Oracle Business Intelligence Discoverer 管理ガイド 10gリリース2(10.1.2.1) B25101-01 |
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この章では、Discoverer Administratorを使用してEnd User Layerを作成およびメンテナンスする方法について説明します。項目は次のとおりです。
End User Layer(EUL)とは、Discovererエンド・ユーザーにとって理解しやすい単純なメタデータ(データベースの実際のデータに関するデータ)です。ユーザーがDiscovererのデータに簡単にアクセスできるように、Discoverer Administratorを使用してこのビューをユーザー用に作成、カスタマイズおよびメンテナンスします。Discovererを使用するには、少なくとも1つのEULに対するアクセス権が必要です。アクセス権は、第7章「情報に対するアクセス制御」で説明する「権限」ダイアログを使用して付与します。
EULにより、Discovererエンド・ユーザーはデータベースに関連する複雑な概念から解放されます。Discovererエンド・ユーザーにとって使い慣れた理解しやすい用語を使用して、直観的でビジネスに焦点が合ったデータベースのビューが提供されます。このため、Discovererエンド・ユーザーはデータ・アクセスの問題ではなくビジネスの問題に集中できます。
EULには、1つ以上のビジネスエリアを定義するメタデータが含まれています。ビジネスエリアとは、ユーザー固有のデータ要件に当てはまるテーブルまたはビュー(あるいはその両方)の概念上のグループ化です。ビジネスエリアは、EULにアクセスするユーザーまたはユーザー・グループのニーズを反映するように設定できます。
たとえば、会計部門が予算と財務に関するデータを表す会計ビジネスエリアを持ち、エンジニアリング部門のプロジェクト・リーダーが予算情報を必要とするプロジェクト専用のビジネスエリアを持つ場合について考えます。一部の列は同一でも、各部門のテーブルとビューの正確な組合せは異なる可能性があります。
「EULマネージャ」ダイアログでは、EULを構成するテーブルのセットを作成または削除できます。
DiscovererマネージャがDiscoverer Administratorを使用してビジネスエリアにフォルダとアイテムを定義すると、Discovererは適切なSQL文(テーブル、ビューまたは列からの選択を定義する)を生成してEULテーブルに格納します。Discovererエンド・ユーザーが(Discoverer PlusまたはDiscoverer Viewerで)クエリーを実行すると、Discovererは対応するSQL文を生成してデータベースに送信し、データベースが結果を返してDiscovererに表示します。Discovererエンド・ユーザーは、データに対するアクセス、分析および取出しを行うためにSQLを理解する必要はありません。すべてDiscovererによって処理されます。
1つのデータベースからEULオブジェクト(ビジネスエリア、ワークブック、フォルダ、アイテムなど)をエクスポートして、別のデータベースにインポートできます。たとえば、開発環境から本番環境に推移する際にEULオブジェクトを移動する場合について考えます。
EULおよびEULオブジェクトは、次の方法でインポートおよびエクスポートできます。
詳細は、「使用するエクスポート/インポート方法」を参照してください。
End User Layer(EUL)所有者とは、EULの作成対象となるデータベース・ユーザーです。
1人のデータベース・ユーザーが所有できるEULは、1つのみです。自分のEULに接続している場合に新規EULを作成しようとすると、Discoverer Administratorによって既存のEULを削除するようにプロンプトが表示されます。すでにEULを所有しているデータベース・ユーザーにEULを作成する場合は、Discoverer Administratorによって既存のEULを削除してから新規EULを作成するようにプロンプトが表示されます。
EUL所有者は各自のEULをメンテナンスおよび変更し、他のユーザーに対してEULへのアクセス権を付与できます。付与される権限に応じて、他のユーザーはEULを使用したり、そのEULを変更できます。
EULの作成時には、アクセス権を持つユーザーを次のように指定します。
注意: セキュリティを重視する場合は、PRIVATEアクセスの指定をお薦めします。ユーザーおよびロールに対するビジネスエリアのアクセス権および権限は、必要に応じて後から定義できます。
既存EULへのアクセス権を変更する場合は、そのEULの所有者あるいは次のDiscoverer作業権限を持つユーザーとしてログインしている必要があります。
詳細は、第7章「情報に対するアクセス制御」を参照してください。
OracleデータベースでEnd User Layerを作成するには、EULの作成対象となるデータベース・ユーザーに次のデータベース権限が必要となります。
また、データベース・ユーザーには次の項目も指定する必要があります。
デフォルト表領域の詳細は、「「EUL作成ウィザード: ステップ2」ダイアログ」を参照してください。
Oracle Enterprise Editionデータベースに対してDiscovererを実行している場合、データベース・ユーザーがDiscovererの手動サマリー管理および自動サマリー管理(ASM)の機能を使用するには、さらに権限を追加する必要があります。詳細は、次の項目を参照してください。
「EULマネージャ」ダイアログでは、次の操作を実行できます。
注意: 新規データベース・ユーザーに対して新規EULを作成するために必要になるのは、前述の権限のみです。これらの権限があれば、データベース・ユーザーとしてDiscoverer Administratorに接続し、新規データベース・ユーザーに新規EULを作成できます。
新規Oracleデータベース・ユーザーに対してEULを作成する場合、Discovererによって必要な権限が付与され、デフォルト表領域と割当て制限が設定されます。
データベース・ユーザーに管理権限がある場合は、Discoverer AdministratorでEULをメンテナンスできます。
