コンフィグレーション ウィザードを使用した WebLogic ドメインの作成
環境のカスタマイズ
コンフィグレーション ウィザードを使用して新しいドメインを作成するときに、複数のサーバ、クラスタ、およびマシンに分散するドメインを変更することもできます。
以下のトピックでは、ドメインの環境を変更する手順を説明します。
関連トピック
管理対象サーバおよびクラスタを含むドメインの作成
管理サーバのコンフィグレーション
すべてのドメインで、1 つのサーバを管理サーバ、すなわちドメイン全体を管理する中枢として指定する必要があります。[管理サーバのコンフィグレーション] ウィンドウでは、管理サーバのコンフィグレーション情報を定義するように求められます。この情報は、ドメイン内の管理サーバにアクセスするために使用されます。
サーバへのアクセスには、protocol://listen-address:listen-port
という形式の URL が使用されます。
この URL では、protocol
は以下のいずれかです。
listen-address
と listen-port
は、[管理サーバのコンフィグレーション] ウィンドウで定義します。
管理サーバをコンフィグレーションするには
次の表に記載されているガイドラインに従って、ウィンドウに表示されている値を確認し、必要に応じて変更します設定の更新が完了したら、[次へ] をクリックします。
フィールド名
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作業内容
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注意 : アスタリスク付きのフィールドは必須フィールドです。
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[Name*]
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有効なサーバ名 (文字列) を入力する。スペースも使用可。
製品環境の各サーバ インスタンスの名前は、インスタンスがどのドメインまたはクラスタに存在するか、またはインスタンスが管理サーバであるか管理対象サーバであるかにかかわらず、ユニークであることが必要。さらに、各管理サーバの名前は、ドメイン内のすべてのコンポーネント名の間でユニークであることが必要。
注意 : この値は識別のためだけに指定され、サーバにデプロイされるアプリケーションの URL の一部としては使用されない。このサーバ名は、WebLogic Server Administration Console に表示される。また、WebLogic Server のコマンドライン ユーティリティや API を使用する場合は、サーバを識別するためにこの名前を指定する必要がある。
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[Listen address]
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ドロップダウン リストから、リスン アドレスの値を選択する。リスン アドレスの有効な値は以下のとおり。
サーバ インスタンスのリスン アドレスを [localhost ] として指定した場合、非ローカル プロセスはそのサーバ インスタンスに接続できない。このサーバ インスタンスに接続できるのは、このサーバ インスタンスをホストするマシンのプロセスのみである。サーバ インスタンスに localhost としてアクセスできる必要があり (たとえば、localhost に接続する管理スクリプトを作成する場合)、リモート プロセスからもサーバ インスタンスにアクセスできる必要がある場合は、[All Local Addresses ] を選択する。サーバ インスタンスがマシンのアドレスを確認し、リスンする。
リスン アドレスの詳細については、「リスン アドレスの指定」を参照。
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[Listen port]
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HTTP や T3 などのプロトコルを介した、セキュリティで保護されていない通常のリクエストに使用されるリスン ポートの有効な値を入力する。デフォルト値は 7001。このフィールドを空白のままにすると、デフォルト値が使用される。
有効なリスン ポートの範囲は 1 ~ 65534。
詳細については、「リスン ポートの指定」を参照。
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[SSL listen port]
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HTTPS や T3S などのプロトコルを介した、セキュリティで保護されたリクエストに使用される有効な値を入力する。デフォルト値は 7002。このフィールドを空白のままにすると、デフォルト値が使用される。
有効なリスン ポートの範囲は 1 ~ 65534。
注意 : デフォルトでは、サーバ インスタンスではデモ用の証明書を使用して、セキュア ポートからのリクエストを認証する。プロダクション環境では、認証局の証明書を使用するように SSL をコンフィグレーションする必要がある。詳細については、『WebLogic Server のセキュリティ』の「SSL のコンフィグレーション」(http://edocs.beasys.co.jp/e-docs/wls/docs91/secmanage/ssl.html ) を参照。
詳細については、「リスン ポートの指定」を参照。
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[SSL enabled]
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SSL リスン ポートを有効にする場合は、このフィールドのチェック ボックスをチェックする。デフォルトでは、新しいサーバすべてについて SSL は無効になっている。
