要求)できるフェッチ元データベースのOracle Netサービス名を1つ以上指定します。 |
プライマリ ロジカル・スタンバイ フィジカル・スタンバイ スナップショット・スタンバイ |
オプション。このパラメータが定義されており、プライマリ・データベースとスタンバイ・データベースが同じホストに存在する場合は、スタンバイ・データベースに対してプライマリ・データベースとは異なる名前を指定します。例については、「スタンバイ・データベース用のパラメータ・ファイルの作成」を参照してください。 |
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プライマリ ロジカル・スタンバイ フィジカル・スタンバイ スナップショット・スタンバイ |
お薦めします。Oracle Data Guardの機能を完全に有効にするには、このパラメータの |
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プライマリ ロジカル・スタンバイ フィジカル・スタンバイ スナップショット・スタンバイ |
必須。最大30(ここでn = 1, 2, 3, ...31)の宛先を定義します。それぞれが |
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プライマリ ロジカル・スタンバイ フィジカル・スタンバイ スナップショット・スタンバイ |
必須。 |
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プライマリ ロジカル・スタンバイ フィジカル・スタンバイ スナップショット・スタンバイ |
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プライマリ ロジカル・スタンバイ フィジカル・スタンバイ スナップショット・スタンバイ |
オプション。Oracleソフトウェアが最初に起動するアーカイバ( |
プライマリ ロジカル・スタンバイ フィジカル・スタンバイ スナップショット・スタンバイ |
オプション。このパラメータは、ログ・ファイル・グループを再使用する前にアーカイブする必要のあるローカルまたはリモートの必須の宛先、またはローカルのオプションの宛先の数を指定します。 |
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プライマリ ロジカル・スタンバイ フィジカル・スタンバイ スナップショット・スタンバイ |
オプション。スタンバイ・サイトへのREDOデータの転送をトレースするには、このパラメータを設定します。有効な整数値については、「アーカイブ・トレースの設定」に説明されています。 |
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ロジカル・スタンバイ フィジカル・スタンバイ スナップショット・スタンバイ |
このパラメータは、プライマリ・データベースのオンラインREDOログ・ファイルのパス名をスタンバイ・データベースのパス名に変換します。例については、「スタンバイ・データベース用のパラメータ・ファイルの作成」を参照してください。 |
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プライマリ ロジカル・スタンバイ フィジカル・スタンバイ スナップショット・スタンバイ |
オペレーティング・システムの認証を管理ユーザーに使用する場合およびSSLをREDO転送の認証に使用する場合はオプション。それ以外の場合は、Oracle Data Guard構成内の各データベースに対して、 |
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プライマリ ロジカル・スタンバイ フィジカル・スタンバイ スナップショット・スタンバイ |
オプション。オンラインREDOログ・ファイルから読み込んだ情報を処理するSystem Global Area(SGA)の指定に使用します。使用可能なSGAが大きいと、処理できる情報量も大きくなります。 |
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ロジカル・スタンバイ フィジカル・スタンバイ スナップショット・スタンバイ |
このパラメータは非推奨であり、下位互換性のためにのみ保持されています。 |
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プライマリ フィジカル・スタンバイ スナップショット・スタンバイ |
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