プライマリ・コンテンツに移動
Oracle® Application Expressアプリケーション・ビルダー・ユーザーズ・ガイド
リリース18.1
E98591-01
目次へ移動
目次
索引へ移動
索引

前
次

24.8 アプリケーションおよびアプリケーション・コンポーネントのエクスポート

開発者は、アプリケーションおよび関連ファイルを別のOracle Application Expressインスタンスにエクスポートできます。

ヒント:

ダウンロードしたインストールzipファイルのUtilitiesフォルダにあるAPEXExportプログラムを使用して、コマンドラインからワークスペース、アプリケーションおよび関連ファイルをエクスポートすることもできます。Oracle Application Express管理ガイドを参照してください。

24.8.1 エクスポート・プロセスについて

Oracle Application Expressからアプリケーションをエクスポートするプロセスは非常に単純で、これにより、.SQL拡張子を持つ読取り可能なスクリプト・ファイルが生成されます。このSQLスクリプトは、エクスポート元の環境と同じリリース以上のOracle Application Express環境で実行できます。たとえば、Oracle Application Expressリリース4.0からエクスポートしたアプリケーションは、Oracle Application Expressリリース4.0、4.1または4.2以上のリリースを実行している環境にインポートできます。ただし、アプリケーションを以前のOracle Application Expressリリースにエクスポートすることはできません(たとえば、Application Expressリリース4.2からエクスポートしたアプリケーションを、Oracle Application Expressリリース4.1以前が実行されている環境にインポートすることはできません)。

アプリケーションのエクスポートには、アプリケーション定義、サポートするオブジェクトおよび共有コンポーネント(プラグイン、イメージ、CSSファイル、JavaScriptファイル、個別に管理する必要があるその他のファイルなど)が含まれます。完全なアプリケーションをエクスポートするかわりに、ページなどの特定のコンポーネントをエクスポートすることもできます。この場合も、SQLスクリプト・ファイルが作成されます。異なる環境にコンポーネントをインポートする場合は、制限があります。ベストプラクティスとして、個々のコンポーネントではなく完全なアプリケーションをエクスポートすることをお薦めします。エクスポートしようとするアプリケーションに、まだテストの準備が整っていないページなどのコンポーネントがある場合は、ビルド・オプションを使用して、各種のアプリケーション・コンポーネントを含めたり、除外することをお薦めします。

24.8.2 エクスポート・ページについて

アプリケーション定義およびすべての関連ファイルをエクスポートするには、エクスポート・ページの上部にある次のタブを使用します。「エクスポート」、「ワークスペース」、「アプリケーション」、「Webシート」、「テーマ」、「プラグイン」、「ユーザー・インタフェースのデフォルト値」および「フィードバック」。

ワークスペース・ユーザーを移行するか、ターゲット・インスタンス内で共有コンポーネント・サブスクリプションを複製する場合を除いて、ワークスペース全体をエクスポートする必要はありません。

アプリケーションとすべての関連ファイルをエクスポートしたら、それらをターゲットのOracle Application Expressインスタンスにインポートしてからインストールする必要があります。一般的に、常にアプリケーションをインポートしてから関連ファイルをインポートします。

ヒント:

カスタム・パッケージ・アプリケーションを作成すると、アプリケーションのデプロイに必要なステップを単純化できます。

24.8.3 アプリケーションのエクスポート

アプリケーションのエクスポート時に、Oracle Application ExpressによってPL/SQL APIコールを含むテキスト・ファイルが生成されます。アプリケーションのエクスポートには、アプリケーション定義、サポートするオブジェクトおよび共有コンポーネント(プラグイン、イメージ、CSSファイル、JavaScriptファイル、個別に管理する必要があるその他のファイルなど)が含まれます。

アプリケーションをエクスポートするには、次のステップを実行します。

  1. エクスポート・ページにナビゲートします。
    1. ワークスペースのホームページで、「アプリケーション・ビルダー」アイコンをクリックします。
    2. アプリケーション・ビルダーのホームページで、「ワークスペース・ユーティリティ」をクリックします。
    3. 「エクスポート」をクリックします。
  2. 「アプリケーション」タブをクリックします。
  3. 「アプリケーションの選択」で、エクスポートするアプリケーションを選択します。
  4. 「アプリケーションのエクスポート」で、次のステップを実行します。
    1. ファイル形式 - エクスポート・ファイルでの行の書式設定の方法を選択します。オプション:
      • UNIX: 生成されるファイルには、改行で終了する行が含まれます。

