インストール ガイド

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コンソール モードでのインストール プログラムの実行

以下の節では、コンソール モードでインストール プログラムを実行する方法について説明します。

 


コンソールモード インストールの実行

インストール プログラムの起動」の説明に従って、コンソール モードでインストール プログラムを起動します。

コンソールモード インストール プロセスでは、各セクションでのプロンプトに対し、選択肢の番号を入力するか、〔Enter〕を押してデフォルトを受け入れます。インストール プロセスを終了するには、任意のプロンプトに exit (または省略形の x) と入力します。選択内容を確認または変更する場合は、プロンプトに previous (または省略形の p) と入力します。次のウィンドウに進むには、next (または省略形の n) と入力します。

注意 : この節のサンプルのコンソール テキストとディレクトリ パス名では、Windows の規則 (パス名のバックスラッシュなど) を使用しています (C:\bea\weblogic92 など)。UNIX システムでパス名を入力する場合は、UNIX の規則を使用します。たとえば、/home/bea/weblogic92 のようにパス名にフォワード スラッシュを使用します。

次に、インストール プログラムの手順を説明します。「インストール プログラムの起動」の説明に従って、コンソール モードでインストール プログラムを起動した後で、次の手順に従います。

  1. [ようこそ] プロンプトで next (または省略形の n) と入力するか、〔Enter〕を押して、インストール プロセスを続行します。
  2. [BEA Systems ライセンス契約] プロンプトが表示されます。

  3. ライセンス契約を読み、プロンプトに次のいずれかを入力して条件に同意するかしないかを指定します。
    • ライセンス契約の条件に同意してインストールを続行する場合は 1 を入力する。ライセンス契約全体を確認するには、数回〔Enter〕を押すか、Down と数回入力します。前に表示されていた部分に戻るには、Up と入力します。
    • ライセンス契約の条件に同意しない場合は 2 を入力する。2 と入力すると、インストール プロセスが終了します。
    • [BEA ホーム ディレクトリの選択] プロンプトが表示されます。

  4. 対象システム上にインストールされたすべての BEA Products の中央サポート ディレクトリとして機能する BEA ホーム ディレクトリを指定します。BEA ホーム ディレクトリの詳細については、「BEA ホーム ディレクトリの選択」を参照してください。
  5. 次のいずれかがシステムに表示されます。

    • システムに既存の BEA ホーム ディレクトリがある場合は、次の例に示すように、ディレクトリのリストが表示される。
    • BEA ホーム ディレクトリの選択 :
      --------------------------

      ->1|* 新しい BEA ホームを作成する
      2|C:\bea
      3|C:\bea_prod
      4|C:\bea_qa

      選択するインデックス番号を入力してください または [Exit][Previous][Next]>

      既存の BEA ホーム ディレクトリを使用するには、目的の BEA ホーム ディレクトリの番号を入力します。

      新しい BEA ホーム ディレクトリを作成する場合は、1 と入力するか、〔Enter〕を押します。

    • システムに BEA ホーム ディレクトリが存在しない場合、または、新しい BEA ホームを作成する場合は、インストール プログラムでは以下のプロンプトが表示される。
    • BEA ホーム ディレクトリの選択 :
      --------------------------

      "BEA ホーム" = [デフォルトを使用"C:\bea

      BEA ホームを入力するか [Exit][Previous][Next]>

      以下のいずれかを実行します。

    • BEA ホーム ディレクトリを使用するには、next (または省略形の n) と入力するか、〔Enter〕を押す。
    • 新しい BEA ホーム ディレクトリを作成する場合は、BEA ホーム ディレクトリの絶対パスを入力する (C:\beahome2 など)。指定したディレクトリが存在しない場合は、自動的に作成されます。
    • インストール プログラムでは、次の例に示すように、指定した BEA ホーム ディレクトリが表示されます。

      BEA ホーム ディレクトリの選択 :
      --------------------------

      "BEA ホーム" = [C:\beahome2]

      オプションの選択 :
      1 - BEA ホームを入力
      2 - デフォルトを使用 [C:\bea]


