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Oracle® Application Expressアプリケーション・ビルダー・ユーザーズ・ガイド
リリース18.1
E98591-01
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22.3 ログおよびレポートの使用

問題のあるページを特定するのに役立つアプリケーション・ログおよびレポートを確認します。

Application Expressエンジンは、使用状況およびパフォーマンス・データを取得するために、アクティビティ・ログを記録します。この情報は様々なレポートに表示されます。特定のページに対するアクセスが過剰である場合や、ページのレンダリングが遅い場合は、これらのレポートが問題のあるページを特定するために役立ちます。

その後、それらの問題のあるページをさらに分析できます。たとえば、SQL Developerでレポート問合せを実行し、実行計画を確認できます。

ヒント:

ページまたはプロセス内のコストのかかる要素を特定するもう1つの方法は、Application Expressデバッグ・モードを確認することです。

関連項目:

22.3.1 ログ・ファイルの管理方法

インスタンス管理者は、アクティビティ・ログ・ファイルを削除し、ログ・ファイル情報が保持される間隔を管理できます。

アクティビティ・ログ・ファイルを無期限に保持する場合は、アクティビティ・ログの表から別の表にレコードをコピーするバッチ・ジョブを作成する必要があります。

関連項目:

『Oracle Application Express管理ガイド』のログおよびファイルの管理に関する項

22.3.2 「アプリケーション・ダッシュボード」レポートの表示

「アプリケーション・ダッシュボード」レポートを表示する方法について学習します。

アプリケーション・ダッシュボードを表示するには、次のステップを実行します。

  1. 「ワークスペース」ホームページにナビゲートします。
  2. 「アプリケーション・ビルダー」アイコンをクリックします。
  3. アプリケーションを選択します。

    アプリケーションのホームページが表示されます。

  4. 「ユーティリティ」をクリックします。
  5. 「アプリケーション・ダッシュボード」をクリックします。

    アプリケーション・ダッシュボードが表示されます。左側にある最初の2つのリージョン(「アプリケーション概要」と「タイプ別の表示」)に現在のアプリケーションについての詳細情報と統計がリストされます。残りのリージョンは、次のセクションに分割されます。

    • セキュリティ: 現在の認証スキーム、パブリック・ページと非パブリック・ページの数およびカレント・アプリケーション内で使用される認可スキームの数が表示されます。

    • テンプレート: カレント・アプリケーション内で使用されるテンプレートのレポートへのリンクが表示されます。

    • タイプ別の表示: タイプ別にページをリストします。

    • アプリケーション・コンポーネント: アプリケーション・レベルのコントロールとロジックのレポート(LOV、タブ、リスト、アプリケーション・アイテム、アプリケーション・プロセス、アプリケーションの計算など)へのリンクが表示されます。

    • ページ・コンポーネント: ページ・レベルのコントロールとロジックのレポート(アイテム、ボタン、プロセス、リージョン、ブランチ、検証、動的アクションなど)へのリンクが表示されます。

  6. 特定のレポートを表示するには、コンポーネント・タイプまたはテンプレートの右にある数字をクリックします。

22.3.3 ワークスペース・アクティビティ・レポート

ワークスペース管理者は、ワークスペース固有の管理タスクを実行するユーザーであり、様々なタイプのアクティビティ・レポートにアクセスできます。

ワークスペース管理者は、次のアクティビティ・レポートにアクセスできます。

  • ページ・ビュー - ビュー別、ユーザー別、アプリケーション別、アプリケーションとページ別、日別、時間別および対話モード・レポート別に構成されるページ・ビューのレポートが含まれます。

  • 開発者アクティビティ: 開発者、日、アプリケーション、アプリケーション変更、および日または月別に構成された開発者アクティビティのレポートを提供します。

  • ページ・ビューの分析 - 最も表示されたページ、日別のページ・ビュー、日別の使用状況(チャート)、重み付けされたページ・パフォーマンスおよびWebシート・ページ・ビューなどのレポート分析ページ・ビューが含まれます。

  • セッション - アクティブ・セッションと現行のワークスペースがリストされます(レポートまたはチャート)。

  • ログイン試行回数 - ログイン試行回数、認証結果ごとのログイン試行回数および開発者ログイン・サマリーをリストしたレポートを提供します。

  • 環境 - ユーザー・エージェント別、ブラウザ別、外部アクセス別またはオペレーティング・システム別に構成される環境のレポートが含まれます。

  • アプリケーション・エラー: アプリケーション・エラーのレポートが含まれます。

  • ワークスペース・スキーマ・レポート - スキーマの表領域使用率およびスキーマ別のデータベース権限のサマリー、ワークスペース・スキーマおよびレポート表領域の使用率を提供します。

関連項目:

Oracle Application Express管理ガイドの「ワークスペース内のアクティビティの監視」

22.3.4 インスタンス・アクティビティ・レポート

インスタンス管理者は、Application Express管理サービス・アプリケーションを使用して、ホスティングされたインスタンス全体を管理するスーパーユーザーです。

インスタンス管理者は、次のアクティビティ・レポートにアクセスできます。

  • ページ・ビュー: アプリケーション、ユーザー、ワークスペース、日またはRESTアクセス別にアクティビティを表示します。

  • ワークスペースの消去: ダッシュボード・サマリー、アクティブでないワークスペース、消去済のワークスペース、アクティブになったワークスペースまたはワークスペースの消去ログを表示します。

  • 環境レポート: 使用されるオペレーティング・システム、ブラウザ・タイプ、ユーザー・エージェントまたは外部サイトのサマリーを表示します。

  • カレンダ・レポート: 最後に使用された日付別にワークスペースを表示し、日別、さらにアプリケーションおよびユーザー別、または時間別にページ・ビューを表示します。

  • サービス・リクエスト: 新規サービス・リクエストまたはサインアップ・アンケートのアクティビティを表示します。

  • ログ: メール・ログ、ジョブ・ログ、自動削除ログを表示、またはパッケージ・アプリケーションのインストールを監視します。

  • ログイン試行回数: ログイン試行回数または最後の開発者ログインを表示します。

  • 開発者アクティビティ: 開発者またはワークスペース別にアプリケーション変更を表示します。

関連項目:

Oracle Application Express管理ガイドの「開発インスタンス間のアクティビティの監視」およびOracle Application Express管理者のロールについて