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ビジネス サービス
この節の内容は以下のとおりです。
ビジネス サービスの概要
ビジネス サービスは、メッセージの交換先となるエンタープライズ サービスの AquaLogic Service Bus での定義です。ビジネス サービスは、プロキシ サービスと同様に、WSDL (Web Services Definition Language) を使用して定義します。ただし、ビジネス サービスのコンフィグレーションは、パイプラインを持たないという点で、プロキシ サービスのコンフィグレーションとは異なります。したがって、ビジネス サービスは BEA AquaLogic Service Bus パイプラインで実装されないサービスです。
注意 : ビジネス サービスで Web サービス セキュリティが必要な場合は、ビジネス サービスの作成時に、指定する WSDL に必要な WS-Policy がアタッチされていることを確認してください。さらに、ビジネス サービスの WS-Policy により暗号化が必要な場合は、ビジネス サービスのパブリック証明書が WSDL に埋め込まれていることを確認してください。ビジネス サービスが WebLogic Server 9.0 Web サービスである場合は、その WSDL を http://<host>:<port>/<service url>?WSDL
URL を使用して取得できます。必要に応じて、パブリック証明書が自動的に埋め込まれます。
以下の表は、[リソース ブラウザ] モジュールと [プロジェクト エクスプローラ] モジュールでアクセスできるビジネス サービスのページをまとめたものです。
サービスの種類
サービスの種類は、それぞれ同じパターンに従って作成されます。サービスの種類のコンフィグレーションは、共通の部分とサービスの種類固有の部分で構成されます。
共通のコンフィグレーションは、以下のプロパティで構成されます。
プロパティ
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説明
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リソース定義
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リソース定義は、以下のもので構成される。
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転送コンフィグレーション
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各ビジネス サービスに以下のパラメータをコンフィグレーションできる。
選択する転送方式は、バインディング定義により必要とされる転送モード (要求/応答、一方向、または両方) をサポートする必要があり、それに従ってコンフィグレーションする。
両方のモードでメッセージを交換するサービスでは、バインディング レイヤをコンフィグレーションし、場合に応じて転送モードを選択できるようにする必要がある (要求/応答を 2 つの非同期呼び出しとして実装する、JMS などのすべての転送用)。サービスが具象型である場合、この選択は、バインディング定義の記述に従って自動的に行われる。サービスが具象型でない場合、バインディング レイヤをコンフィグレーションするには、$outbound 変数でモードを設定する必要がある。
転送方式と WSDL に基づいて、転送モードが自動的に選択されるが、$inbound や $outbound で上書きできる。
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各サービスの種類では、以下のコンフィグレーションを定義する必要があります。
バインディング定義
実行時コンフィグレーション
実行時変数 ($operation
、$body
、$header
、$attachments
)
プロパティ
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説明
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WSDL ポート
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既存の WSDL リソースを基にして SOAP および XML サービスを構築できる。HTTP 転送、HTTPS 転送、および JMS 転送のプロキシ サービスとビジネス サービスで WSDL ドキュメントを使用できる。この WSDL は、最終的な WSDL ドキュメントのベースとして使用される。
WSDL では、WSDL ポートまたは WSDL バインディングのみが定義可能であるため、WSDL を基にしてビジネス サービスまたはプロキシ サービスを作成するときには、これらのエンティティのいずれかのみを選択できる。WSDL ポートは、実際の転送アドレスを表す。WSDL ポートは、具象インタフェースに使用する。
WSDL ポートの定義については、http://www.w3.org/TR/wsdl#_ports を参照。
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WSDL バインディング
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既存の WSDL リソースを基にして SOAP および XML サービスを構築できる。プロキシ サービスとビジネス サービスの任意の転送に WSDL ドキュメントを使用できる。この WSDL は、最終的な WSDL ドキュメントのベースとして使用される。
WSDL では、WSDL ポートまたは WSDL バインディングのみが定義可能であるため、WSDL を基にしてビジネス サービスまたはプロキシ サービスを作成するときには、これらのエンティティのいずれかのみを選択できる。WSDL バインディングは、インタフェースの構造とパッケージ化の方法を表す。WSDL バインディングは、転送アドレスのマップに使用する。
WSDL バインディングの定義については、http://www.w3.org/TR/wsdl#_bindings を参照。
サービスの転送プロトコルを互換性のある別のプロトコルに変更できる。サービスによって参照される <wsdl:binding> の <soap:binding> 要素の転送属性に、選択された転送の値が反映される必要がある。
SOAP サービスの場合は、既存の <wsdl:service> 定義があればそれが削除され、単一の <wsdl:port> を持つ新しい定義が作成される。この <wsdl:port> は、サービスで参照される <wsdl:binding> に基づいてコンフィグレーションされ、SOAP アドレスにはサービスのアドレス (転送によって定義されたもの) が格納される。
XML サービスの場合、使用可能な標準の WSDL バインディング定義は、HTTP 用に定義されたものだけである。ただし、BEA は JMS 用に独自の標準定義を追加している。したがって、JMS 転送プロトコルの場合を除き、標準の HTTP バインディングが使用される。
SOAP の場合は、既存の <wsdl:service> がすべて削除され、サービスのアドレスを反映した新しいものが作成される。HTTP および JMS (一方向) のみが標準としてサポートされていることから、<wsdl:service> を他のコンフィグレーション用に生成することはない。
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任意の SOAP サービス
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バインディング定義 : このサービスの種類で定義する情報は、WSDL バインディング定義とは無関係に、サービスで SOAP メッセージを受信するか送信するかのみである。したがって、この種類のバインディング コンフィグレーションは空になる。
また、バインディング コンフィグレーションが存在しないため、この種類ではメッセージのコンテンツ タイプとの組み合わせで、メッセージに添付ファイルがあるかどうかを十分判別できる。
定義上、どのサービス (SOAP または XML) も WSDL 定義を持たない。これらのサービスの WSDL ドキュメントを要求することはできない。
実行時変数 :
$body 変数および $header 変数に、受信 SOAP メッセージの <soap:Body> および <soap:Header> がそれぞれ格納される。
SOAP メッセージに添付ファイルがあれば、$attachments 変数に格納される。
ビジネス サービスやプロキシ サービスが WSDL から作成されていない場合、$operation 変数はこのサービスの種類で使用できない。
メッセージ コンテキスト変数の詳細については、「メッセージ関連の変数」を参照。
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任意の XML サービス
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バインディング定義 : このサービスの種類で定義する情報は、WSDL バインディング定義とは無関係に、サービスで XML メッセージを受信するか送信するかのみである。したがって、この種類のバインディング コンフィグレーションは空になる。
また、バインディング コンフィグレーションが存在しないため、この種類ではメッセージのコンテンツ タイプとの組み合わせで、メッセージに添付ファイルがあるかどうかを十分判別できる。