      選択するオプション番号を入力してください または [Exit][Previous][Next]>

      コマンドラインで、〔Enter〕を押して、選択内容を確認します。選択内容を変更する場合は、1 または 2 と入力して、[BEA ホーム ディレクトリの選択] パネルに戻ります。

      BEA ホーム ディレクトリを選択し、選択内容を確認したら、Next と入力するか〔Enter〕を押します。次のいずれかが表示されます。

    • 既存のインストールにコンポーネントを追加する場合、[インストールするコンポーネントの選択] パネルが表示される。手順 5 に進みます。
    • 初めてインストールを実行する場合は、[インストール タイプを選択] プロンプトが表示される。
  6. 実行するインストールのタイプを指定します。次のテキストに示すように、インストール タイプの番号を入力します。
  7. 実行するインストールのタイプを選択してください。
    --------------------

    ->1|完全
    |以下のソフトウェア コンポーネントとサンプルをインストールします :
    • WebLogic Server
    • Workshop for WebLogic Platform
    • WebLogic Portal
       2|カスタム インストール
    |インストールするソフトウェア コンポーネントを選択し、オプションで
    コンフィグレーションを実行します。

    選択するインデックス番号を入力してください または [Exit][Previous][Next] >

    以下のいずれかを実行します。

    • 完全インストールを選択する場合は、1 と入力するか、〔Enter〕を押す。手順 6 に進みます。
    • カスタム インストールを選択する場合は、2 と入力する。[インストールするコンポーネントの選択] プロンプトが表示されます。
    • WebLogic Server と Workshop for WebLogic のインストールのタイプを選択します。

      • WebLogic Server
      • Workshop for WebLogic Platform
      • 完全インストールとカスタム インストールの詳細については、「インストール タイプの選択」を参照してください。

  8. インストールするコンポーネントを選択します。選択可能なコンポーネントが次のように表示されます。
  9. 注意 : WebLogic Server、Workshop for WebLogic Platform 用の BEA Products インストール プログラムを使用している場合は、以下のコンポーネントが表示されます。
    インストールするコンポーネントの選択 :
    -----------------------------

    リリース 9.2.0.0
    +----WebLogic Server [1] v
    | +----Server [1.1] v
    | +----Server Examples [1.2] v
    | +----Web Server Plug-Ins [1.3]
    +----Workshop for WebLogic Platform [2] v
    | +----Workshop [2.1] v
    | +----Workshop Examples [2.2] v
    +----WebLogic Integration [3] v
    | +----Integration Server [3.1] v
    | +----WebLogic Workshop Integration Extension [3.2] v
    | +----Integration Examples [3.3] v
    +----WebLogic Portal [4] v
    ¦ +----Portal Server [4.1] v
    ¦ +----WebLogic Workshop Portal Extension [4.2] v
    ¦ +----Portal Examples [4.3] v


    選択を切り替えるには、括弧内に表示される数字を正確に入力してください または
    [Exit][Previous][Next]>

    初回のインストールで、Web サーバ プラグインのみが選択されている場合、デフォルトでは、他のすべてのコンポーネントが選択されています。選択されているコンポーネントの各行には、x (UNIX システム) またはチェック マーク (Windows システム) が付いています。選択されたコンポーネントがシステムにインストールされます。しかし、システムに Web サーバ プラグインをインストールする場合は、それらに該当する数値コードを手動で入力する必要があります。コンポーネントを選択解除するには、括弧内に表示されているとおりに、コマンドラインにコンポーネントの数値コードを正確に入力します。たとえば、Server Examples をインストールしない場合は、コマンドラインに 1.2 と入力します。

    システムにすでにインストールされているコンポーネントについては、括弧内に「インストール済み」という単語が表示されます。

    コンポーネントを選択したら、〔Enter〕を押すか、next (または省略形の n) と入力します。

    注意 : インストールするコンポーネントを選択または選択解除すると、インストール プログラムによりコンポーネント間の依存関係がチェックされ、選択されたコンポーネントのリストが自動的に修正されます。たとえば、WebLogic Server コンポーネントを選択解除すると、残りのコンポーネントも選択解除されます。これらのコンポーネントの実行には WebLogic Server が必要なためです。

    [オプション ツール] プロンプトが表示されます。

  10. 次の表示のように、Mercury プロファイリング ツールをインストールするかどうかを指定します。
  11. オプション ツール

    Mercury プロファイリング ツール (開発環境のみ) を
    インストールしますか?

