このリリースでのAutonomous Health Frameworkユーザーズ・ガイド18cの変更点

ここでは、Oracle Database 18cのOracle Autonomous Health Frameworkでの変更点をリストします。

Oracle ORAchkおよびOracle EXAchk 12.1.0.2.7の新機能

Oracle ORAchkおよびOracle EXAchk 12.1.0.2.7の新機能は次のとおりです。

企業全体のデータ構成およびメンテナンスの簡素化

このリリースには、システムおよびユーザーの構成とメンテナンスを簡素化し、状態チェック収集結果をアップロードする複数の変更点が含まれます。

事業単位へのシステムの一括マッピング

Oracle Health Check Collections Managerでは、多数のシステムを事業単位に迅速にマッピングできるようにXML一括アップロード・オプションが提供されます。

ログイン時のユーザーの選択的取得

デフォルトでは、Oracle Health Check Collections Managerは、LDAP認証を使用してログインするユーザーの詳細を取得し、Oracle Health Check Collections Managerロールをユーザーに割り当てます。

状態チェック収集結果のアップロードの詳細の構成

状態チェック収集結果をOracle Health Check Collections Managerデータベースに自動的にアップロードするようにOracle ORAchkおよびOracle EXAchkを構成します。

失敗したアップロードの表示および再試行

新しいオプション-checkfaileduploadsを使用して、失敗したアップロードを検出します。

Oracle Health Checkの収集の消去の管理

Oracle Health Check Collections Managerは、3か月より古くなった収集をデフォルトで消去するようになりました。

ファイル属性に対する変更の追跡

Oracle ORAchkおよびOracle EXAchkのオプション–fileattrを使用して、ファイル属性への変更を追跡します。

–fileattrオプションとともに実行した場合、Oracle ORAchkおよびOracle EXAchkでは、デフォルトで、Oracle Grid InfrastructureおよびOracle Databaseホーム内のすべてのファイルが検索されます。また、監視するディレクトリ、サブディレクトリおよびファイルのリストを指定し、スナップショットを比較して変更を確認します。

実行に特権ユーザーを必要とする状態チェックの検出

新しい特権ユーザー・フィルタを使用して、実行するのに特権ユーザーを必要とする状態チェックを検出します。

より広範囲のOracle製品のサポート

状態チェックのサポートは、Linuxオペレーティング・システムの状態チェック(Oracle ORAchkのみ)、外部ZFS Storage Applianceの状態チェック(Exalogic上のOracle EXAchkのみ)およびOracle Enterprise Manager Cloud Control 13.1を含めるように拡張されました。

Oracle Exadata Storage Server上でのより簡単なOracle EXAchkの実行

データベース・サーバーからストレージ・サーバーへのSSH接続なしで、Oracle Exadata Storage ServerからOracle EXAchkを実行します。

Oracle ORAchkおよびOracle EXAchkの新しい状態チェック

次の項目を対象として新しい状態チェックが含まれています。

  • Oracle Exadata

  • Oracle SuperCluster

  • Oracle Exalogic

  • Oracle ZFS Storage

  • Oracle Enterprise Linux

  • Oracle Solaris Cluster

  • Oracle DatabaseおよびOracle Grid Infrastructure

  • Oracle Enterprise Manager Cloud Control Oracle Management Service (OMS)およびリポジトリ

My Oracle Supportのノート1268927.2を参照し、ヘルス・チェック・カタログ・タブをクリックして、状態チェックのリストをダウンロードおよび表示します。

Oracle ORAchkおよびOracle EXAchk 12.2.0.1.1の新機能

Oracle ORAchkおよびOracle EXAchk 12.2.0.1.1の新機能は次のとおりです。

使用とアップグレードが容易になったOracle Health Check Collections Manager

Oracle Health Check Collections Managerは、Oracle Application Express (APEX) 5テーマに基づくナビゲートしやすい新しいインタフェースで拡張されています。

