XMLレジストリ: コンテンツ: エンティティ・スペックのエントリ: 構成
このページでは、実際の外部エンティティのURIやパス名およびWebLogic ServerがXMLファイル内の外部エンティティへの参照を識別する方法など、特定のエンティティ・スペックの構成を表示または更新します。
WebLogic Serverで外部エンティティの解決を構成する場合は、物理的にエンティティ・ファイルを、管理サーバーからアクセス可能なディレクトリにコピーし、外部エンティティがXMLドキュメントで参照されている場合は常に管理サーバーがそのローカル・コピーを使用するように指定します。
エンティティがXMLドキュメント内で参照されるときに、パブリックIDまたはシステムIDの一方を使用するように指定できます。また、エンティティをキャッシュおよびリフレッシュするタイミングを指定できます。
構成オプション
名前 説明 パブリックID 外部エンティティのパブリックID。
WebLogic Serverは、XMLドキュメントを解析中にこのパブリックIDを持つ外部エンティティを検出すると、このエンティティ・スペックのエントリに設定されている値に従って、そのエンティティを(ローカル・ファイルまたはURLリソースに)解決します。
システムID 外部エンティティのシステムID。
WebLogic Serverは、XMLドキュメントを解析中にこのシステムIDを持つ外部エンティティを検出すると、このエンティティ・スペックのエントリに設定されている値に従って、そのエンティティを(ローカル・ファイルまたはURLリソースに)解決します。
エンティティURI 外部エンティティの場所(パス名またはURI)。
外部エンティティの場所としては、管理サーバーからアクセス可能な、XMLレジストリ・ディレクトリを基準とする相対パス名、またはローカル・リポジトリ内のエンティティの場所のURIを指定できます。
キャッシュのタイミング WebLogic ServerがWebから取得する外部エンティティをキャッシュするタイミングを指定します。
WebLogic Serverでは、外部エンティティを、参照されたときにキャッシュする、ただちに(すなわち初期化時に)キャッシュする、あるいはキャッシュしないようにすることができます。または、XMLレジストリのキャッシュ設定に従うようにすることもできます。
キャッシュ・タイムアウト間隔 外部エンティティ・キャッシュのデフォルトのタイムアウト間隔を指定します(単位は秒)。
値
-1
の場合、エンティティ・キャッシュのタイムアウト間隔は、このエンティティ・スペックのエントリが属するXMLレジストリで指定されている間隔に従います。MBean属性:
XMLEntitySpecRegistryEntryMBean.CacheTimeoutInterval
最小値:
-1