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Oracle® Application Expressアプリケーション・ビルダー・ユーザーズ・ガイド
リリース18.1
E98591-01
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9.2 アプリケーションの作成ウィザードを使用したレポートの作成

アプリケーションの作成ウィザードを実行して、1つ以上のページを含む新しいアプリケーションを作成します。サポートされているレポートには、対話モード・レポート、クラシック・レポートおよび対話グリッドがあります。

9.2.1 アプリケーションの作成ウィザードを使用した対話モード・レポートまたはクラシック・レポートの作成

アプリケーションの作成ウィザードを実行すると、1つまたは複数の対話モード・レポートまたはクラシック・レポートのページを含む新しいアプリケーションを作成できます。

アプリケーションの作成ウィザードを使用してレポートを作成するには、次のステップを実行します。

  1. ワークスペースのホームページで、「アプリケーション・ビルダー」アイコンをクリックします。
  2. 作成」ボタンをクリックします。
  3. 「新規アプリケーション」をクリックします。
  4. 「名前」で、開発者がアプリケーションを識別するための名前を入力します。
  5. 「外観」で、デフォルトのテーマ・スタイルおよびメニュー・レイアウト(「Vita」、「サイド・メニュー」)をそのまま使用するか、「外観」フィールドの横にある「外観の設定」アイコンをクリックして変更します。
  6. レポートを追加するには、「ページの追加」をクリックし、「レポート」を選択します。
  7. 「レポート・ページの追加」で、次のステップを実行します。
    1. ページ名: このページの名前を入力します。
    2. アイコンの設定: このページのナビゲーション・メニューに表示するアイコンを選択します。
    3. ページ・ソース: レポートのソースを次の中から選択します。
      • 表またはビュー

      • SQL問合せ

      選択した内容によって、次に表示される内容が決まります。画面に表示されるステップに従います。属性の詳細は、左下隅にある「ヘルプ」アイコンをクリックします。

    4. レポート・タイプを選択します。
      • 対話モード・レポート

      • クラシック・レポート

    5. 参照列: 展開して、別の表へのルックアップを定義するための属性を表示します。「参照列」を使用して、部門番号のかわりに部門名で表示するなど、識別子を表示列で置換します。次のように指定します。
      • 参照キー: 表示列を出力するために変更する列を選択します。

      • 表示列: 表示する列を(参照表から)選択します。

      ヒント:

      「参照列」が表示されるのは、現在のページが表に基づいており、別の表への外部キー制約がある場合のみです。

    6. 詳細: 「詳細」を展開して、次のオプションを構成します。
      • ホームページとして設定: このページをアプリケーションのホームページにします。以前にホームページとして定義されたページは、すべて更新されます。

      • 管理ページとして設定: アプリケーションの通常のページではなく「管理」の下にこのページを表示します。有効にした場合、このページへのアクセスは、メイン・メニューで「管理」をクリックし、「アプリケーション管理」リストから選択することで行います。

      • ページのヘルプ: ユーザーが「ページのヘルプ」を選択したときに表示するテキストを入力します。

        ヒント:

        この設定では、「情報ページ」機能を選択する必要があります。「情報ページ」機能を選択した場合は、ページ・ヘルプのエントリを含むナビゲーション・バーにヘルプ・アイコンが生成されます。

    7. 「ページの追加」をクリックします。
  8. 「機能」で、アプリケーションに含める機能を選択します。「機能」は、アプリケーション・レベルの機能を提供し、アプリケーションごとに1回のみ追加できます。詳細は、「機能」の横にある「ヘルプ」アイコンをクリックします。

    ヒント:

    「すべてをチェック」ボタンをクリックしてすべての機能を選択します。

  9. 「設定」で、このアプリケーションの生成に使用する設定を指定します。属性の詳細は、「設定」の横にある「ヘルプ」アイコンをクリックします。
  10. 「アプリケーションの作成」をクリックします。

