Oracle® Fusion Middleware Oracle Business Intelligence Enterprise Editionユーザーズ・ガイド 12.2.1.2.0 E82972-02 |
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トピック
この章の内容は次のとおりです。
Oracle BI Enterprise Editionは、データを分析および表示するための強力なツールです。
Oracle BI Enterprise Edition (Oracle Business Intelligenceと呼ばれることもあります)には、あらゆるビジネス・インテリジェンス機能が備わっており、次のことが可能です。
組織の最新データの収集
わかりやすい形式(表やグラフなど)でのデータの表示
組織内の人々へのタイムリーなデータの配信
これらの機能によって、組織では、よりよい決定、詳細な情報に基づいた措置、より効率的なビジネス・プロセスの実装が可能になります。
図に、わかりやすい形式(タイル、表、グラフなど)で組織のデータを表示したダッシュボードの一部を示します。
Oracle BI Enterprise Editionでは、次のものを使用できます。
分析 - (Oracle BI EEのこの部分は、アンサーとも呼ばれます。)分析は、ビジネス上の疑問に対する回答を得るための、組織のデータに対する問合せです。分析では、データがわかりやすい形式(表、グラフなど)で表示されることにより、情報の探索や対話が行えます。分析の結果は、保存、編成および共有できます。
あらかじめ作成された、業界に固有の分析を購入することもできます。ビジネスの情報の必要性に合わせて、事前作成の分析を使用できます。
「新規分析の作成」を参照してください。
ダッシュボード - (Oracle BI EEのこの部分は、インタラクティブ・ダッシュボードとも呼ばれます。)ダッシュボードでは、企業や外部情報をパーソナライズして表示できます。ダッシュボードは、分析、Webサイトへのリンク、Oracle BI Publisherレポートなどのコンテンツを含む1ページ以上のページで構成されます。ダッシュボードによって、エンド・ユーザーは分析情報にアクセスできます。
あらかじめ作成された、業界に固有の分析を含む事前構成済のダッシュボードを購入することもできます。
「ダッシュボードの作成と使用」を参照してください。
フィルタ、選択ステップおよびプロンプト - フィルタ、選択ステップおよびプロンプトを使用すると、ダッシュボードや分析で表示するデータを制限したり、指定できます。
「分析用データのフィルタリングと選択」と「ダッシュボードと分析でのプロンプト」を参照してください。
エージェント - (Oracle BI EEのこの部分は、デリバーとも呼ばれます。)エージェントによって、ビジネス・プロセスを自動化できます。エージェントは、イベント駆動型アラート、スケジュールによるコンテンツの公開および条件付きイベント駆動型アクションの実行に使用できます。エージェントはスケジュールすることも、特定の条件でトリガーすることもでき、ユーザーにタイムリな情報を配信できます。
「コンテンツの配信」を参照してください。
条件 - 条件は、分析またはキー・パフォーマンス・インディケータ(KPI)の評価に基づいて1つのブール値を返すオブジェクトです。条件を使用して、何かを行うかどうか(エージェントがコンテンツを配信するかどうか、など)を決定します。
「条件の使用」を参照してください。
アクション - アクションは、関連コンテンツへ移動したり、外部システムで操作、関数またはプロセスを起動する機能を提供します。アクションは、分析やダッシュボードのページなど、様々なオブジェクトに含めることができます。アクションによって、ユーザーは受け取ったデータから得られるビジネスの見通しに基づき、適切な行動をとることができます。
「アクションの使用方法」を参照してください
スコアカード - (Oracle BI EEのこの部分は、Oracle Scorecard and Strategy Managementとも呼ばれます)。スコアカードでは、企業の戦略を構成する目標や取組みのモデル化、指定されたKPIによる業績の評価、および全体的な業績の確認と表示を行えます。
「スコアカードの作成」を参照してください。
他の製品 - Oracle BI EEは、様々な方法で他の製品と対話します。たとえば、Oracle Hyperion Smart View for Officeを使用すると、Oracle BI EEからMicrosoft Officeアプリケーション(Excel、WordおよびPowerPoint)内で分析にアクセスしたり、実行することができます。
「Oracle BI EEと他の製品との対話方法」を参照してください。
注意:
Oracle BI EEのこれらの領域(つまり、分析、エージェント、ダッシュボードなど)は、プレゼンテーション・サービスと呼ばれる場合もあります。Oracle BIプレゼンテーション・カタログには、Oracle BI EEを使用してユーザーが作成した分析、ダッシュボード、KPIなどのオブジェクトが格納されます。
ユーザーは個人のフォルダ(マイ・フォルダ)を持ち、作成したオブジェクトを格納できます。個人フォルダ内のオブジェクトにアクセスし、コンテンツをそのフォルダに保存できます。ユーザーは、個人フォルダにサブフォルダを追加し、自分にとって最も理にかなった方法でコンテンツを編成できます。
他のユーザーやグループがオブジェクトにアクセスできる共有フォルダに、オブジェクトを格納することもできます。ビジネス・ロジック・セキュリティ、カタログ・オブジェクト・セキュリティおよびデータ・レベル・セキュリティの組合せによって、データやオブジェクトの表示、オブジェクトの編集およびカタログからのオブジェクトの削除を行えるユーザーが決まります。管理者は、カタログの共有フォルダ構造の作成および保守を行います。
