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Oracle Database Application Expressユーザーズ・ガイド
リリース2.2
B31492-01
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12アプリケーションの配置

このセクションでは、アプリケーション・ビルダーに構築されたアプリケーションをパッケージ化する方法について説明します。

トピック:

内容は次のとおりです。

Oracle Application Expressアプリケーション開発のライフ・サイクル

アプリケーション・ビルダーを使用してアプリケーションを開発する際、次のように大きく異なる2つの開発方法を検討する必要があります。

1つ目の方法は、柔軟性がありすぎてプロジェクトが完成しない危険性があります。それとは対照的に2つ目の方法は、理論上は決められた要件を満たしていても、エンド・ユーザーのニーズに合わないアプリケーションが作成される可能性があります。

考慮すべきシステム開発のライフ・サイクル方法論

システム開発のライフ・サイクル(SDLC)は、定義された一連のステップを使用した、ソフトウェア開発全体のプロセスです。 Oracle Application Expressには、アプリケーション開発に便利な多数のSDLCモデルがあります。

SDLCウォーターフォールは、最も有名なモデルでしょう。この方法では、開発プロセスは次の段階に分類されます。

  1. プロジェクトのプランニング

  2. 要件の定義

  3. 設計

  4. 開発

  5. 統合およびテスト

  6. インストールおよび採用

  7. メンテナンス

この方法は、ある段階の出力結果が次の段階の入力内容になることから、ウォーターフォールと呼ばれます。 この方法には、前の段階ですべての要件が確立されていることが前提となります。 ただし、開発プロセスの途中で要件が変更されたり、新しい要件が加わることが多くあります。

Oracle Application Expressの開発環境を使用すると、開発において、より対話的な方法をとることができます。他の多くの開発環境とは異なり、プロトタイプの作成が容易です。 Oracle Application Expressを使用すると、次のことが可能です。

  • 組込みウィザードを使用して、アプリケーションのユーザー・インタフェースを簡単に設計できます。

  • ユーザーがプロトタイプを使用できるようにし、フィードバックを収集できます。

  • 変更をリアル・タイムに実装し、新しいプロトタイプを簡単に作成できます。

Oracle Application Expressでは、他に次の方法を使用できます。

  • スパイラル: この方法は、実質的には、短いウォーターフォール・サイクルをつなげたものです。 各ウォーターフォール・サイクルから新たな要件が発生し、開発チームによって堅牢なプロトタイプが作成できるようになります。

  • 高速アプリケーション開発(RAD)ライフ・サイクル: この方法は、完成した製品に近いプロトタイプの作成を非常に重要視した方法です。 プロトタイプは、要件フェーズの重要な部分です。 このモデルの1つの欠点は、プロトタイプの作成を重要視することによって、要件が追加される可能性があることです。開発者は、完全なアプリケーションを作成しようとして、当初の目的を見失うことがあります。

パッケージ化プロセスの理解

Oracle Application Expressインスタンス間でアプリケーションを移動するには、アプリケーションで使用されているメタデータおよびサポートするオブジェクトの両方を次のように移動する必要があります。

  1. アプリケーション定義およびすべての関連ファイルを移動します。詳細は、「別の開発インスタンスへのアプリケーションの移動方法」を参照してください。

  2. サポートするオブジェクトを移動します。データベースの依存性レポートを確認し、どのオブジェクトを移動するかを決定します。 詳細は、「データベース・オブジェクトの依存性レポート」および「パッケージ化されたアプリケーションの作成方法」を参照してください。

内容は次のとおりです。

考慮する配置オプション

アプリケーション・ビルダーでアプリケーションを開発する場合は、特定の作業領域内でアプリケーションを作成します。各作業領域には、一意のIDと名前があります。通常は、開発インスタンスでアプリケーションを作成し、本番インスタンスでアプリケーションを配置します。

配置プロセスでは、アプリケーションID、作業領域、データベースまたはOracle HTTP Serverに既存のものを使用するか、新規に作成するかを、それぞれに判断する必要があります。考慮する配置オプションには、次のものがあります。

  1. Application Expressエンド・ユーザーの作成: アプリケーションを配置する最も単純な方法は、Application Expressエンド・ユーザーを作成してからURLおよびログイン情報をユーザーに送信する方法です。この方法は、ユーザー数が許容数以下の小規模なアプリケーションに有効です。 詳細は、「アプリケーションURLの公開」および「Application Expressユーザーの管理」を参照してください。

  2. 同じ作業領域および同じスキーマの使用: アプリケーションをエクスポートしてからインポートし、別のアプリケーションIDを使用してインストールします。この方法は、基礎になるオブジェクトに対する変更は少ないが、アプリケーションの機能に対して頻繁に変更がある場合に有効です。

  3. 異なる作業領域および同じスキーマの使用: アプリケーションをエクスポートしてから別の作業領域にインポートします。この方法は、開発者によって本番アプリケーションが変更されないようにするために有効です。

  4. 異なる作業領域および異なるスキーマの使用: 異なるスキーマが使用されるように、アプリケーションをエクスポートしてから別の作業領域にインポートし、インストールします。 この新しいスキーマにはアプリケーションで必要なデータベース・オブジェクトが含まれている必要があります。「データベース・オブジェクトの依存性レポート」を参照してください。

  5. すべてのバリエーションが含まれている別のデータベースの使用: アプリケーションをエクスポートしてから別のOracle Application Expressインスタンスにインポートし、異なるスキーマおよびデータベースを使用してインストールします。

作業領域をコピーするかどうかの決定

既存の作業領域をコピーするかどうかを決定するタイミングは、ユーザーの要件によって異なります。完成版では関係するすべてのオブジェクトへのアクセスが必要であることを覚えておいてください。たとえば、次のような場合に作業領域をコピーする必要があります。

  • アプリケーションを作業領域内の他のApplication Expressオブジェクトにサブスクライブする場合。

  • アプリケーションでOracle Application Express認証を行う場合。 作業領域をコピーすると、自動的にすべての必要なユーザー・データが移行されます。

データベースをコピーするかどうかの決定

データベースをコピーするかどうかを決定する際、アプリケーションが実行されるスキーマは、開発インスタンスと同じオブジェクトにアクセスする必要があることを覚えておいてください。スキーマの実際の名前は重要ではありません。スキーマ名は、インポート・プロセスで変更できます。

アプリケーションID

開発バージョンと本番バージョンのアプリケーションで、アプリケーションIDを一致させる必要はありません。実際は、アプリケーションIDをアプリケーション内にハード・コードしないことをお薦めします。 かわりに、アプリケーションの別名(「定義の編集」ページで定義される)を使用するか、または組込み置換文字列(APP_IDAPP_ALIASなど)を使用します。 置換文字列は、アプリケーションの機能に影響なくアプリケーションIDを変更できるため、置換文字列の使用をお薦めします。


参照:

アプリケーションの別名の定義については「名前」を、APP_IDおよびAPP_ALIASの使用方法については「組込み置換文字列」を参照してください。

新しいOracle HTTP Serverのインストールの決定

付属のCDからOracle Application Expressをインストールすると、別のOracleホームに新しいOracle HTTP Serverがロードされます。 また、インストーラは、mod_plsqlデータベース・アクセス記述子(DAD)を使用してOracle HTTP Serverを適切に構成し、すべての仮想ディレクトリ・マッピングを作成する必要があります。

