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プロキシ サービス

この節の内容は以下のとおりです。

 


プロキシ サービスの概要

この節の内容は以下のとおりです。

プロキシ サービスとは、WebLogic Server 上にローカルに実装される Web サービスの AquaLogic Service Bus 定義です。プロキシ サービスは、WSDL、パイプライン、ポリシーの観点で定義します。プロキシ サービスでセキュリティ資格が必要な場合は、そのセキュリティ資格を管理するプロキシ サービス プロバイダを AquaLogic Service Bus Console で作成できます。プロキシ サービス プロバイダのコンフィグレーション方法については、「プロキシ サービス プロバイダの追加」を参照してください。HTTP/S プロキシ サービスのアクセス制御ポリシーをコンフィグレーションすることができます。詳細については、「アクセス制御ポリシーの表示と検索」を参照してください。

プロキシ サービスは、メッセージ フローをコンフィグレーションすることで実装します。メッセージ フローには、パイプライン ペア、および開始ノード、ルート ノード、エコー ノード、ブランチ ノードを入れることができます。詳細については、「メッセージ フローの概要」および「メッセージ フローの表示と変更」を参照してください。

以下の表は [プロジェクト エクスプローラ] モジュールと [リソース ブラウザ] モジュールでアクセスできるページをまとめたものです。各ページに関連するタスクとヘルプ トピックを確認できます。

表 14-1 [プロジェクト エクスプローラ] モジュールおよび [リソース ブラウザ] モジュールからアクセスするページ

ページ

関連タスク

ヘルプ トピック

プロキシ サービスの概要


プロキシ サービスのリストの表示。サービス名とアラートが表示される。

プロキシ サービスの表示と検索

リストのフィルタ

プロキシ サービスの削除

プロキシ サービスの削除

プロキシ サービスの編集

プロキシ サービスの追加

プロキシ サービスの追加

プロキシ サービスの詳細

特定のプロキシ サービスの詳細の表示と編集

プロキシ サービスの表示と変更

メッセージ フローの編集

メッセージ フローの表示

メッセージ フローの表示と変更

メッセージ フローの変更

パイプライン ペア ノードの追加

パイプライン ペア ノードの追加

条件付きブランチ ノードの追加

条件付きブランチ ノードの追加

オペレーション ブランチ ノードの追加

オペレーション ブランチ ノードの追加

ルート ノードの追加

ルート ノードの追加

ステージの追加

ステージの追加

ブランチ ノードの編集

ブランチの詳細の変更とブランチ定義の追加

条件付きブランチの詳細の表示と変更

ステージ コンフィグレーションの編集

アクションの追加

アクションの追加

エラー ハンドラの編集

プロキシ サービスに関するエラー ハンドラの追加

プロキシ サービスへのエラー処理の追加

パイプライン エラー ハンドラの追加

パイプラインへのエラー処理の追加

ステージ エラー ハンドラの追加

ステージへのエラー処理の追加

ルート ノードへのエラー ハンドラの追加

ルート ノードへのエラー処理の追加

XQuery 式の編集

XQuery 式の編集

XQuery 式の編集

XQuery 条件の編集

XQuery 条件の編集


XQuery 条件の編集

XPath 式の編集

XPath 式の編集

XPath 式の編集

新しいメッセージ コンテキスト変数の定義

新しいコンテキスト変数の定義

新しいメッセージ コンテキスト変数の定義


 

サービスの種類

サービスの種類は、それぞれ同じパターンに従って作成されます。サービスの種類のコンフィグレーションは、共通の部分とサービスの種類固有の部分で構成されます。

共通のコンフィグレーションは、以下のプロパティで構成されます。

表 14-2 サービスの種類のコンフィグレーション


 

プロパティ

説明

リソース定義

リソース定義は、以下のもので構成される。

  • サービス名 (プロジェクト名、パス名、およびローカル名)

  • サービスの説明 (省略可能)

  • サービスの種類 (読み込み専用)

全般的なコンフィグレーション

このコンフィグレーションは、以下のもので構成される。

  • プロキシ サービスのサービス プロバイダ

注意 : サービス プロバイダが必要になるのは、クライアント証明書認証を必要とする HTTPS サービスに対してプロキシ サービスからメッセージをルーティングする場合、または一部のメッセージレベルのセキュリティ シナリオに限られる。

転送コンフィグレーション

各プロキシ サービスに以下のパラメータをコンフィグレーションできる。

  • [エンドポイント URI] - 文字列。
    /proxy1
    または
    jms://localhost:7001/QueueConnectionFactory/DestName など (必須)。

    JMS 送り先として複数のサーバを指定するには、次の URI 形式を使用する。
    jms://host1:port,host2:port/QueueConnectionFactory/DestName

  • [すべてのヘッダを取得] - ブール型の値で、デフォルト値は [はい]。

  • ユーザ指定のヘッダ - ヘッダ名の文字列のリスト。[すべてのヘッダを取得] オプションで [いいえ] を選択した場合にのみ適用可能。

選択する転送方式は、バインディング定義により必要とされる転送モード (要求/応答、一方向、または両方) をサポートする必要があり、それに従ってコンフィグレーションする。

両方のモードでメッセージを交換するサービスでは、バインディング レイヤをコンフィグレーションし、場合に応じて転送モードを選択できるようにする必要がある (要求/応答を 2 つの非同期呼び出しとして実装する、JMS などのすべての転送用)。サービスが具象型である場合、この選択は、バインディング定義の記述に従って自動的に行われる。サービスが具象型でない場合、バインディング レイヤをコンフィグレーションするには、$outbound 変数でモードを設定する必要がある。

転送方式と WSDL に基づいて、転送モードが自動的に選択されるが、$inbound$outbound で上書きできる。


 

各サービスの種類では、以下のコンフィグレーションを定義する必要があります。

サービスの種類と転送方式

AquaLogic Service Bus では、以下の種類のサービスの種類と転送方式をサポートしています。

表 14-4 AquaLogic Service Bus でサポートされるサービスの種類と転送方式

サービスの種類

転送プロトコル

SOAP または XML WSDL

JMS1

HTTP(S)

SOAP (WSDL なし)

JMS

HTTP(S)

XML (WSDL なし)2

HTTP(S)

JMS

電子メール

ファイル

FTP

メッセージの種類 (バイナリ、テキスト、MFL、XML)

HTTP(S)

JMS

電子メール

ファイル

FTP

1. WS-Security が有効になっている場合、JMS 要求と JMS 応答はサポートされません。
2. HTTP GET は、WSDL がない XML でのみサポートされます。


 

関連トピック

ビジネス サービスの概要

 


プロキシ サービスの追加

[プロキシ サービスの編集 - 全般的なコンフィグレーション] ページでは、プロキシ サービスを追加できます。

プロキシ サービスとは、WebLogic Server 上にローカルに実装される Web サービスの AquaLogic Service Bus 定義です。プロキシ サービスは、WSDL、パイプライン、ポリシーの観点で定義します。詳細については、「プロキシ サービスの概要」を参照してください。

プロキシ サービスを追加するには、まずサービスの全般的な情報をコンフィグレーションしたうえで、そのサービスについて、一般の転送情報とプロトコルに依存する転送情報をコンフィグレーションし、さらに、サービスに処理が含まれる場合は、サービスの処理選択アルゴリズムをコンフィグレーションする必要があります。これがメッセージング サービスである場合は、メッセージの種類もコンフィグレーションする必要があります。コンフィグレーションはプロキシ サービスを作成する前に確認できます。

この手順には以下のタスクが含まれます。

プロキシ サービスを追加するには - 全般的なコンフィグレーション

  1. まだセッションを作成していない場合は、左側のナビゲーション ペインで、[Change Center] の下にある [作成] をクリックして、現在のコンフィグレーションに変更を加えるための新しいセッションを作成します。詳細については、「Change Center の使用」を参照してください。
  2. 左側のナビゲーション ペインで、[プロジェクト エクスプローラ] を選択します。プロジェクト ビュー ページが表示されます。
  3. プロキシ サービスの追加先となるプロジェクトを選択します。プロキシ サービスは直接プロジェクトに追加することも、選択したフォルダに対して追加することもできます。
  4. 注意 : フォルダを選択するには、フォルダ名をクリックします。フォルダ ビュー ページが表示されます。

  5. プロジェクト ビュー ページまたはフォルダ ビュー ページの [リソースの作成] フィールドで、[プロキシ サービス] を選択します。[プロキシ サービスの編集 - 全般的なコンフィグレーション] ページが表示されます。
  6. [サービス名] フィールドにユニークなプロキシ サービス名を入力します。
  7. [サービスの種類] フィールドで、以下のいずれか 1 つを実行します。
  8. 注意 : サービスの種類により、そのサービスで交換されるメッセージの種類とパッケージ化が決定されます。このフィールドは必須です。

    表 14-5 [サービスの種類] フィールド

    処理

    手順

    WSDL ポートからのサービスの作成

      1. [新しいサービスの作成] の下にある [WSDL ポート] を選択する。

      2. [参照] をクリックする。[WSDL ブラウザ] が表示される。

      3. [WSDL ブラウザ] で、WSDL リソースを選択してから、[WSDL 定義] ペインでポートを選択する。

      4. [送信] をクリックしてダイアログ ボックスを閉じ、全般的なコンフィグレーション ページに戻る。

    注意 : WSDL では、WSDL ポートまたは WSDL バインディングのみが定義可能であるため、WSDL を基にしてビジネス サービスまたはプロキシ サービスを作成するときには、これらのエンティティのいずれかのみを選択できる。WSDL ポートは、実際の転送アドレスを表す。WSDL ポートは、具象インタフェースに使用する。

    このサービスの種類の詳細については、「プロキシ サービスの概要」の「サービスの種類」と「サービスの種類と転送方式」を参照。また、このトピックにある「プロキシ サービスからの WSDL の生成」も参照。

    WSDL バインディングからのサービスの作成

      1. [新しいサービスの作成] の下にある [WSDL バインディング] を選択する。

      2. [参照] をクリックする。[WSDL ブラウザ] が表示される。

      3. [WSDL ブラウザ] で、WSDL リソースを選択してから、[WSDL 定義] ペインでバインディングを選択する。

      4. [送信] をクリックしてダイアログ ボックスを閉じ、全般的なコンフィグレーション ページに戻る。

    注意 : WSDL では、WSDL ポートまたは WSDL バインディングのみが定義可能であるため、WSDL を基にしてビジネス サービスまたはプロキシ サービスを作成するときには、これらのエンティティのいずれかのみを選択できる。WSDL バインディングは、インタフェースの構造とパッケージ化の方法を表す。WSDL バインディングは、転送アドレスのマップに使用する。

    このサービスの種類の詳細については、「プロキシ サービスの概要」の「サービスの種類」と「サービスの種類と転送方式」を参照。また、このトピックにある「プロキシ サービスからの WSDL の生成」も参照。

    メッセージング サービスの作成

    あるデータ型のメッセージを受信し、別のデータ型のメッセージで応答できるサービスを作成するには、[メッセージング サービス] を選択する。このようなメッセージ交換は、要求/応答または一方向にすることができる。Web サービスとは異なり、要求と応答のコンテンツ タイプは同じでなくてもかまわない。

    このサービスの種類の詳細については、「プロキシ サービスの概要」の「サービスの種類」と「サービスの種類と転送方式」を参照。

    明示的に定義された具象インタフェースを持たない SOAP サービスの作成

    明示的に定義された具象インタフェースを持たない SOAP サービスを作成するには、[任意の SOAP サービス] を選択する。

    このサービスの種類の詳細については、「プロキシ サービスの概要」の「サービスの種類」と「サービスの種類と転送方式」を参照。

    明示的に定義された具象インタフェースを持たない XML サービスの作成

    明示的に定義された具象インタフェースを持たない XML サービスを作成するには、[任意の XML サービス] を選択する。

    注意 : HTTP GET に対応しているサービスの種類は、[任意の XML サービス] のみ。

    このサービスの種類の詳細については、「プロキシ サービスの概要」の「サービスの種類」と「サービスの種類と転送方式」を参照。

    既存のビジネス サービスからのプロキシ サービスの作成

      1. [既存のサービスから作成] の下にある [ビジネス サービス] を選択する。

      2. [参照] をクリックする。[サービス ブラウザ] が表示される。

      3. [サービス ブラウザ] でビジネス サービスを選択する。

      4. [送信] をクリックしてダイアログ ボックスを閉じ、全般的なコンフィグレーション ページに戻る。

    これにより、選択したビジネス サービスにルーティングするルート ノードを備えたプロキシ サービスを作成できる。ビジネス サービスの詳細については、「ビジネス サービスの概要」を参照。

    既存のプロキシ サービスからのプロキシ サービスの作成

      1. [既存のサービスから作成] の下にある [プロキシ サービス] を選択する。

      2. [参照] をクリックする。[サービス ブラウザ] が表示される。

      3. [サービス ブラウザ] でプロキシ サービスを選択する。

      4. [送信] をクリックしてダイアログ ボックスを閉じ、全般的なコンフィグレーション ページに戻る。

    これにより、選択したプロキシ サービスのクローンを新しいプロキシ サービスとして作成できる。


     
  9. [プロキシ サービス プロバイダ] フィールドで、プロキシ サービス プロバイダの名前を選択します。
    1. [参照] をクリックします。[プロキシ サービス プロバイダ ブラウザ] が表示されます。
    2. [プロキシ サービス プロバイダ ブラウザ] で、プロキシ サービス プロバイダを選択します。
    3. [送信] をクリックしてダイアログ ボックスを閉じ、全般的なコンフィグレーション ページに戻ります。
    4. プロキシ サービス プロバイダは特定の場合だけに必要とされます。たとえば、双方向発信 TLS/SSL でクライアント証明書認証を必要とする HTTPS サービスに対してプロキシ サービスからメッセージをルーティングする場合や、一部の Web サービス セキュリティのシナリオ (プロキシ サービスでメッセージの暗号化を必要とする場合など) に限定されます。プロキシ サービス プロバイダの詳細については、「プロキシ サービス プロバイダの概要」を参照してください。プロキシ サービス プロバイダの作成方法については、「プロキシ サービス プロバイダの追加」を参照してください。

      注意 : Web サービス セキュリティ対応のプロキシ サービスを追加するには、WS-Policy が付加された WSDL (ポートまたはバインディング) からプロキシ サービスを作成する必要があります。

  10. [次へ] をクリックします。
  11. [サービスの種類] フィールドで [メッセージング サービス] を選択した場合は、[プロキシ サービスの編集 - メッセージの種類のコンフィグレーション] ページが表示されます。「プロキシ サービスを追加するには - メッセージの種類のコンフィグレーション」に進みます。

    その他のサービスの種類を選択した場合は、[プロキシ サービスの編集 - 転送コンフィグレーション] ページが表示されます。「プロキシ サービスを追加するには - 転送コンフィグレーション」に進みます。

プロキシ サービスを追加するには - メッセージの種類のコンフィグレーション

[サービスの種類] フィールドで [メッセージング サービス] を選択した場合は、[プロキシ サービスの編集 - 全般的なコンフィグレーション] ページで [次へ] をクリックすると、[プロキシ サービスの編集 - メッセージの種類のコンフィグレーション] ページが表示されます。

メッセージング サービス用のバインディング定義は、交換されるメッセージのコンテンツ タイプのコンフィグレーションで構成されています。応答のコンテンツ タイプは、要求のコンテンツ タイプと同じである必要はありません。そのため、応答は個別にコンフィグレーションされます (たとえば、サービスで MFL メッセージを受信し、XML の受信確認を返すことも可能です)。

  1. 要求メッセージと応答メッセージのメッセージの種類を選択します。
    1. [要求メッセージの種類] フィールドで、要求メッセージのメッセージの種類を選択します。
    2. 表 14-6 [要求メッセージの種類] フィールド

      メッセージの種類

      説明

      バイナリ

      メッセージのコンテンツ タイプが不明か、重要でない場合は、[バイナリ] を選択する。

      テキスト

      メッセージをテキストに限定できる場合は、[テキスト] を選択する。

      MFL

      メッセージが MFL 定義に準拠したバイナリ ドキュメントの場合は、[MFL] を選択する。MFL ファイルは、1 つのみコンフィグレーションできる。

      注意 : MFL の場合は、[参照] をクリックし、[MFL ファイル ブラウザ] で MFL を選択してから、[送信] をクリックすることができる。

      XML

      メッセージが XML ドキュメントの場合は、[XML] を選択する。一部の型情報を指定するために、交換される XML ドキュメントの XML スキーマ型を宣言できる。


       
    3. [応答メッセージの種類] フィールドで、応答メッセージのメッセージの種類を選択します。
    4. 表 14-7 [応答メッセージの種類] フィールド

      メッセージの種類

      説明

      なし

      メッセージにコンテンツ タイプがない場合に選択する。

      バイナリ

      メッセージのコンテンツ タイプが不明か、重要でない場合は、[バイナリ] を選択する。

      テキスト

      メッセージをテキストに限定できる場合は、[テキスト] を選択する。

      MFL

      メッセージが MFL 定義に準拠したバイナリ ドキュメントの場合は、[MFL] を選択する。MFL ファイルは、1 つのみコンフィグレーションできる。

      注意 : MFL の場合は、[参照] をクリックし、[MFL ファイル ブラウザ] で MFL を選択してから、[送信] をクリックすることができる。

      XML

      メッセージが XML ドキュメントの場合は、[XML] を選択する。一部の型情報を指定するために、交換される XML ドキュメントの XML スキーマ型を宣言できる。


       
  2. [次へ] をクリックします。
  3. 転送コンフィグレーション ページが表示されます。「プロキシ サービスを追加するには - 転送コンフィグレーション」に進みます。

プロキシ サービスを追加するには - 転送コンフィグレーション

[プロキシ サービスの編集 - 全般的なコンフィグレーション] ページで [次へ] をクリックすると、転送コンフィグレーション ページが表示されます。メッセージング サービスの場合、[プロキシ サービスの編集 - メッセージの種類のコンフィグレーション] ページで [次へ] をクリックすると、このページが表示されます。

このページでは、プロキシ サービスの転送情報をコンフィグレーションできます。AquaLogic Service Bus でサポートしているサービスの種類と転送方式の種類については、「サービスの種類と転送方式」を参照してください。

注意 : 着信転送レベルのセキュリティは、クライアント アプリケーションと AquaLogic Service Bus プロキシ サービスに適用されます。発信転送レベルのセキュリティは、AquaLogic Service Bus のプロキシ サービスとビジネス サービスの間の接続に適用されます。転送レベルのセキュリティの詳細については、『BEA AquaLogic Service Bus ユーザーズ ガイド』の「着信メッセージおよび発信メッセージの保護」で「転送レベルのセキュリティ」を参照してください。

  1. [プロトコル] フィールドで、以下の転送プロトコルを 1 つ選択します。
  2. [エンドポイント URI] フィールドに、[プロトコル] フィールドで選択した転送プロトコルに基づく形式のエンドポイント URI を入力してから、[Add] をクリックします。
  3. 表 14-8 [エンドポイント URI] フィールド

    転送プロトコル

    形式

    Email

    mailfrom:mail-server-hostname:mail-server-port

    File

    file:///drivename:/somename

    FTP

    ftp://hostname:port/directory

    HTTP

    /someName

    HTTPS

    /someName

    JMS

    jms://host:port/factoryJndiName/destJndiName

    JMS 送り先として複数のサーバを指定するには、次の URI 形式を使用する。

    jms://host1:port,host2:port/QueueConnectionFactory/DestName



     

    注意 : 複数の URL をコンフィグレーションできます。[アクション] カラムで [削除] をクリックすると、いつでも URL を削除できます。実行時に、[ロード バランシング アルゴリズム] フィールドで選択したロード バランシング アルゴリズムに基づいて URL が選択されます。

  4. [すべてのヘッダを取得] フィールドで、転送からすべてのヘッダを取り出す場合は [はい] を、定義に該当するヘッダを取り出す場合は [いいえ] を選択します。[いいえ] を選択した場合は、[ヘッダ] フィールドに一連のヘッダを入力してから、[Add] をクリックします。
  5. [次へ] をクリックします。
  6. 新しい転送コンフィグレーション ページが表示されます。このページでは、プロキシ サービスのプロトコルに依存する転送情報をコンフィグレーションできます。「プロキシ サービスを追加するには - プロトコル依存の転送コンフィグレーション」に進みます。

プロキシ サービスを追加するには - プロトコル依存の転送コンフィグレーション

[プロキシ サービスの編集 - 転送コンフィグレーション] ページで [次へ] をクリックすると、プロトコル依存の転送コンフィグレーション ページが表示されます。このページでは、プロキシ サービスについて、[プロトコル] フィールドで選択した転送プロトコルに基づき追加的な転送情報をコンフィグレーションできます。

  1. [プロトコル] フィールドで選択した転送プロトコルに基づき、以下のいずれか 1 つを実行します。
  2. 表 14-9 [プロトコル] フィールド

    転送プロトコル

    手順

    HTTP

      1. [基本認証が必要] チェック ボックスを選択して、このサービスにアクセスするための基本認証を必須とするか、このフィールドを空白のままにして基本認証を不要とする。基本認証では、WebLogic Server でユーザ名とパスワードを使用し、セキュリティ レルム (Lightweight Directory Access Protocol (LDAP) ディレクトリ サービスや Windows Active Directory など) でコンフィグレーションされた認証プロバイダに対してクライアントの認証が行われる。クライアントは、HTTP 要求ヘッダでユーザ名とパスワードを送信する必要がある。

    注意 : HTTP での基本認証は、パスワードがクリア テキストで送信されるため推奨されない。HTTPS では暗号化されたチャネルが提供されるため、パスワードは HTTPS で送信するのが安全。

    警告 : 基本認証を必要とする HTTP プロキシ サービスのエンドポイントを作成する場合、転送認可ポリシーは着信エンドポイント URI に自動的には関連付けられない。基本認証を強制するには、エンドポイントの転送認証ポリシーを定義する必要がある。詳細については、『BEA AquaLogic Service Bus ユーザーズ ガイド』の「着信メッセージおよび発信メッセージの保護」を参照。

      2. [ディスパッチ ポリシー] フィールドで、このエンドポイントのディスパッチ ポリシーを選択する。デフォルトのディスパッチ ポリシーを使用するには、[default] のままにする。

    ディスパッチ ポリシーは、サービスのエンドポイントに使用する WLS 9.0 ワーク マネージャのインスタンスを参照する。たとえば、プロキシ サービスが JMS 転送プロトコルに対応している場合、サービスのエンドポイントは、そのディスパッチ ポリシーに関連付けることのできる MDB (メッセージ駆動型 Bean) の JAR ファイルになる。

      3. [要求エンコーディング] フィールドで、HTTP 転送における要求の文字セット エンコーディングとして、デフォルトの iso-8859-1 を受け入れるか、別の文字セット エンコーディングを入力する。

      4. [応答エンコーディング] フィールドで、HTTP 転送における応答の文字セット エンコーディングとして、デフォルトの iso-8859-1 を受け入れるか、別の文字セット エンコーディングを入力する。

    HTTPS

      1. [クライアント認証] フィールドで、クライアント認証方式として [なし]、[基本]、または [クライアント証明書] を選択する。

    警告 : 基本認証を必要とする HTTPS プロキシ サービスのエンドポイントを作成する場合、転送認可ポリシーは着信エンドポイント URI に自動的には関連付けられない。基本認証を強制するには、エンドポイントの転送認証ポリシーを定義する必要がある。詳細については、『BEA AquaLogic Service Bus ユーザーズ ガイド』の「着信メッセージおよび発信メッセージの保護」を参照。

      2. [ディスパッチ ポリシー] フィールドで、このエンドポイントのディスパッチ ポリシーを選択する。デフォルトのディスパッチ ポリシーを使用するには、[default] のままにする。

    ディスパッチ ポリシーは、サービスのエンドポイントに使用する WLS 9.0 ワーク マネージャのインスタンスを参照する。たとえば、プロキシ サービスが JMS 転送プロトコルに対応している場合、サービスのエンドポイントは、そのディスパッチ ポリシーに関連付けることのできる MDB (メッセージ駆動型 Bean) の JAR ファイルになる。

      3. [要求エンコーディング] フィールドで、HTTPS 転送における要求の文字セット エンコーディングとして、デフォルトの iso-8859-1 を受け入れるか、別の文字セット エンコーディングを入力する。

      4. [応答エンコーディング] フィールドで、HTTPS 転送における応答の文字セット エンコーディングとして、デフォルトの iso-8859-1 を受け入れるか、別の文字セット エンコーディングを入力する。

    JMS

      1. [送り先の種類] フィールドで [キュー] または [トピック] を選択する。

      2. 要求を TSL/SSL 接続で行う場合は、[SSL を使用] チェック ボックスを選択する。それ以外の場合は、このフィールドを空白のままにする。TLS/SSL (セキュア ソケット レイヤ) では、ネットワークで接続される 2 つのアプリケーションが互いの ID を認証し、アプリケーション間で交換されるデータを暗号化できるようにすることによって、安全な接続が可能になる。認証を使用すると、サーバ (および必要に応じてクライアント) はネットワーク接続の相手側アプリケーションの ID を検証できる。また、送り先の JNDI エントリに対してアクセス制御が設定されていることにより、管理者から個々の JMS 送り先 (キューまたはトピック) へのアクセスが制限されている場合、JNDI ツリー内でのルックアップ時に、ビジネス サービスでユーザ名とパスワードを使用して認証を行う必要がある。

