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Oracle Collaboration Suiteリリース・ノート
10gリリース1(10.1.2) for Solaris Operating System(SPARC)
B25675-05
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4 Oracle Collaboration Suiteリリース・ノート(スイートレベル)

この章では、Oracle Collaboration Suiteの全コンポーネントに影響を与えるスイートレベルのリリース・ノート情報について説明します。この章の内容は次のとおりです。


注意:

このドキュメントは2007年2月23日に更新されました。追加の更新および新しい情報については、http://metalink.oracle.comでNote 415183.1を参照してください。


関連項目:

Oracle MetaLinkの最新のすべての注意、およびOracle Collaboration Suiteのすべてのドキュメント・ライブラリへのリンクについては、http://metalink.oracle.comでNote 386616.1を参照してください。

4.1 Oracle Collaboration Suiteの新機能

4.2 Oracle Collaboration Suiteの解決済の問題

表4-1に、Oracle Collaboration Suiteの解決済の問題を示します。

表4-1 Oracle Collaboration Suiteの解決済の問題

説明 解決したリリース バグ番号

Oracle Content Servicesポートレットは、Oracle Collaboration Suiteの初期リリース(10.1.1)では使用できませんでした。しかし、Oracle Collaborative Portletsのオンライン・ヘルプには、Oracle Content Servicesポートレットに関するトピックが含まれていました。

10.1.2

4427994

Enterprise Managerを使用してOracle Mailを構成した後、Oracle WebMailにアクセスできなくなりました。

10.1.2

4539993


4.3 Oracle Collaboration Suiteの既知の制限および回避策

次の項では、Oracle Collaboration Suiteのスイートレベルの制限および回避策について説明します。

4.3.1 デフォルト・パスワード・ポリシーの操作

Oracle Internet Directoryで設定されるデフォルト・パスワード・ポリシーでは、ユーザー・パスワードは60日後に期限切れになります。『Oracle Collaboration Suite管理者ガイド』の第4章のデフォルト・パスワード・ポリシーの変更に関する項を参照し、自分の組織に適した有効期限、警告期間、および猶予期間ログインの回数を決定してください。

4.3.2 コンポーネントの管理URLがOracle Enterprise Managerに表示されない

Oracle Enterprise Manager Oracle Application Server Control for Collaboration Suiteを使用してOracle Collaboration Suiteコンポーネントを構成した後、Application Server Control for Collaboration Suiteのホームページの右上隅にある「データのリフレッシュ」アイコンをクリックします。これにより、「システム・コンポーネント」表の「管理」列に構成済コンポーネントの管理URLが表示されます。

4.3.3 新規J2EEアプリケーションのデプロイ

Oracle Enterprise Manager Application Server Control for Collaboration Suiteの「EARファイルのデプロイ」または「WARファイルのデプロイ」オプションを使用して、Oracle Collaboration Suite OC4Jインスタンスに新規J2EEアプリケーションをデプロイしないでください。

新規アプリケーションをデプロイすると、Oracle Collaboration Suiteユーザー・アプリケーションとの非互換性の問題が生じるなど、Oracle Collaboration Suite JVMまたはOracle Collaboration Suite環境に問題が発生する可能性があります。

4.3.4 Oracle Collaborative PortletsでのSSLの使用

Oracle Collaborative Portletsでは、HTTPを内部的に使用してOracle Collaboration Suiteコンポーネント・アプリケーションのWebサービス(Oracle MailやOracle Calendarなど)と通信し、アプリケーション・データを取得します。このレベルでは、SSLの使用はサポートされていません。

また、Oracle Collaboration Suite用にSSLを構成し、非SSL(HTTP)ポートをオフにすると、Oracle Collaborative Portletsは機能を停止します。つまり、Oracle Collaborative Portletsが機能するためには、Web Cacheの非SSL(HTTP)ポートがオープンしていることが必要です。


注意:

これは、内部HTTP通信にのみ当てはまります。ブラウザとOracle Collaboration Suite間の外部HTTP通信には影響を与えません。

回避策

  1. orcladminとしてoidadminにログインします。

  2. 次のdnに移動します。

    cn=Content, cn=VirtualServices, cn=Files, cn=Services, cn=oracleContext
    
  3. labeleduri;adminurl属性の値を以前使用していた非SSLのURLに変更します。

4.3.5 既存のデプロイにおけるOracle Voicemail & Faxの構成

既存のOracle Collaboration SuiteデプロイでOracle Voicemail & Faxを構成する前に、回避策を実行する必要があります。

この回避策は、最初のアプリケーション層、および新規PBXオプションを指定して構成する追加アプリケーション層で実行します。

  1. %ORACLE_HOME%\um\scripts\ovf_config1.batを編集し、次の行を後続の行の下に挿入します。

    CALL %1\um\scripts\editVerifierProfile.bat %1 %3 %4 %5 1 >> %2
    
    
    CALL %1\um\scripts\loadOVFProvisioning.bat %1 %3 %4 %5 1 >> %2
    
    
  2. %ORACLE_HOME%\um\scripts\ovf_config2.batを編集し、次の行を後続の行の下に挿入します。

    CALL %1\um\scripts\create_um_ldap.bat %1 newpbx_new.ldif >> %2
    
    
    CALL %1\um\scripts\create_um_ldap.bat %1 vmail_new.ldif >> %2
    
    
  3. create_scvsto.batを編集し、%hostname%をアプリケーション層の実際のホスト名に置き換えます。

4.3.6 Microsoft Internet ExplorerおよびWebアプリケーションの添付ファイルとキャッシュ

Oracle Collaboration Suiteに含まれるWebアプリケーションのいくつかのセキュアな構成では、(セキュリティおよびプライバシ上の理由で)添付ファイルおよびインライン・イメージがクライアントのディスクでキャッシュされない場合があります。Internet Explorerの不具合のため、ブラウザを使用して添付ファイルをインラインで開くことができません。たとえば、Oracle Web Accessクライアントのデフォルト構成では、テキストの添付ファイルをクリックして添付ファイルのダイアログから「Open」を選択することができません(デフォルトのテキスト・エディタ・アプリケーションは起動しますが、ファイルが見つからないというエラーが生成されます)。

SSLをデプロイしている場合、添付ファイルをディスクにダウンロードしようとしても失敗します。

Microsoft Internet Explorerの不具合の詳細に関する次のドキュメントは、Microsoft社のナレッジ・ベース記事の中にあります。

この問題の回避策は2つあります。1つは別のブラウザを使用すること、もう1つはキャッシュの設定を緩やかにすることです。影響を受けるOracle Collaboration SuiteのWebアプリケーションのキャッシュ設定を緩やかにする方法の詳細は、『Oracle Collaboration Suiteセキュリティ・ガイド』の第2章の「Microsoft Internet Explorerに関するセキュリティの問題」を参照してください。

4.3.7 Oracle Workspacesが高可用性またはSSLのシナリオでOracle Content Servicesにアクセスできない

バグ番号4616347、4610362

高可用性環境を変更する場合(SSLの有効化やロードバランサーを使用したアプリケーション層の設定など)、Oracle Workspaces内に次のエラー・メッセージが表示されることがあります。

resource CW_FILES_RESOURCE_TYPE is not properly installed

ロードバランサーを設定したり、SSLに変更する手順、または他の手順で、Oracle Internet Directoryサービス・レジストリの次の属性が(自動的に)変更されます。

cn=Content,cn=VirtualServices,cn=Files,cn=Services,cn=OracleContext

値はhttp(s)://hostname.domain:portnumberの書式で設定されています。

この変更を行った後は、Content Servicesライブラリを初期化したり、ライブラリ・サービスをワークスペースに追加することはできません。Oracle Workspacesおよび他のサービスは、新しい(変更された)ポート番号を使用して接続できないため、接続は失敗します。

この問題を回避するには、次の手順を実行します。

  1. Oracle Internet Directoryのサービス・レジストリを変更します。Content Services(Files)のWebServicesのURI(attribute=labelduri;webservicesurl)を編集します。

    SSLのシナリオ(バグ番号4610362)では、ポート番号を非SSLポートに変更します。

    非SSLのシナリオ(バグ番号4616347)では、URIからポート番号を削除します。

  2. OC4J_OCSClientプロセスを再起動します。

  3. また、Oracle Workspacesの「サービス管理」タブからライブラリを再初期化する必要があります。その場合、再度、OC4J_OCSClientプロセスを再起動します。

サービス・レジストリの変更方法については、『Oracle Collaboration Suite管理者ガイド』の第7章の「Oracle Internet Directoryサービス・ディレクトリの管理」を参照してください。

4.3.8 SSLモードでWeb Cacheを使用したOracle Mailの構成

Oracle Web CacheがSSLモードで稼働している(SSLポートを使用している)デプロイで、Oracle Collaboration Suite Controlを使用してOracle Mailを構成しようとすると、バグ番号5007746によって問題が発生します。

SSLモードでWeb Cacheを実行し、任意のアプリケーション層にOracle Mailを構成する場合は、最初にパッチを適用する必要があります。ベースのバグ番号5061844(ARU 8385299)のパッチを適用します。

4.4 Oracle Collaboration Suiteの既知の問題

次の表にOracle Collaboration Suiteのスイートレベルの既知の問題を示します。

表4-2 Oracle Collaboration Suiteのスイートレベルの既知の問題

説明 操作 バグ番号

oc4j_portalのApplication:orauddiページで「セキュリティ」リンクをクリックすると、内部エラー・メッセージが表示されます。

なし。

4754282

中間層でのOCS RMANオンライン・リストア操作がADMN-906025で失敗します。

これはOracle Application Serverの問題です。ベースのバグ番号は4699432です。この問題を修正するには、Service_Component_Container OC4Jを表示して、手動でdcmctl importarchiveおよびapplyarchivetoを実行します。

