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Oracle® Application Expressアプリケーション・ビルダー・ユーザーズ・ガイド
リリース18.1
E98591-01
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24.9 エクスポート・ファイルのインポート

アプリケーションとすべての関連ファイルをエクスポートしたら、それらをターゲットのOracle Application Expressインスタンスにインポートしてからインストールする必要があります。

特定のリリースで作成されたアプリケーションを以前のバージョンにインポートすることはできません。一般的に、常にアプリケーションをインポートしてから関連ファイルをインポートします。

ヒント:

カスタム・パッケージ・アプリケーションを作成すると、アプリケーションのデプロイに必要なステップを単純化できます。

24.9.1 アプリケーション、ページまたはコンポーネントのエクスポートのインポート

アプリケーション、ページまたはコンポーネントのエクスポートをターゲットのOracle Application Expressインスタンスにインポートするには、次のステップを実行します。

  1. 次のように、インポート・ページにナビゲートします。
    1. ワークスペースのホームページで、「アプリケーション・ビルダー」アイコンをクリックします。
    2. アプリケーション・ビルダーのホームページで、「インポート」をクリックします。
  2. 「インポート」で、次のステップを実行します。
    1. インポート・ファイル - ファイルにナビゲートします。
    2. ファイル・タイプ - 「アプリケーション、ページまたはコンポーネントのエクスポート」を選択します。
    3. ファイルのキャラクタ・セットが正しいことを確認します。
    4. 「次へ」をクリックします。

      ファイルをインポートすると、ファイルをインストールするオプションが含まれています。

  3. ファイルをインストールするには、「次へ」をクリックします。

    アプリケーションのインストール・ウィザードが表示されます。

  4. インストール・ウィザードで、次のステップを実行します。
    1. 解析対象スキーマ - スキーマを選択します。

      このスキーマに対して、すべてのアプリケーションのSQLおよびPL/SQLが解析されます。

    2. ビルド・ステータス - 次のいずれかの項目を選択します。
      • アプリケーションの実行のみ: ユーザーはアプリケーションの実行のみ可能です。

      • アプリケーションの実行および構築: ユーザーはアプリケーションの実行を、開発者はアプリケーションの実行および編集を行うことができます。

      「アプリケーションの実行のみ」の選択は、他の開発者がアプリケーションを変更できないようにするために効果的な方法です。

      ヒント:

      「アプリケーションの実行のみ」を選択する場合、アプリケーションのインポート後にこの設定を変更する方法は、Oracle Application Express管理サービスにログインする以外ありません。

    3. 次のアプリケーションとしてインストール - 次のいずれかの項目を選択します。
      • 新しいアプリケーションIDを自動割当て

      • エクスポート・ファイルからアプリケーションIDを再利用

      • アプリケーションIDの変更

      これらのオプションは、アプリケーションIDの競合を回避するために使用します。これらのオプションは、同じインスタンスに同じアプリケーションの2つのバージョンをインストールする場合に役立ちます。たとえば、アプリケーションを本番インスタンスに移行した後も、開発バージョンを保持する必要がある場合があります。

    4. アプリケーションのインストール」をクリックします。

関連項目:

24.9.2 アプリケーション・グループのインポートについて

アプリケーション・グループはアプリケーションとともにエクスポートされます。アプリケーションのエクスポートには、グループID、名前およびコメントが含まれます。アプリケーションをインポートするときは、次のルールに従ってアプリケーションのインポートが行われます。

  • インポートの際、アプリケーションはIDが一致すれば既存のグループを使用します。

  • ターゲット・システム上に同じIDを持つアプリケーション・グループが存在しない場合は、アプリケーションのインポートで同じ名前を持つ別のグループIDが検索されます。名前の一致が検出されたら、このアプリケーション・グループ名に応じたIDを使用してアプリケーションがインポートされます。

  • ターゲット・システムの既存のアプリケーション・グループとIDも名前も一致しない場合、新しいアプリケーション・グループが作成されます。新しいアプリケーション・グループは、IDがOracle Application Expressインスタンスで使用されていない場合、そのアプリケーション・グループIDを使用します。グループIDが使用されている場合、新しいIDが生成されます。

24.9.3 Webシートのインポート

WebシートをターゲットのOracle Application Expressインスタンスにインポートするには、次のステップを実行します。

  1. 次のように、インポート・ページにナビゲートします。
    1. ワークスペースのホームページで、「アプリケーション・ビルダー」アイコンをクリックします。
    2. アプリケーション・ビルダーのホームページで、「インポート」をクリックします。
  2. 「ファイルの指定」で、次のステップを実行します。
    1. インポート・ファイル - ファイルにナビゲートします。
    2. ファイル・タイプ - 「Webシート・アプリケーションのエクスポート」を選択します。
    3. 「次へ」をクリックします。