      3. [送り先の種類] フィールドで [キュー] を選択した場合は、[応答が必要] チェック ボックスを選択する。それ以外の場合は、このフィールドを空白のままにする。このチェック ボックスにより、メッセージの送信後に応答を受け取るか受け取らないかが決まる。このチェック ボックスを選択した場合は、[応答 URI] フィールドへの入力が必要。

      4. [応答 URI] フィールドに、jms://host:port/MyFactory/MyQueue という形式で URI を入力する。[応答が必要] を選択した場合は、このフィールドは必須。
      複数のサーバを送り先にするには、次の URI 形式を使用する。
      jms://host1:port,host2:port/QueueConnectionFactory/DestName

      5. [メッセージの種類] フィールドで、[バイト] または [テキスト] を選択する ([応答が必要] フィールドを選択した場合)。

      6. [要求エンコーディング] フィールドで、JMS 転送における要求の文字セット エンコーディングとして、デフォルトの utf-8 を受け入れるか、別の文字セット エンコーディングを入力する。

      7. [応答エンコーディング] フィールドで、JMS 転送における応答の文字セット エンコーディングとして、デフォルトの utf-8 を受け入れるか、別の文字セット エンコーディングを入力する。

      8. [JMS サービス アカウント] フィールドで、JMS サーバ接続に使用するサービス アカウントを選択する。サービス アカウントは、ユーザ ID とそれに関連付けられたパスワードのエリアス リソースである。サービス アカウントの詳細については、「サービス アカウントの概要」を参照。

      9. [ディスパッチ ポリシー] フィールドで、このエンドポイントのディスパッチ ポリシーを選択する。[default] は、デフォルトのディスパッチ ポリシーを示す。

    ディスパッチ ポリシーは、サービスのエンドポイントに使用する WLS 9.0 ワーク マネージャのインスタンスを参照する。たとえば、プロキシ サービスが JMS 転送プロトコルに対応している場合、サービスのエンドポイントは、そのディスパッチ ポリシーに関連付けることのできる MDB (メッセージ駆動型 Bean) の JAR ファイルになる。

    Email

      1. [サービス アカウント] フィールドにサービス アカウントを入力する。このフィールドは必須。

      2. [ポーリング間隔] フィールドにポーリング間隔を秒数で入力する。このフィールドは必須。

      3. [電子メール プロトコル] フィールドで、電子メール アカウントのサーバの種類として [pop3] または [IMAP] を選択する。このフィールドは必須。

      4. [読み込み制限] フィールドに、ポーリング スイープあたりの読み込みメッセージ最大数を指定する。無制限にするには 0 と入力する。このフィールドは必須。

      5. アーカイブ ディレクトリにファイルをステージングして、それをヘッダに参照として渡す場合は、[参照として渡す] フィールドを選択する。それ以外の場合は、このフィールドを空白のままにする。

      6. [読み込み後のアクション] フィールドで、メッセージ読み込み後の動作を選択する。

    [アーカイブ] - メッセージがアーカイブ化される。

    [削除] - メッセージが削除される。

    [移動] - メッセージが移動される。[移動] は、IMAP プロトコルでのみ使用可能。

    注意 : このフィールドは必須。

      7. [添付ファイル] フィールドで添付ファイルの処理方法を選択する。

    [アーカイブ] - 添付ファイルがアーカイブ ディレクトリに保存される。

    [無視] - 添付ファイルが無視される。

    このフィールドは必須。

      8. [読み込み後のアクション] フィールドで [移動] を選択した場合は、[IMAP 移動先フォルダ] フィールドにメッセージの移動先フォルダを入力する。

      9. [ダウンロード ディレクトリ] フィールドに、電子メールのダウンロード先となる一時保存先を入力する。このフィールドは必須。

      10. [読み込み後のアクション] フィールドで [アーカイブ] を選択した場合は、[アーカイブ ディレクトリ] フィールドにアーカイブ保存先のパスを入力する。[アーカイブ ディレクトリ] フィールドは、[参照として渡す] フィールドを選択した場合も必須。

      11. [エラー ディレクトリ] フィールドに、問題が生じたときにメッセージと添付ファイルを書き込むファイル システム ディレクトリへのパスを入力する。このフィールドは必須。

      12. [要求エンコーディング] フィールドで、電子メール転送における要求の文字セット エンコーディングとして、デフォルトの iso-8859-1 を受け入れるか、別の文字セット エンコーディングを入力する。

    File

      1. [File Mask] フィールドに、選択するファイルの正規表現を入力する。デフォルト値は *.*。このフィールドは必須。

      2. [Polling Interval] フィールドにポーリング間隔を秒数で入力する。デフォルト値は 60。このフィールドは必須。

      3. [Read Limit] フィールドに、ポーリング スイープあたりの読み込みメッセージ最大数を指定する。無制限にするには 0 と入力する。デフォルトは、10。このフィールドは必須。

      4. イベントの配信を受信順にする場合は、[Sort By Arrival] チェック ボックスを選択し、それ以外の場合は空白のままにする。

      5. すべてのディレクトリを再帰的にスキャンする場合は、[Scan SubDirectories] チェック ボックスを選択し、それ以外の場合はこのフィールドを空白のままにする。

      6. アーカイブ ディレクトリにファイルをステージングして、それをヘッダに参照として渡す場合は、[Pass By Reference] チェック ボックスを選択する。それ以外の場合は、このフィールドを空白のままにする。

      7. [Post Read Action] フィールドで、メッセージ読み込み後の動作を選択する。

    [archive] - メッセージがアーカイブ化される。

    [delete] - メッセージが削除される。

    このフィールドは必須。

      8. [Stage Directory] フィールドに、ファイルの処理中に一時的にファイルをステージングする中間ディレクトリを入力する。このフィールドは必須。

      9. [Post Read Action] フィールドで [archive] を選択した場合は、[Archive Directory] フィールドにアーカイブ保存先のパスを入力する。[Archive Directory] フィールドは、[Pass By Reference] フィールドを選択した場合も必須。

      10. [Error Directory] フィールドに、問題が生じたときにメッセージと添付ファイルをポストする場所を入力する。このフィールドは必須。

      11. [Request encoding] フィールドで、ファイル転送における要求の文字セット エンコーディングとして、デフォルトの utf-8 を受け入れるか、別の文字セット エンコーディングを入力する。

    FTP

      1. FTP サーバのユーザが匿名の場合は、[ユーザ認証] フィールドで [匿名] を選択し、FTP サーバが外部的にコンフィグレーションされたアカウントの場合は [外部ユーザ] を選択する。

      2. [メール ID] フィールドまたは [サービス アカウント] フィールドに、匿名ユーザのメール ID を入力するか ([ユーザ認証] フィールドで [匿名] を選択した場合)、またはサービス アカウントを入力する ([ユーザ認証] フィールドで [外部ユーザ] を選択した場合)。[外部ユーザ] を選択した場合、このフィールドへの入力は必須。

      3. すべてのディレクトリを再帰的にスキャンする場合は、[サブディレクトリのスキャン] チェック ボックスを選択し、それ以外の場合はこのフィールドを空白のままにする。

      4. アーカイブ ディレクトリにファイルをステージングして、それをヘッダに参照として渡す場合は、[参照として渡す] チェック ボックスを選択する。

      5. イベントの配信を受信順にする場合は、[到着順にソート] チェック ボックスを選択する。

      6. 処理時にリモート サーバから FTP ファイルを直接ストリーミングする場合は、[リモート ストリーミング] チェック ボックスを選択する。それ以外の場合は、このフィールドを空白のままにする。

      7. [タイムアウト] フィールドに、接続が切断されるまでのソケット タイムアウト間隔を秒数で入力する。0 と入力した場合、タイムアウトは発生しない。

      8. [再試行回数] フィールドに FTP 接続失敗時の再試行回数を指定する。

      9. [ファイル マスク] フィールドに、選択するファイルの正規表現を入力する。デフォルト値は *.*。このフィールドは必須。

      10. [ポーリング間隔] フィールドにポーリング間隔を秒数で入力する。デフォルト値は 60。このフィールドは必須。

      11. [読み込み制限] フィールドに、ポーリング スイープあたりの読み込みメッセージ最大数を指定する。無制限にするには 0 と入力する。デフォルト値は 10。このフィールドは必須。

      12. [読み込み後のアクション] フィールドで、メッセージ読み込み後の動作を選択する。このフィールドは必須。

    [アーカイブ] - メッセージがアーカイブ化される。

    [削除] - メッセージが削除される。

      13. [転送モード] フィールドで転送モードとして [ascii] または [binary] を選択する。

      14. [読み込み後のアクション] フィールドで [アーカイブ] を選択した場合は、[アーカイブ ディレクトリ] フィールドにアーカイブ保存先のパスを入力する。[アーカイブ ディレクトリ] フィールドは、[参照として渡す] フィールドを選択した場合も必須。

      15. [ダウンロード ディレクトリ] フィールドに、ファイル転送中にファイルをダウンロードするローカルのディレクトリを入力する。このフィールドは必須。

      16. [エラー ディレクトリ] フィールドに、問題が生じたときにメッセージと添付ファイルをポストする場所を入力する。このフィールドは必須。

      17. [要求エンコーディング] フィールドで、ファイル転送における要求の文字セット エンコーディングとして、デフォルトの utf-8 を受け入れるか、別の文字セット エンコーディングを入力する。


     
  3. [次へ] をクリックします。
  4. このサービスに操作が含まれる場合は、[プロキシ サービスの編集 - 操作選択コンフィグレーション] ページが表示されます。「プロキシ サービスを追加するには - 操作選択コンフィグレーション」に進みます。

    このサービスに操作が含まれない場合は、全般的なコンフィグレーションの確認ページが表示されます。「プロキシ サービスを追加するには - 全般的なコンフィグレーションの確認」に進みます。

プロキシ サービスを追加するには - 操作選択コンフィグレーション

このサービスに処理がある場合は、プロトコル依存の転送コンフィグレーション ページで [次へ] をクリックすると、操作選択コンフィグレーション ページが表示されます。このページでは、このプロキシ サービスによって呼び出される処理の決定に使用される選択アルゴリズムを選択できます。このオプションは、WSDL に基づいて定義された SOAP サービスまたは XML サービスでのみ使用できます。

WSDL 仕様では、受信する SOAP メッセージの種類に基づいて呼び出す処理を計算するデフォルトのアルゴリズムが定義されています。ただし、その他の手段に基づいて処理を選択しなければならない場合もあります (パフォーマンスや、署名および暗号化に問題があったり、デフォルトのアルゴリズムが使用できない場合など)。

AquaLogic Service Bus には、アルゴリズムが追加で用意されています。これらはそれぞれ同じパターンに従っており、式の評価に基づいて値を取得し、その値を使用して静的なテーブルから対応する処理をルックアップします。

  1. [選択アルゴリズム] フィールドで、以下のいずれか 1 つを選択します。
  2. 表 14-10 [選択アルゴリズム] フィールド

    選択アルゴリズム

    説明

    転送ヘッダ

    この選択アルゴリズムを選択すると、ルックアップ値を含む転送ヘッダを定義できる。

    WS-Addressing

    この選択アルゴリズムを選択すると、ルックアップ値は SOAP メッセージの SOAP ヘッダ内の WS-Addressing Action タグに入る。

    SOAP ヘッダ

    この選択アルゴリズムを選択すると、SOAP ヘッダに対して評価される XPath 式を定義して、ルックアップ値を取得できる。

    SOAP 本体の種類

    WSDL 仕様で定義されたデフォルトのアルゴリズム。受信する SOAP メッセージの種類に基づいて呼び出す処理が計算される。

    注意 : プロキシ サービスをコンフィグレーションする Web サービス セキュリティのパススルー シナリオで本体が暗号化されている場合は、選択アルゴリズムとして [SOAP 本体の種類] を選択することはできない。SOAP ヘッダが暗号化されたパススルー シナリオについても同様。


     

    注意 : WSDL ポートまたは WSDL バインディングに基づく XML サービスを作成する場合は、[転送ヘッダ] と [ペイロードの種類] という選択アルゴリズムがこのページに表示されます。

    注意 : 選択した選択アルゴリズムに応じて、さらに別のフィールドが表示されます。

  3. [選択アルゴリズム] フィールドで選択した選択アルゴリズムに基づき、以下のいずれか 1 つを実行します。
  4. 表 14-11 [選択アルゴリズム] フィールド

    選択アルゴリズム

    手順

    転送ヘッダ

      1. [ヘッダ名] フィールドに、呼び出される処理を選択するキーとして使用される値を抽出する転送ヘッダを入力する。

      2. [操作のマッピング] フィールドの [] フィールドに、各処理の値を指定する。この値が処理のキーとして使用される。このフィールドは必須。

    WS-Addressing

    [操作のマッピング] フィールドの [] フィールドに、各処理の値を指定する。この値が処理のキーとして使用される。このフィールドは必須。

    SOAP ヘッダ

      1. [XPath 式] フィールドに、呼び出される処理を選択するキーとして使用される値を抽出する XPath 式を指定する。

      2. [操作のマッピング] フィールドの [] フィールドに、各処理の値を指定する。この値が処理のキーとして使用される。このフィールドは必須。

    SOAP 本体の種類

    この選択アルゴリズムを選択した場合は、追加のフィールドが表示されない。

    ペイロードの種類

    この選択アルゴリズムを選択した場合は、追加のフィールドが表示されない。


     
  5. [次へ] をクリックします。
  6. 全般的なコンフィグレーションの確認ページが表示されます。「プロキシ サービスを追加するには - 全般的なコンフィグレーションの確認」に進みます。

注意 : WS-Policy が付加された WSDL (ポートまたはバインディング) からプロキシ サービスを作成する場合は、[次へ] をクリックすると、Web サービス セキュリティ コンフィグレーション ページが表示されます。このページには、すべての処理について効果的な要求/応答の WS-Policy の読み込み専用ビューが表示されます。

以下のいずれか 1 つを実行します。

詳細については、『BEA AquaLogic Service Bus ユーザーズ ガイド』の「着信メッセージおよび発信メッセージの保護」を参照してください。

プロキシ サービスを追加するには - 全般的なコンフィグレーションの確認

操作選択コンフィグレーション ページで [次へ] をクリックすると、全般的なコンフィグレーションの確認ページが表示されます。このページでは、このプロキシ サービスについてこれまでに入力したコンフィグレーション データを確認できます。必要であれば、[編集] をクリックしコンフィグレーションを変更してから、プロキシ サービスを保存できます。

注意 : プロキシ サービス作成後の次の手順では、メッセージ フローをコンフィグレーションします。メッセージ フローは、プロキシ サービスの実装を定義します。メッセージ フローには、パイプライン ペア、および開始ノード、ルート ノード、エコー ノード、ブランチ ノードを入れることができます。詳細については、「メッセージ フローの概要」および「メッセージ フローの表示と変更」を参照してください。

注意 : 新しいプロキシ サービスは現在のセッションに保存されます。コンフィグレーションに対する変更が完了したら、左側のナビゲーション ペインで、[Change Center] の下にある [アクティブ化] をクリックします。セッションが終了し、コア コンフィグレーションが更新されます。また、セッション中はいつでも [破棄] をクリックすることができ、現在のセッションでこれまでに加えた変更を取り消すことができます。

プロキシ サービスからの WSDL の生成

AquaLogic Service Bus では、WSDL バインディングに基づいてプロキシ サービスを作成すると、そのプロキシ サービス用に生成された WSDL に新しいサービスとポートの定義が設定されます。WSDL ポートと WSDL バインディングのどちらに基づいてプロキシ サービスを定義するかに関わらず、そのプロキシ サービス用として生成された WSDL で定義されるポートは 1 つだけです。テンプレート WSDL でポート X からサービスが生成される場合、生成される WSDL でもポート X が定義されます。テンプレート WSDL で定義された他のすべてのポートは、生成される WSDL には含まれません。さらに、WSDL ポートに基づいてプロキシ サービスを作成する場合、生成される WSDL ではそのポート名が使用され、そのポートに関連付けられたすべての WS-Policy が保持されます。バインディングはポートから決定され、ポートの種類はバインディングから決定されます。

サービスがテンプレート WSDL のバインディング Y から生成される場合、生成される WSDL によって新しいサービスとポートが定義されます (<service-name>QSService および <port-name>QSPort)。テンプレート WSDL で定義されたどのポートも、生成される WSDL には含まれません。

WSDL バインディング テンプレートに基づいてサービスを作成する場合、その WSDL には、該当のバインディングに関連付けられた複数のポートが存在する場合があります。各ポートには異なる URL を使用でき、異なる WS-Policy を付加できます。したがって、生成される WSDL は、そのバインディングを使用しますが、そのバインディング用に WS-Policy のない人為的なポートを生成します。すべての WSDL ベース サービスでは、サービス定義の転送セクションで転送の種類と転送 URL を上書きできます。

サービスの URL に ?WSDL を追加したものをブラウザのアドレス フィールドに入力することで、HTTP(S) ベースのプロキシ サービスの WSDL を取得できます。

関連トピック

プロキシ サービスの表示と検索

プロキシ サービスの表示と変更

プロキシ サービスの削除

メッセージ フローの表示と変更

 


プロキシ サービスの表示と検索

[プロキシ サービスの概要] ページでは、プロキシ サービスのリストを表示できます。プロキシ サービスとは、WebLogic Server 上にローカルに実装される Web サービスの AquaLogic Service Bus 定義です。詳細については、「プロキシ サービスの概要」を参照してください。

プロキシ サービスを表示および検索するには

  1. 左側のナビゲーション ペインで、[リソース ブラウザ] の下にある [プロキシ サービス] を選択します。[プロキシ サービスの概要] ページが表示されます。プロキシ サービスごとに、以下の情報が表示されます。各プロパティの詳細については、「プロキシ サービスの表示と変更」を参照してください。
  2. 表 14-12 [プロキシ サービスの概要] ページ

    プロパティ

    説明

    名前

    ユニークなプロキシ サービス名。詳細の表示ページにリンクされている。詳細については、「プロキシ サービスの表示と変更」を参照。

    パス

    プロジェクト名と、プロキシ サービスが格納されているフォルダの名前。このリソースが格納されているプロジェクトまたはフォルダにリンクされている。詳細については、「プロジェクトの詳細の表示」または「フォルダの詳細の表示」を参照。

    オプション

    [オプション] カラムに以下のアイコンが表示される。

    • [モニタの管理] アイコン。特定のサービスに関するアラートを確認できるモニタの管理ページにリンクされている。詳細については、「アラート ルールの表示と検索」を参照。

    AquaLogic Service Bus の他のリソースによって参照されているリソースは削除できない。このようなリソースの場合は、[削除] アイコンではなく、赤い X 印の付いた削除アイコンが表示される。


     
  3. 特定のプロキシ サービスを検索するには、以下のいずれか 1 つを実行します。
    • プロキシ サービス名でフィルタする。[名前] フィールドと [パス] フィールドに、検索対象の名前とパスを入力してから、[検索] をクリックします。このパスは、プロジェクト名、およびプロキシ サービスが格納されるフォルダの名前であり、検索条件と一致するサービスが表示されます。
    • リストを再ソートする。ソート可能なカラムには昇順および降順の矢印ボタンが表示されます (この場合は [名前] カラムと [パス] カラム)。このボタンをクリックしてソート順を変更します。
    • ページをスクロールする。右下隅のコントロールを使用します。ページを移動するには、ページ番号を選択するか、次のページ、前のページ、最初のページ、または最後のページに移動する矢印ボタンを使用します。
    • 注意 : [すべて表示] をクリックすると、すべてのプロキシ サービスが表示されます。

関連トピック

プロキシ サービスの追加

メッセージ フローの表示と変更

 


プロキシ サービスの表示と変更

[詳細の表示] ページでは、個々のプロキシ サービスの詳細を表示および編集できます。詳細については、「プロキシ サービスの概要」を参照してください。

プロキシ サービスの詳細を表示および編集するには

  1. 対象のプロキシ サービスを検索します。詳細については、「プロキシ サービスの表示と検索」を参照してください。
  2. プロキシ サービス名をクリックします。
  3. [詳細の表示] ページに以下の情報が表示されます。

    表 14-13 [詳細の表示] ページ

    プロパティ

    説明

    リソース名

    このプロキシ サービスの名前。

    参照先

    このプロキシ サービスが参照するオブジェクトの数。該当する参照がある場合は、リンクをクリックするとオブジェクトのリストが表示される。詳細については、「参照の表示」を参照。

    参照元

    このプロキシ サービスを参照するオブジェクトの数。該当する参照がある場合は、リンクをクリックするとオブジェクトのリストが表示される。詳細については、「参照の表示」を参照。

    説明

    このプロキシ サービスの説明 (説明が存在する場合)。


     

    詳細の表示ページに以下の全般的なコンフィグレーション情報が表示されます。

    表 14-14 全般的なコンフィグレーション情報

    プロパティ

    説明

    サービスの種類

    サービスの種類。

    プロキシ サービス プロバイダ

    このプロキシ サービス プロバイダの名前。


     

    このプロキシ サービスのサービスの種類がメッセージング サービスの場合は、以下のメッセージの種類のコンフィグレーション情報が表示されます。

    表 14-15 メッセージの種類のコンフィグレーション情報

    プロパティ

    説明

    要求メッセージの種類

    [バイナリ]、[テキスト]、[MFL]、または [XML] で示される要求メッセージのメッセージの種類。

    応答メッセージの種類

    [なし]、[バイナリ]、[テキスト]、[MFL]、または [XML] で示される応答メッセージのメッセージの種類。


     

    このページには以下の転送コンフィグレーション情報が表示されます。

    表 14-16 転送コンフィグレーション情報

    プロパティ

    説明

    プロトコル

    転送プロトコル。

    エンドポイント URI

    エンドポイントの URI。

    すべてのヘッダを取得

    転送からすべてのヘッダ、定義に該当するヘッダのどちらを取り出すか。


     

    転送プロトコルが電子メールの場合は、以下の電子メール転送コンフィグレーション情報が表示されます。

    表 14-17 電子メール転送コンフィグレーション情報

    プロパティ

    説明

    電子メール プロトコル

    この電子メール アカウントのサーバの種類。

    • [pop3]

    • [imap]

    サービス アカウント

    このメール サーバのサービス アカウント。

    ポーリング間隔

    秒数で示されたポーリング間隔。

    読み込み制限

    ポーリング スイープあたりの読み込みメッセージ最大数。無制限の場合は「0」を指定する。

    参照として渡す

    ファイルをアーカイブ ディレクトリにステージングして、ヘッダに参照として渡すかどうか。

    読み込み後のアクション

    メッセージの読み込み後に、アーカイブ化、削除、移動のどの動作を実行するか。

    • [アーカイブ] - メッセージがアーカイブ化される。

    • [削除] - メッセージが削除される。

    • [移動] - メッセージが移動される。

    注意 : [移動] は、IMAP プロトコルでのみ使用可能。

    添付ファイル

    添付ファイルをアーカイブ化するか、無視するか。

    • [アーカイブ] - 添付ファイルがアーカイブ ディレクトリに保存される。

    • [無視] - 添付ファイルが無視される。

    IMAP 移動先フォルダ

    [読み込み後のアクション] フィールドで [移動] を選択した場合に使用されるメッセージの移動先フォルダ。

    ダウンロード ディレクトリ

    電子メールのダウンロードに使用される一時的な保存先。

    アーカイブ ディレクトリ

    [読み込み後のアクション] フィールドで [アーカイブ] を選択した場合に使用されるメッセージのアーカイブ場所へのパス。[アーカイブ ディレクトリ] フィールドは、[参照として渡す] フィールドを選択した場合も必須。

    エラー ディレクトリ

    問題が生じた場合にメッセージと添付ファイルが書き込まれるファイル システム ディレクトリへのパス。

    要求エンコーディング

    電子メール転送の要求用文字セット エンコーディングが表示される。デフォルト値は iso-8859-1


     

    転送プロトコルがファイルの場合は、以下のファイル転送コンフィグレーション情報が表示されます。

    表 14-18 ファイル転送コンフィグレーション情報

    プロパティ

    説明

    File Mask

    選択されるファイルに適用される正規表現。

    Polling Interval

    秒数で示されたポーリング間隔。

    Encoding

    ファイルがテキスト ファイルの場合、ファイルのエンコーディング。

    Read Limit

    ポーリング スイープあたりの読み込みメッセージの最大数。無制限の場合は「0を指定する。

    Sort by Arrival

    イベントの配信を受信の順序にするかどうか。

    Scan Subdirectories

    すべてのディレクトリを再帰的にスキャンするかどうか。

    Pass By Reference

    ファイルをアーカイブ ディレクトリにステージングして、ヘッダに参照として渡すかどうか。

    Post Read Action

    メッセージの読み込み後に、アーカイブ化または削除するかどうか。

    • [archive] - メッセージがアーカイブ化される。

    • [delete] - メッセージが削除される。

    Stage Directory

    ファイルの処理中に一時的にファイルをステージングする中間ディレクトリ。

    Error Directory

    問題が生じた場合にメッセージと添付ファイルが書き込まれるファイル システム ディレクトリへのパス。

    Archive Directory

    [Post Read Action] フィールドで [archive] を選択した場合に使用されるメッセージのアーカイブ場所へのパス。[Archive Directory] フィールドは、[Pass By Reference] フィールドを選択した場合も必須。

    Request encoding

    JMS 転送の要求用文字セット エンコーディングが表示される。デフォルト値は utf-8


     