この新しいインタフェースを使用できるのは、データベースにAPEX 5がインストールされている場合のみです。Oracle ORAchkおよびOracle EXAchkには、APEX 4ベースのOracle Health Check Collections Managerアプリケーションが引き続き含まれます。ただし、新しいリリースのすべての拡張機能は、APEX 5 Oracle Health Check Collections Managerアプリケーションに含まれます。

Oracle ORAchkまたはOracle EXAchkから、Oracle Health Check Collections Managerをアップグレードしてください。Oracle Health Check Collections Managerは、ご使用のデータベースがサポートするアプリケーションの最新バージョンにアップグレードされます。APEX 5を使用している場合のみ、新しいテーマのインタフェースが取得されます。

Oracle Health Check Collections Managerスキーマが今後変更され、Oracle Health Check Collections Managerのアップグレードが必要になった場合、Oracle ORAchkおよびOracle EXAchkからOracle Health Check Collections Managerをアップグレードするように求められます。

アップグレード中に、Oracle Health Check Collections Managerはオフラインになり、新しい収集を受信できなくなります。アップグレード時に収集のアップロードが失敗した場合は、失敗したアップロードを表示してアップロードを再試行することで、それらの収集をアップロードできます。

Oracle Health Check Collections Managerを初めてインストールする場合は、APEXワークスペースを使用してインストールします。使用しているAPEXバージョンに適用可能なOracle Health Check Collections Manager sqlスクリプトを使用してください。
  • APEX 4.x: CollectionManager_App.sql

  • APEX 5.x: Apex5_CollectionManager_App.sql

これで、使用しているAPEXバージョンに関係なく、すべての列ですべての収集レポートをソートできるようになり、結果の分析が容易になります。

パージ・ジョブ機能が改善され、3か月ごとに実行して3か月経過したデータを削除するのではなく、毎日実行されるようになりました。

事業単位の一括マッピングがより簡単になりました。これは、アップロード済XMLマッピング・ファイル内で見つかったすべての新規事業単位を、Oracle Health Check Collections Managerが自動的に作成するためです。

root権限チェック実行の柔軟性の向上

rootチェックの実行に使用されるスクリプトの場所を、他の一時ファイルとは異なる場所に変更できます。

多くのOracleスタックの状態チェックでは、rootアクセスは必要ありません。ただし、状態チェックのサブセットは、root権限で実行する必要があります。

これらのroot権限チェックを実行するために使用されるスクリプトは、使用するツールに応じてroot_orachk.shまたはroot_exachk.shです。デフォルトでは、このrootスクリプトは一時ディレクトリ($HOME)に作成されます。RAT_TMPDIR環境変数を設定することで、場所を変更できます。

RAT_ROOT_SH_DIR環境変数を次のように設定して、カスタム・ディレクトリ内の標準の一時ディレクトリの外部で作成されたrootスクリプトを選択することもできます。
export RAT_ROOT_SH_DIR=/orahome/oradb/
次のように、sudoリモート・アクセス用に特定の場所を使用できます。
export RAT_ROOT_SH_DIR=/mylocation
次に、/etc/sudoersファイルに次のようにエントリを追加します。
oracle ALL=(root) NOPASSWD:/mylocation/root_orachk.sh

Oracle ORAchk固有の新機能

リリース12.2.0.1.1以降のOracle ORAchkには、最新バージョンのIBM AIX 7.2およびOracle Database Appliances Small and Mediumのサポートが追加されています。

  • AIX 7.2のサポート

    Oracle ORAchkには、バージョン5.2、5.3、6.1、および7.1に対する既存のサポートに加えて、IBM AIX 7.2の最新バージョンに対するサポートが追加されています。

  • 新規Oracle Database Appliancesのサポート

    Oracle ORAchkには、Oracle Database Appliance HAに対する既存のサポートに加えて、新しいOracle Database Appliances Small and Mediumに対するサポートが追加されています。

