フィルタの管理

この項では、「ブラウザ」画面からアクセスできる次のフィルタ管理オプションについて説明します。

フィルタの編集

フィルタを編集するには、ブラウザ・リストでフィルタを右クリックします。表示されるオプションから「編集」を選択します。

注意:

これは権限が必要な機能です。適切なセキュリティ設定がない場合、このコントロールを表示できません。

これにより、選択したフィルタが編集用に開かれた状態で「フィルタ」画面が開きます。フィルタの定義時に使用可能なオプションの詳細は、「フィルタの作成」を参照してください。

フィルタ名の変更

フィルタ名を変更するには、ブラウザ・リストでフィルタを右クリックします。表示されるオプションから「名前変更」を選択します。

注意:

これは権限が必要な機能です。適切なセキュリティ設定がない場合、このコントロールを表示できません。

これにより、フィルタの名前または説明(あるいはその両方)を入力できるダイアログ・ボックスが開きます。

フィルタ名を変更し、「OK」を押します。

フィルタの削除

フィルタを削除するには、ブラウザ・リストでフィルタを右クリックします。表示されるオプションから「削除」を選択します。

注意:

これは権限が必要な機能です。適切なセキュリティ設定がない場合、このコントロールを表示できません。

これにより、フィルタを本当に削除するかを確認するメッセージ・ボックスが開きます。

フィルタを削除するには「はい」を押し、フィルタ・リストに戻るには「いいえ」を押します。

お気に入りフィルタの管理

フィルタをお気に入りとしてマークするには、ブラウザ・リストでフィルタを右クリックします。表示されるオプションから「お気に入りに追加」を選択します。

フィルタは黄色の星とともに表示され、お気に入りリストで使用可能になります。

お気に入りからフィルタを削除するには、これを再度右クリックします。今回は、「お気に入りから削除」を選択します。

デフォルト・フィルタの管理

フィルタをデフォルト・フィルタとして設定するには、ブラウザ・リストでフィルタを右クリックします。表示されるオプションから「デフォルト・フィルタとして設定」を選択します。

フィルタは青色の星とともに表示され、ケース管理にログイン後、即座に選択および表示されます。

デフォルト・フィルタを削除するには、フィルタを再度右クリックし、今回はメニューから「デフォルト・フィルタとしての設定解除」を選択します。

フィルタでのケースまたはアラートの一括更新

フィルタ基準を満たすすべてのケースおよびアラートについて、一括更新操作を直接実行できます(たとえば、1つのフィルタでケースおよびアラートを複数のユーザーに割り当てるなど)。

注意:

これは権限が必要な機能です。適切なセキュリティ設定がない場合、このコントロールを表示できません。

フィルタで一括更新を実行するには、ブラウザ・リストでフィルタを右クリックします。表示されるオプションから「一括更新」を選択します。

「一括更新」ダイアログが表示されます。使用可能なオプションの詳細は、「一括編集の実行」を参照してください。

フィルタでのケースまたはアラートの一括削除

フィルタ基準を満たすすべてのケースおよびアラートを一括削除できます。

注意:

これは権限が必要な機能です。適切なセキュリティ設定がない場合、このコントロールを表示できません。

フィルタですべてのケースおよびアラートを一括削除するには、ブラウザ・リストでフィルタを右クリックします。表示されるオプションから「一括削除」を選択します。

他のユーザーとのフィルタの共有

作成済のフィルタはユーザー・リストに表示されます。自分のフィルタのいずれかを他のユーザーと共有する場合、適切なセキュリティ権限を持っていれば、フィルタをグローバル・リストに移動できます。グローバル・リスト内のフィルタは、ケース管理のすべてのユーザーに表示されます。

注意:

フィルタがその条件の一部としてケース・ソースを指定している場合、フィルタがグローバルとして作成されていても、そのソースへの権限を持つユーザーのみがこれを表示できます。つまり、フィルタの結果だけではなくフィルタ自体も、セキュリティ設定によって非表示になります。