    転送プロトコルが FTP の場合は、以下の FTP 転送コンフィグレーション情報が表示されます。

    表 14-19 FTP 転送コンフィグレーション情報

    プロパティ

    説明

    メール ID / サービス アカウント

    匿名ユーザのメール ID または外部的にコンフィグレーションされたユーザのサービス アカウント。

    タイムアウト

    秒数で示されたソケット タイムアウト。

    ファイル マスク

    選択されるファイルに適用される正規表現。

    ダウンロード ディレクトリ

    FTP ファイルのダウンロードに使用される一時的な保存場所。

    サブディレクトリのスキャン

    すべてのディレクトリを再帰的にスキャンするかどうか。

    参照として渡す

    ファイルをアーカイブ ディレクトリにステージングして、ヘッダに参照として渡すかどうか。

    読み込み後のアクション

    メッセージの読み込み後に、アーカイブ化または削除するかどうか。

    • [アーカイブ] - メッセージがアーカイブ化される。

    • [削除] - メッセージが削除される。

    アーカイブ ディレクトリ

    [読み込み後のアクション] フィールドで [アーカイブ] を選択した場合に使用されるメッセージのアーカイブ場所へのパス。[アーカイブ ディレクトリ] フィールドは、[参照として渡す] フィールドを選択した場合も必須。

    エラー ディレクトリ

    問題が生じた場合にメッセージと添付ファイルが書き込まれるファイル システム ディレクトリへのパス。

    再試行回数

    FTP 接続に失敗したときに再試行する回数。

    ポーリング間隔

    秒数で示されたポーリング間隔。

    読み込み制限

    ポーリング スイープあたりの読み込みメッセージの最大数。無制限の場合は「0を指定する。

    到着順にソート

    イベントの配信を受信の順序にするかどうか。

    転送モード

    転送モード : [Binary] または [ASCII]。

    要求エンコーディング

    JMS 転送の要求用文字セット エンコーディングが表示される。デフォルト値は utf-8


     

    転送プロトコルが HTTP の場合は、以下の HTTP 転送コンフィグレーション情報が表示されます。

    表 14-20 HTTP 転送コンフィグレーション情報

    プロパティ

    説明

    基本認証が必要

    基本認証が必要かどうか (必要な場合は [有効] が表示される)。

    要求エンコーディング

    HTTP 転送の要求用文字セット エンコーディングが表示される。デフォルト値は iso-8859-1

    応答エンコーディング

    HTTP 転送の応答用文字セット エンコーディングが表示される。デフォルト値は iso-8859-1


     

    転送プロトコルが HTTPS の場合は、以下の HTTPS 転送コンフィグレーション情報が表示されます。

    表 14-21 HTTPS 転送コンフィグレーション情報

    プロパティ

    説明

    クライアント認証

    クライアント認証方式 : [なし]、[基本]、または [クライアント証明書]。

    要求エンコーディング

    HTTPS 転送の要求用文字セット エンコーディングが表示される。デフォルト値は iso-8859-1

    応答エンコーディング

    HTTPS 転送の応答用文字セット エンコーディングが表示される。デフォルト値は iso-8859-1


     

    転送プロトコルが JMS の場合は、以下の JMS 転送コンフィグレーション情報が表示されます。

    表 14-22 JMS 転送コンフィグレーション情報

    プロパティ

    説明

    送り先の種類

    送り先の種類 : [キュー] または [トピック]。

    SSL を使用

    要求を TSL/SSL 接続で行うかどうか。

    応答が必要

    メッセージの送信後に応答を受け取るかどうか。

    要求エンコーディング

    JMS 転送の要求用文字セット エンコーディングが表示される。デフォルト値は utf-8

    応答 URI

    jms://host:port/factoryJndiName/destJndiName の形式で記載された応答 URI。

    複数のサーバを送り先にするには、次の URI 形式を使用する。
    jms://host1:port,host2:port/QueueConnectionFactory/DestName

    JMS サービス アカウント

    JMS サーバ接続に使用するサービス アカウント。


     

    このページには以下の操作選択コンフィグレーション情報が表示されます。

    表 14-23 操作選択コンフィグレーション情報

    プロパティ

    説明

    選択アルゴリズム

    このプロキシ サービスに呼び出される操作を決定する選択アルゴリズム。

    ヘッダ名

    このプロキシ サービスについて [選択アルゴリズム] フィールドで [転送ヘッダ] を選択している場合、このフィールドには、呼び出される操作を選択するキーとして使用される値を抽出する転送ヘッダが表示される。

    XPath 式

    このプロキシ サービスについて [選択アルゴリズム] フィールドで [SOAP ヘッダ] を選択している場合、呼び出される操作を選択するキーとして使用される値を抽出する XPath 式がこのフィールドに表示される。

    操作のマッピング

    このプロキシ サービスについて [選択アルゴリズム] フィールドで [転送ヘッダ]、[WS-Addressing]、または [SOAP ヘッダ] を選択している場合、各操作の値がこのフィールドに表示される。この値が操作のキーとして使用される。


     
  4. セッションの作成または編集をまだ行っていない場合は、左側のナビゲーション ペインで、[Change Center] の下にある [作成] をクリックして新しいセッションを作成するか、[編集] をクリックして既存のセッションに入り、現在のコンフィグレーションを変更します。詳細については、「Change Center の使用」を参照してください。
  5. 対象のページの [編集] をクリックして、各コンフィグレーション ページのフィールドに変更を加えます。各ページとフィールドの詳細については、「プロキシ サービスの追加」を参照してください。
  6. 注意 : [サービス名] および [サービスの種類] フィールドは変更できません。

  7. 以下のいずれか 1 つを実行します。
    • [戻る] をクリックして、前のページに戻る。
    • [完了] をクリックして、プロキシ サービスを更新する。プロキシ サービスが更新されます。
    • [プロキシ サービスの概要] ページが表示されます。

    • [取り消し] をクリックして変更を取り消し、[プロキシ サービスの概要] ページに戻る。

注意 : プロキシ サービスは現在のセッション内で更新されます。コンフィグレーションに対する変更が完了したら、左側のナビゲーション ペインで、[Change Center] の下にある [アクティブ化] をクリックします。セッションが終了し、コア コンフィグレーションが更新されます。また、セッション中はいつでも [破棄] をクリックすることができ、現在のセッションでこれまでに加えた変更を取り消すことができます。

関連トピック

プロキシ サービスの追加

メッセージ フローの表示と変更

プロキシ サービスの削除

 


プロキシ サービスの削除

[プロキシ サービスの概要] ページでは、プロキシ サービスを削除できます。詳細については、「プロキシ サービスの概要」を参照してください。

注意 : AquaLogic Service Bus の他のリソースによって参照されているリソースは削除できません。このようなリソースには、[削除] アイコンの代わりに赤い X が付いた削除アイコンが表示されます。

注意 : AquaLogic Service Bus からプロキシ サービスを削除する前に、そのプロキシ サービスに関連付けられたすべてのサービス レベルのアクセス制御ポリシーと転送レベルのアクセス制御ポリシーを削除する必要があります。

プロキシ サービスを削除するには

  1. まだセッションを作成していない場合は、左側のナビゲーション ペインで、[Change Center] の下にある [作成] をクリックして、現在のコンフィグレーションに変更を加えるための新しいセッションを作成します。詳細については、「Change Center の使用」を参照してください。
  2. 左側のナビゲーション ペインで、[リソース ブラウザ] の下にある [プロキシ サービス] を選択します。[プロキシ サービスの概要] ページが表示されます。
  3. 削除するプロキシ サービスの [オプション] フィールドにある [削除] アイコンをクリックします。
  4. そのプロキシ サービスがリストから削除されます。

    注意 : 必要であれば、このリソースの削除を取り消すことができます。詳細については、「タスクの取り消し」を参照してください。

    プロキシ サービスは現在のセッション内で削除されます。コンフィグレーションに対する変更が完了したら、左側のナビゲーション ペインで、[Change Center] の下にある [アクティブ化] をクリックします。セッションが終了し、コア コンフィグレーションが更新されます。また、セッション中はいつでも [破棄] をクリックすることができ、現在のセッションでこれまでに加えた変更を取り消すことができます。

関連トピック

プロキシ サービスの追加

プロキシ サービスの表示と変更

メッセージ フローの表示と変更

 


メッセージ フローの概要

メッセージ フローは、プロキシ サービスの実装を定義します。メッセージ フローには、パイプライン ペア、および開始ノード、ルート ノード、エコー ノード、ブランチ ノードを入れることができます。メッセージ フローの実装方法については、「メッセージ フローの表示と変更」を参照してください。

この節の内容は以下のとおりです。

パイプライン

パイプラインとは、分岐のない一方向の処理の流れを表す名前付きのステージ シーケンスです。

パイプラインは以下の 3 種類です。

表 14-24 パイプラインのカテゴリ

パイプラインのカテゴリ

説明

要求

要求パイプラインは、メッセージ フローの要求パスの処理に使用される。

応答

応答パイプラインは、メッセージ フローの応答パスの処理に使用される。

エラー

エラー パイプラインはエラー ハンドラとして使用される。


 

要求パスと応答パスを作成するには、要求パイプラインと応答パイプラインをペアにして、単一ルートのツリー構造に整理します。ブランチ ノードを使用すると、これらのパイプライン ペアを条件付きで実行して、ブランチ末尾のルート ノードで要求と応答のディスパッチを実行できます。ツリー構造になっているため、メッセージ フローの動作概要が明瞭になり、ルート アクションとブランチ条件の両方を、パイプライン ステージの奥深くに埋め込むのではなく、全体的な設計の明確な一部とすることができます。

メッセージ フロー ツリーは、以下の 3 つの最上位コンポーネント インスタンスを連鎖させた構造になっています。

表 14-25 パイプラインのカテゴリ

パイプラインのカテゴリ

説明

パイプライン ペア ノード

パイプライン ペア ノードは、1 つの要求パイプラインと 1 つの応答パイプラインを 1 つの最上位要素に結び付けたものである。メッセージ フロー ツリーでは、1 つのパイプライン ペア ノードに対して設定できる直接の子孫は 1 つだけである。要求処理中にパイプライン ペア ノードに達すると、要求パイプラインだけが実行される。応答処理のためにパスを逆に辿るときは、応答パイプラインだけが実行される。

パイプライン ペア ノードの追加方法については、「パイプライン ペア ノードの追加」を参照。

ブランチ ノード

ブランチ ノードを使用すると、可能ないくつかのパスのうちの 1 つに限定して処理を進ませることができる。ブランチ処理は、単純でありながらユニークな文字列値のタグが付いたブランチをまとめた簡単なルックアップ テーブルを基準に行われる。メッセージ コンテキストの変数をそのノードのルックアップ変数として指定し、この値を使用してどのブランチに進むかが判断される。ルックアップ変数に一致するブランチがない場合は、常に存在するデフォルトのブランチに進む。ルックアップ変数の値は、ブランチ ノードに到達する前に設定する必要がある。このアプローチにより、そのブランチ ノード自体の中での例外の発生を防ぐことができる。ブランチ ノードでは、メッセージ フロー ツリー内にいくつかの子孫を持つことができる (デフォルトのブランチを含め各ブランチに 1 つずつ)。

ブランチ ノードの追加方法については、「条件付きブランチ ノードの追加」を参照。

ルート ノード

ルート ノードは他のサービスとの要求/応答通信に使用される。ルート ノードはプロキシに関する要求処理と応答処理の境界を表す。ルート ノードが要求メッセージをディスパッチすると、要求処理が終了したと見なされる。ルート ノードが応答メッセージを受信したときに、応答処理が始まる。ルート ノード自体が、条件付きルーティング、発信トランスフォーメーション、および応答トランスフォーメーションに対応している。

条件は、ルート ノード内に配置することも、メッセージ フロー ツリーのブランチ ノードに配置することもできるため、メッセージ フロー ツリー構造の一部として呼び出す必要があるほどその条件が重要かどうかに応じて配置先を決定できる。

ルート ノードは要求処理と応答処理の境界を表すので、メッセージ フロー ツリー内に子孫を持つことはできない。

ルート ノードの追加方法については、「ルート ノードの追加」を参照。

エコー ノード

エコー ノードとは、要求パイプラインの最後から要求パイプラインの先頭にメッセージをルーティング (エコー) するノードである。つまり、メッセージは、プロキシ サービスから別のサービスへルーティングされずに、プロキシ サービス内部に残る。


 

メッセージの実行

次の表はメッセージの流れをまとめたものです。

表 14-26 メッセージの流れ

ノード

メッセージに対する処理

要求処理

要求処理はメッセージ フロー ツリーのルートで開始される。

パイプライン ペア

要求パイプラインだけが実行される。

ブランチ

ルックアップ テーブルを評価して関連するブランチに進む。

ルート

発信/応答トランスフォーメーションとルーティングが実行される。

注意 : ルート ノードでは、ルーティングが実行されたかどうかに関係なく、要求処理から応答処理に変更される。応答を受信すると、要求時に使用されていたパスを逆に辿る。ルート ノードなしで要求パスが終了する場合にも同じ操作が行われる。つまり、応答を待たずに、応答処理が開始され、ツリーへと戻る。

応答処理

「ルート」を参照。

パイプライン ペア

応答パイプラインが実行される。

ブランチ

ブランチの前の要素に進む。

ツリーのルート

クライアントに応答を送信して戻す。


 

メッセージ フロー ツリーの構築

メッセージ フロー ツリーのルートには、任意の要素を配置できます。最も単純なメッセージ フロー設計の 1 つに、ツリー最上位にルート ノードを置いて、ツリー全体を表す方法があります。任意の 2 つの要素を連鎖できます。たとえば、間にブランチ ノードを置かずに、2 つのパイプライン ペア ノードを連鎖させることもできます。ブランチの構成に関しては、各ブランチを別々の要素で開始することができます。たとえば、1 つのブランチが直ちにルート ノードで終了し、もう 1 つのブランチにはパイプライン ペアが続き、さらにもう 1 つのブランチには子孫が何もないようにできます。この最後の例のように子孫のないブランチは、選択されると、すぐに応答処理が開始されます。ただし、一般的には、メッセージ フロー ツリーの多くは次の 2 つの形式で使用されます。まず、非オペレーション サービスの場合のツリーは、ルートに単一のパイプライン ペアがあり、それにルート ノードが続く形式が一般的です。また、オペレーション サービスの場合のツリーは、同じくルートに単一のパイプライン ペアがあり、処理に基づくブランチ ノードがそれに続く形式で、さらに各ブランチにはパイプライン ペアが 1 つあり、その後にルート ノードが続くのが一般的です。

オペレーション ブランチ

通常、メッセージ フローは WSDL ベースのサービスで使用されるため、処理固有の処理が必要なことがよくあります。AquaLogic Service Bus では、処理に基づくブランチ ノードを手動でコンフィグレーションする必要はなく、操作に基づいて自動的にブランチ処理を行うコンフィグレーション不要のブランチ ノードが用意されています。ブランチは、サービスで定義された各処理について作成されます。ブランチ変数は $operation です。

オペレーション ブランチ ノードの追加方法については、「オペレーション ブランチ ノードの追加」を参照してください。

関連トピック

プロキシ サービスの追加

プロキシ サービスの表示と検索

プロキシ サービスの表示と変更

ステージの追加

アクションの追加

ルート ノード アクションの追加

 


メッセージ フローの表示と変更

[メッセージ フローの編集] ページでは、特定のプロキシ サービスに関するメッセージ フローを表示したり変更したりできます。メッセージ フローの詳細については、「メッセージ フローの概要」を参照してください。プロキシ サービスの詳細については、「プロキシ サービスの概要」を参照してください。

メッセージ フローを表示および変更するには

  1. まだセッションを作成していない場合は、左側のナビゲーション ペインで、[Change Center] の下にある [作成] をクリックして、現在のコンフィグレーションに変更を加えるための新しいセッションを作成します。詳細については、「Change Center の使用」を参照してください。
  2. 左側のナビゲーション ペインで、[リソース ブラウザ] の下にある [プロキシ サービス] を選択します。[プロキシ サービスの概要] ページが表示されます。
  3. または、[プロジェクト エクスプローラ] の下でプロジェクトまたはフォルダを選択して、プロジェクトまたはフォルダのリソース リストを表示することもできます。

  4. [プロキシ サービスの概要] ページで、対象プロキシ サービスの [メッセージ フローの編集] アイコンをクリックします。
  5. プロジェクトまたはフォルダを選択した場合は、リソースのリストで該当するプロキシ サービスの [メッセージ フローの編集] アイコンをクリックします。

    [メッセージ フローの編集] ページが表示されます。このページには以下の機能があります。

    • プロキシ サービスの開始ノードを示すアイコン。このアイコンをクリックして、パイプライン ペア ノード、ルート ノード、条件付きブランチ、オペレーション ブランチ、およびサービスのエラー処理を追加できます。
    • プロキシ サービスのエコー ノード (終了ノード) を示すアイコン。このノードはルート ノードに変換できます。
    • メッセージ フロー内の各種オブジェクトに関連付けられたページにリンクされている、左側のナビゲーション ペインのメッセージ フローのマップ。オブジェクト名をクリックすると、そのオブジェクトに関連付けられたページが表示されます。オブジェクトを追加すると、左側のナビゲーション ペインのメッセージ フロー マップに適切なリンクが追加されます。このプロキシ サービスに関するメッセージ フローをまだ作成していない場合は、メッセージ フローに [メッセージ フローの編集] ページへのリンクだけが表示されます。
  6. 以下のいずれか 1 つを実行します。
  7. 表 14-27 [メッセージ フローの編集] ページ

    処理

    手順

    パイプライン ペア ノードの追加

    開始ノード アイコンをクリックし、[パイプライン ペアの追加] をクリックする。詳細については、「パイプライン ペア ノードの追加」を参照。

    ルート ノードの追加

    開始ノード アイコンをクリックし、[ルート ノードの追加] をクリックする。詳細については、「ルート ノードの追加」を参照。

    条件付きブランチ ノードの追加

    開始ノード アイコンをクリックし、[条件付きブランチ ノードの追加] をクリックする。詳細については、「条件付きブランチ ノードの追加」を参照。

    オペレーション ブランチ ノードの追加

    開始ノード アイコンをクリックし、[オペレーション ブランチ ノードの追加] をクリックする。詳細については、「オペレーション ブランチ ノードの追加」を参照。

    このプロキシ サービスへのエラー処理の追加

    開始ノード アイコンをクリックし、[サービス エラー ハンドラの追加] をクリックする。詳細については、「プロキシ サービスへのエラー処理の追加」を参照。

    エコー ノードからルート ノードへの変換

    [エコー ノード] アイコンをクリックし、[ルート ノードに変換] をクリックする。詳細については、「ルート ノードの追加」を参照。

    更新した内容を保存して [プロキシ サービスの概要] ページに戻る

    [保存] をクリックする。

    変更を取り消して [プロキシ サービスの概要] ページに戻る

    [取り消し] をクリックする。

    [メッセージ フローの編集] ページを開いたまま変更をクリアする

    [クリア] をクリックする。


     

注意 : [保存] をクリックすると、メッセージ フローは現在のセッション内で更新されます。コンフィグレーションに対する変更が完了したら、左側のナビゲーション ペインで、[Change Center] の下にある [アクティブ化] をクリックします。セッションが終了し、コア コンフィグレーションが更新されます。また、セッション中はいつでも [破棄] をクリックすることができ、現在のセッションでこれまでに加えた変更を取り消すことができます。

関連トピック

プロキシ サービスの追加

プロキシ サービスの表示と検索

プロキシ サービスの表示と変更

プロキシ サービスの削除

ステージの追加

アクションの追加

ルート ノード アクションの追加

 


パイプライン ペア ノードの追加

[メッセージ フローの編集] ページでは、パイプライン ペア ノードを追加できます。パイプライン ペア ノードは要求パイプラインと応答パイプラインから成ります。メッセージ フローには、パイプライン ペア ノード (プロキシ サービス、またはサービスの処理用の要求パイプラインと応答パイプライン) と、ステージ、パイプライン、およびプロキシ サービスに対して定義できるエラー ハンドラをゼロ個以上入れることができます。パイプラインには、1 つまたは複数のステージを入れることができ、ステージにはアクションを入れることができます。詳細については、「メッセージ フローの概要」を参照してください。

パイプライン ペア ノードを追加するには

  1. まだセッションを作成していない場合は、左側のナビゲーション ペインで、[Change Center] の下にある [作成] をクリックして、現在のコンフィグレーションに変更を加えるための新しいセッションを作成します。詳細については、「Change Center の使用」を参照してください。
  2. [プロキシ サービスの概要] ページの [リソース ブラウザ] で、対象プロキシ サービスの [メッセージ フローの編集] アイコンをクリックします。または、[プロジェクト エクスプローラ] モジュールを使用している場合は、選択したプロジェクトまたはフォルダのリソースのリストで該当するプロキシ サービスの [メッセージ フローの編集] アイコンをクリックします。

    選択したプロキシ サービスの [メッセージ フローの編集] ページが表示されます。このページには以下の機能があります。

    • プロキシ サービスの開始ノードを示すアイコン。このアイコンをクリックして、パイプライン ペア ノード、ルート ノード、条件付きブランチ、オペレーション ブランチ、およびサービスのエラー処理を追加できます。
    • プロキシ サービスのエコー ノード (終了ノード) を示すアイコン。このノードはルート ノードに変換できます。
    • メッセージ フロー内の各種オブジェクトに関連付けられたページにリンクされている、左側のナビゲーション ペインのメッセージ フローのマップ。
  3. 開始ノード アイコンをクリックし、[パイプライン ペアの追加] をクリックします。
  4. パイプライン ペア ノード アイコン、[名前] フィールド、および [説明] フィールドが表示されます。

  5. [名前] フィールドにパイプライン ペア ノード名を入力します。
  6. [説明] フィールドにパイプライン ペア ノードの説明を入力します。
  7. 以下のいずれか 1 つを実行します。
    • [保存] をクリックして、パイプライン ペア ノードを保存する。
    • [メッセージ フローの編集] ページに、パイプライン ペア ノード アイコンとそのパイプライン ペア ノードに割り当てられた名前が表示されます。

    • [取り消し] をクリックして変更を取り消し、[プロキシ サービスの概要] ページに戻る。
  8. パイプライン ペア ノードを保存したら、以下のいずれか 1 つを実行します。
  9. 表 14-28 パイプライン ペア ノード

    処理

    手順

    パイプラインへのステージの追加

    適切な要求パイプラインまたは応答パイプラインをクリックし、[ステージの追加] をクリックする。詳細については、「ステージの追加」を参照。

    パイプラインへのアクションの追加

    ステージをすでに作成している場合は、対象のパイプラインのステージ アイコンをクリックし、[編集ステージ] をクリックする。詳細については、「アクションの追加」を参照。

    別のパイプライン ペア ノードの追加

    作成したパイプライン ペアのパイプライン ペア ノード アイコンをクリックし、[追加パイプライン ペアの追加] をクリックする。

    または、開始ノード アイコンをもう一度クリックして、[パイプライン ペアの追加] をクリックする。

    ルート ノードの追加

    作成したパイプライン ペアのパイプライン ペア ノード アイコンをクリックし、[追加ルート ノードの追加] をクリックする。詳細については、「ルート ノードの追加」を参照。

    条件付きブランチ ノードの追加

    作成したパイプライン ペアのパイプライン ペア ノード アイコンをクリックし、[追加条件付きブランチ ノードの追加] をクリックする。詳細については、「条件付きブランチ ノードの追加」を参照。

    このプロキシ サービスへのエラー処理の追加

    開始ノード アイコンをクリックし、[サービス エラー ハンドラの追加] をクリックする。詳細については、「プロキシ サービスへのエラー処理の追加」を参照。

    エコー ノードからルート ノードへの変換

    [エコー ノード] アイコンをクリックし、[ルート ノードに変換] をクリックする。詳細については、「ルート ノードの追加」を参照。

    パイプライン ペア ノード名と説明の編集

    作成したパイプライン ペアのパイプライン ペア ノード アイコンをクリックし、[編集名前と説明] をクリックする。

    注意 : パイプライン名またはルート ノード名を変更すると、パイプライン数がゼロにリセットされるため、[モニタ] モジュールのダッシュボード ページに表示されるメッセージ数が他のコンポーネントのメッセージ数と相関しなくなる場合がある。これは、AquaLogic Service Bus では、いったん削除して再作成するアクションとして名前の変更を処理しているためである。サービスのモニタ間隔と同じ時間が経過すると、メッセージ数は再び相関するようになる。

    パイプライン ペア ノードの削除

    作成したパイプライン ペアのパイプライン ペア ノード アイコンをクリックし、[削除] をクリックする。

    更新した内容を保存して [プロキシ サービスの概要] ページに戻る

    [保存] をクリックする。

    変更を取り消して [プロキシ サービスの概要] ページに戻る

    [取り消し] をクリックする。

    [メッセージ フローの編集] ページを開いたまま変更をクリアする

    [クリア] をクリックする。


     

注意 : [保存] をクリックすると、メッセージ フローは現在のセッション内で更新されます。コンフィグレーションに対する変更が完了したら、左側のナビゲーション ペインで、[Change Center] の下にある [アクティブ化] をクリックします。セッションが終了し、コア コンフィグレーションが更新されます。また、セッション中はいつでも [破棄] をクリックすることができ、現在のセッションでこれまでに加えた変更を取り消すことができます。

関連トピック

プロキシ サービスの概要

プロキシ サービスの追加

プロキシ サービスの表示と検索

プロキシ サービスの表示と変更

メッセージ フローの表示と変更

 


条件付きブランチ ノードの追加

[メッセージ フローの編集] ページでは、条件付きブランチ ノードを追加できます。ブランチ ノードを使用すると、可能ないくつかのパスのうちの 1 つに限定して処理を進ませることができます。詳細については、「メッセージ フローの概要」を参照してください。

