インストール ガイド
以下の節では、コンソールモードでインストール プログラムを実行する方法について説明します。
「インストール プログラムの起動」の説明に従って、コンソール モードでインストール プログラムを起動します。
コンソールモード インストール プロセスでは、各セクションでのプロンプトに対し、選択肢の番号を入力するか、〔Enter〕を押してデフォルトを受け入れます。インストール プロセスを終了するには、任意のプロンプトに exit
(または x
) と入力します。選択内容を確認または変更する場合は、プロンプトに previous
(または p
) と入力します。次のウィンドウに進むには、next
(または省略形の n
) と入力します。
注意 : この節のサンプルのコンソール テキストとディレクトリ パス名では、Windows の規則 (パス名のバック スラッシュなど) を使用しています (C:\bea\weblogic90
など)。UNIX システムでパス名を入力する場合は、UNIX の規則を使用します。たとえば、/home/bea/weblogic90
などパス名にフォワード スラッシュを使用します。
次に、インストール プログラムの手順を説明します。「インストール プログラムの起動」の説明に従って、コンソール モードでインストール プログラムを起動した後で、次の手順に従います。
1
を入力します。ライセンス契約全体を確認するには、数回 〔Enter〕を押すか、Down
と数回入力します。前に表示されていた部分に戻るには、Up
と入力します。2
を入力します。2
と入力すると、インストール プロセスが終了します。 BEA ホーム ディレクトリの選択 :
--------------------------
->1|* 新しい BEA ホームを作成する
2|C:\bea
3|C:\bea_prod
4|C:\bea_qa
選択するインデックス番号を入力してください または [Exit][Previous][Next]>
既存の BEA ホーム ディレクトリを使用するには、目的の BEA ホーム ディレクトリの番号を入力します。
next
(または省略形の n
) と入力するか、〔Enter〕を押します。C:\beahome2
など)。指定したディレクトリが存在しない場合は、自動的に作成されます。 インストール プログラムでは、次の例に示すように、指定した BEA ホーム ディレクトリが表示されます。
BEA ホーム ディレクトリの選択 :
--------------------------
"BEA ホーム" = [C:\beahome2]
オプションの選択 :
1 - BEA ホームを入力
2 - デフォルトを使用 [C:\bea]
選択するオプション番号を入力してください または [Exit][Previous][Next]>
コマンド ラインで、〔Enter〕を押して、選択内容を確認します。選択内容を変更する場合は、1
または 2 と入力して、[BEA ホーム ディレクトリの選択] パネルに戻ります。
BEA ホーム ディレクトリを選択し、選択内容を確認したら、Next
と入力するか〔Enter〕を押します。次のいずれかが表示されます。
インストールするコンポーネントの選択
] パネルが表示されます。手順 5 に進みます。インストール タイプを選択
] プロンプトが表示されます。
インストール タイプを選択:
--------------------
->1|完全インストール
|以下のソフトウェア コンポーネントとサンプルをインストールします。WebLogic
Server AquaLogic Service Bus
2|カスタム インストール
|インストールするソフトウェア コンポーネントを選択し、オプションで
コンフィグレーションを実行します。
選択するインデックス番号を入力してください または [Exit][Previous][Next]>
1
と入力するか、〔Enter〕を押します。2
と入力します。[インストールするコンポーネントの選択
] プロンプトが表示されます。標準インストールとカスタム インストールの詳細については、「インストール タイプの選択」を参照してください。
注意 : WebLogic Server 用の BEA Products インストール プログラムを使用している場合は、WebLogic Server コンポーネントのみが表示されます。
インストールするコンポーネントの選択 :
-----------------------------
リリースx
.x
.x
.x
+----WebLogic Server [1] v
| +----Server [1.1] v
| +----Server Examples [1.2] v
| +----Web Server Plug-Ins [1.3]
+----AquaLogic Service Bus [2] v
| +----Service Bus Server [2.1] v
| +----Data Transformation Tools [2.2] v
| +----Service Bus Examples [2.3] v
選択を切り替えるには、括弧内に表示される数字を正確に入力してください または
[Exit][Previous][Next]
