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Oracle® Enterprise Manager Cloud Control管理者ガイド
13c リリース2
E78869-07
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28.2 保存済検索の管理

次の各項では、保存済検索の作成、取得および管理について説明します。

28.2.1 検索の保存

保存済検索によって、同じ検索を後でもう一度再定義する必要がないため、管理者の時間を節約できます。何度も検索を再定義することとは対照的に、保存済検索にアクセスする以外に少しクリックするだけであるため、保存済検索は、問題を迅速に診断する際に役立ちます。

注意: 保存済検索は管理者ごとに設定されます。そのため、管理者がコンソールからログアウトすると、検索は保存され、管理者が次回ログインする際に使用できます。つまり、ある管理者が定義した保存済検索には、別の管理者はアクセスできません。

「ログ・ファイルの検索」に示すように検索基準を指定したら、ページの右上にある「検索の保存」をクリックして保存します。検索の名前は、検索で使用したフィールドを連結して自動的に作成されます。例: ログ・メッセージ - 保存済検索: "error", 過去1時間, インシデント・エラー,エラー,不明

注意: 「保存済検索の管理」ポップアップを使用して、デフォルトの名前を変更できます。これにより、デフォルトの名前のままにして、後で変更できます。

28.2.2 保存済検索の取得

保存済検索を取得するには、次の手順に従います。

  1. 「エンタープライズ」メニューから、「モニタリング」「ログ」の順に選択し、ポップアップ・ターゲット・セレクタからターゲットを選択します。

    または

    「ターゲット」メニューから、「ミドルウェア」を選択し、ファームをクリックします。「ファーム」メニューから、「ログ」を選択し、「ログ・メッセージの表示」を選択します。

    または

    「お気に入り」メニューから、保存済検索にアクセスします。

    「ログ・メッセージ」ページが表示されます。

  2. 「ログ」ページで、ページの右上にある「保存済検索」をクリックします。
  3. 検索を選択します。

    検索結果は、「検索」リージョンを移入します。

28.2.3 保存済検索の管理

保存済検索を管理するには、次の手順に従います。

  1. 「エンタープライズ」メニューから、「モニタリング」「ログ」の順に選択し、ポップアップ・ターゲット・セレクタからターゲットを選択します。

    または

    「ターゲット」メニューから、「ミドルウェア」を選択し、ファームをクリックします。「ファーム」メニューから、「ログ」を選択し、「ログ・メッセージの表示」を選択します。ターゲット・コンテキストのみに関連する保存済検索を管理できます。

    または

    「お気に入り」メニューから保存済検索にアクセスし、「お気に入りの管理」を選択します。コンテキストに関係なく、作成したすべてのログ保存済の検索を管理できます。すべての保存済検索を参照できます。

    「ログ・メッセージ」ページが表示されます。

  2. 「ログ」ページで、ページの右上にある「保存済検索」をクリックします。
  3. リストで、「保存済検索の管理」をクリックします。

    「お気に入りの管理」ポップアップが表示されます。次の操作を実行できます。

    • 検索の名前の変更

      表から行を選択すると、画面の下部にある「名前」フィールドに、検索の名前が表示されます。検索の名前を編集し、「OK」をクリックすることも、「取消」をクリックすることもできます。

      注意: 「OK」をクリックした場合、検索の名前のみが変更され、保存済の検索基準の名前は変更されません。検索基準が変更されると、「検索の保存」ボタンが有効になります。

    • 検索基準の編集

      保存済検索のリンクをクリックします。保存済検索のコンテキストに、「ログ・ビューア」画面が表示されます。変更を行い、「保存」をクリックします。

    • 検索の削除

      検索を選択し、「選択項目の削除」をクリックします。