「Oracle BIプレゼンテーション・カタログとは」、「Oracle BIプレゼンテーション・カタログでのオブジェクトの管理」、および『Oracle Business Intelligence Enterprise Editionシステム管理者ガイド』のOracle BIプレゼンテーション・カタログの構成と管理に関する項を参照してください。
アプリケーションにサインインするにはいくつかの情報が必要です。
Oracle BI EEへのアクセスには、組織で定められたURL、ユーザーIDおよびパスワードを使用します。
注意:
Oracle BI EEを使用する場合、Cookieを受け入れるようWebブラウザを設定する必要があります。ここでは、Cookieを使用して、ユーザーがサイン・インしたセッションが追跡されます。シングル・サインオン(SSO)を使用してすでにサインオンしている場合は、(次の手順で説明されているような)サイン・イン・ページのすべてのフィールドに値を入力するように求めるプロンプトは表示されない可能性があります。
アプリケーションを完全に終了するには、正しくサイン・アウトする必要があります。
注意:
Oracle BI EEからサイン・アウトするためにブラウザ・ウィンドウを閉じないでください。
インタフェースからアプリケーションの様々な領域に簡単にアクセスできます。
Oracle BI EEにサイン・インすると、構成に応じて次のいずれかのページが表示されます。
マイ・ダッシュボードと呼ばれる個人のダッシュボード
ホーム・ページ。
担当業務(コール・センター職員など)に固有のダッシュボード
このページを起点に、Oracle BI EEを使用します。ホーム・ページには、分析、ダッシュボードなど、よくアクセスするものがあります。必要なものが見当たらない場合、ページの最上部にある「検索」ボックスに項目名を入力します。または、「カタログ」リンクをクリックすると、利用できるすべてのコンテンツを探すことができます。作業時には、Oracle BI EE内をナビゲートする主な方法として、グローバル・ヘッダーとホーム・ページを使用できます。
グローバル・ヘッダー - グローバル・ヘッダーは、Oracle BI EEインタフェースの上部に表示され、作業時、常に使用できます。グローバル・ヘッダーでは、Oracle BI EEが提供する機能にアクセスできます。たとえば、ホーム・ページへのアクセス、ダッシュボードへのアクセス、オブジェクト(分析やダッシュボード・プロンプトなど)のオープン、新規オブジェクトの作成などを行えます。グローバル・ヘッダーで使用できる機能は権限によって決まります。管理者は、リンクの順序を変更したり、会社や業界特有のリンクを追加することでグローバル・ヘッダーを変更できます。たとえば、Oracle Technology Network (OTN)へのリンクを追加できます。「Oracle BI EEグローバル・ヘッダーとは」を参照してください。
ホーム・ページ - ホーム・ページでは、Oracle BI EEの起動方法、オブジェクトの作成と変更方法、オブジェクトの参照と管理方法を知ることができます。「Oracle BI EEホーム・ページとは」を参照してください。
タスクの起点にアクセスすると、タスクの実行に必要なページ、ダイアログまたはエディタが表示されます。
注意:
他にナビゲーションの方法がない場合以外は、ブラウザの戻るボタンを使用してOracle BI EEをナビゲートしないことをお薦めします。ブラウザの戻るボタンでは、戻ったときにダッシュボードの状態が保持されない場合があります。ブレッドクラムは推奨されるナビゲーション方法です。「ブレッドクラムを使用したナビゲートについて」を参照してください。ホーム・ページは、Oracle BI EEでタスクを行う起点です。
ホーム・ページはセクションに分かれており、各セクションでは、個別のタスクを開始したり、オブジェクトを検索できます。このホーム・ページには、最近表示、作成または更新したオブジェクトや、所属するグループのユーザーが最も頻繁にアクセスするオブジェクトにアクセスできるセクション(たとえば、「最近」や「お気に入り」)もあります。
この図は、ホーム・ページの例を示します。
起点の構成によっては、Oracle BI EEへサイン・インすると、ホーム・ページが表示される場合があります。
そうでない場合、グローバル・ヘッダーの「ホーム」ページをクリックして、いつでもホーム・ページに移動できます。グローバル・ヘッダーの詳細は、「Oracle BI EEグローバル・ヘッダーとは」を参照してください。
新規ホーム・ページは、Visual Analyzer (VA)のプロジェクト、分析およびダッシュボードを簡単に使用するための手段を提供します。
新規ホーム・ページには、ビジュアライゼーション、分析およびダッシュボードの検索、表示または作成を可能にするBI質問などの様々な機能が含まれています。
「OBIクラシックを開く」をクリックして、新規ホーム・ページからOBIクラシック・ページに切り替えることができます。OBIクラシック・ページを使用すると、アラートやプロンプト、BIPレポートなど、その他のオブジェクトを作成できます。
新規ホーム・ページでは何を行うことができますか。
データ・ソースの作成および使用
データ・ソースには、分析およびVAプロジェクトの作成に使用するデータが含まれます。データ・ソースは、サブジェクト領域またはデータ・セットのいずれかです。データ・セットを作成するには、Excelファイルをアップロードするか、Oracle BI Applicationsまたはデータベースへの接続を作成します。独自のデータの追加を参照してください。
カタログの使用
「表示」領域には、カタログに格納された分析、ダッシュボードおよびVAプロジェクトを素早く探せるように、いくつかのカテゴリが用意されています。カタログを参照するには、「マイ・フォルダ」または「共有フォルダ」を使用します。または、「お気に入り」、「最近」, 「VAプロジェクト」、「ダッシュボード」または「分析」カテゴリをクリックして、最近表示したオブジェクトや特定のオブジェクトをタイプ別に素早く探すことができます。
カタログ内のオブジェクトの検索
