このドキュメントで説明されているソフトウェアはサポートされていないか、拡張サポートが提供されています。
現在サポートされているリリースにアップグレードすることをお薦めします。
osa-dispatcher
サービスが開始しない場合、「サービスosa-ディスパッチャ開始」コマンドを使用してサービスを手動で開始しようとすると、次のようなエラーが表示されることがあります:
Starting osa-dispatcher: Spacewalk 10611 2015/05/26 17:11:22 +01:00: ('Traceback caught:',) Spacewalk 10611 2015/05/26 17:11:22 +01:00: ('Traceback (most recent call last):\n File "/usr/share/rhn/osad/jabber_lib.py", line 631, in connect\n ssl.do_handshake()\nError: [(\'SSL routines\', \'SSL3_GET_SERVER_CERTIFICATE\', \'certificate verify failed\')]\n',) [FAILED]
このエラーは通常、システム・ホスト名がDNSのFQDNと一致しないか、Spacewalkをインストールしたときに組織単位の名前として誤ったFQDNを指定したことを示します。
SSL証明書を再生成するには、spacewalk-utils
パッケージで使用可能なspacewalk-hostname-renameコマンドを使用します。
ホスト名が変更された場合、spacewalk-hostname-renameは、既存の証明書を作成したときと同じ証明書パスワードを入力するように求めます。 spacewalk-hostname-renameを実行する前に正しいパスワードがわかっていることを確認するには、パスワードが正しい場合はbase64エンコードされた秘密キーを返し、そうでない場合はエラーを返します:
#openssl rsa -in /root/ssl-build/RHN-ORG-PRIVATE-SSL-KEY
Enter pass phrase for /root/ssl-build/RHN-ORG-PRIVATE-SSL-KEY:writing RSA key -----BEGIN RSA PRIVATE KEY----- MIIEowIBAAKCAQEAvYQ/Enqo+T3WByuXiOQCpIh7eBFdqWt/e+cm3pfvGYBqi/1g ... +rEs1ZK2mCoofnPzg2o097oPj5v4IHYh8Bmlssbk9BHvQ2ZQckSA -----END RSA PRIVATE KEY-----
cert_passwd
spacewalk-hostname-renameを実行して、コマンドの引数としてサーバーのIPアドレスとFQDNを指定します。例:
# spacewalk-hostname-rename IP_address
--ssl-orgunit=FQDN
SSL証明書を再生成したら、jabberd
およびosa-dispatcher
サービスを停止し、jabberd
データベースを消去して、jabberd
およびosa-dispatcher
サービスを再起動します。
#service jabberd stop
#service osa-dispatcher stop
#rm -Rf /var/lib/jabberd/db/*
#service jabberd start
#service osa-dispatcher start
サーバーに登録されているすべてのクライアントで、/etc/sysconfig/rhn/up2date
のserverURL
の値が正しいサーバー・ホスト名またはIP値で構成されていることを確認します:
serverURL=http://swksvr.mydom.com/XMLRPC