4642181

アプリケーション層でのコールド・インスタンス・バックアップのOCS RMANリストアが次のエラーで失敗します。

Unable to restore calendar server environment

$ORACLE_HOME/ocal/miscにあるファイルは、以前は所有者によって書込み可能でしたが、Oracle Calendar 10.1.2.3のパッチを適用した後は、書込みができません。このため、リストア操作が失敗します。

コールド・インスタンス・バックアップを行い、アプリケーション層でリストアを実行する前に、$ORACLE_HOME/ocal/miscディレクトリのすべてのファイルのパーミッションを変更します。

5238272

中間層でのOCS RMANコールド・リストア操作で、$APPS_ORACLE_HOME/content/log/Contentからのファイルのコピーに失敗します。これは、$APPS_ORACLE_HOME/content/log/Content内のファイルがrootユーザーに所有されているため、他のユーザーへのパーミッションが拒否されることが原因です。

この問題を修正するには、次の手順を実行します。

  1. 中間層のコールド・バックアップを実行します。

  2. $ORACLE_HOME/content/log/Content内のファイルの所有権をrootからOCS installerに変更します。

  3. リストア操作を実行します。

5233586

Oracle Collaboration Suite Recovery Managerを使用して強制リストアを試行すると、次のようなresyncinstanceエラーが発生します。

Failure : inst_reconfigure failed
Command "$ORACLE_HOME/apps/dcm/bin/dcmctl resyncinstance -force"
failed, check log file
$ORACLE_HOME/backups/apps/log_files/2006-04-30_09-25-57_loha.log
for detail.

これはOracle Application Serverの問題です。この問題を回避するには、http://metalink.oracle.comからパッチ4676014をダウンロードして適用してください。パッチはDistributed Configuration Management(DCM)ユーティリティが含まれるすべてのOracleホームに適用する必要があります。

4655688

Oracle Portal 10.1.4パッチをOracle Collaboration Suite 10.1.2を適用した場合、Oracle Workspaces、Oracle DiscussionsおよびOracle Real-Time Collaborationなどのアプリケーションで「ポータルに戻る」リンクが機能しなくなるか、または失われます。

なし。

5039896、5039761、5039735

Mozillaベースのブラウザ(Netscape 7、Mozilla、Firefoxなど)をOracle Calendarポートレットで使用し、ポートレットをカスタマイズして「週表示」を選択すると、ポートレットを表示したときに横に広がりすぎます。

なし。

3394423

MozillaまたはFirefoxブラウザの使用時に、Oracle Collaboration Suiteからのサイン・アウトに失敗することがあります。

ブラウザ・ウィンドウを閉じて個人情報を保護します。

4454918

Oracle Enterprise Managerを使用してOracle Calendarアプリケーション・システムを構成した後、Oracle Collaboration SuiteのようこそページにOracle Calendarアプリケーション・システムのリンクが表示されません。

OC4J_OCSClientを再起動します。

4472791

Oracle Enterprise Managerの「ログ・リポジトリの検索」タブで、「コンポーネント」列の「カレンダ・サーバー」リンクをクリックするとエラーが発生します。

なし。Oracle Calendar Serverにはホームページがないため、Enterprise Managerの「ログ・リポジトリの検索」タブにはリンクとして表示されません。

4528775

既存のOracle Collaboration SuiteデプロイでOracle Voicemail & Faxを構成する前に、回避策を実行する必要があります。

4.3.5「既存のデプロイにおけるOracle Voicemail & Faxの構成」の手順に従います。

4500591

一部のアプリケーションに対してOracle Collaboration Suite Searchを使用すると、OCSClientが応答しなくなり、Apacheサーバーがタイムアウトすることがあります。

詳細情報の参照、およびパッチ4492522のダウンロードを行うには、Oracle MetaLinkにナビゲートします。

http://metalink.oracle.com

4492522

新規インフラストラクチャ層のノードに以前のインフラストラクチャ層がインストールされている場合、Oracle Collaboration Suiteプロビジョニング・コンソールのユーザー作成画面ではなく、Oracle Application Serverプロビジョニング・コンソールのユーザー作成画面が表示される場合があります。

これはDelegated Administration Serviceのキャッシュの問題です。Oracle Internet Directory Delegated Administration Services(OIDDAS)には、アプリケーション層のインストール中にアプリケーションが移入され、インフラストラクチャのインストール中には移入されません。

アプリケーション層をインストールする前にhttp://hostname:port/oiddasにナビゲートすると、画面左上にプロビジョニング・コンソールのアイコンが表示され、以前のOIDDASページが表示されます。アプリケーション層をインストールすると、OIDDASにアプリケーションが移入されます。orcladminとしてOIDDASにログインすると、画面左上にプロビジョニング・コンソールのアイコンが表示され、新しいDelegated Administration Serviceページが表示されます。

左上にプロビジョニング・コンソールのアイコンが表示され、以前のDASページが表示される場合は修正します。

  1. Delegated Administration Serviceで「ディレクトリ」をクリックします。

  2. 「アプリケーション」をクリックします。

  3. 「リフレッシュ」をクリックします。

  4. ログアウトしてブラウザを閉じます。

  5. 再度OIDDASにログインします。今度は、新しいOIDDASページが表示されているはずです。

4558314

Enterprise Manager Collaboration Suite Controlを起動または再起動した後、Collaboration Suite Controlコンソールに移動するとエラーが表示されることがあります。この場合、Collaboration Suite Controlが完全に初期化されていません。

しばらく待ってからページをリフレッシュします。初期化が完了すると、コンソール・ページがロードされます。初期化には2分程度かかる場合があります。

4683377

Enterprise Manager Collaboration Suite Controlの「Mail」ページで、「再起動」ボタンにおける処理は「リロード」と同じです。

メール・プロセスを完全に再起動するには、「停止」「起動」の順にクリックします。

4520214

Oracle Internet Directoryメトリックの一部が、デフォルトでOracle Enterprise Manager Grid Controlに収集されません。

すべてのOracle Internet DirectoryメトリックをGrid Controlに収集するには、Grid ControlでOracle Internet Directoryメトリックの監視を開始する前に、『Oracle Internet Directory管理者ガイド』の第10章に記載されている「Oracle Enterprise Manager 10g Application Server Controlコンソールを使用した情報収集の有効化」(「Oracle Internet Directory Serverの監視」のサブ項目)の手順に従います。

4705528

複数のアプリケーション層では、各アプリケーション層にログインしないと、Enterprise Managerの一部のタスクが実行されません。

複数のアプリケーション層に分散されたOracle Collaboration Suiteコンポーネントの管理にOracle Enterprise Manager Application Server Control for Collaboration Suiteを使用している場合、次の操作を実行するには、各アプリケーション層でApplication Server Control for Collaboration Suiteにログインする必要があります。

  • 分散コンポーネントを完全に無効化および有効化

  • 分散コンポーネントを完全に起動および停止

4262556

Oracle Enterprise Manager Grid Controlでは、Oracle Web Accessクライアント・サービスの可用性およびパフォーマンスが監視されます。Oracle Web Accessクライアントに対するGrid Controlサービス・テストには、正確なビルド番号が必要です。Grid Controlを使用してOracle Web Accessクライアント・サービスを監視している場合、サービス・テスト・プロパティにOracle Web Accessクライアントの正確なビルド番号を指定したことを確認してください。

テスト・プロパティを確認するには、Grid Controlの「Collaboration Suiteサービス」ターゲット・サブタブに移動します。「Web Access Clientサービス」を選択し、「構成」をクリックします。「すべてのテスト・プロパティ」タブに移動し、ビルド番号のパラメータの値を確認します。

Oracle Web Accessクライアントの正確なビルド番号を見つけるには、Oracle Web Accessクライアントの起動ページに移動します。ページ下部の著作権表記の下に、ビルド番号が表示されています。

4704812

OracleASメタデータ・リポジトリのNetリスナー・ポートが新しいポート番号に更新された場合、またはOracle Mailのスキーマ・パスワードが変更された場合、Oracle Discussionsは更新されません。

次の項を参照してください。

4696125

Oracle Collaboration Suite Searchで、Oracle Content Services内のファイルを検索した結果が返されません。

Oracle Collaboration Suite Searchのかわりに、Oracle Content Servicesの検索を使用してください。

4697537

『Oracle Collaboration Suite管理者ガイド』で説明されている方法に従ってインフラストラクチャ構成ファイルのリストアを実行すると失敗します。

4.6.1「『Oracle Collaboration Suite管理者ガイド』のドキュメントの問題」の「インフラストラクチャ構成ファイルのリストア」を参照してください。

4668233


4.5 Oracle Collaboration Suiteのグローバリゼーションの問題

次の表にOracle Collaboration Suiteのグローバリゼーションの問題を示します。

表4-3 Oracle Collaboration Suiteのグローバリゼーションの問題

説明 操作 バグ番号

Oracle Workflowページの作業アイテム・セクションで、グラフの隣にあるヒントのリンクをクリックすると、返されるページのタイトルに判読できない文字が含まれます。

なし。

4704257

バルク・プロビジョニングを実行する場合、サーバーでは、入力LDIFファイルのデコードにサーバーのロケールが使用されます。ファイルが異なるロケールでエンコードされている場合、作成されたユーザーを判別できません。