定義上、どのサービス (SOAP または XML) も WSDL 定義を持たない。これらのサービスの WSDL ドキュメントを要求することはできない。
実行時変数 :
$body 変数内の <soap:Body> 要素内に受信 XML メッセージがラップされて格納される。
メッセージに添付ファイルがあれば、$attachments 変数に格納される。
$header 変数はこのサービスの種類には使用されず、デフォルト値に設定される。
ポートの種類を定義しないため、$operation 変数はこのサービスの種類には使用されない。
メッセージ コンテキスト変数の詳細については、「メッセージ関連の変数」を参照。
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メッセージング サービス
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バインディング定義 : メッセージング サービス用のバインディング定義は、交換されるメッセージのコンテンツ タイプのコンフィグレーションで構成される。応答のコンテンツ タイプは、要求のコンテンツ タイプと同じである必要はない。そのため、応答は個別にコンフィグレーションされる (たとえば、サービスで MFL メッセージを受信し、XML の受信確認を返すことも可能)。
定義上、メッセージ ベースのサービスには WSDL 定義は存在しない。これらのサービスの WSDL ドキュメントを要求することはできない。
要求 (および応答) には、以下のコンテンツ タイプを選択できる。
実行時変数 :
このサービスの種類はメッセージ ベースである。Web サービスには複数の「処理」という概念はない。したがって、$operation 変数は空のままになる。
$body 変数内の <soap:Body> 要素内に受信メッセージがラップされて格納される。
$header 変数はこのサービスの種類では使用されず、デフォルト値に設定される。
メッセージに添付ファイルがあれば、$attachments 変数に格納される。
メッセージ コンテキスト変数の詳細については、「メッセージ関連の変数」を参照。
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ビジネス サービスの追加
[ビジネス サービスの編集] ページで、新しいビジネス サービスを追加できます。ビジネス サービスは、メッセージの交換先となるエンタープライズ サービスの AquaLogic Service Bus での定義です。詳細については、「ビジネス サービスの概要」を参照してください。
ビジネス サービスを追加するには、最初にビジネス サービスの全般的な情報をコンフィグレーションし、次にビジネス サービスの全般的な転送情報とプロトコル依存の転送情報をコンフィグレーションします。これがメッセージング サービスである場合は、メッセージの種類もコンフィグレーションする必要があります。新しいビジネス サービスを作成する前にコンフィグレーションを確認できます。
この手順には以下のタスクが含まれます。
ビジネス サービスを追加するには - 全般的なコンフィグレーション
まだセッションを作成していない場合は、左側のナビゲーション ペインで、[Change Center] の下にある [作成] をクリックして、現在のコンフィグレーションに変更を加えるための新しいセッションを作成します。詳細については、「Change Center の使用」を参照してください。
左側のナビゲーション ペインで、[プロジェクト エクスプローラ] を選択します。プロジェクト ビュー ページが表示されます。
ビジネス サービスを追加するプロジェクトを選択します。ビジネス サービスはプロジェクトに直接追加するか、または選択したフォルダに追加できます。
注意 : フォルダを選択するには、フォルダ名をクリックします。フォルダ ビュー ページが表示されます。
プロジェクト ビュー ページまたはフォルダ ビュー ページの [リソースの作成] フィールドで、[ビジネス サービス] を選択します。[ビジネス サービスの編集 - 全般的なコンフィグレーション] ページが表示されます。
[サービス名] フィールドにユニークな名前を入力します。このフィールドは必須です。
[説明] フィールドに、このビジネス サービスの説明を入力します。
[サービスの種類] フィールドで、以下のいずれか 1 つを実行します。
注意 : サービスの種類により、そのサービスで交換されるメッセージの種類とパッケージ化が決定されます。このフィールドは必須です。
処理
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手順
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WSDL ポートからのサービスの作成
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1. [新しいサービスの作成] の下にある [WSDL ポート] を選択する。
2. [参照] をクリックする。[WSDL ブラウザ] が表示される。
3. [WSDL ブラウザ] で、WSDL リソースを選択してから、[WSDL 定義] ペインでポートを選択する。
4. [送信] をクリックしてダイアログ ボックスを閉じ、全般的なコンフィグレーション ページに戻る。
注意 : WSDL では、WSDL ポートまたは WSDL バインディングのみが定義可能であるため、WSDL を基にしてビジネス サービスまたはプロキシ サービスを作成するときには、これらのエンティティのいずれかのみを選択できる。WSDL ポートは、実際の転送アドレスを表す。WSDL ポートは、具象インタフェースに使用する。
このサービスの種類の詳細については、「ビジネス サービスの概要」の「サービスの種類」を参照。
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WSDL バインディングからのサービスの作成
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1. [新しいサービスの作成] の下にある [WSDL バインディング] を選択する。
2. [参照] をクリックする。[WSDL ブラウザ] が表示される。
3. [WSDL ブラウザ] で、WSDL リソースを選択してから、[WSDL 定義] ペインでバインディングを選択する。
4. [送信] をクリックしてダイアログ ボックスを閉じ、全般的なコンフィグレーション ページに戻る。
注意 : WSDL では、WSDL ポートまたは WSDL バインディングのみが定義可能であるため、WSDL を基にしてビジネス サービスまたはプロキシ サービスを作成するときには、これらのエンティティのいずれかのみを選択できる。WSDL バインディングは、インタフェースの構造とパッケージ化の方法を表す。WSDL バインディングは、転送アドレスのマップに使用する。
このサービスの種類の詳細については、「ビジネス サービスの概要」の「サービスの種類」を参照。
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メッセージング サービスの作成
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コンテンツ タイプが大きく異なるメッセージを交換するサービスを作成するには、[メッセージング サービス] を選択する。このようなメッセージ交換は、要求/応答または一方向にすることができる。Web サービスとは異なり、要求と応答のコンテンツ タイプは同じでなくてもかまわない。
このサービスの種類の詳細については、「ビジネス サービスの概要」の「サービスの種類」を参照。
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明示的に定義された具象インタフェースを持たない SOAP サービスの作成
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明示的に定義された具象インタフェースを持たない SOAP サービスを作成するには、[任意の SOAP サービス] を選択する。
このサービスの種類の詳細については、「ビジネス サービスの概要」の「サービスの種類」を参照。
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明示的に定義された具象インタフェースを持たない XML サービスの作成
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明示的に定義された具象インタフェースを持たない XML サービスを作成するには、[任意の XML サービス] を選択する。
注意 : HTTP GET に対応しているサービスの種類は、[任意の XML サービス] のみ。
このサービスの種類の詳細については、「ビジネス サービスの概要」の「サービスの種類」を参照。
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既存のビジネス サービスからのサービスの作成
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1. [既存のサービスから作成] の下にある [ビジネス サービス] を選択する。
2. [参照] をクリックする。[サービス ブラウザ] が表示される。
3. [サービス ブラウザ] でビジネス サービスを選択する。
4. [送信] をクリックしてダイアログ ボックスを閉じ、全般的なコンフィグレーション ページに戻る。
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既存のプロキシ サービスからのサービスの作成
