![]() ![]() ![]() ![]() |
以下の節では、BEA Tuxedo から AquaLogic Service Bus サービスを使用する方法を説明します。これは、着信の例です。
1 つのローカル アクセス ポイントおよび 1 つのリモート アクセス ポイントを含むように WTC サーバをコンフィグレーションする必要があります。これにより、AquaLogic Service Bus から Tuxedo サービスへのアクセスが提供されます。WTC のコンフィグレーションについては、「Tuxedo 転送のための WebLogic Tuxedo Connector のコンフィグレーション」を参照してください。
AquaLogic Service Bus サービスを Tuxedo から利用するには、AquaLogic Service Bus Console を使用して新しいプロキシ サービスをコンフィグレーションする必要があります。プロキシ サービスの詳細については、『AquaLogic Service Bus Console の使い方』の「プロキシ サービス」を参照してください。
AquaLogic Service Bus Console にログインし、以下の手順を順番に実行します。
このコンフィグレーションを完了するには、以下の節で説明するタスクを実行します。
図 4-1 に示すような [プロキシ サービスの編集 - 全般的なコンフィグレーション] ページが表示されます。
[サービスの種類] - [任意の XML サービス] を選択します (デフォルト)。
注意 : | Tuxedo 転送は、サービスのタイプとして、任意の XML サービスとメッセージング サービスのみをサポートします。 |
[次へ] をクリックして、図 4-2 に示す [プロキシ サービスの編集 - 転送コンフィグレーション] ページを表示します。
[エンドポイント URI] - サービスがデプロイされたサーバ上のエンドポイント URI に対応するサービス名を入力します。
[フィールド テーブル クラス] - 省略可能なフィールドです。受信される FML または FML32 バッファを表すクラス名を入力します。これらは、フィールド名を要素名にマップするために、FML または FML32 から XML への変換ルーチンで使用されます。完全修飾クラス名をスペースで区切ってリストします。
[View クラス] - 省略可能なフィールドです。送受信される VIEW または VIEW32 バッファを表すクラス名を入力します。これらは、フィールド名を要素名にマップするために、VIEW から XML または VIEW32 から XML への変換ルーチンで使用されます。完全修飾クラス名をスペースで区切ってリストします。
注意 : | Tuxedo のバッファ タイプ X_C_TYPE と X_COMMON は、VIEW/VIEW32 バッファと同様に処理されます。 |
注意 : | 受信要求に VIEW が含まれる場合、該当する VIEW クラスを AquaLogic Service Bus の CLASSPATH に指定する必要があります。 |
[クラス Jar] - このエンドポイント オペレーションに必要な FML/FML32 または VIEW/VIEW32 クラスを持つ JAR ファイルを含んだ JAR リソースを選択します。
[ローカル アクセス ポイント] - インポートに関連付けられたドロップダウン リストから、ローカル アクセス ポイントを選択します。このドロップダウン リストには、WTC でコンフィグレーションされたローカル アクセス ポイントが含まれます。関連するローカル アクセス ポイントがない場合、プロキシ サービスは作成できません。
[応答バッファ タイプ] - ドロップダウン リストから、リモート Tuxedo クライアントが受信するバッファ タイプを選択します。このフィールドは、[応答が必要] フィールドが選択されている場合に有効です。
[応答バッファ サブタイプ] - 以前の [要求バッファ タイプ] の値が VIEW または VIEW32 である場合、このフィールドが有効になります。応答バッファに関連付けるバッファのサブタイプを入力します。このフィールドは、[応答が必要] フィールドが選択されている場合に有効です。
[応答が必要?] - このサービスに応答の送信が想定されている場合に選択します。デフォルトは選択された状態、ただしサービスのタイプがメッセージング サービスで、応答メッセージのタイプが [なし] の場合は選択が解除される。この場合、フィールドは無効です。
[応答エンコーディング] - [応答バッファ タイプ] の値が MBSTRING である場合、このフィールドが有効になります。[応答エンコーディング] のチェックボックスを選択し、Tuxedo クライアントへの送信時の MBSTRING バッファのエンコーディングをオーバーライドします。
AquaLogic Service Bus のメッセージ フローは、プロキシ サービスの実装を定義します。メッセージ フローには、パイプライン ペア (プロキシ サービス、またはサービスの処理用の要求パイプラインと応答パイプライン) と、ステージ、パイプライン、およびプロキシ サービスに対して定義できるエラー ハンドラをゼロ個以上入れることができます。パイプラインは、1 つまたは複数のステージを持つことができ、ステージはアクションを持ちます。
AquaLogic Service Bus プロキシ サービスのコンフィグレーションの詳細については、『AquaLogic Service Bus Console の使い方』および AquaLogic Service Bus のユーザーズ ガイドの「AquaLogic Service Bus でのメッセージ フローの作成」を参照してください。
以下の節では、プロキシ サービスのルーティング動作を変更し、このメッセージ フローを編集して次のことを行う方法の例について説明します。
ナビゲーション パネルに [リソース ブラウザ] ペインが開き、コンソールに [プロキシ サービスの概要] プロジェクト ページが表示されます。
前に作成したプロキシ サービスの [メッセージ フローの編集] ページが表示されます。このページには、デフォルトのメッセージ フロー コンフィグレーションが表示されます。デフォルト コンフィグレーションは開始ノードで構成されます。これはメッセージ フローの最小コンフィグレーションです。メッセージ フローの動作は順番に行われます。
メッセージ フローで、ノードの名前が変更され、ルート ノード名が表示されます。
[ステージ コンフィグレーションの編集] ページが表示されます。このページには、[アクションの追加] という 1 つのリンクがあります。
ステージはパイプラインの要素であり、パイプラインに定義されたアクションのコンテナです。アクションとは、プロキシ サービスを通過するメッセージの処理を定義するパイプライン ステージの要素です。
[ステージ コンフィグレーションの編集] ページが変更され、アクションの内容が表示されます。アクションの内容は、作成したノードのタイプ (ルート ノード) によって定義されます。
[サービス ブラウザ] に、作成したプロキシ サービスとビジネス サービスの名前が表示されます。
BEA Tuxedo を AquaLogic Service Bus と共に使用するようにコンフィグレーションしたので、正しく動作することを確認するためのテストを実行できます。XML から FML32 および FML32 から XML への変換を使用している場合は、BEA Tuxedo に含まれている「ud32」Tuxedo クライアント プログラムを使用してこのコンフィグレーションをテストできます (FML 変換を使用している場合は、「ud」クライアントを使用できます)。ud32 は、FML バッファのテキスト表現で構成される入力を読み込みます。詳細については、『Tuxedo コマンド・リファレンス』で ud および ud32 コマンドに関する情報を参照してください。
XML から FML および FML から XML への変換を使用していない場合は、Tuxedo でテスト クライアント プログラムを作成し、このコンフィグレーションをテストする必要があります。このタスクの詳細については、BEA Tuxedo のドキュメントを参照してください。
![]() ![]() ![]() |