      ファイルをインポートすると、ファイルをインストールするオプションが含まれています。

  3. インポートしたファイルをインストールするには、「次へ」をクリックします。

    アプリケーションのインストール・ウィザードが表示されます。

  4. アプリケーションのインストール・ウィザードで、次のステップを実行します。
    1. 次のアプリケーションとしてインストール - 次のいずれかの項目を選択します。
      • 新しいアプリケーションIDを自動割当て

      • エクスポート・ファイルからアプリケーションIDを再利用

      • アプリケーションIDの変更

      これらのオプションは、アプリケーションIDの競合を回避するために使用します。これらのオプションは、同じインスタンスに同じアプリケーションの2つのバージョンをインストールする場合に役立ちます。たとえば、アプリケーションを本番インスタンスに移行した後も、開発バージョンを保持する必要がある場合があります。

    2. 「インストール」をクリックします。

24.9.4 プラグインのインポート

エクスポートしたプラグイン・ファイルをインポートするには、次のステップを実行します。

  1. 次のように、インポート・ページにナビゲートします。
    1. ワークスペースのホームページで、「アプリケーション・ビルダー」アイコンをクリックします。
    2. アプリケーション・ビルダーのホームページで、「インポート」をクリックします。
  2. 「ファイルの指定」で、次のステップを実行します。
    1. インポート・ファイル - ファイルにナビゲートします。
    2. ファイル・タイプ - 「プラグイン」を選択します。
    3. ファイルのキャラクタ・セットが正しいことを確認します。
    4. 「次へ」をクリックします。

      ファイルをインポートすると、ファイルをインストールするオプションが含まれています。

  3. インポートしたファイルをインストールするには、「次へ」をクリックします。
  4. 「プラグインのインストール」をクリックします。

注意:

同じ名前のプラグインが存在する場合、既存のプラグインを上書きする権限を要求するダイアログが表示されます。

24.9.5 テーマのインポート

アプリケーションをターゲットのOracle Application Expressインスタンスにインポートした後に、すべての関連ファイルをインポートする必要があります。

テーマのエクスポート・ファイルをインポートするには、次のステップを実行します。

  1. 次のように、インポート・ページにナビゲートします。
    1. ワークスペースのホームページで、「アプリケーション・ビルダー」アイコンをクリックします。
    2. アプリケーション・ビルダーのホームページで、「インポート」をクリックします。
  2. 「定義のインポート」で、次の内容を選択します。
    1. インポート・ファイル - ファイルにナビゲートします。
    2. ファイル・タイプ - 「エクスポート済のテーマ」を選択します。
    3. ファイルのキャラクタ・セット - ファイルのキャラクタ・セットが正しいことを確認します。
    4. 「次へ」をクリックします。

      ファイルをインポートすると、ファイルをインストールするオプションが含まれています。

  3. インポートしたファイルをインストールするには、「次へ」をクリックします。
  4. 「テーマのインストール」をクリックします。

24.9.6 ユーザー・インタフェースのデフォルト値のインポート

ユーザー・インタフェースのデフォルト値を使用して、指定したスキーマ内の表、列またはビューにデフォルトのユーザー・インタフェースのプロパティを割り当てることができます。

アプリケーションをターゲットのOracle Application Expressインスタンスにインポートした後に、すべての関連ファイルをインポートする必要があります。

ユーザー・インタフェースのデフォルト値をインポートするには、次のステップを実行します。

  1. 次のように、インポート・ページにナビゲートします。
    1. ワークスペースのホームページで、「アプリケーション・ビルダー」アイコンをクリックします。
    2. アプリケーション・ビルダーのホームページで、「インポート」をクリックします。
  2. アプリケーションを選択します。
  3. 「定義のインポート」で、次のステップを実行します。
    1. インポート・ファイル - ファイルにナビゲートします。
    2. ファイル・タイプ - 「ユーザー・インタフェースのデフォルト値」を選択します。
    3. ファイルのキャラクタ・セット - ファイルのキャラクタ・セットが正しいことを確認します。
    4. 「次へ」をクリックします。

      ファイルをインポートすると、ファイルをインストールするオプションが含まれています。

  4. インポートしたファイルをインストールするには、「次へ」をクリックします。
  5. 「ユーザー・インタフェースのデフォルト値のインストール」をクリックします。

関連項目:

24.9.7 チーム開発フィードバックのインポート

チーム開発フィードバックをインポートするには、次のステップを実行します。

  1. 次のように、インポート・ページにナビゲートします。
    1. ワークスペースのホームページで、「アプリケーション・ビルダー」アイコンをクリックします。
    2. アプリケーション・ビルダーのホームページで、「インポート」をクリックします。
  2. 「フィードバック」を選択します。
  3. 「ファイルのキャラクタ・セット」で、ファイルのキャラクタ・セットが正しいことを確認して、「次へ」をクリックします。

    ファイルをインポートすると、ファイルをインストールするオプションが含まれています。

  4. インポートしたファイルをインストールするには、「次へ」をクリックします。
  5. 「フィードバックのインストール」をクリックします。