条件付きブランチ ノードを追加するには

  1. まだセッションを作成していない場合は、左側のナビゲーション ペインで、[Change Center] の下にある [作成] をクリックして、現在のコンフィグレーションに変更を加えるための新しいセッションを作成します。詳細については、「Change Center の使用」を参照してください。
  2. [プロキシ サービスの概要] ページで、対象プロキシ サービスの [メッセージ フローの編集] アイコンをクリックします。または、[プロジェクト エクスプローラ] モジュールを使用している場合は、選択したプロジェクトまたはフォルダのリソースのリストで該当するプロキシ サービスの [メッセージ フローの編集] アイコンをクリックします。
  3. 選択したプロキシ サービスの [メッセージ フローの編集] ページが表示されます。このページには以下の機能があります。

    • プロキシ サービスの開始ノードを示すアイコン。このアイコンをクリックして、パイプライン ペア ノード、ルート ノード、条件付きブランチ、オペレーション ブランチ、およびサービスのエラー処理を追加できます。
    • プロキシ サービスのエコー ノード (終了ノード) を示すアイコン。このノードはルート ノードに変換できます。
    • メッセージ フロー内の各種オブジェクトに関連付けられたページにリンクされている、左側のナビゲーション ペインのメッセージ フローのマップ。
    • パイプライン ペア ノードやサービス エラー ハンドラのアイコン (追加している場合)。
  4. 開始ノード アイコンをクリックし、[条件付きブランチ ノードの追加] を選択します。または、既存のパイプライン ペアのパイプライン ペア ノード アイコンをクリックし、[追加条件付きブランチ ノードの追加] をクリックします。
  5. 条件付きブランチ ノード アイコン、[名前] フィールド、および [説明] フィールドが表示されます。

  6. [名前] フィールドにブランチ ノード名を入力します。
  7. [説明] フィールドにブランチ ノードの説明を入力します。
  8. 以下のいずれか 1 つを実行します。
    • [保存] をクリックして、ブランチ ノードを保存する。
    • 条件付きブランチ ノード アイコンとそのブランチ ノードに割り当てた名前が表示されます。

    • [取り消し] をクリックして、変更を取り消す。
  9. ブランチの定義を追加するために、対象のブランチ ノードを選択し、[編集ブランチ ノード] をクリックします。[ブランチ ノードの編集] ページが表示されます。
  10. [ブランチ定義] パネルで、以下を実行します。
    1. [選択したパス] フィールドで [編集] をクリックして、XPath 式を追加します。詳細については、「XPath 式の編集」を参照してください。
    2. [変数] フィールドにコンテキスト変数を入力します。
    3. [演算子] フィールドで、[=]、[!=]、[<]、[>]、[<=]、[>=] のいずれかを選択します。
    4. [] フィールドにブランチの値を入力します。
    5. [ラベル] フィールドにブランチのラベルを入力します。
  11. 以下のいずれか 1 つを実行します。
  12. 表 14-29 条件付きブランチ ノードの追加

    処理

    手順

    別のブランチ定義の追加

    [オプション] カラムのポップアップ メニューにある [新しいブランチの追加] をクリックする。

    ブランチ定義の削除

    [オプション] カラムのポップアップ メニューにある [このブランチを削除] をクリックする。

    定義リスト下方向へのブランチの移動

    [オプション] カラムのポップアップ メニューにある [ブランチを下に移動] をクリックする。

    注意 : このオプションは、複数のブランチ定義が存在する場合にのみ表示される。

    定義リスト上方向へのブランチの移動

    [オプション] カラムのポップアップ メニューにある [ブランチを上に移動] をクリックする。

    注意 : このオプションは、複数のブランチ定義が存在する場合にのみ表示される。


     
  13. 定義操作を完了したら、以下のいずれか 1 つを実行します。
    • [保存] をクリックして、ブランチを更新する。
    • [メッセージ フローの編集] ページが表示されます。

    • [取り消し] をクリックして変更を取り消し、[メッセージ フローの編集] ページに戻る。
    • [クリア] をクリックして、[ブランチ ノードの編集] ページを開いたままで、変更を取り消す。
  14. ブランチ ノードを保存したら、以下のいずれか 1 つを実行します。
  15. 表 14-30 条件付きブランチ ノードの追加

    処理

    手順

    パイプライン ペア ノードの追加

    開始ノード アイコンをクリックし、[パイプライン ペアの追加] をクリックする。詳細については、「パイプライン ペア ノードの追加」を参照。

    既存のパイプラインへのステージの追加

    対象の要求パイプラインまたは応答パイプラインをクリックして、[ステージの追加] をクリックする。詳細については、「ステージの追加」を参照。

    既存のパイプラインへのアクションの追加

    対象のパイプラインのステージ アイコンをクリックし、[編集ステージ] をクリックする。詳細については、「アクションの追加」を参照。

    このプロキシ サービスへのエラー処理の追加

    開始ノード アイコンをクリックし、[サービス エラー ハンドラの追加] をクリックする。詳細については、「プロキシ サービスへのエラー処理の追加」を参照。

    ブランチ ノード名と説明の編集

    条件付きブランチ アイコンをクリックし、[編集名前と説明] をクリックする。

    ブランチ定義の編集

    条件付きブランチ アイコンをクリックし、[編集ブランチ ノード] をクリックする。

    ブランチ ノードの削除

    条件付きブランチ アイコンをクリックし、[ブランチ ノードの削除] をクリックする。

    更新した内容を保存して [プロキシ サービスの概要] ページに戻る

    [保存] をクリックする。

    変更を取り消して [プロキシ サービスの概要] ページに戻る

    [取り消し] をクリックする。

    [メッセージ フローの編集] ページを開いたまま変更をクリアする

    [クリア] をクリックする。


     

注意 : [保存] をクリックすると、メッセージ フローは現在のセッション内で更新されます。コンフィグレーションに対する変更が完了したら、左側のナビゲーション ペインで、[Change Center] の下にある [アクティブ化] をクリックします。セッションが終了し、コア コンフィグレーションが更新されます。また、セッション中はいつでも [破棄] をクリックすることができ、現在のセッションでこれまでに加えた変更を取り消すことができます。

関連トピック

メッセージ フローの表示と変更

プロキシ サービスの概要

プロキシ サービスの追加

プロキシ サービスの表示と検索

プロキシ サービスの表示と変更

 


オペレーション ブランチ ノードの追加

[メッセージ フローの編集] ページでは、オペレーション ブランチ ノードを追加できます。

オペレーション ブランチ ノードを追加するには

  1. まだセッションを作成していない場合は、左側のナビゲーション ペインで、[Change Center] の下にある [作成] をクリックして、現在のコンフィグレーションに変更を加えるための新しいセッションを作成します。詳細については、「Change Center の使用」を参照してください。
  2. [プロキシ サービスの概要] ページで、対象プロキシ サービスの [メッセージ フローの編集] アイコンをクリックします。または、[プロジェクト エクスプローラ] モジュールを使用している場合は、選択したプロジェクトまたはフォルダのリソースのリストで該当するプロキシ サービスの [メッセージ フローの編集] アイコンをクリックします。
  3. 選択したプロキシ サービスの [メッセージ フローの編集] ページが表示されます。このページには以下の機能があります。

    • プロキシ サービスの開始ノードを示すアイコン。このアイコンをクリックして、パイプライン ペア ノード、ルート ノード、条件付きブランチ、オペレーション ブランチ、およびサービスのエラー処理を追加できます。
    • プロキシ サービスのエコー ノード (終了ノード) を示すアイコン。このノードはルート ノードに変換できます。
    • メッセージ フロー内の各種オブジェクトに関連付けられたページにリンクされている、左側のナビゲーション ペインのメッセージ フローのマップ。
    • パイプライン ペア ノードやサービス エラー ハンドラのアイコン (追加している場合)。
  4. 開始ノード アイコンをクリックし、[オペレーション ブランチ ノードの追加] を選択します。オペレーション ブランチ アイコン、[名前] フィールド、および [説明] フィールドが表示されます。
  5. [名前] フィールドにブランチ名を入力します。
  6. [説明] フィールドにブランチの説明を入力します。
  7. 以下のいずれか 1 つを実行します。
    • [保存] をクリックして、ブランチを保存する。
    • オペレーション ブランチ アイコンとそのブランチに割り当てられた名前が表示されます。

    • [取り消し] をクリックして、変更を取り消す。
  8. ブランチの定義を追加するために、対象のブランチ ノードを選択し、[編集ブランチ ノード] をクリックします。[ブランチ ノードの編集] ページが表示されます。
  9. [オペレーション ブランチ定義] パネルで、サービスの処理を選択します。
  10. 以下のいずれか 1 つを実行します。
  11. 表 14-31 オペレーション ブランチ ノードの追加

    処理

    手順

    別のブランチ定義の追加

    [オプション] カラムのポップアップ メニューにある [新しいブランチの追加] をクリックする。

    ブランチ定義の削除

    [オプション] カラムのポップアップ メニューにある [このブランチを削除] をクリックする。

    定義リスト下方向へのブランチの移動

    [オプション] カラムのポップアップ メニューにある [ブランチを下に移動] をクリックする。

    注意 : このオプションは、複数のブランチ定義が存在する場合にのみ表示される。

    定義リスト上方向へのブランチの移動

    [オプション] カラムのポップアップ メニューにある [ブランチを上に移動] をクリックする。

    注意 : このオプションは、複数のブランチ定義が存在する場合にのみ表示される。


     
  12. 定義操作を完了したら、以下のいずれか 1 つを実行します。
    • [保存] をクリックして、ブランチを更新する。
    • [メッセージ フローの編集] ページが表示されます。

    • [取り消し] をクリックして変更を取り消し、[メッセージ フローの編集] ページに戻る。
    • [クリア] をクリックして、[ブランチ ノードの編集] ページを開いたままで、変更を取り消す。
  13. ブランチ ノードを保存したら、以下のいずれか 1 つを実行します。
  14. 表 14-32 オペレーション ブランチ ノードの追加

    処理

    手順

    パイプライン ペア ノードの追加

    開始ノード アイコンをクリックし、[パイプライン ペアの追加] をクリックする。詳細については、「パイプライン ペア ノードの追加」を参照。

    既存のパイプラインへのステージの追加

    適切な要求パイプラインまたは応答パイプラインをクリックし、[ステージの追加] をクリックする。詳細については、「ステージの追加」を参照。

    既存のパイプラインへのアクションの追加

    対象のパイプラインのステージ アイコンをクリックし、[編集ステージ] をクリックする。詳細については、「アクションの追加」を参照。

    条件付きブランチ ノードの追加

    開始ノード アイコンをクリックし、[条件付きブランチ ノードの追加] をクリックする。詳細については、「条件付きブランチ ノードの追加」を参照。

    ルート ノードの追加

    開始ノード アイコンをクリックし、[ルート ノードの追加] をクリックする。詳細については、「ルート ノードの追加」を参照。

    このプロキシ サービスへのエラー処理の追加

    開始ノード アイコンをクリックし、[サービス エラー ハンドラの追加] をクリックする。詳細については、「プロキシ サービスへのエラー処理の追加」を参照。

    ブランチ ノード名と説明の編集

    オペレーション ブランチ アイコンをクリックし、[編集名前と説明] をクリックする。

    ブランチ定義の編集

    オペレーション ブランチ アイコンをクリックし、[編集ブランチ ノード] をクリックする。

    ブランチ ノードの削除

    オペレーション ブランチ アイコンをクリックし、[ブランチ ノードの削除] をクリックする。

    更新した内容を保存して [プロキシ サービスの概要] ページに戻る

    [保存] をクリックする。

    変更を取り消して [プロキシ サービスの概要] ページに戻る

    [取り消し] をクリックする。

    [メッセージ フローの編集] ページを開いたまま変更をクリアする

    [クリア] をクリックする。


     

注意 : [保存] をクリックすると、メッセージ フローは現在のセッション内で更新されます。コンフィグレーションに対する変更が完了したら、左側のナビゲーション ペインで、[Change Center] の下にある [アクティブ化] をクリックします。セッションが終了し、コア コンフィグレーションが更新されます。また、セッション中はいつでも [破棄] をクリックすることができ、現在のセッションでこれまでに加えた変更を取り消すことができます。

関連トピック

メッセージ フローの表示と変更

プロキシ サービスの概要

プロキシ サービスの追加

プロキシ サービスの表示と検索

プロキシ サービスの表示と変更

 


ステージの追加

[メッセージ フローの編集] ページでは、ステージを追加できます。ステージはアクションのコンテナです。詳細については、「メッセージ フローの概要」を参照してください。

注意 : ステージを追加する前に、パイプライン ペア ノードを作成する必要があります。詳細については、「パイプライン ペア ノードの追加」を参照してください。

ステージを追加するには

  1. まだセッションを作成していない場合は、左側のナビゲーション ペインで、[Change Center] の下にある [作成] をクリックして、現在のコンフィグレーションに変更を加えるための新しいセッションを作成します。詳細については、「Change Center の使用」を参照してください。
  2. [プロキシ サービスの概要] ページで、対象プロキシ サービスの [メッセージ フローの編集] アイコンをクリックします。または、[プロジェクト エクスプローラ] モジュールを使用している場合は、選択したプロジェクトまたはフォルダのリソースのリストで該当するプロキシ サービスの [メッセージ フローの編集] アイコンをクリックします。
  3. [メッセージ フローの編集] ページが表示されます。

  4. 既存のパイプライン ペア ノードを展開して、要求パイプラインと応答パイプラインから成るパイプライン ペアを表示します。
  5. ステージを追加するパイプラインをクリックして、[ステージの追加] をクリックします。
  6. ステージ アイコン、[名前] フィールド、および [説明] フィールドが表示されます。

  7. [名前] フィールドでステージのデフォルト名を受け入れるか、別の名前を入力します。
  8. [説明] フィールドにステージの説明を入力します。
  9. 以下のいずれか 1 つを実行します。
    • [保存] をクリックして、ステージを保存する。
    • [メッセージ フローの編集] ページに、ステージ アイコンとそのステージに割り当てた名前が表示されます。

    • [取り消し] をクリックして変更を取り消し、[メッセージ フローの編集] ページに戻る。
  10. ステージを保存したら、以下のいずれか 1 つを実行します。
  11. 表 14-33 ステージの追加

    処理

    手順

    アクションの追加

    ステージ アイコンをクリックし、[編集ステージ] をクリックする。詳細については、「アクションの追加」を参照。

    このパイプラインへのエラー処理の追加

    パイプラインをクリックし、[パイプライン エラー ハンドラの追加] をクリックする。詳細については、「パイプラインへのエラー処理の追加」を参照。

    別のパイプライン ペアの追加

    開始ノード アイコンをクリックし、[パイプライン ペアの追加] をクリックする。または、既存のパイプライン ペア ノード アイコンをクリックし、[追加パイプライン ペアの追加] をクリックする。詳細については、「パイプライン ペア ノードの追加」を参照。

    ルート ノードの追加

    パイプライン ペア ノード アイコンをクリックし、[追加ルート ノードの追加] をクリックする。詳細については、「ルート ノードの追加」を参照。

    条件付きブランチ ノードの追加

    パイプライン ペア ノード アイコンをクリックし、[追加条件付きブランチ ノードの追加] をクリックする。詳細については、「条件付きブランチ ノードの追加」を参照。

    このプロキシ サービスへのエラー処理の追加

    開始ノード アイコンをクリックし、[サービス エラー ハンドラの追加] をクリックする。詳細については、「プロキシ サービスへのエラー処理の追加」を参照。

    エコー ノードからルート ノードへの変換

    [エコー ノード] アイコンをクリックし、[ルート ノードに変換] をクリックする。詳細については、「ルート ノードの追加」を参照。

    ステージ名と説明を編集する

    ステージ アイコンをクリックし、[編集名前と説明] をクリックする。

    ステージの削除

    該当するステージ アイコンをクリックし、[削除] をクリックする。

    更新した内容を保存して [プロキシ サービスの概要] ページに戻る

    [保存] をクリックする。

    変更を取り消して [プロキシ サービスの概要] ページに戻る

    [取り消し] をクリックする。

    [メッセージ フローの編集] ページを開いたまま保存前の変更をクリアする

    [クリア] をクリックする。


     

注意 : [保存] をクリックすると、メッセージ フローは現在のセッション内で更新されます。コンフィグレーションに対する変更が完了したら、左側のナビゲーション ペインで、[Change Center] の下にある [アクティブ化] をクリックします。セッションが終了し、コア コンフィグレーションが更新されます。また、セッション中はいつでも [破棄] をクリックすることができ、現在のセッションでこれまでに加えた変更を取り消すことができます。

関連トピック

メッセージ フローの表示と変更

ステージ コンフィグレーションの詳細の表示と変更

プロキシ サービスの概要

プロキシ サービスの追加

プロキシ サービスの表示と検索

プロキシ サービスの表示と変更

 


アクションの追加

[ステージ コンフィグレーションの編集] ページでは、アクションを追加できます。アクションとは、プロキシ サービスを通過するメッセージの処理を定義するパイプライン ステージの要素です。メッセージ フローの詳細については、「メッセージ フローの概要」を参照してください。

注意 : アクションを追加する前に、パイプライン ペア ノードを作成し、ステージを追加する必要があります。詳細については、「パイプライン ペア ノードの追加」および「ステージの追加」を参照してください。

アクションを追加するには

  1. まだセッションを作成していない場合は、左側のナビゲーション ペインで、[Change Center] の下にある [作成] をクリックして、現在のコンフィグレーションに変更を加えるための新しいセッションを作成します。詳細については、「Change Center の使用」を参照してください。
  2. [プロキシ サービスの概要] ページで、対象プロキシ サービスの [メッセージ フローの編集] アイコンをクリックします。または、[プロジェクト エクスプローラ] モジュールを使用している場合は、選択したプロジェクトまたはフォルダのリソースのリストで該当するプロキシ サービスの [メッセージ フローの編集] アイコンをクリックします。
  3. [メッセージ フローの編集] ページが表示されます。

  4. 既存のパイプラインを展開して、要求パイプラインと応答パイプラインから成るパイプラインを表示します。
  5. アクションを追加する既存のステージのステージ アイコンをクリックし、[編集ステージ] をクリックします。[ステージ コンフィグレーションの編集] ページが表示されます。
  6. [アクションの追加] をクリックし、アクションの種類を選択して、アクションを追加します。次の表は、アクションの種類とコンフィグレーションの手順をまとめたものです。

注意 : アクションの使用例、設計パターン、ベスト プラクティスについては、『BEA AquaLogic Service Bus ユーザーズ ガイド』の「AquaLogic Service Bus でのメッセージ フローの作成」を参照してください。

表 14-34 アクションの追加

処理

手順

割り当て

コンテキスト変数に XQuery 式の結果を割り当てる。

    1. [アクションの追加] をクリックし、[割り当てる] を選択する。

割り当てアクションが表示される。このアクションには以下の機能がある。

[割り当てる] アイコン

XQuery 式編集用の画面に移動するための [] リンク

コンテキスト変数を入力するための [変数] フィールド

    2. [] をクリックする。[XQuery 式の編集] ページが表示される。詳細については、「XQuery 式の編集」を参照。

    3. 式を編集したら、[変数] フィールドにコンテキスト変数を入力する。コンテキスト変数の詳細については、「メッセージ コンテキスト」を参照。

    4. 次の手順に進む。

削除

コンテキスト変数または XPath 式で指定されたすべてのノードを削除する。

    1. [アクションの追加] をクリックし、[削除する] を選択する。

削除アクションが表示される。このアクションには以下の機能がある。

[削除する] アイコン

[変数] フィールドと、それに対応したラジオ ボタン

XPath 式編集用の画面に移動するための [XPath] リンク (およびそれに対応したラジオ ボタン) と、XPath 式を実行するコンテキスト変数を指定する [変数] フィールド

    2. コンテキスト変数を削除するには、このオプションに関連付けられたラジオ ボタンを選択し、[変数] フィールドにコンテキスト変数を入力する。コンテキスト変数の詳細については、「メッセージ コンテキスト」を参照。

また、XPath 式で選択されたすべてのノードを削除するには、このオプションに関連付けられたラジオ ボタンを選択し、[XPath] をクリックする。[XPath 式の編集] ページが表示される。詳細については、「XPath 式の編集」を参照。式を保存したら、[変数] フィールドにコンテキスト変数を入力する。コンテキスト変数の詳細については、「メッセージ コンテキスト」を参照。

    3. 次の手順に進む。

注意 : 削除アクションは更新アクションの 1 つ。詳細については、「更新アクション」を参照。

If... Then...

XQuery 式のブール結果に基づいて if then else アクションを実行する。

注意 : 条件アクションはネスト可能。ただし、ステージ エディタでは、ネストは 4 累積レベルまでに制限されている。5 番目のレベルを追加しようとしても、そのネスト アクションは表示されない。累積レベルには、すべてのブランチ アクション (If...Then... 条件、パブリッシュ テーブル、ルート テーブル) が含まれる。たとえば、2 レベルの条件と、ルート テーブルを含むパブリッシュ テーブルを使用して、合計 4 レベルにすることができる。ただし、別の条件を追加 (最後のパブリッシュ テーブルに対して) すると、その条件は表示されない。

    1. [アクションの追加] をクリックし、[If...Then...] を選択する。

If... Then... アクションが表示される。このアクションには以下の機能がある。

[If...Then...] アイコン

If... (<条件>) then... (条件の編集画面に移動するリンク)

[アクションの追加] オプション

    2. [条件] をクリックする。[XQuery 条件の編集] ページが表示される。詳細については、「XQuery 条件の編集」を参照。

    3. XQuery 条件を編集したら、[アクションの追加] をクリックしてから、その条件に関連付けるアクションを選択する。追加するアクションの種類の詳細については、この表で該当する手順を参照。

    4. 必要に応じて [If...Then...] アイコンをクリックして、else-if 条件または else 条件を追加し、[アクションの追加] をクリックして、これらの条件にアクションを関連付ける。

    5. 次の手順に進む。

挿入

XPath 式で選択したノードを基準に指定した位置に XQuery 式を挿入する。

    1. [アクションの追加] をクリックし、[挿入する] を選択する。

挿入アクションが表示される。このアクションには以下の機能がある。

[挿入する] アイコン

XQuery 式編集用の画面に移動するための [] リンク

相対的な位置を選択するためのドロップダウン リスト

XPath 式編集用の画面に移動するための [XPath] リンク

コンテキスト変数を入力するための [変数] フィールド

    2. [] をクリックする。[XQuery 式の編集] ページが表示される。詳細については、「XQuery 式の編集」を参照。

    3. 式を編集したら、ドロップダウン リストで相対的な位置を選択する。相対的な位置は、XPath 式の結果を基準として挿入位置を決める場合に使用する。

[の前に] - XPath 式で選択される各要素や属性の兄とする。

[の後ろに] - XPath 式で選択される各要素や属性の弟とする。

[の最初の子として] - XPath 式で指定される各要素の第 1 の子とする (XPath が属性を指定している場合はエラー)。

[の最後の子として] - XPath 式で指定される各要素の最後の子とする (XPath が属性を指定している場合はエラー)。

    4. [XPath] をクリックする。[XPath 式の編集] ページが表示される。詳細については、「XPath 式の編集」を参照。

    5. XPath 式を編集したら、[変数] フィールドにコンテキスト変数を入力する。コンテキスト変数の詳細については、「メッセージ コンテキスト」を参照。

    6. 次の手順に進む。

注意 : XQuery 式と XPath 式は両方とも要素を返す必要がある。ただし、XPath 式が要素を返さない場合、XQuery 式は属性を返す必要がある。

注意 : 挿入アクションは更新アクションの 1 つ。詳細については、「更新アクション」を参照。

ログ

メッセージのログに使用する一連の属性を定義する。

    1. [アクションの追加] をクリックし、[ログ] をクリックする。

ログ アクションが表示される。このアクションには以下の機能がある。

[ログ] アイコン

XQuery 式編集用の画面に移動するための [] リンク

このログ アクションのメモを入力するための [アノテーション] フィールド。このメモは、事前に定義された式の結果と一緒にログに記録される。

ロギング レベルを選択するための [アノテーションの重大度] ドロップダウン リスト

    2. [] をクリックする。[XQuery 式の編集] ページが表示される。コンテキスト変数の XQuery 式を通じてログに記録するメッセージ コンテキストを指定する。詳細については、「XQuery 式の編集」を参照。

    3. [アノテーション] フィールドに、このログ アクションのメモを入力する。

    4. [アノテーションの重大度] ドロップダウン リストで、以下のいずれかのレベルを選択する。

[情報]

[警告]

[エラー]

[デバッグ]

    5. 次の手順に進む。

パブリッシュ

メッセージの対象サービスを指定し、メッセージのパッケージ化の方法とサービスへの送信方法をコンフィグレーションする。

    1. [アクションの追加] をクリックし、[パブリッシュ] を選択する。

パブリッシュ アクションが表示される。このアクションには以下の機能がある。

[パブリッシュ] アイコン

サービス選択用の画面に移動するための [サービス] リンク

要求アクションを追加するためのフィールド

    2. [サービス] をクリックする。[サービス ブラウザ] が表示される。

    3. リストからサービスを選択してから、[送信] をクリックする。そのサービスがデフォルトのリンクの代わりに表示される。これがメッセージの対象サービスとなる。

    4. メッセージのパッケージ化の方法とサービスへの送信方法をコンフィグレーションするために、[要求アクション] フィールドの [アクションの追加] をクリックし、サービスに関連付けるアクションを選択する。複数のアクションを追加することも可能。追加するアクションの種類の詳細については、この表で該当する手順を参照。