フィルタを共有するには、ユーザー・リストでフィルタを右クリックします。表示されるオプションから「グローバル・フィルタへの移動」を選択します。

注意:

これは権限が必要な機能です。適切なセキュリティ設定がない場合、このコントロールを表示できません。

フィルタは、ユーザー・リストからグローバル・リストに移動されます。フィルタがデフォルトとしてマークされているかどうかにかかわらず、他の設定はこの変更によって影響を受けません。

フィルタを「グローバル」リストから削除するには、適切なセキュリティ権限を持っていれば、フィルタを再度クリックして「ローカル・フィルタへの移動」を選択するとこれを行えます。

注意:

これは権限が必要な機能です。適切なセキュリティ設定がない場合、このコントロールを表示できません。

フィルタは、グローバル・リストからユーザー・リストに移動されます。他のフィルタ設定はすべて、この変更の影響を受けません。

権限によるフィルタ・アクセスの制限

グローバル・フィルタは権限に関連付けることができます。適切な権限が付与されている場合のみ、フィルタが表示されます。

権限をフィルタに割り当てるには、フィルタを右クリックして、「権限の変更」を選択します。

ドロップ・ダウン・ボックスから適切な権限を選択し、「OK」を押します。

フィルタのインポートおよびエクスポート

フィルタは、環境間で移動するために、ファイルに対してエクスポートおよびインポートできます。

ケース管理フィルタのファイル拡張子は.dflであることに注意してください。

ユーザー・フィルタは、ユーザー・アカウントを使用して格納されます。したがって、同じユーザー・アカウントを使用して異なるマシンにログオンする場合、これらをエクスポートおよびインポートする必要はありません。フィルタのエクスポートおよびインポートの主な目的は、ケース管理をホスティングする新規サーバーに、構成済のグローバル・フィルタを移動することです。

フィルタのインポート

有効なケース管理フィルタ・ファイルからフィルタをインポートするには、グローバル・ノード(フィルタをインポートし他のユーザーと共有する場合)またはユーザー・ノード(自分のためにのみフィルタをインポートする場合)を選択し、「フィルタのインポート」を選択します。

「インポート」ダイアログが表示されます。「参照」を使用して有効なフィルタ・ファイルを参照し、インポートするフィルタのファイルを選択して、「選択」をクリックします。フィルタ・ファイルで使用可能なフィルタのリストを示すダイアログが表示されます。インポートする対象を選択して、「OK」をクリックします。

インポートするフィルタに既存のフィルタと同じ名前のものがある場合、赤色で表示されます。その場合、インポートの取消し、インポートするフィルタの名前変更、またはインポート・ファイル内のフィルタによる既存フィルタの上書きのいずれかを行うことができます。インポートするフィルタ名を変更するには、ダイアログで新しい名前を直接指定します。

「名前が重複しています」のエラーは、フィルタに競合する名前がなくなると表示されなくなります。

または、同じ名前で既存のフィルタを上書きする場合、単純に「上書き」ボックスを選択し、「OK」をクリックします。

フィルタのエクスポート

フィルタ・ファイルへの単一のフィルタのエクスポート、またはグローバル・レベルまたはユーザー・レベルでのすべてのフィルタのエクスポートを行うことができます。

単一のフィルタをエクスポートするには、フィルタを右クリックして、「フィルタのエクスポート」を選択します。

「フィルタのエクスポート」ダイアログが表示されます。エクスポート・ファイルの書込み先を選択するには、「参照」ボタンをクリックします。ファイル名を入力し、「選択」を選択して、フィルタをエクスポートします。

多くのフィルタを単一のファイルにエクスポートするには、グローバル・ノードまたはユーザー・ノードのいずれかを右クリックして、「フィルタのエクスポート」を選択し、前述のプロセスに従います。