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1. [既存のサービスから作成] の下にある [プロキシ サービス] を選択する。
2. [参照] をクリックする。[サービス ブラウザ] が表示される。
3. [サービス ブラウザ] でプロキシ サービスを選択する。
4. [送信] をクリックしてダイアログ ボックスを閉じ、全般的なコンフィグレーション ページに戻る。
プロキシ サービスの詳細については、「プロキシ サービスの概要」を参照。
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[サービスの種類] フィールドで [メッセージング サービス] を選択した場合は、[ビジネス サービスの編集 - メッセージの種類のコンフィグレーション] ページが表示されます。「ビジネス サービスを追加するには - メッセージの種類のコンフィグレーション」に進みます。
他のすべてのサービスの種類では、[ビジネス サービスの編集 - 転送コンフィグレーション] ページが表示されます。「ビジネス サービスを追加するには - 転送コンフィグレーション」に進みます。
ビジネス サービスを追加するには - メッセージの種類のコンフィグレーション
[サービスの種類] フィールドで [メッセージング サービス] を選択した場合は、[ビジネス サービスの編集 - 全般的なコンフィグレーション] ページで [次へ] をクリックすると、[ビジネス サービスの編集 - メッセージの種類のコンフィグレーション] ページが表示されます。
メッセージング サービス用のバインディング定義は、交換されるメッセージのコンテンツ タイプのコンフィグレーションで構成されています。応答のコンテンツ タイプは、要求のコンテンツ タイプと同じである必要はありません。そのため、応答は個別にコンフィグレーションされます (たとえば、サービスで MFL メッセージを受信し、XML の受信確認を返すことも可能です)。
要求メッセージと応答メッセージのメッセージの種類を選択します。
[要求メッセージの種類] フィールドで、要求メッセージのメッセージの種類を選択します。
メッセージの種類
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説明
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バイナリ
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メッセージのコンテンツ タイプが不明か、重要でない場合は、[バイナリ] を選択する。
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テキスト
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メッセージをテキストに限定できる場合は、[テキスト] を選択する。
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MFL
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メッセージが MFL 定義に準拠したバイナリ ドキュメントの場合は、[MFL] を選択する。MFL ファイルは、1 つのみコンフィグレーションできる。
注意 : MFL の場合は、[参照] をクリックし、[MFL ファイル ブラウザ] で MFL を選択してから、[送信] をクリックすることができる。
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XML
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メッセージが XML ドキュメントの場合は、[XML] を選択する。一部の型情報を指定するために、交換される XML ドキュメントの XML スキーマ型を宣言できる。
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[応答メッセージの種類] フィールドで、応答メッセージのメッセージの種類を選択します。
メッセージの種類
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説明
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なし
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メッセージにコンテンツ タイプがない場合に選択する。
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バイナリ
|
メッセージのコンテンツ タイプが不明か、重要でない場合は、[バイナリ] を選択する。
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テキスト
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メッセージをテキストに限定できる場合は、[テキスト] を選択する。
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MFL
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メッセージが MFL 定義に準拠したバイナリ ドキュメントの場合は、[MFL] を選択する。MFL ファイルは、1 つのみコンフィグレーションできる。
注意 : MFL の場合は、[参照] をクリックし、[MFL ファイル ブラウザ] で MFL を選択してから、[送信] をクリックすることができる。
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XML
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メッセージが XML ドキュメントの場合は、[XML] を選択する。一部の型情報を指定するために、交換される XML ドキュメントの XML スキーマ型を宣言できる。
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転送コンフィグレーション ページが表示されます。「ビジネス サービスを追加するには - 転送コンフィグレーション」に進みます。
ビジネス サービスを追加するには - 転送コンフィグレーション
[ビジネス サービスの編集 - 全般的なコンフィグレーション] ページで [次へ] をクリックすると、転送コンフィグレーション ページが表示されます。メッセージ サービスの場合、[ビジネス サービスの編集 - メッセージの種類のコンフィグレーション] ページで [次へ] をクリックすると、このページが表示されます。
注意 : このページでは、ビジネス サービスの転送情報をコンフィグレーションできます。着信転送レベルのセキュリティは、クライアント アプリケーションと AquaLogic Service Bus プロキシ サービスに適用されます。発信転送レベルのセキュリティは、AquaLogic Service Bus のプロキシ サービスとビジネス サービスの間の接続に適用されます。転送レベルのセキュリティの詳細については、『BEA AquaLogic Service Bus ユーザーズ ガイド』の「着信メッセージおよび発信メッセージの保護」で「転送レベルのセキュリティ」を参照してください。
[プロトコル] フィールドで、以下の転送プロトコルを 1 つ選択します。
HTTP
JMS
HTTPS
FTP
Email
File
[ロード バランシング アルゴリズム] フィールドで、以下のいずれかのロードバランシング アルゴリズムを選択します。
ロード バランシング アルゴリズム
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説明
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ラウンドロビン
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このビジネス サービスに対して [エンドポイント URI] フィールドに入力した URL の順番を動的に設定する。最初の URL に失敗した場合は次の URL が試行され、次の URL に失敗した場合はその次の URL というように、最後の URL まで再試行が行われる。
新しいメッセージごとに、URL の順番が新しく設定される。
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ランダム
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このビジネス サービスに対して [エンドポイント URI] フィールドに入力した一連の URL の順番をランダムに設定する。最初の URL に失敗した場合は次の URL が試行され、次の URL に失敗した場合はその次の URL というように、最後の URL まで再試行が行われる。
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ランダムな重みベース
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このビジネス サービスに対して [エンドポイント URI] フィールドに入力した一連の URL の順番をランダムに設定する。ただし、[重み] フィールドに入力した値に基づいて、一部の URL が他の URL よりも頻繁に再試行される。
