インストール ガイド

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GUI モードによる ALDSP のインストール

この章では、GUI モードによる ALDSP のインストール方法について説明します。 この章の内容は以下のとおりです。

図 2-1 に、全体のインストール手順における現在の手順の位置付けを示します。

図 2-1 GUI モード インストールの位置付け

GUI モード インストールの位置付け

 


インストールの前に

ALDSP のインストールを開始する前に、以下の前提条件が満たされていることを確認します。

インストールの前提条件の詳細については、「ALDSP インストールの準備」の「インストールの前提条件」を参照してください。

 


GUI モードによるインストール

この節では、Microsoft Windows およびサポート対象の UNIX および Linux ベースのプラットフォームに、GUI モードを使用して ALDSP をインストールする方法について説明します。

ALDSP を GUI モードでインストールするには、次の手順に従います。

  1. GUI インストーラを起動します。
  2. Microsoft Windows ベースのシステムの場合は、次の手順に従います。

    1. Windows エクスプローラで、ALDSP インストーラ をダウンロードしたフォルダに移動します。
    2. インストーラの実行可能ファイルをダブルクリックします。 次に例を示します。
    3. aldsp_300_win32.exe

      UNIX および Linux ベースのシステムの場合は次の手順に従います。

    4. ソフトウェアをインストールするマシンに接続されているコンソールが、Java ベースの GUI をサポートしていることを確認します。
    5. コマンド ウィンドウを開き、ALDSP インストーラ ファイルをダウンロードしたディレクトリに移動 (cd) します。
    6. 次のコマンドを入力して、インストーラを新しいシェルで起動します。
    7. sh filename.bin

      filename.bin の部分は、ALDSP インストール プログラムの名前で、使用しているプラットフォームによって異なります。 たとえば、Solaris バージョンの ALDSP インストール プログラムを起動するには次のように入力します。

      sh aldsp_300_solaris32.bin

      インストーラ アプリケーションが起動し、ALDSP インストールの初期画面が表示されます。 (図 2-2 を参照)。

      図 2-2 ALDSP インストールの初期画面


      ALDSP インストールの初期画面

  3. インストールを始めるには [次へ] をクリックします。 ライセンス契約が表示されます。
  4. スクロール バーを使用してテキストを表示するには、ライセンス契約に目を通します。 同意する場合は [はい] を選択し、[次へ] をクリックします。
  5. 図 2-3 に示しているように、BEA ホーム ディレクトリを指定するための画面が表示されます。

    図 2-3 BEA ホーム ディレクトリの選択


    BEA ホーム ディレクトリを選択します。

    BEA ホーム ディレクトリ (<bea_home>) は、対象システムにインストールされたすべての BEA 製品の中心的なサポート ディレクトリとして機能します。

  6. BEA ホーム ディレクトリを指定し、[次へ] をクリックします。
  7. 一覧からもディレクトリを選択することができます。または、[BEA ホーム ディレクトリ] フィールドに名前を入力してください。 WebLogic Platform 9.2 をインストールしたディレクトリと同じホーム ディレクトリに ALDSP をインストールする必要があります。

    次の 2 つの条件のいずれかに該当する場合、警告メッセージが表示されます。

    • 以前にインストールした ALDSP が見つかった場合。 この場合は、インストールを実施する前に、以前の ALDSP をアンインストールする必要があります。 (詳細については、「ALDSP のアンインストール」を参照してください。)
    • 指定した BEA ホーム ディレクトリに WebLogic Platform 9.2 が存在しない場合。 指定したディレクトリに、WebLogic Platform 9.2 がインストールされていることを確認してください。 インストールされていない場合は、ALDSP のインストールを中断し、WebLogic Platform 9.2 をインストールしてください。
    • インストール タイプを選択するための画面が表示されます (図 2-4 を参照)。

      図 2-4 インストール セットの選択


      インストール セットの選択

  8. インストール タイプとして [完全インストール] または [カスタム インストール] を選択し、[次へ] をクリックします。
  9. それぞれのインストール タイプについては、以下の説明を参照してください。

    • [完全インストール]
    • このオプションを選択すると、「ALDSP インストールのコンポーネント」に記載されているすべての ALDSP コンポーネントがインストールされます。

    • [カスタム インストール]
    • このオプションを選択すると、インストールする必要がある ALDSP コンポーネントを選択できます。 このオプションを選択し、[次へ] をクリックすると、図 2-5 に示す画面が表示されます。

      図 2-5 インストールするコンポーネントの選択


      インストールするコンポーネントの選択

  10. コンポーネントを選択して [次へ] をクリックします。 次の画面で、Eclipse インストールの場所を選択または指定することができます。(図 2-6 を参照)。
  11. 図 2-6 Eclipse インストールの場所の選択


    Eclipse インストールの場所の選択

    Eclipse が前に使用されていなく、新しい Eclipse インスタンスをインストールする場合、[Eclipse のインストール] オプションを選択します。 このオプションを選択すると、Eclipse が次の場所にインストールされます。

    <bea_home>\tools\eclipse_pkgs\1.1\eclipse_3.2.2\eclipse

    ここで示す<bea_home>C:\bea です。

    Eclipse がマシンにインストールされていて、Eclipse の同じインスタンスを ALDSP で使用する場合は、[既存の Eclipse の使用] オプションを選択し、Eclipse がインストールされた場所を入力します。

  12. [次へ] をクリックします。 この画面で、ALDSP をインストールするディレクトリを指定することができます。 デフォルトでは、<bea_home>\aldsp_3.0 に ALDSP がインストールされます。
  13. インストールの進行状況を示す画面が表示され、システムにファイルのインストールが始まります。 インストールが完了すると、[インストール完了] 画面が表示されます。

  14. [完了] をクリックします。
  15. これで、ALDSP のインストール プロセスは完了です。


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