Oracle Content Management SDKインストレーションおよび構成ガイド 10g (9.0.4.2) for UNIX Systems B15639-04 |
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この章では、インストールおよび構成の一般的な問題とその解決方法を説明します。
インストールおよび構成のエラーのほとんどは、インストール前の作業手順に正しく従わないために発生します。次の表は、インストールおよび構成の一般的な問題、考えられる原因および対処方法を示します。インストールおよび構成のアクションは、次のように2つのログ・ファイルに記録されるので、これらを調べるとトラブルシューティングに役立ちます。
$ORACLE_BASE/oraInventory/logs/installActions.log
ファイルには、Oracle CM SDKのインストール時に発生したエラーが記録されます。$ORACLE_BASE
が定義されていない場合、デフォルトで$ORACLE_HOME
に設定されます。
$ORACLE_HOME/ifs/cmsdk/log/CmsdkConfig.log
ファイルには、Oracle CM SDKの構成時に発生したエラーが記録されます。NFSドライブのマウント時に「許可されません」エラーが発生した場合、次の表を参考にして問題の原因を特定してください。
トラブルシューティングの手順 | 詳細 |
---|---|
ノードのログ・ファイルで詳細を確認します。通常ノードのログには、ノードごとに同じタイプの情報が記録されています。このログは、プロトコル・サーバーおよびエージェントのトラブルシューティングに役立ちます。すべてのエラーが、スタック・トレースで記録されます。ログ・レベル、ログ・ローテーション間隔などのログ・ファイル・プロパティは、監視対象ノードのノード構成で指定します。 |
ノードのログのデフォルトの場所は、次のとおりです。 $ORACLE_HOME/ifs/cmsdk/log/transferred_domain_name/node_name.log |
Oracle CM SDK NFSサーバーの構成がプライマリ・サーバーかセカンダリ・サーバーかを確認します。サーバーがセカンダリ・サーバーとして構成されている場合、またはOracle CM SDK NFSサーバーが標準のポート番号でない場合、Solarisクライアントでは |
詳細は、第5章「クライアント・アクセスのパスおよびソフトウェア」の「NFS(Network File System)プロトコル」を参照してください。 |
クライアントがトラステッド・クライアント・リストに含まれていることを確認します。 |
詳細は、第4章「構成後の作業」の「トラステッド・クライアント・リストの設定」を参照してください。 |
NFSサーバーが実行されているポート番号およびマウント・ポート番号を確認します。 |
Oracle CM SDKの構成時におけるNFSサーバー・ポート番号の選択の詳細は、第3章「インストールと構成」を参照してください。 |
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コマンド・プロンプトに |
動作保証されているNFSクライアントを使用していることを確認します。 |
NFSへのクライアント・アクセス機能は、すべてのUNIXオペレーティング・システムで使用可能ですが、Windowsシステムでは追加のクライアント・ソフトウェアが必要です。Hummingbird Maestro NFSは、Oracle CM SDK NFSサーバーでの使用がサポートされているクライアントです。
サポートされているその他のNFSクライアント・アプリケーションとそのバージョンについては、Oracle Content Management SDKのリリース・ノートを参照してください。 |
Oracle Universal Installerを起動して、次のようにOracle CM SDKを削除します。
oracle
というアカウントです。
$ORACLE_HOME
ディレクトリをクリックして、すべてのインストール済コンポーネントを表示します。そのリストにOracle CM SDKまたはOracle Internet File Systemが含まれていることを確認します。
root
(またはoracle
)としてログオンし、UNIXの削除コマンド(rm
)を再帰および強制のオプションを付けて実行します。
表6-4に示されているコマンドを実行する前に、正しいパス名が入力されていることを必ず確認してください。強制のパラメータ(
重要
-f
)によって、書込みアクセス権のないファイルを含めてすべてのファイルが削除され、再帰のパラメータ(-r
)によって、パスの下にあるすべてのサブディレクトリ内のすべてのファイルが削除されます。誤ったパス名を入力すると、システムに深刻な障害をもたらす恐れがあります。
表6-4 削除コマンド
リリース | コマンド |
---|---|
Oracle Internet File System 9.0.1、9.0.2 |
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Oracle CM SDK 9.0.3および9.0.4 |
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オラクル社カスタマ・サポート・センターには、http://metalink.oracle.comからアクセスできます。
オラクル社カスタマ・サポート・センターに問い合せる前に、次の項目を確認してください。
インストールに関連する問題では、この他に次の情報も必要です。
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