    1 - はい、Mercury プロファイリング ツールをインストールします。
    2 - いいえ、インストールしません。

    番号を入力してください または [Exit][Previous][Next] >
    注意 : このパネルは、BEA JRockit のサポート対象プラットフォームでのみ表示されます。

    以下のいずれかを実行します。

    • Mercury プロファイリング ツールをインストールする場合は、1 と入力する。その次のパネルでは、Mercury ツール ライセンス契約を読んで同意するよう求められます。
    • Mercury プロファイリング ツールをインストールしない場合は、2 と入力する。[製品ディレクトリの選択] プロンプトが表示されます。手順 8 に進みます。
    • 注意 : Mercury プロファイリング ツールの詳細については、「BEA JRockit JDK」を参照してください。
  12. ライセンス契約を読み、条件に同意するかしないかを指定します。ライセンス契約全体を確認するには、数回〔Enter〕を押すか、Down と数回入力します。前に表示されていた部分に戻るには、Up と入力します。以下のいずれかを実行します。
    • ライセンス契約の条件に同意する場合は、プロンプトで 1 と入力してインストールを続行する。[製品ディレクトリの選択] プロンプトが表示されます。
    • ライセンスの条件に同意しない場合は、p (previous の省略形) と入力して [オプション ツール] パネルに戻り、そこで Mercury プロファイリング ツールをインストールしないことを選択するか、または 2 と入力する。2 と入力すると、インストール プロセスが終了します。
  13. ソフトウェアをインストールするディレクトリを指定します。デフォルトの製品ディレクトリ (bea_home\weblogic92) を受け入れるか、または新しい製品ディレクトリを作成します。
  14. 注意 : 既存のインストールにコンポーネントを追加する場合、製品インストール ディレクトリの確認を求められます。

    新しいディレクトリを指定すると、そのディレクトリが自動的に作成されます。

    ここで表示される選択肢は、次のとおりです。

    製品ディレクトリの選択 :
    -------------------------
    Product Installation Directory= [Use default C:\beahome2\weblogic92]
    Product Installation Directory = [Use C:\beahome2\workshop92]
    注意 : または
    選択するインデックス番号を入力してください または [Exit][Previous][Next]>

    以下のいずれかを実行します。

    • 〔Enter〕を押すか、next (または省略形の n) と入力して現在の選択内容を受け入れる。
    • ソフトウェアをインストールするディレクトリの絶対パスを入力し、〔Enter〕を押す。
    • 注意 : 次のように、選択内容を確認するよう求められます。
    製品ディレクトリの選択 :
    -------------------------
    ->1| はい、この製品ディレクトリを使用します [C:\beahome2\weblogic92]
    2| いいえ、別の製品ディレクトリを選択します

    選択するインデックス番号を入力してください または [Exit][Previous][Next]>

    エントリが正しいことを確認し、1 と入力するか、〔Enter〕を押してインストールを続行します。エントリを変更する場合は、2 と入力して [製品ディレクトリの選択] パネルに戻ります。

    次のいずれかが表示されます。

    • Windows プラットフォームへの最初のカスタム インストールを実行する場合、実行しているユーザに管理者権限があれば、[ノード マネージャを Windows のサービスとしてインストール] パネルが表示される。手順 9 に進みます。
    • ノード マネージャは、ドメイン内のサーバ インスタンスをモニタ、起動、停止するために使用します。詳細については、「Windows サービスとしてのノード マネージャのインストールについて」を参照してください。