異なるOracle HTTP Server構成を使用するには、追加の設定が必要です。たとえば、次の構成を使用する場合があります。

  • Oracle Application Expressでインストールする以外のOracle HTTP Serverを使用する場合

  • Oracle Application Serverリリース10g でインストールするOracle HTTP Serverを使用する場合

  • Oracle9i Application ServerでインストールするOracle HTTP Serverを使用する場合

いずれの場合も手動でmod_plsql DADを構成し、Oracle Application Expressがイメージを取得するディレクトリをマップする必要があります。

単一のOracle HTTP Serverを使用して複数のOracle Application Expressインスタンスにページを表示することもできます。 この構成では、すべてのOracle Application Expressインスタンスは、同じバージョンであり、同じイメージ・ディレクトリにマップされ、一意のmod_plsql DADが使用されている必要があります。


参照:

これらの構成の実装方法については、Oracle Technology NetworkのOracle Application ExpressのHow Toドキュメントを参照してください。

別の開発インスタンスへのアプリケーションの移動方法

アプリケーションを別の作業領域に移動するか、コピーを作成するのみかにかかわらず、配置では次のステップを実行します。

  1. サポートしているデータベース・オブジェクトを移動します(適切な場合)。データベースの依存性レポートを確認し、どのオブジェクトを移動するかを決定します。「データベース・オブジェクトの依存性レポート」を参照してください。

  2. パッケージ化されたアプリケーションを作成するには、サポートするオブジェクトでアプリケーション定義をパッケージ化します。詳細は、「パッケージ化されたアプリケーションの作成方法」を参照してください。

  3. エクスポートされたファイルをターゲットのOracle Application Expressインスタンスにインポートします。詳細は、「エクスポート・ファイルのインポート」を参照してください。

    ターゲット・インスタンスが別のスキーマである場合は、必要なデータベース・オブジェクトをエクスポートおよびインポートする必要もあります。

  4. エクスポートされたファイルをエクスポート・リポジトリからインストールします。詳細は、「エクスポート・ファイルのインストール」を参照してください。

アプリケーションは、アプリケーションが開発された作業領域以外にもインポートできます。 詳細は、「考慮する配置オプション」を参照してください。


ヒント:

アプリケーション定義およびすべてのサポートするオブジェクトは、手動で移動することもできます。詳細は、「アプリケーションおよび関連ファイルのエクスポート」を参照してください。

データベース・オブジェクトの管理

アプリケーションと適切な関連ファイルをエクスポートする前に、アプリケーションによって参照されるデータベース・オブジェクトも移行する必要があるかどうかを判断する必要があります。移動するデータベース・オブジェクトがわからない場合は、データベース・オブジェクトの依存性レポートを確認します。

ターゲットのスキーマが、開発環境で使用されたスキーマと異なる場合は、アプリケーションによって参照されるデータベース・オブジェクトを移行する必要があります。 多くの場合、Oracleデータベースのエクスポート・ユーティリティおよびインポート・ユーティリティを使用して、開発環境からターゲットのインスタンスにアプリケーション・スキーマをコピーするだけでこれを行うことができます。 次に、この方法が適切でない一般的なケースを示します。

  • オブジェクト開発スキーマが、ターゲット・インスタンス・スキーマがアクセス権を持たない表領域を参照している場合

  • 開発インスタンス・スキーマに、ターゲット・インスタンス・スキーマに移行しないサンプル・データが含まれている場合

データベース管理者またはOracle Application Express管理者がOracle Application Expressアプリケーションのエクスポートを行う場合、それらの管理者と連絡して、次のことを明示しておく必要があります。

  • アプリケーションのエクスポート時に、すべてのデータを含める必要がある

  • 指定した特定の表のデータを含めない

パッケージ化されたアプリケーションの作成方法

アプリケーションを配置する場合に実行する必要があるステップは、パッケージ化されたアプリケーションを「サポートするオブジェクト」ページで作成することで大幅に簡略化できます。

このセクションの内容は次のとおりです。

パッケージ化されたアプリケーションを使用して配置を簡略化する方法

ユーザーの観点からみると、アプリケーションのインポートおよびインストールは複雑なプロセスです。 まず、ターゲット・データベース・オブジェクトおよびシード・データを作成します。 次に、アプリケーション定義およびすべての関連ファイル(イメージ、テーマおよびその他のすべての必要な静的ファイルを含む)をインポートおよびインストールします。

パッケージ化されたアプリケーションを「サポートするオブジェクト」ユーティリティを使用して作成すると、このプロセスが大幅に簡略化されます。 多くのステップを実行してデータベース・オブジェクトを作成してからアプリケーションおよびすべてのサポートするファイルをインポートおよびインストールするかわりに、サポートするオブジェクトを定義して、アプリケーションおよびサポートするファイルをいくつかの簡単なステップで移行できるようにできます。

ユーザーは、アプリケーション定義をインポートおよびインストールした後、ウィザードの指示に従っていくつかの単純な構成ステップを実行します。 その後、ウィザードによって、サポートするアプリケーション・オブジェクトをインストールするかどうかを尋ねられます。 ユーザーには、サポートするアプリケーション・オブジェクトをその時点でインストールするか、後でインストールするかのオプションがあります。

開発者の観点からみると、この機能には多くのメリットがあります。

  • サポートするオブジェクトが正しい順序で作成されていることを確認できます。

  • 非常に少ないステップを実行してアプリケーションを簡単に配置する自動プロセスをユーザーに提供できます。

  • サポートするアプリケーション・オブジェクトをアプリケーション定義のインポートおよびインストール時にインストールするか、後でインストールするかのオプションをユーザーに提供できます。 詳細は、「サポートするオブジェクトのインストール」を参照してください。

  • ユーザーおよび開発者が単純な方法でアプリケーション定義、サポートするファイルおよびすべてのデータベース・オブジェクトを削除できます。 詳細は、「サポートするオブジェクトの削除」を参照してください。

また、削除およびインストール機能を使用して、アプリケーションをサポートする基礎となるデータベース・オブジェクトを簡単に編集することもできます。 たとえば、すべてのデータベース・オブジェクトの削除、基礎となるデータベース・オブジェクト作成スクリプトの編集および再定義したアプリケーション・オブジェクトを作成するための再インストールを実行できます。

パッケージ化されたアプリケーションの作成

パッケージ化されたアプリケーションを作成するには、アプリケーションのサポートするオブジェクト(データベース・オブジェクト、イメージ、シード・データなど)およびすべてのインストール前の検証を定義するインストール・スクリプトを作成する必要があります。 これらのオブジェクト、インストール・スクリプト、削除スクリプトおよびユーザーが「サポートするオブジェクト」ページでインストールまたは削除を実行した場合に表示されるメッセージを定義します。