サーバーで使用されているものと同じキャラクタ・セットでLDIFファイルをエンコードします。または、コマンドdipassistant bulkprovを実行してLDIFファイルのエンコーディング・パラメータを指定します。

4430542、4146473

ギリシャ語では、ようこそページのプロビジョニング・コンソールがURLではなくHTMLコードとして表示されます。

なし。

4519614

フランス語(fr)およびカナダ・フランス語(fr_CA)ロケールの場合、「Groupe d'instances (farm)」ノードの「Menu」アイコンをクリックするか、(トポロジ・ビューアなどで)「Farm」ページへのリンクを選択すると、JavaScriptエラーが発生し、そのノードのメニューのポップアップ表示に失敗します。

「Farm」ページに直接ナビゲートし、そのページから操作を実行します。

4490348

XMLログは、UTF-8ではなくサーバーのロケールでエンコーディングされているため、直接HTML形式で表示することはできません。

ログ・リンクをクリックするかわりに、Oracle Enterprise Managerログ・ビューアを使用してXMLログを表示します。

4539871

Enterprise Managerの、pt_BRロケール・バージョンのOracle Collaboration Suiteホームページでは、「General」セクションの「interromper tudo」ボタンおよびコンポーネント表の上の「Ativar/Desativar Componentes」が、同じホット・キー[T]に割り当てられます。このため、[Alt]+[T]を押すと、「Ativar/Desativar Componentes」ボタンのみがアクティブになります。同様に、「General」セクションの「Reiniciar Tudo」ボタンおよびコンポーネント表の「Recarregar」のホット・キーが同じ[R]であるため、[Alt]+[R]を押すと、「Reiniciar Tudo」ボタンのみがアクティブになります。

なし。

4643691

「SMTPインバウンド・サーバー」など、Oracle Mailサーバー・ホームページの各Enterprise Managerページでは、ロケールで小数点として「,」を要求しても「.」と表示されます。

なし。

4643735

Oracle Records Managementのヘルプの翻訳版が利用できません。

なし。

4704831


4.6 Oracle Collaboration Suiteのドキュメントの問題

Oracle Collaboration Suiteの次のドキュメントには既知の問題があります。

4.6.1 『Oracle Collaboration Suite管理者ガイド』のドキュメントの問題

『Oracle Collaboration Suite管理者ガイド』には次の問題があります。

インフラストラクチャ構成ファイルのリストア

『Oracle Collaboration Suite管理者ガイド』の第11章のリカバリ手順に関する項で説明されているインフラストラクチャ構成ファイルのリストア手順に誤りがありました。(4668233)

この手順のタスク1は、次のように記載されています。

Oracle Collaboration Suiteデータベースを停止します。

かわりに、タスク1は次のようになります。

Oracle Collaboration SuiteデータベースおよびOracle Internet Directoryが稼働していることを確認します。

この手順を使用してインフラストラクチャ構成ファイルをリストアするには、Oracle Collaboration Suiteデータベースが稼働している必要があります。

新規ホストへのIdentity Managementの移動

『Oracle Collaboration Suite管理者ガイド』の第12章の新規ホストへのIdentity Managementの移動に関する項で説明されている手順に、抜けているステップと誤りがありました。(4525024)

手順のタスク1を完了した後、Oracle Internet Directoryを使用しているアプリケーション層インスタンスをすべて停止する必要があります。Oracle Collaboration Suite Controlコンソールを使用して、各アプリケーション層インスタンスの「インスタンス」ホームページにナビゲートし、「すべてを停止」をクリックします。Oracle Collaboration Suite Controlは必ず実行中のままにしてください。

タスク3のステップ5で、指定されているldap.oraの場所が間違っていました。ORACLE_HOME/ldap/admin/ldap.oraを編集してください。

Identity ManagementでのHTTPサーバー・ポートの変更

『Oracle Collaboration Suite管理者ガイド』の第13章のIdentity ManagementでのHTTPサーバー・ポートの変更に関する項で説明されている手順のタスク3に、抜けているステップがあります。

タスク3では、Oracle HTTP ServerのListenおよびPortディレクティブを変更するよう指示されています。HTTPSポート用の手動手順では、ORACLE_HOME/Apache/Apache/conf/ssl.confにあるssl.confファイルを編集するよう指示されています。

指示されているListenおよびPortディレクティブの編集に加えて、<VirtualHost _default_:4443></Virtual>ディレクティブも編集する必要があります。たとえば、ポート番号を4445に変更する場合は次のように設定します。

Listen 4445
Port 4445
<VirtualHost _default_:4445></Virtual>

3つのディレクティブがすべて同じポート番号を使用するように設定してください。

Oracle Internet Directoryポートの変更

『Oracle Collaboration Suite管理者ガイド』の第13章のOracle Internet Directoryポートの変更に関する項で説明されている手順のタスク3で、一部の手順のラベルが間違っていました。

タスク3のステップ1では、mod.ldifというファイルを作成し、ldapmodifyコマンドを実行するよう指示されています。HTTPの場合とHTTPSの場合では構文が異なります。

「HTTPの場合」は、「Oracle Internet Directoryの非SSLポートの場合」を意味します。

「HTTPSの場合」は、「Oracle Internet DirectoryのSSLポートの場合」を意味します。

タスク3のステップ3dでは、OIDportの値(HTTPポートの変更の場合)またはOIDsslportの値(HTTPSポートの変更の場合)を新しいポート番号に変更し、ファイルを保存するよう指示されています。

「HTTPポートの変更」は、「Oracle Internet Directoryの非SSLポートの変更」を意味します。

「HTTPSポートの変更」は、「Oracle Internet DirectoryのSSLポートの変更」を意味します。

デュアル・モードからSSLモードへのOracle Internet Directoryの変更

『Oracle Collaboration Suite管理者ガイド』の第12章のデュアル・モードからSSLモードへのOracle Internet Directoryの変更に関する項で説明されている手順に、抜けているステップがあります。また、この手順に示されているファイルの場所は間違っていました。(4524939)

この手順を開始する前に、Oracle Internet Directoryのこのインスタンスを使用しているアプリケーション層をすべて停止する必要があります。Oracle Collaboration Suite Control(emctl)プロセスは必ずすべてのアプリケーション層で実行中のままにしてください。

Oracle Collaboration Suite Controlを使用してアプリケーション層を停止するには、各アプリケーション層ホームページにナビゲートし、「すべてを停止」をクリックします。

ファイルldap.oraの場所が$ORACLE_HOME/network/admin/ldap.oraと記載されていますが、これは誤りです。このファイルは、タスク1のステップ4およびタスク2のステップ7に記載されています。

正しい場所は$ORACLE_HOME/ldap/admin/ldap.oraです。

OracleASメタデータ・リポジトリのNetリスナー・ポートの変更

Oracle Discussionsが構成済で、Oracle MailスキーマのホストであるOracle Collaboration Suiteデータベース・インスタンスのOracleASメタデータ・リポジトリのNetリスナー・ポートを変更する場合、新しいポート番号を使用するようにOracle Discussionsを更新するには追加手順を行う必要があります(バグ番号4696125)。ポートの完全な変更手順は、『Oracle Collaboration Suite管理者ガイド』の第13章に記載されているOracleASメタデータ・リポジトリのNetリスナー・ポートの変更に関する項を参照してください。

ポートの変更後、次のようにします。

  1. 新しいポート番号を使用するOracle Discussionsのホストであるアプリケーション層にある、次のファイルを更新します。

    $ORACLE_HOME/j2ee/OC4J_OCSClient/config/data-sources.xml
    
    
  2. 同じホストで、次のコマンドを実行します。

    dcmctl updateconfig
    
    

Oracle Mailスキーマ・パスワードの変更

Oracle Discussionsが構成済で、Oracle Mailスキーマ・パスワードを変更する場合、新しいスキーマ・パスワードを使用するようにOracle Discussionsを更新するには追加手順を行う必要があります(バグ番号4696125)。スキーマ・パスワードの完全な変更手順は、『Oracle Collaboration Suite管理者ガイド』の第6章に記載されているOracle Mailスキーマ・パスワードの変更に関する項を参照してください。

スキーマ・パスワードの変更後、次のようにします。

  1. 新しいスキーマ・パスワードを使用するOracle Discussionsのホストであるアプリケーション層にある、次のファイルを更新します。

    $ORACLE_HOME/j2ee/OC4J_OCSClient/config/jazn-data.xml
    

    注意:

    jazn-data.xmlファイルの編集方法の詳細は、『Oracle Application Server Containers for J2EEセキュリティ・ガイド』の第14章に記載されている、jazn-data.xmlおよびjazn.xmlファイルにおけるパスワードの不明瞭化に関する項を参照してください。

  2. 同じホストで、次のコマンドを実行します。

    dcmctl updateconfig
    

4.6.2 『Oracle Collaboration Suiteセキュリティ・ガイド』のドキュメントの問題

『Oracle Collaboration Suiteセキュリティ・ガイド』には次の問題があります。

Oracle Internet DirectoryへのOracle Enterprise Manager接続に対するSSLの有効化または無効化

『Oracle Collaboration Suiteセキュリティ・ガイド』のOracle Voicemail & Fax接続の保護に関する項について、次の訂正事項があります。(バグ4515736)

Enterprise Manager接続に関するサブ項目に、Oracle Voicemail & FaxでのSSLの有効化に関する項へのリンクが記載された関連項目があります。このリンク情報は間違っています。Enterprise Manager接続に対してSSLを無効にする場合は、次の手順を参照してください。