Oracle EXAchk固有の新機能

リリース12.2.0.1.1以降のOracle EXAchkには、最新のOracle Engineered Systems、SuperCluster上のOracle EXAchkのロールベースのアクセス制御(RBAC)、およびストレージ・セルからの電子メール送信に対するサポートが追加されています。

  • 最新のOracle Engineered Systemsのサポート

    Oracle EXAchkのサポートが拡張され、最新のOracle Engineered Systemsとそのソフトウェアの一部が追加されています。
    • Oracle MiniCluster: Engineered SystemsのOracle Super Clusterファミリへの最新の追加

    • Oracle Exalyticsソフトウェア・リリース2.0: Oracle Exalytics In-Memory Machineの最新のソフトウェア・リリース

  • SuperCluster上のOracle EXAchk: ロールベース・アクセス制御のサポート

    Oracle SuperCluster上でOracle EXAchkを実行している場合は、ロールベース・アクセス制御(RBAC)を使用して、rootユーザーを必要とせずに、root権限チェックを実行できます。

    rootと同等のアクセス・ロールを持つユーザーとしてrootチェックを実行してください。

  • Exadata上のOracle EXAchk: ストレージ・セルから送信できない場合の電子メールの送信

    Oracle Exadataストレージ・セルが電子メールを送信できない場合は、-usecomputeオプションを使用して、かわりにデータベース・サーバーから電子メールを送信できます。

    次に例を示します。

    ./exachk -testemail "NOTIFICATION_EMAIL=some.person@example.com,another.person@example.com" -usecompute

    または

    ./exachk -sendemail "NOTIFICATION_EMAIL=some.person@example.com,another.person@example.com" -usecompute

Oracle ORAchkおよびOracle EXAchk 12.2.0.1.2の新機能

Oracle ORAchkおよびOracle EXAchk 12.2.0.1.2の新機能は次のとおりです。

拡張されたElastic Stackとの統合

既存のOracle ORAchkおよびOracle EXAchkとElastic Stack(以前のELKスタック)との統合が拡張されました。

Oracle ORAchkおよびOracle EXAchkのJSON出力に多くの新しいフィールド・タグが追加されました。

追加のタグにより、次のような実際の情報に基づいてダッシュボードをフィルタできます。

  • エンジニアド・システム・タイプ

  • エンジニアド・システム・バージョン

  • ハードウェア・タイプ

  • ノード名

  • オペレーティング・システムのバージョン

  • ラック識別子

  • ラック・タイプ

  • データベース・バージョン

Kibanaダッシュボードを使用して、データ・センター全体の状態チェックへの適合性を表示します。

これらの新規フィールド・タグを使用すると、公開されているシステム属性の任意の組合せに基づいて結果をフィルタすることもできます。

Oracle Health Check Collections Manager状態スコア・フィルタ

新規フィルタである状態スコアがOracle Health Check Collections Managerに追加されました。

状態スコア・フィルタにより、状態スコアが指定値以下である場合のみ収集を表示するように結果をフィルタできます。

フィルタのデフォルト値は100であるため、Oracle Health Check Collections Managerは最初にすべての収集を表示します。

また、他の既存のOracle Health Check Collections Managerのフィールド・ラベルは、使用しやすいように名前が変更されています。

認定OEMの障害イベントに対するAutomated Platinum Service Requestのサポート

Oracle EXAchkでは、Oracle Platinum Servicesのモニタリング・エージェント、モニタリング・ユーザー、モニター対象データベース、およびその診断ディレクトリがチェックされるようになりました。

