インストール ガイド

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グラフィカル モードでのインストール プログラムの実行

この章では、グラフィカル モードを使用して以下のプラットフォームでインストール プログラムを実行する方法を説明します。

 


Windows

グラフィカル モードで AquaLogic Service Bus のインストールを開始する前に、「グラフィカル モードでのインストールの開始」で説明されている手順に従います。

グラフィカル モードでのインストール

  1. インストール プログラムでは、システムとコンフィグレーションに関する具体的な情報を入力するよう要求されます。インストーラをグラフィカル モードで起動すると、以下の図に示す [ようこそ] ウィンドウが表示されます。
  2. 図 3-1 [ようこそ] 画面


    [ようこそ] 画面

  3. [次へ] をクリックして、[BEA ライセンス契約] ウィンドウ (図 3-2 を参照) に進みます。 [はい] をクリックして契約条項に同意し、[次へ] をクリックして次に進みます。[BEA ホーム ディレクトリの選択] ウィンドウ (図 3-3 を参照) が表示されます。
  4. 注意 : 次の画面に進むには、ライセンス契約に同意する必要があります。
    図 3-2 [BEA ライセンス契約]


    [BEA ライセンス契約]

    図 3-3 [BEA ホーム ディレクトリの選択]


    [BEA ホーム ディレクトリの選択]

  5. 対象システムにインストールされているすべての BEA 製品の中心的なサポート ディレクトリとして機能する BEA ホーム ディレクトリを指定します。システムにすでに BEA ホーム ディレクトリがある場合は、そのディレクトリを選択できます。新しいディレクトリの作成を選択すると、インストール プログラムによって新しいディレクトリが自動的に作成されます。BEA ホーム ディレクトリの詳細については、「BEA ホーム ディレクトリの選択」を参照してください。
  6. [次へ] をクリックして次に進みます。[インストール タイプの選択] ウィンドウ (図 3-4 を参照) が表示されます。

    注意 : 既存のディレクトリの使用を選択し、そこにインストールされている製品がある場合、インストールを続行するにはその製品をアンインストールする必要があります。
  7. 実行するインストールのタイプのオプション ボタンをクリックします。
  8. 図 3-4 [インストール タイプの選択]


    [インストール タイプの選択]

    • 完全 : WebLogic Server プラグインを除き、インストール プログラムに含まれるすべてのソフトウェア コンポーネントがシステムにインストールされます。サンプル ドメインは PointBase データベースを使用するようにインストール時にコンフィグレーションされるため、インストールが完了するとすぐにサンプルを実行できます。
    • カスタム : インストールするソフトウェア コンポーネントを選択します。Windows システムでは、WebLogic Server Node Manager を Windows サービスとしてインストールするオプションも表示されます。
    • 注意 : Web Server プラグインをインストールする場合や、既存のインストールにコンポーネントを追加する場合は、カスタム インストールを選択する必要があります。詳細については、「インストール タイプの選択」を参照してください。

      [次へ] をクリックします。[コンポーネントを選択] ウィンドウ (図 3-5 を参照) が表示されます。このウィンドウは、カスタム インストールを選択した場合にのみ表示されます。

      図 3-5 [コンポーネントを選択]


      [コンポーネントを選択]

      このウィンドウには、インストール可能なすべてのコンポーネントがツリー ビュー形式で表示されます。インストールするコンポーネントを指定するには、該当するチェック ボックスにチェックを入れます。

      注意 : 最初のインストールでは、[Web Server Plug-Ins] のみが選択されていません。他のコンポーネントはすべてデフォルトで選択されます。システムに Web Server プラグインをインストールする場合は、[Web Server Plug-Ins] チェック ボックスを選択する必要があります。

      フォルダ レベルでコンポーネントを選択または選択解除すると、それに応じてサブコンポーネントがすべて選択または選択解除されます。システムにすでにインストールされているコンポーネントがある場合は、そのコンポーネントのチェック ボックスはグレー表示されます。