カタログ内のオブジェクトの検索には、キーワードを使用できます。検索基準に一致するオブジェクトのリストを表示するために、「コンテンツの検索またはビジュアル化」フィールドに検索用語を入力し、(「検索結果に次が含まれます」セクションのドロップダウン・ウィンドウの上部にある)拡大鏡アイコンがある行をクリックします。プロジェクトおよびビジュアライゼーションの検索を参照してください。BI質問でのデータのビジュアル化
BI質問を使用して、既存のデータ・オブジェクトを素早く分析に結合できます。検索基準に一致するオブジェクトのリストを表示するために、「コンテンツの検索またはビジュアル化」フィールドに検索用語を入力し、(ドロップダウン・ウィンドウの「次を使用してデータをビジュアル化します」セクションにある)オブジェクト・アイコンがある行をクリックして、ビジュアライゼーションの作成を開始します。BI質問でのデータのビジュアル化を参照してください。
オブジェクトの作成
VAプロジェクト(コンテンツを参照するための一般的なワークフローに記載)
ダッシュボード(ダッシュボードの作成に記載)
分析(分析の基準の指定に記載)
詳細情報の参照先
新規ホーム・ページの機能の詳細を確認するには、「アカデミ」をクリックしてOracle BI EEドキュメント・ライブラリにアクセスしてください。
ホーム・ページで、保存されたオブジェクトをすばやく容易に検索できます。
BI質問を使用して、検索フィールドに列名を入力して列名を選択すると、それらの列を含むビジュアライゼーションが即座に表示されます。この機能を使用して、最初にプロジェクトを作成せずに、オンザフライでビジュアライゼーションを実行できます。
検索機能の動作および有効な検索条件を入力する方法を理解することが重要です。
ワイルドカード検索
検索時には、ワイルドカードとしてアスタリスク(*)を使用できます。たとえば、forecastという語が含まれるすべての項目を検索するには、*forecastと指定できます。ただし、それ以上検索を制限するために2つのワイルドカードを使用すると、結果が返されません。たとえば、*forecast*のようになります。
有効なキーワード
検索時には、有効なキーワードを必ず使用します。by、theおよびinなどのキーワードでは、結果が返されません。たとえば、Forecasted Monthly Sales by Product CategoryおよびForecasted Monthly Sales by Product Nameと呼ばれる2つのプロジェクトを検索するために検索フィールドにbyのみを入力した場合、結果は返されません。
カンマを含む項目
検索条件にカンマを使用すると、結果が返されません。たとえば、四半期売上$665,399を検索する必要があり、検索フィールドに665,399と入力した場合、結果は返されません。ただし、655399と入力すると結果が返されます。
日付検索
日付属性を検索するには、年-月-日の書式を使用して検索します。月/日/年の書式(8/6/2016など)を使用して検索しても、直接一致とはなりません。かわりに、検索結果には8が含まれるエントリおよび2016が含まれるエントリが含まれます。
英語以外のロケールでの検索
検索フィールドに入力したとき、ロケール設定によってドロップダウン提示リストの表示内容が異なる可能性があります。たとえば、英語ロケールを使用してsalesと入力した場合、提示リストにはsaleおよびsalesという項目が含められます。しかし、英語以外のロケール(韓国語など)を使用してsalesと入力した場合、提示リストにはsalesという項目のみが含められ、saleなどの項目は提示リストに含められません。
英語以外のロケールでは、必要に応じてフルワードではなく語幹を使用して検索することをお薦めします。たとえば、salesではなくsaleを検索すると、saleおよびsalesが含まれる項目が返されます。または、customで検索すると、custom、customerおよびcustomersが含まれる結果リストが表示されます。
グローバル・ヘッダーによって、よく使用される機能へ簡単にアクセスできます。グローバル・ヘッダーは、ユーザー・インタフェースからいつでも使用できます。
たとえば、グローバル・ヘッダーを使用すると、ホーム・ページに戻ることなく、新規タスクの開始、Oracle BIプレゼンテーション・カタログの検索、製品ドキュメントへのアクセス、別のオブジェクトの表示を行えます。グローバル・ヘッダーには、ホーム・ページ・リンクも含まれ、他のページからホーム・ページにアクセスできます。
注意:
グローバル・ヘッダーで使用可能な機能は権限によって決まることに注意してください。管理者は、リンクが表示される順序を変更することによって、または内部やGoogleやOracle Technology Network (OTN)などの外部の場所にリンクを追加することによって、グローバル・ヘッダーをカスタマイズすることができます。『Oracle Business Intelligence Enterprise Editionシステム管理者ガイド』のプレゼンテーション・サービスでのカスタム・リンクの提供に関する項を参照してください
次の図では、グローバル・ヘッダーの左端の部分を示します。
グローバル・ヘッダーには、次のコンポーネントが含まれています。
検索 - カタログを検索できます。「オブジェクトの検索方法」を参照してください。
詳細設定 - カタログ・ページが検索モードで表示されます。ここでは、カタログ内のオブジェクトを検索できます。検索モードでは、ページ内に「フォルダ」ペインではなく、「検索」ペインが表示されます。
管理 - 管理者としてログインしている場合に使用できます。管理ページが表示されます。ここでは、権限、およびマップのメタデータの管理などの管理タスクを行います。『Oracle Business Intelligence Enterprise Editionシステム管理者ガイド』の「Oracle Business Intelligenceの管理」および『Oracle Business Intelligence Enterprise Editionセキュリティ・ガイド』の「管理」ページの理解に関する項を参照してください。