      • DOS: 生成されるファイルには、キャリッジ・リターンと改行で終了する行が含まれます。

      • データベース: 生成されるファイルをダウンロードするかわりにエクスポート・リポジトリに保存します。

    2. 所有者のオーバーライド - デフォルトでは、アプリケーションはアプリケーション属性の所有者で識別される所有者が所有します。この属性を使用するのは、このアプリケーションを、エクスポートするときとは異なるスキーマ所有者としてインポートする場合です。
    3. ビルド・ステータスのオーバーライド - エクスポートしたアプリケーションのビルド・ステータスを選択します。オプションは次のとおりです。
      • アプリケーションの実行のみ: ユーザーはアプリケーションの実行のみ可能です。このオプションの選択は、他の開発者がアプリケーションを変更できないようにするために効果的な方法です。

      • アプリケーションの実行および構築: 開発者とユーザーのどちらもアプリケーションを実行および編集できます。

      ヒント:

      「アプリケーションの実行のみ」を選択した場合は、引数p_traceYesに設定できません。アプリケーションのインポート後にこの設定を変更する方法は、Oracle Application Express管理サービスにログインする以外ありません。

    4. デバッグ - オプション:
      • はい - デバッグが有効な状態でアプリケーションがエクスポートされます。

      • いいえ - デバッグが無効な状態でアプリケーションがエクスポートされます。

    5. 現在から: 何分前まで遡ってエクスポートするかを指定します。このオプションを使用すると、削除されたオブジェクトを元に戻すなどのために、アプリケーションの前の時点に戻ることができます。

      このユーティリティは、DBMS_FLASHBACKパッケージを使用します。システム変更番号(SCN)マッピングへのタイムスタンプが約5分ごとにリフレッシュされるため、検索しているバージョンの検出にはそれと同じ時間がかかる場合があります。元に戻す情報が保持される時間は、起動パラメータUNDO_RETENTION(デフォルトは3時間)に影響されます。ただし、このパラメータはUNDO表領域のサイズにのみ影響します。2つのデータベースに同じUNDO_RETENTIONパラメータが含まれている場合でも、トランザクション数が少ないデータベースでは、UNDO表領域が一杯ではなく、以前のデータが強制的にアーカイブされるため、より前の時点に戻ることができます。

  5. 「プリファレンスのエクスポート」で、次のようにします。
    1. サポートするオブジェクトの定義をエクスポート - アプリケーションとともにサポートするオブジェクトの定義をエクスポートするかどうかを指定します。
      • はい: サポートするオブジェクトの定義をアプリケーションのエクスポートに含めます。コマンドラインから起動した場合、サポートするオブジェクトは自動的にロードされません。

      • いいえ: サポートするオブジェクトの定義をエクスポートに含めません。

      • インポート時に自動的にインストール: サポートするオブジェクトの定義とサポートするオブジェクトのインストールのコールをアプリケーションのエクスポートに含めます。このオプションは、コマンドライン・インストールの場合のみ有効です。アプリケーションをコマンドラインからインポートする場合、サポートするオブジェクトは自動的にインストールまたはアップグレードされます。

      サポートするオブジェクトの定義にはすべての構成オプションとスクリプトが含まれ、アプリケーションのエクスポートにデータベース・オブジェクト定義、イメージ定義およびおよびシード・データSQL文を単一のファイルにカプセル化して含めることができます。

    2. パブリック・レポートのエクスポート: アプリケーションにパブリック・レポートを含めるかどうかを指定します。パブリック・レポートは、ユーザーが対話モード・レポートまたは対話グリッドから保存した、パブリックで共有されるレポート設定です。
      • はい: パブリック・レポートをアプリケーションのエクスポートに含めます。