初回のインストールで、Web サーバ プラグインのみが選択されている場合、デフォルトでは、他のすべてのコンポーネントが選択されています。選択されているコンポーネントの各行には、x
(UNIX システム) またはチェック マーク (Windows システム) が付いています。選択されたコンポーネントがシステムにインストールされます。しかし、システムに Web サーバ プラグインをインストールする場合は、それらに該当する数値コードを手動で入力する必要があります。コンポーネントを選択解除するには、括弧内に表示されているとおりに、コマンドラインにコンポーネントの数値コードを正確に入力します。たとえば、Server Examples をインストールしない場合は、コマンドラインに
1.2
と入力します。
システムにすでにインストールされているコンポーネントについては、括弧内に Installed
という単語が表示されます。
コンポーネントを選択したら、〔Enter〕を押すか、next
(または省略形の n
) と入力します。
注意 : インストールするコンポーネントを選択または選択解除すると、インストール プログラムによりコンポーネント間の依存関係がチェックされ、選択されたコンポーネントのリストが自動的に修正されます。たとえば、WebLogic Server コンポーネントを選択解除すると、残りのコンポーネントも選択解除されます。これらのコンポーネントの実行には WebLogic Server が必要なためです。
新しいディレクトリを指定すると、そのディレクトリが自動的に作成されます。
製品ディレクトリの選択 :
-------------------------
製品インストール ディレクトリ = [デフォルトを使用 C:\beahome2\weblogic90]
製品インストール ディレクトリを入力するか [Exit][Previous][Next]
ノード マネージャは、ドメイン内のサーバ インスタンスをモニタ、起動、停止するために使用します。詳細については、「Windows サービスとしてのノード マネージャのインストール」を参照してください。
ノード マネージャを Windows のサービスとしてインストール
->1 - はい、今インストールします。
2 - いいえ、今はインストールしません。インストール後にノード マネージャを
Windows サービスとして登録する方法については製品のドキュメントを参照
してください。
番号を入力してください または [Exit][Previous][Next]>
1
を入力するか、〔Enter〕を押します。次に、プロンプトでノード マネージャ リスン ポートを入力するか、または〔Enter〕を押してデフォルト (5556) を使用します。指定したリスン ポートが現在実行中のアプリケーションによって使用中の場合は、インストール プログラムで別のノード マネージャ リスン ポート番号を入力するよう求められます。選択内容を確認するよう求められます。2
を入力します。ショートカットの場所の選択
] プロンプトが表示されます。手順 10 に進む。注意 : インストール プログラムが、かなり長時間停止しているように見える場合がありますが、異常ではありません。これは特にインストールの最後に起こります。このような場合でも、インストール プログラムは動作しています。
パブリック JRE のインストール
] プロンプトが表示されます。
JRockit パブリック JRE のインストール:
--------------------
*JRockit JRE のコピーは C:\Program
*Files\Java\jrockit-jre1.5.0_03 にインストールされます。プラグインは、JRockit パブリック JRE のインストールを選択しない限り、
*インストールされません。
1 | はい、JRockit パブリック JRE をインストールします
2 | いいえ、JRockit パブリック JRE をインストールしません
選択するインデックス番号を入力してください または [Exit][Previous][Next]>
JRockit Public JRE は、JDK で使用される Java 2 実行時環境の BEA JRockit 実装です。実行時環境には、Java で記述されたプログラムの実行をサポートする BEA JRockit JVM、クラス ライブラリ、およびその他のファイルが含まれます。
1
を入力して、JRockit パブリック JRE をインストールします。選択内容を確認するよう求められます。1
または〔Enter〕を押して選択内容を確定します。[JRockit Java プラグインのインストール
] プロンプトが表示されます。手順 9 に進む。2
または〔Enter〕を押します。次のいずれかが表示されます。
JRockit Java プラグインのインストール:
--------------------
*Java プラグインでは、Web ベースのアプレットまたは Java Bean を
*実行するときにブラウザのデフォルト仮想マシンではなく JRockit を使用するように指定できます。
*JRockit の Java プラグインと関連付ける Web ブラウザを選択してください。