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なし
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このビジネス サービスに対して [エンドポイント URI] フィールドに入力した一連の URL の順番を上から順に設定する。
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[エンドポイント URI] フィールドに、[プロトコル] フィールドで選択した転送プロトコルに基づく形式のエンドポイント URI を入力してから、[Add] をクリックします。
転送プロトコル
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形式
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Email
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mailto:java-net@java.sun.com
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File
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file:///drivename:/somename
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FTP
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ftp:// host:port/directory
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HTTP
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http://host:port/someService
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HTTPS
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https://host:port/someService
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JMS
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jms://host:port/factoryJndiName/destJndiName
JMS 送り先を複数のサーバにするには、次の URI 形式を使用する。
jms://host1:port,host2:port/QueueConnectionFactory/DestName
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注意 : 複数の URL をコンフィグレーションできます。[アクション] カラムで [削除] をクリックすると、いつでも URL を削除できます。実行時に、[ロード バランシング アルゴリズム] フィールドで選択したロード バランシング アルゴリズムに基づいて URL が選択されます。
注意 : [ロード バランシング アルゴリズム] フィールドで [ランダムな重みベース] を選択した場合は、[エンドポイント URI] フィールドに重みを入力することもできます。デフォルト値は 1 です。
[再試行回数] フィールドに、リストを再試行する回数を指定します。再試行回数は、URI 自体ではなく URI のリストに対するものです。たとえば、このフィールドに「3」と指定すると、リストが 3 回試行されます。
[再試行間隔] フィールドに、再試行と再試行の間の待ち時間を秒単位で指定します。
新しい転送コンフィグレーション ページが表示されます。このページでは、ビジネス サービスの、プロトコル依存の転送情報をコンフィグレーションできます。「ビジネス サービスを追加するには - プロトコル依存の転送コンフィグレーション」に進みます。
ビジネス サービスを追加するには - プロトコル依存の転送コンフィグレーション
[ビジネス サービスの編集 - 転送コンフィグレーション] ページで [次へ] をクリックすると、プロトコル依存の転送コンフィグレーション ページが表示されます。このページでは、[プロトコル] フィールドで選択した転送プロトコルに基づいて、ビジネス サービスの追加の転送情報をコンフィグレーションできます。
[プロトコル] フィールドで選択した転送プロトコルに基づき、以下のいずれか 1 つを実行します。
転送プロトコル
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手順
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HTTP
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1. [タイムアウト] フィールドに、接続を切断するまでのタイムアウト時間を秒単位で入力する。0 と入力した場合、タイムアウトは発生しない。
2. [HTTP 要求メソッド] フィールドで、メッセージを送信する場合の HTTP 要求メソッド ヘッダとして [POST] または [GET] を選択する。
GET メソッドには、要求の一部として、取得対象を詳しく表した独自の情報を組み込むことができる。この情報は、クエリ文字列内の要求 URL に追加された文字のシーケンスとして渡される。POST メソッドは、その HTTP 要求の本文の一部として、長さに関わらずすべてのデータをソケット接続で直接渡す。このやりとりはクライアントからは認識できず、URL も変わらない。
3. [基本認証が必要] チェック ボックスを選択して、このサービスにアクセスするための基本認証を必須とするか、このフィールドを空白のままにして基本認証を不要とする。基本認証では、WebLogic Server でユーザ名とパスワードを使用し、セキュリティ レルム (Lightweight Directory Access Protocol (LDAP) ディレクトリ サービスや Windows Active Directory など) でコンフィグレーションされた認証プロバイダに対してクライアントの認証が行われる。クライアントは、HTTP 要求ヘッダでユーザ名とパスワードを送信する必要がある。このフィールドを選択する場合は、[サービス アカウント] フィールドにサービス アカウントを入力する必要がある。
注意 : HTTP での基本認証は、パスワードがクリア テキストで送信されるため推奨されない。HTTPS では暗号化されたチャネルが提供されるため、パスワードは HTTPS で送信するのが安全。
4. [サービス アカウント] フィールドにサービス アカウントを入力する。サービス アカウントとは、ユーザ名とパスワードのエリアス リソースである。[基本認証が必要] フィールドを選択した場合、このフィールドは必須。サービス アカウントの詳細については、「サービス アカウントの概要」を参照。サービス アカウントは [プロジェクト エクスプローラ] モジュールで作成できる。詳細については、「サービス アカウントの追加」を参照。
5. [ディスパッチ ポリシー] フィールドで、このエンドポイントのディスパッチ ポリシーを選択する。[default] は、デフォルトのディスパッチ ポリシーを示す。
ディスパッチ ポリシーは、サービスのエンドポイントに使用する WLS 9.0 ワーク マネージャのインスタンスを参照する。たとえば、プロキシ サービスが JMS 転送プロトコルに対応している場合、サービスのエンドポイントは、そのディスパッチ ポリシーに関連付けることのできる MDB (メッセージ駆動型 Bean) の JAR ファイルになる。
6. [要求エンコーディング] フィールドで、HTTP 転送における要求の文字セット エンコーディングとして、デフォルトの iso-8859-1 を受け入れるか、別の文字セット エンコーディングを入力する。
7. [応答エンコーディング] フィールドで、HTTP 転送における応答の文字セット エンコーディングとして、デフォルトの iso-8859-1 を受け入れるか、別の文字セット エンコーディングを入力する。
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HTTPS
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1. [タイムアウト] フィールドに、接続を切断するまでのタイムアウト時間を秒単位で入力する。0 と入力した場合、タイムアウトは発生しない。
2. [HTTP 要求メソッド] フィールドで、メッセージを送信する場合の HTTP 要求メソッド ヘッダとして [POST] または [GET] を選択する。
GET メソッドには、要求の一部として、取得対象を詳しく表した独自の情報を組み込むことができる。この情報は、クエリ文字列内の要求 URL に追加された文字のシーケンスとして渡される。POST メソッドは、その HTTP 要求の本文の一部として、長さに関わらずすべてのデータをソケット接続で直接渡す。このやりとりはクライアントからは認識できず、URL も変わらない。
3. [ビジネス サービス認証] フィールドで、ビジネス サービス認証方式として [なし]、[基本]、または [クライアント証明書] を選択する。[基本] を選択する場合は、[サービス アカウント] フィールドにサービス アカウントを入力する必要がある。