Oracle Internet DirectoryへのEnterprise Manager接続に対してSSLを有効または無効にする手順

  1. Enterprise Manager Grid Controlにログインし、ホームページにナビゲートします。

  2. 「ターゲット検索」セクションの「検索」リストでOracle Voicemail & Faxを選択し、「実行」をクリックします。

  3. 「すべてのターゲット」リストから「Voicemail & Fax」ターゲットを選択し、「構成」をクリックします。

  4. 「Voicemail & Faxの構成: name_of_Voicemail_&_Fax_target」ページで、「接続に常にSSLを要求」を選択し、このターゲットに関するEnterprise ManagerからOracle Internet Directoryへの全接続に対してSSLを有効にします。

    このターゲットに関するSSL接続を無効にするには、「接続に常にSSLを要求」を選択解除します。

  5. 「終了」をクリックします。

アプリケーション層でのSSLスクリプトの実行

『Oracle Collaboration Suiteセキュリティ・ガイド』のアプリケーション層でのSSLスクリプトの実行手順で説明されているスクリプトには、TrueまたはFalseパラメータがありません。(4516978)

このスクリプトは、正しくは次のとおりです。

$ORACLE_HOME/bin/midtierSSLConfigTool.<sh|bat> <oid hostname> <oid port> <oid
admin dn> <oid admin password> <http server SSL port> <https> <hostname of the
computer> <True | False>

True | Falseは、OIDとの通信を決定するブール・フラグです。

  • True: Oracle Internet Directoryとの通信で必ずSSLを使用

  • False: Oracle Internet Directoryとの通常の通信

この項には、OC4J_OCSClientの停止および起動のための次のコマンドも必要です。SSLを有効にした後、OC4J_OCSClientを再起動する必要があります。

./opmnctl stopproc process-type=OC4J_OCSClient
./opmnctl startproc process-type=OC4J_OCSClient

4.7 Oracle Web Accessクライアント・リリース・ノート

ここには、Oracle Web Accessクライアントに関連したリリース・ノートの問題がまとめられています。この章の内容は次のとおりです。

4.7.1 Oracle Web Accessクライアントとは

Oracle Web Accessクライアントはブラウザベースのアプリケーションで、そのルック・アンド・フィールと動作はデスクトップ・アプリケーションに似ています。Oracle Web Accessクライアントから、次のようなOracle Collaboration Suiteの各種機能にアクセスできます。

  • 電子メール: HTMLテキストの編集をサポート

  • 個人用および共有のアドレス帳: コーポレート・ディレクトリ(グローバル・アドレス帳)と統合され、共有連絡先をサポート

  • カレンダの予定およびアラームのTimeBar表示: Oracle Calendar Webクライアントに直接アクセスして会議の作成および編集が可能

Oracle Web Accessクライアントは、Internet Explorer、Mozilla、Mozilla Firefoxなどの標準的なWebブラウザをサポートしています。個人のプリファレンスはサーバーに格納されるため、サポートされている好みのブラウザでセキュアな使い慣れたインタフェースを使用して、いつでもどこでもメールにアクセスできます。ユーザーの情報は、ドラッグ・アンド・ドロップ機能、カスケード・メニュー、コンテキスト・メニュー、サイズ変更可能なペインを使用して、操作および管理します。


注意:

Oracle Web Accessクライアントの新しい機能は、10.1.2.x累積パッチを適用すると使用できます。これらの新機能は、2.10「Oracle Web Accessクライアント累積パッチ」に記載されています。

4.7.2 Oracle Web Accessクライアントの解決済の問題

表4-4に、Oracle Web Accessクライアントの解決済の問題を示します。

表4-4 Oracle Web Accessクライアントの解決済の問題

説明 カテゴリ 解決したリリース バグ番号

「プリファレンス」のアクセス可能なラジオ・ボタンおよびチェック・ボックス要素にラベルがありませんでした。

アクセシビリティ

10.1.2

4466485

JAWSスクリーン・リーダー・ソフトウェアでは、「ハイパーリンクの挿入」および「イメージの挿入」ボタンが「ボタン」と読み上げられました。

アクセシビリティ

10.1.2

4473582

アクセシブル・モードでは、「人の検索」を使用した検索を複数回行って最初の検索がキャッシュから消去された後、最初の検索を再度行うと、「人の検索」コントロールが無効になりました。

アクセシビリティ

10.1.2

4521676

「添付ファイル」ページで、「OK」および「取消」ボタンが予期したとおりに機能しませんでした。

添付ファイル

10.1.2

4386982

名前が付けられていない添付ファイルは、「匿名」ではなく「無題」と呼ばれる必要がありました。

添付ファイル

10.1.2

4417266

ファイルのアップロード・ダイアログから添付メッセージを開くことができませんでした。

添付ファイル

10.1.2

4477787

インライン・イメージの挿入後、ファイルを添付する際にエラーが発生しました。

添付ファイル

10.1.2

4562716

Internet Explorer内の数千項目のソートに長時間かかることがありました。

ブラウザ: Internet Explorer

10.1.2

4321955

メールを作成する際、ファイルを添付した後や、「イメージの挿入」または「リンクの挿入」ダイアログ・ボックスを開閉した後には、メッセージ本文からテキストを削除できませんでした。

ブラウザ: Internet Explorer

10.1.2

4446919

Windows 2000でInternet Explorer 6.0.2800を使用して表示した場合に、一部の連絡先フィールドが空白になりました。

ブラウザ: Internet Explorer

10.1.2

4495322

メッセージが不適切に折り返されることがありました。

ブラウザ: Internet Explorer

10.1.2

4496171

連絡先のVListをスクロールすると、Internet Explorerが突然停止することがありました。

ブラウザ: Internet Explorer

10.1.2

4518404

IMAPモードのInternet Explorerで、フォルダのプロパティを表示しようとするとエラーが発生することがありました。

ブラウザ: Internet Explorer

10.1.2

4535610

メイン・ウィンドウでショートカット・キー[Ctrl]+[1](数字の1)を押すと、コントロールが「起動」ページに移動しました。

ブラウザ: Mozilla Firefox

10.1.2

4493073

Firefox 1.0.6の使用時に、ブラウザ非互換のアラートが表示されることがありました。

ブラウザ: Mozilla Firefox

10.1.2

4507579

Firefoxでは、プレーン・テキスト・モードでメッセージを作成する場合、手動による署名の挿入時にメッセージ・テキストが複製されます。

ブラウザ: Mozilla Firefox

10.1.2

4542317

Firefoxでは、連絡先の短縮ダイアルの値を消去することが困難でした。

ブラウザ: Mozilla Firefox

10.1.2

4573323

Firefoxで全員に返信すると、「CC」フィールドのアドレスが切り捨てられることがありました。

ブラウザ: Mozilla Firefox

10.1.2

4606535

Firefoxでは、「宛先」および「CC」ボタンとフィールドの位置がずれていました。

ブラウザ: Mozilla Firefox

10.1.2

4631354

Firefox 1.5では、「リスト」ペイン/「読込み中」ペインのドライバをドラッグすると、予期せぬ動作が発生しました。

ブラウザ: Mozilla Firefox

10.1.2

4655746

Firefox 1.5では、HTMLメッセージの書式設定制御の一部が機能しませんでした。

ブラウザ: Mozilla Firefox

10.1.2

4659642

Mozilla Firefox 1.0.6の使用時に、いくつかのマウス操作がプレビュー・ペインで機能しませんでした。

ブラウザ: Mozilla Firefox 1.0.6

10.1.2

4526557

「カテゴリの消去」というラベルは、正しくは「カテゴリの削除」でした。

カテゴリ

10.1.2

4350625

新規カテゴリを作成すると、「カテゴリを管理」の「選択済」リストに誤った名前で表示されることがありました。

カテゴリ

10.1.2

4567894

ファイルを添付した後、プレーン・テキスト・エディタにカーソルが表示されなくなりました。

メールの作成

10.1.2

4141731

メッセージにFromアドレスがない場合に、(下書き作成時などの特定のケースで)エラーが発生することがありました。

メールの作成

10.1.2

4465256

インライン・イメージを含むメッセージを保存する際にエラーが発生することがありました。

メールの作成

10.1.2

4485467

altテキストは、インライン・イメージに追加されませんでした。

メールの作成

10.1.2

4495082

プレーン・テキスト・メッセージで、カスタム・スキンで想定される外観が反映されないことがありました。

メールの作成

10.1.2

4521123

署名を自動挿入するようにプリファレンスが設定されている場合、HTMLソース形式で作成ウィンドウを開くと、エラーが発生します。

メールの作成

10.1.2

4542011

自動保存では、表示可能な下書きが作成されませんでした。

メールの作成

10.1.2

4565096

受信者フィールドにアドレスの一部を入力して、一致レコードが検出されない場合に、エラーが発生することがありました。

メールの作成

10.1.2

4582284

人のセレクタでメール受信者を削除すると、エラーが発生することがありました。

メールの作成

10.1.2

4597815

Enterprise ManagerのWeb Accessクライアントの確認ページまたはCollaboration Suite Search構成に対する状況依存ヘルプがありません。

構成

10.1.2

4485816

Enterprise Managerで無効な設定をした場合、修正が必要であることを示すハイライト表示がされませんでした。

構成

10.1.2

4497482

Enterprise Managerで、Oracle Web AccessクライアントまたはOracle Collaboration Suite SearchのSSL設定の確認ページに、非SSLポートが使用されていると表示されることがありました。