これにより、Oracle Platinum Servicesのモニタリングの品質を確保し、より迅速な障害解決のために関連する診断を確実に提供できるようにします。

Oracle ORAchkおよびOracle EXAchk 12.2.0.1.3の新機能

Oracle ORAchkおよびOracle EXAchk 12.2.0.1.3の新機能は次のとおりです。

Oracle Databaseの12.2の確実なアップグレード

このリリースには、Oracle Databaseを12.2にアップグレードする際に役立つ多数の新規チェックが用意されています。

新規チェックには、以下に関連する問題を回避するためのアップグレード前およびアップグレード後の両方の検証が含まれます。

  • オペレーティング・システムの構成

  • Grid InfrastructureとOracle Databaseのパッチ適用の前提条件

  • Oracle Databaseの構成

  • クラスタの構成

SQL問合せのパフォーマンスの向上

多くの新規チェックでは、SQL Plan Managementに加えて、12cオプティマイザでの既知の問題に焦点を当てています。

これらの新規チェックでは、次のような問題を対象にします。

  • 返された正しくない結果

  • メモリーおよびCPUの高使用率

  • ORA-00600ORA-07445などのエラー

  • カーソルの使用の問題

  • 他の一般的なSQL計画管理の問題

Oracle Health Check Collections Managerの電子メール通知およびサンプル・データの使用のカスタマイズ

1つ以上の事業単位に基づいて、Oracle Health Check Collections Managerの電子メール通知をカスタマイズします。

デフォルトでは、すでに通知が構成されている既存のユーザーは、すべての事業単位の通知を受信します。

Oracle Health Check Collections Managerに付属のサンプル・データを削除またはリロードできるようになりました。

Oracle Clusterware関連の停止および破損の防止

ネットワーク構成およびオペレーティング・システムのパッチ適用を検証する新規チェックが使用可能になりました。

構成の変更が原因で、Oracle Cluster Registryのサブネット・レコードが失効する可能性があります。これにより、起動に関する様々な問題が発生する可能性があります。

また、オペレーティング・システムの特定の不具合に対する脆弱性は、クラスタ化されたデータベースでの破損の原因となる可能性があります。

Exadataの重大な問題EX35に対する保護

新規チェックにより、ノードの削除の原因となる可能性があるExadataの重大な問題が検出されます。

さらに、他の様々なExadataのベスト・プラクティスによる推奨事項が追加されました。

Oracle SuperClusterの重大な問題および記憶域の問題の回避

Oracle SuperClusterに影響を及ぼす重大な問題および記憶域の問題に対応する新規チェックが使用可能になりました。

これらのチェックは、Oracle SuperClusterに影響を及ぼす重大な問題に対する脆弱性を検出します。また、データベース・メモリーの破損やストレージ関連の問題を防止するためのチェックも用意されています。

Oracle ORAchkおよびOracle EXAchk 12.2.0.1.4の新機能

Oracle ORAchkおよびOracle EXAchk 12.2.0.1.4の新機能は次のとおりです。

3倍速いパフォーマンス

Oracle ORAchkおよびOracle EXAchkは、パフォーマンスおよび拡張性に焦点を置いて再作成されました。

内部テストの結果により、このバージョンは、12.2.0.1.3の最大で3倍の速度で実行されることが示されています。リソースの少ない環境でのパフォーマンスが改善されています。

失敗したチェックのみを実行するオプション

新規オプションにより、Oracle ORAchkおよびOracle EXAchkでは、以前に失敗したチェックのみを実行できます。

以前に失敗したチェックのみを実行するには、次のようにします。

  • 状態チェック・レポートを生成します

  • 特定した問題を修正します

  • 以前に失敗した問題点のみを検証する別の状態チェック・レポートを生成します

HTMLレポート、zip、またはディレクトリで渡すことで、失敗したチェックのオプションを使用します。
-failedchecks previous_result

Cygwinを必要としないMicrosoft Windowsのサポート

Oracle ORAchkはPythonで書き換えられたため、Microsoft Windows上でCygwinは不要になりました。

Oracle ORAchkには、Python 2.7のソフトウェアとライブラリが必要です。実行時に、必要なライブラリの正確な詳細情報が提供されます。

複数インスタンスの同時実行

Oracle ORAchkおよびOracle EXAchkの複数インスタンスを同一マシン上で同時に実行できるようになりました。

この変更に伴い、root_orachk.shファイルとroot_exachk.shファイルの場所が変更されました。デフォルトでは、これらのファイルはユーザーのホーム・ディレクトリに作成されます。