パッケージ化されたアプリケーションを作成するには、次のステップを実行します。

  1. 「作業領域」ホームページで、「アプリケーション・ビルダー」アイコンをクリックします。

  2. アプリケーションを選択します。

    「アプリケーション」ホームページが表示されます。

  3. 「サポートするオブジェクト」ページにアクセスするには、次のいずれかの操作を実行します。

    • 属性の編集」をクリックして、「サポートするオブジェクト」をクリックします。

    • 「アプリケーション」ホームページで、「タスク」リストの「サポートするオブジェクトの定義の管理」をクリックします。

    「サポートするオブジェクト」ページが表示されます。

  4. 編集」ボタンをクリックします。

    「メッセージ」タブが表示されます。 詳細は、「サポートするオブジェクト」を参照してください。

  5. 各タブの該当する属性を編集します。 指定したアプリケーションにすべての属性が適用されるわけではないことに注意してください。

  6. 次のタブに移動するには、次のいずれかの操作を実行します。

    • タブ名をクリックします。

    • 「戻る」および「次へ」ボタンをクリックします。 「戻る」および「次へ」ボタンは、左山カッコ(<)と右山カッコ(>)の記号に似ています。

  7. ページの特定のアイテムの詳細を表示するには、アイテム・ラベルをクリックします。

    ヘルプが使用可能な場合は、カーソルを置くと、アイテム・ラベルが赤色に変わり、カーソルが矢印と疑問符に変わります。 「フィールド・レベル・ヘルプの概要」を参照してください。

  8. 変更を保存して「サポートするオブジェクト」ページに戻るには、「変更の適用」をクリックします。

サポートするオブジェクト

アプリケーションのサポートするオブジェクトの作成、およびパッケージ化されたアプリケーションのインストール方法に関する次のプリファレンスの指定を実行するスクリプトを定義するには、「サポートするオブジェクト」ページの「編集」ボタンをクリックします。

  • メッセージ: ユーザーがアプリケーションをインストールまたは削除した場合に表示されるメッセージを定義します。 サポートされているHTMLタグには、<b><i><u><p><br><hr><ul><ol><li>および<pre>があります。

    これらのメッセージが表示される場合、クロスサイト・スクリプティング(XSS)攻撃を防止するために、制限されたセットのHTMLタグのみが認識されることに注意してください。 詳細は、「クロスサイト・スクリプティング保護」を参照してください。

  • 前提条件: インストール前に実行する必要がある組込み確認事項(必要な空きディスク領域、必要なシステム権限、スキーマ・オブジェクト制限など)を定義します。

  • 置換: アプリケーションに対して定義されている静的置換文字列を表示します。 静的置換文字列は、アプリケーション内の多くの箇所に存在するフレーズまたはラベルに対して定義できます。 詳細は、「置換」を参照してください。

  • ビルド・オプション: アプリケーションに対して定義されているビルド・オプションを表示します。 ビルド・オプションを使用すると、アプリケーションで特定の機能を条件付きで表示できます。 詳細は、「ビルド・オプションを使用した構成の制御」および「ビルド・オプションおよびビルド・オプション・ステータスのエクスポート」を参照してください。

  • 検証: パッケージ化されたアプリケーションに対して定義されている検証を表示します。 通常のアプリケーションまたはページの検証と同様に、これらの検証によって、ユーザー定義の条件が満たされていない場合、ユーザーはデータベース・オブジェクトをインストールできなくなります。 新しい検証を作成するには、「作成」をクリックして、画面に表示されるステップに従います。

  • スクリプト: 開発者は、サポートするアプリケーション・オブジェクトをインストールする複数のインストール・スクリプトを定義できます。 新しいスクリプトを作成するには、「作成」をクリックして、画面に表示されるステップに従います。 既存のスクリプトを編集するには、「編集」アイコンをクリックします。

  • 削除: 開発者は、ユーザーが「デプロイ」ページで「削除」をクリックすると実行される削除スクリプトを定義できます。 このスクリプトによって、オブジェクト、およびインストール・スクリプトで実行される操作が削除されます。 新しいスクリプトを作成するには、「作成」をクリックして、画面に表示されるステップに従います。 既存のスクリプトを編集するには、「編集」アイコンをクリックします。

  • エクスポート: アプリケーションで配置属性がデフォルトでエクスポートされるかどうかを指定します。「はい」または「いいえ」を選択します。

パッケージ化されたアプリケーションへのイメージ、カスケード・スタイルシートまたは静的ファイルの追加

「スクリプト」タブで、イメージ、カスケード・スタイルシートおよび静的ファイルのインストール・スクリプトを作成できます。 Oracle Application Expressでは、選択したファイルの名前がそれぞれの新しいスクリプトの名前として使用されます。 また、対応するAPIコールが削除スクリプトの最後に追加されます(削除スクリプトが存在していない場合は作成されます)。このスクリプトによって、選択したファイルがアプリケーションのサポートするオブジェクトの削除時に削除されます。

パッケージ化されたアプリケーションにイメージ、カスケード・スタイルシートまたは静的ファイルを追加するには、次のステップを実行します。

  1. 「サポートするオブジェクト」ページにナビゲートします。

    1. 「作業領域」ホームページで、「アプリケーション・ビルダー」アイコンをクリックします。

    2. アプリケーションを選択します。

      「アプリケーション」ホームページが表示されます。

    3. 属性の編集」をクリックして、「サポートするオブジェクト」をクリックします。

      「サポートするオブジェクト」ページが表示されます。

  2. 編集」ボタンをクリックします。

  3. スクリプト」タブをクリックします。

  4. 作成」をクリックします。

  5. 「ファイルをインストールするスクリプトの作成」を選択し、「次へ」をクリックします。

    使用可能なカスケード・スタイルシート、イメージおよび静的ファイルのリストが表示されます。

  6. パッケージ化されたアプリケーションに含めるファイルを選択し、「スクリプトの作成」をクリックします。

サポートするオブジェクトのインストールの削除

「サポートするオブジェクト」ページの「タスク」リストの「サポートするオブジェクトのインストールの削除」をクリックすると、アプリケーションのサポートするオブジェクトを定義するメタデータを削除できます。

アプリケーションのサポートするオブジェクトを定義するメタデータを削除するには、次のステップを実行します。

  1. 「作業領域」ホームページで、「アプリケーション・ビルダー」アイコンをクリックします。

  2. アプリケーションを選択します。

  3. 属性の編集」をクリックします。

    「アプリケーション属性」ページが表示されます。

  4. サポートするオブジェクト」をクリックします。

    「サポートするオブジェクト」ページが表示されます。

  5. ページの右側の「タスク」リストで、「サポートするオブジェクトのインストールの削除」をクリックします。

  6. 画面に表示されるステップに従います。

サポートするオブジェクトのインストール

サポートするオブジェクトを編集し、適切なスクリプトを作成した後、「サポートするオブジェクト」ページの「インストール」ボタンをクリックして、パッケージ化されたアプリケーションをテストできます。

また、エンド・ユーザーは、アプリケーション定義をインポートおよびインストールした後に、パッケージ化されたアプリケーションをインストールしないことを選択した場合もこの機能を使用できます。

パッケージ化されたアプリケーションをインストールするには、次のステップを実行します。

  1. 「作業領域」ホームページで、「アプリケーション・ビルダー」アイコンをクリックします。

  2. アプリケーションを選択します。

  3. 属性の編集」をクリックします。

    「アプリケーション属性」ページが表示されます。

  4. サポートするオブジェクト」をクリックします。

    「サポートするオブジェクト」ページが表示されます。

  5. インストール」ボタンをクリックします。

  6. 実行する前にインストール・スクリプトの詳細を表示するには、「インストール・スクリプトのプレビュー」をクリックします。

    パッケージ化されたアプリケーションが表示されます。

  7. 画面に表示されるステップに従います。

サポートするオブジェクトの削除

パッケージ化されたアプリケーションの作成時に、次のいずれかの操作を実行してアプリケーションを削除できます。

  • 「サポートするオブジェクト」ページの「削除」ボタンをクリックします。

  • 「アプリケーション」ホームページで「このアプリケーションの削除」をクリックします。

アプリケーションを削除する場合、カレント・アプリケーション定義を削除するオプションおよび「サポートするオブジェクト」で定義されている削除スクリプトを実行するオプションがあります。