4. [サービス アカウント] フィールドで [参照] をクリックして、サービス アカウントを選択する。サービス アカウントとは、ユーザ名とパスワードのエリアス リソースである。[ビジネス サービス認証] フィールドで [基本] を選択した場合、このフィールドは必須。サービス アカウントの詳細については、「サービス アカウントの概要」を参照。サービス アカウントは [プロジェクト エクスプローラ] モジュールで作成できる。詳細については、「サービス アカウントの追加」を参照。
5. [ディスパッチ ポリシー] フィールドで、このエンドポイントのディスパッチ ポリシーを選択する。[default] は、デフォルトのディスパッチ ポリシーを示す。
ディスパッチ ポリシーは、サービスのエンドポイントに使用する WLS 9.0 ワーク マネージャのインスタンスを参照する。たとえば、プロキシ サービスが JMS 転送プロトコルに対応している場合、サービスのエンドポイントは、そのディスパッチ ポリシーに関連付けることのできる MDB (メッセージ駆動型 Bean) の JAR ファイルになる。
6. [要求エンコーディング] フィールドで、HTTPS 転送における要求の文字セット エンコーディングとして、デフォルトの iso-8859-1 を受け入れるか、別の文字セット エンコーディングを入力する。
7. [応答エンコーディング] フィールドで、HTTPS 転送における応答の文字セット エンコーディングとして、デフォルトの iso-8859-1 を受け入れるか、別の文字セット エンコーディングを入力する。
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JMS
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1. [送り先の種類] フィールドで [キュー] または [トピック] を選択する。
2. 要求を TSL/SSL 接続で行う場合は、[SSL を使用] チェック ボックスを選択する。それ以外の場合は、このフィールドを空白のままにする。TLS/SSL (セキュア ソケット レイヤ) では、ネットワークで接続される 2 つのアプリケーションが互いの ID を認証し、アプリケーション間で交換されるデータを暗号化できるようにすることによって、安全な接続が可能になる。認証を使用すると、サーバ (および必要に応じてクライアント) はネットワーク接続の相手側アプリケーションの ID を検証できる。また、送り先の JNDI エントリに対してアクセス制御が設定されていることにより、管理者から個々の JMS 送り先 (キューまたはトピック) へのアクセスが制限されている場合、JNDI ツリー内でのルックアップ時に、ビジネス サービスでユーザ名とパスワードを使用して認証を行う必要がある。
3. [メッセージの種類] フィールドで、[バイト] または [テキスト] を選択する。
4. [有効期限] フィールドに、メッセージの期限または生存時間を秒単位で入力する。0 と入力した場合は、メッセージは無期限になる。
5. [送り先の種類] フィールドで [キュー] を選択した場合は、[応答が必要] チェック ボックスを選択する。それ以外の場合は、このフィールドを空白のままにする。このチェック ボックスにより、メッセージの送信後に応答を受け取るか受け取らないかが決まる。このチェック ボックスを選択した場合は、[応答 URI] と [応答のタイムアウト] という 2 つのフィールドにさらにデータを入力する必要がある。
6. [応答 URI] フィールドに、jms://host:port/factoryJndiName/destJndiName という形式で応答 URI を入力する。[応答が必要] を選択した場合は、このフィールドは必須。 複数のサーバを送り先にするには、次の URI 形式を使用する。
jms://host1:port,host2:port/QueueConnectionFactory/DestName
7. [応答のタイムアウト] フィールドに、応答の待ち時間を秒単位で入力する。[応答が必要] を選択した場合、このフィールドは必須。
8. [順序単位] フィールドに、メッセージ順序単位を入力する。メッセージ順序単位は WebLogic Server の付加価値機能であり、この機能により、メッセージ プロデューサは処理順序に関して複数のメッセージを 1 つの単位にグループ化できるようになる。この単位は順序単位と呼ばれ、この単位からのすべてのメッセージはメッセージが作成された順序に従って処理する必要がある。
9. [JNDI サービス アカウント] フィールドで [参照] をクリックして、JNDI ルックアップに使用するサービス アカウントを選択する。サービス アカウントの詳細については、「サービス アカウントの概要」を参照。
10. [要求エンコーディング] フィールドで、JMS 転送における要求の文字セット エンコーディングとして、デフォルトの utf-8 を受け入れるか、別の文字セット エンコーディングを入力する。
11. [応答エンコーディング] フィールドで、JMS 転送における応答の文字セット エンコーディングとして、デフォルトの utf-8 を受け入れるか、別の文字セット エンコーディングを入力する。
12. [JMS サービス アカウント] フィールドで [参照] をクリックして、JMS サーバ接続に使用するサービス アカウントを選択する。詳細については、「サービス アカウントの概要」を参照。
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JMS (続き)
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13. [ディスパッチ ポリシー] フィールドで、このエンドポイントのディスパッチ ポリシーを選択する。[default] は、デフォルトのディスパッチ ポリシーを示す。ディスパッチ ポリシーは、サービスのエンドポイントに使用する WLS 9.0 ワーク マネージャのインスタンスを参照する。たとえば、プロキシ サービスが JMS 転送プロトコルに対応している場合、サービスのエンドポイントは、そのディスパッチ ポリシーに関連付けることのできる MDB (メッセージ駆動型 Bean) の JAR ファイルになる。
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Email
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1. [メール サーバ アドレス] フィールドに、host:port という形式で既存の SMTP サーバを入力する。[メール セッション] フィールドで JNDI 名を選択しない場合、このフィールドは必須。
2. [サービス アカウント] フィールドで [参照] をクリックして、サービス アカウントを選択する。使用する SMTP サーバで認証が必要な場合、このフィールドは必須。サービス アカウントとは、ユーザ名とパスワードのエリアス リソースである。サービス アカウントの詳細については、「サービス アカウントの概要」を参照。サービス アカウントは [プロジェクト エクスプローラ] モジュールで作成できる。詳細については、「サービス アカウントの追加」を参照。
3. [メール セッション] フィールドで、コンフィグレーションされたセッションの JNDI 名を選択する。[メール サーバ アドレス] フィールドで SMTP サーバ名を入力しない場合、このフィールドは必須。
4. [送信元の名前] フィールドに、このサービスの送信元の電子メール アカウントの表示名を入力する。
5. [送信元アドレス] フィールドに、このサービスの送信元の電子メール アカウントを入力する。
6. [返信先の名前] フィールドに、電子メール アカウントへの返信の表示名を入力する。
7. [返信先アドレス] フィールドに、返信先の電子メール アドレスを入力する。
8. [要求エンコーディング] フィールドで、電子メール転送における要求の文字セット エンコーディングとして、デフォルトの iso-8859-1 を受け入れるか、別の文字セット エンコーディングを入力する。
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File
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1. [Prefix] フィールドに、ファイル名の前に付加するプレフィックスを入力する。このフィールドは必須。
注意 : このフィールドには * を入力しない。この文字を入力すると、実行時例外が発生する。
2. [Suffix] フィールドに、ファイル名に付加するサフィックスを入力する。このフィールドは必須。
注意 : このフィールドには * を入力しない。この文字を入力すると、実行時例外が発生する。
3. [Request encoding] フィールドで、ファイル転送における要求の文字セット エンコーディングとして、デフォルトの utf-8 を受け入れるか、別の文字セット エンコーディングを入力する。
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FTP
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1. FTP サーバのユーザが匿名の場合は、[ユーザ認証] フィールドで [匿名] を選択し、FTP サーバが外部的にコンフィグレーションされたアカウントの場合は [外部ユーザ] を選択する。
2. [メール ID] フィールドまたは [サービス アカウント] フィールドに、匿名ユーザのメール ID を入力するか ([ユーザ認証] フィールドで [匿名] を選択した場合)、またはサービス アカウントを入力する ([ユーザ認証] フィールドで [外部ユーザ] を選択した場合)。[外部ユーザ] を選択した場合、このフィールドへの入力は必須。サービス アカウントの詳細については、「サービス アカウントの概要」を参照。サービス アカウントは [プロジェクト エクスプローラ] モジュールで作成できる。詳細については、「サービス アカウントの追加」を参照。