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リスン アドレスの指定
サーバの有効なリスン アドレスを制限する場合、次の表に記載されているガイドラインに従ってリスン アドレスを指定します。
リスン アドレスの指定
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制限
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All Local Addresses または DNS 名
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マルチホームの Windows マシンでは、サーバ インスタンスが使用可能なすべての IP アドレスにバインドする。
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IP アドレスまたは DNS 名
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注意 : DNS 名を IP アドレスに解決するには、WebLogic Server が、適切な DNS サーバに問い合わせるか、IP アドレスのマッピングをローカルに入手できる必要がある。したがって、リスン アドレスとして DNS 名を指定した場合、WebLogic Server インスタンスが DNS サーバに接続できるように十分な時間ポートを開放し、マッピングをキャッシュするか、ローカル ファイルに IP アドレスのマッピングを指定する必要がある。リスン アドレスに IP アドレスを指定した場合に、クライアント要求で DNS 名が指定されると、WebLogic Server は DNS 名を解決しようとするが、DNS 名のマッピングにアクセスできず、要求は失敗する。
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localhost
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リスン ポートの指定
リスン ポートおよびセキュア リスン ポートを指定する際には、以下のガイドラインを参照してください。
有効なポート番号を任意に指定できるが、ポート 80 を指定すれば、HTTP を介したリソースへのアクセスに使用される HTTP リクエストからポート番号を省略できる。たとえば、リスン ポートとしてポート 80 を定義した場合、http://
hostname
:
portnumber
/myfile.html
の代わりに、http://
hostname
/myfile.html
の形式を使用できる。
一部のオペレーティング システムでは、権限があるユーザまたはグループ ID で実行されるプロセスしかポート 80 にアクセスできない。この場合、Post-Bind UID または GID が定義されている UNIX マシンにサーバ インスタンスを割り当てることができる。
開発環境では、WebLogic Server の複数のインスタンスを 1 台のコンピュータで実行できる。この場合、インスタンスごとに、リスン ポートとリスン アドレスのユニークな組み合わせを指定する必要がある。マルチホーム コンピュータでは、同じリスン ポートを使用できるが、リスン アドレスとしてユニークな IP アドレスを使用するように各サーバをコンフィグレーションする必要がある。コンピュータが複数の IP アドレスをサポートしていない場合は、アクティブなインスタンスごとに別々のリスン ポートを使用する必要がある。
管理対象サーバのコンフィグレーション
[管理対象サーバのコンフィグレーション] ウィンドウでは、1 つまたは複数の管理対象サーバのコンフィグレーション情報を定義するように求められます。プロダクション環境では通常、エンタープライズ アプリケーションをホストするために、管理サーバに加えて 1 つまたは複数の管理対象サーバがデプロイされます (詳細については、「ドメインの概要」を参照してください)。この手順は省略可能です。
注意 : pack
および unpack
コマンドを使用して、リモート マシン上に管理対象サーバを作成できます。詳細については、『pack および unpack コマンドを使用したテンプレートとドメインの作成』の「リモート マシンにおける管理対象サーバの作成と起動 : 主な手順」(http://edocs.beasys.co.jp/e-docs/common/docs91/pack/tasks.html#remote
) を参照してください。
管理対象サーバをコンフィグレーションするには
管理対象サーバのコンフィグレーションの現在のリストを確認します。前の手順で選択したドメイン ソースによってデフォルト値は異なります。
注意 : ウィザードには 2 つのビューがあります。すべての管理対象サーバが表形式で簡潔に表示されるビューと、それぞれの管理対象サーバが個々のタブに表示されるビューです。タブ形式のビューでは、該当するタブを選択してサーバを切り替えます。表形式とタブ形式の表示モードを切り替えるには、[表示の切り替え] をクリックします。
以下の表のガイドラインに従って、ドメインに必要なエントリを追加または修正します。管理対象サーバを削除するには、リストで管理対象サーバを選択し、[削除] をクリックします。設定の更新が完了したら、[次へ] をクリックします。
フィールド名
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作業内容
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注意 : アスタリスク付きのフィールドは必須フィールドです。
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[Name*]
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有効なサーバ名 (文字列) を入力する。スペースも使用可。
WebLogic 環境の各サーバ インスタンスの名前は、その役割 (管理対象サーバまたは管理サーバ) やそのインスタンスがあるドメインまたはクラスタに関係なく、ユニークでなければならない。さらに、各管理対象サーバの名前は、ドメイン内のすべてのコンポーネントの間でユニークであることが必要。