      • いいえ: パブリック・レポートをアプリケーションのエクスポートに含めません。

    3. プライベート・レポートのエクスポート - アプリケーションにプライベート・レポートを含めるかどうかを指定します。プライベート・レポートは、ユーザーが対話モード・レポートまたは対話グリッドから保存した、カスタマイズされたプライベート設定です。
      • はい: パブリック・レポートをアプリケーションのエクスポートに含めます。

      • いいえ: パブリック・レポートをアプリケーションのエクスポートに含めません。

    4. レポート・サブスクリプションのエクスポート - アプリケーションに対話モード・レポートまたは対話グリッドのサブスクリプション設定を含めるかどうかを指定します。このことは、アプリケーションのすべての対話モード・レポートまたは対話グリッドの、すべてのユーザーの期限が切れていないサブスクリプション設定に限定されます。
      • はい: エクスポートするレポートのレポート・サブスクリプションをアプリケーションのエクスポートに含めます。

      • いいえ: レポートのレポート・サブスクリプションをアプリケーションのエクスポートに含めません。

    5. 開発者コメントのエクスポート - アプリケーションのエクスポートに開発者コメントを含めるかどうかを指定します。
      • はい: 開発者コメントをアプリケーションのエクスポートに含めます。

      • いいえ: 開発者コメントをアプリケーションのエクスポートに含めません。

    6. 翻訳のエクスポート - アプリケーションのエクスポートに翻訳を含めるかどうかを指定します。
      • はい: 翻訳マッピングおよび翻訳リポジトリのすべてのテキストを含めます。

      • いいえ: 翻訳マッピングおよび翻訳リポジトリを含めません。

      翻訳テキスト・メッセージおよび動的翻訳は、アプリケーションのエクスポートに常に含められます。 

    7. 元のIDでエクスポート - エクスポート・ファイルに現時点のアプリケーション・コンポーネントIDとこのアプリケーションの前回インポート時のアプリケーション・コンポーネントIDのどちらを含めるかを指定します。
      • はい: 前回インポート時のIDを含めます。

      • いいえ: コンポーネントの現在のIDを含めます。

  6. 「エクスポート」をクリックします。

ヒント:

実際のアプリケーション・ファイルをエクスポートするのみでなく、カスケード・スタイルシート、イメージ、スクリプト・ファイルなど、その他の関連ファイルもエクスポートする必要がある場合があります。

関連項目:

24.8.4 アプリケーション・コンポーネントのエクスポート

コンポーネントのエクスポート・ウィザードを使用して、共有コンポーネントまたはページ・コンポーネントを別のアプリケーションまたはワークスペースにエクスポートしたり、編集前にコンポーネントをバックアップしたり、別のOracle Application Expressインスタンスに対するパッチとして機能するエクスポートを作成したりできます。

共有コンポーネントまたはページ・コンポーネントをエクスポートするには、次のステップを実行します。

  1. コンポーネントのエクスポート・ページにナビゲートします。
    1. ワークスペースのホームページで、「アプリケーション・ビルダー」アイコンをクリックします。
    2. アプリケーションを選択します。
    3. 「共有コンポーネント」をクリックします。
    4. 「タスク」リストから「アプリケーション・コンポーネントのエクスポート」をクリックします。

      「コンポーネントのエクスポート」ページが表示されます。

  2. 次のタブをクリックして、エクスポートするコンポーネントを選択します。
    • 「コンポーネント」には、共有アプリケーション・コンポーネントおよびページ全体が表示されます。ページ上部のナビゲーション・バーを使用してコンポーネントを検索します。

    • 「ページ別のコンポーネント」には、選択したページのコンポーネントがリストされます。「ページ」リストから選択して特定のページにナビゲートします。

    • 「ビルド・オプションのステータス」には、使用可能なビルド・オプションが表示されます。このページを使用してビルド・オプションを選択および選択解除します。

    タブごとに適切なコンポーネントを選択し、「エクスポートに追加」をクリックします。

  3. 「次へ」をクリックします。
  4. 「コンポーネントのエクスポート」で、次のステップを実行します。
    1. ファイル形式 - エクスポート・ファイルでの行の書式設定の方法を選択します。
      • UNIX: 生成されるファイルには、改行で終了する行が含まれます。