ヘルプ - 次のオプションが表示されます。
xxx ヘルプ(xxxはページ、エディタまたはタブの名前) - 現在のページ、エディタまたはタブのヘルプ・トピックが表示されます。
ヘルプの目次 - Oracle BI EE、BI Publisherおよびマーケティングの目次へのリンク・オプションが備わったカスケード・メニューが表示されます。
ドキュメント - Oracle BI EEのドキュメント・ライブラリが表示されます。
OTN - OTNのBusiness IntelligenceとData Warehousingテクノロジ・センターのページが表示されます。
Oracle BI EEのバージョン情報... - Oracle BI EEのバージョンと著作権情報が表示されます。
サイン・アウト - Oracle BI EEからサイン・アウトします。
アラート - 1つ以上のアラートが生成されている場合にのみ使用できます。「アラート」ダイアログが表示されます。ここでは、アラートを管理できます。アラートは、パーソナライズされ、アクショナブルなコンテンツを、指定された受信者およびエージェントへの登録者に配信するエージェントによって生成される通知です。
ホーム - ホーム・ページが表示されます。「Oracle BI EEホーム・ページとは」を参照してください。
カタログ - カタログ・ページが表示されます。ここでは、カタログ内のオブジェクトを検索して、それらのオブジェクトに固有のタスクを実行できます。
お気に入り - お気に入りオブジェクトや、お気に入りオブジェクトを編成するために作成したカテゴリが表示されます。また、「お気に入りの管理」リンクが表示され、これをクリックして「お気に入りの管理」ダイアログにアクセスできます。ここでは、お気に入りの編成に使用するカテゴリを作成して管理できます。「お気に入りとは」を参照してください。
ダッシュボード - ユーザーのフォルダまたは共有フォルダ内の「ダッシュボード」サブフォルダに格納されているすべてのダッシュボードへのリンクが含まれています。「ダッシュボード」サブフォルダに保存されていないダッシュボードは、グローバル・ヘッダーのダッシュボード・リストから表示されません。
新規 - 作成可能なオブジェクトのリストが表示されます。オブジェクトを作成するには、オブジェクトをリストから選択します。オブジェクトの作成に適切なダイアログまたはエディタが表示されます。
開く - 次のオプションが表示されます。
開く - 「開く」ダイアログが表示されます。ここでは、使用するオブジェクトを選択できます。
最近使用したオブジェクト - 最近表示、作成または更新したオブジェクトのリストが表示されます。このリストを使用して、使用するオブジェクトを選択できます。
最も人気のあるオブジェクト - 所属するグループのユーザーから最も頻繁にアクセスされているオブジェクトのリストが表示されます。このリストを使用して、使用するオブジェクトを選択できます。
usernameとしてサインイン - (usernameは現在のセッションで使用しているユーザー名)次のオプションが表示されます。
マイ・アカウント - 「マイ・アカウント」ダイアログが表示されます。ここでは、タイム・ゾーン、配信デバイス、配信プロファイルなどのプリファレンスを指定できます。「プリファレンスの設定」を参照してください。
実行者 - 組織でこの機能を有効にし、適切な権限が付与されている場合にのみ使用できます。別のユーザーのかわりに操作を行えます。「他のユーザーの代理」を参照してください。
Oracle BI EEでは、Oracle BI EEの理解に役立つ概念および手順に関する情報が含まれるガイド、状況依存ヘルプおよびライブラリに直接アクセスできます。
具体的には、次のものにアクセスできます。
Oracle Business Intelligence Enterprise Editionヘルプ - Oracle BI EEユーザー・インタフェースの各ページ、タブ、エディタ、ペインおよびダイアログには、ヘルプ・トピックが関連付けられています。これらの各ヘルプ・トピックには、概要、関連する概念や手順へのリンクおよび各コンポーネントの説明が含まれています。
ページ、エディタ、タブまたはダイアログのオンライン・ヘルプにアクセスするには、その「ヘルプ」ボタンをクリックします。
あるいは、ページ、エディタまたはタブの場合、グローバル・ヘッダーにある「ヘルプ」メニューから「xxxヘルプ」(xxxは、ページ、エディタまたはタブの名前)を選択します。たとえば、カタログ・ページの場合、「カタログ・ページのヘルプ」を選択します。「Oracle BI EEグローバル・ヘッダーとは」を参照してください。
Oracle BI EE、Oracle BI Publisherおよびマーケティングのヘルプの目次 - これらの目次を使用することは、製品の知識を得たり、特定のトピックにアクセスするよい方法です。
これらの目次のいずれかにアクセスするには、グローバル・ヘッダーで「ヘルプ」メニューの「ヘルプの目次」をクリックし、適切な目次を選択します。
Oracle Business Intelligence Enterprise Editionドキュメント・ライブラリ - Oracle BI EEドキュメント・セット内のドキュメントは、OTNのFusion Middlewareドキュメント・ライブラリに含まれています。
Oracle BI EEドキュメント・ライブラリにアクセスするには、グローバル・ヘッダーの「ヘルプ」メニューで「ドキュメント」をクリックします。
Oracle Technology Network(OTN) - OTNには、Oracle Business Intelligenceに固有の情報および他のすべてのOracle製品に関する情報が掲載されています。OTNには、開発者、データベース管理者(DBA)および技術者が、アプリケーションの設計、構築、デプロイ、管理および最適化の方法に関する専門的な情報とベスト・プラクティスを共有したり、検索するのに役立つサービスやリソースがあります。OTNにあるアイテムのタイプには、Java、Linuxなどの業界標準のテクノロジに関する情報、すべてのOracle製品のドキュメント、ディスカッション・フォーラム、Oracleソフトウェア、ブログとポッドキャスト、他のOTNメンバーによって書かれた技術的な記事などがあります。