    5. 必要に応じてアクションの追加を続行する。要求アクションを追加したら、次の手順に進む。

注意 : パブリッシュ アクションまたはパブリッシュ テーブル アクションの結果としてメッセージが別のサービスにパブリッシュされるときのデフォルトのサービス品質 (QoS) は、プロキシ サービス着信転送と発信パブリッシュ アクションで JMS/XA 転送を使用している場合は「best effort」になる。「best effort」では、メッセージ処理の信頼性が低く、メッセージの重複が防止されないが、パフォーマンスは最適化される。デフォルトの「best effort」サービス品質属性をオーバーライドするには、発信メッセージのコンテキスト変数 ($outbound) に qualityOfService を設定する必要がある。詳細については、「メッセージ コンテキスト スキーマ」を参照。「exactly once」の信頼性については、「ルート ノードの追加」を参照。

サービス品質の詳細については、『BEA AquaLogic Service Bus ユーザーズ ガイド』の「AquaLogic Service Bus でのメッセージ フローの作成」を参照。

注意 : 各パブリッシュ要求トランスフォーメーションでは、メッセージ コンテキストのローカル コピーが独自に保持される。詳細については、「送信するメッセージの作成」の「シナリオ例」を参照。

パブリッシュ テーブル

パブリッシュ テーブルとは、切り替え式の条件テーブルに含まれる一連のルートであり、単一の XQuery 式の結果に基づいて各種ルートを選択できる簡単な構文である。

注意 : ステージ エディタでは、ネストは 4 累積レベルまでに制限されている。5 番目のレベルを追加しようとしても、そのネスト アクションは表示されない。累積レベルには、すべてのブランチ アクション (If...Then... 条件、パブリッシュ テーブル、ルート テーブル) が含まれる。たとえば、2 レベルの条件と、ルート テーブルを含むパブリッシュ テーブルを使用して、合計 4 レベルにすることができる。ただし、別の条件を追加 (最後のパブリッシュ テーブルに対して) すると、その条件は表示されない。

メッセージの対象サービスを指定し、メッセージのパッケージ化の方法とサービスへの送信方法をコンフィグレーションする。

    1. [アクションの追加] をクリックし、[パブリッシュ テーブル] を選択する。パブリッシュ テーブル アクションが表示される。このアクションには以下の機能がある。

[パブリッシュ テーブル] アイコン、XQuery 式編集用の画面に移動するための [] リンク、新しいケースを挿入するためのひし形アイコン、比較演算子を入力するためのフィールド、値を入力するためのフィールド、サービス選択用の画面に移動するための [サービス] リンク、要求アクションを追加するためのフィールド。

    2. [] をクリックする。[XQuery 式の編集] ページが表示される。詳細については、「XQuery 式の編集」を参照。

    3. いずれかの比較演算子を選択する ([=]、[!=]、[<]、または [>])。

    4. 所定のフィールドに値を入力する。

    5. [サービス] をクリックする。[サービス ブラウザ] が表示される。

    6. リストからサービスを選択してから、[送信] をクリックする。そのサービスがデフォルトのリンクの代わりに表示される。これがメッセージの対象サービスとなる。

    7. メッセージのパッケージ化の方法とサービスへの送信方法をコンフィグレーションするために、[要求アクション] フィールドの [アクションの追加] をクリックし、サービスに関連付けるアクションを選択する。複数のアクションを追加することも可能。追加するアクションの種類の詳細については、この表で該当する手順を参照。

    8. 必要に応じてアクションの追加を続行する。アクションを追加したら、次の手順に進む。

    9. 新しいケースを挿入する場合は、ひし形アイコンをクリックし、[新しいケースの挿入] を選択する。

    10. 新しいケースについて、手順 3 ~ 8 を繰り返す。

注意 : 最後に定義したケースのひし形アイコンをクリックして、[デフォルト ケースの挿入] を選択すると、それ以前のすべてのケースが満たされなかった場合に選択されるルートとしてデフォルトのケースを最後に追加できる。

    11. ケースを追加したら、次の手順に進む。

エラーを発生させる

指定したエラー コード (文字列) と説明を使用して例外を発生させる。

    1. [アクションの追加] をクリックし、[エラーを発生させる] を選択する。

エラー発生アクションが表示される。このアクションには以下の機能がある。

[エラーを発生させる] アイコン

エラー コードを入力するための [エラー コード] フィールド (必須)

エラーの説明を入力するための [エラー メッセージ] フィールド

    2. [エラー コード] フィールドに、発生させるエラー コードを入力する。

    3. [使用するエラー メッセージ] の下のフィールドに、エラー コードの説明を入力する。

    4. 次の手順に進む。

注意 : エラー処理アクションの詳細については、「エラー メッセージと処理」を参照。

名前変更

コンテンツを変更せずに、XPath で選択した要素の名前を変更する。

    1. [アクションの追加] をクリックし、[名前変更する] を選択する。

名前変更アクションが表示される。このアクションには以下の機能がある。

[名前変更する] アイコン

XPath 式編集用の画面に移動するための [XPath] リンク

[変数] フィールド

[ローカル名]、[ネームスペース]、[ローカル名およびネームスペース] のラジオ ボタンとフィールド

    2. [XPath] をクリックする。[XPath 式の編集] ページが表示される。詳細については、「XPath 式の編集」を参照。

    3. [変数] フィールドにコンテキスト変数を入力する。コンテキスト変数の詳細については、「メッセージ コンテキスト」を参照。

    4. 以下のいずれか 1 つを実行する。

ローカル名を使用して選択した要素名を変更する場合は、このオプションに関連付けられたラジオ ボタンを選択して、[ローカル名] フィールドにローカル名を入力する。

ネームスペースを使用して選択した要素名を変更する場合は、このオプションに関連付けられたラジオ ボタンを選択して、[ネームスペース] フィールドにネームスペースを入力する。

ローカル名とネームスペースを使用して選択した要素名を変更する場合は、このオプションに関連付けられたラジオ ボタンを選択して、[ローカル名] フィールドにローカル名を入力し、[ネームスペース] フィールドにネームスペースを入力する。

XPath 式は、属性ではなく、要素を選択する必要がある。

    5. 次の手順に進む。

注意 : 名前変更アクションは更新アクションの 1 つ。詳細については、「更新アクション」を参照。

置換

XPath 式で指定されたノードを XQuery 式の結果で置換する。

    1. [アクションの追加] をクリックし、[置換する] を選択する。

置換アクションが表示される。このアクションには以下の機能がある。

[置換する] アイコン

XPath 式編集用の画面に移動するための [XPath] リンク

XQuery 式編集用の画面に移動するための [] リンク

コンテキスト変数を入力するための [変数] フィールド

ノードの置換方法を指定する 2 つのラジオ ボタン

    2. [XPath] をクリックする。[XPath 式の編集] ページが表示される。詳細については、「XPath 式の編集」を参照。

    3. XPath 式を編集したら、[変数] フィールドにコンテキスト変数を入力する。コンテキスト変数の詳細については、「メッセージ コンテキスト」を参照。

    4. [] をクリックする。[XQuery 式の編集] ページが表示される。詳細については、「XQuery 式の編集」を参照。

    5. XQuery 式を編集したら、[ノード全体を置換] ラジオ ボタンを選択して、XPath 式で選択されるノードとそのすべてのコンテンツを置き換えるか、[ノードのコンテンツを置換] ラジオ ボタンを選択し、ノードはそのままにしてそのコンテンツのみを置き換える。

    6. 次の手順に進む。

注意 : 置換アクションでは、単純な値や要素を置き換えることができる (XQuery 式では属性を返すことができない)。XPath で属性が指定される場合は、XQuery 式で単純な値に評価する必要がある。XQuery 式から何も返されない場合、指定されたノードが空になるか、指定された属性が削除される。

注意 : [ノード全体を置換] オプションを選択して XPath を ./* に設定するよりも、[ノードのコンテンツを置換] オプションを選択して [XPath] フィールドを空白にする方が効率的である。

注意 : 置換アクションは更新アクションの 1 つ。詳細については、「更新アクション」を参照。

返信

返信アクションは、要求パイプライン、応答パイプライン、またはエラー パイプラインで使用できる。成功時または失敗時の応答を選択できる。失敗の場合、SOAP では、HTTP 500 エラーが返される。

呼び出し元に即時に応答する。

    1. [アクションの追加] をクリックし、[返信する] を選択する。

返信アクションが表示される。このアクションには以下の機能がある。

[返信する] アイコン

[成功時] ラジオ ボタンと [失敗時] ラジオ ボタン

    2. [成功時] ラジオ ボタンを選択すると、メッセージが成功した場合に応答する。[失敗時] ラジオ ボタンを選択すると、メッセージが失敗した場合に応答する。

    3. 次の手順に進む。

注意 : エラー処理アクションの詳細については、「エラー メッセージと処理」を参照。

レポート

プロキシ サービスのメッセージ レポートを有効にする。

    1. [アクションの追加] をクリックし、[レポート] を選択する。

レポート アクションが表示される。このアクションには以下の機能がある。

[レポート] アイコン

XQuery 式編集用の画面に移動するための [] リンク

キー名とキー値を追加するためのフィールド

    2. [] をクリックする。[XQuery 式の編集] ページが表示される。詳細については、「XQuery 式の編集」を参照。

    3. XQuery 式を編集したら、[キーの追加] をクリックする。[キー名] フィールドと [キー値] フィールドが追加で表示される。[キー値] フィールドには、XPath 式編集用の画面に移動するための [XPath] リンクと [変数] フィールドがある。

キーと値の組み合わせは、メッセージ コンテキスト変数やメッセージ ペイロードからキー識別子を抽出して、残りのメッセージを無視する場合に使用する。キーは、メッセージを識別する便利な手段となる。キーは、[レポート] モジュールでレポート インデックスとして表示される。詳細については、「メッセージの表示と検索」および「メッセージの詳細の表示」を参照。

    4. [キー名] フィールドに、キーの名前を入力する。

    5. [XPath] をクリックする。[XPath 式の編集] ページが表示される。詳細については、「XPath 式の編集」を参照。

    6. [変数] フィールドにコンテキスト変数を入力する。詳細については、「メッセージ コンテキスト」を参照。

    7. さらにキー値を追加するには、キー アイコンをクリックして [キーの追加] を選択する。キーを削除するには、キー アイコンをクリックして [このキーを削除] を選択する。

    8. キー値を追加したら、次の手順に進む。

スキップ

ステージの実行をスキップして次のステージに進む。

注意 : このアクションにはパラメータがなく、要求パイプライン、応答パイプライン、エラー パイプラインで使用できる。

    1. [アクションの追加] をクリックし、[スキップする] を選択する。

[スキップする] アイコンが表示される。

    2. 次の手順に進む。

検証

XPath 式により選択される要素を、最上位 XML スキーマ要素または WSDL リソースに対して検証する。

    1. [アクションの追加] をクリックし、[検証する] を選択する。

検証アクションが表示される。このアクションには以下の機能がある。

[検証する] アイコン

XPath 式編集用の画面に移動するための [XPath] リンク

要素を入力するための [変数] フィールド

XML スキーマや WSDL の型や要素を選択する画面に移動できる [リソース] リンク

    2. [XPath] をクリックする。[XPath 式の編集] ページが表示される。詳細については、「XPath 式の編集」を参照。

    3. XPath 式を編集したら、[変数] フィールドに要素を入力する。

    4. [リソース] をクリックし、[WSDL] または [スキーマ] を選択する。選択に応じて、[WSDL ブラウザ] または [XML スキーマ ブラウザ] が表示される。

    5. WSDL または XML スキーマを選択し、WSDL または XML スキーマの型または要素を選択してから、[送信] をクリックする。

    6. この検証結果のブール値を保存する場合は、このオプションに関連付けられたラジオ ボタンを選択して、[検証結果を変数に保存する] フィールドに変数を入力する。また、WSDL 要素や XML スキーマ要素に対する検証が失敗したときにエラーを発生させる場合は、[検証の失敗時にエラーを発生させる] ラジオ ボタンを選択する。

    7. 次の手順に進む。

注意 : 検証アクションではグローバル要素しか検証できない。AquaLogic Service Bus はローカル要素に対する検証には非対応。

Web サービス コールアウト

サービスと処理を指定してコンテキストを入力し、呼び出しの入力パラメータと出力パメータにバインドするコンテキスト変数を入力する。

    1. [アクションの追加] をクリックし、[Web サービス コールアウト] を選択する。

Web サービス コールアウト アクションが表示される。このアクションには以下の機能がある。

[Web サービス コールアウト] アイコン

サービス選択用の画面に移動するための [サービス] リンク

[要求パラメータ] フィールドと [応答パラメータ] フィールド

    2. [サービス] をクリックする。[サービス ブラウザ] が表示される。

    3. リストからサービスを選択してから、[送信] をクリックする。そのサービスがデフォルトのリンクの代わりに表示される。

注意 : このサービスには、添付のない SOAP バインディングまたは添付のない XML over HTTP/HTTPS バインディングを含む WSDL が必要。

    4. [要求ドキュメント] 変数フィールドに要求ドキュメント変数を入力する。

    5. [応答ドキュメント] 変数フィールドに応答ドキュメント変数を入力する。

    6. 次の手順に進む。


 
  1. 別のアクションを追加するには、前のアクションのアイコンをクリックして [アクションの追加] をポイントし、アクションを選択します。必要に応じてアクションの追加を続行します。追加するアクションの種類の詳細については、手順 5 の表で該当する手順を参照してください。アクションは任意の組み合わせで連鎖できます。
  2. アクションを追加したら、次の手順に進みます。

  3. 以下のいずれか 1 つを実行します。
  4. 表 14-35 アクションの追加

    処理

    手順

    アクションを削除する

    該当するアイコンをクリックし、[このアクションを削除] をクリックする。アクションが削除される。

    アクションを下に移動する

    該当するアイコンをクリックし、[アクションを下に移動] をクリックする。アクションがこのステージに含まれる次のアクションの下に移動する。

    注意 : このオプションは、ステージに複数のアクションが含まれる場合にのみ表示される。

    アクションを上に移動する

    該当するアイコンをクリックし、[アクションを上に移動] をクリックする。アクションがこのステージに含まれる前のアクションの上に移動する。

    注意 : このオプションは、ステージに複数のアクションが含まれる場合にのみ表示される。

    更新した内容を保存して [メッセージ フローの編集] ページに戻る

    [保存] をクリックする。

    変更を取り消して [メッセージ フローの編集] ページに戻る

    [取り消し] をクリックする。

    [ステージ コンフィグレーションの編集] ページを開いたまま保存前の変更をクリアする

    [クリア] をクリックする。


     
  5. アクションを保存したら、以下のいずれか 1 つを実行します。
  6. 表 14-36 アクションの追加

    処理

    手順

    既存のパイプラインへのステージの追加

    適切な要求パイプラインまたは応答パイプラインをクリックし、[ステージの追加] をクリックする。詳細については、「ステージの追加」を参照。

    パイプライン ペア ノードの追加

    開始ノード アイコンをクリックし、[パイプライン ペアの追加] をクリックする。または、既存のパイプライン ペア ノード アイコンをクリックし、[追加パイプライン ペアの追加] をクリックする。詳細については、「パイプライン ペア ノードの追加」を参照。

    ルート ノードの追加

    パイプライン ペア ノード アイコンをクリックし、[追加ルート ノードの追加] をクリックする。詳細については、「ルート ノードの追加」を参照。

    条件付きブランチ ノードの追加

    パイプライン ペア ノード アイコンをクリックし、[追加条件付きブランチ ノードの追加] をクリックする。詳細については、「条件付きブランチ ノードの追加」を参照。

    このプロキシ サービスへのエラー処理の追加

    開始ノード アイコンをクリックし、[サービス エラー ハンドラの追加] をクリックする。詳細については、「プロキシ サービスへのエラー処理の追加」を参照。

    エコー ノードからルート ノードへの変換

    [エコー ノード] アイコンをクリックし、[ルート ノードに変換] をクリックする。詳細については、「ルート ノードの追加」を参照。

    ステージ名と説明の編集

    該当するステージ アイコンをクリックし、[編集名前と説明] をクリックする。

    ステージの削除

    該当するステージ アイコンをクリックし、[削除] をクリックする。

    更新した内容を保存して [プロキシ サービスの概要] ページに戻る

    [保存] をクリックする。

    変更を取り消して [プロキシ サービスの概要] ページに戻る

    [取り消し] をクリックする。

    [メッセージ フローの編集] ページを開いたまま変更をクリアする

    [クリア] をクリックする。


     

注意 : [保存] をクリックすると、メッセージ フローは現在のセッション内で更新されます。コンフィグレーションに対する変更が完了したら、左側のナビゲーション ペインで、[Change Center] の下にある [アクティブ化] をクリックします。セッションが終了し、コア コンフィグレーションが更新されます。また、セッション中はいつでも [破棄] をクリックすることができ、現在のセッションでこれまでに加えた変更を取り消すことができます。

更新アクション

更新アクションには、削除、名前変更、挿入、置換などのアクションがあります。これらのアクションは、次のように評価され、実行されます。

関連トピック

プロキシ サービスの概要

プロキシ サービスの追加

プロキシ サービスの表示と検索

プロキシ サービスの表示と変更

メッセージ フローの表示と変更

 


ルート ノードの追加

[メッセージ フローの編集] ページでは、ルート ノードを追加できます。ルート ノードは、ファイル転送や電子メール転送など、一方向通信を行う場合に使用します。ルート ノードはプロキシ サービスの要求処理と応答処理の境界を表します。ルート ノードが要求メッセージをディスパッチすると、要求処理が終了したと見なされます。ルート ノードが応答メッセージを受信したときに、応答処理が始まります。メッセージ フローの詳細については、「メッセージ フローの概要」を参照してください。

AquaLogic Service Bus は、信頼性の高いメッセージ機能を備えています。メッセージがルート ノードから別のサービスにルーティングされるときのデフォルトのサービス品質 (QoS) は、プロキシ サービス転送が JMS/XA として定義されている場合は exactly once になり、それ以外の場合は best effort の QoS がサポートされます。exactly once では、発信メッセージの送信が開始されるまでは終了エラーが発生しないことを前提として、メッセージが着信から発信に 1 回だけ配信されます。exactly once の配信の信頼性は提案に過ぎず、必ず実現されるわけではありません。exactly once を指定すると、可能であれば exactly once の信頼性が提供されます。exactly once が不可能な場合は、at least once の配信セマンティクスが試行され、それでも不可能な場合は best effort の配信が実行されます。

at least once では、発信メッセージの送信が開始されるまでは終了エラーが発生しないことを前提として、メッセージが着信から発信に少なくとも 1 回配信されます。対象サービスが転送レベルのエラーを伴う応答を返す場合でも、配信は成功したと見なされます。ただし、タイムアウト、接続エラー、通信リンクの中断があった場合は成功にはなりません。フェイルオーバ URL が指定されている場合は、少なくとも 1 つの URL に対して at least once のセマンティクスが提供されます。

best effort では、メッセージ処理の信頼性が低く、メッセージの重複が防止されませんが、パフォーマンスは最適化されます。

デフォルトの exactly once サービス品質属性をオーバーライドするには、発信メッセージのコンテキスト変数 ($outbound) に qualityOfService を設定する必要があります。詳細については、「メッセージ コンテキスト スキーマ」を参照してください。

ルート ノードを追加するには

  1. まだセッションを作成していない場合は、左側のナビゲーション ペインで、[Change Center] の下にある [作成] をクリックして、現在のコンフィグレーションに変更を加えるための新しいセッションを作成します。詳細については、「Change Center の使用」を参照してください。
  2. [プロキシ サービスの概要] ページで、対象プロキシ サービスの [メッセージ フローの編集] アイコンをクリックします。または、[プロジェクト エクスプローラ] モジュールを使用している場合は、選択したプロジェクトまたはフォルダのリソースのリストで該当するプロキシ サービスの [メッセージ フローの編集] アイコンをクリックします。
  3. 選択したプロキシ サービスの [メッセージ フローの編集] ページが表示されます。このページには以下の機能があります。

    • プロキシ サービスの開始ノードを示すアイコン。このアイコンをクリックして、パイプライン ペア ノード、ルート ノード、条件付きブランチ、オペレーション ブランチ、およびサービスのエラー処理を追加できます。
    • プロキシ サービスのエコー ノード (終了ノード) を示すアイコン。このノードはルート ノードに変換できます。
    • メッセージ フロー内の各種オブジェクトに関連付けられたページにリンクされている、左側のナビゲーション ペインのメッセージ フローのマップ。
    • パイプライン ペア ノードやサービス エラー ハンドラのアイコン (追加している場合)。
  4. ルート ノードを追加するには、以下のいずれか 1 つを実行します。
    • 開始ノード アイコンをクリックし、[ルート ノードの追加] を選択する。
    • 既存のパイプライン ペアのパイプライン ペア ノード アイコンをクリックし、[追加ルート ノードの追加] をクリックする。
    • ルート ノード アイコン、[名前] フィールド、および [説明] フィールドが表示されます。

    • [エコー ノード] アイコンをクリックし、[ルート ノードに変換] を選択する。
    • ルート ノード アイコン、[名前] フィールド、および [説明] フィールドが表示されます。

  5. [名前] フィールドにルート ノード名を入力します。
  6. [説明] フィールドにルート ノードの説明を入力します。
  7. 以下のいずれか 1 つを実行します。
    • [保存] をクリックして、ルート ノードを保存する。
    • [メッセージ フローの編集] ページに、ルート ノード アイコンとそのルート ノードに割り当てられた名前が表示されます。

    • [取り消し] をクリックして変更を取り消し、メッセージ フローに戻る。
  8. ルート ノードをクリックし、[編集ルート ノード] をクリックします。[ステージ コンフィグレーションの編集] ページが表示されます。「ルート ノード アクションの追加」に進みます。
  9. ルート ノードにアクションを追加し、ルート ノードを保存したら、以下のいずれか 1 つを実行します。
  10. 表 14-37 ルート ノードの追加

    処理

    手順

    パイプライン ペア ノードの追加

    開始ノード アイコンをクリックし、[パイプライン ペアの追加] をクリックする。詳細については、「パイプライン ペア ノードの追加」を参照。

    このプロキシ サービスへのエラー処理の追加

    開始ノード アイコンをクリックし、[サービス エラー ハンドラの追加] をクリックする。詳細については、「プロキシ サービスへのエラー処理の追加」を参照。

    既存のパイプラインへのステージの追加

    適切な要求パイプラインまたは応答パイプラインをクリックし、[ステージの追加] をクリックする。詳細については、「ステージの追加」を参照。

    既存のパイプラインへのアクションの追加

    対象のパイプラインのステージ アイコンをクリックし、[編集ステージ] をクリックする。詳細については、「アクションの追加」を参照。

    ルート ノード名と説明の編集

    ルート ノード アイコンをクリックし、[編集名前と説明] をクリックする。

    注意 : パイプライン名またはルート ノード名を変更すると、パイプライン数がゼロにリセットされるため、[モニタ] モジュールのダッシュボード ページに表示されるメッセージ数が他のコンポーネントのメッセージ数と相関しなくなる場合がある。これは、AquaLogic Service Bus では、いったん削除して再作成するアクションとして名前の変更を処理しているためである。サービスのモニタ間隔と同じ時間が経過すると、メッセージ数は再び相関するようになる。

    ルート ノード アクションの編集

    ルート ノード アイコンをクリックし、[編集ルート ノード] をクリックする。

    ルート ノードからエコー ノードへの変換

    ルート ノード アイコンをクリックし、[エコー ノードに変換] をクリックする。

    ルート ノードへのエラー ハンドラの追加

    ルート ノード アイコンをクリックし、[エラー ハンドラの追加] をクリックする。詳細については、「ルート ノードへのエラー処理の追加」を参照。

    更新した内容を保存して [プロキシ サービスの概要] ページに戻る

    [保存] をクリックする。

    変更を取り消して [プロキシ サービスの概要] ページに戻る

    [取り消し] をクリックする。

    [メッセージ フローの編集] ページを開いたまま変更をクリアする

    [クリア] をクリックする。


     

注意 : [保存] をクリックすると、メッセージ フローは現在のセッション内で更新されます。コンフィグレーションに対する変更が完了したら、左側のナビゲーション ペインで、[Change Center] の下にある [アクティブ化] をクリックします。セッションが終了し、コア コンフィグレーションが更新されます。また、セッション中はいつでも [破棄] をクリックすることができ、現在のセッションでこれまでに加えた変更を取り消すことができます。

関連トピック

プロキシ サービスの概要

プロキシ サービスの追加

プロキシ サービスの表示と検索

プロキシ サービスの表示と変更

メッセージ フローの表示と変更

BEA AquaLogic Service Bus ユーザーズ ガイド』の「AquaLogic Service Bus でのメッセージ フローの作成

 


ルート ノード アクションの追加

[メッセージ フローの編集] ページで [編集ルート ノード] をクリックすると、[ステージ コンフィグレーションの編集] ページでルート ノード アクションを追加できます。プロキシ サービスのルート ノードを通過するメッセージの処理は、ルート ノード アクションにより定義されます。メッセージ フローの詳細については、「メッセージ フローの概要」を参照してください。

ルート ノード アクションを追加するには

  1. まだセッションを作成していない場合は、左側のナビゲーション ペインで、[Change Center] の下にある [作成] をクリックして、現在のコンフィグレーションに変更を加えるための新しいセッションを作成します。詳細については、「Change Center の使用」を参照してください。
  2. [プロキシ サービスの概要] ページで、対象プロキシ サービスの [メッセージ フローの編集] アイコンをクリックします。または、[プロジェクト エクスプローラ] モジュールを使用している場合は、選択したプロジェクトまたはフォルダのリソースのリストで該当するプロキシ サービスの [メッセージ フローの編集] アイコンをクリックします。
  3. [メッセージ フローの編集] ページが表示されます。

  4. ルート ノード アイコンをクリックし、[編集ルート ノード] をクリックします。[ステージ コンフィグレーションの編集] ページが表示されます。
  5. [アクションの追加] をクリックし、アクションの種類を選択して、ルート ノード アクションを追加します。次の表は、アクションの種類とコンフィグレーションの手順をまとめたものです。

注意 : アクションの使用例、設計パターン、ベスト プラクティスについては、『BEA AquaLogic Service Bus ユーザーズ ガイド』の「AquaLogic Service Bus でのメッセージ フローの作成」を参照してください。


 

表 14-38 ルート ノード アクションの追加

処理

手順

If... Then...

