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Oracle Collaboration Suiteリリース・ノート
10gリリース1(10.1.2) for Solaris Operating System(SPARC)
B25675-05
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9 Oracle Mobile Collaborationリリース・ノート

この章では、Oracle Mobile Collaboration関連のリリース・ノートの問題がまとめられています。この章の内容は次のとおりです。


注意:

Oracle Mobile Data Sync関連のリリース・ノートの問題については、第5章5.4「Oracle Calendarアプリケーション・システム」で説明しています。


注意:

このドキュメントは2007年2月23日に更新されました。追加の更新および新しい情報については、http://metalink.oracle.comでNote 415183.1を参照してください。

9.1 Oracle Mobile Collaborationの新機能

この項では、Oracle Mobile Collaborationのこのリリースでの新機能および強化された機能について説明します。Oracle Mobile Collaboration全体にわたって拡張機能がありますが、ここではその一部について取り上げます。

9.1.1 新しい管理機能

Oracle Mobile Collaborationには、次の管理機能が含まれています。

  • Mobile Push Mailサーバー構成

  • モバイル・コラボレーション・パフォーマンス監視

  • デバイスのロックダウン(Mobile Push Mail用)

  • プッシュ・メール・クライアントのアップロード

  • ボイス・グラマーおよびDTMF同等物の生成

9.1.2 Mobile Push Mail

従業員の出先での活動はこれまで以上に増え、モバイル・サービス・プロバイダは、かつてないほど顧客に対して多くのサービスを提供しています。ユーザーとプロバイダは、各種ネットワーク間でシームレスに機能する一連のモバイル・チャネルおよび機器をサポートし、最適化するマルチベンダーの標準ベース・ソリューションを必要としています。次の項では、これらのソリューションについて説明します。

9.1.2.1 Mobile Push Mailソリューション

Oracle Collaboration Suite 10g Mobile Push Mailは、外出中の電子メールへのアクセスにこれまでにない柔軟性と便利さを提供します。Push IMAP(P-IMAP)という新しい標準を使用して、Mobile Push Mailでは、ユーザーに電子メールを手動で同期化(プル)することを要求するかわりに、新規および更新済のメッセージをモバイル機器にプッシュすることにより、常時接続を体験できます。その結果、すべての優先メッセージがどこでもリアルタイムで到着するため、ユーザーは決して電子メールを見逃すことがありません。


注意:

Oracle Collaboration Suite 10gリリース1では、プッシュ・メール用のWindows Mobile 2003 Phone Editionを搭載するモバイル機器のみをサポートします。

9.1.2.2 主要機能

Mobile Push Mailの主要機能は、次のとおりです。

9.1.2.2.1 リアルタイム、常時接続のプッシュ

P-IMAPベースのMobile Push Mailでは、すべてのモバイル機器に対してリアルタイムに電子メールをプッシュするための、エンドツーエンドの安全な、ファイアウォール背後にあるサーバーによるソリューションを提供します。Oracleソリューションでは、電子メールをリアルタイムでユーザーの介入を必要とせずに、モバイル機器にプッシュします。

9.1.2.2.2 クレードルなしの連続双方向同期

Oracleの連続双方向Mobile Push Mailにより、モバイル機器上のいかなる変更(電子メールの削除、電子メールに対する返信、電子メールのステータスの既読から未読への変更)も無線を使用してサーバーとリアルタイムで確実に同期化されます。同様に、サーバーの変更も、リアルタイムでモバイル機器に無線で反映されます。追加のクレードル、デスクトップ・ソフトウェア、または手動による調整も不要です。

9.1.2.2.3 オープン標準ベースのデバイスおよびネットワークに依存しないソリューション

Mobile Push Mailは完全にオープン標準に基づき、機器、トランスポート・プロトコル、ネットワークにはまったく依存しません。Oracle P-IMAPソリューションは、既存のIMAPおよびHTTPSのテクノロジ・スタックを利用し、どの機器または電子メール・サーバー・プロバイダにも採用されるように完全にオープンです。