OTNにアクセスするには、グローバル・ヘッダーの「ヘルプ」メニューで「OTN」をクリックします。
ユーザー権限および許可により、アプリケーション内でのアクションおよびアクセスを許可または制限できます。
権限と許可により、分析の作成やスコアカードの編集などの特定のアクションを実行し、オブジェクトやアプリケーションなどにアクセスおよび管理するための資格を付与できます。ロールは、特定の要件に関連する権限を1つにグループ化し、職責に基づいて継続性を有効にしてアクセスを制限します。
権限およびロールは、Oracle Business Intelligence Enterprise Editionで表示およびアクセスできるものを管理します。詳細は、Oracle Business Intelligence Enterprise Editionセキュリティ・ガイドのプレゼンテーション・サービスの権限の管理に関する項を参照してください。また、権限の詳細は、Oracle BIプレゼンテーション・カタログでのオブジェクトの管理のカタログの使用者を参照してください。
非管理者は別のユーザーとして実行することで、他のユーザーの機能を実行できます。
代理機能では、別のユーザーのかわりにOracle BI EEの操作を行えます。この機能は、別のユーザーのダッシュボードやコンテンツを操作する必要がある場合やITサポート・スタッフがユーザー・アカウントのトラブルシューティングを行う必要がある場合などに便利です。
代理機能を使用するには、別のユーザーの代理を管理者から認可されている必要があります。『Oracle Business Intelligence Enterprise Editionセキュリティ・ガイド』の別ユーザーとして実行可能にする方法に関する項を参照してください。
別のユーザーの代理を認可する際、管理者は、他のユーザーのアカウントへのフル・アクセスまたは制限付きアクセスを付与します。
フル・アクセス - フル・アクセスが付与されている場合、ターゲット・ユーザーの権限が継承され、ユーザーのデフォルト・ダッシュボードの変更およびユーザーのコンテンツとプリファレンスの変更を行えます。
制限付きアクセス - 制限付きアクセスが付与されている場合、自身の権限が保持されますが、ターゲット・ユーザーのデータ表示権限が継承されます。制限付きアクセスでは、ユーザーのデータの表示のみ行えます。
アカウントへのアクセス権を持つユーザーのリストは、「マイ・アカウント」ダイアログ: 代理ユーザー・タブを開くと確認できます。このタブには、アカウントへのアクセスが許可されているユーザーの名前のリストが表示されます。「他のユーザーの代理」を参照してください。
エンド・ユーザーは、Oracle BI EEに関する個人のプリファレンスを設定できます。
Oracle BI EEでは、アカウント・プリファレンスを設定できます。たとえば、営業ダッシュボードを開始ページに指定し、太平洋標準時間をタイムゾーンとして選択します。開始ページを指定することによって、Oracle BI Enterprise Editionにアクセスし、ダッシュボードをすぐに使用できます。権限に応じて、「マイ・アカウント」ダイアログで次のことができます。
表示名やユーザーIDなどのアカウント情報全般の表示。
言語、タイム・ゾーン、通貨などのプリファレンスの表示と変更。
場所やタイム・ゾーンなどのBI Publisherのプリファレンスの表示と変更。
Oracle BI Mobileのプリファレンスの表示と変更。
エージェントに対する配信オプションの表示と変更。
所属するロールとグループの表示。
自分がアクセスする権限を持つBIデスクトップ・ツールをダウンロードできます。
ダウンロードできる製品に応じて、次のような様々なBIデスクトップ・ツールを、Oracle BI EEホーム・ページからダウンロードできます。
Oracle Hyperion Smart View for Office (Smart View) - このツールを使用して、Microsoft OfficeアプリケーションからOracle BI EE分析にアクセスして実行します。Smart Viewをダウンロードしてインストールした後の使用手順については、Oracle Hyperion Smart View for Officeユーザーズ・ガイドおよびOracle Hyperion Smart View for Office開発者ガイドを参照してください。
Oracle Business Intelligence Client Toolsインストーラ — このツールを使用して、Business Intelligence管理ツール、Oracle Business Intelligenceジョブ・マネージャおよびOracle Business Intelligenceカタログ・マネージャをインストールできます。
Template Builder for Word Add-in - このツールを使用して、公開レポートで使用するRTFテンプレートを設計できます。
Oracle Business Intelligenceでは、64ビットWindowsオペレーティング・システム上のクライアント・ツールがサポートされます。
Oracle BI管理ツール
Oracle Business Intelligenceジョブ・マネージャ
64ビットWindowsおよびLinuxオペレーティング・システム上のOracle Business Intelligenceカタログ・マネージャ・クライアント・ツール。
Oracle Business Intelligenceクライアント・ツールについて