XQuery 式のブール結果に基づいて if then else アクションを割り当てる。

注意 : 条件アクションはネスト可能。ただし、ステージ エディタでは、ネストは 4 累積レベルまでに制限されている。5 番目のレベルを追加しようとしても、そのネスト アクションは表示されない。累積レベルには、すべてのブランチ アクション (If...Then... 条件、パブリッシュ テーブル、ルート テーブル) が含まれる。たとえば、2 レベルの条件と、ルート テーブルを含むパブリッシュ テーブルを使用して、合計 4 レベルにすることができる。ただし、別の条件を追加 (最後のパブリッシュ テーブルに対して) すると、その条件は表示されない。

    1. [アクションの追加] をクリックし、[If...Then...] を選択する。

If... Then... アクションが表示される。このアクションには以下の機能がある。

[If...Then...] アイコン

If... 条件 Then... (条件の編集画面に移動するリンク)

要求アクションと応答アクションを追加するためのフィールド

    2. [条件] をクリックする。[XQuery 条件の編集] ページが表示される。詳細については、「XQuery 条件の編集」を参照。

    3. XQuery 条件を編集したら、[アクションの追加] をクリックしてから、その条件に関連付けるアクションを選択する。

注意 : ルート ノードでは、[ルーティング] または [ルーティング テーブル] アクションのみを選択できる。これらのアクションの詳細については、この表の該当する手順を参照。ただし、これらのアクションには、要求と応答のアクションを入れることができる。詳細については、「アクションの追加」のアクションの表を参照。

    4. 必要に応じて [If...Then...] アイコンをクリックして、else-if 条件または else 条件を追加し、[アクションの追加] をクリックして、これらの条件にアクションを関連付ける。

    5. 次の手順に進む。

ルーティング

注意 : これは終端アクションなので、このアクションの後に別のアクションを追加することはできない。ただし、このアクションには、要求と応答のアクションを入れることができる。

メッセージの対象サービスを指定し、対象サービスへのメッセージのルーティング方法をコンフィグレーションする。

    1. [アクションの追加] をクリックし、[ルーティング] を選択する。

ルーティング アクションが表示される。このアクションには以下の機能がある。

[ルーティング] アイコン

サービス選択用の画面に移動するための [サービス] リンク

要求アクションと応答アクションを追加するためのフィールド

    2. [サービス] をクリックする。[サービス ブラウザ] が表示される。

    3. リストからサービスを選択してから、[送信] をクリックする。そのサービスがデフォルトのリンクの代わりに表示される。

    4. アクションを追加するために、[要求アクション] フィールドの [アクションの追加] をクリックし、サービスに関連付けるアクションを選択する。複数のアクションを追加することも可能。追加するアクションの種類の詳細については、「アクションの追加」のアクションの表を参照。

    5. アクションを追加するために、[応答アクション] フィールドの [アクションの追加] をクリックし、サービスに関連付けるアクションを選択する。複数のアクションを追加することも可能。追加するアクションの種類の詳細については、「アクションの追加」のアクションの表を参照。

    6. アクションを追加したら、次の手順に進む。

ルーティング テーブル

注意 : これは終端アクションなので、このアクションの後に別のアクションを追加することはできない。ただし、このアクションには、要求と応答のアクションを入れることができる。

ルーティング テーブルとは、切り替え式の条件テーブルに含まれる一連のルートであり、単一の XQuery 式の結果に基づいて各種ルートを選択できる簡単な構文である。

ステージ エディタでは、ネストは 4 累積レベルまでに制限されている。5 番目のレベルを追加しようとしても、そのネスト アクションは表示されない。累積レベルには、すべてのブランチ アクション (If...Then... 条件、パブリッシュ テーブル、ルート テーブル) が含まれる。たとえば、2 レベルの条件と、ルート テーブルを含むパブリッシュ テーブルを使用して、合計 4 レベルにすることができる。ただし、別の条件を追加 (最後のパブリッシュ テーブルに対して) すると、その条件は表示されない。

メッセージの対象サービスを指定し、サービスへのメッセージのルーティング方法をコンフィグレーションする。

    1. [アクションの追加] をクリックし、[ルーティング テーブル] を選択する。ルーティング テーブル アクションが表示される。このアクションには以下の機能がある。

[ルーティング テーブル] アイコン、XQuery 式編集用の画面に移動するための [] リンク、新しいケースを挿入するためのひし形アイコン、比較演算子を入力するためのフィールド、値を入力するためのフィールド、サービス選択用の画面に移動するための [サービス] リンク、要求アクションと応答アクションを追加するためのフィールド。

    2. [=]、[!=]、[<]、[>]、[<=]、[>=] のいずれかの比較演算子を選択して、所定のフィールドに値式を入力する。

    3. [サービス] をクリックする。[サービス ブラウザ] が表示される。

    4. リストからサービスを選択してから、[送信] をクリックする。サービスが表示される。

    5. アクションを追加するために、[要求アクション] フィールドの [アクションの追加] をクリックし、サービスに関連付けるアクションを選択する。複数のアクションを追加することも可能。

    6. アクションを追加するために、[応答アクション] フィールドの [アクションの追加] をクリックし、サービスに関連付けるアクションを選択する。複数のアクションを追加することも可能。

注意 : 追加する要求アクションと応答アクションの種類の詳細については、「アクションの追加」のアクションの表を参照。

    7. アクションを追加したら、次の手順に進む。

    8. 新しいケースを挿入する場合は、ひし形アイコンをクリックし、[新しいケースの挿入] を選択する。

    9. 新しいケースについて、手順 2 ~ 7 を繰り返す。ひし形アイコンをクリックして、[デフォルト ケースの挿入] を選択すると、それ以前のすべてのケースが満たされなかった場合に選択されるルートとしてデフォルトのケースを追加できる。

    10. ケースを追加したら、次の手順に進む。


 
  1. ルート ノード アクションを追加したら、以下のいずれか 1 つを実行します。
  2. 表 14-39 ルート ノード アクションの追加

    処理

    手順

    アクションを削除する

    該当するアイコンをクリックし、[このアクションを削除] をクリックする。アクションが削除される。

    アクションを下に移動する

    該当するアイコンをクリックし、[アクションを下に移動] をクリックする。アクションがこのステージに含まれる次のアクションの下に移動する。

    注意 : このオプションは、ステージに複数のアクションが含まれる場合にのみ表示される。

    アクションを上に移動する

    該当するアイコンをクリックし、[アクションを上に移動] をクリックする。アクションがこのステージに含まれる前のアクションの上に移動する。

    注意 : このオプションは、ステージに複数のアクションが含まれる場合にのみ表示される。

    更新した内容を保存して [メッセージ フローの編集] ページに戻る

    [保存] をクリックする。

    変更を取り消して [メッセージ フローの編集] ページに戻る

    [取り消し] をクリックする。

    [ステージ コンフィグレーションの編集] ページを開いたまま保存前の変更をクリアする

    [クリア] をクリックする。


     
  3. アクションを保存したら、以下のいずれか 1 つを実行します。
  4. 表 14-40 ルート ノード アクションの追加

    処理

    手順

    ルート ノード名と説明の編集

    ルート ノード アイコンをクリックし、[編集名前と説明] をクリックする。

    ルート ノードからエコー ノードへの変換

    ルート ノード アイコンをクリックし、[エコー ノードに変換] をクリックする。

    ルート ノードへのエラー ハンドラの追加

    ルート ノード アイコンをクリックし、[エラー ハンドラの追加] をクリックする。詳細については、「ルート ノードへのエラー処理の追加」を参照。

    更新した内容を保存して [プロキシ サービスの概要] ページに戻る

    [保存] をクリックする。

    変更を取り消して [プロキシ サービスの概要] ページに戻る

    [取り消し] をクリックする。

    [メッセージ フローの編集] ページを開いたまま変更をクリアする

    [クリア] をクリックする。


     

注意 : [保存] をクリックすると、メッセージ フローは現在のセッション内で更新されます。コンフィグレーションに対する変更が完了したら、左側のナビゲーション ペインで、[Change Center] の下にある [アクティブ化] をクリックします。セッションが終了し、コア コンフィグレーションが更新されます。また、セッション中はいつでも [破棄] をクリックすることができ、現在のセッションでこれまでに加えた変更を取り消すことができます。

関連トピック

プロキシ サービスの概要

プロキシ サービスの追加

プロキシ サービスの表示と検索

プロキシ サービスの表示と変更

メッセージ フローの表示と変更

 


条件付きブランチの詳細の表示と変更

[ブランチ ノードの編集] ページでは条件付きブランチの詳細を表示および変更できます。ブランチ ノードの詳細については、「条件付きブランチ ノードの追加」および「メッセージ フローの概要」を参照してください。

注意 : オペレーション ブランチを編集する場合は、「オペレーション ブランチの詳細の表示と変更」を参照してください。

条件付きブランチの詳細を表示および変更するには

  1. まだセッションを作成していない場合は、左側のナビゲーション ペインで、[Change Center] の下にある [作成] をクリックして、現在のコンフィグレーションに変更を加えるための新しいセッションを作成します。詳細については、「Change Center の使用」を参照してください。
  2. [プロキシ サービスの概要] ページで、対象プロキシ サービスの [メッセージ フローの編集] アイコンをクリックします。または、[プロジェクト エクスプローラ] モジュールを使用している場合は、選択したプロジェクトまたはフォルダのリソースのリストで該当するプロキシ サービスの [メッセージ フローの編集] アイコンをクリックします。
  3. 選択したプロキシ サービスの [メッセージ フローの編集] ページが表示されます。このページには以下の機能があります。

    • プロキシ サービス アイコン
    • プロキシ サービス名
    • パイプライン ペア ノードをすでに追加している場合は、パイプライン ペア ノード アイコンおよびパイプライン ペア ノード名
    • 条件付きブランチ ノード アイコンおよびブランチ ノード名
    • すでにルート ノードを追加している場合は、[エコー ノード] アイコンまたはルート ノード アイコン
    • メッセージ フロー内の各種オブジェクトに関連付けられたページにリンクされている、左側のナビゲーション ペインのメッセージ フローのマップ
  4. 条件付きブランチ ノード アイコンをクリックし、[編集ブランチ ノード] をクリックします。または、左側のナビゲーション ペインで、メッセージ フローのマップからブランチ ノードを選択することもできます。
  5. ブランチ コンフィグレーションの各フィールドおよびブランチ定義が表示されます。

  6. 以下のいずれか 1 つを実行します。
  7. 表 14-41 ブランチ コンフィグレーションのフィールドとブランチ定義

    処理

    手順

    [選択したパス] フィールドの XPath 式の編集

    [編集] をクリックする。詳細については、「XPath 式の編集」を参照。

    別のブランチ定義の追加

    [オプション] カラムのポップアップ メニューにある [新しいブランチの追加] をクリックする。

    ブランチ定義の削除

    [オプション] カラムのポップアップ メニューにある [このブランチを削除] をクリックする。

    定義リスト下方向へのブランチの移動

    [オプション] カラムのポップアップ メニューにある [ブランチを下に移動] をクリックする。

    注意 : このオプションは、複数のブランチ定義が存在する場合にのみ表示される。

    定義リスト上方向へのブランチの移動

    [オプション] カラムのポップアップ メニューにある [ブランチを上に移動] をクリックする。

    注意 : このオプションは、複数のブランチ定義が存在する場合にのみ表示される。


     
  8. ブランチを更新したら、以下のいずれか 1 つを実行します。
    • [保存] をクリックして、ブランチ ノードを更新する。[メッセージ フローの編集] ページが表示されます。
    • [取り消し] をクリックして変更を取り消し、[メッセージ フローの編集] ページに戻る。
    • [クリア] をクリックして、[ブランチ ノードの編集] ページを開いたままブランチの定義を取り消す。

注意 : [保存] をクリックすると、メッセージ フローは現在のセッション内で更新されます。コンフィグレーションに対する変更が完了したら、左側のナビゲーション ペインで、[Change Center] の下にある [アクティブ化] をクリックします。セッションが終了し、コア コンフィグレーションが更新されます。また、セッション中はいつでも [破棄] をクリックすることができ、現在のセッションでこれまでに加えた変更を取り消すことができます。

関連トピック

プロキシ サービスの概要

プロキシ サービスの追加

プロキシ サービスの表示と検索

プロキシ サービスの表示と変更

メッセージ フローの表示と変更

 


オペレーション ブランチの詳細の表示と変更

[ブランチ ノードの編集] ページではオペレーション ブランチの詳細を表示および変更できます。オペレーション ブランチの詳細については、「オペレーション ブランチ ノードの追加」および「メッセージ フローの概要」を参照してください。

オペレーション ブランチの詳細を表示および変更するには

  1. まだセッションを作成していない場合は、左側のナビゲーション ペインで、[Change Center] の下にある [作成] をクリックして、現在のコンフィグレーションに変更を加えるための新しいセッションを作成します。詳細については、「Change Center の使用」を参照してください。
  2. [プロキシ サービスの概要] ページで、対象プロキシ サービスの [メッセージ フローの編集] アイコンをクリックします。または、[プロジェクト エクスプローラ] モジュールを使用している場合は、選択したプロジェクトまたはフォルダのリソースのリストで該当するプロキシ サービスの [メッセージ フローの編集] アイコンをクリックします。
  3. 選択したプロキシ サービスの [メッセージ フローの編集] ページが表示されます。このページには以下の機能があります。

    • プロキシ サービス アイコン
    • プロキシ サービス名
    • パイプライン ペア ノードをすでに追加している場合は、パイプライン ペア ノード アイコンおよびパイプライン ペア ノード名
    • オペレーション ブランチ ノード アイコンおよびブランチ ノード名
    • すでにルート ノードを追加している場合は、[エコー ノード] アイコンまたはルート ノード アイコン
    • メッセージ フロー内の各種オブジェクトに関連付けられたページにリンクされている、左側のナビゲーション ペインのメッセージ フローのマップ
  4. オペレーション ブランチ ノード アイコンをクリックし、[編集ブランチ ノード] をクリックします。または、左側のナビゲーション ペインで、メッセージ フローのマップからブランチを選択することもできます。
  5. ブランチ コンフィグレーションの各フィールドおよびブランチ定義が表示されます。

  6. 以下のいずれか 1 つを実行します。
  7. 表 14-42 ブランチ コンフィグレーションのフィールドとブランチ定義

    処理

    手順

    別のブランチ定義の追加

    [オプション] カラムのポップアップ メニューにある [新しいブランチの追加] をクリックする。

    ブランチ定義の削除

    [オプション] カラムのポップアップ メニューにある [このブランチを削除] をクリックする。

    定義リスト下方向へのブランチの移動

    [オプション] カラムのポップアップ メニューにある [ブランチを下に移動] をクリックする。

    注意 : このオプションは、複数のブランチ定義が存在する場合にのみ表示される。

    定義リスト上方向へのブランチの移動

    [オプション] カラムのポップアップ メニューにある [ブランチを上に移動] をクリックする。

    注意 : このオプションは、複数のブランチ定義が存在する場合にのみ表示される。


     
  8. ブランチを更新したら、以下のいずれか 1 つを実行します。
    • [保存] をクリックして、ブランチ ノードを更新する。[メッセージ フローの編集] ページが表示されます。
    • [取り消し] をクリックして変更を取り消し、[メッセージ フローの編集] ページに戻る。
    • [クリア] をクリックして、[ブランチ ノードの編集] ページを開いたままブランチの定義を取り消す。

注意 : [保存] をクリックすると、メッセージ フローは現在のセッション内で更新されます。コンフィグレーションに対する変更が完了したら、左側のナビゲーション ペインで、[Change Center] の下にある [アクティブ化] をクリックします。セッションが終了し、コア コンフィグレーションが更新されます。また、セッション中はいつでも [破棄] をクリックすることができ、現在のセッションでこれまでに加えた変更を取り消すことができます。

関連トピック

プロキシ サービスの概要

「サービスの種類と転送方式」に記載されている手順

プロキシ サービスの表示と検索

プロキシ サービスの表示と変更

メッセージ フローの表示と変更

 


ステージ コンフィグレーションの詳細の表示と変更

[ステージ コンフィグレーションの編集] ページでは、ステージを編集できます。ステージの詳細については、「ステージの追加」、「アクションの追加」、および「メッセージ フローの概要」を参照してください。

ステージ コンフィグレーションの詳細を表示および変更するには

  1. まだセッションを作成していない場合は、左側のナビゲーション ペインで、[Change Center] の下にある [作成] をクリックして、現在のコンフィグレーションに変更を加えるための新しいセッションを作成します。詳細については、「Change Center の使用」を参照してください。
  2. [プロキシ サービスの概要] ページで、対象プロキシ サービスの [メッセージ フローの編集] アイコンをクリックします。または、[プロジェクト エクスプローラ] モジュールを使用している場合は、選択したプロジェクトまたはフォルダのリソースのリストで該当するプロキシ サービスの [メッセージ フローの編集] アイコンをクリックします。
  3. 選択したプロキシ サービスの [メッセージ フローの編集] ページが表示されます。このページには以下の属性が表示されます。

    • プロキシ サービス アイコン
    • プロキシ サービス名
    • パイプライン ペア ノードをすでに追加している場合は、パイプライン ペア ノード アイコンおよびパイプライン ペア ノード名
    • すでにルート ノードを追加している場合は、[エコー ノード] アイコンまたはルート ノード アイコン
    • メッセージ フロー内の各種オブジェクトに関連付けられたページにリンクされている、左側のナビゲーション ペインのメッセージ フローのマップ
  4. 編集するステージを選択します。
    1. 既存のパイプラインを展開してパイプライン ペアを表示します。
    2. 要求パイプラインまたは応答パイプラインのステージ アイコンをクリックし、[編集ステージ] をクリックします。
    3. [ステージ コンフィグレーションの編集] ページが表示されます。

      注意 : 左側のナビゲーション ペインで、メッセージ フローのマップからステージを選択することもできます。

  5. 以下のいずれか 1 つを実行します。
  6. 表 14-43 [ステージ コンフィグレーションの編集] ページ

    処理

    手順

    アクションの追加

    [アクションの追加] をクリックしてから、適切なアクションを選択する。詳細については、「アクションの追加」を参照。

    アクションの削除

    アクションを選択してから、[このアクションを削除] をクリックする。

    変数フィールドの編集

    該当するフィールドを編集する。

    XQuery 式の編集

    編集する式をクリックする。詳細については、「XQuery 式の編集」を参照。

    XPath 式の編集

    編集する式をクリックする。詳細については、「XPath 式の編集」を参照。

    XQuery 条件の編集

    編集する条件をクリックする。詳細については、「XQuery 条件の編集」を参照。


     
  7. 変更を終えたら、以下のいずれか 1 つを実行します。
    • [保存] をクリックして、ステージを更新する。[メッセージ フローの編集] ページが表示されます。
    • [取り消し] をクリックして変更を取り消し、[メッセージ フローの編集] ページに戻る。
    • [クリア] をクリックして、[ステージ コンフィグレーションの編集] ページを開いたまま保存前の編集内容を取り消す。

注意 : [保存] をクリックすると、メッセージ フローは現在のセッション内で更新されます。コンフィグレーションに対する変更が完了したら、左側のナビゲーション ペインで、[Change Center] の下にある [アクティブ化] をクリックします。セッションが終了し、コア コンフィグレーションが更新されます。また、セッション中はいつでも [破棄] をクリックすることができ、現在のセッションでこれまでに加えた変更を取り消すことができます。

関連トピック

プロキシ サービスの概要

プロキシ サービスの追加

プロキシ サービスの表示と検索

プロキシ サービスの表示と変更

メッセージ フローの表示と変更

 


XQuery 条件の編集

[XQuery 条件の編集] ページでは、XQuery 条件を追加したり編集したりできます。このページは、プロキシ サービスのメッセージ フローから表示できます。メッセージ フローの詳細については、「メッセージ フローの概要」を参照してください。

XQuery 条件を編集するには

  1. まだセッションを作成していない場合は、左側のナビゲーション ペインで、[Change Center] の下にある [作成] をクリックして、現在のコンフィグレーションに変更を加えるための新しいセッションを作成します。詳細については、「Change Center の使用」を参照してください。
  2. [プロキシ サービスの概要] ページで、対象プロキシ サービスの [メッセージ フローの編集] アイコンをクリックします。または、[プロジェクト エクスプローラ] モジュールを使用している場合は、選択したプロジェクトまたはフォルダのリソースのリストで該当するプロキシ サービスの [メッセージ フローの編集] アイコンをクリックします。
  3. 選択したプロキシ サービスの [メッセージ フローの編集] ページが表示されます。

  4. 既存のパイプラインを展開してパイプライン ペアを表示します。
  5. 編集するステージのステージ アイコンを選択し、[編集ステージ] をクリックします。[ステージ コンフィグレーションの編集] ページが表示されます。それまでに追加したアクションがある場合は、このページにそれらのアクションが表示されます。
  6. 編集する XQuery 条件が含まれているアクションを検索して、編集対象の条件を選択します。
  7. アクション内に含まれている条件をクリックして、条件エディタを開きます。
  8. [XQuery 条件の編集] ページが表示されます。このページには以下の機能があります。

    • [テキスト] ペインと [条件ビルダ] ペイン
    • [メッセージ コンテキスト変数] パネル
    • [ネームスペース定義] パネル
    • [XQuery 関数] パレット
  9. 以下のいずれか 1 つを実行します。
  10. 表 14-44 [XQuery 条件の編集] ページ

    処理

    手順

    メッセージ コンテキスト変数の XPath の生成

      1. [メッセージ コンテキスト変数] パネルのドロップダウン リストで、コンテキスト変数 [attachments]、[header]、[outbound]、[body]、[inbound] から 1 つを選択する。メッセージ コンテキスト変数の詳細については、「メッセージ コンテキスト」を参照。

      2. 表示された名前をクリックして、[メッセージ コンテキスト変数] パネルの [XPath] フィールドに変数を表示する。

    注意 : 表示される名前は、ツリー ビュー形式で表示されるので、順に選択して展開することで下位要素を表示できる。

      3. テキストを選択し、[XPath] フィールドからコンテキスト変数をドラッグして [式の編集] フィールドにドロップすることで、式を作成する。

    メッセージ コンテキスト変数の定義

    詳細については、「新しいメッセージ コンテキスト変数の定義」を参照。

    ユーザのネームスペースの定義

      1. [ネームスペース定義] パネルで、[ユーザのネームスペース] の [+] をクリックする。[新しいネームスペース宣言] ダイアログ ボックスが表示される。

      2. [Prefix] フィールドにプレフィックスを入力する。

      3. [Namespace] フィールドにネームスペースを入力する。

      4. [OK] をクリックする。

    注意 : XML ネームスペースを使用すると、グローバル レベルでユニークな要素名と属性名にすることができる。ローカル名である要素名および属性名を、ネームスペース プレフィックスで修飾することにより、ユニークさが確保される。

    ユーザのネームスペースの削除

    [ネームスペース定義] パネルで、削除するユーザのネームスペースに対応する [-] (マイナス記号) をクリックする。

    [テキスト] オプションを使用した XQuery 条件の作成

      1. [テキスト] オプションが選択されていることを確認する。

      2. [XQuery 条件の編集] フィールドにテキストを入力するか、貼り付ける。

    注意 : [XQuery 関数] パレットにある XQuery 関数または [メッセージ コンテキスト変数] パネルにあるメッセージ コンテキスト変数を [XQuery 条件の編集] フィールドにドラッグ アンド ドロップして条件を作成できる。また、あらかじめ定義されているデフォルトのネームスペース、変数ネームスペース、およびユーザ定義のネームスペースも追加できる。これらは [ネームスペース定義] パネルにある。

    ドラッグ アンド ドロップ機能は、Internet Explorer ブラウザでのみサポートされている。他のブラウザでは、ドラッグされたテキストを設定する JavaScript がサポートされていない。XML スキーマ ツリーを使用する場合は、ドラッグ アンド ドロップするのではなく、目的のノードをクリックする必要がある。これにより、パレットの下部にあるテキスト領域にそのノードの XPath が表示される。その後、このテキスト領域の内容をコピーして、[式の編集] フィールドに貼り付ける必要がある。

      3. 以下のいずれか 1 つを実行する。

    [送信] をクリックして、条件を保存する。[ステージ コンフィグレーションの編集] ページが表示される。入力したテキストが条件として入力される。詳細については、「ステージ コンフィグレーションの詳細の表示と変更」を参照。