構成

10.1.2

4514693

新規に開いた連絡先の編集ウィンドウまたは配信リストウィンドウを閉じるとき、情報が入力されていなくても変更を保存するように要求されることがありました。

連絡先

10.1.2

4423725

短縮ダイアル番号を使用して連絡先を作成する際、短縮ダイアル番号が指定されていないという誤った内容のエラー・メッセージが示されることがありました。

連絡先

10.1.2

4463092

読取り専用の共有アドレス帳で連絡先を表示したとき、「取消」ボタンがありませんでした。

連絡先

10.1.2

4472223

Oracle Connector for Outlookを介して作成されたリスト・メンバーが正しく表示されませんでした。

連絡先

10.1.2

4503870

連絡先エディタで、タブとページの間に予期しない間隔がありました。

連絡先

10.1.2

4540733

生成される新規連絡先の表示名が不完全な場合がありました。

連絡先

10.1.2

4544640

連絡先の作成時に「表示名」フィールドに情報を入力しなかった場合、Oracle Web Accessクライアントでは、姓名を使用して連絡先を作成しないことがありました。

連絡先

10.1.2

4555800

Oracle Connector for Outlookを使用して作成された連絡先がOracle Web Accessクライアントに表示されないことがありました。

連絡先

10.1.2

4560682

連絡先の予定表のエントリをクリックしても、情報を取得できませんでした。

連絡先

10.1.2

4654134

カテゴリの名前変更が正しく機能しませんでした。

連絡先

10.1.2

4654514

共有(読取り/書込み)アドレス帳で連絡先を編集しようとすると、エラーが発生することがありました。

連絡先

10.1.2

4654840

配信通知フラグが下書きに対して保存されませんでした。

下書き

10.1.2

4360082

1つの下書きに対して複数の作成ウィンドウを開くことができました。

下書き

10.1.2

4376551

Webページの外部イメージが下書きに保存されませんでした。

下書き

10.1.2

4482623

既存の下書きが別のフォルダに保存されている場合でも、新規および既存の下書きが常にデフォルトの「下書き」フォルダに保存されました。

下書き

10.1.2

4487141

IMAPモードで下書きが正しく認識されませんでした。

下書き

10.1.2

4497930

下書きを下書き以外のフォルダに複数回保存できませんでした。

下書き

10.1.2

4498431

共有の下書きフォルダ内の読取り専用メッセージを変更するとエラーが発生しました。

下書き

10.1.2

4562582

「読込み中」ペインとメッセージ・ウィンドウのフラグ・インジケータが同期していませんでした。

フラグ

10.1.2

4463648

メッセージの件名行をクリックすると、フラグ・アイコンが表示されました。

フラグ

10.1.2

4550169

「下書き」フォルダのメッセージにフォロー・アップのフラグを付けるとエラーが発生しました。

フラグ

10.1.2

4584617

「RE」、「FW」、「FWD」などの接頭辞が件名によるソートの際に無視されませんでした。

フォルダ

10.1.2

4396789

共有の「下書き」フォルダを表示する際に、「宛先」列が「送信元」列として表示されました。

フォルダ

10.1.2

4474359

ユーザーが共有フォルダから下書きを削除できました。

フォルダ

10.1.2

4484904

新たに作成したユーザーとフォルダを共有する場合、そのユーザーが、フォルダの共有相手であるユーザーのリストにただちに表示されないことがありました。

フォルダ

10.1.2

4540149

フォルダのプロパティを取得しようとすると、フォルダ・サイズを報告するエラーのために失敗することがありました。

フォルダ

10.1.2

4540160

フォルダを共有しているユーザーのリストを表示できないことがありました。

フォルダ

10.1.2

4582166

受信ボックス下のフォルダが、共有時に表示されないことがありました。

フォルダ

10.1.2

4604554

Shift-JISキャラクタ・セットを使用した送信メールに不適切な文字が含まれることがありました。

グローバリゼーション

10.1.2

4055059、3614135

非ASCIIの添付ファイル名の文字が判読できないことがありました。

グローバリゼーション

10.1.2

4261860、4472482

元のメッセージが明確なエンコーディング・キャラクタ・セットなしで送信された場合、メッセージの件名の文字が判読できないことがありました。

グローバリゼーション

10.1.2

4445458

マルチバイト文字を含むURLが、プレーン・テキスト作成ウィンドウに正しく表示されないことがありました。

グローバリゼーション

10.1.2

4454375

日本語のテキストおよびプレーン・テキストのメッセージは、JDKキャラクタ・コンバータで正しくエンコードされませんでした。

グローバリゼーション

10.1.2

4461722

ドイツ語で、「人の検索」ツールの「名前を入力」ラベルが切り捨てられました。

グローバリゼーション

10.1.2

4472984

マルチバイト・キャラクタセットのインストールでは、ユーザーの表示名にシングルバイトの空白文字が含まれていると、オートコンプリート機能によってアドレス・バー・フィールドのアドレスが切り捨てられることがありました。

グローバリゼーション

10.1.2

4486102

シングルバイトの空白を含むマルチバイトの表示名は、オートコンプリート機能で切り捨てられました。

グローバリゼーション

10.1.2

4486102

エンコーディングにISO2022-JPを使用すると、添付ファイルの特定の日本語文字が判読できなくなることがありました。

グローバリゼーション

10.1.2

4512120

エンコーディングにISO2022-KRを使用したメッセージで、判読できない文字が表示されることがありました。

グローバリゼーション

10.1.2

4513454

日本語のISO 2022-JPでエンコードされたメッセージを送信できませんでした。

グローバリゼーション

10.1.2

4606029

Becky! eMailを使用して送信されたHTML形式の日本語のメッセージをOracle Web Accessクライアントに表示したとき、判読できない文字が含まれていました。

グローバリゼーション

10.1.2

4612302

日本語のメールの件名に含まれているシングルバイトの空白がアンダースコアに変換されていました。

グローバリゼーション

10.1.2

4625740

翻訳の問題:

  • 「Return Sender's Message」の中国語の翻訳が間違っています。

  • ギリシャ語のオンライン・ヘルプでは、ヘルプ・トピックの一部が欠落しています。

  • Voicemail & Faxの優先言語リストに表示される言語の一部が翻訳されていません。

グローバリゼーション

10.1.2

4394619

4496439

4485456

ISO 2022-JPの問題:

  • 日本語の文字U+FF5Eが、ISO 2022-JP(Compatibility)で送信された場合に正しく表示されませんでした。

  • 下書きをISO 2022-JPおよびISO 2022-JP(HWKANA)でエンコードしようとしても、必ずISO 2022-JP(Compatibility)で保存されました。

