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Oracle Application Serverインストレーション・ガイド
10g リリース3(10.1.3.2.0) for Linux x86

E05049-01
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A Oracle Content Database用のインストール・チェックリスト

この付録では、OracleデータベースおよびOracle Content DB中間層のインストール・チェックリストを示します。これらのチェックリストを使用して、インストール時に必要な情報を収集します。これらのチェックリストには、情報を書き込むための空白の表セルがあります。


注意:

この付録で説明するチェックリストには機密情報が含まれているため、これらのチェックリストの安全性の確保および機密性の保持を徹底することをお薦めします。 


この付録の内容は次のとおりです。

A.1 Oracleデータベース用のインストール・チェックリスト

この項では、Oracleデータベースをインストールする場合のチェックリストを示します。このチェックリストで、Oracleデータベースのインストール時に入力を求められる情報を確認できます。

表A-1に、Oracleデータベースをインストールする場合に必要な情報を示します。

表A-1    Oracleデータベース用のインストール・チェックリスト 
情報  説明  値の例  ユーザーが入力する情報 

Oracleホームの名前 

対象データベースのOracleホームの名前です。 

OraDb10g_home1
 

  

Oracleホームのパス 

Oracleホームのディレクトリ・パスです。 

/u01/oracle/product/database
 

  

グローバル・データベース名 

データベースの名前です。 

orcl.mycompany.com
 

  

Oracleシステム識別子(SID) 

データベースのOracleシステム識別子です。 

orcl
 

  

データベース・パスワード 

SYSSYSTEMSYSMANおよびDBSNMPスキーマ・ユーザーに対して使用するパスワードを作成します。4つすべてのスキーマに同じパスワードを使用することも、別々のパスワードを作成することもできます。 

your_passwords
 

  

データベース・キャラクタ・セット 

データベースで使用されるキャラクタ・セットです。キャラクタ・セットは、AL32UTF8に設定してください(これはデフォルトではありません)。 

AL32UTF8
 

  

rootパスワード 

データベースをインストールするオペレーティング・システムのrootユーザー・パスワードです。 

your_password
 

  

データベース・タイプ 

データベースをStandard Editionにするか、Enterprise Editionにするかを決定します。 

Enterprise 

  

データベース記憶域タイプ 

使用するデータベース記憶域タイプ(ファイル・システム、ASM、またはRAW)を決定します。 

ファイルシステム(FS) 

  

A.2 Oracle Content DB中間層用のインストール・チェックリスト

この項では、Oracle Content DB中間層をインストールする場合のチェックリストを示します。このチェックリストで、Oracle Content DB中間層のインストール時に入力を求められる情報を確認できます。

表A-2に、Oracle Content DB中間層をインストールする場合に必要な情報を示します。

表A-2    Oracle Content DB中間層用のインストール・チェックリスト 
情報  説明  値の例  ユーザーが入力する情報 

Oracleホームの場所 

インストール・ディレクトリ(Oracleホーム)のディレクトリ・パスです。 

/home/oracle/cdb
 

  

Oracleホームの名前 

対象中間層のOracleホームの名前です。 

cdb_10_2
 

  

インスタンス名 

Oracle Content DB中間層用のOracle Application Serverインスタンスの名前です。

Oracle Application Serverインスタンスの名前には、コンピュータのホスト名を使用しないでください。 

cdb_instance
 

  

oc4jadminパスワード 

Oracle Content DB中間層用のOracle Application Serverインスタンスの管理者のパスワードです。 

your_password
 

  

SYSパスワード 

データベース・ユーザーSYSのパスワードです。 

your_password
 

  

WindowsでのOracleデータベースのファイアウォール要件 

Microsoft Windowsを実行しているコンピュータにOracleデータベースがインストールされている場合は、Oracle Content DB中間層をインストールする前に次の手順を実行してファイアウォールを無効にする必要があります。