9.1.2.2.4 無線インストールおよびプロビジョニング

Mobile Push Mailのクライアントの無線(OTA)インストール。クライアントの最新バージョンが入手可能になると、ユーザーの機器にはクライアントをアップグレードするためのリンク付きの通知が自動的に配信されます。さらに、すべてのユーザーおよびアプリケーション設定も、完全に無線でプロビジョニングされるため、最も簡単な設定を実現します。

9.1.2.2.5 安全で信頼性の高い企業クラスのソリューション

ファイアウォールの背後に配置されるMobile Push Mailでは、モバイル・ユーザー向けに、HTTPSおよびSSLスタックに基づく、完全なエンドツーエンドの安全で信頼性の高い企業クラスのソリューションを提供します。

9.1.2.2.6 フォルダ、添付ファイルおよびフィルタのサポート

Mobile Push Mailでは、INBOX IMAPフォルダのプッシュ、添付ファイルのオープンおよび表示が完全にサポートされています。これにより、ユーザーはフィルタを作成または変更して、モバイル機器へのプッシュを希望する電子メールを指定できます。

9.1.3 リアルタイム・ブラウザ・アクセス

Oracle Mobile Collaborationは、ブラウザ機能を持つ任意のモバイル機器からコラボレーション情報への、非常に最適化されたワイアレス・アクセスを可能にします。モバイル機器のブラウザから従業員が実行できるタスクには、次のようなものがあります。

  • 電子メールとボイスメールのアクセス、返信または転送

  • 予定の表示、変更、取消しまたはステータス変更

  • グローバルまたは個人のアドレス帳での検索

  • Oracle Collaboration Suite Content Services(Files)の参照と選択したファイルのFAX送信

たとえば、モバイル受信ボックス機能では、ユーザーが緊急メールのみ、過去24時間のメール、ボイスメールのみ、FAXメッセージのみ、選択した送信者からのメールのいずれかを受信する仮想受信ボックスを作成できるため、より高速でパーソナライズされたメール・アクセスが実現します。これらのOracle Collaboration Suiteサービスをサポートするモバイル・アプリケーションは、構成済で出荷されます。モバイル・テキスト・アクセスは、テキストのみのモードをサポートします。

9.1.4 Oracle Voice Access

任意の電話機から音声コマンドを使用して、電子メールの取出しと返信、予定の管理、またはアドレス帳に載っている人への電話を行います。Oracle Collaboration Suiteに音声でアクセスするには、電話機からボイス・ゲートウェイに電話をかけて、音声インタフェースと対話します。Oracle Mobile Collaborationの音声対応アプリケーションは、音声およびプッシュホンの両方のコマンドに応答し、話者に依存しない音声認識機能を持つ任意のOracle対応VoiceXMLゲートウェイで実行されます。

9.1.5 ASKを使用した即時アクセス

ユーザーは、SMSまたは任意の電子メール・クライアントから、ASK(非同期アプリケーション)を使用してOracle Collaboration Suiteにアクセスできます。従業員は、簡単なASKコマンドをSMSまたは電子メールで送信し、その日の予定へのアクセス、従業員情報の検索、またはFAXあるいは電子メールで送信するファイルを選択するためのファイル・カタログの参照ができます。たとえば、ユーザーはASKコマンドcalをSMSで送信し、その日のすべての予定にアクセスしたり、find Harrisを送信してコーポレート・ディレクトリでHarrisを検索したりできます。

9.1.6 マルチチャネルでのアラートと通知

Oracle Collaboration Suiteでは、従業員が特定の電子メールまたはボイスメールを受信したとき、カレンダで重要なイベントの追加や更新が発生したとき、Web会議に招待されたとき、または重要なミーティングやWeb会議のアラームとして、従業員に通知します。従業員にとってユニークな利点は、これらの通知を受信するチャネル(SMS、MMS、電子メール、ボイス・アラートまたはFAX)を自由に指定できることです。