  • ISO 2022-JPバリアントのパラメータが機能しませんでした。

グローバリゼーション

10.1.2

4501041

4505834

4488120

Oracle Internet Directoryのフェイルオーバーの後、連絡先を作成できません。

高可用性

10.1.2

4431445

メッセージを保存または送信しなかった場合、直前に使用したスタイルが保存されませんでした。

HTMLテキスト・モード

10.1.2

4399389

返信の作成中にHTMLテキスト・モードに変更すると、表示されるフォント・サイズが実際に使用しているサイズと一致しませんでした。

HTMLテキスト・モード

10.1.2

4410551

メッセージをインライン・イメージとともに保存するとエラーが発生しました。

HTMLテキスト・モード

10.1.2

4495467

HTML/プレーン・テキスト・モードを(暗黙的な)プリファレンスとして保存できました。

HTMLテキスト・モード

10.1.2

4496553

作成ウィンドウにインライン・メッセージがある場合、カーソルが正しい場所に表示されませんでした。

HTMLテキスト・モード

10.1.2

4502678

Oracle Workflowから転送されたメッセージは本文が空でした。

Oracle Workflowメッセージ

10.1.2

4489598

ocssession.getXXXProviderのアクセス・レベルは、正しくはprotectedでした。

パフォーマンス

10.1.2

4440380

HTMLテキスト・モードでテキストを入力すると、ユーザーのコンピュータのプロセッサ使用率が予想外に高くなることがありました。

パフォーマンス

10.1.2

4501586

実行されているMailServiceオブジェクトが多すぎました。

パフォーマンス

10.1.2

4521533

Web Cacheのエンドユーザー・パフォーマンス監視をオンにしていると、作成ウィンドウなどのポップアップ・ウィンドウが予期しない外観になることがありました。

パフォーマンス

10.1.2

4588514

プリファレンスで自動保存の間隔がサポートされるようになりました。

プリファレンス

10.1.2

4391452

サーバー側の非表示ルールが、「プリファレンス: ルール」ページに表示されていました。

プリファレンス

10.1.2

4415036、4597626

「プリファレンス」の「削除済メッセージ」ラベルが、「削除としてマーク付けされたメッセージ」に変更されました。

プリファレンス

10.1.2

4422274

サインアウト、サインインの後、自動返信のプリファレンスが保存されませんでした。

プリファレンス

10.1.2

4478290

サインアウト、サインインの後、署名のプリファレンスが保存されませんでした。

プリファレンス

10.1.2

4478299

返信先のプリファレンスに対する変更が保存されませんでした。

プリファレンス

10.1.2

4478335

元のメッセージをインライン・テキストまたは添付ファイルとして含めるプリファレンスが、Oracle WebMailに正しく反映されていませんでした。

プリファレンス

10.1.2

4485534

ボイスメールの応答メッセージの選択肢から「EAgreeting」が欠落していました。

プリファレンス

10.1.2

4485548

サインアウト、サインインの直後に、タイムゾーンの変更が適用されませんでした。

プリファレンス

10.1.2

4501566

元のメッセージをインライン・テキストまたは添付ファイルとして含めるプリファレンスが、サインアウト時およびサインイン時に保存されていませんでした。

プリファレンス

10.1.2

4620973

添付ファイルが印刷で参照されませんでした。

印刷

10.1.2

4430375

ユーザーは、開封通知を送信するようセッションごとに再度促されていました。

開封通知

10.1.2

4483934

ルールに対する変更を取り消したとき、警告が表示されませんでした。

ルール

10.1.2

4305898

優先順位の条件を使用したルールが機能しないことがありました。

ルール

10.1.2

4476813

既存のルール条件の編集時にエラーが発生することがありました。

ルール

10.1.2

4491237

メッセージのサイズが正確であるという条件を持つルールの作成時にエラーが発生することがありました。

ルール

10.1.2

4491272

ルールの編集時、メッセージ・サイズと送信日に関するヒントが欠落していました。

ルール

10.1.2

4510134

ルール・エディタで、ルール名が入力されているかのチェックが行われませんでした。

ルール

10.1.2

4544133

ルールに対する変更を取り消すと、次に「ルール」タブを開いたときにエラーが発生することがありました。

ルール

10.1.2

4571657

ルールに対して選択した最初のイベントが、デフォルトのイベントに戻されることがありました。

ルール

10.1.2

4654335

ルールに対して送信日の条件を使用した場合、機能しないことがありました。

ルール

10.1.2

4657498

コンテキスト・メニューを使用して「検索」フィールドにテキストを貼り付けた場合、「検索」ボタンが使用可能になりませんでした。

検索

10.1.2

4397835

長いコーポレート・ディレクトリ検索が正しくタイムアウトするようになりました。

検索

10.1.2

4414275

フラグの付いた連絡先を検索すると、間違った結果が返されました。

検索

10.1.2

4460161

アドレス帳検索ではニックネームがサポートされませんでした。

検索

10.1.2

4473775

任意の検索フィールド横の「削除」ボタンをクリックすると常にリストの最後の検索フィールドが削除されるなど、「検索」フィールドの管理が予測不可能でした。

検索

10.1.2

4555914

すべてに対する検索で、電子メール・アドレスが除外されるようでした。

検索

10.1.2

4566043

キャッシュを無効にしていると、ディレクトリ検索に予想外の時間がかかることがありました。

検索

10.1.2

4566556

共有フォルダの検索結果で、フォルダ・パス内のユーザーが識別されないことがありました。

共有フォルダの検索

10.1.2

4453559

共有フォルダの未読メッセージを検索できませんでした。

共有フォルダの検索

10.1.2

4490821

メールを送信するとき、長い件名は切り捨てられました。

メールの送信

10.1.2

4328644

BCCまたはCC受信者しか指定されていない場合、メッセージが送信されないことがありました。

メールの送信

10.1.2

4363702

メッセージに対して返信することを選択し、返信を送信する前に元のメッセージを削除すると、返信を送信できませんでした。転送メッセージの場合も同様の状況が発生しました。

メールの送信

10.1.2

4526355

件名のないメッセージを印刷するときに、警告が表示されませんでした。

メールの送信

10.1.2

4542667

送信操作に失敗すると作成ウィンドウが応答しなくなり、メッセージ・コンテンツのリカバリや再送信ができませんでした。

メールの送信

10.1.2

4552247

名前を確認機能でエラーが発生しました。

メールの送信

10.1.2

4554493

署名が最大サイズを超えた場合、エラー・メッセージが表示されず、署名は保存されませんでした。

署名

10.1.2

4318715

HTMLテキスト・メッセージに手動で挿入されたプレーン・テキストによる署名のフォントが小さすぎました。

署名

10.1.2

4463131

TimeBarの上にマウスを合せると、何もなくても不具合が発生することがありました。

TimeBar

10.1.2

4505061

TimeBar内の直近の会議を他の会議から容易に識別できませんでした。

TimeBar

10.1.2

4559225

Oracle Calendar Webクライアントを使用して会議に適用された変更内容が、TimeBarに正しく反映されないことがありました。

TimeBar

10.1.2

4580499

カンマを含むURLはアクティブになりませんでした。

URL

10.1.2

4478171

連絡先階層内をキーボードでナビゲートすると、予期せぬ結果になりました。

ユーザー・インタフェース

10.1.2

4281898

フォルダを切り替えた後、列の幅がデフォルトにリセットされることがありました。

ユーザー・インタフェース

10.1.2

4452887

「全員に返信」機能を使用する際に、1つの連絡先が「宛先」または「CC」リストに異なる別名で複数回出現した場合は、その別名が新規メッセージの「宛先」リストに複数回リストされることがありました。

ユーザー・インタフェース

10.1.2

4454043

カスタム・メニュー・ファイル内の新しいフォントが表示されませんでした。

ユーザー・インタフェース

10.1.2

4572839

連絡先および配信リストのフラグがOracle Connector for Outlookのフラグと正しく同期しませんでした。

その他

10.1.2

4411038

誕生日および記念日のフォーマット・ヒントがありませんでした。

その他

10.1.2

4455476

複数の共有アドレス帳を同時に参照するとエラーが発生しました。

その他

10.1.2

4473303

個人の連絡先または配信リストに同じ短縮ダイアル番号を再割当てできるようになりました。

その他

10.1.2

4485895

増分ロードの際、リストの自動スクロールが大きすぎることがありました。

その他

10.1.2

4489768

Oracle Connector for Outlookを介して作成されるWebサイト情報がOracle Web Accessクライアントに表示されませんでした。

その他

10.1.2

4493978

Yahooメール・メッセージの長い件名が判読できませんでした。

メールの表示

10.1.2

4413441

「リスト」ペインで、HTMLエンティティ(HTMLで&としてレンダリングされる&amp;のような、&で始まり;で終わる文字列)がレンダリングされた文字として件名行に表示されていました。

メールの表示

10.1.2

4440474、4541793

Gmailからのプレーン・テキスト・メッセージがインライン・パートとして扱われていました。

メールの表示

10.1.2

4484289

認識できないフィールド形式(ときどきあるのは他のメール・クライアントで作成した下書きの「送信元」フィールドなど)を持つメッセージを表示すると、エラーが発生することがありました。

メールの表示

10.1.2

4497927

Mozilla Thunderbirdを使用してメッセージを送信すると、XML添付ファイルはインライン表示されます。Oracle Web Accessクライアントでこれらのインライン添付ファイルが適切にフォーマットされないことがありました。

メールの表示

10.1.2

4518531

Apple社の電子メール・ソフトウェアで送信された添付ファイルは、Web Accessクライアントでは、同じファイルに対して2つのリストとして表示され、一方のファイルはファイル名が示す内容ではありませんでした。

メールの表示

10.1.2

4534730

Oracle Javamail Service Provider(OJMA)を使用したデプロイで、メッセージに対する転送インジケータおよび返信インジケータが、サインオフしてサインインしなおした後に保持されませんでした。

メールの表示

10.1.2

4563576

Apple Mailからのメッセージが表示されないことがありました。

メールの表示

10.1.2

4631414

空のフォルダを選択して「読込み中」ペインを開くとエラーが発生することがありました。

メールの表示

10.1.2

4638433


4.7.3 Oracle Web Accessクライアントの既知の制限および回避策

次の項では、Oracle Web Accessクライアントの既知の制限および回避策について説明します。

4.7.3.1 コーポレート・ディレクトリ検索

Oracle Internet Directoryの一部のフィールド(displaynameなど)はデフォルトで索引付けされません。そのため、コーポレート・ディレクトリ検索を行ったときに、Oracle Web Accessクライアントでは結果が返されないように見えたり、エラーが発生することがあります。影響を受ける属性は次のとおりです。

displayname
givenname
middlename
sn
title
departmentnumber
telephonenumber
homephone
facsimiletelephonenumber
mobile
pager
homepostaladdress
c
l
postalcode
st
street
mail
orcladdressbookfollowupflag

検索されていない属性を調べるには、ldapsearchなどのツールで属性を問い合せ、どれがエラー・コード53を返すかを確認します。

影響を受ける属性に手動で索引を付けて、Oracle Web Accessクライアントで検索できるようにするか、影響を受ける属性を問合せから除外して、検索エラーが発生しないようにします。検索から属性を除外するとユーザーの混乱を招く可能性があるため、属性に索引を付けることをお薦めします。

手動での属性の索引付け

属性に索引を付ける前に、Oracle Internet Directoryを停止するか、読取り専用モードに設定します。詳細は、『Oracle Internet Directory管理者ガイド』を参照してください。


注意:

ここに示す手順は、次の環境変数を使用しているという前提で書かれています。
  • ORACLE_HOME: インフラストラクチャのORACLE_HOMEのパス。

  • SolarisおよびLinuxの場合: LD_LIBRARY_PATH: $ORACLE_HOME/lib32:$ORACLE_HOME/libを含める必要があります。

  • HP-UXおよびAIXの場合: LD_LIBRARY_PATH: $ORACLE_HOME/libを含める必要があります。SHLIB_PATH: $ORACLE_HOME/lib32を含める必要があります。