    • Windows プラットフォームへの完全インストールを実行する場合、管理者権限がないユーザが Windows プラットフォームへのインストールを実行する場合、UNIX プラットフォームへのインストールを実行する場合、または既存のインストールにコンポーネントを追加する場合は、指定したコンポーネントのシステムへのコピーが開始される。手順 11 に進みます。
    • 注意 : インストール プログラムが、かなり長時間停止しているように見える場合がありますが、異常ではありません。これは特にインストールの最後に起こります。このような場合でも、インストール プログラムは動作しています。
  15. 次に示すように、ノード マネージャを Windows のサービスとしてインストールするかどうかを指定します。
  16. ノード マネージャを Windows のサービスとしてインストール

    1 - はい、今インストールします。
    2 - いいえ、今はインストールしません。インストール後にノード マネージャを
    Windows サービスとして登録する方法については製品のドキュメントを参照
    してください。
    番号を入力してください または [Exit][Previous][Next]> 

    以下のいずれかを実行します。

    • ノード マネージャを Windows サービスとしてインストールするには、1 を入力する。次に、プロンプトでノード マネージャ リスン ポートを入力するか、または〔Enter〕を押してデフォルト (5556) を使用します。指定したリスン ポートが現在実行中のアプリケーションによって使用中の場合は、インストール プログラムで別のノード マネージャ リスン ポート番号を入力するよう求められます。選択内容を確認するよう求められます。
    • ノード マネージャを Windows サービスとしてインストールしない場合は、2 を入力する。
    • [ショートカットの場所の選択] プロンプトが表示されます。

  17. [スタート] メニューのショートカットを作成するフォルダを指定します。次のサンプル テキストに示すとおりに、All Users フォルダまたはローカル ユーザのフォルダを選択します。
  18. ショートカットの場所の選択 :
    -------------------------
    **インストーラでは、BEA コンポーネント、サンプル、およびツールへのショートカットが作成されます。
    *管理者権限を持つユーザの場合、これらの
    *ショートカットの作成先を指定できます。

    ->|「All Users」の [スタート メニュー] フォルダ> (推奨)
    |管理者権限を持たないユーザが、このインストールの BEA
    |BEA Configuration Wizard を使用してドメインを作成する場合、そのユーザは
    |[スタート] メニューのショートカットを手動で作成する必要があります。詳細については、
    |ドキュメントを参照してください。

    2|ローカル ユーザの 「スタート メニュー」フォルダ
    |このマシンに登録されている他のプロファイルから、これらのショートカットにアクセスできないようにする場合は、
    |このオプションを選択します。

    選択するインデックス番号を入力してください または [Exit][Previous][Next]>

    以下のいずれかを実行します。

    • 1 または、〔Enter〕を押して [All Users] フォルダに [スタート] メニューのショートカットを作成する。この操作によって、マシン上に登録されているすべてのユーザがインストールされたソフトウェアにアクセスできるようになります。ただし、管理者権限を持つユーザだけが [All Users] フォルダにショートカットを作成することができます。そのため、管理者権限を持たないユーザがコンフィグレーション ウィザードを使用してドメインを作成しても、そのドメインへの [スタート] メニューのショートカットは作成されません。この場合は、必要に応じて、ローカルの [スタート] メニューに手動でショートカットを作成することができます。
    • 2 を入力して、ローカル ユーザの [スタート] メニューにショートカットを作成する。その場合、そのマシンに登録されているその他のユーザはこのインストールの [スタート] メニューのエントリにアクセスできません。
    • 次のように、選択内容を確認するよう求められます。

      ショートカットの場所の選択 : 
      -------------------------
      *インストーラでは、BEA コンポーネント、サンプル、およびツールへのショートカットが作成されます。
      *管理者権限を持つユーザの場合、これらの
      *ショートカットの作成先を指定できます。

      ->1|「All Users」の 「スタート メニュー」フォルダ> (推奨)
      |管理者権限を持たないユーザが、このインストールの BEA
      |Configuration Wizard を使用してドメインを作成する場合、そのユーザは
      |[スタート] メニューのショートカットを手動で作成する必要があります。詳細については、
      |ドキュメントを参照してください。