9.2 Oracle Mobile Collaborationの解決済の問題

表9-1に、Oracle Mobile Collaborationの解決済の問題を示します。

表9-1 Oracle Mobile Collaborationの解決済の問題

説明 解決したリリース バグ番号

ユーザーがOracle Collaboration Suite Portal(ptg/rm)にアクセスするに従い、OracleAS Wirelessデータベース・セッションが増加しました。

10.1.2

4487987

電子メールの同期化中、Oracle Mobile Push Mailクライアントに起因する例外が発生しました。

10.1.2

4482280

「モバイル・プリファレンス」のページから戻るときにエラーが発生しました。

10.1.2

4473493

Oracle Voice Access: ユーザーが「メイン・メニュー」と言ったときに、致命的エラーが発生しました。

10.1.2

4458550

ユーザーが「ボイスメール」、「フォルダ」または「メイン・メニュー」と言った後、システムが解除されました。

10.1.2

4503356

ボイス・グラマーの生成が失敗しました。

10.1.2

4414450

モバイルWebサービスで、ユーザー・プリンシパルからのユーザーIDが検証されませんでした。

10.1.2

4493790

モバイル・メールに対するストレス・テストで、レスポンス時間が許容できない結果になりました。

10.1.2

4394574

アップグレードの後、音声を介してログインできませんでした。

10.1.2

4540413

電話通知の失敗: Oracleがホストではないゲートウェイで配信通知が失敗しました。

10.1.2

4291557

ASCII以外の名前のフォルダを完全削除できませんでした。

10.1.2

4540921


9.3 Oracle Mobile Collaborationの既知の制限および回避策

この項では、次の問題と解決策を説明します。

9.4 Oracle Mobile Collaborationの既知の問題

表9-2に、Oracle Mobile Collaborationの既知の問題を示します。


注意:

既知の問題の修正は累積パッチで入手できます。ダウンロード可能な累積パッチのリストおよびパッチのインストール順序については、http://metalink.oracle.comでNote 406284.1を参照してください。それぞれの累積パッチには、修正されたすべての不具合が記載されたREADME.htmlファイルが含まれています。


関連項目:

累積パッチの新機能および既知の問題については、第2章「Oracle Collaboration Suite累積パッチ・リリース・ノート」を参照してください。

表9-2 Oracle Mobile Collaborationの既知の問題

説明 操作 バグ番号

ユーザーは最初に、Mobile Browserから「カレンダ」ページにアクセスできないことがあります。

ユーザーは、少なくとも1回はOracle Calendar Webクライアントにサインインする必要があります。それ以降は、ユーザーがOracle Calendar Webクライアントからサインアウトした後でも、Mobile BrowserからCalendarへのアクセスが可能です。

5256467

9.0.4.xから10gリリース1へのアップグレードの結果、追加のメッセージング・サーバー・プロセスが生成されます。

Oracle Collaboration Suiteリリース2(9.0.4.x)からOracle Collaboration Suite 10gリリース1へのアップグレードの結果、2つのメッセージング・サーバー・プロセスが生成されます。パフォーマンスを高めるには、不要なメッセージング・サーバー・プロセスを削除、停止または無効にし、適切なメッセージング・サーバー・プロセスが完全に構成されている(PushDriverのインスタンスにユーザー名およびパスワードに定義したパラメータが含まれている)ことを確認します。そのためには、次の手順を実行します。

  1. Oracle Collaboration Suite 10g Application Server Controlの「システム・コンポーネント」表で「ワイヤレス」をクリックして、OracleAS Wirelessのシステム・マネージャにアクセスします。OracleAS Wirelessシステム・マネージャの「ホーム」ページが表示されます。ページの「スタンドアロン」セクションには、2つのメッセージング・サーバー・プロセスが示されます(messaging_gtwy_1009およびmessagingserver1_1034など)。これらのプロセスの1つはリリース9.0.4.xのものです。もう一方は10gリリース1のメッセージング・サーバー・プロセスです(通常9.0.4.xプロセスの前に表示されます)。10gリリース1のプロセスでは、完全に構成されていない(ユーザー名もパスワードも定義されていない)PushDriverのインスタンスを使用し、メッセージ・ゲートウェイURLのパラメータはhttp://messenger.oracle.com/push/webservicesに設定されています。