データベース・ユーザーに管理権限を適用するには、「特定の作業を実行するユーザーまたはロール(職責)の指定方法」を参照してください。
EULゲートウェイでは、DiscovererでOracle Designerなどの他のソースのメタデータをEULに移入する方法が提供されます。EULゲートウェイを使用すると、他のツールまたはアプリケーションで定義されたメタデータをEULに直接ロードできます。
EULゲートウェイを設定する手順は、<ORACLE_HOME>¥discoverer¥kitsディレクトリにあるドキュメントeulgatew.docを参照してください。
EULゲートウェイからビジネスエリアをロードする方法の詳細は、「ロード・ウィザードによるビジネスエリアの作成方法」を参照してください。
既存データベース・ユーザーに対してEULを作成する手順は、次のとおりです。
注意: セキュリティを重視する場合は、このチェックボックスを選択解除することをお薦めします。
注意: ここでの選択は、最終的な選択です。標準的なEULをOracle Applications EULに変更することはできません(逆の変更もできません)。
Discoverer AdministratorによってEULの作成を示す進行状況バーが表示され、指定されたデータベース・ユーザーに対して新規EULが作成されます。
新規EULが作成されると、新規EULにDiscovererのサンプル・データをインストールするオプションが提供されます。詳細は、第27章「Discovererのサンプル・データEUL、データおよびワークブック」を参照してください。
注意: この機能は、Oracle以外のデータベースでは使用できません。Oracle以外のデータベースを使用している場合は、データベース管理者に連絡してデータベースに必要なユーザーIDを作成するように依頼してください。
新規データベース・ユーザーに対するEULの作成に必要な権限の詳細は、「OracleデータベースにおけるEnd User Layerの作成に必要な権限」を参照してください。
新規データベース・ユーザーにEULを作成する手順は、次のとおりです。
「新規ユーザーを作成」ラジオ・ボタンが使用できない場合は、データベース管理者に連絡してCREATE USER権限の付与を依頼してください。
注意: セキュリティを重視する場合は、このチェックボックスを選択解除することをお薦めします。
注意: ここでの選択は、最終的な選択です。標準的なEULをOracle Applications EULに変更することはできません(逆の変更もできません)。
どれを選択するか不明な場合は、データベース管理者に問い合せてください。詳細は、「「EUL作成ウィザード: ステップ2」ダイアログ」を参照してください。
Discoverer AdministratorによってEULの作成を示す進行状況バーが表示され、新規データベース・ユーザーとそのデータベース・ユーザーに対する新規EULが作成されます。
新規データベース・ユーザーとEULが作成されると、新規EULにDiscovererのサンプル・データをインストールするオプションが提供されます。詳細は、第27章「Discovererのサンプル・データEUL、データおよびワークブック」を参照してください。
様々な理由から、EULの削除が必要になる場合があります。たとえば、古いEULやテストEULの場合です。
注意: 削除するEULの所有者として接続する必要があります。
EULを削除する手順は、次のとおりです。
現行のEULを削除するかどうかを確認するプロンプトが表示されます。
表示されたEUL名が正しくない場合はステップ2に戻って、正しい接続文字列を使用してEUL所有者として接続します。
「OK」をクリックすると、すべてのEULテーブルを削除するかどうかを確認するプロンプトが表示されます。これにより、データベース内のすべてのEUL情報およびワークブックが削除されます。サマリー・データとサマリー情報もすべて削除されます。
Discovererによって、現行データベース・ユーザーのEULオブジェクトが削除されます。
現行データベース・ユーザーのデフォルトEUL(つまり、現行データベース・ユーザーがDiscoverer Administratorに接続するときに使用されるEUL)を表示したり、どのEULをデフォルトEULにするかを変更できます。
注意: データベース・ユーザーが複数のEULへのアクセス権を持っている場合は、代替EULのみを選択できます。
デフォルトEULを表示または変更する手順は、次のとおりです。
通常は、次の操作を行います。
次の操作を行うかどうかに応じて、EULおよびEULオブジェクトをコピーする方法が異なります。
3つのケースいずれの場合も、インポート操作の後にエクスポート操作を実行します。詳細は、「使用するエクスポート/インポート方法」を参照してください。
Discoverer Administratorを使用してEULまたはEULオブジェクトをエクスポートする場合は、Discoverer EULエクスポート・ファイルを(拡張子.EEXで)作成します。.EEXファイルを作成すると、次にDiscoverer Administratorを使用して.EEXファイルをインポートできます。
次のような.EEXファイルをインポートできることに注意してください。
EUL間でEULオブジェクトをコピーするには、まずEULオブジェクトをファイルにエクスポートしてから、新規EULまたは新規データベースにインポートします。
次のものを使用して、EUL間でEULオブジェクトをコピーします。
Discovererのエクスポート・ウィザードを使用して、EULオブジェクトをEULエクスポート・ファイル(拡張子.EEX)にエクスポートします。オブジェクトをエクスポートすると、次にDiscovererのインポート・ウィザードを使用して.EEXファイルをインポートできます。
(.EEXファイルに)エクスポートするEULオブジェクトとしては、ビジネスエリア、フォルダ、アイテム階層、日付階層、アイテム・クラス、ワークブック定義(Discoverer DesktopおよびDiscoverer Plusで作成)、PL/SQLファンクション登録情報、サマリー・フォルダおよび自動サマリー管理(ASM)ポリシーなどがあります。
Discovererのユーザー・インタフェースによるEULオブジェクトのエクスポートまたはインポート方法については、次の項目を参照してください。