このフィールドのデフォルト値は new_Server_ n であり、n はすべてのデフォルトの管理対象サーバ名を区別する数値を表す。1 つ目の管理対象サーバの n は 1 になり、管理対象サーバを追加するたびに 1 ずつ増える。
注意 : サーバ名は、識別のためだけに指定するもので、サーバにデプロイされるアプリケーションの URL の一部としては使用されない。このサーバ名は、WebLogic Server Administration Console に表示される。また、WebLogic Server コマンドライン ユーティリティまたは API を使用する場合は、管理対象サーバを識別するためにこの名前を指定する必要がある。
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[Listen address]
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ドロップダウン リストから、リスン アドレスの値を選択する。リスン アドレスの有効な値は以下のとおり。
サーバ インスタンスのリスン アドレスを [localhost ] として指定した場合、非ローカル プロセスはそのサーバ インスタンスに接続できない。このサーバ インスタンスに接続できるのは、このサーバ インスタンスをホストするマシンのプロセスのみである。サーバ インスタンスに localhost としてアクセスできる必要があり (たとえば、localhost に接続する管理スクリプトを作成する場合)、リモート プロセスからもサーバ インスタンスにアクセスできる必要がある場合は、[All Local Addresses ] を選択する。サーバ インスタンスがマシンのアドレスを確認し、リスンする。
リモート マシンで管理対象サーバを実行する場合は、管理対象サーバをホストするマシンの有効な IP アドレスを必ず指定する。
リスン アドレスの詳細については、「リスン アドレスの指定」を参照。
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[Listen port]
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HTTP や T3 などのプロトコルを介した、セキュリティで保護されていない通常のリクエストに使用されるリスン ポートの有効な値を入力する。デフォルト値は 7001。このフィールドを空白のままにすると、デフォルト値が使用される。
有効なリスン ポートの範囲は 1 ~ 65534。
リモート マシンで管理対象サーバを実行する場合は、管理対象サーバをホストするマシンの有効なリスン ポートを必ず指定する。
詳細については、「リスン ポートの指定」を参照。
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[SSL listen port]
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HTTPS や T3S などのプロトコルを介した、セキュリティで保護されたリクエストに使用される有効な値を入力する。デフォルト値は 7002。このフィールドを空白のままにすると、デフォルト値が使用される。
有効なリスン ポートの範囲は 1 ~ 65534。
注意 : デフォルトでは、サーバ インスタンスではデモ用の証明書を使用して、セキュア ポートからのリクエストが認証される。プロダクション環境では、認証局の証明書を使用するように SSL をコンフィグレーションする必要がある。詳細については、『WebLogic Server のセキュリティ』の「SSL のコンフィグレーション」(http://edocs.beasys.co.jp/e-docs/wls/docs91/secmanage/ssl.html ) を参照。
詳細については、「リスン ポートの指定」を参照。
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[SSL enabled]
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SSL リスン ポートを有効にするには、チェック ボックスをチェックする。デフォルトでは無効になっている。
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クラスタのコンフィグレーション
クラスタは WebLogic Server インスタンスのグループであり、それらが連携して動作することにより、アプリケーションにスケーラビリティと高可用性を提供します。このウィンドウは、ドメインに少なくとも 1 つの管理対象サーバが含まれている場合にのみ表示されます。
[クラスタのコンフィグレーション] ウィンドウでは、ドメイン内のクラスタをコンフィグレーションします。この手順は省略可能です。
クラスタをコンフィグレーションするには
クラスタのコンフィグレーションの現在のリストを確認します。前の手順で選択したドメイン ソースによってデフォルト値は異なります。
注意 : ウィザードには 2 つのビューがあります。すべてのクラスタが表形式で簡潔に表示されるビューと、それぞれのクラスタが個々のタブに表示されるビューです。タブ形式のビューでは、該当するタブを選択してクラスタを切り替えます。表形式とタブ形式の表示モードを切り替えるには、[表示の切り替え] をクリックします。
以下の表のガイドラインに従って、ドメインに必要なエントリを追加または修正します。クラスタを削除するには、リストでクラスタを選択し、[削除] をクリックします。設定の更新が完了したら、[次へ] をクリックします。
注意 : Service Bus 機能を含むドメインを作成する場合、1 つのドメインにコンフィグレーションできるクラスタは 1 つだけです。
フィールド名
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入力内容
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注意 : アスタリスク付きのフィールドは必須フィールドです。