3. [タイムアウト] フィールドに、ソケット タイムアウトを秒単位で入力する。デフォルトは 60 秒。
4. [送り先ファイル名のプレフィックス] フィールドに、リモート サーバに格納されるファイルのファイル名に使用するプレフィックスを入力する。このフィールドは必須。
注意 : このフィールドには * を入力しない。この文字を入力すると、実行時例外が発生する。
5. [送り先ファイル名のサフィックス] フィールドに、リモート サーバに格納されるファイルのファイル名に使用するサフィックスを入力する。このフィールドは必須。
注意 : このフィールドには * を入力しない。この文字を入力すると、実行時例外が発生する。
6. [転送モード] フィールドで転送モードとして [ascii] または [binary] を選択する。
7. [要求エンコーディング] フィールドで、ファイル転送における要求の文字セット エンコーディングとして、デフォルトの utf-8 を受け入れるか、別の文字セット エンコーディングを入力する。
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注意 : WS-Policy がアタッチされた WSDL からビジネス サービスを作成すると、そのポリシー (読み込み専用) がプロトコル依存の転送コンフィグレーション ページに表示されます。サービスの WS-Policy のいずれかで認証を指定している場合は、サービス アカウントを選択する必要があります。このビジネス サービスにルーティングされるプロキシ サービスは、このサービス アカウントを使用してビジネス サービスへの認証を行います。
全般的なコンフィグレーションの確認ページが表示されます。「ビジネス サービスを追加するには - 全般的なコンフィグレーションの確認」に進みます。
ビジネス サービスを追加するには - 全般的なコンフィグレーションの確認
プロトコル依存の転送コンフィグレーション ページで [次へ] をクリックすると、全般的なコンフィグレーションの確認ページが表示されます。このページでは、このビジネス サービスに対して入力したコンフィグレーション データを確認できます。必要に応じて、[編集] をクリックして、ビジネス サービスの保存前にコンフィグレーションを変更できます。
以下のいずれか 1 つを実行します。
任意のコンフィグレーション ページの [編集] をクリックして、変更を加える。
[戻る] をクリックして、前のページに戻る。
[保存] をクリックして、ビジネス サービスを作成する。ビジネス サービスが作成されます。
プロジェクト ビュー ページまたはフォルダ ビュー ページが表示されます。リソースのリストに新しいビジネス サービスが追加されます。
[取り消し] をクリックして、変更を取り消す。
注意 : 新しいビジネス サービスは現在のセッションで保存されます。コンフィグレーションに対する変更が完了したら、左側のナビゲーション ペインで、[Change Center] の下にある [アクティブ化] をクリックします。セッションが終了し、コンフィグレーションがランタイムにデプロイされます。また、セッション中はいつでも [破棄] をクリックすることができ、現在のセッションでこれまでに加えた変更を取り消すことができます。
関連トピック
ビジネス サービスの表示と検索
ビジネス サービスの表示と変更
ビジネス サービスの削除
ビジネス サービスの表示と検索
[ビジネス サービスの概要] ページでは、ビジネス サービスのリストを表示できます。ビジネス サービスは、メッセージの交換先となるエンタープライズ サービスの AquaLogic Service Bus での定義です。詳細については、「ビジネス サービスの概要」を参照してください。
ビジネス サービスを表示および検索するには
左側のナビゲーション ペインで、[リソース ブラウザ] の下にある [ビジネス サービス] を選択します。[ビジネス サービスの概要] ページが表示され、ビジネス サービスごとに以下の情報が表示されます。 プロパティの詳細については、「ビジネス サービスの表示と変更」を参照してください。
プロパティ
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説明
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名前
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ビジネス サービスのユニークな名前。この名前は、詳細の表示ページにリンクされている。詳細については、「ビジネス サービスの表示と変更」を参照。
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パス
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プロジェクト名と、ビジネス サービスが格納されているフォルダの名前。このリソースを含むプロジェクトまたはフォルダにリンクされている。詳細については、「プロジェクトの詳細の表示」または「フォルダの詳細の表示」を参照。
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オプション
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[オプション] カラムに以下のアイコンが表示される。
AquaLogic Service Bus の他のリソースによって参照されているリソースは削除できない。このようなリソースの場合は、[削除] アイコンではなく、赤い X 印の付いた削除アイコンが表示される。
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特定のビジネス サービスを検索するには、以下のいずれかの操作を行います。
ビジネス サービス名でフィルタする。[名前] フィールドと [パス] フィールドに、検索対象の名前とパスを入力してから、[検索] をクリックします。このパスは、プロジェクト名と、ビジネス サービスが格納されているフォルダの名前です。検索条件と一致するサービスが表示されます。
リストを再ソートする。ソート可能なカラムには昇順および降順の矢印ボタンが表示されます (この場合は [名前] カラムと [パス] カラム)。このボタンをクリックしてソート順を変更します。
ページをスクロールする。右下隅のコントロールを使用します。ページを移動するには、ページ番号を選択するか、次のページ、前のページ、最初のページ、または最後のページに移動する矢印ボタンを使用します。
注意 : [すべて表示] をクリックすると、すべてのビジネス サービスが表示されます。
関連トピック
ビジネス サービスの追加
ビジネス サービスの表示と変更
詳細の表示ページでは、特定のビジネス サービスの詳細を表示および変更できます。ビジネス サービスは、メッセージの交換先となるエンタープライズ サービスの AquaLogic Service Bus での定義です。詳細については、「ビジネス サービスの概要」を参照してください。
ビジネス サービスの詳細を表示および変更するには
詳細の表示ページに以下の情報が表示されます。
プロパティ
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説明
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リソース名
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このビジネス サービスの名前。
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参照先
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このビジネス サービスが参照するオブジェクトの数。該当する参照がある場合は、リンクをクリックするとオブジェクトのリストが表示される。詳細については、「参照の表示」を参照。
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参照元
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このビジネス サービスを参照するオブジェクトの数。該当する参照がある場合は、リンクをクリックするとオブジェクトのリストが表示される。詳細については、「参照の表示」を参照。
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説明
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このビジネス サービスの説明 (説明が存在する場合)。
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詳細の表示ページに以下の全般的なコンフィグレーション情報が表示されます。
プロパティ
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説明
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サービスの種類
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サービスの種類。