      2| 前の画面に戻って、選択をやり直します。

      選択するインデックス番号を入力してください または [Exit][Previous][Next]>

      エントリが正しいことを確認し、1 と入力するか、〔Enter〕を押してインストールを続行します。または、2 と入力して前のパネルに戻り、エントリを修正します。

      選択内容を確定したら、インストール プログラムによって指定されたコンポーネントのシステムへのコピーが開始されます。

      注意 : インストール プログラムが、かなり長時間停止しているように見える場合がありますが、異常ではありません。これは特にインストールの最後に起こります。このような場合でも、インストール プログラムは動作しています。

 


コンソール モードでのアップグレード インストーラの使用

UNIX および Windows システムでコンソール モードでアップグレード インストールを行うには、次の手順を実行します。

この節では、パス名で UNIX の区切り文字のスラッシュ (/) が使用されています (例 : /home1/bea/weblogic92)。Windows システムでパス名を入力する場合は、スラッシュを、Windows のパス名の区切り文字であるバックスラッシュ (\) で置き換えてください。たとえば、/home1/bea/weblogic92 の代わりに、Windows システムでは C:\bea\weblogic92 と入力します。

  1. WL_HOME で作成したファイルまたはアプリケーションのバックアップ コピーを作成します (アップグレード手順の一環として、このディレクトリで作成したファイルはアプリケーションも含めてすべてインストール プログラムによって自動的に上書きされます)。
注意 : 注意 : サービス パックで config.xml ファイルが変更されている場合があります。後でアップグレード インストールをロールバックまたはアンインストールする場合に備えて、ユーザが作成したドメインにある config.xml ファイルのバックアップ コピーも作成しておきます。
  1. BEA カスタマ サポート Web サイト (http://www.beasys.co.jp/service/support/index.html) から、プラットフォームに対応するアップグレード インストーラをダウンロードします。
注意 : 注意 : 更新をダウンロードするには、eSupport のユーザ名とパスワードを使用してログインする必要があります。eSupport アカウントがない場合は、BEA カスタマ サポート Web サイトで登録することができます。
  1. 実行中のすべてのサーバをシャットダウンします。サービス パックまたはローリング パッチのホット インストールはサポートされていません。
  2. 次の表に従って、アップグレード インストーラを起動します。
  3. アップグレード インストーラを起動するプラットフォーム
    手順
    Windows
    1. MS-DOS コマンド プロンプト ウィンドウを開く。
    インストール プログラムをダウンロードしたディレクトリに移動し、次のコマンドを入力してインストール手順を呼び出す。
    filename.exe -mode=console
    filename.exe は BEA カスタマ サポート Web サイトからダウンロードしたアップグレード インストーラの名前
    (platformXXX_upgrade_win32.exe など)。このファイル名で、XXX はインストールするソフトウェアのバージョン番号を表す。
    アップグレード インストーラによって、WebLogic Platform メンテナンス リリースのインストールが開始される。
    2. 手順 5 に進む。
    UNIX
    ファイル名が .bin で終わるインストーラの場合 :
    1. インストール プログラムをダウンロードしたディレクトリに移動し、次のコマンドを入力してインストール手順を呼び出す。
    chmod a+x filename.bin
    ./filename.bin
    <filename.bin> は BEA カスタマ サポート Web サイトからダウンロードしたアップグレード インストール プログラムの名前 (platformXXX_upgrade_solaris.bin など)。このファイル名で、XXX はインストールするソフトウェアのバージョン番号を表す。
    インストール プログラムによって、アップグレードのインストールが開始される。
    1. 手順 5 に進む。
    ファイル名が .jar で終わるインストーラの場合 :
    1. 対象システムの PATH 変数定義の先頭に、該当する Java 2 SDK の bin ディレクトリを追加する。例は以下のとおり。
    PATH=JAVA_HOME/bin:$PATH
    export PATH
    JAVA_HOME は、Java 2 SDK ディレクトリの絶対パス。
    1. インストール ファイルをダウンロードしたディレクトリに移動し、次のコマンドを入力してインストール手順を呼び出す。
    java -jar filename.jar
    filename.jar は BEA カスタマ サポート Web サイトからダウンロードしたアップグレード インストール プログラムの名前 (pj_platformXXX_upgrade_generic.jar など)。このファイル名で、XXX はインストールするソフトウェアのバージョン番号を表す。
    インストール プログラムによって、アップグレードのインストールが開始される。
    1. 手順 5 に進む。

