「はじめに」の内容は次のとおりです。
Oracle Application Expressリリース18.1のOracle Application Expressアプリケーション・ビルダー・ユーザーズ・ガイドの変更点は次のとおりです。
親トピック: このリリースでの変更点
このリリースの新機能は次のとおりです。
REST対応SQLのサポート
REST対応SQL参照を使用して、リモート・データベース上にあるコンポーネント・レベルで定義されたSQL問合せまたはPL/SQLを実行します。REST対応SQL参照を使用して、リモート・データベースのデータを指すように、クラシック・レポート、対話モード・レポート、CSSカレンダ、チャートを作成または更新します。
REST対応SQL参照の管理を参照してください。
Webソース・モジュール
RESTサービスへの参照として機能する、共有コンポーネント内のWebソース・モジュールを作成および保守します。
Webソース・モジュールの管理を参照してください。
新規アプリケーションの作成ウィザード
アプリケーションにアプリケーション・レベルの機能を追加します。使用可能な機能には、「情報ページ」、「アクセス制御」、「アクティビティ・レポート」、「構成オプション」、「フィードバック」およびテーマの選択が含まれます。
テーマ・スタイル、アプリケーション・アイコン、ページ・アイコンなどのユーザー・インタフェース・オプションをカスタマイズします。
外部キー・ベースの列の参照表示値を選択します。
ドリルダウン・レポート列を選択して、宣言的にあるレポート内の別のレポートにリンクします。
アプリケーション・ブループリント: アプリケーション・ブループリントを表示し、アプリケーション定義をJSON形式で直接編集します。
アプリケーション属性のデフォルトの変更: ポイントしてクリックするか、JSONアプリケーション・デフォルトを使用してラベルおよびフォーム・コントロールを制御します。
データベース・アプリケーションの作成を参照してください
拡張されたページの作成ウィザード
アプリケーションにアプリケーション・レベルの機能を追加します。使用可能な機能には、「情報ページ」、「アクセス制御」、「アクティビティ・レポート」、「構成オプション」、「フィードバック」、「ジョブ・レポート」、「ログイン・ページ」およびテーマの選択が含まれます。
データベース・アプリケーションのページの管理を参照してください。
グローバル検索
Oracle Application Express全体でのクイック・ナビゲーションおよび統合された検索を実現します。
ヘッダーから「検索」をクリックするか、キーボード・ショートカット[Ctrl]+引用符(') (米国キーボードのみ)を使用してアクティブ化します
アプリケーション・ビルダー内のほとんどの画面に移動して、アプリケーションおよびページ間ですばやくジャンプします。
ページ・コンポーネントにフォーカスを置いて、ページ・デザイナで検索します。
グローバル検索を参照してください。
ページ・デザイナの改善
使いやすさを向上させるようにユーザー・インタフェースが更新されました。
属性にフォーカスがあるときに、グループがハイライトされるようになりました。
「グループに移動」をクリックしてグループを選択することで、グループにすばやくアクセスできます。デフォルトの表示に戻すには、「グループに移動」を再度クリックして、「すべて開く」を選択します。
検索フィールドの右側にある「フィルタの固定」をクリックすると、入力した検索文字列がページ・デザイナの周囲をクリックしても永続的(またはスティッキー)なままになります。「フィルタの固定」を再度クリックすると無効になります。
ページ・デザイナの右ペイン(プロパティ・エディタ)を参照してください。
ページで1つ以上のJavaScriptエラーが発生した場合、実行時開発者ツールバーの左側に赤色のエラー・ボタンが表示されます。「自動非表示」を有効にしている場合は、実行時開発者ツールバーはエラーを示します。
新しい「ページ情報」オプションには、次の2つのオプションがあります。
レイアウト列の表示: 「レイアウト列の表示」と「レイアウト列の非表示」との間で切り替えます。
ページ・タイミングを表示: 「ページ・パフォーマンス・タイミング」ダイアログが表示されます。「コピー」をクリックして、表形式のデータをコピーし、別のアプリケーションに貼り付けます。「クリア」をクリックすると、現在のタイミング・イベントが削除されます。
実行時開発者ツールバーを参照してください。
2セットの大小のアイコンが用意されているフォントAPEX 2が含まれています。
UIの最適化:
ナビゲーション位置がトップに設定されているときに使用できる新しいトップ・ナビゲーション・タブ・テンプレート。簡略化されたタブのようなUIを備え、小画面では、画面の下部に自動的に配置されます。
標準リージョンおよびカルーセル・リージョン・テンプレートで、リージョン・ヘッダーへのアイコンの配置がサポートされるようになりました。
いくつかのテンプレート、テンプレート・オプションおよびスタイルが微調整され、洗練されました。
フォーム・アイテムに必要なアスタリスクがラベル・テンプレート間で一貫するようになりました。
カルーセル・リージョンでタッチ・スワイプがサポートされるようになりました。
カードにカラフルな新しい「ブロック」テンプレートがあります。
ユニバーサル・テーマがモバイル・デバイス用に最適化されました。デスクトップUIでは、「リスト・ビュー」リージョン、「列切替えレポート」リージョン、「リフロー・レポート」などのすべてのモバイル対応コンポーネントがサポートされるようになりました。
すべてのアプリケーションについて動的アクションによるタッチ・イベントが公開されます。
アドバイザの改善
新しいアクセシビリティ・チェックにより、一般的なアクセシビリティの問題がないかアプリが確認されます。
新しいパフォーマンス・チェックにより、互換性JavaScriptが含まれているかどうか確認されます。
Oracle Application Expressアクセシビリティ・ガイドのアプリケーション整合性のチェックのためのアドバイザの実行およびアプリケーションのアクセシビリティのテストを参照してください。
ソーシャル・サインイン
ソーシャル・サインインの事前構成された認証スキームは、OpenID ConnectまたはOAuth2の標準をサポートする、Google、Facebookなどのソーシャル・ネットワークによる認証をサポートしています。
スキームの新しい認証スキーム属性「セッションの切替え」は、現在のセッションで設定できます。
認証によるユーザー・アイデンティティの証明を参照してください。
このリリースでの追加変更は次のとおりです。
すべての内容は、新機能に合わせて更新されました。サポートが終了した機能は削除されました。
スクリーン・キャプチャおよびグラフィックは、現在のリリースのユーザー・インタフェースの拡張にあわせて追加および更新されました。
このパブリケーションでは、レガシー・アプリケーションのコンポーネントが同じグループに編成されました。レガシー・アプリケーション・コンポーネントは、引き続きOracleでサポートされますが、使用することはお薦めしません。
アプリケーション・レガシー・コンポーネントの管理を参照してください。