このオプションは、EULのオブジェクトを新規EULにコピーするとき、あるいはバックアップを作成するときにEUL全体をファイルにエクスポートする場合に使用します。
このオプションは、エクスポート・ファイルを使用して、既存EULを選択したビジネスエリアで更新する場合に使用します。
このオプションは、エクスポート・ファイルを使用して、既存EULを選択したEULオブジェクトで更新する場合に使用します。たとえば、運用中のビジネスエリアに小規模な変更を適用するときなどです。
このオプションは、EULオブジェクト(ビジネスエリア、フォルダ、階層、ユーザー定義アイテムなど)を1つのEULからインポートして他のEULで再利用する場合に使用します。
注意: エクスポート・ウィザードでは、データベース、EULテーブルまたはEULによって参照されるデータベース・オブジェクトはエクスポートされません。これらのオブジェクトをエクスポートするには、「標準データベース・エクスポート・ユーティリティによるEULのエクスポート方法」の手順に従う必要があります。
Discovererコマンドライン・インタフェースを使用して、Discovererのユーザー・インタフェースを使用せずにEULオブジェクトをエクスポート/インポートします。Discovererコマンドライン・インタフェースの詳細は、「Oracle Business Intelligence Discovererコマンドライン・インタフェース」を参照してください。
Discovererコマンドライン・インタフェースによるEULオブジェクトのエクスポートおよびインポート方法については、次の項目を参照してください。
このオプションは、コマンドライン・インタフェースを使用して、EULオブジェクトをDiscovererエクスポート・ファイル(.EEX)にエクスポートし、次にこの.EEXファイルを他のデータベースにインポートすることにより、EULオブジェクトを1つのデータベースから他のデータベースにコピーする場合に使用します。
このオプションは、EULオブジェクトを新規データベースにインポートする場合に使用します。
注意: Discovererコマンドライン・インタフェースのエクスポート機能では、データベース、EULテーブルまたはEUL定義によって参照されるデータベース・オブジェクトはエクスポートされません。これらのオブジェクトをエクスポートするには、「標準データベース・エクスポート・ユーティリティによるEULのエクスポート方法」の手順に従う必要があります。
標準データベース・エクスポート/インポート・コマンドを使用して、データベース、EULテーブルおよびEUL定義によって参照されるデータベース・オブジェクトをエクスポート/インポートします。
次の作業を実行して、EULをユーザー間でエクスポート/インポートします。
このオプションは、EULを新規ユーザーにコピーするとき、あるいはバックアップを作成するときにEUL全体をデータベース・ダンプ・ファイル(.DMP)にエクスポートする場合に使用します。
このオプションは、データベースのダンプ・ファイル(.DMP)からEULビジネスエリア、EULテーブルおよび保存済ワークブックを新規EUL所有者にインポートする場合に使用します。
EULのエクスポート方法またはインポート方法は、次の項目に応じて異なります。
OracleデータベースのリリースとユーザーのマシンにインストールされたOracleデータベース・クライアント・ソフトウェアのリリースを同じにすることをお薦めします。リリースが異なる場合(EULがOracle9iデータベースにあり、Oracle10gクライアント・ソフトウェアがマシンにインストールされている場合など)は、以降の指示に従うことができない可能性があります。EULをエクスポートできない場合は、データベース管理者に連絡し、EULをエクスポートするように依頼してください。
このオプションは、EULのオブジェクトを新規EULにコピーするとき、あるいはバックアップを作成するときにEUL全体をファイルにエクスポートする場合に使用します。
Discovererのエクスポート・ウィザードを使用してEUL全体をエクスポートする手順は、次のとおりです。
前述のダイアログを使用して、エクスポート・ファイルの名前と場所を指定します。
このダイアログで、EULエクスポート・ファイルを保存する場所を参照できます。
これによって、ワークブック定義をXMLブラウザで表示できます。
注意: エクスポート・ファイル(*.EEX)は常にXMLフォーマットですが、時間と領域を節約するため、ワークブックはデフォルトではエクスポート・ファイル内部にバイナリ・フォーマットで保存されます。ワークブック定義をエクスポート・ファイル内部にXMLとして追加保存するには、このチェックボックスを選択します。
これによって、このエクスポート作成に使用されたコマンドを含む追加ファイルが作成され、ファイル拡張子.txtが適用されます。その後、このファイルはコマンドライン・インタフェースと併用できるようになります(コマンドライン・インタフェースの詳細は、第22章「Oracle Business Intelligence Discovererコマンドライン・インタフェース」を参照)。
「エクスポート・ログ」には、エクスポート内容の情報が表示されます。
このオプションは、エクスポート・ファイルを使用して、既存EULを選択したビジネスエリアで更新する場合に使用します。
エクスポート・ウィザードを使用して選択したビジネスエリアをエクスポートする手順は、次のとおりです。
[Ctrl]キーを押しながら他のビジネスエリアをクリックすると、一度に複数のビジネスエリアを選択できます。
このダイアログで、ビジネスエリアのエクスポート・ファイルを保存する場所を参照できます。
これによって、ワークブック定義をXMLブラウザで表示できます。
注意: エクスポート・ファイル(*.EEX)は常にXMLフォーマットですが、時間と領域を節約するため、ワークブックはデフォルトではエクスポート・ファイル内部にバイナリ・フォーマットで保存されます。ワークブック定義をエクスポート・ファイル内部にXMLとして追加保存するには、このチェックボックスを選択します。
これによって、このエクスポート作成に使用されたコマンドを含む追加テキスト・ファイルが作成され、ファイル拡張子.txtが適用されます。その後、このファイルはコマンドライン・インタフェースと併用できるようになります(コマンドライン・インタフェースの詳細は、第22章「Oracle Business Intelligence Discovererコマンドライン・インタフェース」を参照)。