パッケージ化されたアプリケーションを削除するには、次のステップを実行します。

  1. 「作業領域」ホームページで、「アプリケーション・ビルダー」アイコンをクリックします。

  2. アプリケーションを選択します。

  3. 属性の編集」をクリックします。

    「アプリケーション属性」ページが表示されます。

  4. サポートするオブジェクト」をクリックします。

    「サポートするオブジェクト」ページが表示されます。

  5. 削除」をクリックします。

  6. 削除オプションを選択します。

    • アプリケーション定義の削除: カレント・アプリケーション定義を削除します。

    • データベース・オブジェクトの削除: アプリケーションの配置属性で定義されている削除スクリプトを実行します。

  7. 画面に表示されるステップに従います。

インストール・サマリーの表示

「サポートするオブジェクト」ページの「タスク」リストの「インストール・サマリーの表示」をクリックすると、最近のインストールおよび削除のログを表示できます。 このログには、現行のApplication Expressセッションで実行された最新のインストールまたは削除の結果のみが表示されることに注意してください。

インストール・サマリーを表示するには、次のステップを実行します。

  1. 「作業領域」ホームページで、「アプリケーション・ビルダー」アイコンをクリックします。

  2. アプリケーションを選択します。

  3. 属性の編集」をクリックします。

    「アプリケーション属性」ページが表示されます。

  4. サポートするオブジェクト」をクリックします。

    「サポートするオブジェクト」ページが表示されます。

  5. ページの右側の「タスク」リストで、「インストール・サマリーの表示」をクリックします。

    サマリー・ページが表示されます。

アプリケーションおよび関連ファイルのエクスポート

「エクスポート」ページ上部にある「作業領域」、「アプリケーション」、「CSS」、「イメージ」、「スクリプト・ファイル」、「テーマ」および「ユーザー・インタフェースのデフォルト値」タブを使用して、アプリケーション定義とすべての関連ファイルをエクスポートおよびインポートします。 ターゲット・インスタンスでの作業領域ユーザーの移行または共有コンポーネントのサブスクリプションのレプリケートを行わないかぎり、作業領域をエクスポートする必要はありません。

エクスポートしたアプリケーションおよびすべての関連ファイルは、ターゲットのOracle Application Expressインスタンスにインポートしてからインストールする必要があります。一般的なルールとして、常にアプリケーションを先にインポートしてから、関連ファイルをインポートします。詳細は、「別の開発インスタンスへのアプリケーションの移動方法」を参照してください。


ヒント:

アプリケーションを配置する場合に実行する必要があるステップは、パッケージ化されたアプリケーションを作成することで簡略化できます。詳細は、「パッケージ化されたアプリケーションの作成方法」を参照してください。

このセクションの内容は次のとおりです。

アプリケーションのエクスポート

アプリケーションのエクスポート時に、Oracle Application ExpressによってPL/SQL APIコールを含むテキスト・ファイルが生成されます。

アプリケーションをエクスポートするには、次のステップを実行します。

  1. 「エクスポート」ページにナビゲートします。

    1. 「作業領域」ホームページで、「アプリケーション・ビルダー」アイコンをクリックします。

    2. アプリケーションを選択します。

    3. 「アプリケーション」ホームページで、「エクスポート/インポート」をクリックします。

    4. 「エクスポート/インポート」ページで、「エクスポート」をクリックして「次へ」をクリックします。

  2. 「アプリケーション」で、エクスポートするアプリケーションを選択します。

  3. 「ファイル形式」から、エクスポート・ファイルの行を形式化する方法を選択します。

    • UNIX」を選択すると、改行で区切られた行が含まれるファイルが生成されます。

    • DOS」を選択すると、キャリッジ・リターンと改行で区切られた行が含まれるファイルが生成されます。

  4. 「新しいビルド・ステータス」から、次のいずれかの項目を選択します。

    • アプリケーションの実行のみ: 開発者は、アプリケーションの実行のみができます。

    • アプリケーションの実行および構築: 開発者は、アプリケーションを実行および編集できます。

    アプリケーションの実行のみ」を選択することは、他の開発者によってアプリケーションが変更されないようにするために有効な方法です。 「アプリケーションの実行のみ」を選択すると、引数p_traceを「はい」に設定できないことに注意してください。詳細は、「ビルド・オプションを使用した構成の制御」を参照してください。

  5. 「サポートするオブジェクトの定義」で、パッケージ化されたインストール・スクリプトおよび構成オプションを含めるかどうかを指定します。詳細は、「パッケージ化されたアプリケーションの作成方法」を参照してください。

  6. 「コメントのエクスポート」で、アプリケーションのコメントをエクスポートするかどうかを指定します。詳細は、「開発者のコメントの追加」を参照してください。

  7. 事前に定義されたとおりにアプリケーションをエクスポートするには、「現在から」フィールドを使用します。表示されるフィールドに、時間を分単位で指定します。

    このユーティリティは、DBMS_FLASHBACKパッケージを使用します。 システム変更番号(SCN)マッピングへのタイムスタンプが約5分ごとにリフレッシュされるため、検索しているバージョンの検出にはそれと同じ時間がかかる場合があります。 元に戻す情報が保持される時間は、起動パラメータUNDO_RETENTION(デフォルトは3時間)に影響されます。ただし、このパラメータはUNDO表領域のサイズにのみ影響します。 2つのデータベースに同じUNDO_RETENTIONパラメータが含まれている場合でも、トランザクション数が少ないデータベースでは、UNDO表領域が一杯ではなく、以前のデータが強制的にアーカイブされるため、より前の時点に戻ることができます。

  8. アプリケーションのエクスポート」をクリックします。

実際のアプリケーション・ファイルをエクスポートするのみでなく、カスケード・スタイルシート、イメージ、スクリプト・ファイルなど、その他の関連ファイルもエクスポートする必要がある場合があります。

作業領域ユーザーのエクスポート

作業領域ユーザーを作成して、他のユーザーがアプリケーションを使用できるようにすることができます。 作業領域ユーザーのエクスポート時に、Oracle Application Expressによって、ユーザーおよび定義されたユーザー・グループのASCIIテキストのSQLスクリプトが作成されます。

作業領域ユーザーをエクスポートするには、次のステップを実行します。

  1. 「エクスポート」ページにナビゲートします。

    1. 「作業領域」ホームページで、「アプリケーション・ビルダー」アイコンをクリックします。

    2. アプリケーションを選択します。

    3. 「アプリケーション」ホームページで、「エクスポート/インポート」をクリックします。

    4. 「エクスポート/インポート」ページで、「エクスポート」をクリックして「次へ」をクリックします。

  2. 「エクスポート」ページで、「作業領域ユーザー」タブをクリックします。

  3. 「ファイル形式」から、エクスポート・ファイルの行を形式化する方法を選択します。

    • UNIX」を選択すると、改行で区切られた行が含まれるファイルが生成されます。

    • DOS」を選択すると、キャリッジ・リターンと改行で区切られた行が含まれるファイルが生成されます。

  4. 作業領域ユーザーのエクスポート」をクリックします。

アプリケーション・コンポーネントのエクスポート

「コンポーネントのエクスポート」ページで、共有コンポーネントまたはページ・コンポーネントをエクスポートできます。 このウィザードを使用して次の操作を実行できます。