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[Name*]
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有効なクラスタ名 (文字列)。スペースも使用可。
クラスタの名前は、ドメイン内のすべてのコンポーネント名の間でユニークであることが必要。
このフィールドのデフォルト値は new_Cluster_ n であり、n はすべてのデフォルトのクラスタ名を区別する数値を表す。1 つ目のクラスタの n は 1 になり、クラスタを追加するたびに 1 ずつ増える。
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[Multicast address]
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クラスタのマルチキャスト アドレス。このアドレスは、クラスタ メンバーが相互に通信するために使用される。デフォルトは 239.192.0.0。
有効なマルチキャスト アドレスは、224.0.0.1 ~ 239.255.255.255 の任意の有効な IP アドレス。
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[Multicast port]
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クラスタのマルチキャスト ポート。このマルチキャスト ポートはクラスタ メンバーが相互に通信するために使用される。デフォルトは 7001。
マルチキャスト ポートの有効な値は 1 ~ 65534。
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[Cluster address]
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クラスタ内で管理対象サーバを識別するクラスタ アドレス。
クラスタ アドレスには、以下のいずれかを指定できる。
クラスタ アドレスは、URL のホスト名部分を構成するためにエンティティおよびステートレス EJB で使用される。クラスタ アドレスが設定されていない場合、EJB ハンドルが正常に機能しないことがある。
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関連トピック
管理対象サーバのコンフィグレーション
『WebLogic Server クラスタ ユーザーズ ガイド』の「WebLogic クラスタの設定」(http://edocs.beasys.co.jp/e-docs/wls/docs91/cluster/setup.html
)
管理対象サーバのクラスタへの割り当て
[サーバのクラスタへの割り当て] ウィンドウでは、ドメイン内のクラスタに使用可能な管理対象サーバを割り当てるように求められます。このウィンドウは、少なくとも 1 つのクラスタを定義した場合にのみ表示されます。
クラスタに管理対象サーバを割り当てるには
[クラスタ] ペインで、管理対象サーバを割り当てるクラスタを選択します。
次のいずれかの方法で、指定したクラスタに管理対象サーバを割り当てます。
[サーバ] ペインで、管理対象サーバの名前をダブルクリックする。
管理対象サーバを選択し、右矢印をクリックする。
〔Shift〕を押しながらクリックして複数の管理対象サーバを選択し、右矢印をクリックする。
管理対象サーバの名前が [サーバ] ペインから削除され、[クラスタ] ペインの対象クラスタの名前の下に追加されます。
注意 : [サーバ] ペインに表示されるのは、管理対象サーバのみです。管理サーバは 1 つのクラスタにしか割り当てることができないため、リストには表示されません。
クラスタに割り当てる各管理対象サーバごとに、手順 1 と 2 を繰り返します。
必要に応じて、次のいずれかの方法でクラスタから管理対象サーバを削除できます。
[クラスタ] ペインで、管理対象サーバの名前をダブルクリックする。
管理対象サーバを選択し、左矢印をクリックする。
管理対象サーバの名前が [クラスタ] ペインから削除され、[サーバ] ペインに戻されます。
[次へ] をクリックして、次のコンフィグレーション ウィンドウに進みます。
HTTP プロキシ アプリケーションの作成
[HTTP プロキシ アプリケーションの作成] ウィンドウでは、クラスタに対するクライアント要求のプロキシとして管理対象サーバ上で実行する HTTP プロキシ アプリケーションを作成します。HTTP プロキシ アプリケーションは、HTTP リクエストの中継システムとして機能します。
このウィンドウは、次の両方の条件に該当する場合にのみ表示されます。
少なくとも 1 つの管理対象サーバがクラスタに割り当てられている。
少なくとも 1 つは、どのクラスタにも割り当てられていない管理対象サーバがある。
HTTP プロキシ アプリケーションを作成するには
複数のクラスタがある場合、HTTP プロキシ アプリケーションを作成するクラスタのタブを選択します。
[クラスタの HTTP プロキシを作成 : clustername] をクリックします。
使用可能なサーバのリストが [プロキシ サーバ] ドロップダウン リストに表示されます。
注意 : ドロップダウン リストには、クラスタに割り当てられていない管理対象サーバのみが表示されます。
[プロキシ サーバ] リストから、プロキシ アプリケーションをデプロイできる管理対象サーバを選択します。
BEAProxy4_
clustername
_
servername
という名前のプロキシ アプリケーションが作成されて、管理対象サーバに割り当てられます。
HTTP プロキシ アプリケーションを作成する各クラスタに、手順 1 ~ 3 を繰り返します。
[次へ] をクリックして、次のコンフィグレーション ウィンドウに進みます。
マシンのコンフィグレーション
[マシンのコンフィグレーション] ウィンドウでは、ドメイン内の Windows および UNIX マシンのコンフィグレーション情報を定義するように求められます。この手順は省略可能です。
この手順は、次のような環境で実行できます (ただし、これらは一部にすぎません)。