  • ORACLE_SID: インフラストラクチャ・データベースのSID。


  1. 次のように/ldap/binディレクトリに変更します。

    cd $ORACLE_HOME/ldap/bin
    
    
  2. 次のように属性に索引を付けます。

    ./catalog.sh -connect $ORACLE_SID -add \
                 -attr attribute_name
    
    

    attribute_nameは索引を付ける属性(displaynameなど)です。

  3. 索引を付ける属性ごとに前のステップを繰り返します。

  4. oc4j.propertiesを開きます。このファイルは、次のような場所にあります。

    $ORACLE_HOME/j2ee/OC4J_OCSClient/config/oc4j.properties
    
    
  5. ステップ2および3の説明に従って索引を付けた各属性について、oc4j.propertiesの適切なエントリを次のように更新します。

    oracle.ocsclient.directory.capability.search.attr.attribute_name=enabled
    
    

    attribute_nameは索引を付ける属性(displaynameなど)です。

問合せからの属性の除外

問合せから属性を除外するには、oc4j.propertiesの適切なエントリを次のように更新します。

oracle.ocsclient.directory.capability.search.attr.attribute_name=disabled

attribute_nameは除外する属性(displaynameなど)です。

(4409722)


注意:

この件の最新の更新やこのドキュメントの他の手順については、次の場所にナビゲートし、使用しているプラットフォームに該当するリリース・ノート・ドキュメントを開いてください。

http://www.oracle.com/pls/cs101/install


4.7.3.2 Oracle Web Accessクライアントから返されるディレクトリ・エントリへの制約の付与

Oracle Web Accessクライアントは、電子メール・コンテナ・エンティティ(cn=EmailServerContainer,cn=Products,cn=OracleContext)として接続する接続プールを使用します。つまり、Oracle Web Accessクライアントで実行されたコーポレート・ディレクトリ問合せによって、通常はエンドユーザーから隠されているエントリが公表される可能性があります。この接続方法が改定されるまでの間、返されるLDAPオブジェクトを制限するAND条件を管理者が定義できるように、特殊な構成が用意されています。 Oracle Web Accessクライアントの管理者は、エンドユーザー・ディレクトリ・データの可視性を制限するアクセス制御が追加されるたびに、値の上書きを検討する必要があります。(4495854)

現在、Oracle Web Accessクライアントのコーポレート・ディレクトリから返されるオブジェクトは次の2種類のみです。

  • パブリック・ユーザー

  • パブリック配信リスト

使用可能な構成は2つあり、各データ・タイプに対応しています。これらは、oc4j.properties$ORACLE_HOME/j2ee/OC4J_OCSClientにあります)で上書きでき、次の形式を取る必要があります。

# <dl_condition> and <user_condition> should be replaced by
# RFC 2254-compliant query strings.
oracle.ocsclient.directory.ldap.dlobjectandcondition=dl_condition
oracle.ocsclient.directory.ldap.userobjectandcondition=user_condition

dl_conditionのデフォルト値は(objectclass=orclmailgroup)user_conditionのデフォルト値は(objectclass=orclUserV2)です。各and条件の値により、各エンドユーザー問合せに付与される制約が決まります。この値を上書きする場合は、サポートされる2つのオブジェクト・タイプのobjectclassがそれぞれ異なっていることを保証する条件(通常は、前述のデフォルト値で構成されます)を必ず含める必要があります。

カスタム検索制約の例を次に示します。objectclass=conditionがすべてのカスタム値に対して保持されていることに注意してください。

# hide all users which have '_hidden@' as part of their e-mail address.
oracle.ocsclient.directory.ldap.userobjectandcondition=(&(objectclass=orclUserV2)(!(mail=*_hidden*)))

# hide all users that have been disabled in oiddas
oracle.ocsclient.directory.ldap.userobjectandcondition=(&(objectclass=orclUserV2)(!(orclisenabled=DISABLED)))

# use an objectclass other than 'orclmailgroup' for DLs # (to support older OID setups).oracle.ocsclient.directory.ldap.dlobjectandcondition=(objectclass=mailgroups)

LDAPまたはLDAP問合せ文字列の詳細は、『Oracle Internet Directory管理者ガイド』を参照してください。

4.7.3.3 異なるキャラクタ・セットの添付ファイルの検索

添付ファイル名の検索を実行する際、検索の動作は、Oracle Mailサーバーが検索索引の作成時に使用するキャラクタ・セットによって決まります。検索対象の文字が、Oracle Mailサーバーが検索索引の作成時に使用したキャラクタ・セットにない場合、添付ファイルは見つかりません。

4.7.3.4 OJMAでは配信通知はサポートされない

sendmailなどのメール転送エージェントやSMTPサーバーを使用して送信するメッセージでは、配信通知をリクエストできます。ただし、Oracle Web Accessクライアントには、SMTPのかわりにOracle Javamail Service Provider(OJMA)を使用してメッセージを送信するオプションがあります。OJMAを使用する場合、メッセージは送信のために直接データベースに入れられます。このトランスポート・モードでは、配信通知はリクエストできません。したがって、OJMAを使用する際には、Oracle Web Accessクライアントの配信通知リクエスト用のコントロールは無効になります。

4.7.3.5 アラビア語およびその他の双方向言語はサポートされない

Oracle Web Accessクライアントはアラビア語およびその他の双方向言語をサポートしていません。

4.7.3.6 データベース接続数の著しい増加

使用頻度が高いと、Oracle Web Accessクライアントからのデータベース接続数が著しく増加することがあります。

次のようにプロパティを変更すれば、Oracle Web Accessクライアントで使用されるデータベース接続プールの方式を固定方式に変更できます。

oracle.mail.sdk.esmail.cache_scheme=2

最大接続数は、次のプロパティを使用して設定できます。

oracle.mail.sdk.esmail.connpool_max_limit

固定方式の場合、Oracle Web Accessクライアントからデータベースへのデータベース接続数が指定した最大値を超えることはありません。 ただし、これによりOracle Web Accessクライアントのパフォーマンスが低下することがあります。(4485215)

4.7.3.7 Microsoft Internet ExplorerおよびOracle Web Accessクライアントの添付ファイルとキャッシュ

デフォルトでは、(セキュリティとプライバシの理由により)添付ファイルもインライン・イメージもクライアントのディスクにキャッシュされません。Internet Explorerの不具合のため、ブラウザを使用して添付ファイルをインラインで開くことができません。たとえば、テキストの添付ファイルをクリックして添付ファイルのダイアログから「Open」を選択しても、そのファイルは開きません(デフォルトのテキスト・エディタ・アプリケーションは起動しますが、ファイルが見つからないというエラーが生成されます)。(4631343)

SSLに対応している場合、添付ファイルをディスクにダウンロードしようとしても失敗します。

Microsoft Internet Explorerの不具合の詳細に関する次のドキュメントは、Microsoft社のナレッジ・ベース記事の中にあります。

この問題の回避策は2つあります。1つは別のブラウザを使用すること、もう1つはキャッシュの設定を緩やかにすることです。キャッシュの設定を緩やかにする方法の詳細は、『Oracle Collaboration Suiteセキュリティ・ガイド』の第2章の「Microsoft Internet Explorerに関するセキュリティの問題」を参照してください。

4.7.4 Oracle Web Accessクライアントの既知の問題

次の表にOracle Web Accessクライアントの既知の問題を示します。


注意:

既知の問題の修正は累積パッチで入手できます。ダウンロード可能な累積パッチのリストおよびパッチのインストール順序については、http://metalink.oracle.comでNote 406284.1を参照してください。それぞれの累積パッチには、修正されたすべての不具合が記載されたREADME.htmlファイルが含まれています。


関連項目:

累積パッチの新機能および既知の問題については、第2章「Oracle Collaboration Suite累積パッチ・リリース・ノート」を参照してください。

次の表にOracle Web Accessクライアントのメール関連の問題を示します。

表4-5 Oracle Web Accessクライアントのメール関連の問題

説明 操作 バグ番号

メールの削除

「削除済アイテム」フォルダ(またはそのサブフォルダ)のメッセージを新しいウィンドウで開き、「削除」を選択した場合、メッセージが完全に削除される前に警告が表示されません。

なし。

4484000

メールの作成

作成ウィンドウで[Back Space]キーを押すと、選択されているフォントが変わります。

なし。

4484184

メールの作成

受信者を参照する場合、表示名のないユーザーが「無題」と表示されます。

なし。

4394487

フォルダ

未読のメッセージ件数が、現在開いているフォルダと受信ボックスについて表示されます。

なし。

3597128

フォルダ

初めてではないユーザーのデフォルトのメッセージ・ソート順序が保存されません。

なし。

4230266

フォルダ

読取り専用の共有フォルダを表示する場合、メッセージを既読としてマークできません。

なし。

4620201

メールの送信

受信者の電子メール・アドレスに角カッコなどの無効な文字が含まれている場合、あいまいなエラー・メッセージが表示され、ユーザーが問題を修正できないことがあります。

なし。

4445255

メールの表示

「リスト」ペインで、キャラクタ・セットの変更後にメッセージ・エントリが更新されません。

なし。

4208604

メールの表示

Apple Mailからのメッセージが表示されません。

なし。

4693623


次の表にOracle Web Accessクライアントの連絡先関連の問題を示します。

表4-6 Oracle Web Accessクライアントの連絡先関連の問題

説明 操作 バグ番号

検索

メッセージ受信者の選択時、または拡張検索ペインからの共有アドレス帳の検索時に、ユーザーの共有アドレス帳内の連絡先を検索することが可能です。

なし。

5057102

検索

Oracle Internet Directoryの一部のフィールド(displayingなど)はデフォルトで索引付けされません。そのため、コーポレート・ディレクトリ検索を行ったときに、Oracle Web Accessクライアントでは結果が返されないように見えることがあります。