*選択しない場合は、Java プラグインがインストールされません。
->1 | Internet Explorer
->2 | Netscape and Mozilla
オプションの選択 :
1- 選択
2- 選択解除
選択するオプション番号を入力してください または [Exit][Previous][Next]>
ショートカットの場所の選択 :
-------------------------
*インストーラでは、BEA コンポーネント、サンプル、およびツールへのショートカットが作成されます。
*管理者権限を持つユーザの場合、これらの
*ショートカットの作成先を指定できます。
->1|「All Users」の [スタート メニュー] フォルダ> (推奨)
|管理者権限を持たないユーザが、このインストールの BEA
|BEA Configuration Wizard を使用してドメインを作成する場合、そのユーザは
|[スタート] メニューのショートカットを手動で作成する必要があります。詳細については、
|ドキュメントを参照してください。
2|ローカル ユーザの 「スタート メニュー」 フォルダ
|このマシンに登録されている他のプロファイルから、これらのショートカットにアクセスできないようにする場合は、
|このオプションを選択します。
選択するインデックス番号を入力してください または [Exit][Previous][Next]>
1
または、〔Enter〕を押して [All Users] フォルダに [スタート] メニューのショートカットを作成します。この操作によって、マシン上に登録されているすべてのユーザがインストールされたソフトウェアにアクセスできるようになります。ただし、管理者権限を持つユーザだけが [All Users] フォルダにショートカットを作成することができます。そのため、管理者権限を持たないユーザがコンフィグレーション ウィザードを使用してドメインを作成すると、そのドメインへの [スタート] メニューのショートカットは作成されません。この場合は、必要に応じて、ローカルの [スタート] メニューに手動でショートカットを作成することができます。
ショートカットの場所の選択 :
-------------------------
*インストーラでは、BEA コンポーネント、サンプル、およびツールへのショートカットが作成されます。
*管理者権限を持つユーザの場合、これらの
*ショートカットの作成先を指定できます。
->1|「All Users」の 「スタート メニュー」フォルダ> (推奨)
|管理者権限を持たないユーザが、このインストールの BEA
|Configuration Wizard を使用してドメインを作成する場合、そのユーザは
|[スタート] メニューのショートカットを手動で作成する必要があります。詳細については、
|ドキュメントを参照してください。
2| 前の画面に戻って、選択をやり直します。
選択するインデックス番号を入力してください または [Exit][Previous][Next]>
エントリが正しいことを確認し、1
と入力するか、〔Enter〕を押してインストールを続行します。または、2
と入力して前のパネルに戻り、エントリを修正します。
選択内容を確定したら、インストール プログラムによって指定されたコンポーネントのシステムへのコピーが開始されます。
注意 : インストール プログラムが、かなり長時間停止しているように見える場合がありますが、異常ではありません。これは特にインストールの最後に起こります。このような場合でも、インストール プログラムは動作しています。
デフォルトでは、BEA ソフトウェアは BEA ホーム ディレクトリにインストールされている開発ライセンス ファイルを使用するため、すぐに製品を使用開始できます。QuickStart アプリケーションを実行して、ソフトウェアに慣れ親しみ、付属のサンプルを実行することをお勧めします。詳細については、「インストール後の作業」を参照してください。
注意 : QuickStart は、コンソールモード インストールやサイレントモード インストールでは、自動的には起動されません。QuickStart は、[スタート] メニュー (Windows) またはコマンドライン (Windows および UNIX) から起動できます。詳細については、「QuickStart の使用」を参照してください。
ソフトウェア リリース固有の情報については、該当のリリース ノートを参照してください。
http://edocs.beasys.co.jp/e-docs/wls/docs90/notes/index.html
にある『BEA WebLogic Server® および WebLogic ExpressTM リリース ノート』http://edocs.beasys.co.jp/e-docs/alsb/docs20/relnotes/index.html
にある『BEA AquaLogic Service BusTM リリース ノート』http://edocs.beasys.co.jp/e-docs/common/docs90/relnotes/index.html
にある『BEA Products のインストールおよびコンフィグレーション リリース ノート』