    [検証] をクリックして、条件を検証する。

    [取り消し] をクリックして、変更を取り消す。

    [条件ビルダ] オプションを使用した比較式の入力

      1. [条件ビルダ] オプションを選択する。

      2. [比較式] オプションが選択されていることを確認する。

      3. 左側のペインに、コンテキスト変数、ネームスペース定義、または XQuery 関数を入力する。

    注意 : [XQuery 関数] パレットにある XQuery 関数を [XQuery 条件の編集] フィールドにドラッグ アンド ドロップして式を作成できる。また、あらかじめ定義されているデフォルトのネームスペース、変数ネームスペース、およびユーザ定義のネームスペースも追加できる。これらは [ネームスペース定義] パネルにある。

      4. 中央のペインで、[=]、[!=]、[>]、[<]、[>=]、または [<=] を選択する。

      5. 右側のペインにテキストまたはコンテキスト変数を入力する。

    注意 : テキストは引用符で囲む必要がある。たとえば、true ではなく、"true" と入力する。

      6. [Add] をクリックする。入力したテキストが下のペインに表示される。

      7. さらに条件を作成する場合は、手順 2 ~ 6 を繰り返す。各条件は、条件リストの最後に追加される。

    注意 : 追加の式を作成する場合は、必ず [and] または [or] オプションを選択する。

    注意 : 条件を削除するには、対象の条件を選択して [Remove] をクリックする。条件を条件リストの上に移動するには、[Up] を、下に移動するには [Down] をクリックする。更新するには、[Update] をクリックする。

      8. 以下のいずれか 1 つを実行する。

    [送信] をクリックして、条件を保存する。[ステージ コンフィグレーションの編集] ページが表示される。入力したテキストが条件として入力される。詳細については、「ステージ コンフィグレーションの詳細の表示と変更」または「アクションの追加」を参照。

    [検証] をクリックして、式を検証する。

    [取り消し] をクリックして、変更を取り消す。

    [条件ビルダ] オプションを使用した単項式の入力

      1. [条件ビルダ] オプションを選択する。

      2. [単項式] オプションを選択する。

      3. コンテキスト変数、ネームスペースの定義、または XQuery 関数を入力する。

    注意 : [XQuery 関数] パレットにある XQuery 関数を [XQuery 条件の編集] フィールドにドラッグ アンド ドロップして式を作成できる。また、あらかじめ定義されているデフォルトのネームスペース、変数ネームスペース、およびユーザ定義のネームスペースも追加できる。これらは [ネームスペース定義] パネルにある。

      4. [Add] をクリックする。入力したテキストが下のペインに表示される。

      5. さらに条件を作成する場合は、手順 2 ~ 6 を繰り返す。各条件は、条件リストの最後に追加される。

    注意 : 追加の式を作成する場合は、必ず [and] または [or] オプションを選択する。

    注意 : 条件を削除するには、対象の条件を選択して [Remove] をクリックする。条件を条件リストの上に移動するには、[Up] を、下に移動するには [Down] をクリックする。更新するには、[Update] をクリックする。

    注意 : 条件の全体定義では、単項式と比較式を混ぜることもできる。

      6. 以下のいずれか 1 つを実行する。

    [送信] をクリックして、条件を保存する。[ステージ コンフィグレーションの編集] ページが表示される。入力したテキストが条件として入力される。詳細については、「ステージ コンフィグレーションの詳細の表示と変更」または「アクションの追加」を参照。

    [検証] をクリックして、式を検証する。

    [取り消し] をクリックして、変更を取り消す。


     


     

注意 : [送信] をクリックすると、メッセージ フローは現在のセッション内で更新されます。コンフィグレーションに対する変更が完了したら、左側のナビゲーション ペインで、[Change Center] の下にある [アクティブ化] をクリックします。セッションが終了し、コア コンフィグレーションが更新されます。また、セッション中はいつでも [破棄] をクリックすることができ、現在のセッションでこれまでに加えた変更を取り消すことができます。

関連トピック

メッセージ コンテキスト

プロキシ サービスの概要

プロキシ サービスの追加

プロキシ サービスの表示と検索

プロキシ サービスの表示と変更

メッセージ フローの表示と変更

 


XQuery 式の編集

[XQuery 式の編集] ページでは、XQuery 式を追加したり変更したりできます。このページは、プロキシ サービスのメッセージ フローから表示できます。メッセージ フローの詳細については、「メッセージ フローの概要」を参照してください。

注意 : XQuery エディタと XPath エディタでは、変数の構造を型または要素にマッピングし、その構造のグラフィック表現からドラッグ アンド ドロップ操作でパス式を作成することにより、変数の構造を宣言することができます。これは簡単に使用できる機能です。代わりにパス式を手動で入力することもできます。

この機能は、すべてのユーザ定義変数と $inbound$outbound、および $fault に対して直接使用できます。ただし、この機能を使用して $attachments の XML 添付ファイル、$header のヘッダ、または $body のドキュメントと RPC パラメータに直接アクセスすることはできません。例外として、WSDL プロキシ サービスによって受信された要求メッセージの $body のドキュメントとパラメータには直接アクセスできます。

XQuery 式を編集するには

  1. まだセッションを作成していない場合は、左側のナビゲーション ペインで、[Change Center] の下にある [作成] をクリックして、現在のコンフィグレーションに変更を加えるための新しいセッションを作成します。詳細については、「Change Center の使用」を参照してください。
  2. [プロキシ サービスの概要] ページで、対象プロキシ サービスの [メッセージ フローの編集] アイコンをクリックします。または、[プロジェクト エクスプローラ] モジュールを使用している場合は、選択したプロジェクトまたはフォルダのリソースのリストで該当するプロキシ サービスの [メッセージ フローの編集] アイコンをクリックします。
  3. 選択したプロキシ サービスの [メッセージ フローの編集] ページが表示されます。

  4. 既存のパイプラインを展開してパイプライン ペアを表示します。
  5. 編集するステージのステージ アイコンをクリックし、[編集ステージ] をクリックします。[ステージ コンフィグレーションの編集] ページが表示されます。それまでに追加したアクションがある場合は、このページにそれらのアクションが表示されます。
  6. 編集する XQuery 式が含まれているアクションを検索して、編集対象の式を選択します。
  7. アクション内に含まれている XQuery 式のリンクをクリックして、式エディタを開きます。
  8. [XQuery 式の編集] ページが表示されます。このページには以下の機能があります。

    • [テキスト] ペイン、[XQ トランスフォーメーション] ペイン、および [XSL トランスフォーメーション] ペイン
    • [メッセージ コンテキスト変数] パネル
    • [ネームスペース定義] パネル
    • [XQuery 関数] パレット
  9. 以下のいずれか 1 つを実行します。
  10. 表 14-45 [XQuery 式の編集] ページ

    処理

    手順

    メッセージ コンテキスト変数の XPath の生成

      1. [メッセージ コンテキスト変数] パネルのドロップダウン リストで、コンテキスト変数 [attachments]、[header]、[outbound]、[body]、[inbound] から 1 つを選択する。メッセージ コンテキスト変数の詳細については、「メッセージ コンテキスト」を参照。

      2. 表示された名前をクリックして、[メッセージ コンテキスト変数] パネルの [XPath] フィールドに変数を表示する。

    注意 : 表示される名前は、ツリー ビュー形式で表示されるので、順に選択して展開することで下位要素を表示できる。

      3. テキストを選択し、[XPath] フィールドからコンテキスト変数をドラッグして [式の編集] フィールドにドロップすることで、式を作成する。

    メッセージ コンテキスト変数の定義

    詳細については、「新しいメッセージ コンテキスト変数の定義」を参照。

    ユーザのネームスペースの定義

      1. [ネームスペース定義] パネルで、[ユーザのネームスペース] の [+] をクリックする。[新しいネームスペース宣言] ダイアログ ボックスが表示される。

      2. [Prefix] フィールドにプレフィックスを入力する。

      3. [Namespace] フィールドにネームスペースを入力する。

      4. [OK] をクリックする。

    注意 : XML ネームスペースを使用すると、グローバル レベルでユニークな要素名と属性名にすることができる。ローカル名である要素名および属性名を、ネームスペース プレフィックスで修飾することにより、ユニークさが確保される。

    ユーザのネームスペースの削除

    [ネームスペース定義] パネルで、削除するユーザのネームスペースに対応する [-] (マイナス記号) をクリックする。

    XQuery 式の手動での作成

      1. [テキスト] オプションが選択されていることを確認する。

      2. [式の編集] フィールドにテキストを入力するか、貼り付ける。

    注意 : [XQuery 関数] パレットにある XQuery 関数を [式の編集] フィールドにドラッグ アンド ドロップして式を作成できる。また、あらかじめ定義されているデフォルトのネームスペース、変数ネームスペース、およびユーザ定義のネームスペースも追加できる。これは、[ネームスペース定義] パネルにある。

    ドラッグ アンド ドロップ機能は、Internet Explorer ブラウザでのみサポートされている。他のブラウザでは、ドラッグされたテキストを設定するために必要な JavaScript がサポートされていない。XML スキーマ ツリーを使用する場合は、ドラッグ アンド ドロップするのではなく、目的のノードをクリックする必要がある。これにより、パレットの下部にあるテキスト領域にそのノードの XPath が表示される。その後、このテキスト領域の内容をコピーして、[式の編集] フィールドに貼り付ける必要がある。

      3. 以下のいずれか 1 つを実行する。

    [送信] をクリックして、式を保存する。[ステージ コンフィグレーションの編集] ページが表示される。入力したテキストが式として入力される。詳細については、「ステージ コンフィグレーションの詳細の表示と変更」を参照。

    [検証] をクリックして、式を検証する。

    [取り消し] をクリックして、変更を取り消す。

    実行用 XQuery トランスフォーメーションの選択

      1. [XQ トランスフォーメーション] オプションを選択する。

      2. [実行するトランスフォーメーションを選択] フィールドで、実行する XQuery トランスフォーメーションを選択してから、[Select] をクリックする。

      3. [変数マッピング] フィールドの下に、ラベルとそれに対応するテキスト ボックスが表示され、スクロールすることでトランスフォーメーションの各入力パラメータを表示できる。各ラベルはパラメータ名に相当し、各テキスト ボックスはそのパラメータにマッピングされる XQuery 式を定義するためのものである。マッピングはパラメータごとに定義する必要がある。たとえば、XQuery トランスフォーメーションに one および two という 2 つの入力パラメータがある場合、[変数マッピング] フィールドには、「one」および「two」という 2 つのラベルが表示される。XQuery 式が入力されるテキスト ボックスは、各ラベルに関連付けられている。

    次の XQuery 式は、このフィールドの有効な入力例である。

    $body/*[1]

    $body/po:PurchaseOrder

    注意 : 次の変数名はこのフィールドでは無効な入力となり、例外が発生する。
    body

      4. 以下のいずれか 1 つを実行する。

    [送信] をクリックして、式を保存する。[ステージ コンフィグレーションの編集] ページが表示される。選択したトランスフォーメーションが式として入力される。詳細については、「ステージ コンフィグレーションの詳細の表示と変更」または「アクションの追加」を参照。

    [検証] をクリックして、式を検証する。

    [取り消し] をクリックして、変更を取り消す。

    実行用 XSL トランスフォーメーションの選択

      1. [XSL トランスフォーメーション] オプションを選択する。

      2. [実行する XSL トランスフォーメーションを選択] フィールドで、実行する XSL トランスフォーメーションを選択してから、[Select] をクリックする。

      3. [変数マッピング] フィールドの下に、ラベルとそれに対応するテキスト ボックスがトランスフォーメーションの入力パラメータごとに表示される。各ラベルはパラメータ名に相当し、各テキスト ボックスはそのパラメータにマッピングされる XQuery 式を定義するためのものである。マッピングはパラメータごとに定義する必要がある。たとえば、XSL トランスフォーメーションに one および two という 2 つの入力パラメータがある場合、[変数マッピング] フィールドには、「one」および「two」という 2 つのラベルと、ラベルごとに XQuery 式を入力するテキスト ボックスが表示されます。入力変数のマッピングの他に、トランスフォーメーションの入力ドキュメントの XQuery 式を指定する必要もある。このマッピングは、[入力ドキュメント] というラベルが付いたテキスト ボックスで指定する。

    次の XQuery 式は、このフィールドの有効な入力例である。

    $body/*[1]

    $body/po:PurchaseOrder

    注意 : 次の変数名はこのフィールドでは無効な入力となり、例外が発生する。
    body

      4. 以下のいずれか 1 つを実行する。

    [送信] をクリックして、式を保存する。[ステージ コンフィグレーションの編集] ページが表示される。選択したトランスフォーメーションが式として入力される。詳細については、「ステージ コンフィグレーションの詳細の表示と変更」または「アクションの追加」を参照。

    [検証] をクリックして、式を検証する。

    [取り消し] をクリックして、変更を取り消す。


     

注意 : [送信] をクリックすると、メッセージ フローは現在のセッション内で更新されます。コンフィグレーションに対する変更が完了したら、左側のナビゲーション ペインで、[Change Center] の下にある [アクティブ化] をクリックします。セッションが終了し、コア コンフィグレーションが更新されます。また、セッション中はいつでも [破棄] をクリックすることができ、現在のセッションでこれまでに加えた変更を取り消すことができます。

関連トピック

メッセージ コンテキスト

プロキシ サービスの概要

プロキシ サービスの追加

プロキシ サービスの表示と検索

プロキシ サービスの表示と変更

メッセージ フローの表示と変更

 


XPath 式の編集

[XPath 式の編集] ページでは、XPath 式を編集できます。このページは、プロキシ サービスのメッセージ フローから表示できます。メッセージ フローの詳細については、「メッセージ フローの概要」を参照してください。

注意 : XQuery エディタと XPath エディタでは、変数の構造を型または要素にマッピングし、その構造のグラフィック表現からドラッグ アンド ドロップ操作でパス式を作成することにより、変数の構造を宣言することができます。これは簡単に使用できる機能です。代わりにパス式を手動で入力することもできます。

この機能は、すべてのユーザ定義変数と $inbound$outbound、および $fault に対して直接使用できます。ただし、この機能を使用して $attachments の XML 添付ファイル、$header のヘッダ、または $body のドキュメントと RPC パラメータに直接アクセスすることはできません。例外として、WSDL プロキシ サービスによって受信された要求メッセージの $body のドキュメントとパラメータには直接アクセスできます。

XPath 式を編集するには

  1. まだセッションを作成していない場合は、左側のナビゲーション ペインで、[Change Center] の下にある [作成] をクリックして、現在のコンフィグレーションに変更を加えるための新しいセッションを作成します。詳細については、「Change Center の使用」を参照してください。
  2. [プロキシ サービスの概要] ページで、対象プロキシ サービスの [メッセージ フローの編集] アイコンをクリックします。または、[プロジェクト エクスプローラ] モジュールを使用している場合は、選択したプロジェクトまたはフォルダのリソースのリストで該当するプロキシ サービスの [メッセージ フローの編集] アイコンをクリックします。
  3. 選択したプロキシ サービスの [メッセージ フローの編集] ページが表示されます。

  4. 既存のパイプラインを展開してパイプライン ペアを表示します。
  5. 編集するステージのステージ アイコンをクリックし、[編集ステージ] をクリックします。[ステージ コンフィグレーションの編集] ページが表示されます。それまでに追加したアクションがある場合は、このページにそれらのアクションが表示されます。
  6. 編集する XPath 式が含まれているアクションを検索して、編集対象の式を選択します。
  7. アクション内に含まれている XPath 式のリンクをクリックして、式エディタを開きます。
  8. [XPath 式の編集] ページが表示されます。このページには以下の機能があります。

    • XPath 式編集用のフィールド
    • [メッセージ コンテキスト変数] パネル
    • [ネームスペース定義] パネル
  9. 以下のいずれか 1 つを実行します。
  10. 表 14-46 [XPath 式の編集] ページ

    処理

    手順

    メッセージ コンテキスト変数の XPath の生成

      1. [メッセージ コンテキスト変数] パネルのドロップダウン リストで、コンテキスト変数 [attachments]、[header]、[outbound]、[body]、[inbound] から 1 つを選択する。メッセージ コンテキスト変数の詳細については、「メッセージ コンテキスト」を参照。

      2. 表示された名前をクリックして、[メッセージ コンテキスト変数] パネルの [XPath] フィールドに変数を表示する。

    注意 : 表示される名前は、ツリー ビュー形式で表示されるので、順に選択して展開することで下位要素を表示できる。

      3. テキストを選択し、[XPath] フィールドからコンテキスト変数をドラッグして [式の編集] フィールドにドロップすることで、式を作成する。

    メッセージ コンテキスト変数の定義

    詳細については、「新しいメッセージ コンテキスト変数の定義」を参照。

    ユーザのネームスペースの定義

      1. [ネームスペース定義] パネルで、[ユーザのネームスペース] の [+] をクリックする。[新しいネームスペース宣言] ダイアログ ボックスが表示される。

      2. [Prefix] フィールドにプレフィックスを入力する。

      3. [Namespace] フィールドにネームスペースを入力する。

      4. [OK] をクリックする。

    注意 : XML ネームスペースを使用すると、グローバル レベルでユニークな要素名と属性名にすることができる。ローカル名である要素名および属性名を、ネームスペース プレフィックスで修飾することにより、ユニークさが確保される。

    ユーザのネームスペースの削除

    [ネームスペース定義] パネルで、削除するユーザのネームスペースに対応する [-] (マイナス記号) をクリックする。

    XPath 式の手動での作成

      1. [XPath 式の編集] フィールドにテキストを入力するか、貼り付ける。

    注意 : [メッセージ コンテキスト変数] パネルにあるコンテキスト変数を [式の編集] フィールドにドラッグ アンド ドロップして式を作成できる。また、あらかじめ定義されているデフォルトのネームスペース、変数ネームスペース、およびユーザ定義のネームスペースも追加できる。これらは [ネームスペース定義] パネルにある。

    ドラッグ アンド ドロップ機能は、Internet Explorer ブラウザでのみサポートされている。他のブラウザでは、ドラッグされたテキストを設定する JavaScript がサポートされていない。XML スキーマ ツリーを使用する場合は、ドラッグ アンド ドロップするのではなく、目的のノードをクリックする必要がある。これにより、パレットの下部にあるテキスト領域にそのノードの XPath が表示される。その後、このテキスト領域の内容をコピーして、[式の編集] フィールドに貼り付ける必要がある。

      2. 以下のいずれか 1 つを実行する。

    [送信] をクリックして、式を保存する。[ステージ コンフィグレーションの編集] ページが表示される。入力したテキストが式として入力される。詳細については、「ステージ コンフィグレーションの詳細の表示と変更」または「アクションの追加」を参照。

    [取り消し] をクリックして、変更を取り消す。


     

注意 : [送信] をクリックすると、メッセージ フローは現在のセッション内で更新されます。コンフィグレーションに対する変更が完了したら、左側のナビゲーション ペインで、[Change Center] の下にある [アクティブ化] をクリックします。セッションが終了し、コア コンフィグレーションが更新されます。また、セッション中はいつでも [破棄] をクリックすることができ、現在のセッションでこれまでに加えた変更を取り消すことができます。

関連トピック

メッセージ コンテキスト

プロキシ サービスの概要

プロキシ サービスの追加

プロキシ サービスの表示と検索

プロキシ サービスの表示と変更

メッセージ フローの表示と変更

 


新しいメッセージ コンテキスト変数の定義

[新しいメッセージ コンテキスト変数の定義] ページでは、新しいメッセージ コンテキスト変数型を定義できます。このページには、[XQuery 式の編集]、[XPath 式の編集]、[XQuery 条件の編集] の各ページからアクセスできます。詳細については、「XQuery 式の編集」、「XPath 式の編集」、「XQuery 条件の編集」を参照してください。

新しいメッセージ コンテキスト変数を定義するには

  1. [XQuery 式の編集] ページ、[XPath 式の編集] ページ、または [XQuery 条件の編集] ページの [メッセージ コンテキスト変数] パネルで、[+] アイコンをクリックします。
  2. [新しいメッセージ コンテキスト変数の定義] ページが表示されます。

  3. [変数名] フィールドに定義対象の変数名を入力します。
  4. [このメッセージ コンテキスト変数の型を選択] フィールドで、[文字列]、[型なし XML]、[XML スキーマ]、[WSDL]、[MFL] のいずれかの変数型を選択します。
  5. 注意 : [参照] をクリックし、該当するブラウザを使用して、XML スキーマ、WSDL、または MFL を選択してから、[送信] をクリックすることもできます。

  6. 以下のいずれか 1 つを実行します。
    • [送信] をクリックして新しい変数を保存し、前のページに戻る。
    • [取り消し] をクリックして変更を取り消し、前のページに戻る。

関連トピック

メッセージ コンテキスト

プロキシ サービスの概要

プロキシ サービスの追加

メッセージ フローの表示と変更

 


エラー メッセージと処理

この節の内容は以下のとおりです。

エラー ハンドラ

BEA AquaLogic Service Bus では、エラー メッセージをフォーマットして返すようにシステムをコンフィグレーションできます。

メッセージ フローの処理中には、さまざまな原因でエラーが発生します。たとえば、ユーザ名が正しく確認または認証されない場合は、セキュリティ エラーが発生します。また、AquaLogic Service Bus がメッセージを正常に変換または検証できない場合は、トランスフォーメーション エラーが発生します。ルーティング サービスが使用できないために、ルーティング エラーが発生する場合などもあります。たいていのメッセージ フロー ロジックは特定のステージ、ルート ノード、またはプロキシ サービスで実行されるため、一般的に、これらのエラーは特定のステージ、ルート ノード、またはプロキシ サービスに起因しています。

AquaLogic Service Bus には、エラー ハンドラを定義してこれらのエラーを処理するための機能が用意されています。エラー ハンドラは、ロギング、トランスフォーメーション、およびパブリッシュなどの各種アクションを実行し、適切にエラーを処理するためのパイプラインです。

ステージ内でエラーが発生すると、一連の手順が実行されます。この一連の手順がそのステージのエラー パイプラインを構成しています。

ネスト エラー ハンドラ

エラー ハンドラは、メッセージ フロー全体に対してコンフィグレーションすることも、メッセージ フロー内の各パイプラインや各ステージに対してコンフィグレーションすることもできます。エラー ハンドラはルート ノードに対してコンフィグレーションすることもできます。ただし、ブランチ ノードに対してコンフィグレーションすることはできません。

エラーが生じると、そのエラーを取り囲む最も内側のエラー ハンドラにより処理されます。たとえば、ステージ内で割り当てアクションを実行中にトランスフォーメーション エラーが生じた場合は、そのステージのエラー ハンドラにより処理されます。そのステージにエラー ハンドラがコンフィグレーションされていない場合は、次のレベルのエラー ハンドラ、つまりトランスフォーメーション ステージを含むパイプラインのエラー ハンドラにより処理されます。このエラー ハンドラもない場合は、メッセージ フロー レベルのエラー ハンドラにより処理されます。これにも失敗すると、エラーは、デフォルトのシステム レベル エラー ハンドラにより処理されます。

ルート ノードで生じたエラーを捕捉できなかった場合、次のレベルのエラー ハンドラはメッセージ フロー レベルのハンドラになります。つまり、ステージ エラーは 3 つのレベルのユーザ コンフィグレーション ハンドラで処理できるのに対し、メッセージ フロー エラーは最大でも 2 つのレベルのユーザ コンフィグレーション ハンドラでしか捕捉できません。

すべてのコンポーネント、つまりステージ、パイプライン、またはメッセージ フローが持つことのできるエラー ハンドラは最大で 1 つです。そのため、要求または応答の処理中にエラーが発生し、これが下位の (パイプラインまたはステージの) エラー ハンドラで処理されない場合は、1 つのメッセージ フロー レベルのエラー ハンドラで処理することになります。着信バインディング レイヤは特定のステージやパイプラインと関連付けることができないため、バインディング レイヤで生じたエラーは常にメッセージ フロー レベルのエラー ハンドラにより処理されます。発信バインディング レイヤのエラーは、通信を実行しているエンティティに応じて、いくつかの場所で生じる可能性があります。たとえば、ルーティング中に生じたバインディング レイヤのエラーは、ルート ノードのエラー ハンドラで捕捉できます。同様に、パブリッシュ ステージでのパブリッシュ処理中に生じたバインディング レイヤのエラーはステージ レベルのエラー ハンドラで捕捉できます。

空のエラー ハンドラ

空のエラー ハンドラ、つまりコンフィグレーションされていないエラー ハンドラは、エラー ハンドラがない状態と同じです。たとえば、ステージ レベルのエラー ハンドラを作成しても、コンフィグレーションを行うまでの間はエラーが「捕捉されず」、次のレベルのハンドラに処理が委ねられます。

エラー ハンドラ アクション

エラー ハンドラによるエラー処理のしめくくりとして、以下のいずれかのアクションを選択できます。

表 14-47 エラー ハンドラのアクション

エラー アクション

説明

返信

このアクションを割り当てると、プロキシ サービス クライアントに対して即座にエラー応答が作成される。それ以降のすべてのメッセージ フローの処理は停止され、メッセージに関係するコンテキスト変数に基づいて応答メッセージが送信される。この場合には、エラー ハンドラをコンフィグレーションして、プロキシ サービスに単純な応答を送信することも、エラーが発生したことを示すより詳細な応答を送信することも可能。

成功時の HTTP 応答と失敗時の HTTP 応答の違いは以下のとおり。

  • 成功時の応答では、ステータス コード 200 と $body が送信される。

  • 失敗時の応答では、ステータス コード 500 と $body が送信される。

再開

このアクションを割り当てると、エラーが発生していないかのようにメッセージ フローの処理が継続される。処理は、エラーが正常に解消された位置から継続される。残りのメッセージ フローで予期されていない状態に陥ることになる可能性があるため、エラー ハンドラにコンテキスト変数への対応をコンフィグレーションすることが必要な場合がある。エラー ハンドラによりエラーが解消されると、そのエラー ハンドラが正常に実行を完了したかのように処理が再開される。処理の再開点は、エラー発生点とは異なる。


