このガイドの最新情報

ここでは、Oracle Unified Directoryの前のリリース以降の新機能と変更された機能を紹介し、詳細情報へのリンクを記載します。

「リリース12c (12.2.1.3.0)の新機能」を参照してください。

リリース12c (12.2.1.3.0)の新機能

Oracle Unified Directory 12c (12.2.1.3.0)のこのリリースの新機能の簡単なサマリーを示します。内容は次のとおりです。

ODSMの再ブランド

Oracle Directory Services Manager (ODSM)は、Oracle Unified Directory Services Manager (OUDSM)として再ブランド化されました。

WLSTプロビジョニング・コマンドのサポート

Oracle Unified Directoryでは、WebLogicドメインの構成およびOUDインスタンスの作成と削除を行うための、WLSTプロビジョニング・コマンドをサポートするようになりました。

createOUDSMDomainコマンドを実行して、Oracle Unified Directory Services Manager用のコンパクト・ドメインを作成できます。「WebLogic Scripting Toolを使用したOUDSM用のドメインの作成」を参照してください。

oud_createInstanceコマンドを実行してOUDインスタンスを作成できます。「WebLogic Scripting Toolを使用したディレクトリ・サーバーの設定」「WebLogic Scripting Toolを使用したプロキシ・サーバーの設定」および「WebLogic Scripting Toolを使用したレプリケーション・ゲートウェイの設定」を参照してください。

oud_deleteInstanceコマンドを実行してOUDインスタンスを削除できます。「WLSTを使用したディレクトリ・サーバー・インスタンスの削除」「WLSTを使用したプロキシ・サーバー・インスタンスの削除」および「WLSTを使用したレプリケーション・ゲートウェイ・インスタンスの削除」を参照してください。

Oracle Fusion Middleware構成ウィザードのサポート

Oracle Unified Directoryでは、管理システム上でOUDシステム・コンポーネントでWebLogicドメインを作成または拡張するための、Oracle Fusion Middleware構成ウィザードをサポートするようになりました。

「OUDとOUDSMを単一のドメインに構成」を参照してください。

Oracle Fusion Middlewareリポジトリ作成ユーティリティのサポート

Oracle Unified Directoryでは、データベース・スキーマを作成してデータベースにロードするための、Oracle Fusion Middlewareリポジトリ作成ユーティリティをサポートするようになりました。

「リポジトリ作成ユーティリティを使用したインフラストラクチャ・ドメインのデータベース・スキーマの作成」を参照してください。

Oracle Fusion Middleware再構成ウィザードのサポート

Oracle Unified Directoryでは、WebLogic Serverドメインを再構成するための、Oracle Fusion Middleware再構成ウィザードをサポートするようになりました。

「再構成ウィザードを使用した11gから12cへのOUDSMのアップグレード」を参照してください。

upgrade-oud-instanceスクリプトのサポート

Oracle Unified Directoryではupgrade-oud-instanceスクリプトをサポートしています。このスクリプトは、新しいOracle 12cホームを指すように各インスタンスのインストール・パスを更新し、各インスタンスのjavaプロパティを更新します。

「既存のOracle Unified Directoryサーバー・インスタンスのアップグレード」を参照してください。

EUS対応構成でのTNS別名のサポート

Oracle Unified Directoryでは、Oracle Enterprise User Security (EUS)が構成されたOracle Unified DirectoryデプロイメントでTNS別名の有効化をサポートするようになりました。

「EUS対応構成に対するTNS別名サポートの有効化」を参照してください。