「エクスポート・ログ」には、エクスポート内容の情報が表示されます。
注意: EUL間でビジネスエリアをコピーしている場合は、「EUL間のビジネスエリアのコピー方法」のステップ2に進んでください。
このオプションは、エクスポート・ファイルを使用して、既存EULを選択したEULオブジェクトで更新する場合に使用します。たとえば、運用中のビジネスエリアに小規模な変更を適用するときなどです。
エクスポート・ウィザードを使用して選択したオブジェクトをエクスポートする手順は、次のとおりです。
たとえば、フォルダ、アイテム・クラスおよびアイテム階層です。
注意: 前述のビジネスエリアを選択すると、Discovererではビジネスエリアの定義のみがエクスポートされ、フォルダとアイテムはエクスポートされません。ビジネスエリアのフォルダとアイテムをエクスポートするには、明示的に選択する必要があります。
[Ctrl]キーを押しながら他のオブジェクトをクリックすると、一度に複数のオブジェクトを選択できます。
このダイアログで、エクスポート・ファイルを保存する場所を参照できます。
注意: エクスポート・ファイル(*.EEX)は常にXMLフォーマットですが、時間と領域を節約するため、ワークブックはデフォルトではエクスポート・ファイル内部にバイナリ・フォーマットで保存されます。ワークブック定義をエクスポート・ファイル内部にXMLとして追加保存するには、このチェックボックスを選択します。
これによって、このエクスポート作成に使用されたコマンドを含む追加テキスト・ファイルが作成され、拡張子.txtが適用されます。その後、このファイルはコマンドライン・インタフェースと併用できるようになります(コマンドライン・インタフェースの詳細は、第22章「Oracle Business Intelligence Discovererコマンドライン・インタフェース」を参照)。
「エクスポート・ログ」には、エクスポート内容の情報が表示されます。
このオプションは、コマンドライン・インタフェースを使用して、EULオブジェクトを一般的なDiscovererエクスポート・ファイル(.EEX)にエクスポートし、次にこの.EEXファイルを(使用できる他のデータベースに)インポートすることにより、EULオブジェクトを1つのデータベースから他のデータベースにコピーする場合に使用します。これは、EULオブジェクトのコピーを可能にする2つの作業のうち、最初の作業です。EULオブジェクトをインポートするには、このエクスポート作業を完了する必要があります。
Discovererコマンドライン・インタフェースを使用してEULオブジェクトをエクスポートする手順は、次のとおりです。
たとえば、Video Store Tutorialビジネスエリアと2つのワークブック(「Vidstr5 - Video Tutorial Workbook」および「Vidaf5 - Analytic Function Examples」)をvidstr.eexファイルにエクスポートするには、次のように入力します。
D:¥orant¥bin¥dis51adm.exe /connect eulowner/eulowner@orcl.world /export "D:¥vidstr.eex" "Video Store Tutorial" /workbook "Vidstr5 - Video Tutorial Workbook" /workbook "Vidaf5 - Analytic Function Examples"
Discovererコマンドライン・インタフェースによるEULオブジェクトのエクスポートの詳細は、「/export(EULオブジェクト)」を参照してください。
このオプションは、EULオブジェクトを使用可能な新規データベースにインポートする場合に使用します。この作業を完了する前に、EULオブジェクトをDiscovererエクスポート・ファイル(.EEX)にエクスポートする必要があります(詳細は、「Discovererコマンドライン・インタフェースによるEnd User Layerオブジェクトのエクスポート方法」を参照)。これは、EULオブジェクトのコピーを可能にする2つの作業のうち、2番目の作業です。
Discovererコマンドライン・インタフェースを使用してEnd User Layerオブジェクトをインポートする手順は、次のとおりです。
たとえば、前述の方法で作成されたvidstr.eexファイルをインポートするには、次のように入力します。
D:¥orant¥bin¥dis51adm.exe /connect eulowner/eulowner@orcl.world /import "D:¥vidstr.eex"
Discovererコマンドライン・インタフェースによるEULオブジェクトのインポートの詳細は、「/import(EULオブジェクト)」を参照してください。
このオプションは、すべてのビジネスエリア、EULテーブルおよび保存済ワークブックをデータベース・ダンプ・ファイル(.DMP)にエクスポートする場合に使用します。
標準データベース・エクスポート・ユーティリティを使用してEULをエクスポートする手順は、次のとおりです(EULがOracle9i以上のデータベース上に存在し、Oracle Developer Suiteをインストール済のマシンを使用していることを前提とします)。
たとえば、EULをD:¥ORACLE10にエクスポートする場合に、コマンド・プロンプト・ウィンドウが現在C:を表示しているときは、次のようにします。
exp <eulowner>/<password>@<dbname> file=<filename.dmp> owner=<eulowner>
たとえば、データベース・ユーザーhrmgrが所有するEULをhreul.dmpファイルにエクスポートするには、次のように入力します。
exp hrmgr/hrpswrd@HRDB file=hreul.dmp owner=hrmgr
EULテーブル(および関連するシノニム、ビューおよびその他の定義)がD:¥ORACLE10ディレクトリの指定された.dmpファイルにエクスポートされます。
エクスポートが完了すると、Discovererによって次のメッセージが表示されます。
「エクスポートは警告なしで正常に終了しました。」
