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Oracle® Fusion Middleware Oracle WebCenter Content: Imagingの使用
12c (12.2.1.3.0)
E92007-02
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A.5 検索ページ

検索ページを使用し、Imagingのコンテンツを探してアクセスします。ナビゲータ・ペインの検索リンクをクリックして、検索ページを表示します。別の検索リンクをクリックして、新しいタブを表示します。複数のタブを使用すると、請求書と購入注文を比較するなど、コンテンツを比較する場合に便利です。

各検索ページには、検索フォームの基準のセクションと検索実行後に表示される検索結果セクションの2つのセクションが備わっています。基準セクションは、事前定義されたフォームで、検索する基準を入力します。結果セクションには、指定した基準に合致し、ユーザーがアクセス権を持つImaging内のすべてのコンテンツのリストが表示されます。基準セクションは、ペインを閉じるアイコンをクリックして閉じる/開くを切り替えることができます。

検索フォームの基準は、検索作成者により事前定義されます。この基準は、ドキュメントが格納され各検索で異なっている可能性のあるアプリケーションのメタデータに基づいています。たとえば、インボイス番号や発行日の使用を定義する「インボイス」検索、および会社IDや事業単位ごとに検索できる「契約」検索があるとします。

この項の内容は次のとおりです。

A.5.1 選択リスト・データ・フィールドへの入力演算子

次の演算子は、選択リストを使用して検索に役立てることができます。これらの選択リストは、既存の検索パラメータ名と検索フィールドの間にあります。有効な演算子は、記号(数値フィールド)およびテキスト(テキスト・フィールド)であることに注意してください。

演算子 説明

次と等しい(テキスト・フィールド用)

= (数値フィールド用)

入力された値に等しい値の検索です。ワイルドカード・キャラクタはテキスト・フィールドで機能することに注意してください。*文字は0から多数の文字に合致し、?は正確にどれか1つの文字に合致します。たとえば、Sm?thと入力してSmithを検索できますが、SmytheSmoothは検索できません。Sm*th?と入力すると、SmytheSmithsは検索できますが、Smitheeは検索できません。Sm*th*と入力すると、SmithSmytheおよびSmitheeが検索されますが、検索条件の先頭にワイルドカードを指定して「次と等しい」演算子を使用すると、他の条件を使用して検索が絞り込まれないかぎりデータベースに大きな負荷がかかることがあります。

次で始まる(テキスト・フィールドのみ)

パラメータ名の最初の文字または数字を入力します。任意のテキスト・キャラクタを使用できます。これは演算子を「次と等しい」と設定し、ワイルドカード文字の*の前に最初の文字を複数入力するのと同じです。たとえば、演算子を「次で始まる」に設定してAndを入力するのと、演算子を「次と等しい」に設定してAnd*と入力するのは同じです。それぞれAndersonAndersonsおよびAndreesonが返されます。

次で終わる (テキスト・フィールドのみ)

パラメータ名の最後の文字または数字を入力します。任意のテキスト・キャラクタを使用できます。これは演算子を「次と等しい」と設定し、最後の文字の前にワイルドカード文字*を入力するのと同じです。ワイルドカード文字はテキスト・フィールドで使用でき、演算子Begins withおよびEqualsで説明されているように機能します。

次を含む (テキスト・フィールドのみ)

パラメータ名に含まれた文字または数字を入力します。任意のテキスト・キャラクタを使用できます。これは演算子を「次と等しい」と設定し、ワイルドカード文字*に続けて複数の文字を入力し、もう一度ワイルドカード文字*を入力するのと同じです。ワイルドカード文字はテキスト・フィールドで使用でき、演算子Begins withおよびEqualsで説明されているように機能します。

> (数値フィールドのみ)

入力した値より大きい値を検索します。

>= (数値フィールドのみ)

入力した値と等しいかそれを超える値を検索します。

< (数値フィールドのみ)