      注意 : コンポーネントをインストール対象として選択したり、選択を解除すると、コンポーネント間の依存関係のチェックが行われ、選択されたコンポーネントのリストがチェックの結果に基づいて自動的に変更されます。たとえば、[WebLogic Server] コンポーネントのチェック ボックスを選択解除すると、残りのコンポーネントは WebLogic Server がないと実行できないため、残りのコンポーネントのチェック ボックスも選択解除されます。

      システムにインストール可能なコンポーネントの詳細については、「インストール可能な製品コンポーネント」を参照してください。

      [次へ] をクリックして次に進みます。[オプション ツール] ウィンドウ (図 3-6 を参照) が表示されます。

  9. [オプション ツール] ウィンドウでは、Mercury プロファイリング ツールをインストールするかどうかを指定します。このツールをインストールしない場合は、このオプションのチェック ボックスを選択解除します。
    Mercury プロファイリング ツールの詳細については、「BEA JRockit JDK」を参照してください。
  10. 図 3-6 [オプション ツール]


    [オプション ツール]

    注意 : このウィンドウは、BEA JRockit をサポートするプラットフォームでのみ表示されます。

    [次へ] をクリックして次に進みます。[Mercury ツール ライセンス契約] ウィンドウ (図 3-7 を参照) が表示されます。

    図 3-7 [Mercury ツール ライセンス契約]


    [Mercury ツール ライセンス契約]

  11. Mercury ツールのライセンス契約に目を通し、契約条項への同意を示すために [はい] を選択します。インストールを続行するには、ライセンス契約に同意してから [次へ] をクリックする必要があります。[製品インストール ディレクトリの選択] ウィンドウ (図 3-8 を参照) が表示されます。
  12. ライセンス契約に同意せず、ツールをインストールしない場合は、[前へ] をクリックして [オプション ツール] ウィンドウに戻り、[Mercury プロファイリング ツール] のチェック ボックスを選択解除して、[次へ] をクリックします。[製品インストール ディレクトリの選択] ウィンドウ (図 3-8 を参照) が表示されます。

  13. ソフトウェアをインストールするディレクトリを指定し、[次へ] をクリックします。WebLogic Server と Workshop for WebLogic のデフォルトの製品ディレクトリ (weblogic92) をそのまま使用することも、新しい製品ディレクトリを作成することもできます。新しいディレクトリの作成を選択すると、インストール プログラムによって新しいディレクトリが自動的に作成されます。
    詳細については、「製品インストール ディレクトリの選択」を参照してください。このウィンドウは、インストール済みの製品にコンポーネントを追加する場合には表示されません。代わりに、製品インストール ディレクトリの確認を要求されます。確認すると、選択したコンポーネントは最初のインストールのときに指定した製品インストール ディレクトリにインストールされます。
  14. 図 3-8 [製品インストール ディレクトリの選択]


    [製品インストール ディレクトリの選択]

[次へ] をクリックして次に進みます。[Windows サービスのインストール] ウィンドウ (図 3-9 を参照) が表示されます。

図 3-9 Windows サービスとしての Node Manager のコンフィグレーション

Windows サービスとしての Node Manager のコンフィグレーション

  1. 表示される Windows サービス、特に WebLogic Server Node Manager サービスをインストールするかどうかを選択します。Node Manager は、ドメイン内のサーバ インスタンスを監視、起動、停止するために使用します。
    [はい] を選択する場合は、[Node Manager リスン ポート] フィールドに Node Manager のリスン ポートを入力します。デフォルトは 5556 です。
    指定したリスン ポート番号が実行中のアプリケーションで現在使用されている場合、Node Manager 用に別のリスン ポート番号を入力するように要求されます。
    詳細については、「Windows サービスとしての Node Manager のインストール」を参照してください。
  2. 注意 : このウィンドウは、最初のインストールを行う Windows プラットフォームの管理者特権を持っている場合にのみ表示されます。