      • DOS: 生成されるファイルには、キャリッジ・リターンと改行で終了する行が含まれます。

    2. 現在から: 何分前まで遡ってエクスポートするかを指定します。このオプションを使用すると、削除されたオブジェクトを元に戻すなどのために、アプリケーションの前の時点に戻ることができます。

      このユーティリティは、DBMS_FLASHBACKパッケージを使用します。システム変更番号(SCN)マッピングへのタイムスタンプが約5分ごとにリフレッシュされるため、検索しているバージョンの検出にはそれと同じ時間がかかる場合があります。元に戻す情報が保持される時間は、起動パラメータUNDO_RETENTION(デフォルトは3時間)に影響されます。ただし、このパラメータはUNDO表領域のサイズにのみ影響します。2つのデータベースに同じUNDO_RETENTIONパラメータが含まれている場合でも、トランザクション数が少ないデータベースでは、UNDO表領域が一杯ではなく、以前のデータが強制的にアーカイブされるため、より前の時点に戻ることができます。

    3. 「コンポーネントのエクスポート」をクリックします。

    ヒント:

    翻訳されたアプリケーションでは、「翻訳のエクスポート」フィールドが表示されます。プライマリ言語アプリケーションおよびすべての翻訳済アプリケーションの選択した共有コンポーネントをエクスポートするには、「翻訳のエクスポート」フィールドから、「はい」を選択します。テキスト文字列とマークアップを最新の状態にするには、翻訳済コンポーネントをエクスポートする前に翻訳済アプリケーションを同期化する必要があることに注意してください。

24.8.5 ワークスペースのエクスポート

ワークスペースをエクスポートすることによって、ワークスペースを別のOracle Application Expressインスタンスに移動したりコピーできます。ワークスペースをエクスポートすると、Oracle Application Expressは、ユーザー、定義されたユーザー・グループ、チーム開発データ、ワークスペース・アーティファクト(SQLスクリプト、SQLコマンドの履歴、保存されたSQL、ユーザー・プリファレンス、開発者のログイン履歴、電子メール・ログおよびユーザー・インタフェースのデフォルトなど)のASCIIテキストのSQLスクリプトを作成します。

ワークスペースをエクスポートするには、次のステップを実行します。

  1. エクスポート・ページにナビゲートします。
    1. ワークスペースのホームページで、「アプリケーション・ビルダー」アイコンをクリックします。
    2. アプリケーション・ビルダーのホームページで、「ワークスペース・ユーティリティ」をクリックします。
    3. 「エクスポート」をクリックします。
  2. エクスポート・ページで、「ワークスペース」タブをクリックします。
  3. 「ワークスペースのエクスポート」で、次のようにします。
    1. チーム開発を含める - 機能、マイルストン、To Do、バグ、フィードバック、リンク、ニュースなどのチーム開発データを含める場合は「はい」を設定します。このワークスペースのターゲット・インスタンスが実行時のみのインスタンスでない場合は、「はい」のみを選択します。そうではない場合、「いいえ」を選択します
    2. エクスポート・タイプ - ほとんどの場合は、デフォルト値「最小」を変更しないでください。SQLスクリプト、SQLコマンドの履歴、保存されたSQL、ユーザー・プリファレンス、開発者のログイン履歴、電子メール・ログおよびユーザー・インタフェースのデフォルトを含め、すべてのワークスペース・アーティファクトを別のインスタンスに複製する場合にのみ、「完全」を選択します。
    3. ファイル形式 - エクスポート・ファイルでの行の書式設定の方法を選択します。
      • DOS: 生成されるファイルには、改行で終了する行が含まれます。

      • UNIX: 生成されるファイルには、キャリッジ・リターンと改行で終了する行が含まれます。

    4. ファイルの文字セット - エクスポート・ファイルは、指定した文字セットでエンコードされます。
  4. 「エクスポート」をクリックします。

    関連項目:

    『Oracle Application Express管理ガイド』Application Expressユーザーの管理に関する項

24.8.6 アプリケーションのページのエクスポート

警告:

