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BEA AquaLogic Data Services Platform 2.0.n アプリケーションおよびプロジェクトは簡単にアップグレードできます。 この章では、以下の移行作業の手順について説明します。
AquaLogic Data Services Platform をインストールする前に、サポート対象バージョンの WebLogic Platform 8.1 をインストールして正しくコンフィグレーションする必要があります。 このリリースでサポートされるバージョンについては、AquaLogic Data Services Platform の『リリース ノート』の「サポート対象のコンフィグレーション」を参照してください。
AquaLogic Data Services Platform 2.0x または 2.1 で作成したアプリケーションをアップグレードするには、まず AquaLogic Data Services Platform 2.5 をインストールする必要があります。 プロダクション環境では、AquaLogic Data Services Platform で使用する WebLogic Platform 8.1 ドメインごとにこのインストールを実施する必要があります。
このドキュメントの他の章 (「インストールの前提条件」以降の節) で説明されている準備、インストール、およびインストール後の手順に従ってください。
最新バージョンの AquaLogic Data Services Platform へのアップグレードは、複数のステップに分かれています。
アプリケーションは、WebLogic Workshop を使用してアップグレードするか、AquaLogic Data Services Platform 2.5 変換ユーティリティを使用してアップグレードできます。
AquaLogic Data Services Platform 2.5 をインストールしたら、既存の AquaLogic Data Services Platform アプリケーションの複数の JAR ファイルをアップグレードする必要があります。アップグレードしないと、これらのアプリケーションを AquaLogic Data Services Platform 2.5 でデプロイすることができません。 WebLogic Workshop では、この更新プロセスが半自動化されています。 WebLogic Workshop でアプリケーションを開くと、一部の AquaLogic Data Services Platform JAR ファイルのバージョンが古いことを示すメッセージが表示され、アプリケーションを更新するかどうかを選択できます。
[はい] を選択するとファイルが更新されます。 これにより、アプリケーションが自動的にビルドまたは再ビルドされます。
注意 : | [いいえ] を選択すると、その 2.0 アプリケーションは更新されないため、AquaLogic Data Services Platform 2.5 でデプロイすることはできません。 |
AquaLogic Data Services Platform 2.0 または 2.1 のアプリケーションがすでに EAR ファイルにパッケージ化されている場合は、コマンドライン ユーティリティを使用してその EAR を AquaLogic Data Services Platform 2.5 にアップグレードできます。 このユーティリティは、旧バージョンの以下の JAR の EAR ファイルを検査します。
これらのファイルが AquaLogic Data Services Platform 2.5 より前のバージョンであることが検知されると、そのファイルが 2.5 バージョンのファイルで置き換えられます。
Windows ベースの AquaLogic Data Services Platform 2.0 または 2.1 の EAR ファイルを、変換移行ユーティリティを使用して AquaLogic Data Services Platform 2.5 にアップグレードするには、次の手順に従います。
UNIX ベースの AquaLogic Data Services Platform 2.0 の EAR ファイルを、変換移行ユーティリティを使用して AquaLogic Data Services Platform 2.5 にアップグレードするには、次の手順に従います。
バージョン 2.1 より前の AquaLogic Data Services Platform では、シーケンスを返す関数を管理するため、元のスキーマ ファイルの「arrayOf」型 (.xsd
スキーマ ファイル) が追加で生成されていました。 たとえば、XML 型の customer (customer.xsd
) に対してデータ サービスが作成されると、XML 型の arrayOfcustomer (arrayOfCustomer.xsd
) が自動的に作成されていました。 これにより、シーケンスを返す関数を呼び出すアプリケーションで arrayOf 型を使用できていました。
AquaLogic Data Services Platform 2.1 以降では、レコードのシーケンスを返す関数をこの方法で処理することは非推奨になりました。 代わりに、シーケンス内の各項目をサービス データ オブジェクト (SDO) に変換する方法が採用され、 SDO の Java 配列がサポートされることになりました (SDO の詳細、およびシーケンス SDO の処理の詳細については、『クライアント アプリケーション開発者ガイド』を参照してください)。
バージョン 2.1 より前の AquaLogic Data Services Platform で作成した AquaLogic Data Services Platform プロジェクトについては、以下のどちらかを選択できます。
[データ サービス プロジェクトの移行] オプションを表示するには、対象の AquaLogic Data Services Platform プロジェクトを右クリックします (図 5-3 を参照)。
注意 : | この場合も、移行を実施する前にアプリケーションやプロジェクトをバックアップしておくことをお勧めします。 |
注意 : | プロジェクトを移行したら、「ArrayOf」型に依存する既存の Java Mediator クライアント コードを修正して、ArrayOf SDO オブジェクトの代わりに SDO オブジェクトのシーケンスを使用する必要があります。 |
注意 : | AquaLogic Data Services Platform 2.5 に移行したプロジェクトを、元のバージョンに戻すことはできません。 |
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