インストール ガイド

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BEA AquaLogic Data Services Platform のインストールの準備

BEA AquaLogic Data Services Platform ソフトウェアをインストールする前に、対象となるシステムが最低限の要件を満たしていることを確認する必要があります。 この章では、サポート対象のプラットフォーム、システムのハードウェアおよびソフトウェアの要件、およびインストールの前提条件について説明します。 また、インストールされるコンポーネントについても簡単に説明します。

この章の内容は以下のとおりです。

注意 : BEA AquaLogic Data Services Platform の旧製品名は Liquid Data です。 製品、インストール パス、およびコンポーネントの一部のインスタンスが、旧製品名のままになっている場合があります。

 


インストールの概要

この節では、AquaLogic Data Services Platform のインストール手順について概説します。図 1-1 に手順の概要を示します。

図 1-1 インストール手順の概要

インストール手順の概要

AquaLogic Data Services Platform をインストールするには、次の手順に従います。

  1. ソフトウェアをインストールするための準備をします。
  2. AquaLogic Data Services Platform のインストールの準備として、サポート対象のプラットフォームおよびデータベースをチェックし、インストールの前提条件が満たされているかどうかを確認する必要があります。 また、システムにどのようなコンポーネントがインストールされるかについて理解しておく必要もあります。 ソフトウェアのインストールを準備するには、この章の以降の節に従って作業を完了してください。

  3. 旧バージョンの AquaLogic Data Services Platform をアンインストールします。 詳細については、「AquaLogic Data Services Platform のアンインストール」を参照してください。
  4. 注意 : 旧バージョンをアンインストールしても、それ以前に作成した AquaLogic Data Services Platform アプリケーションやその他の Workshop アプリケーションは削除されません。
  5. AquaLogic Data Services Platform 2.5 をインストールします。
  6. AquaLogic Data Services Platform ソフトウェアのインストールは、GUI モード (グラフィカルなインストーラ アプリケーションを使用するインストール モード) や、UNIX システムに適した対話形式のコンソール モード (ウィンドウ対応のグラフィック ワークステーションを使用しないインストール モード) で実施できます。 また、もう 1 つの選択肢であるサイレント モードを使用すると、インストール オプションが指定されたインストーラ プロパティ ファイルを読み込み、それに基づいて Windows および UNIX システムに AquaLogic Data Services Platform をインストールすることもできます。

    GUI モードの使用方法の詳細については、「GUI モードによる AquaLogic Data Services Platform のインストール」を参照してください。 コンソール モードおよびサイレント モードの使用方法の詳細については、「コンソール モードまたはサイレント モードによる AquaLogic Data Services Platform のインストール」を参照してください。

  7. インストール後の作業を実施します。
  8. インストール後には、インストールが正常に完了したかどうかを検証し、主要なコンポーネントへの Windows ショートカットおよび UNIX パスを確認できます。 詳細については、「インストール後の作業」を参照してください。

 


サポート対象のコンフィグレーション

サポート対象のオペレーティング システム、DBMS ベンダ、およびその他のコンフィグレーションについては、AquaLogic Data Services Platform の『リリース ノート』の「サポート対象のコンフィグレーション」を参照してください。

 


インストールの前提条件

AquaLogic Data Services Platform をインストールするシステムには、以下のソフトウェアがインストールされている必要があります。

注意 : Windows 2000 を実行している場合、クラスパスの最大サイズを超過する場合があります。 AquaLogic Data Services Platform をインストールするときに、<BEAHOME> ディレクトリの名前を 4 文字以下 (たとえば <BEA>) にしてインストールすることをお勧めします。

 


インストールされるコンポーネント

AquaLogic Data Services Platform の完全インストールでは、主要なコンポーネントとして以下がインストールされます。

以下のマニュアルには、AquaLogic Data Services Platform のインストール後に参考になる情報が含まれています。

AquaLogic Data Services Platform の★M『管理ガイド』M★
なお、AquaLogic Data Services Platform をインストールすると、有効な評価ライセンスが自動的にインストールされます。

コンフィグレーション済み Samples ドメイン

AquaLogic Data Services Platform を完全インストールすると、表 1-1 に示すコンフィグレーション済み Samples ドメインがインストールされます。

表 1-1 AquaLogic Data Services Platform のコンフィグレーション済み Samples ドメインと Samples サーバの起動コマンド
プラットフォーム
各ドメインでの Windows および UNIX の起動パス
説明
Windows
[スタート|すべてのプログラム|BEA WebLogic Platform 8.1
|BEA AquaLogic Data Services Platform 2.5|
Examples|RTL Demo]
または
<WL_HOME>/samples/domains/liquiddata/ \
startWeblogic.cmd
<WL_HOME>/samples/domains/ldplatform/ \
startWeblogic.cmd
Windows でサンプルの RTLDemo を起動する。
Windows で AquaLogic Data Services Platform の Samples サーバを起動する。
UNIX
<WL_HOME>/samples/domains/liquiddata/ \
startWeblogic.sh
または
<WL_HOME>/samples/domains/ldplatform/ \
startWeblogic.sh
UNIX で AquaLogic Data Services Platform の Samples サーバを起動する。

注意 : <WL_HOME> は、インストールされている WebLogic のホーム ディレクトリです。 Windows の場合、デフォルトの <WL_HOME> は次のディレクトリです。
注意 : c:\bea\weblogic81

ドメインの詳細については、WebLogic Platform ドキュメントの「コンフィグレーション ウィザードの使い方」を参照してください。

インターナショナライゼーションのサポート

AquaLogic Data Services Platform はインターナショナライズされており、基底データ ソースのマルチバイト データをサポートしています。 AquaLogic Data Services Platform は、基底データベースが日本語ロケールで稼動している場合は日本語文字セットで機能します。


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