異なるシステム上の単一のページをエクスポートおよびインポートすることは高度なデプロイ手法であり、次の制限事項があります。

  • 両方のシステムに同じアプリケーションIDとワークスペースIDが指定されている必要があります。

  • 両方のシステムに共有コンポーネントの同じIDが指定されている必要があります。

  • ページが新しい共有コンポーネントまたは更新された共有コンポーネントを参照する場合、それらの共有コンポーネントを最初にエクスポートおよびインポートする必要があります。

これらの制限事項が満たされない場合、インポートは失敗します。

アプリケーションのページをエクスポートするには、次のステップを実行します。

  1. 該当するアプリケーション・ページにナビゲートします。
  2. 「ユーティリティ」メニューをクリックし、「エクスポート」を選択します。

    ページのエクスポート・ウィザードが表示されます。

  3. 「ページ」で、エクスポートするページを識別します。一度のエクスポートに1つのページのみ選択できます。
  4. 「ファイル形式」から、エクスポート・ファイルで行を書式設定する方法を選択します。オプションは次のとおりです。
    • UNIX - 生成されるファイルには、改行で区切られた行が含まれます。

    • DOS - 生成されるファイルには、キャリッジ・リターンと改行で区切られた行が含まれます。

  5. 「現在から」には、何分前まで遡ってエクスポートするかを指定します。このオプションを使用すると、削除されたオブジェクトを元に戻すなどのために、アプリケーションの前の時点に戻ることができます。

    このユーティリティは、DBMS_FLASHBACKパッケージを使用します。システム変更番号(SCN)マッピングへのタイムスタンプが約5分ごとにリフレッシュされるため、検索しているバージョンの検出にはそれと同じ時間がかかる場合があります。元に戻す情報が保持される時間は、起動パラメータUNDO_RETENTION(デフォルトは3時間)に影響されます。ただし、このパラメータはUNDO表領域のサイズにのみ影響します。2つのデータベースに同じUNDO_RETENTIONパラメータが含まれている場合でも、トランザクション数が少ないデータベースでは、UNDO表領域が一杯ではなく、以前のデータが強制的にアーカイブされるため、より前の時点に戻ることができます。

  6. 「ページのエクスポート」をクリックします。

24.8.6.1 Webシートのエクスポート

Webシートのエクスポート・ユーティリティを使用して、Webシート・アプリケーションを他のユーザーが使用できるようにします。

Webシート・アプリケーションをエクスポートするには、次のステップを実行します。

  1. エクスポート・ページにナビゲートします。
    1. ワークスペースのホームページで、「アプリケーション・ビルダー」アイコンをクリックします。
    2. アプリケーション・ビルダーのホームページで、「ワークスペース・ユーティリティ」をクリックします。
    3. 「エクスポート」をクリックします。
  2. エクスポート・ページで、「Webシート」タブをクリックします。
  3. 「Webシートのエクスポート」で、次のようにします。
    1. Webシート・アプリケーション - エクスポートするWebシートを選択します。
    2. ファイル形式 - エクスポート・ファイルでの行の書式設定の方法を選択します。オプション:
      • UNIX: 生成されるファイルには、改行で終了する行が含まれます。

      • DOS: 生成されるファイルには、キャリッジ・リターンと改行で終了する行が含まれます。

    3. プリファレンスのエクスポート - 適切なオプションを選択します。
    4. 「エクスポート」をクリックします。

24.8.7 静的ファイルのエクスポートについて

静的アプリケーション・ファイルおよび静的ワークスペース・ファイルをエクスポートするには、ZIPファイルを作成します。

24.8.8 テーマのエクスポート

テーマのエクスポート・ユーティリティを使用して、Oracle Application Expressの1つの開発インスタンスからファイルにテーマをエクスポートします。

アプリケーション・テーマをエクスポートするには、次のステップを実行します。

  1. エクスポート・ページにナビゲートします。
    1. ワークスペースのホームページで、「アプリケーション・ビルダー」アイコンをクリックします。
    2. アプリケーション・ビルダーのホームページで、「ワークスペース・ユーティリティ」をクリックします。
    3. 「エクスポート」をクリックします。
  2. 「テーマ」タブをクリックします。
  3. 「テーマ」ページで、次のステップを実行します。
    1. アプリケーション - アプリケーションを選択します。
    2. テーマのエクスポート - - エクスポートするテーマを選択します。
    3. ファイル形式 - エクスポート・ファイルでの行の書式設定の方法を選択します。オプションは次のとおりです。
      • UNIX: 生成されるファイルには、改行で終了する行が含まれます。