  4. [ようこそ] プロンプトで、next と入力するか、〔Enter〕を押してインストール プロセスを続行します。
    [BEA ホーム ディレクトリの選択] プロンプトが表示されます。
  5. 更新する特定の WebLogic Platform に関連付けられた BEA ホーム ディレクトリを選択します。現在のマシンで WebLogic Platform を 1 つしかインストールしていない場合は、BEA ホーム ディレクトリが 1 つだけ表示されます。BEA ホーム ディレクトリの詳細については、「BEA ホーム ディレクトリの選択」を参照してください。
    インストール プログラムは次のプロンプトを表示します。

    BEA ホーム ディレクトリの選択 :
  6. 1| /home/bea  
    2| /home1/beahome2選択するインデックス番号を入力してください、または [Exit][Previous][Next]

    〔Enter〕を押して選択されている BEA ホーム ディレクトリを使用するか、選択する BEA ホーム ディレクトリの番号を入力します。

    選択されている BEA ホーム ディレクトリを使用する場合も、別の BEA ホーム ディレクトリを指定する場合も、次の例のように、選択内容を確認するプロンプトが表示されます。

    BEA ホーム ディレクトリの選択 :   
    ->1¦ はい、この BEA ホーム ディレクトリを使用します [/home/bea]
      2¦ いいえ、BEA ホーム ディレクトリの選択に戻ります
    選択するインデックス番号を入力してください、または [Exit] [Previous][Next]>

    1 と入力するか〔Enter〕を押して選択内容を受け入れます。選択内容を変更する場合は、2 と入力して、[BEA ホーム ディレクトリの選択] パネルに戻ります。

    適切な BEA ホーム ディレクトリを選択して、選択内容を確認すると、[製品ディレクトリの確認] パネルが表示されます。

  7. [製品ディレクトリの確認] パネルには、WebLogic Platform ソフトウェアが更新されるフォルダが表示されます。以下に例を示します。
  8. 製品ディレクトリの確認 :
    製品インストール ディレクトリ : [home/bea/weblogic92]
    /home/bea/weblogic92 内のファイルが 9.2.x.0 メンテナンス レベルにアップグレードされます。
    入力 [Exit][Previous][Next]>〔Enter〕を押すか、next と入力して続行します。次のテキストが表示されます。
  9. 製品ディレクトリが確認されると、インストール プログラムは以前のインストールから特定のファイルのバックアップ コピーを作成し、次に、それらのファイルの新しいバージョンをインストールします。
  10. インストールが完了すると、次のプロンプトが表示されます。

    インストール完了/home/bea/weblogic92 への WebLogic Platform 9.2.x.0 のインストールが正常に完了しました。
    続行するにはどれかキーを押してください。または [Exit]>
  11. いずれかのキーを押して、インストール プログラムを終了します。

 


次に行う作業

デフォルトでは、BEA ソフトウェアは BEA ホーム ディレクトリにインストールされている開発ライセンス ファイルを使用するため、すぐに製品を使用開始できます。QuickStart アプリケーションを実行して、ソフトウェアに慣れ親しみ、付属のサンプルを実行することをお勧めします。詳細については、「インストール後の情報」を参照してください。

注意 : QuickStart は、コンソールモード インストールやサイレントモード インストールでは、自動的には起動されません。QuickStart は、[スタート] メニュー (Windows) またはコマンドライン (Windows および UNIX) から起動できます。詳細については、「QuickStart の使用」を参照してください。

ソフトウェア リリース固有の情報については、該当のリリース ノートを参照してください。


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