  2. 適用されなくなったメッセージング・サーバー・プロセスを無効化、停止または削除します。

  3. 必要に応じて、適切なメッセージング・サーバー・プロセスの構成を次のように完了します。

    1. メッセージング・サーバー・プロセス(messaging_gtwy_1000など)を選択します。これは、「ホーム」ページの「スタンドアロン・プロセス」セクションにあります。

    2. 「停止」をクリックし、そのメッセージング・サーバー・プロセスを停止することを確認します。

    3. 「ドライバ・インスタンス」表から、PushDriverInstanceを選択し、「編集」をクリックします。PushDriverInstanceの「プロパティ」ページが表示されます。

    4. MessaginggatewayURLパラメータ(「ドライバ指定パラメータ」表)がhttp://messenger.oracle.com/push/webservicesと定義されていることを確認します。

    5. ユーザー名およびパスワードを入力します。

    6. 「OK」をクリックします。

    7. メッセージング・サーバー・プロセスを起動します。

4545277

アップグレード後のボイス・ナビゲーションにエラーが発生します。

リリース9.0.3.1から10gリリース1にアップグレードされたインストール上のOracle Voice Accessにエラーが発生しているという、間欠的エラーが報告されています。このエラーの場合、ユーザーは電話を切り、再びダイアルインして、モバイル・アプリケーション(モジュール)の1つから「メイン・メニュー」に戻ることを試みる必要があります。

このエラーを修正するには、次のようにします。

  1. OracleAS Wirelessツールの1つであるOracleAS Wirelessコンテンツ・マネージャにアクセスします。OracleAS Wirelessツールにアクセスするには、Application Server Controlの「ホーム」ページの「システム・コンポーネント」表で「Mobile Collaboration」の管理アイコンをクリックします。

  2. 管理者ユーザー名およびパスワードを入力します。OracleAS Wirelessツールが表示されます。

  3. 「コンテンツ」をクリックします。コンテンツ・マネージャが表示され、アプリケーションの参照画面にデフォルト設定されています。

  4. 「アプリケーション・リンクの追加」をクリックします。ウィザードのマスター・アプリケーション・ページが表示され、ここでマスター・アプリケーションに基づくアプリケーション・リンク(アプリケーション)を作成します。

  5. このアプリケーションのベースとなるマスター・アプリケーションとしてメイン・メニューを選択します。

  6. 「次へ」をクリックします。「一般」ページが表示されます。

  7. 「アプリケーション名」フィールドに、Voice Main Menu Newと入力します。

  8. アプリケーション設定OMP URLフィールドに設定された値がomp://oracle/services/voice/mainmenuであることを確認します。

  9. 「終了」をクリックします。

  10. 元のVoice Main MenuアプリケーションのPAoidではなく、Voice Main Menu NewアプリケーションのPAoid(OracleAS Wirelessリポジトリ内のVoice Main Menu NewアプリケーションのオブジェクトID)を使用して、ボイス・ログインを指す電話番号を再プロビジョニングします。

  11. コンテンツ・マネージャの「制御コンテンツへのアクセス」タブを次のように使用して、ユーザーがVoice Main Menu Newにアクセスできるようにします。

  • 「制御コンテンツへのアクセス」タブを選択します。「グループ」ページが表示されます。

  • 「ユーザー」を選択します。

  • 「アプリケーションの割当て」をクリックします。「ユーザー」グループの「アプリケーション・コンテンツ」ページが表示されます。

  • 「Voice Main Menu New」(「使用可能アプリケーション」セクション)を選択し、「グループに追加」をクリックします。

  • 「終了」をクリックします。

4473879

Mobile Push MailをSSL接続用に構成します。

SSL接続性を構成するには、pimap.propertiesファイル($ORACLE_HOME/wireless/server/classes/oracle/panama/imap/config/pimap.propertiesにある)を、(SSLサーバーの構成設定に基づいて)次のキーを非コメント化して更新することにより変更する必要があります。