  • 別のアプリケーションまたは作業領域への共有コンポーネントまたはページ・コンポーネントのエクスポート

  • 編集前のコンポーネントのバックアップ

  • 別のOracle Application Express 2.2インスタンスのパッチとして機能するエクスポートの作成

共有コンポーネントまたはページ・コンポーネントをエクスポートするには、次のステップを実行します。

  1. 「エクスポート」ページにナビゲートします。

    1. 「作業領域」ホームページで、「アプリケーション・ビルダー」アイコンをクリックします。

    2. アプリケーションを選択します。

    3. 「アプリケーション」ホームページで、「エクスポート/インポート」をクリックします。

    4. 「エクスポート/インポート」ページで、「エクスポート」をクリックして「次へ」をクリックします。

  2. 「タスク」リストで、「コンポーネントのエクスポート」をクリックします。

    「コンポーネントのエクスポート」ページが表示されます。

  3. 次のタブをクリックし、エクスポートするコンポーネントを選択します。

  4. エクスポートに追加」をクリックします。

  5. 次へ」をクリックします。

  6. 「エクスポートするコンポーネント」で、次のステップを実行します。

    1. 「ファイル形式」から、エクスポート・ファイルの行を形式化する方法を選択します。

      • UNIX」を選択すると、改行で区切られた行が含まれるファイルが生成されます。

      • DOS」を選択すると、キャリッジ・リターンと改行で区切られた行が含まれるファイルが生成されます。

    2. 事前に定義されたとおりにページをエクスポートするには、「現在から」フィールドを使用します。表示されるフィールドに、時間を分単位で指定します。

      このユーティリティは、DBMS_FLASHBACKパッケージを使用します。 システム変更番号(SCN)マッピングへのタイムスタンプが約5分ごとにリフレッシュされるため、検索しているバージョンの検出にはそれと同じ時間がかかる場合があります。 元に戻す情報が保持される時間は、起動パラメータUNDO_RETENTION(デフォルトは3時間)に影響されます。ただし、このパラメータはUNDO表領域のサイズにのみ影響します。 2つのデータベースに同じUNDO_RETENTIONパラメータが含まれている場合でも、トランザクション数が少ないデータベースでは、UNDO表領域が一杯ではなく、以前のデータが強制的にアーカイブされるため、より前の時点に戻ることができます。

    3. コンポーネントのエクスポート」をクリックします。

アプリケーションのページのエクスポート

「ページ定義」で「エクスポート」ボタンをクリックすることによって、アプリケーション内の特定のページをエクスポートすることもできます。 ページをエクスポートする場合、エクスポートされたページは、同一のアプリケーションIDと作業領域IDを持っている場合にのみ正常にインポートできることに注意してください。

アプリケーションのページをエクスポートするには、次のステップを実行します。

  1. 該当する「ページ定義」にナビゲートします。

    1. 「作業領域」ホームページにナビゲートします。

    2. アプリケーション・ビルダー」アイコンをクリックします。

    3. アプリケーションを選択します。

    4. ページを選択します。

      「ページ定義」が表示されます。

  2. 「ページ定義」では、次の2つの方法でページをエクスポートできます。

    • ページのエクスポート」アイコン(右上の下矢印)をクリックします。 詳細は、「「ページのエクスポート」アイコン」を参照してください。

    • 「ビュー」リストから「エクスポート」を選択し、「実行」をクリックします。

    「ページのエクスポート」ウィザードが表示されます。

  3. 「ページ」で、エクスポートするテーマを選択します。

  4. 「ファイル形式」から、エクスポート・ファイルの行を形式化する方法を選択します。

    • UNIX」を選択すると、改行で区切られた行が含まれるファイルが生成されます。

    • DOS」を選択すると、キャリッジ・リターンと改行で区切られた行が含まれるファイルが生成されます。

  5. 事前に定義されたとおりにページをエクスポートするには、「現在から」フィールドを使用します。表示されるフィールドに、時間を分単位で指定します。

    このユーティリティは、DBMS_FLASHBACKパッケージを使用します。 システム変更番号(SCN)マッピングへのタイムスタンプが約5分ごとにリフレッシュされるため、検索しているバージョンの検出にはそれと同じ時間がかかる場合があります。 元に戻す情報が保持される時間は、起動パラメータUNDO_RETENTION(デフォルトは3時間)に影響されます。ただし、このパラメータはUNDO表領域のサイズにのみ影響します。 2つのデータベースに同じUNDO_RETENTIONパラメータが含まれている場合でも、トランザクション数が少ないデータベースでは、UNDO表領域が一杯ではなく、以前のデータが強制的にアーカイブされるため、より前の時点に戻ることができます。

  6. ページのエクスポート」をクリックします。

カスケード・スタイルシートのエクスポート

「カスケード・スタイルシートのエクスポート」ユーティリティを使用して、アップロードしたカスケード・スタイルシートをエクスポートします。 このユーティリティは、アップロードしたカスケード・スタイルシートのエクスポートにのみ使用できることに注意してください。

関連するカスケード・スタイルシートをエクスポートするには、次のステップを実行します。

  1. 「エクスポート」ページにナビゲートします。

    1. 「作業領域」ホームページで、「アプリケーション・ビルダー」アイコンをクリックします。

    2. アプリケーションを選択します。

    3. 「アプリケーション」ホームページで、「エクスポート/インポート」をクリックします。

    4. 「エクスポート/インポート」ページで、「エクスポート」をクリックして「次へ」をクリックします。

  2. ページ上部にある「CSS」をクリックします。

  3. 「カスケード・スタイルシートのエクスポート」ページで、次の選択を行います。

    1. スタイルシート: エクスポートするカスケード・スタイルシートを選択します。

    2. ファイル形式: エクスポート・ファイルの行を形式化する方法を選択します。

      • UNIX」を選択すると、改行で区切られた行が含まれるファイルが生成されます。

      • DOS」を選択すると、キャリッジ・リターンと改行で区切られた行が含まれるファイルが生成されます。

    3. スタイルシートのエクスポート」をクリックします。

イメージのエクスポート

「イメージのエクスポート」ユーティリティを使用して、アップロードしたイメージをエクスポートします。 このユーティリティを使用してイメージをエクスポートすると、それらのイメージはテキスト・ドキュメントに変換されます。 このユーティリティは、アップロードしたイメージのエクスポートにのみ使用できることに注意してください。

アップロードしたイメージをエクスポートするには、次のステップを実行します。

  1. 「エクスポート」ページにナビゲートします。

    1. 「作業領域」ホームページで、「アプリケーション・ビルダー」アイコンをクリックします。

    2. アプリケーションを選択します。

    3. 「アプリケーション」ホームページで、「エクスポート/インポート」をクリックします。

    4. 「エクスポート/インポート」ページで、「エクスポート」をクリックして「次へ」をクリックします。

  2. ページ上部にある「イメージ」をクリックします。

  3. 「イメージのエクスポート」ページで、次の選択を行います。

    1. 次のアプリケーションのイメージをエクスポート: イメージのエクスポート元となるアプリケーションを選択します。

      作業領域イメージ」を選択した場合、特定のアプリケーションに関連付けられていないリポジトリ内のイメージのみがエクスポートされることに注意してください。 すべてのイメージが特定のアプリケーションに関連付けられている場合、作業領域イメージのエクスポート・ファイルは空になります。