EULがエクスポートされ、EULを新規データベース・ユーザーにインポートする準備が整いました。
このオプションは、データベースのダンプ・ファイル(.DMP)からEULビジネスエリア、EULテーブルおよび保存済ワークブックを新規データベースの新規EUL所有者にインポートする場合に使用します。
注意: このデータベース・ユーザーには他のテーブルを所有させないことをお薦めします。
標準データベース・インポート・ユーティリティを使用してEULをインポートする手順は、次のとおりです(EULがOracle9iデータベース上に存在し、Oracle Developer Suiteをインストール済のマシンを使用していることを前提とします)。
たとえば、EULをD:¥ORACLE10にインポートする場合に、コマンド・プロンプト・ウィンドウが現在C:を表示しているときは、次のようにします。
imp <eulowner>/<password>@<dbname> file=<filename.dmp> fromuser=<old_eul_owner> touser=<new_eul_owner>
たとえば、データベース・ユーザーhrmgrが所有するhreul.dmpファイルのEULを新規ユーザーhrmgr2にインポートするには、次のように入力します。
imp hrmgr2/hrpswrd@HRDB file=hreul.dmp fromuser=hrmgr touser=hrmgr2
EULテーブル(および関連するシノニム、ビューおよびその他の定義)がD:¥ORACLE10ディレクトリの指定された.dmpファイルからインポートされます。
インポートが完了すると、Discovererによって次のメッセージが表示されます。
「インポートは警告なしで正常に終了しました。」
注意: Discovererでは、一意の参照番号を使用してEULを識別します。しかし、データベース・エクスポート/インポート・ユーティリティを使用してEULをコピーすると、新規EULは(参照番号も含めて)コピー元のEULと同一になります。複数のEULが同じ参照番号を所有すると、次の操作を両方行った場合に、EULの整合性の問題が起こることがあります。
EULの整合性の問題が起こる可能性を回避するには、新規EULの所有者としてeul5_id.sqlスクリプトを実行します。eul5_id.sqlスクリプトによって新規EULに新しい参照番号が与えられることにより、EULの整合性の問題が起こる可能性が回避されます。
SQL*Plusがすでに実行されている場合は、コマンド・プロンプトで次のように入力します。
SQL> connect hrmgr2/hrmgr2@database;
hrmgr2はEUL所有者、hrmgr2はEUL所有者のパスワードです。
たとえば、コマンド・プロンプトで次のように入力します。
SQL> start d:¥<ORACLE_ HOME>¥discoverer¥util¥eul5_id.sql
<ORACLE_HOME>はDiscoverer Administratorがインストールされている場所です。
eul5_id.sqlスクリプトによって新規EULに新しい一意の参照番号が与えられることにより、EULの整合性の問題が起こる可能性が回避されます。
サマリー・テーブルの所有者情報を更新するには、<ORACLE_HOME>¥discoverer¥utilディレクトリにあるeulsown.sqlスクリプトを実行します。スクリプトを実行すると、以前のサマリー・テーブル所有者および新しいサマリー・テーブル所有者の名前を入力するように要求されます。
このオプションは、EULオブジェクト(ビジネスエリア、フォルダ、階層、ユーザー定義アイテムなど)を1つのEULからインポートして他のEULで再利用する場合に使用します。選択したEULオブジェクトで既存EULを更新するには、エクスポート・ファイル(.EEX)を使用します。たとえば、運用中のビジネスエリアに変更を適用するときなどです。EULオブジェクトのエクスポートの詳細は、「エクスポートとインポートによるEULおよびEULオブジェクトのコピー」を参照してください。
インポート・ウィザードを使用してファイルからEULオブジェクトをインポートする手順は、次のとおりです。
選択されたファイルが「インポート・ファイル」リストに表示されます。
このダイアログでは、Discoverer Administratorが他のEULからの一致オブジェクトを処理する方法を指定できます。他のEULからの一致オブジェクトの詳細は、「識別子」を参照してください。
オブジェクトとは、フォルダ、アイテム、ユーザー定義アイテムなどの任意のEULオブジェクトです。
このダイアログでは、インポートを開始して、各EULオブジェクトが処理されるときの状態を監視できます。
ヒント: 「取消」をクリックすると、インポートをいつでも中断できます。たとえば、「インポート・ログ」に警告メッセージが表示された場合などは、インポートの中断が必要になることがあります。
この項では、EULの作成とメンテナンスに関する注意について説明します。
識別子とは、Discoverer Administratorが一意なEULオブジェクト(およびDiscoverer PlusとDiscoverer Viewerのワークブック・オブジェクト)を識別するために使用する一意な名前です。
Discoverer Administratorは、他のEULからインポートされたオブジェクトがインポート先のEULの同じビジネス・オブジェクトを参照している場合に、識別子を使用して認識します。これによって、カスタマイズ(またはパッチ)が行われたEULオブジェクトが保持されます。たとえば、EUL Aの「Sales」という名前のフォルダが、EUL Bの「Sales Figures」という名前の同じフォルダを参照する場合があります。両方のフォルダは同じ識別子を持っているため、同じEULオブジェクトを参照しているものと認識されます。
識別子はDiscoverer Administratorでは表示されますが、Discoverer Plusユーザーには表示されません。
一般に、識別子を変更する必要はありません。むしろ、EULオブジェクト間の関係に影響する可能性があるため、識別子は変更しないでください。ただし、識別子の変更が必要となる場合もあります。たとえば次のような場合です。
Discovererの今後のリリースでは、識別子に使用できる有効な文字が変更されます。次の各文字は、Discovererの今後のリリースでも識別子での使用がサポートされます。
