ビューは、別の表または表の組合せを論理的に表現したものです。ビューを作成、参照、編集、ダウンロード、コンパイル、削除し、レポートを表示できます。
ビューにはデータが含まれることも格納されることもなく、そのビューの基になるビューまたは表からそのデータを取得します。この表を実表と呼びます。ビューで実行される操作はすべてビューの実表に影響を与えます。ビューが更新可能であるために、SET
またはDISTINCT
、演算子、集計または分析ファンクション、GROUP BY
、ORDER BY
、CONNECT BY
、START WITH
句、副問合せ、またはSELECT
リスト内のコレクション式のどの構文も、ビューに含めることはできません。
表よりもビューの使用が推奨される例として、いくつかの列と多数の行があるHR.EMPLOYEES
表を考えてみます。これらの列のうち5つの列のみ、または特定の行のみをユーザーに表示可能にするには、次のようにビューを作成します。
CREATE VIEW staff AS SELECT employee_id, last_name, job_id, manager_id, department_id FROM employees
関連項目:
Oracle Database管理者ガイド
「オブジェクト選択」ペインからビューを選択して、ビューに関する各種レポートを表示します。
オブジェクト・ブラウザでビューにアクセスすると、「詳細」ペインに、そのビュー内の列を示すレポートが表示されます。
ビューを参照するには、次のステップを実行します。
関連項目:
「ビューのレポート」
オブジェクト・ブラウザでビューを参照する際、代替ビューを使用できます。
表2-3に、ビューで使用可能なすべてのレポートを示します。
表2-3 ビューで使用可能なレポート
関連項目:
ビューを編集する際には、コードの手動編集、検索および置換の実行、ビューのコンパイルが可能です。
ビューをファイルとして保存したり、ビューを削除することができます。
ビューを手動で編集するには、次のステップを実行します。
関連項目:
「オブジェクト選択」ペインからビューを選択し、「ソースのダウンロード」をクリックしてビューをダウンロードします。
現行のビューをファイルとして保存するには、次のステップを実行します。
ビューを編集および変更する場合は、変更内容を保存するためにコンパイルする必要があります。
これはデータベース内のオブジェクトの単なるビューであるため、保存機能はありません。
現行のビューを再作成するには、次のステップを実行します。