      • DOS: 生成されるファイルには、キャリッジ・リターンと改行で終了する行が含まれます。

    4. 「エクスポート」をクリックします。

24.8.9 プラグインのエクスポート

プラグインのエクスポート・ユーティリティを使用して、Oracle Application Expressの1つの開発インスタンスからファイルにプラグインをエクスポートします。

エクスポート・ページからプラグインをエクスポートするには、次のステップを実行します。

  1. エクスポート・ページにナビゲートします。
    1. ワークスペースのホームページで、「アプリケーション・ビルダー」アイコンをクリックします。
    2. アプリケーション・ビルダーのホームページで、「ワークスペース・ユーティリティ」をクリックします。
    3. 「エクスポート」をクリックします。
  2. 「プラグイン」タブをクリックします。
  3. 「プラグイン」ページで、次のステップを実行します。
    1. アプリケーション - アプリケーションを選択します。
    2. プラグイン - エクスポートするプラグインを選択します。
    3. ファイル形式 - エクスポート・ファイルでの行の書式設定の方法を選択します。オプションは次のとおりです。
      • UNIX - 生成されるファイルには、改行で区切られた行が含まれます。

      • DOS - 生成されるファイルには、キャリッジ・リターンと改行で区切られた行が含まれます。

    4. 「エクスポート」をクリックします。

24.8.10 ユーザー・インタフェースのデフォルト値のエクスポート

この項では、ユーザー・インタフェースのデフォルト値をエクスポートする方法について説明します。

24.8.10.1 ユーザー・インタフェースのデフォルト値のエクスポートについて

ユーザー・インタフェースのデフォルト値のエクスポートは、ターゲット・システムでの開発を予定している場合に便利です。ユーザー・インタフェースのデフォルト値は、表ディクショナリと属性ディクショナリの2つのカテゴリに分かれています。

  • 表ディクショナリは、選択されたスキーマ内の表および列に固有です。これらのデフォルト値は、属性ディクショナリに定義されている値に優先して使用されます。

  • 属性ディクショナリは、フォームとレポートの作成に使用する列についての属性のセットを含みます。定義は列名によって照合され、シノニムを使用することで特定の定義を複数の列間で共有できます。

ユーザー・インタフェースのデフォルト値をエクスポートする場合は、選択したディクショナリとスキーマに対するすべてのユーザー・インタフェースのデフォルト値が、1つのSQLコマンド・スクリプトにエクスポートされます。プロンプトが表示されたら、このファイルをハードディスク・ドライブに保存してください。このファイルには、アプリケーションのPL/SQL APIをコールして表のヒントを作成するAPIコールが含まれています。このファイルを使用して、ユーザー・インタフェースのデフォルト値を別のデータベースおよびOracle Application Expressインスタンスにインポートできます。

関連項目:

24.8.10.2 エクスポート・ページからのユーザー・インタフェースのデフォルト値のエクスポート

エクスポート・ページからユーザー・インタフェースのデフォルト値をエクスポートするには、次のステップを実行します。

  1. エクスポート・ページにナビゲートします。
    1. ワークスペースのホームページで、「アプリケーション・ビルダー」アイコンをクリックします。
    2. アプリケーション・ビルダーのホームページで、「ワークスペース・ユーティリティ」をクリックします。
    3. 「エクスポート」をクリックします。
  2. 「ユーザー・インタフェースのデフォルト値」タブをクリックします。
  3. 表ディクショナリ・ページで、次のステップを実行します。
    1. スキーマ - ユーザー・インタフェースのデフォルト値に関連付けられた表を所有するスキーマを選択します。
    2. ファイル形式 - エクスポート・ファイルでの行の書式設定の方法を選択します。オプションは次のとおりです。
      • UNIX: 生成されるファイルには、改行で終了する行が含まれます。