    [次へ] をクリックして、[ショートカットの場所の選択] ウィンドウに進みます。

  3. [ショートカットの場所の選択] ウィンドウ (図 3-10 を参照) で、[スタート] メニューのショートカットを作成する [スタート メニュー] フォルダを指定します。以下のオプションを選択できます。
    • 「All Users」の「スタート メニュー」フォルダ : このオプションを選択すると、マシンに登録されているすべてのユーザが、インストールされたソフトウェアにアクセスできます。ただし、[All Users] フォルダにショートカットを作成できるのは、管理者特権を持つユーザに限られます。そのため、管理者特権を持たないユーザが Configuration Wizard を使用してドメインを作成すると、ドメインへの [スタート] メニュー ショートカットは作成されません。この場合、ユーザは、必要に応じてローカルの [スタート メニュー] フォルダに手動でショートカットを作成することはできます。
    • ローカル ユーザの「スタート メニュー」フォルダ : このオプションを選択すると、このマシンに登録されている他のユーザは、インストールされたソフトウェアの [スタート] メニュー エントリにアクセスできません。
    • 図 3-10 [ショートカットの場所の選択]


      [ショートカットの場所の選択]

      注意 : このウィンドウは、最初のインストールを行う Windows プラットフォームの管理者特権を持っている場合にのみ表示されます。

      [次へ] をクリックしてインストールを開始します。

      インストールが正常に終了した後で、QuickStart アプリケーションを実行するかどうかを指定できます (図 3-11 を参照)。QuickStart は、初心者によるソフトウェアの評価、習得、使用を支援するために設計されたアプリケーションです。QuickStart を使用すると、サンプル ドメイン、アプリケーションのアップグレード情報、オンライン ドキュメントに簡単にアクセスできます。QuickStart を起動しない場合は、このオプションのチェック ボックスを選択解除します。

      インストール プログラムを終了するには、[完了] をクリックします。QuickStart を選択している場合は QuickStart が起動します。

      図 3-11 QuickStart


      QuickStart

 


UNIX

この節では、グラフィカル モードを使用して UNIX プラットフォームでインストールを行う方法について説明します。このインストールでは、以下のインストーラを使用します。

ファイル名の末尾が .bin のインストーラ

ファイル名の末尾が .bin のインストーラの使用」で説明されているインストール前タスクを実行します。

インストールを開始するには、「グラフィカル モードでのインストールの開始」で説明されている手順に従います。

デフォルトでは、インストールはグラフィカル モードで開始します。製品のインストールの詳細については、「グラフィカル モードでのインストール」の手順 1 から手順 7 を参照してください。

ファイル名の末尾が .jar のインストーラ

UNIX プラットフォームでのインストール プログラムの開始」の「ファイル名の末尾が .jar のインストーラの使用」で説明されているインストール前タスクを実行します。

インストールを開始するには、「グラフィカル モードでのインストールの開始」で説明されている手順に従います。

デフォルトでは、インストールはグラフィカル モードで開始します。製品のインストールの詳細については、「グラフィカル モードでのインストール」の手順 1 から手順 7 を参照してください。

注意 : .bin ファイルと .jar ファイルのインストーラについては、次の点に注意してください。

インストールが正常に終了した後で、QuickStart アプリケーションを実行するかどうかを指定できます。QuickStart は、初心者によるソフトウェアの評価、習得、使用を支援するために設計されたアプリケーションです。QuickStart を使用すると、サンプル ドメイン、アプリケーションのアップグレード情報、オンライン ドキュメントに簡単にアクセスできます。

QuickStart を起動しない場合は、このオプションのチェック ボックスを選択解除します。

 


詳細情報

デフォルトでは、BEA ソフトウェアは BEA ホーム ディレクトリにインストールされた開発ライセンス ファイルを使用するため、すぐに製品の利用を開始することができます。QuickStart アプリケーションを使用して、ソフトウェアについて十分に把握し、提供されているサンプルを実行することをお勧めします。追加の情報については、「インストール後の情報」を参照してください。

QuickStart は、コンソール モード インストールやサイレント モード インストールでは自動的に実行されません。この場合、[スタート] メニュー (Windows)、またはコマンド ライン (Windows および UNIX) から起動できます。起動の手順については、「QuickStart の使用」を参照してください。

特定のソフトウェア リリースに関する詳細情報については、以下から該当するリリース ノートを参照してください。


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