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このビジネス サービスのサービスの種類がメッセージング サービスである場合は、このページに以下のメッセージの種類のコンフィグレーション情報が表示されます。
プロパティ
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説明
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要求メッセージの種類
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[バイナリ]、[テキスト]、[MFL]、または [XML] で示される要求メッセージのメッセージの種類。
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応答メッセージの種類
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[なし]、[バイナリ]、[テキスト]、[MFL]、または [XML] で示される応答メッセージのメッセージの種類。
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このページには以下の転送コンフィグレーション情報が表示されます。
プロパティ
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説明
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プロトコル
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転送プロトコル
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ロード バランシング アルゴリズム
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ロード バランシング アルゴリズム
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エンドポイント URI
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エンドポイントの URI
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再試行回数
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再試行の回数
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再試行間隔
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再試行の間隔
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転送プロトコルが電子メールの場合は、以下の電子メール転送コンフィグレーション情報が表示されます。
プロパティ
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説明
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メール サーバ アドレス
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このサービスの SMTP サーバ
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サービス アカウント
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このメール サーバのサービス アカウント
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メール セッション
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このサービスのメール セッション
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送信元の名前
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このサービスの送信元表示名
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送信元アドレス
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このサービスの送信元アドレス
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返信先の名前
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このサービスの返信先表示名
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返信先アドレス
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このサービスの返信先アドレス
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転送プロトコルがファイルの場合は、以下のファイル転送コンフィグレーション情報が表示されます。
プロパティ
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説明
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Prefix
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ファイル名の前に付加するプレフィックス
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Suffix
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ファイル名に付加するサフィックス
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転送プロトコルが FTP の場合は、以下の FTP 転送コンフィグレーション情報が表示されます。
プロパティ
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説明
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ユーザ認証
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ユーザ認証方式 : 匿名または外部的にコンフィグレーションされたアカウント
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メール ID またはサービス アカウント
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匿名ユーザのメール ID または外部的にコンフィグレーションされたアカウントのサービス アカウント
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タイムアウト
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ソケット タイムアウト (秒単位)
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送り先ファイル名のプレフィックス
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リモート サーバに格納されるファイルのファイル名に使用するプレフィックス
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送り先ファイル名のサフィックス
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リモート サーバに格納されるファイルのファイル名に使用するサフィックス
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転送モード
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転送モード : [Binary] または [ASCII]
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転送プロトコルが HTTP の場合は、以下の HTTP 転送コンフィグレーション情報が表示されます。
プロパティ
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説明
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タイムアウト
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サービスがタイムアウトになる時間 (秒単位)
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HTTP 要求メソッド
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HTTP 要求メソッド
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基本認証が必要