      • DOS: 生成されるファイルには、キャリッジ・リターンと改行で終了する行が含まれます。

    3. 「エクスポート」をクリックします。
  4. 属性ディクショナリ・ページで、次のステップを実行します。
    1. ファイル形式 - エクスポート・ファイルでの行の書式設定の方法を選択します。オプションは次のとおりです。
      • UNIX - 生成されるファイルには、改行で区切られた行が含まれます。

      • DOS - 生成されるファイルには、キャリッジ・リターンと改行で区切られた行が含まれます。

    2. 「エクスポート」をクリックします。

24.8.10.3 ユーザー・インタフェースのデフォルト値ページからのユーザー・インタフェースのデフォルト値のエクスポート

ユーザー・インタフェースのデフォルト値ページからユーザー・インタフェースのデフォルト値をエクスポートするには、次のステップを実行します。

  1. ワークスペースホームページで、「SQLワークショップ」アイコンをクリックします。
  2. 「ユーティリティ」をクリックします。
  3. 「ユーザー・インタフェースのデフォルト値」をクリックします。

    ユーザー・インタフェースのデフォルト値ページが表示されます。

  4. ディクショナリを選択します。
    • 表ディクショナリ - 選択されたスキーマ内の特定の表および列をエクスポートします。

    • 属性ディクショナリ - フォームとレポートを作成するために使用する列属性のセットをエクスポートします。

  5. 「タスク」で、「エクスポート」をクリックします。
  6. 「ファイル形式」で、オプションを選択します。
    • UNIX - 生成されるファイルには、改行で区切られた行が含まれます。

    • DOS - 生成されるファイルには、キャリッジ・リターンと改行で区切られた行が含まれます。

    • データベース - ダウンロードするファイルを生成するかわりにファイル・リポジトリにエクスポートします。

  7. 「エクスポート」をクリックします。

24.8.11 チーム開発フィードバックのエクスポート

フィードバックのエクスポート・ユーティリティを使用して、本番またはテスト・システムからのフィードバックを開発システムと同期します。開発システムは、ワークスペース情報の編集ページで設定されるワークスペース設定の「フィードバック同期のソース識別子」を使用することによって識別されます。開発システムからエクスポートする場合、エクスポート・プロセスには「デプロイメント・システム」という追加属性があり、更新されたフィードバックを同期するデプロイメント・システム(本番またはテスト)は、この属性で指定します。

チーム開発フィードバックをエクスポートするには、次のステップを実行します。

  1. エクスポート・ページにナビゲートします。
    1. ワークスペースのホームページで、「アプリケーション・ビルダー」アイコンをクリックします。
    2. アプリケーション・ビルダーのホームページで、「ワークスペース・ユーティリティ」をクリックします。
    3. 「エクスポート」をクリックします。
  2. 「フィードバック」タブをクリックします。
  3. フィードバック・ページで、次のステップを実行します。
    1. 変更時期 - エクスポートする最も古いフィードバックの日付を選択します。この選択された日付から現在の日付までのすべてのフィードバックがエクスポートされます。
    2. ファイル形式 - エクスポート・ファイルでの行の書式設定の方法を選択します。オプションは次のとおりです。
      • UNIX - 生成されるファイルには、改行で区切られた行が含まれます。

      • DOS - 生成されるファイルには、キャリッジ・リターンと改行で区切られた行が含まれます。

    3. 「エクスポート」をクリックします。

24.8.12 スクリプト・リポジトリからのスクリプト・ファイルのエクスポート

エクスポートおよびインポート・タスクを使用して、選択したスクリプトを現行のスクリプト・リポジトリから別のワークスペース内のスクリプト・リポジトリに送信できます。

スクリプト・ファイルをエクスポートするには、次のステップを実行します。

  1. ワークスペースホームページで、「SQLワークショップ」アイコンをクリックします。
  2. 「SQLスクリプト」をクリックします。
  3. 「タスク」リストで、「エクスポート」をクリックします。
  4. 適切なスクリプト・ファイルを選択し、「エクスポートに追加」をクリックします。
  5. ファイル名を確認し、「すべてのエクスポート」をクリックします。

    スクリプトを削除するには、「削除」チェック・ボックスを選択します。

関連項目:

Oracle Application Express SQLワークショップ・ガイドの「SQLスクリプトの使用」