LinuxまたはUNIXオペレーティング・システムを実行しているコンピュータにOracle Business Intelligenceをインストールする場合、インストールされるクライアント・ツールはOracle Business Intelligenceカタログ・マネージャのみです。『Oracle Business Intelligence Enterprise Editionシステム管理者ガイド』のカタログ・マネージャ・ユーザー・インタフェースの起動に関する項を参照してください。ただし、Oracle Business IntelligenceをLinuxまたはUNIXオペレーティング・システムを実行しているコンピュータにインストールした場合、あるいはOracle Business IntelligenceをWindowsオペレーティング・システムにインストールして、クライアント・ツールは別のWindowsコンピュータで使用する場合は、Oracle Universal Installerを実行して、Oracle BI管理ツール、Oracle Business Intelligenceジョブ・マネージャおよびOracle Business Intelligenceカタログ・マネージャをインストールする必要があります。
Oracle Business Intelligenceクライアント・ツールのインストールに関する考慮事項
Oracle Business Intelligenceクライアント・ツールをインストールする前に次の事項を考慮します。
Oracle BI EE Plusクライアント・インストーラでは、Oracle BI管理ツール、Oracle Business Intelligenceジョブ・マネージャおよびOracle Business Intelligenceカタログ・マネージャがインストールされます。
注意:
Oracle BI EE Plusクライアント・インストーラでは、Oracle Database Clientはインストールされません。Oracleデータベースにアクセスするには、同じマシンにDatabase Clientを別途インストールする必要があります。同様に、IBM DB2データベースにアクセスするには、同じマシンにIBM DB2 CLIをインストールする必要があります。『Oracle Business Intelligence Enterprise Editionメタデータ・リポジトリ作成者ガイド』のメタデータのインポートおよびデータソースの操作についてに関する項を参照してください。Oracle BI管理ツールには、Oracle Business Intelligenceシステムに接続するために、独自のシステムDSNが必要です。Oracle Business Intelligenceクライアント・ツールをインストールした後に、システムDSNを作成して構成します。Oracle Business Intelligenceのシステム管理者は、システムDSNの作成に必要な詳細を提供する必要があります。
注意:
Oracle BI EE Plusクライアント・インストーラを実行する際、インストール・パスにマルチバイト文字が含まれていると、ジョブ・マネージャおよびOracle BI管理ツールを起動できません。この問題を回避するには、インストール・パスにマルチバイト文字が含まれている場合にはインストール・パスを変更する必要があります。インストール・パスにはASCII文字のみが含まれていることを確認してください。Oracle Business Intelligenceは、同じコンピュータ上でOracle Business Intelligenceクライアント・ツールの複数のインスタンスをサポートします。したがって、Oracle Business Intelligenceの複数のインスタンスをインストール済の場合、Oracle Business Intelligenceクライアント・ツールを複数回インストールして構成できます。つまり、Oracle Business IntelligenceのインスタンスごとにOracle Business Intelligenceクライアント・ツールを1回インストールできます。ただし、Oracle Business Intelligenceサーバー・インスタンスをホストしている同じコンピュータ上には、Oracle Business Intelligenceをインストールする過程ですでにクライアント・ツールがインストールされているので、これらのコンピュータにクライアント・ツールはインストールしないようにします。
Oracle BI EE Plusクライアント・インストーラを実行する前に、次のすべてを実行します。
Oracle Business Intelligenceクライアント・ツールをインストールできる、サポート対象の64ビットWindowsオペレーティング・システムを実行しているコンピュータを特定します。
Oracle Business Intelligenceクライアント・ツールをインストールするコンピュータが、Oracle Business IntelligenceシステムをホストしているLinux、UNIXまたはWindowsコンピュータにアクセスできることを確認します。
システム管理者に連絡して、Oracle BI管理ツールのシステムDSNを作成するために必要な情報を入手します。
次のいずれかの方法で、Oracle BI EE Plusクライアント・インストーラ・ファイルを入手します。
Oracle BI EEホームページで「BIデスクトップ・ツールのダウンロード」リンクを選択して、Oracle BI EE Plusクライアント・インストーラ・ファイルにアクセスします。開いたページの「ダウンロード」タブで、Oracle BI EEのバージョンを選択し、ライセンス契約を承諾し、Oracle Business Intelligence Developer Client Toolをクリックします。Oracle BI EEホームページは、次のURLから表示できます。
http://<host>:<port>/analytics/saw.dll?bieehome
次に例を示します。
http://computer1:9704/analytics/saw.dll?bieehome