9.2.2 アプリケーションの作成ウィザードを使用した対話グリッドの作成

アプリケーションの作成ウィザードを実行すると、1つまたは複数の対話グリッド・レポートのページを含む新しいアプリケーションを作成できます。

アプリケーションの作成ウィザードを使用して対話グリッドを作成するには、次のステップを実行します。

  1. ワークスペースのホームページで、「アプリケーション・ビルダー」アイコンをクリックします。
  2. 作成」ボタンをクリックします。
  3. 「新規アプリケーション」をクリックします。
  4. 「名前」で、開発者がアプリケーションを識別するための名前を入力します。
  5. 「外観」で、デフォルトのテーマ・スタイルおよびメニュー・レイアウト(「Vita」、「サイド・メニュー」)をそのまま使用するか、「外観」フィールドの横にある「外観の設定」アイコンをクリックして変更します。
  6. レポートを追加するには、「ページの追加」をクリックし、「対話グリッド」を選択します。
  7. 「対話グリッド・ページの追加」で、次のステップを実行します。
    1. ページ名: このページの名前を入力します。
    2. アイコンの設定: このページのナビゲーション・メニューに表示するアイコンを選択します。
    3. ページ・ソース: レポートのソースを次の中から選択します。
      • 表またはビュー

      • SQL問合せ

      選択した内容によって、次に表示される内容が決まります。画面に表示されるステップに従います。属性の詳細は、左下隅にある「ヘルプ」アイコンをクリックします。

    4. レポートが編集可能であるかどうかを決定します。次のいずれかを選択します。
      • 編集の許可

      • 読取り専用

    5. 詳細: 「詳細」を展開して、次のオプションを構成します。
      • ホームページとして設定: このページをアプリケーションのホームページにします。以前にホームページとして定義されたページは、すべて更新されます。

      • 管理ページとして設定: アプリケーションの通常のページではなく「管理」の下にこのページを表示します。有効にした場合、このページへのアクセスは、メイン・メニューで「管理」をクリックし、「アプリケーション管理」リストから選択することで行います。

      • ページのヘルプ: ユーザーが「ページのヘルプ」を選択したときに表示するテキストを入力します。

        ヒント:

        「ページのヘルプ」にテキストを入力すると、ウィザードによってページ・ヘルプ・テキストが作成されます。エンド・ユーザーがそのヘルプにアクセスできるようにするには、「情報ページ」機能を選択する必要があります。次に、ウィザードでは、エンド・ユーザーが「ページのヘルプ」にアクセスするために選択できるヘルプ・アイコンが作成されます。

    6. 「ページの追加」をクリックします。
  8. 「機能」で、アプリケーションに含める機能を選択します。「機能」は、アプリケーション・レベルの機能を提供し、アプリケーションごとに1回のみ追加できます。詳細は、「機能」の横にある「ヘルプ」アイコンをクリックします。

    ヒント:

    「すべてをチェック」ボタンをクリックしてすべての機能を選択します。

  9. 「設定」で、このアプリケーションの生成に使用する設定を指定します。属性の詳細は、「設定」の横にある「ヘルプ」アイコンをクリックします。
  10. 「アプリケーションの作成」をクリックします。

9.2.3 アプリケーションの作成ウィザード実行時のレポート・オプション

アプリケーションの作成ウィザードを使用して、対話モード・レポートおよびクラシック・レポート(レコード更新用の元のページあり、またはなし)または対話グリッドを作成します。

アプリケーションを作成する際に使用可能なレポート

アプリケーションの作成ウィザードでは、次のレポート・タイプがサポートされます。

表9-1 アプリケーションの作成ウィザード - 使用可能なレポート

レポート・タイプ 説明 詳細情報

Report

SQL問合せの書式設定された結果を含むページを作成します。最初に、ページ・ソース(つまり、「表またはビュー」または「SQL問合せ」)を選択します。次に、レポート・タイプ(つまり、「対話モード・レポート」または「クラシック・レポート」)を選択します。レコードを作成または更新するためのフォーム・ページを含めるには、「フォームを含める」を選択します。

レポートが、別の表への外部キー制約がある表に基づいている場合、開発者は「参照列」を定義することもできます。「参照列」を使用して、部門番号のかわりに部門名で表示するなど、識別子を表示列で置換します。

次を参照してください。

対話グリッド

対話グリッドでは、検索およびカスタマイズ可能なレポートのデータのセットがユーザーに表示されます。最初に、ページ・ソース(つまり、「表またはビュー」または「SQL問合せ」)を選択します。次に、編集の許可または「読取り専用」を選択して、対話グリッドが編集可能かどうかを決定します。

編集の許可を選択した場合、ユーザーはページ上で直接データ・セットを追加、変更およびリフレッシュできます。機能面では、対話グリッドには、対話モード・レポートで使用可能な多くのカスタマイズ機能と、マウスまたはキーボードを使用して対話的にレポートを再配置する機能が含まれています。対話グリッドを構築する表を選択します。

次を参照してください。