管理サーバが、ノード マネージャ アプリケーションと共にマシン定義を使用してリモート サーバを起動する。
WebLogic Server が、クラスタ内で特定のタスク (HTTP セッション レプリケーションなど) の処理に最も適したサーバを特定する際に、コンフィグレーションしたマシン名を使用する。この場合、特定されたサーバにそれらのタスクが委託される。
注意 : ノード マネージャ プロセスを実行する製品のインストール先ごとに、マシン コンフィグレーションを作成する必要があります。マシン コンフィグレーションには、リスン アドレスおよびポート番号パラメータの値などが定義されている必要があります。
Windows マシンをコンフィグレーションするには
[マシン] タブを選択し、Windows マシンに関するコンフィグレーションの現在のリストを確認します。以下の表のガイドラインに従って、ドメインに必要なエントリを追加または修正します。前の手順で選択したドメイン ソースによってデフォルト値は異なります。マシンを削除するには、リストでマシンを選択し、[削除] をクリックします。設定の更新が完了したら、[次へ] をクリックします。
フィールド名
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作業内容
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注意 : アスタリスク付きのフィールドは必須フィールドです。
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[Name*]
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有効なマシン名 (文字列) を入力する。スペースも使用可。
マシン名については、以下の説明を参照。
このフィールドのデフォルト値は new_Machine_ n であり、n はすべてのデフォルトのマシン名を区別する数値を表す。1 つ目のマシンの n は 1 になり、マシンを追加するたびに 1 ずつ増える。
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[Node manager listen address]
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ドロップダウン リストから、ノード マネージャで接続要求のリスンに使用するリスン アドレスの値を選択する。デフォルトでは、ローカル システムに定義されている IP アドレスと localhost がドロップダウン リストに表示される。デフォルトは [localhost ]。
リスン アドレスの有効な値は以下のとおり。
管理サーバをホストするマシンの IP アドレスを指定し、WebLogic Server ノード マネージャにアクセスする必要がある場合は、ホスト名の検証を無効にしなければならない。詳細については、次の URL にある『WebLogic Server のセキュリティ』の「ホスト名検証の使い方」を参照。
http://edocs.beasys.co.jp/e-docs/wls/docs91/secmanage/ssl.html#host_name_verifier
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[Node manager listen port]
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ノード マネージャで接続要求のリスンに使用するリスン ポートの有効な値を入力する。
ノード マネージャの有効なリスン ポートの範囲は 1 ~ 65534。
デフォルトは 5556。
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UNIX マシンをコンフィグレーションするには
[Unix マシン] タブを選択し、UNIX マシンのコンフィグレーションの現在のリストを確認します。以下の表のガイドラインに従って、ドメインに必要なエントリを追加または修正します。前の手順で選択したドメイン ソースによってデフォルト値は異なります。マシンを削除するには、リストでマシンを選択し、[削除] をクリックします。設定の更新が完了したら、[次へ] をクリックします。
フィールド名
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作業内容
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注意 : アスタリスク付きのフィールドは必須フィールドです。
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[Name*]
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有効なマシン名 (文字列) を入力する。スペースも使用可。
マシン名については、以下の説明を参照。
このフィールドのデフォルト値は new_UnixMachine_ n であり、n はすべてのデフォルトのマシン名を区別する数値を表す。1 つ目のマシンの n は 1 になり、マシンを追加するたびに 1 ずつ増える。
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[Post bind GID enabled]
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このチェック ボックスをチェックすると、このマシンで実行されるサーバは、すべての特権起動アクションの完了後に、UNIX グループ ID (GID) にバインドされる (「Post bind GID」を参照)。デフォルトでは無効になっている (チェックがはずれている)。
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[Post bind GID]
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このマシンで実行されるサーバが、すべての特権起動アクションの完了後に動作する際の有効な UNIX グループ ID (GID) を入力する。この GID を入力しない場合、サーバは起動時のグループで動作し続ける (Post-Bind GID を有効にする必要がある)。