非rootとして実行する場合、/etc/sudoersファイル内でこの場所を次の例のように変更します。

以前の/etc/sudoersエントリ:
oracle ALL=(root) NOPASSWD:/home/oracle/.orachk/root_orachk.sh
新しい/etc/sudoersエントリ:
oracle ALL=(root) NOPASSWD:/home/oracle/root_orachk.sh
環境変数RAT_ROOT_SH_DIRを設定して、これらのスクリプトの場所を変更することもできます。
export RAT_ROOT_SH_DIR=/some/other/location

データベースなしのOracle Grid Infrastructureに対するOracle ORAchkのサポート

Oracle ORAchkでは、データベースがインストールされていないOracle Grid Infrastructureのスタンドアロン・チェックをサポートするようになりました。

Oracle DatabaseがインストールされていないOracle Grid Infrastructureのチェックを実行するには、次のオプションを使用します。
-nordbms
次に例を示します。
$ ./orachk -nordbms
$ ./exachk -nordbms

新規のOracleスタック状態チェック

Oracle ORAchkおよびOracle EXAchkのこのリリースでは、新規のOracleスタック状態チェックが多数用意されています。

ダウンロードには、状態チェック・カタログも含まれています。

Oracle Trace File Analyzerの新機能

Oracle Trace File Analyzerの新機能は次のとおりです。

  • Oracle Trace File Analyzerサービス

    Oracle Trace File Analyzerサービスにより、DBAおよびシステム管理者は、集中化マシン上の複数のメンバー・クラスタにわたってトレース・ファイルを積極的に監視できます。

  • 単一コマンドによるサービス・リクエスト・データ収集(SRDC)

    Oracle Trace File Analyzerでは、単一のコマンドでSRDC収集を実行できます。

Oracle Cluster Health Advisorの新機能

Oracle Cluster Health Advisorの新機能は次のとおりです。

  • Oracle Cluster Health Advisorでのデータベース間分析のサポート

    統合されたDBaaSプライベート・クラウド・デプロイメントでは、複数のデータベースが同じ物理サーバーとそのリソースを共有します。Oracle Cluster Health Advisorの以前のリリースでは、ホストされている各データベース・インスタンスを個別に分析しました。

    Oracle Cluster Health Advisorでは、パフォーマンスや可用性の問題の原因が内部または外部のいずれであるかのみを検出可能でした。新しいデータベース間分析のサポートにより、Oracle Cluster Health Advisorでは、特定のデータベースに対する外部の問題をターゲットにできるため、信頼度の高い診断と向上した修正処理が実現されています。

  • Oracle Cluster Health Advisorでのクラスタ間分析のサポート

    Oracle Cluster Health Advisorの以前のリリースでは、各クラスタ・ノードを個別に分析しました。Oracle Cluster Health Advisorでは、パフォーマンスや可用性の問題の原因が内部または外部のいずれであるかのみを検出可能でした。新しいクラスタ間分析のサポートにより、Oracle Cluster Health Advisorでは、特定のクラスタ・ノードに対する外部の問題をターゲットにできるため、信頼度の高い診断と向上した修正処理が実現されています。

Oracle Database Quality of Service (QoS) Managementの新機能

Oracle Database Quality of Service (QoS) Managementの新機能は次のとおりです。
  • qosctl qos_admin_user -updatepolicysetを使用して新規データベース・サービスを追加する際に、アクティブなポリシー・セットを更新できます。これにより、特にフリート環境やクラウド環境での自動プロビジョニングを支援します。