    2. ファイル形式: エクスポート・ファイルの行を形式化する方法を選択します。

      • UNIX」を選択すると、改行で区切られた行が含まれるファイルが生成されます。

      • DOS」を選択すると、キャリッジ・リターンと改行で区切られた行が含まれるファイルが生成されます。

  4. イメージのエクスポート」をクリックします。

静的ファイルのエクスポート

「静的ファイルのエクスポート」ユーティリティを使用して、インポートした静的ファイルをエクスポートします。 このユーティリティは、アップロードした静的ファイルのエクスポートにのみ使用できることに注意してください。

関連する静的ファイルをエクスポートするには、次のステップを実行します。

  1. 「エクスポート」ページにナビゲートします。

    1. 「作業領域」ホームページで、「アプリケーション・ビルダー」アイコンをクリックします。

    2. アプリケーションを選択します。

    3. 「アプリケーション」ホームページで、「エクスポート/インポート」をクリックします。

    4. 「エクスポート/インポート」ページで、「エクスポート」をクリックして「次へ」をクリックします。

  2. ページ上部にある「ファイル」をクリックします。

  3. 「静的ファイルのエクスポート」で、次の選択を行います。

    1. 静的ファイル: エクスポートするファイルを選択します。

    2. ファイル形式: エクスポート・ファイルの行を形式化する方法を選択します。

      • UNIX」を選択すると、改行で区切られた行が含まれるファイルが生成されます。

      • DOS」を選択すると、キャリッジ・リターンと改行で区切られた行が含まれるファイルが生成されます。

    3. ファイルのエクスポート」をクリックします。

別のOracle Application Expressインスタンスへのインポート

このセクションで説明するWebインタフェースを使用してエクスポートした静的ファイルを、別のOracle Application Expressインスタンスにインポートすることはできません。 エクスポートした静的ファイルを別のOracle Application Expressインスタンスにインポートするには、データベースに接続中に、SQL*Plusを使用します。同じ名前および作業領域IDを持つ作業領域との間でエクスポートを行う必要があることに注意してください。

スクリプト・ファイルのエクスポート

エクスポートおよびインポート・タスクを使用して、選択したスクリプトを現行のスクリプト・リポジトリから別の作業領域内のスクリプト・リポジトリに送信できます。

スクリプト・ファイルをエクスポートするには、次のステップを実行します。

  1. 「作業領域」ホームページで、「SQLワークショップ」アイコンをクリックします。

  2. SQLスクリプト」をクリックします。

  3. 「タスク」リストで、「エクスポート」をクリックします。

  4. 適切なスクリプト・ファイルを選択し、「エクスポートに追加」をクリックします。

  5. ファイル名を確認し、「すべてのエクスポート」をクリックします。

    スクリプトを削除するには、「削除」チェック・ボックスを選択します。

テーマのエクスポート

「テーマのエクスポート」ユーティリティを使用して、Oracle Application Expressの1つの開発インスタンスからファイルにテーマをエクスポートします。

「エクスポート」ページからアプリケーション・テーマをエクスポートするには、次のステップを実行します。

  1. 「エクスポート」ページにナビゲートします。

    1. 「作業領域」ホームページで、「アプリケーション・ビルダー」アイコンをクリックします。

    2. アプリケーションを選択します。

    3. 「アプリケーション」ホームページで、「エクスポート/インポート」をクリックします。

    4. 「エクスポート/インポート」ページで、「エクスポート」をクリックして「次へ」をクリックします。

  2. ページ上部にある「テーマ」をクリックします。

  3. 「アプリケーション・テーマのエクスポート」ページで、次の選択を行います。

    1. テーマのエクスポート: エクスポートするテーマを選択します。

    2. ファイル形式: エクスポート・ファイルの行を形式化する方法を選択します。

      • UNIX」を選択すると、改行で区切られた行が含まれるファイルが生成されます。

      • DOS」を選択すると、キャリッジ・リターンと改行で区切られた行が含まれるファイルが生成されます。

    3. テーマのエクスポート」をクリックします。

「テーマ」ページからアプリケーション・テーマをエクスポートするには、次のステップを実行します。

  1. 「作業領域」ホームページで、「アプリケーション・ビルダー」アイコンをクリックします。

  2. アプリケーションを選択します。

  3. 「アプリケーション」ホームページで、「共有コンポーネント」をクリックします。

  4. 「ユーザー・インタフェース」で、「テーマ」を選択します。

    「テーマ」ページが表示されます。

  5. 「タスク」リストで、「テーマのエクスポート」をクリックします。

    「エクスポート」ページが表示されます。

  6. ページ上部にある「テーマ」をクリックします。

  7. 「アプリケーション・テーマのエクスポート」ページで、次の選択を行います。

    1. テーマのエクスポート: エクスポートするテーマを選択します。

    2. ファイル形式: エクスポート・ファイルの行を形式化する方法を選択します。

      • UNIX」を選択すると、改行で区切られた行が含まれるファイルが生成されます。

      • DOS」を選択すると、キャリッジ・リターンと改行で区切られた行が含まれるファイルが生成されます。

    3. テーマのエクスポート」をクリックします。

ユーザー・インタフェースのデフォルト値のエクスポート

ユーザー・インタフェースのデフォルト値のエクスポートは、ターゲット・マシンでの開発を予定している場合に便利です。

ユーザー・インタフェースのデフォルト値をエクスポートする場合は、選択したスキーマに対するすべてのユーザー・インタフェースのデフォルト値が、1つのSQLコマンド・スクリプトにエクスポートされます。プロンプトが表示されたら、このファイルをハードディスク・ドライブに保存してください。このファイルには、アプリケーションのPL/SQL APIにコールして表のヒントを作成するAPIコールが含まれています。 このファイルを使用して、ユーザー・インタフェースのデフォルト値を別のデータベースおよびOracle Application Expressインスタンスにインポートできます。