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[Post bind UID enabled]
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このチェック ボックスをチェックすると、このマシンで実行されるサーバは、すべての特権起動アクションの完了後に、UNIX ユーザ ID (UID) にバインドされる (「Post bind UID」を参照)。デフォルトでは無効になっている (チェックがはずれている)。
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[Post bind UID]
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このマシンで実行されるサーバが、すべての特権起動アクションの完了後に動作する際の有効な UNIX ユーザ ID (UID) を入力する。この UID を入力しない場合、サーバは起動時のアカウントで動作し続ける (Post-Bind UID を有効にする必要がある)。
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[Node manager listen address]
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ドロップダウン リストから、ノード マネージャで接続要求のリスンに使用するリスン アドレスの値を選択する。デフォルトでは、ローカル システムに定義されている IP アドレスと localhost がドロップダウン リストに表示される。デフォルトは [localhost ]。
リスン アドレスの有効な値は以下のとおり。
管理サーバをホストするマシンの IP アドレスを指定した場合、WebLogic Server ノード マネージャにアクセスするには、ホスト名検証を無効にする必要がある。詳細については、次の URL にある『WebLogic Server のセキュリティ』の「ホスト名検証の使い方」を参照。
http://edocs.beasys.co.jp/e-docs/wls/docs91/secmanage/ssl.html#host_name_verifier
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[Node manager listen port]
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ノード マネージャで接続要求のリスンに使用するリスン ポートの有効な値を入力する。
ノード マネージャの有効なリスン ポートの範囲は 1 ~ 65534。
デフォルトは 5556。
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関連トピック
『サーバの起動と停止の管理』の「ノード マネージャを使用したサーバの制御」(http://edocs.beasys.co.jp/e-docs/wls/docs91/server_start/nodemgr.html
)
サーバのマシンへの割り当て
[サーバのマシンへの割り当て] ウィンドウでは、WebLogic Server インスタンスが稼動するマシンにそれらのインスタンスを割り当てるように求められます。このウィンドウは、少なくとも 1 台のマシンを定義した場合にのみ表示されます。
マシンに WebLogic Server インスタンスを割り当てるには
[マシン] ペインで、WebLogic Server インスタンスを割り当てる Windows または UNIX マシンを選択します。
次のいずれかの方法で、指定したマシンに該当する WebLogic Server インスタンスを割り当てます。
[サーバ] ペインで WebLogic Server インスタンスをダブルクリックする。
[サーバ] ペインで該当する WebLogic Server インスタンスを選択し、右矢印をクリックする。
[サーバ] ペインで〔Shift〕を押しながらクリックして複数のサーバを選択し、右矢印をクリックする
WebLogic Server インスタンスの名前が [サーバ] ペインから削除され、[マシン] ペインの対象マシンの名前の下に追加されます。
マシンに割り当てる各 WebLogic Server インスタンスごとに、手順 1 と 2 を繰り返します。
必要に応じて、次のいずれかの方法でマシンから WebLogic Server インスタンスを削除できます。
[マシン] ペインで該当する WebLogic Server インスタンスの名前をダブルクリックする。
[マシン] ペインで該当する WebLogic Server インスタンスを選択し、左矢印をクリックする。
WebLogic Server インスタンスの名前が [マシン] ペインから削除され、[サーバ] ペインに戻されます。
[次へ] をクリックして、次のコンフィグレーション ウィンドウに進みます。
作成するドメインの基になるドメイン ソースに JDBC データ ソースおよび JMS ファイル ストアの定義が含まれている場合は、定義を変更するオプションが表示されます。「JDBC と JMS の既存設定のカスタマイズ」を参照してください。そのような定義が含まれていない場合は、ドメイン設定を確認してドメインを作成するオプションが表示されます。
ドメインの設定の確認
[WebLogic ドメインの確認] ウィンドウでは、コンフィグレーション ウィザードでドメインを作成する前に、ドメインの詳細なコンフィグレーション設定を確認できます。
ドメインの設定を確認するには
左側の [ドメインのサマリ] ペインで項目を選択し、関連する詳細を右側の [詳細] ペインで確認します。[前へ] をクリックして前のウィンドウに戻り、限られた範囲で調整を行うことができます。
注意 : [サマリ ビュー] ドロップダウン リストでフィルタを選択すると、[ドメインのサマリ] ペインに表示する情報の種類を制限できます。