  • dm.external.URL

  • pimap.external.URL

  • syncml.external.URL

pimap.propertiesファイルには、これらのキーの例が含まれています。

HTTPSをサポートするためのOracle Application Server Wirelessの設定の詳細は、『Oracle Application Server Wireless管理者ガイド』を参照してください。

4510910関連

Wirelessの構成後に「ポート」ページでエラーが発生します。Oracle Mobileを使用するために、Wirelessの構成が必要になることがあります。

すべてのOracle Collaboration Suiteコンポーネントが、Collaboration Suite Controlを使用して構成されている場合、構成手順の後で、Oracle Enterprise Managerを再起動する必要があります。

4475021

グローバリゼーション: マルチバイト文字のユーザー名を持つモバイル・ユーザーは、Oracle Collaboration Suite 10g Content Services(Oracle Files)にアクセスできません。

ユーザー名は、Oracle Content Servicesへのモバイル・アクセスを可能にするASCII文字で指定する必要があります。

2563595

9.0.4.1から10gリリース1へのアップグレード後、Oracle Collaboration Suite 10g Voice Access Messages(メール)では、録音した音声ではなく、テキストから音声への変換のみを再生します。

この問題を修正するには、Oracle Collaboration Suiteアプリケーション層インスタンスで、次のコマンドを実行することにより、catspeech.xmlをアップロードします。

$ORACLE_HOME/wireless/bin/upload.sh

$ORACLE_HOME/wireless/repository/xml/catspeech.xml -lorcladmin/<password for the orcladmin user>

4540413

9.0.4.1から10gリリース1へのアップグレード後、連絡先リストにエントリがない場合、ユーザーには、メッセージのプロンプト用に録音した音声ではなく、テキストから音声への変換が再生されます。Oracle Collaboration Suite 10g Voice Access連絡先の場合、ユーザーには、「「メイン・メニュー」、「ヘルプ」と言うか、停止することができます。」という音声が聞こえます。システムでは、「メイン・メニュー」コマンドは理解されません。

この問題は、音声ナビゲーションを修正する手順に従い(バグ番号447389)、バグ番号4540413で説明されているようにcatspeech.xmlを適用すれば、修正されます。

4545819

midtierSSLConfigToolは、ptg/rm URLをHTTPSで更新しません。

なし。

4510910

Enterprise Managerを使用してMobile Collaboration Serverを構成したユーザーによって、次の問題が報告されています。構成後、「ポータル」ページの「モバイル・プリファレンス」リンクで、実際のコンピュータ名ではなく、誤って汎用プレースホルダのコンピュータ名(localhostなど)が示されることがあります。

この問題を修正するためのパッチが作成されています。http://metalink.oracle.comにアクセスして、パッチ4711201をダウンロードします。

4711201


9.5 Oracle Mobile Collaborationのグローバリゼーション関連の問題

次の表に、Oracle Mobile Collaborationのグローバリゼーション関連の問題を示します。


注意:

既知の問題の修正は累積パッチで入手できます。ダウンロード可能な累積パッチのリストおよびパッチのインストール順序については、http://metalink.oracle.comでNote 406284.1を参照してください。それぞれの累積パッチには、修正されたすべての不具合が記載されたREADME.htmlファイルが含まれています。


関連項目:

累積パッチの新機能および既知の問題については、第2章「Oracle Collaboration Suite累積パッチ・リリース・ノート」を参照してください。

表9-3 Oracle Mobile Collaborationのグローバリゼーション関連の問題

説明 操作 バグ番号

41バイトを超えるマルチバイトの添付ファイル名を保存しようとすると、エラーが発生します。

メッセージに添付する前に、マルチバイトのファイル名を短くします。

4513583

Oracle Collaboration Suite Portal(ptg/rm)では、アラビア語に対する双方向のサポートは提供されていません。

なし。

4400585

エンコーディングにISO-8859-8-Iを使用した電子メールは、デバイス・ポータルから読み取れません。

なし。

4600482