Windowsファイアウォールの例外リストに追加された様々な実行可能ファイルの概要
WindowsのTCPポートをリスニングする実行可能ファイルと、その実行可能ファイルの簡単な説明を示します。
それらの実行可能ファイルが使用中で、リモート・クライアント・コンピュータからの接続を受信している場合は、適切な処理が行えるように、それらをWindowsファイアウォールの例外リストに追加することをお薦めします。また、複数のOracleホームを使用している場合は、oracle.exe
などの同じ実行可能ファイルのためにファイアウォールの例外を複数回(実行可能ファイルがロードされる各Oracleホームに1つ)作成します。
- Oracle Databaseのファイアウォール例外について
リモート・クライアント(SQL*Plus、OCI、ODBC、OLE DBアプリケーションなど)から基本的なデータベース操作および接続を実行するには、次の実行可能ファイルをWindowsファイアウォールの例外リストに追加します。 - Oracle Database Examplesのファイアウォール例外の例について
Oracle Database Examplesのインストール後、次の実行可能ファイルをWindowsファイアウォールの例外リストに追加します。 - Oracle Gatewayのファイアウォール例外について
Oracle Databaseがゲートウェイを介してOracle以外のソフトウェアとやりとりする場合は、ゲートウェイ実行可能ファイルをWindowsファイアウォールの例外リストに追加する必要があります。 - Oracle ClusterwareおよびOracle ASMのファイアウォール例外について
クラスタ内のノードにOracle Grid Infrastructureをインストールした場合、Windowsファイアウォールを有効にできるのは、次の実行可能ファイルおよびポートをファイアウォールの例外リストに追加した後のみです。 - その他のOracle製品のファイアウォール例外について
前述したすべての例外に加え、次に示すOracleソフトウェアのいずれかを使用する場合は、関連する実行可能ファイルのためにWindowsファイアウォールの例外を作成する必要があります。