次の各文字は、Discovererの今後のリリースではサポートされません。
このリリースに関する注意事項
サポートされない文字を使用した識別子は変更不要です。今後のリリースでは、これらの識別子が自動的に変更されるようになります。
注意: Discoverer Plusのワークブックまたはワークシートの識別子の位置を特定するには、『Oracle Business Intelligence Discoverer Plusユーザーズ・ガイド』を参照してください。
「EUL作成ウィザード: ステップ2」ダイアログで推奨されるデフォルト表領域の最小値である3MBは、EULに対するデータベース・オブジェクトの作成時にEULが指定した記憶域パラメータに基づいています。チュートリアルをインストール済の場合は、3MBを超えます。
新しく作成されたEULには、次の領域要件があります。
実際に使用される領域は、EULが作成される表領域に指定されたブロック・サイズなどの他の要因によって異なります。
目安として、一般的なビジネスエリアをEULに追加すると、EULのサイズが1MB増加します。ビジネスエリアが複雑なほど(サマリー・フォルダが多く、複雑なアイテムが含まれる場合など)、ビジネスエリアで必要とされる領域も多くなります。
通常は10〜20MBのデフォルト表領域で十分ですが、必要なデフォルト表領域はEULを定義するメタデータの量によって決定されます。したがって、必要なデフォルト表領域は、選択した表領域で使用できる量とは異なる場合があります。
EULテーブルのデータベース・テーブル記憶域パラメータは、次のとおりです。
STORAGE (
INITIAL 1064960
NEXT 1024000
PCTINCREASE 0
)
STORAGE (
INITIAL 1064960
NEXT 81920
PCTINCREASE 0
)
EUL索引のデータベース索引記憶域パラメータは、次のとおりです。
STORAGE (
INITIAL 4096
NEXT 8192
PCTINCREASE 0
)
EULが領域を多く使用する原因には2つの要素があります。
Discovererによって初期エクステント4096が索引に指定されますが、サーバーは常に最小2ブロックをセグメントに割り当てます。したがって、ブロック・サイズが2Kを超えると、索引はDiscovererの計算より多くの領域を使用します。
表領域の作成時には、作成される任意のエクステントに最小エクステントを指定できます。この最小サイズが初期エクステント・サイズを超えた場合は初期エクステント・サイズが上書きされるため、EULオブジェクトはDiscovererの計算より多くの領域を使用します。
EULの作成およびメンテナンスのライフサイクルには、一般に3つの手順があります。
Discovererマネージャは通常、新規EULの最初の部分の作成を、本番データベース上ではなく開発環境で行うことを望みます。そのためには、本番データベースで使用するものと同じデータ・テーブルが、開発環境に用意されている必要があります。
EULを開発環境で作成することにより、本番システムのパフォーマンスを低下させずにビジネスエリア設計を開発できます。
ビジネスエリア、フォルダおよびアイテムの作成後は、プロトタイプ・ワークブックを作成できます。これらのプロトタイプは、開発環境でエンド・ユーザーの代表者に確認してもらいます。ワークブック定義で合意が得られたら、開発環境データベースに保存します。
作成者とエンド・ユーザー代表者の双方がEULに満足したら、EULを開発環境から本番データベースに移動する準備が整います。
初めてEULを開発環境から本番データベースに移動するときは、データベース・エクスポート/インポート・ツールの使用をお薦めします。開発環境データベースからEULスキーマのデータベース・エクスポートを行い、このEULスキーマを本番データベースにインポートします。
EULを本番データベースにインポートできたら、eul5_id.sqlスクリプトを実行して新規EULに一意の参照番号を付けます。eul5_id.sqlスクリプトの実行方法の詳細は、「標準データベース・インポート・ユーティリティによるEULのインポート方法」を参照してください。
eul5_id.sqlスクリプトを実行することにより、Discovererのエンド・ユーザー・コミュニティ全体に、このEULへのアクセス権を付与できます。
組織内でEULをロールアウトすると、通常EUL定義の変更に対する要望が出されるようになります。
EULを変更する場合は、開発環境で変更を行ってから、Discovererのエクスポート/インポート・ツールを使用して、変更を本番環境に移動することをお薦めします。
EULのメンテナンス方法としては前述の手順をお薦めしますが、失いたくない更新が本番環境で行われていることもあります。その場合は、次の手順に従ってください。
注意: この時点以降に本番環境に対して行われた変更は失われます。したがって、移動期間中は本番環境を読取り専用モードで使用することをお薦めします。
Discoverer Administratorには、ワークブック・ダンプ・ユーティリティ(d51wkdmp.exe)が付属しています。このユーティリティを使用すると、Discoverer Desktopでワークブックを開かずに、ワークブックで使用するEUL要素を検査できます。このユーティリティは、ワークブックが開かない(結合の欠落など)場合は特に便利です。
ワークブックを分析するには、コマンド・プロンプト・ウィンドウからd51wkdmp.exeファイルを実行します。d51wkdmp.exeファイルは、%ORACLE_HOME%¥binディレクトリにあります。
ワークブック・ダンプ・ユーティリティを使用するための構文は、次のとおりです。
d51wkdmp <Workbook_Name> <Output_File> <DB|FS> <Connect_String> <Eul_Schema> -f
次の表に、パラメータの詳細を示します。
次の点に注意してください。
接続エラー - EULスキーマにアクセスできません。EULテーブルを含むデフォルト・スキーマまたは指定スキーマにアクセスできません。
次の例では、Discovererチュートリアルの一部として付属しているVideo Tutorial Workbookを使用して、ワークブック・ダンプ・ユーティリティの出力を示します。