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基本認証が必要かどうか (必要な場合は [有効] が表示される)
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サービス アカウント
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この転送のサービス アカウント
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転送プロトコルが HTTPS の場合は、以下の HTTPS 転送コンフィグレーション情報が表示されます。
プロパティ
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説明
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タイムアウト
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サービスがタイムアウトになる時間 (秒単位)
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HTTP 要求メソッド
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HTTP 要求メソッド : [POST] または [GET]
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ビジネス サービス認証
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ビジネス サービスの認証方式 : [なし]、[基本]、または [クライアント証明書]
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サービス アカウント
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この転送のサービス アカウント
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転送プロトコルが JMS の場合は、このページに以下の JMS 転送コンフィグレーション情報が表示されます。
プロパティ
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説明
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送り先の種類
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送り先の種類 : [キュー] または [トピック]。
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SSL を使用
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要求を TSL/SSL 接続で行うかどうか。
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メッセージの種類
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メッセージの種類 : [テキスト] または [バイト]。
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有効期限
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メッセージの期限または生存時間 (秒単位)。0 の場合、メッセージは無期限になる。
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応答が必要
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メッセージの送信後に応答を受け取るかどうか。
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応答 URI
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jms://host:port/factoryJndiName/destJndiName という形式の応答 URI。
複数のサーバを送り先にするには、次の URI 形式を使用する。
jms://host1:port,host2:port/QueueConnectionFactory/DestName
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応答のタイムアウト
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応答の待ち時間 (秒単位)。
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順序単位
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メッセージ順序単位。この機能により、メッセージ プロデューサは処理順序に関して複数のメッセージを 1 つの単位にグループ化できるようになる。この単位からのすべてのメッセージは、メッセージが作成された順序に従って処理する必要がある。
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JNDI サービス アカウント
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JNDI ルックアップに使用するサービス アカウント。
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JMS サービス アカウント
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JMS サーバ接続に使用するサービス アカウント。
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セッションの作成または編集をまだ行っていない場合は、左側のナビゲーション ペインで、[Change Center] の下にある [作成] をクリックして新しいセッションを作成するか、[編集] をクリックして既存のセッションに入り、現在のコンフィグレーションを変更します。詳細については、「Change Center の使用」を参照してください。
対象のページの [編集] をクリックして、各コンフィグレーション ページのフィールドに変更を加えます。ページとフィールドについては、「ビジネス サービスの追加」を参照してください。
注意 : [サービス名] および [サービスの種類] フィールドは変更できません。
[戻る] をクリックして、前のページに戻る。
[完了] をクリックして、ビジネス サービスを更新する。ビジネス サービスが更新されます。
[ビジネス サービスの概要] ページが表示されます。
[取り消し] をクリックして、変更を取り消す。
注意 : ビジネス サービスは現在のセッション内で更新されます。コンフィグレーションに対する変更が完了したら、左側のナビゲーション ペインで、[Change Center] の下にある [アクティブ化] をクリックします。セッションが終了し、コンフィグレーションがランタイムにデプロイされます。また、セッション中はいつでも [破棄] をクリックすることができ、現在のセッションでこれまでに加えた変更を取り消すことができます。
関連トピック
ビジネス サービスの概要
ビジネス サービスの表示と検索
ビジネス サービスの追加
ビジネス サービスの削除
ビジネス サービスの削除
[ビジネス サービスの概要] ページでは、ビジネス サービスを削除できます。ビジネス サービスは、メッセージの交換先となるエンタープライズ サービスの AquaLogic Service Bus での定義です。詳細については、「ビジネス サービスの概要」を参照してください。
注意 : AquaLogic Service Bus の他のリソースによって参照されているリソースは削除できません。このようなリソースには、[削除] アイコンの代わりに赤い X が付いた削除アイコンが表示されます。
ビジネス サービスを削除するには
まだセッションを作成していない場合は、左側のナビゲーション ペインで、[Change Center] の下にある [作成] をクリックして、現在のコンフィグレーションに変更を加えるための新しいセッションを作成します。詳細については、「Change Center の使用」を参照してください。
左側のナビゲーション ペインで、[リソース ブラウザ] の下にある [ビジネス サービス] を選択します。[ビジネス サービスの概要] ページが表示されます。
削除するビジネス サービスの [オプション] フィールドにある [削除] アイコンをクリックします。
ビジネス サービスがリストから削除されます。
注意 : 必要であれば、このリソースの削除を取り消すことができます。詳細については、「タスクの取り消し」を参照してください。
ビジネス サービスは現在のセッションで削除されます。コンフィグレーションに対する変更が完了したら、左側のナビゲーション ペインで、[Change Center] の下にある [アクティブ化] をクリックします。セッションが終了し、コンフィグレーションがランタイムにデプロイされます。また、セッション中はいつでも [破棄] をクリックすることができ、現在のセッションでこれまでに加えた変更を取り消すことができます。
関連トピック
ビジネス サービスの表示と検索
ビジネス サービスの追加
ビジネス サービスの表示と変更