OTN上のOracle BI EE Plusクライアント・インストーラ・ファイルにアクセスし、クライアント・ツールのインストール先となるコンピュータにダウンロードします。OTN上では、次のリンクにOracle BI EE Plusクライアント・インストーラ・ファイルがあります。
http://www.oracle.com/technetwork/middleware/bi-enterprise-edition/downloads/index.html
Oracle BI EEは、他の様々な製品とともに動作できます。
Oracle BI EEは、様々な方法で他の製品と対話します。この項では、次の項目について説明します。
Oracle BI EEとOracle BI Publisherは連携して完全なデータ分析とプレゼンテーションのツールを提供します。
注意:
このガイドでは、Oracle BI EEとBI Publisherがインストールされ、統合されたコンポーネントとして実行されるよう構成されているものとします。そうではない場合は、このガイドのBI Publisherに関する記述が該当しない可能性があります。BI Publisherの実行の詳細は、『Oracle Business Intelligence Publisherユーザーズ・ガイド』を参照してください。
BI Publisherを使用すると、印刷に最適な書式に設定されたレポートが作成できます。BI Publisherレポートは、BI Publisherデータ・モデルに基づいて作成されます。BI Publisherデータ・モデルは、BIサーバーや分析からのサブジェクト・エリア、リレーショナル・データベースに対するSQL問合せ、Essbaseや他のOnline Analytical Processing (OLAP)ソースに対するMDX問合せ、Lightweight Directory Access Protocol (LDAP)、Webサービス、Microsoft Excel、HTTPフィード、XMLファイルなどの広範なソースからのデータ・セットで構成されます。BI Publisherでは、様々なレイアウト・タイプがサポートされるため、組織で必要なあらゆる種類のドキュメントを作成できます。Oracle BI EE内で、BI Publisherレポートの表示、作成、編集およびスケジュールを行ったり、レポートをダッシュボード・ページに含めたりできます。
Oracle BI EEには完全に統合化されたBI Publisherが含まれています。BI Publisherのすべての機能がOracle BI EEアプリケーション内に表示され、すべてのレポートと関連オブジェクトはOracle BI EE内で作成され、Oracle BIプレゼンテーション・カタログに保存されます。
統合環境を使用する場合、統合によって次の領域が影響を受けます。
エディタ - BI Publisherコンテンツを作成または編集できます。BI Publisherオブジェクトを使用する場合、適切なBI Publisherエディタが表示されます。たとえば、データ・モデルを使用する場合、「データ・モデル」エディタが表示されます。
ダッシュボード - BI Publisherレポートをダッシュボードに埋め込むことができます。ダッシュボード・ページを高い忠実度で印刷するためのカスタム印刷レイアウトおよびダッシュボード・コンテンツをExcelにエクスポートするためのカスタム・エクスポート・レイアウトも作成できます。「ダッシュボードの作成と使用」を参照してください。
カタログ - Oracle BIプレゼンテーション・カタログには、レポート、テンプレートなどのすべてのBI Publisherオブジェクトが含まれます。カタログ内のBI Publisherオブジェクトは、分析やフィルタなどのカタログ・オブジェクトと同様に扱うことができます。
セキュリティ - シングル・サインオン機能が提供されます。リリース11gのセキュリティ・モデルは、xmlp_template_designerなどのBI Publisher固有の権限が含まれるよう拡張されています。
『Oracle Business Intelligence Publisherレポート・デザイナーズ・ガイド』の「レポートの作成」および『Oracle Business Intelligence Publisherレポート・デザイナーズ・ガイド』のレポートの作成: プロセスの概要に関する項を参照してください。
モバイル・デバイスでの表示用に分析とプレゼンテーションを設計できます。
注意:
このガイドでは、Oracle BI EEとOracle BI Mobileアプリケーション・デザイナがインストールされ、完全に統合されたコンポーネントとして実行されるよう構成されているものとします。そうでない場合、このマニュアルのOracle BI Mobileアプリケーション・デザイナについての記述の一部が当てはまらない可能性があります。Oracle Business Intelligence Mobileアプリ・デザイナは、携帯電話やタブレット用の目的の明確なアプリを設計するためのツールです。
Oracle BI Mobileアプリケーション・デザイナで作成されたアプリケーションはプラットフォームおよびデバイスに依存しません。生成されたアプリケーションは最新のHTML5標準に基づいており、ご使用のモバイル・デバイスの最新のブラウザ上で実行できます。クライアントのインストールは必要ありません。
Oracle Business Intelligence Mobileは、Oracle BI EEコンテンツをスマートフォンおよびタブレットで表示および操作できるようにするアプリケーションです。
Oracle Business Intelligence Mobileを介して、Oracle BI Enterprise Editionの分析とダッシュボードに簡単にアクセスすることができます。同じコンテンツが表示され、モバイル・デバイスで表示するために最適化されています。Oracle Business Intelligence Mobileは、Apple社のApp StoreやGoogle Play Storeからモバイル・デバイスにインストールできます。