入力した値より小さい値を検索します。

<= (数値フィールドのみ)

入力した値と等しいかそれより小さい値を検索します。

次と等しくない(テキスト・フィールド用)

<> (数値フィールド)

入力した値と等しくない値を検索します。ワイルドカード・キャラクタはテキスト・フィールドで機能することに注意してください。Nullエントリ(フィールドにデータがない場合)には値が返されません。たとえば、次がtrueであるとします。

  • ドキュメント1のテキスト・フィールドにはデータがない

  • ドキュメント2のテキスト・フィールドにはabcが含まれる

  • ドキュメント3のテキスト・フィールドにはabcdeが含まれる

  • ドキュメント4のテキスト・フィールドにはaabcが含まれる

演算子に「次と等しくない」を使用して、テキスト・フィールドに次のテキストを入力すると、リストにあるドキュメントでは次のような結果が返されます(Nullエントリには値が返されないので注意してください)。

  • abcと入力すると、ドキュメント3と4が返されます。ドキュメント1のようなNull値は結果が返されませんし、ドキュメント2の値はabcと等しいため返されません。

  • ab*と入力すると、ドキュメント4が返されます。ドキュメント2と3ではabがすべての後続文字を表すワイルドカードと等しくなりますが、ドキュメント4はabの前に1文字含まれているためこの条件と等しくありません。

  • *abcと入力すると、ドキュメント3が返されます。ドキュメント3のみがabcに後続する文字が含まれていて、エントリと等しくありません。

  • *b*と入力すると、どのドキュメントも返されません。すべてのドキュメントでbの前後に文字が含まれ、このテキスト・エントリは文字の前後にワイルドカードが含まれるためすべてのドキュメントと等しくなります。

  • 何も入力しない場合には、すべてのドキュメントに値が含まれるため、すべてのドキュメントが返されます。

A.5.2 検索フォームの基準および検索結果表

結果セクションの列は、検索するアプリケーション(複数可)に基づいています。単一の検索では、複数のアプリケーションにわたることもあり、各アプリケーションからの列がマージされます。検索基準と同様、これも検索ごとに異なります。結果に表示される列は、「ビュー」メニューのオプションを使用して、並べ替えたり、非表示にすることができます。検索結果セクションで単一または複数のドキュメントに対してアクションを実行するには、ドキュメントを選択し、「検索結果」ツールバーまたは「検索結果」コンテキスト・メニューのいずれかを使用します。

次の表では、このページで使用可能な要素について説明します。

要素 説明

検索タブ

検索タブをクリックして、タブをハイライトして関連付けられた検索を表示します。

「タブを閉じる」アイコン

ハイライトされた検索タブで「タブを閉じる」アイコンをクリックしてタブを閉じます。

「詳細オプション」コンテキスト・メニュー

タブを右クリックすると「詳細オプション」コンテキスト・メニューが表示され、次のオプションが用意されています。

  • すべて閉じる: すべての検索タブが閉じられます。

  • 現在のタブ以外すべて閉じる: ハイライトされたタブ以外のすべての検索タブが閉じられます。

検索フィールド

「検索」フィールドは、検索対象のアプリケーションに応じて異なり、検索作成者によって定義されています。単一の検索が複数のアプリケーションにわたることがあります。

検索結果

検索を実行したら、入力した基準に適合したユーザーがアクセスできるドキュメントのリストが表示されます。

A.5.2.1 「検索結果」ツールバー

検索結果ツールバーを使用すると、検索結果リスト内の選択したドキュメントに対してアクションを実行できます。このツールバーは、各検索結果の上部に表示されます。

要素 説明

ビュー

ビューをクリックすると、次のオプションが表示されます。

  • : 結果セクションに表示させる列を決定します。デフォルトではすべての列が表示されます。「列」サブメニューを選択して、その表示と非表示を切り替えます。

  • 連結解除: 検索結果表を最大化して、現在のウィンドウにあわせます。

  • 列の並替え 「列の並替え」ページを開きます。「列の並替え」ページで列を選択し、対応する矢印をクリックすると、リスト内でその項目が上下に移動します。検索結果では、リスト内で上にある列ほど左に表示されます。