  1. スタート」→「コントロール パネル」→「セキュリティ センター」→「Windows ファイアウォール」をクリックします。

  2. 無効(推奨されません)」を選択します。

  3. OK」をクリックし、「セキュリティ センター」および「コントロール パネル」を終了します。

Oracle Content DBを正常にインストールした後で、ファイアウォールを有効にしてください。 

  

  

データベース・ホスト名およびポート 

Oracleデータベースがインストールされているコンピュータのホスト名およびディレクトリ・サーバーがOracle Content DB中間層に対してリスニングを行っているポートの番号です。

Real Application Clustersを使用している場合は、各仮想ホストのホスト名およびポート番号を各ノードに指定する必要があります。 

host_name:port
 

  

データベース・サービス名 

Oracle Content DB中間層で使用するOracleデータベースのサービス名です。 

service_name
 

  

CONTENTスキーマ・パスワード 

CONTENTスキーマ・ユーザーのパスワードです。 

your_password
 

  

Oracle Internet Directoryホスト名 

Oracle Content DBで使用するOracle Internet Directoryインスタンスの完全修飾されたホスト名です。 

infra_host.mycompany.com
 

  

Oracle Internet Directoryポート 

Oracle Content DBで使用するOracle Internet Directoryインスタンスのポート番号です。 

389(非SSL)

636(SSL) 

  

リポジトリ・タイプ 

ファイルベースのユーザー・リポジトリを使用するか、ディレクトリベースのユーザー・リポジトリを使用するかを決定します。

ファイルベース: ファイルベースのユーザー・リポジトリを使用する場合、追加の情報は必要ありません。本番システムではファイルベースのユーザー・リポジトリは推奨されていないことに注意してください。

ディレクトリベース: Oracle Internet Directoryを使用する場合は、次の値を指定する必要があります。

  • Oracle Content DBで使用するOracle Internet Directoryインスタンスの完全修飾されたホスト名

  • Oracle Content DBで使用するOracle Internet Directoryインスタンスのポート番号

    SSLを使用してOracle Internet Directoryに接続する場合は、Oracle Content DB中間層をインストールする前にOracle Internet DirectoryをSSLに対応するように設定しておく必要があります。

  • cn=orcladminなどのOracle Internet Directory管理者ユーザーDN

    適切な権限を持つ任意のOracle Internet Directoryユーザーを使用することもできます。

  • Oracle Internet Directory管理者ユーザー・パスワード

 

ファイルベース 

  

リポジトリ・タイプ(続き) 

サードパーティ製LDAPサーバーを使用する場合は、次の値を指定する必要があります。

  • ベンダー

  • ホスト名およびポート

  • 管理者ユーザーDN

  • 管理者ユーザー・パスワード

  • ユーザー検索ベース

    たとえば、次のようになります。

    "cn=users,dc=us,dc=abc,dc=co
    m"
    

    入力した検索ベース内のユーザーのみがOracle Content DBにアクセスできます。

  • ユーザー名属性(uid、mailなど)

  • ユーザー・オブジェクト・クラス(ユーザーを表すために使用するLDAPスキーマ・オブジェクト・クラスのリスト)

    複数のオブジェクト・クラスを区切るには、空白を使用します。

  • サイト管理者ユーザー名

    サイト管理者は、すべてのOracle Content DBアプリケーション管理ロールを付与されています。

    注意: サイト管理者ユーザーにDNは指定できません。LDAPユーザー名属性に対応するユーザー名を指定する必要があります。たとえば、LDAPユーザー名属性としてmailを選択した場合は、ユーザーの電子メール・アドレスを指定します。

 

  

  

クラスタ・トポロジ構成 

クラスタ構成の一部としてインストールする場合は、Oracle Application Serverクラスタの検出(マルチキャスト)IPアドレスおよびポートを指定します。 

225.0.0.20:8001 

  

rootパスワード 

データベースをインストールするオペレーティング・システムのrootユーザー・パスワードです。 

your_password
 

  


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