インストール後の回避策の指示については、4.7.3.1「コーポレート・ディレクトリ検索」を参照してください。

4409722

配信リスト

配信リストに循環参照が含まれているときに、Oracle Web Accessクライアントにエラー・メッセージが表示されません。

なし。

4394689

配信リスト

別のユーザーの共有配信リストにメールを送信できません。

なし。

4410035

配信リスト

パブリック配信リストのメンバーを表示できません。

なし。

4485407

その他

連絡先を削除すると、「次のみ表示」フィールドがクリアされます。

なし。

4488009

その他

連絡先に仕事用の電子メール・アドレスと個人用の電子メール・アドレスがある場合、仕事用の電子メール・アドレスのみが人のセレクタおよびオートコンプリートで表示されます。

なし。

4693198


次の表に、Oracle Web Accessクライアントの様々な既知の問題(アクセシビリティ、パフォーマンス、ユーザー・インタフェース、連絡先、およびプリファレンスの問題を含む)を示します。

表4-7 Oracle Web Accessクライアントの様々な既知の問題

説明 操作 バグ番号

アクセシビリティ

一部のアクセス可能なページにHTML LANG属性がありません。

なし。

4298640

アクセシビリティ

「メッセージの転送」のアクセス可能なショートカット・キーが機能していません。

なし。

4473599

アクセシビリティ

[Ctrl]を押しながら[+]を押すなどの方法でユーザーがブラウザのフォント・サイズを変更すると、ブラウザの表示が崩れます。

なし。

4302722

パフォーマンス

多数の電子メール・アドレスを含む大きなメッセージ本文は、表示に時間がかかります。

なし。

4383491

ユーザー・インタフェース

Oracle Web Accessクライアントのメイン・ウィンドウを閉じた後、オンライン・ヘルプを使用すると、JavaScriptエラーが発生します。

Oracle Web Accessクライアントを終了する前にオンライン・ヘルプを閉じます。

4396787

ユーザー・インタフェース

添付ファイルが存在する場合、作成ウィンドウのヘッダーが正しくサイズ変更されないことがあります。

なし。

4461000

ユーザー・インタフェース

ドロップダウン・コントロールが正しい位置に表示されないことがあります。

なし。

4250498

ユーザー・インタフェース

[Tab]キーを使用してナビゲートする場合、フォーカスされていることがわかりにくい項目があります。

なし。

4323410

ユーザー・インタフェース

[Tab]キーを使用して「新規」メニューを選択できません。

なし。

4270210

ユーザー・インタフェース

ツールバー項目は折り返されないため、ウィンドウのサイズが縮小されすぎている場合に表示されません。

ツールバー項目がすべて表示されるように、ウィンドウのサイズを変更します。

4312705


Oracle Web Accessクライアントは現行のブラウザ(Internet Explorer 6.0以上、Mozilla 1.7.3以上、Firefoxの全バージョンなど)をほとんどサポートしていますが、ブラウザ固有の問題がいくつか確認されています。次の表にこれらの問題をまとめます。

表4-8 Oracle Web Accessクライアントのブラウザ関連の問題

説明 操作 バグ番号

Firefox

署名にハイパーリンクを挿入できません。

なし。

4473369

Firefox

フォルダのコンテキスト・メニューが機能しません。

Oracle Web Accessクライアントのメイン・メニューを使用します。

4479515

Firefox

新規フォルダを作成できません。

なし。

4479547

Firefox

Firefoxでスムーズ・スクロールが有効な場合、Oracle Web Accessクライアントのリストをスクロールすると、予期しない結果が生じる場合があります。これはブラウザの問題です。

次のようにして、スムーズ・スクロールをオフ(デフォルトではオフ)にします。

  1. Firefoxのメイン・メニューで「ツール」、続いて「オプション」を選択します。

  2. 「詳細」ページを選択します。

  3. 「ブラウジング」で「スムーズスクロール機能を使用する」が選択されていないことを確認します。

4639994

FirefoxおよびMozilla

ブラウザのスクロールバーがインタフェース項目を通して透けて見えます。

なし。

4359428

FirefoxおよびMozilla

キーボード・ショートカット[Ctrl]+[Enter]が作成ウィンドウで機能しません。

なし。

4432638

Internet Explorer

「人を検索」ツールにタブで移動した場合、カーソルが表示されません。

「人を検索」フィールド内をクリックします。

3873261

Internet Explorer

メッセージ・ヘッダーの特定の部分からユーザー・インタフェース全体を選択できます。

なし。

4432888

Internet Explorer

作成ウィンドウで、添付ファイルの名前が不適切に折り返されることがあります。

なし。

4460198

Internet Explorer

メッセージに複数のファイルを添付すると、問題が発生する場合があります。

Oracle Web Accessクライアントで使用しているブラウザで、『Internet Explorer 6 Service Pack 1用の累積的なセキュリティ更新(KB832894)』をダウンロードしてインストールします。

4998120

Mozilla

一番下のツリー・ノードを選択すると、仮想ツリーが上にスクロールします。

なし。

4068067

Mozilla

カーソルでテキストを選択していないかぎり、ドラッグ・アンド・ドロップが行えません。

なし。

4175054

Mozilla

テキスト・フィールドおよびテキスト領域で選択に関する問題が発生します。

なし。

3811308

Mozilla

プレビュー・ペインをサイズ変更すると、スクロール位置がリセットされます。

なし。

4301536

Mozilla

インライン・イメージがキャッシュされません。

なし。

4307189

Mozilla

「配信リストを作成」ページの「消去」ボタンが切れています。

なし。

4371738

Mozilla

メッセージ・ペインのヘッダーにフォーカスがある場合、組込みショートカットがブロックされません。

なし。

4391301


4.7.5 Oracle Web Accessクライアントのグローバリゼーションの問題

次の表にOracle Web Accessクライアントのグローバリゼーションの問題を示します。これらの問題のほとんどは、ISO-2022-JPキャラクタ・セット・バリアントのサポート(日本語)に関するものです。


注意:

既知の問題の修正は累積パッチで入手できます。ダウンロード可能な累積パッチのリストおよびパッチのインストール順序については、http://metalink.oracle.comでNote 406284.1を参照してください。それぞれの累積パッチには、修正されたすべての不具合が記載されたREADME.htmlファイルが含まれています。


関連項目:

累積パッチの新機能および既知の問題については、第2章「Oracle Collaboration Suite累積パッチ・リリース・ノート」を参照してください。

表4-9 Oracle Web Accessクライアントのグローバリゼーションの問題

説明 操作 バグ番号

キャラクタ・セットの決定メカニズムでは、メッセージ・ヘッダーとメッセージ本文が常に同じキャラクタ・セットでエンコードされることが前提となります。

なし。

4226129

元のメッセージが明確なエンコーディング・キャラクタ・セットなしで送信された場合、メッセージの件名の文字が判読できないことがあります。

なし。

4506621

添付ファイルのロケールがクライアントのオペレーティング・システム・ロケールと異なる場合、添付ファイル名の文字が判読できないことがあります。

なし。

4356184

フランス語のMozillaおよびFirefoxでは、新規メッセージおよび新規フォルダのドロップダウン矢印が切れています。

なし。

4431198

ISO-8859-8-Iでエンコードされた「送信元」および「宛先」フィールドのテキストが表示されません。

なし。

4468753

繁体字中国語の配信通知メッセージが判読できません。

なし。

4519675

メッセージ・キャラクタ・セットISO-2022-KRを使用して韓国語でメールを送信すると、「エラーが発生しました; 新規メッセージは作成されません」というエラー・メッセージが表示されます。

キャラクタ・セットEUC-KRを使用します。

4680121、4684419

受信メッセージで、韓国語の添付ファイル名が判読できないことがあります。

なし。

4685837

一部の言語では、「コーポレート・ディレクトリ」の文字列が切り捨てられます。

ペインの境界をクリックして右にドラッグし、左側のペインを広げます。

4449555

プレーン・テキスト・モードの日本語のシステムでは、バックスラッシュが正しく表示されません。

HTMLテキスト・モードを使用します。

4588847


4.8 Oracle Collaborative Portletsのリリース・ノート

表4-10に、Oracle Collaborative Portletsの解決済の問題を示します。

表4-10 Oracle Collaborative Portletsの解決済の問題

説明 解決したリリース バグ番号

Calendarポートレットでは、会議が右から左にリストされるはずでした(グローバリゼーションの問題)。

10.1.2

4479257

リフレッシュ後、「新規メッセージ」および「リフレッシュ」ボタンが表示されなくなりました。

10.1.2

4655034

「検索」の下で、Content Servicesの旧名称「Files」が使用されていました。

10.1.2

4547662

「人の検索」がOracle WebMailにリンクされていました。

10.1.2

4626547

アクセシブル・モードで、開くはずの「人の検索」が開きませんでした。

10.1.2

4656554

Oracle Web Conferencingは、構成されていないとポートレット内で明瞭に表示されませんでした。

10.1.2

4044035

Oracle Web Conferencingポートレットは日本語に翻訳されていませんでした(グローバリゼーション)。

10.1.2

4069350

Oracle Web Conferencingポートレットでは、インストール後にサービスが使用不可であると間違って表示されていました。

10.1.2

4297840



注意:

Oracle Collaborative Portletsの新しい機能は、Oracle Collaborative Portlets 10.1.2.x累積パッチを適用すると使用できます。これらの新機能は、2.3「Oracle Collaborative Portlets累積パッチ」に記載されています。