「エクスポート」ページからユーザー・インタフェースのデフォルト値をエクスポートするには、次のステップを実行します。

  1. 「エクスポート」ページにナビゲートします。

    1. 「作業領域」ホームページで、「アプリケーション・ビルダー」アイコンをクリックします。

    2. アプリケーションを選択します。

    3. 「アプリケーション」ホームページで、「エクスポート/インポート」をクリックします。

    4. 「エクスポート/インポート」ページで、「エクスポート」をクリックして「次へ」をクリックします。

  2. ページ上部にある「ユーザー・インタフェースのデフォルト値」をクリックします。

  3. 「ユーザー・インタフェースのデフォルト値のエクスポート」ページで、次の選択を行います。

    1. スキーマ: ユーザー・インタフェースのデフォルト値に関連付けられた表を所有するスキーマを選択します。

    2. ファイル形式: エクスポート・ファイルの行を形式化する方法を選択します。

      • UNIX」を選択すると、改行で区切られた行が含まれるファイルが生成されます。

      • DOS」を選択すると、キャリッジ・リターンと改行で区切られた行が含まれるファイルが生成されます。

    3. ユーザー・インタフェースのデフォルト値のエクスポート」をクリックします。

「ユーザー・インタフェースのデフォルト値」ページからユーザー・インタフェースのデフォルト値をエクスポートするには、次のステップを実行します。

  1. 「作業領域」ホームページで、「アプリケーション・ビルダー」アイコンをクリックします。

  2. アプリケーションを選択します。

  3. 「アプリケーション・ビルダー」ホームページで、「共有コンポーネント」をクリックします。

  4. 「ユーザー・インタフェース」で、「ユーザー・インタフェースのデフォルト値」を選択します。

    「ユーザー・インタフェースのデフォルト値」ページが表示されます。

  5. エクスポート」をクリックします。

    「エクスポート」ページが表示されます。

  6. ページ上部にある「ユーザー・インタフェースのデフォルト値」をクリックします。

  7. 「ユーザー・インタフェースのデフォルト値のエクスポート」ページで、次の選択を行います。

    1. スキーマ: ユーザー・インタフェースのデフォルト値に関連付けられた表を所有するスキーマを選択します。

    2. ファイル形式: エクスポート・ファイルの行を形式化する方法を選択します。

      • UNIX」を選択すると、改行で区切られた行が含まれるファイルが生成されます。

      • DOS」を選択すると、キャリッジ・リターンと改行で区切られた行が含まれるファイルが生成されます。

    3. ユーザー・インタフェースのデフォルト値のエクスポート」をクリックします。

エクスポート・ファイルのインポート

アプリケーションおよびすべての関連ファイルをエクスポートしたら、それらをインストールする前に、ターゲットのOracle Application Expressインスタンスにインポートする必要があります。一般的なルールとして、常にアプリケーションを先にインポートしてから、関連ファイルをインポートします。詳細は、「別の開発インスタンスへのアプリケーションの移動方法」を参照してください。


ヒント:

アプリケーションを配置する場合に実行する必要があるステップは、パッケージ化されたアプリケーションを作成することで簡略化できます。詳細は、「パッケージ化されたアプリケーションの作成方法」を参照してください。

このセクションの内容は次のとおりです。

アプリケーションまたはページのインポート

アプリケーションまたはページのエクスポートをターゲットのOracle Application Expressインスタンスにインポートするには、次のステップを実行します。

  1. 「インポート」ページにナビゲートします。

    1. 「作業領域」ホームページで、「アプリケーション・ビルダー」アイコンをクリックします。

    2. アプリケーションを選択します。

    3. 「アプリケーション」ホームページで、「エクスポート/インポート」をクリックします。

    4. 「エクスポート/インポート」ページで、「インポート」をクリックして「次へ」をクリックします。

  2. 「ファイルの指定」で、次のように指定します。

    1. インポート・ファイル: 「参照」をクリックし、ファイルにナビゲートします。

    2. ファイル・タイプ:「アプリケーション、ページまたはコンポーネントのエクスポート」を選択します。

    3. ファイルのキャラクタ・セットが正しいことを確認します。

    4. 次へ」をクリックします。

    ファイルをインポートすると、そのファイルをインストールするオプションが表示されます。

  3. インポートしたファイルをインストールするには、「次へ」をクリックします。

    「アプリケーションのインストール」ウィザードが表示されます。

  4. 「アプリケーションのインストール」ウィザードで、次のように指定します。

    1. 解析スキーマ: スキーマを選択します。

      これが、アプリケーションのすべてのSQLおよびPL/SQLの解析対象となるスキーマです。

    2. ビルド・ステータス: 次のいずれかの項目を選択します。

      • アプリケーションの実行のみ: ユーザーは、アプリケーションの実行のみができます。

      • アプリケーションの実行および構築: ユーザーはアプリケーションの実行、開発者はアプリケーションの実行と編集の両方ができます。

      アプリケーションの実行のみ」を選択することは、他の開発者によってアプリケーションが変更されないようにするために有効な方法です。

    3. 次のアプリケーションとしてインストール: 次のいずれかの項目を選択します。

      • 新しいアプリケーションIDを自動割当て

      • エクスポート・ファイルからアプリケーションIDを再利用

      • アプリケーションIDを変更

      これらのオプションは、アプリケーションIDの競合を回避するために使用します。これらのオプションは、同じインスタンスに同じアプリケーションの2つのバージョンをインストールする必要がある場合に役立ちます。 たとえば、開発バージョンを保持したまま、本番インスタンスにアプリケーションを移行する必要がある場合などです。

    4. インストール」をクリックします。

      パッケージ化されたアプリケーション(サポートするオブジェクトを定義したアプリケーション)をインストールする場合は、インストーラによって、パッケージ化されたインストール・スクリプトのインストールを求められます。画面に表示されるステップに従います。

カスケード・スタイルシートのインポート

アプリケーションをターゲットのOracle Application Expressインスタンスにインポートした後、すべての関連ファイルをインポートする必要があります。

CSSエクスポート・ファイルをインポートするには、次のステップを実行します。

  1. 「インポート」ページにナビゲートします。

    1. 「作業領域」ホームページで、「アプリケーション・ビルダー」アイコンをクリックします。

    2. アプリケーションを選択します。

    3. 「アプリケーション」ホームページで、「エクスポート/インポート」をクリックします。

    4. 「エクスポート/インポート」ページで、「インポート」をクリックして「次へ」をクリックします。

  2. 「ファイルの指定」で、次の選択を行います。

    1. インポート・ファイル: 「参照」をクリックし、ファイルにナビゲートします。

    2. ファイル・タイプ: 「CSSのエクスポート」を選択します。

    3. ファイルのキャラクタ・セット: ファイルのキャラクタ・セットが正しいことを確認します。

    4. 次へ」をクリックします。

    ファイルをインポートすると、そのファイルをインストールするオプションが表示されます。

  3. インポートしたファイルをインストールするには、「次へ」をクリックします。

  4. CSSのインストール」をクリックします。

静的ファイルのインポート

アプリケーションをターゲットのOracle Application Expressインスタンスにインポートした後、すべての関連ファイルをインポートする必要があります。

静的ファイルをインポートするには、次のステップを実行します。

  1. 「インポート」ページにナビゲートします。

    1. 「作業領域」ホームページで、「アプリケーション・ビルダー」アイコンをクリックします。

    2. アプリケーションを選択します。

    3. 「アプリケーション」ホームページで、「エクスポート/インポート」をクリックします。

    4. 「エクスポート/インポート」ページで、「エクスポート」をクリックして「次へ」をクリックします。

  2. 「ファイルの指定」で、次の選択を行います。

    1. インポート・ファイル: 「参照」をクリックし、ファイルにナビゲートします。

    2. ファイル・タイプ: 「エクスポート済のファイル」を選択します。

    3. ファイルのキャラクタ・セット: ファイルのキャラクタ・セットが正しいことを確認します。

    4. 次へ」をクリックします。

    ファイルをインポートすると、そのファイルをインストールするオプションが表示されます。

  3. インポートしたファイルをインストールするには、「次へ」をクリックします。

  4. 静的ファイルのインストール」をクリックします。

イメージのインポート

アプリケーションをターゲットのOracle Application Expressインスタンスにインポートした後、すべての関連ファイルをインポートする必要があります。