 

返信アクションも再開アクションも呼び出されない場合は、エラーが再送出されます。この場合、エラーは次のレベルのエラー ハンドラに送られて処理されます。他に指定がない限り、再送出アクションはエラー ハンドラのデフォルトのアクションです。

メッセージ フローによるアクションの選択については、「エラー ハンドラ コンフィグレーション」を参照してください。

エラー ハンドラ コンフィグレーション

エラー ハンドラはパイプラインの 1 つであるため、他のパイプラインと同じようにコンフィグレーションします。たとえば、パブリッシュ アクションを使用して他のサービスにエラー通知を送信したり、割り当てアクションを使用してコンテキスト変数を変更したりできます。ただし、エラー ハンドラでは、一部のアクションを使用できません。

エラー ハンドラでは、標準のコンテキスト変数に加え、$fault 変数を使用できます。$fault 変数には、メッセージ フロー処理中に発生したすべてのエラーに関する情報が格納されます。エラーが発生すると、エラー ハンドラが呼び出される前にこの変数にエラーの情報が格納されます。$fault 変数は、エラー ハンドラの中だけで定義されます。この変数は、単純な要求パイプラインおよび応答パイプラインの中では定義されません。これが、エラー パイプラインと他のすべてのパイプラインの重要な違いです。

$fault 変数内には、4 つのコア要素があります。

表 14-48 エラー ハンドラ コンフィグレーション

要素

説明

errorCode

エラー コードを文字列値として保持する

Reason

エラーの簡単な説明テキストを格納する

Details

エラーについての任意の XML コンテンツを格納する

Location

エラーが発生したパイプラインとステージを示す


 

$fault 変数は変更可能ですが、変更が関係するのはエラー ハンドラ内だけです。

関連トピック

プロキシ サービスの追加

プロキシ サービスの表示と検索

プロキシ サービスの表示と変更

メッセージ フローの表示と変更

 


プロキシ サービスへのエラー処理の追加

[メッセージ フローの編集] ページでは、プロキシ サービスにエラー処理を追加できます。エラー処理は、メッセージ フロー、パイプライン、ルート ノード、およびステージ レベルでコンフィグレーションできます。詳細については、「エラー メッセージと処理」を参照してください。

プロキシ サービスにエラー処理を追加するには

  1. まだセッションを作成していない場合は、左側のナビゲーション ペインで、[Change Center] の下にある [作成] をクリックして、現在のコンフィグレーションに変更を加えるための新しいセッションを作成します。詳細については、「Change Center の使用」を参照してください。
  2. [プロキシ サービスの概要] ページで、対象プロキシ サービスの [メッセージ フローの編集] アイコンをクリックします。または、[プロジェクト エクスプローラ] モジュールを使用している場合は、選択したプロジェクトまたはフォルダのリソースのリストで該当するプロキシ サービスの [メッセージ フローの編集] アイコンをクリックします。
  3. 選択したプロキシ サービスの [メッセージ フローの編集] ページが表示されます。このページには以下の機能があります。

    • プロキシ サービス アイコン
    • プロキシ サービス名
    • パイプライン ペア ノードをすでに追加している場合は、パイプライン ペア ノード アイコンおよびパイプライン ペア ノード名
    • [エコー ノード] アイコン
    • メッセージ フロー内の各種オブジェクトに関連付けられたページにリンクされている、左側のナビゲーション ペインのメッセージ フローのマップ
  4. 開始ノード アイコンをクリックし、[サービス エラー ハンドラの追加] をクリックします。[エラー ハンドラ] アイコンがある [エラー ハンドラの編集] ページが表示されます。
  5. [エラー ハンドラ] アイコンをクリックし、[ステージの追加] をクリックします。ステージ アイコン、[名前] フィールド、および [説明] フィールドが表示されます。
  6. [名前] フィールドにステージ名を入力します。
  7. [説明] フィールドにステージの説明を入力します。
  8. [保存] をクリックして、ステージ名と説明を保存します。
  9. ステージ アイコンをクリックし、[編集ステージ] をクリックします。[ステージ コンフィグレーションの編集] ページが表示されます。
  10. [アクションの追加] をクリックし、追加するアクションを選択して、アクションを追加します。
  11. エラー ハンドラはパイプラインの 1 つであるため、他のパイプラインと同じようにコンフィグレーションします。たとえば、パブリッシュ アクションを使用して他のサービスにエラー通知を送信したり、割り当てアクションを使用してコンテキスト変数を変更したりできます。追加するアクションの種類の詳細については、「アクションの追加」の該当する手順を参照してください。アクションは任意の組み合わせで連鎖できます。

    また、これ以外にも、エラー発生返信、および再開の 3 つのエラー アクションがよく使用されます。これらのアクションの詳細については、「エラー メッセージと処理」の「エラー ハンドラ アクション」を参照してください。

    アクションを追加したら、次の手順に進みます。

  12. 以下のいずれか 1 つを実行します。
    • [保存] をクリックして、アクションを保存する。[エラー ハンドラの編集] ページが表示されます。
    • [取り消し] をクリックして変更を取り消し、[エラー ハンドラの編集] ページに戻る。
    • [クリア] をクリックして、[ステージ コンフィグレーションの編集] ページを開いたまま保存前の編集内容を取り消す。
  13. アクションを保存したら、以下のいずれか 1 つを実行します。
  14. 表 14-49 プロキシ サービスへのエラー処理の追加

    処理

    手順

    アクションの追加を続行してエラー ハンドラをコンフィグレーションする

    ステージ アイコンをクリックし、[編集ステージ] をクリックする。

    ステージ名と説明を編集する

    ステージ アイコンをクリックし、[編集名前と説明] をクリックする。

    別のステージを追加する

    [エラー ハンドラ] アイコンまたはステージ アイコンを選択し、[ステージの追加] をクリックする。

    更新した内容を保存して [メッセージ フローの編集] ページに戻る

    [保存] をクリックする。

    変更を取り消して [メッセージ フローの編集] ページに戻る

    [取り消し] をクリックする。

    [エラー ハンドラの編集] ページを開いたまま変更をクリアする

    [クリア] をクリックする。


     

注意 : [保存] をクリックすると、メッセージ フローは現在のセッション内で更新されます。コンフィグレーションに対する変更が完了したら、左側のナビゲーション ペインで、[Change Center] の下にある [アクティブ化] をクリックします。セッションが終了し、コア コンフィグレーションが更新されます。また、セッション中はいつでも [破棄] をクリックすることができ、現在のセッションでこれまでに加えた変更を取り消すことができます。

関連トピック

エラー メッセージと処理

パイプラインへのエラー処理の追加

ステージへのエラー処理の追加

ルート ノードへのエラー処理の追加

メッセージ フローの表示と変更

プロキシ サービスの概要

 


パイプラインへのエラー処理の追加

[メッセージ フローの編集] ページでは、パイプラインにエラー処理を追加できます。エラー処理は、メッセージ フロー、パイプライン、ルート ノード、およびステージ レベルでコンフィグレーションできます。詳細については、「エラー メッセージと処理」を参照してください。

注意 : パイプラインにエラー ハンドラを追加する前に、パイプライン ペア ノードを作成する必要があります。詳細については、「パイプライン ペア ノードの追加」を参照してください。

パイプラインにエラー処理を追加するには

  1. まだセッションを作成していない場合は、左側のナビゲーション ペインで、[Change Center] の下にある [作成] をクリックして、現在のコンフィグレーションに変更を加えるための新しいセッションを作成します。詳細については、「Change Center の使用」を参照してください。
  2. [プロキシ サービスの概要] ページで、対象プロキシ サービスの [メッセージ フローの編集] アイコンをクリックします。または、[プロジェクト エクスプローラ] モジュールを使用している場合は、選択したプロジェクトまたはフォルダのリソースのリストで該当するプロキシ サービスの [メッセージ フローの編集] アイコンをクリックします。
  3. 選択したプロキシ サービスの [メッセージ フローの編集] ページが表示されます。

  4. 既存のパイプライン ペア ノードを展開して、要求パイプラインと応答パイプラインから成るパイプライン ペアを表示します。
  5. エラー処理を追加するパイプラインをクリックし、[パイプライン エラー ハンドラの追加] をクリックします。[エラー ハンドラの編集] ページが表示されます。
  6. [エラー ハンドラ] アイコンをクリックし、[ステージの追加] をクリックします。ステージ アイコン、[名前] フィールド、および [説明] フィールドが表示されます。
  7. [名前] フィールドにステージ名を入力します。
  8. [説明] フィールドにステージの説明を入力します。
  9. [保存] をクリックして、ステージ名と説明を保存します。
  10. ステージ アイコンをクリックし、[編集ステージ] をクリックします。[ステージ コンフィグレーションの編集] ページが表示されます。
  11. [アクションの追加] をクリックし、追加するアクションを選択して、アクションを追加します。
  12. エラー ハンドラはパイプラインの 1 つであるため、他のパイプラインと同じようにコンフィグレーションします。たとえば、パブリッシュ アクションを使用して他のサービスにエラー通知を送信したり、割り当てアクションを使用してコンテキスト変数を変更したりできます。追加するアクションの種類の詳細については、「アクションの追加」の該当する手順を参照してください。アクションは任意の組み合わせで連鎖できます。

    また、これ以外にも、エラー発生返信、および再開の 3 つのエラー アクションがよく使用されます。これらのアクションの詳細については、「エラー メッセージと処理」の「エラー ハンドラ アクション」を参照してください。

    アクションを追加したら、次の手順に進みます。

  13. 以下のいずれか 1 つを実行します。
    • [保存] をクリックして、アクションを保存する。[エラー ハンドラの編集] ページが表示されます。
    • [取り消し] をクリックして変更を取り消し、[エラー ハンドラの編集] ページに戻る。
    • [クリア] をクリックして、[ステージ コンフィグレーションの編集] ページを開いたまま保存前の編集内容を取り消す。
  14. アクションを保存したら、以下のいずれか 1 つを実行します。
  15. 表 14-50 パイプラインへのエラー処理の追加

    処理

    手順

    アクションの追加を続行してエラー ハンドラをコンフィグレーションする

    ステージ アイコンをクリックし、[編集ステージ] をクリックする。

    ステージ名と説明を編集する

    ステージ アイコンをクリックし、[編集名前と説明] をクリックする。

    別のステージを追加する

    [エラー ハンドラ] アイコンまたはステージ アイコンを選択し、[ステージの追加] をクリックする。

    更新した内容を保存して [メッセージ フローの編集] ページに戻る

    [保存] をクリックする。

    変更を取り消して [メッセージ フローの編集] ページに戻る

    [取り消し] をクリックする。

    [エラー ハンドラの編集] ページを開いたまま変更をクリアする

    [クリア] をクリックする。


     

注意 : [保存] をクリックすると、メッセージ フローは現在のセッション内で更新されます。コンフィグレーションに対する変更が完了したら、左側のナビゲーション ペインで、[Change Center] の下にある [アクティブ化] をクリックします。セッションが終了し、コア コンフィグレーションが更新されます。また、セッション中はいつでも [破棄] をクリックすることができ、現在のセッションでこれまでに加えた変更を取り消すことができます。

関連トピック

エラー メッセージと処理

プロキシ サービスへのエラー処理の追加

ステージへのエラー処理の追加

ルート ノードへのエラー処理の追加

メッセージ フローの表示と変更

プロキシ サービスの概要

 


ステージへのエラー処理の追加

[メッセージ フローの編集] ページでは、ステージにエラー処理を追加できます。エラー処理は、メッセージ フロー、パイプライン、ルート ノード、およびステージ レベルでコンフィグレーションできます。詳細については、「エラー メッセージと処理」を参照してください。

注意 : ステージにエラー ハンドラを追加する前に、ステージを作成する必要があります。詳細については、「ステージの追加」を参照してください。

ステージにエラー処理を追加するには

  1. まだセッションを作成していない場合は、左側のナビゲーション ペインで、[Change Center] の下にある [作成] をクリックして、現在のコンフィグレーションに変更を加えるための新しいセッションを作成します。詳細については、「Change Center の使用」を参照してください。
  2. [プロキシ サービスの概要] ページで、対象プロキシ サービスの [メッセージ フローの編集] アイコンをクリックします。または、[プロジェクト エクスプローラ] モジュールを使用している場合は、選択したプロジェクトまたはフォルダのリソースのリストで該当するプロキシ サービスの [メッセージ フローの編集] アイコンをクリックします。
  3. 選択したプロキシ サービスの [メッセージ フローの編集] ページが表示されます。

  4. 既存のパイプライン ペア ノードを展開して、要求パイプラインと応答パイプラインから成るパイプライン ペアを表示します。それまでに追加したステージがある場合は、ステージ アイコンも表示されます。
  5. 編集するステージのステージ アイコンをクリックし、[追加ステージ エラー ハンドラ] をクリックします。[エラー ハンドラの編集] ページが表示されます。
  6. [エラー ハンドラ] アイコンをクリックし、[ステージの追加] をクリックします。ステージ アイコン、[名前] フィールド、および [説明] フィールドが表示されます。
  7. [名前] フィールドにステージ名を入力します。
  8. [説明] フィールドにステージの説明を入力します。
  9. [保存] をクリックして、ステージ名と説明を保存します。
  10. ステージ アイコンをクリックし、[編集ステージ] をクリックします。[ステージ コンフィグレーションの編集] ページが表示されます。
  11. [アクションの追加] をクリックし、追加するアクションを選択して、アクションを追加します。
  12. エラー ハンドラはパイプラインの 1 つであるため、他のパイプラインと同じようにコンフィグレーションします。たとえば、パブリッシュ アクションを使用して他のサービスにエラー通知を送信したり、割り当てアクションを使用してコンテキスト変数を変更したりできます。追加するアクションの種類の詳細については、「アクションの追加」の該当する手順を参照してください。アクションは任意の組み合わせで連鎖できます。

    また、これ以外にも、エラー発生返信、および再開の 3 つのエラー アクションがよく使用されます。これらのアクションの詳細については、「エラー メッセージと処理」の「エラー ハンドラ アクション」を参照してください。

    アクションを追加したら、次の手順に進みます。

  13. 以下のいずれか 1 つを実行します。
    • [保存] をクリックして、アクションを保存する。[エラー ハンドラの編集] ページが表示されます。
    • [取り消し] をクリックして変更を取り消し、[エラー ハンドラの編集] ページに戻る。
    • [クリア] をクリックして、[ステージ コンフィグレーションの編集] ページを開いたまま保存前の編集内容を取り消す。
  14. アクションを保存したら、以下のいずれか 1 つを実行します。
  15. 表 14-51 ステージへのエラー処理の追加

    処理

    手順

    アクションの追加を続行してエラー ハンドラをコンフィグレーションする

    ステージ アイコンをクリックし、[編集ステージ] をクリックする。

    ステージ名と説明を編集する

    ステージ アイコンをクリックし、[編集名前と説明] をクリックする。

    別のステージを追加する

    [エラー ハンドラ] アイコンまたはステージ アイコンを選択し、[ステージの追加] をクリックする。

    更新した内容を保存して [メッセージ フローの編集] ページに戻る

    [保存] をクリックする。

    変更を取り消して [メッセージ フローの編集] ページに戻る

    [取り消し] をクリックする。

    [エラー ハンドラの編集] ページを開いたまま変更をクリアする

    [クリア] をクリックする。


     

注意 : [保存] をクリックすると、メッセージ フローは現在のセッション内で更新されます。コンフィグレーションに対する変更が完了したら、左側のナビゲーション ペインで、[Change Center] の下にある [アクティブ化] をクリックします。セッションが終了し、コア コンフィグレーションが更新されます。また、セッション中はいつでも [破棄] をクリックすることができ、現在のセッションでこれまでに加えた変更を取り消すことができます。

関連トピック

エラー メッセージと処理

プロキシ サービスへのエラー処理の追加

パイプラインへのエラー処理の追加

ルート ノードへのエラー処理の追加

メッセージ フローの表示と変更

プロキシ サービスの概要

 


ルート ノードへのエラー処理の追加

[メッセージ フローの編集] ページでは、ルート ノードにエラー処理を追加できます。エラー処理は、メッセージ フロー、パイプライン、ルート ノード、およびステージ レベルでコンフィグレーションできます。詳細については、「エラー メッセージと処理」を参照してください。

注意 : ルート ノードにエラー ハンドラを追加する前に、ルート ノードを作成する必要があります。詳細については、「ルート ノードの追加」を参照してください。

ルート ノードにエラー処理を追加するには

  1. まだセッションを作成していない場合は、左側のナビゲーション ペインで、[Change Center] の下にある [作成] をクリックして、現在のコンフィグレーションに変更を加えるための新しいセッションを作成します。詳細については、「Change Center の使用」を参照してください。
  2. [プロキシ サービスの概要] ページで、対象プロキシ サービスの [メッセージ フローの編集] アイコンをクリックします。または、[プロジェクト エクスプローラ] モジュールを使用している場合は、選択したプロジェクトまたはフォルダのリソースのリストで該当するプロキシ サービスの [メッセージ フローの編集] アイコンをクリックします。
  3. 選択したプロキシ サービスの [メッセージ フローの編集] ページが表示されます。

  4. ルート ノード アイコンをクリックし、[エラー ハンドラの追加] をクリックします。[エラー ハンドラの編集] ページが表示されます。
  5. [エラー ハンドラ] アイコンをクリックし、[ステージの追加] をクリックします。ステージ アイコン、[名前] フィールド、および [説明] フィールドが表示されます。
  6. [名前] フィールドにステージ名を入力します。
  7. [説明] フィールドにステージの説明を入力します。
  8. [保存] をクリックして、ステージ名と説明を保存します。
  9. ステージ アイコンをクリックし、[編集ステージ] をクリックします。[ステージ コンフィグレーションの編集] ページが表示されます。
  10. [アクションの追加] をクリックし、追加するアクションを選択して、アクションを追加します。
  11. エラー ハンドラはパイプラインの 1 つであるため、他のパイプラインと同じようにコンフィグレーションします。たとえば、パブリッシュ アクションを使用して他のサービスにエラー通知を送信したり、割り当てアクションを使用してコンテキスト変数を変更したりできます。追加するアクションの種類の詳細については、「アクションの追加」の該当する手順を参照してください。アクションは任意の組み合わせで連鎖できます。

    また、これ以外にも、エラー発生返信、および再開の 3 つのエラー アクションがよく使用されます。これらのアクションの詳細については、「エラー メッセージと処理」の「エラー ハンドラ アクション」を参照してください。

    アクションを追加したら、次の手順に進みます。

  12. 以下のいずれか 1 つを実行します。
    • [保存] をクリックして、アクションを保存する。[エラー ハンドラの編集] ページが表示されます。
    • [取り消し] をクリックして変更を取り消し、[エラー ハンドラの編集] ページに戻る。
    • [クリア] をクリックして、[ステージ コンフィグレーションの編集] ページを開いたまま保存前の編集内容を取り消す。
  13. アクションを保存したら、以下のいずれか 1 つを実行します。
  14. 表 14-52 ルート ノードへのエラー処理の追加

    処理

    手順

    アクションの追加を続行してエラー ハンドラをコンフィグレーションする

    ステージ アイコンをクリックし、[編集ステージ] をクリックする。

    ステージ名と説明を編集する

    ステージ アイコンをクリックし、[編集名前と説明] をクリックする。

    別のステージを追加する

    [エラー ハンドラ] アイコンまたはステージ アイコンを選択し、[ステージの追加] をクリックする。

    更新した内容を保存して [メッセージ フローの編集] ページに戻る

    [保存] をクリックする。

    変更を取り消して [メッセージ フローの編集] ページに戻る

    [取り消し] をクリックする。

    [エラー ハンドラの編集] ページを開いたまま変更をクリアする

    [クリア] をクリックする。


     

注意 : [保存] をクリックすると、メッセージ フローは現在のセッション内で更新されます。コンフィグレーションに対する変更が完了したら、左側のナビゲーション ペインで、[Change Center] の下にある [アクティブ化] をクリックします。セッションが終了し、コア コンフィグレーションが更新されます。また、セッション中はいつでも [破棄] をクリックすることができ、現在のセッションでこれまでに加えた変更を取り消すことができます。

関連トピック

エラー メッセージと処理

プロキシ サービスへのエラー処理の追加

パイプラインへのエラー処理の追加

ステージへのエラー処理の追加

メッセージ フローの表示と変更

プロキシ サービスの概要

 


エラー ハンドラの表示と変更

[メッセージ フローの編集] ページでは、エラー ハンドラを表示し、変更できます。エラー処理は、メッセージ フロー、パイプライン、ルート ノード、およびステージ レベルでコンフィグレーションできます。詳細については、「エラー メッセージと処理」を参照してください。

エラー ハンドラを表示および変更するには

  1. まだセッションを作成していない場合は、左側のナビゲーション ペインで、[Change Center] の下にある [作成] をクリックして、現在のコンフィグレーションに変更を加えるための新しいセッションを作成します。詳細については、「Change Center の使用」を参照してください。
  2. [プロキシ サービスの概要] ページで、対象プロキシ サービスの [メッセージ フローの編集] アイコンをクリックします。または、[プロジェクト エクスプローラ] モジュールを使用している場合は、選択したプロジェクトまたはフォルダのリソースのリストで該当するプロキシ サービスの [メッセージ フローの編集] アイコンをクリックします。
  3. 選択したプロキシ サービスの [メッセージ フローの編集] ページが表示されます。

  4. 以下のいずれか 1 つを実行します。
  5. 表 14-53 エラー ハンドラの表示と変更

    処理

    手順

    プロキシ サービスのエラー ハンドラの表示および変更

    開始ノード アイコンをクリックし、[サービス エラー ハンドラの編集] をクリックする。[エラー ハンドラの編集] ページが表示される。詳細については、「プロキシ サービスへのエラー処理の追加」を参照。

    パイプラインのエラー ハンドラの表示および変更

    該当するパイプライン ペア アイコンをクリックし、[パイプライン エラー ハンドラの編集] をクリックする。[エラー ハンドラの編集] ページが表示される。詳細については、「パイプラインへのエラー処理の追加」を参照。

    ルート ノードのエラー ハンドラの表示および変更

    ルート ノード アイコンをクリックし、[編集エラー ハンドラ] をクリックする。[エラー ハンドラの編集] ページが表示される。詳細については、「ルート ノードへのエラー処理の追加」を参照。

    ステージのエラー ハンドラの表示および変更

    該当するステージ アイコンをクリックし、[編集ステージ エラー ハンドラ] をクリックする。[エラー ハンドラの編集] ページが表示される。詳細については、「ステージへのエラー処理の追加」を参照。


     

関連トピック

エラー メッセージと処理

エラー ハンドラの削除

メッセージ フローの表示と変更

プロキシ サービスの概要

 


エラー ハンドラの削除

[メッセージ フローの編集] ページでは、既存のエラー ハンドラを削除できます。エラー処理は、メッセージ フロー、パイプライン、ルート ノード、およびステージ レベルでコンフィグレーションできます。詳細については、「エラー メッセージと処理」を参照してください。

エラー ハンドラを削除するには

  1. まだセッションを作成していない場合は、左側のナビゲーション ペインで、[Change Center] の下にある [作成] をクリックして、現在のコンフィグレーションに変更を加えるための新しいセッションを作成します。詳細については、「Change Center の使用」を参照してください。
  2. [プロキシ サービスの概要] ページで、対象プロキシ サービスの [メッセージ フローの編集] アイコンをクリックします。または、[プロジェクト エクスプローラ] モジュールを使用している場合は、選択したプロジェクトまたはフォルダのリソースのリストで該当するプロキシ サービスの [メッセージ フローの編集] アイコンをクリックします。
  3. 選択したプロキシ サービスの [メッセージ フローの編集] ページが表示されます。

  4. 以下のいずれか 1 つを実行します。
  5. 表 14-54 エラー ハンドラの削除

    処理

    手順

    プロキシ サービスのエラー ハンドラの削除

    開始ノード アイコンをクリックし、[サービス エラー ハンドラの削除] をクリックする。サービスのエラーハンドラが削除される。

    パイプラインのエラー ハンドラの削除

    該当するパイプライン ペア アイコンをクリックし、[パイプライン エラー ハンドラの削除] をクリックする。パイプラインのエラーハンドラが削除される。

    ルート ノードのエラー ハンドラの削除

    ルート ノード アイコンをクリックし、[エラー ハンドラの削除] をクリックする。ルート ノードのエラーハンドラが削除される。

    ステージのエラー ハンドラの削除

    該当するステージ アイコンをクリックし、[削除ステージ エラー ハンドラ] をクリックする。ステージのエラーハンドラが削除される。


     

注意 : [削除] をクリックすると、メッセージ フローは現在のセッション内で更新されます。コンフィグレーションに対する変更が完了したら、左側のナビゲーション ペインで、[Change Center] の下にある [アクティブ化] をクリックします。セッションが終了し、コア コンフィグレーションが更新されます。また、セッション中はいつでも [破棄] をクリックすることができ、現在のセッションでこれまでに加えた変更を取り消すことができます。

関連トピック

エラー メッセージと処理

メッセージ フローの表示と変更

プロキシ サービスへのエラー処理の追加

パイプラインへのエラー処理の追加

ステージへのエラー処理の追加

ルート ノードへのエラー処理の追加

エラー ハンドラの表示と変更

プロキシ サービスの概要

 

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