3.2 リリース3.4.3の新機能

Oracle VM PV Drivers for Microsoft Windowsのリリース3.4.3では、バグ・フィックスの累積リストとともに、新機能と拡張機能が導入されています。

新機能および拡張機能

リリース3.4.3では、次の新機能および拡張機能が用意されています。

  • Oracle VM PV Drivers for Microsoft Windowsでは、Oracle VM Managerリリース3.4.4以降、Oracle VM Serversがリリース3.4.2以降で実行されているMicrosoft Windowsサーバー2016がサポートされるようになりました。

  • WindowsゲストでのCPU使用率を低下させるパフォーマンスの向上が実装されました。

  • Oracle VM PV Drivers for Microsoft Windowsは、Oracle VMリリース3.4.4以降の環境で、次のゲストOS用に最大構成限界480 GB仮想RAMをサポートするようになりました:

    • Microsoft Windows Server 2016

    • Microsoft Windows Server 2012 R2

    • Microsoft Windows Server 2012

    • Microsoft Windows Server 2008 R2 SP1

主な不具合の修正

リリース3.4.3では、次に示す修正の累積アップデートを提供します。

  • Microsoft Windows Server 2008 R2 SP1およびSP2ゲストは定期的にクラッシュします。 バグ25233360

  • Windows Server 2008 SP2ゲストのOracle VM PV Drivers for Microsoft Windowsインストール中にインストール・エラーが表示されることがあります。 バグ25458370

  • 移行ジョブ間の間隔時間が短いため、複数のMicrosoft Windowsゲストを移行先Oracle VM Serverインスタンスに移行すると失敗します。 バグ25676373

  • ライブ移行中に負荷の高いMicrosoft WindowsゲストでWindowsのブルー・スクリーンが発生します。 バグ25769259