例1: 次のコマンドは、Video Tutorial Workbookの内容をvideo.txtファイルに出力します。この例では、-fオプションを使用しません。
d51wkdmp "Video Tutorial Workbook" video.txt DB disco/disco@orcl.world disco
video.txtファイルの内容は、次のとおりです。
/////////////////////////////////////////////////////////////////////////////// Sheet Number 1 /////////////////////////////////////////////////////////////////////////////// Sheet Name = Tabular Layout Sheet Unique Name = {8690F66A-B9C8-11D1-ADB2-0080C7CDEA89} Query(s) used = Query 1 Items :- EUL Item - Video Analysis Information.Calendar Year EUL Item - Video Analysis Information.Department EUL Item - Video Analysis Information.Region Calculation - Profit SUM Sort On EUL Item - Video Analysis Information.Region Filters :- EUL Filter - Video Analysis Information.Department is Video Rental or Video Sale /////////////////////////////////////////////////////////////////////////////// /////////////////////////////////////////////////////////////////////////////// Sheet Number 2 /////////////////////////////////////////////////////////////////////////////// Sheet Name = Crosstab Layout Sheet Unique Name = {8690F66B-B9C8-11D1-ADB2-0080C7CDEA89} Query(s) used = Query 2 Items :- EUL Item - Video Analysis Information.Calendar Year EUL Item - Video Analysis Information.Department EUL Item - Video Analysis Information.Region Calculation - Profit SUM Filters :- EUL Filter - Video Analysis Information.Department is Video Rental or Video Sale ///////////////////////////////////////////////////////////////////////////////
例2: 次のコマンドは、Video Tutorial Workbookの内容をvideo.txtファイルに出力します。この例では、-fオプションを使用します。
d51wkdmp "Video Tutorial Workbook" video.txt DB disco/disco@orcl.world disco -f
video.txtファイルの内容は、次のとおりです。
EUL Item Reference IoId = 16 Id = 100177 Identifier = REGION Name = Region Folder Identifier = DC_VIDEO_ANALYSIS_INFORMATION Folder Name = Video Analysis Information *** Found in EUL by Identifier *** EUL Item Reference IoId = 24 Id = 100153 Identifier = DEPARTMENT Name = Department Folder Identifier = DC_VIDEO_ANALYSIS_INFORMATION Folder Name = Video Analysis Information *** Found in EUL by Identifier *** EUL Item Reference IoId = 32 Id = 100175 Identifier = PROFIT Name = Profit Folder Identifier = DC_VIDEO_ANALYSIS_INFORMATION Folder Name = Video Analysis Information *** Found in EUL by Identifier *** EUL Private Item Id = -105 Name = Profit SUM Identifier = 1 Desc = Total profit for one store, one product in one day DataType = 2 Placement = 1 Hidden = 0 IsACalc = 0 IOFormula = [1,1]([6,32]) DisplayFormula = SUM(Profit) EUL Item Reference IoId = 41 Id = 100139 Identifier = CALENDAR_YEAR Name = Calendar Year Folder Identifier = DC_VIDEO_ANALYSIS_INFORMATION Folder Name = Video Analysis Information *** Found in EUL by Identifier *** EUL Filter Reference Id = 100218 Identifier = DEPARTMENT_IS_VIDEO_RENTAL_OR_VIDEO_SALE