電子メール

デフォルトの電子メール・クライアントから送信される、検索結果へのリンクを記載した新規電子メール・メッセージを開きます。検索結果を表示するには、受信者はログインする必要があり、さらに検索権限およびドキュメントへのアクセス権限が付与されている必要があります。

オープン

個別のブラウザ・ウィンドウでドキュメントを開きます。

起動

ドキュメントのネイティブ・アプリケーション・ビューアでドキュメントを開きます。たとえば、PDFドキュメントはAdobe Readerで開きます。

ロック

ドキュメントをロックして、ロックしたユーザー以外のユーザーによる更新、注釈の追加、移動を防止します。

ロック解除

ドキュメントのロックを解除します。ドキュメントをロック解除できるのは、ロック管理者またはそのドキュメントをロックしたユーザーのみです。一旦ロック解除されたドキュメントは、他のユーザーによるロック制限アクションが可能になります。

更新

「ドキュメントの更新」ページを表示します。このページでは、ドキュメントの置換やドキュメントのメタデータの更新を行うことができます。アプリケーションの構成に応じて、更新されたドキュメントが上書きされるか、または新しいバージョンが作成されます。

ダウンロード

「ドキュメントのダウンロード」ページが表示されます。ここでは、セキュリティ権限に応じて、注釈のない元のドキュメントのコピー、またはドキュメントの注釈付きTIFFイメージを保存できます。

コピー

「ドキュメントのコピー」ページを表示します。このページでは、ドキュメントおよびそのメタデータのコピーを新規コンテンツ・アイテムとして作成できます。アプリケーション間でドキュメントをコピーする場合は、ターゲット・アプリケーションのドキュメントを作成するセキュリティ権限が必要です。

移動

「ドキュメントの移動」ページを表示します。このページでは、メタデータを更新したり、ドキュメントを新しいアプリケーションに移動できます。このとき、コピーは作成されません。たとえば、未処理請求書アプリケーションの請求書を支払済請求書アプリケーションに移動できます。アプリケーション間でドキュメントを移動する場合は、ソース・アプリケーションのドキュメントを削除するセキュリティ権限とターゲット・アプリケーションのドキュメントを作成するセキュリティ権限が必要です。

削除

権限がある場合、ドキュメントをImagingから削除します。ダイアログ・ボックスが表示され、そこで削除を確認またはキャンセルします。ドキュメントを削除すると、そのドキュメントとすべての関連メタデータと注釈は永続的にImagingから削除され、検索結果を介してアクセスできなくなります。

連結解除

検索結果表を最大化して、現在のウィンドウにあわせます。

Excelにエクスポート

検索結果表を個別の.xlsファイルにエクスポートします。エクスポートされた.xlsファイルは、HTML形式であることに注意してください。これがファイル拡張子で指定されている形式と異なる形式であるため、ファイルを開く際にMicrosoft Excelでエラー・メッセージが表示される可能性があります。このメッセージは無視して、ファイルを開くことができます。

列ヘッダー

列の記述名が表示されます。列ヘッダーをクリックすると、昇順で列がソートされます。ヘッダーを再びクリックすると、降順で列がソートしなおされます。

A.5.2.2 「検索結果」コンテキスト・メニュー

検索結果で特定のコンテンツ項目を右クリックすると、「検索結果」ツールバーと同じコンテンツ固有のオプションが用意されたコンテキスト・メニューが表示されます。

A.5.3 「列の並替え」ページ

「列の並替え」ページを表示するには、「ビュー」「列」の順に選択し、「検索結果」ツールバーから「列の並替え」を選択します。列を有効にし、該当する矢印をクリックして表示順に列を並べ替えます。「OK」をクリックして、変更内容を適用します。