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Oracle® Application Expressエンド・ユーザーズ・ガイド
リリース5.1
E89952-01
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1 Oracle Application Expressについて

関連項目:

『Oracle Application Expressアプリケーション・ビルダー・ユーザーズ・ガイド』クイック・スタートに関する項

1.1 ブラウザ要件

Oracle Application Expressは、Google Chrome、Mozilla Firefox、Apple Safari、Microsoft Internet ExplorerおよびMicrosoft Edgeの現在のリリースおよび以前のメジャー・リリースをサポートしています。

注意:

 Microsoft Internet Explorer 11は以前のメジャー・リリースで、Microsoftの現在のブラウザはMicrosoft Edgeです。

1.2 Oracle Application Expressについて

Oracle Application Expressは、Oracle Databaseのための高速Webアプリケーション開発ツールです。開発者は、ウィザードや直接の入力で、データベース・オブジェクトの外観としてHTMLインタフェース(またはアプリケーション)を構築できます。各アプリケーションは、タブ、ボタンまたはハイパーテキスト・リンクを使用してリンクされたページのコレクションです。

アプリケーションを作成すると、ユーザーはOracle Databaseのデータを管理、操作および表示できます。開発者はOracle Application Expressで次の2種類のアプリケーションを構築できます。

  • Webシート・アプリケーション

  • データベース・アプリケーション

1.3 データベース・アプリケーションについて

データベース・アプリケーションは、ユーザーがOracle Databaseに格納されている情報に対して、それを表示したり、オプションで追加、更新または削除したりできる、対話モードのユーザー・インタフェース(UI)です。このUIは、静的および対話モードのレポート、対話グリッド、フォーム、チャート、地図など、様々な形式の情報を表示できます。

開発者はOracle Application Expressで、プログラミングの経験が少なくても、Webブラウザを使用するだけで強力なデータベース・アプリケーションを作成できます。

このガイドでは、エンド・ユーザーが対話グリッドと対話モード・レポートをカスタマイズする方法を説明します。対話グリッドまたは対話モード・レポートでは、検索、フィルタ処理、ソート、列選択、ハイライトなどのデータ操作を行うことで、レポート・データの表示をカスタマイズできます。これに加え、エンド・ユーザーはカスタマイズしたものを保存したり、レポートをローカルにダウンロードできます。

このガイドでは、Oracle Application Expressに、既存のアプリケーションのデータのロード・ウィザードを使用してデータをインポートする方法も説明します。

1.4 Webシート・アプリケーションについて

Webシート・アプリケーションは、テキストとデータを組み合せた対話モードWebページです。これらのアプリケーションは、ユーザーによって定義される非常に動的なアプリケーションです。

Webシート・アプリケーションには、ナビゲーション・コントロール、検索機能や、ファイル、ノート、タグなどの注釈を追加する機能があります。Webシート・アプリケーションは、アクセス制御リストおよびいくつかの組込み認証モデルを使用して保護できます。

関連項目:

"Webシートの使用"