Name = Department is Video Rental or Video Sale Folder Identifier = DC_VIDEO_ANALYSIS_INFORMATION Folder Name = Video Analysis Information *** Found in EUL by Identifier *** EUL Sort Item Reference Item = EUL Item - Video Analysis Information.Region Identifier = 14 Direction = 1 Query Request QR1 Distinct = 1 Axis Item Usage - Name = EUL Item - Video Analysis Information.Calendar Year Axis Item Usage - Name = EUL Item - Video Analysis Information.Department Axis Item Usage - Name = EUL Item - Video Analysis Information.Region Measure Item Usage - Name = Calculation - Profit SUM Sort Item Usage - Name = Sort On EUL Item - Video Analysis Information.Region Filter Usage - Name = EUL Filter - Video Analysis Information.Department is Video Rental or Video Sale Identifier = 58 /////////////////////////////////////////////////////////////////////////////// Sheet Number 1 /////////////////////////////////////////////////////////////////////////////// Sheet Name = Tabular Layout Sheet Unique Name = {8690F66A-B9C8-11D1-ADB2-0080C7CDEA89} Sheet Identifier = 7 Query(s) used = Query 1 Items :- EUL Item - Video Analysis Information.Calendar Year EUL Item - Video Analysis Information.Department EUL Item - Video Analysis Information.Region Calculation - Profit SUM Sort On EUL Item - Video Analysis Information.Region Filters :- EUL Filter - Video Analysis Information.Department is Video Rental or Video Sale /////////////////////////////////////////////////////////////////////////////// Query Request QR2 Distinct = 1 Axis Item Usage - Name = EUL Item - Video Analysis Information.Calendar Year Axis Item Usage - Name = EUL Item - Video Analysis Information.Department Axis Item Usage - Name = EUL Item - Video Analysis Information.Region Measure Item Usage - Name = Calculation - Profit SUM Filter Usage - Name = EUL Filter - Video Analysis Information.Department is Video Rental or Video Sale Identifier = 95 /////////////////////////////////////////////////////////////////////////////// Sheet Number 2 /////////////////////////////////////////////////////////////////////////////// Sheet Name = Crosstab Layout Sheet Unique Name = {8690F66B-B9C8-11D1-ADB2-0080C7CDEA89} Sheet Identifier = 12 Query(s) used = Query 2 Items :- EUL Item - Video Analysis Information.Calendar Year EUL Item - Video Analysis Information.Department EUL Item - Video Analysis Information.Region Calculation - Profit SUM Filters :- EUL Filter - Video Analysis Information.Department is Video Rental or Video Sale ///////////////////////////////////////////////////////////////////////////////
Discovererでは、パフォーマンスを向上させるために、エンド・ユーザーのクエリーに関する統計がEULに格納されます。そのため、EULが格納されているデータベースは書込み可能でなければなりません。つまり、ロジカル・スタンバイ(読取り専用)データベースでのEULの作成はサポートされていません。エンド・ユーザーには、次のものへの書込みアクセス権限を拒否します。
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