Oracle Business Intelligence Mobileの詳細は、次のOracle Business Intelligence Mobile製品ドキュメント・ライブラリを参照してください。
Oracle Enterprise Performance Management Systemは、ご使用のアプリケーション・スイートの効率的な動作を実現するのに役立ちます。
Oracle BI EEには、次のようなOracle Enterprise Performance Management Systemとの統合機能が用意されています。
Oracle Hyperion Smart View for OfficeをOracle BI EEホーム・ページからダウンロードできます。「Oracle BI EEとMicrosoft Officeの統合」を参照してください。
EPMワークスペース内で分析、エージェント、ダッシュボードおよびBI Publisherレポートを操作できます。Oracle Hyperion Enterprise Performance Management Workspaceのドキュメントを参照してください。
Oracle BIアプリケーションをOracle BI EEと組み合せて使用すると、統合データ分析ツールの総合スイートになります。
Oracle Business Intelligenceアプリケーションは、Oracle Fusion、Oracle E-Business Suite、JD Edwards、Peoplesoft、SiebelなどのOracleアプリケーションに使用できる、事前に構築されたビジネス・インテリジェンス・ソリューションです。Oracle Business Intelligenceアプリケーションは、Oracle BI EEを基に構築されています。
Oracle BIアプリケーションは、組織内の主な業務分野に対応するために業界のベスト・プラクティスを使用して構築された業界固有のダッシュボードと分析で構成されます。ダッシュボードと分析は、組織の各エンド・ユーザーのロールに合ったものになっています。
通常、Oracle BIアプリケーションは、組織の事業や業界に照らした分析におけるビジネス・メトリックを提供するために、オラクル社のSiebel CRMアプリケーションなどの他の運用アプリケーションと統合され、これらのアプリケーションからアクセスできます。Oracle BIアプリケーションには、データの抽出、変換およびOracle Business Analytics Warehouseへのロードを行うETL(抽出、変換、ロード)ルーチンが含まれています。Oracle BIアプリケーションには、Oracle Business Analytics Warehouseおよびトランザクション・データベースへマップするメタデータも含まれ、組織のすべてのレベルに対する主なメジャーとメトリックが定義されます。これらのメジャーとメトリックは、Oracle Business Intelligenceのコンテンツ・デザイナに使用できます。
Oracle BI EE機能をMicrosoft Officeとリンクするアドイン・コンポーネントがあります。
Oracle BI EEには、Microsoft Officeに対するアドインのセットが用意されており、ダウンロードしてインストールすると、Oracle Business IntelligenceのコンポーネントとMicrosoft Officeとの統合が可能になります。Oracle BI EEホーム・ページの「はじめに」セクションに、次のアドイン・コンポーネントをインストールするためのリンクがあります:
Template Builder For Word
Oracle Hyperion Smart View for Office
「BIデスクトップ・ツールのダウンロード」を参照してください。
他のガイドに、コンテンツ・デザイナと管理者に関係の深いトピックがいくつか取り上げられています。次の表にこれらのトピックをリストし、詳細の参照先を示します。
トピック | 詳細の参照先 |
---|---|
Oracle BI EEのインストール |
『Oracle Business Intelligenceのインストールと構成』のOracle Business Intelligenceのインストールに関する項 |
Oracle BI EEの構成 |
『Oracle Business Intelligence Enterprise Editionシステム管理者ガイド』のOracle Business Intelligenceの構成に関する項 |
Oracle BI EEの統合 |
『Oracle Business Intelligence Enterprise Editionインテグレーターズ・ガイド』のOracle Business Intelligenceとの統合の概要に関する項 |
システムが適切に動作するには、特定の証明書、ハードウェアおよびソフトウェアが必要です。
ハードウェアとソフトウェアの要件、プラットフォーム、データベースおよびその他の情報の詳細は、システム要件と動作要件のドキュメントを参照してください。いずれのドキュメントもOracle Technology Network (OTN)から入手できます。
システム要件のドキュメントには、ハードウェアとソフトウェアの要件、ディスク領域とメモリーの最小要件、必要なシステム・ライブラリ、パッケージまたはパッチなどの情報が記載されています。
http://www.oracle.com/technetwork/middleware/ias/downloads/fusion-requirements-100147.html
動作要件のドキュメントには、サポートされているインストール・タイプ、プラットフォーム、オペレーティング・システム、データベース、JDKおよびサードパーティ製品が記載されています。
http://www.oracle.com/technetwork/middleware/ias/downloads/fusion-certification-100350.html