イメージのエクスポート・ファイルをインポートするには、次のステップを実行します。

  1. 「インポート」ページにナビゲートします。

    1. 「作業領域」ホームページで、「アプリケーション・ビルダー」アイコンをクリックします。

    2. アプリケーションを選択します。

    3. 「アプリケーション」ホームページで、「エクスポート/インポート」をクリックします。

    4. 「エクスポート/インポート」ページで、「エクスポート」をクリックして「次へ」をクリックします。

  2. 「インポート定義」で、次の選択を行います。

    1. インポート・ファイル: 「参照」をクリックし、ファイルにナビゲートします。

    2. ファイル・タイプ: 「イメージのエクスポート」を選択します。

    3. ファイルのキャラクタ・セット: ファイルのキャラクタ・セットが正しいことを確認します。

    4. 次へ」をクリックします。

    ファイルをインポートすると、そのファイルをインストールするオプションが表示されます。

  3. インポートしたファイルをインストールするには、「次へ」をクリックします。

  4. イメージのインストール」をクリックします。

テーマのインポート

アプリケーションをターゲットのOracle Application Expressインスタンスにインポートした後、すべての関連ファイルをインポートする必要があります。

テーマのエクスポート・ファイルをインポートするには、次のステップを実行します。

  1. 「インポート」ページにナビゲートします。

    1. 「作業領域」ホームページで、「アプリケーション・ビルダー」アイコンをクリックします。

    2. アプリケーションを選択します。

    3. 「アプリケーション」ホームページで、「エクスポート/インポート」をクリックします。

    4. 「エクスポート/インポート」ページで、「エクスポート」をクリックして「次へ」をクリックします。

  2. 「インポート定義」で、次の選択を行います。

    1. インポート・ファイル: 「参照」をクリックし、ファイルにナビゲートします。

    2. ファイル・タイプ: 「エクスポート済のテーマ」を選択します。

    3. ファイルのキャラクタ・セット: ファイルのキャラクタ・セットが正しいことを確認します。

    4. 次へ」をクリックします。

    ファイルをインポートすると、そのファイルをインストールするオプションが表示されます。

  3. インポートしたファイルをインストールするには、「次へ」をクリックします。

  4. テーマのインストール」をクリックします。

ユーザー・インタフェースのデフォルト値のインポート

ユーザー・インタフェースのデフォルト値を使用して、指定したスキーマ内の表、列またはビューにデフォルトのユーザー・インタフェースのプロパティを割り当てることができます。

アプリケーションをターゲットのOracle Application Expressインスタンスにインポートした後、すべての関連ファイルをインポートする必要があります。

ユーザー・インタフェースのデフォルト値をインポートするには、次のステップを実行します。

  1. 「インポート」ページにナビゲートします。

    1. 「作業領域」ホームページで、「アプリケーション・ビルダー」アイコンをクリックします。

    2. アプリケーションを選択します。

    3. 「アプリケーション」ホームページで、「エクスポート/インポート」をクリックします。

    4. 「エクスポート/インポート」ページで、「インポート」をクリックして「次へ」をクリックします。

  2. アプリケーションを選択します。

  3. 「インポート定義」で、次の選択を行います。

    1. インポート・ファイル: 「参照」をクリックし、ファイルにナビゲートします。

    2. ファイル・タイプ: 「ユーザー・インタフェースのデフォルト値」を選択します。

    3. ファイルのキャラクタ・セット: ファイルのキャラクタ・セットが正しいことを確認します。

    4. 次へ」をクリックします。

    ファイルをインポートすると、そのファイルをインストールするオプションが表示されます。

  4. インポートしたファイルをインストールするには、「次へ」をクリックします。

  5. ユーザー・インタフェースのデフォルト値のインストール」をクリックします。

エクスポート・ファイルのインストール

アプリケーションおよびすべての関連ファイルをターゲットのOracle Application Expressインスタンスにインポートすると、それらのファイルはエクスポート・リポジトリに格納されます。 次に、それらをインストールする必要があります。

エクスポート・ファイルは、次の方法でインストールできます。


ヒント:

アプリケーションを配置する場合に実行する必要があるステップは、パッケージ化されたアプリケーションを作成することで簡略化できます。詳細は、「パッケージ化されたアプリケーションの作成方法」を参照してください。

このセクションの内容は次のとおりです。

エクスポート・リポジトリへのアクセス

アプリケーションおよびすべての関連ファイルをターゲットのOracle Application Expressインスタンスにインポートすると、それらのファイルはエクスポート・リポジトリに格納されます。

エクスポート・リポジトリにアクセスするには、次のステップを実行します。

  1. 「作業領域」ホームページで、「アプリケーション・ビルダー」アイコンをクリックします。

  2. アプリケーションを選択します。

  3. 「タスク」リストで、「エクスポート・リポジトリの管理」をクリックします。

    エクスポート・リポジトリが表示されます。


ヒント:

エクスポート・リポジトリには、「アプリケーション」ホームページの「エクスポート/インポート」をクリックしてアクセスすることもできます。 「エクスポート/インポート」ページが表示されたら、「タスク」リストの「エクスポート・リポジトリの管理」をクリックします。

エクスポート・リポジトリからのエクスポート済のアプリケーションのインストール

エクスポート済のアプリケーションは、Oracle Application Expressインスタンスにインポートした後、アプリケーション・ビルダーでアクティブまたは使用可能になる前にインストールする必要があります。

エクスポート・リポジトリからエクスポート済のアプリケーションをインストールするには、次のステップを実行します。

  1. エクスポート・リポジトリにナビゲートします。

    1. 「作業領域」ホームページで、「アプリケーション・ビルダー」アイコンをクリックします。

    2. アプリケーションを選択します。

    3. 「タスク」リストで、「エクスポート・リポジトリの管理」をクリックします。

      エクスポート・リポジトリが表示されます。

  2. アプリケーションのエクスポートを選択し、「アクション」列の「インストール」をクリックします。

  3. 次のように指定します。

    1. 解析スキーマ: スキーマを選択します。

      これが、アプリケーションのすべてのSQLおよびPL/SQLの解析対象となるスキーマです。

    2. ビルド・ステータス: 次のいずれかの項目を選択します。

      • アプリケーションの実行のみ

      • アプリケーションの実行および構築

      ターゲット・インスタンスでアプリケーションを実行し、開発者に対してアクセス不可にするには、「アプリケーションの実行のみ」を選択します。

    3. 次のアプリケーションとしてインストール: 次のいずれかの項目を選択します。

      • エクスポート・ファイルからアプリケーションIDを再利用

      • 新しいアプリケーションIDを自動割当て

      • アプリケーションIDを変更

      これらのオプションは、アプリケーションIDの競合を回避するために使用します。 これらのオプションは、同じインスタンスに同じアプリケーションの2つのバージョンをインストールする必要がある場合に使用します。 たとえば、開発バージョンを保持したまま、本番インスタンスにアプリケーションを移行する必要がある場合などです。

    4. インストール」をクリックします。

パッケージ化されたアプリケーションのインストール

パッケージ化されたアプリケーションをインストールする場合は、インストーラによって、パッケージ化されたインストール・スクリプトのインストールを求められます。画面に表示されるステップに従います。

エクスポート・リポジトリからの他のファイルのインストール

ファイルは、Oracle Application Expressインスタンスにインポートした後、アプリケーション・ビルダーでアクティブまたは使用可能になる前にインストールする必要があります。

エクスポート・リポジトリに格納されたファイルをインストールするには、次のステップを実行します。

  1. エクスポート・リポジトリにナビゲートします。

    1. 「作業領域」ホームページで、「アプリケーション・ビルダー」アイコンをクリックします。

    2. アプリケーションを選択します。

    3. 「タスク」リストで、「エクスポート・リポジトリの管理」をクリックします。

      エクスポート・リポジトリが表示されます。

  2. インストールするファイルを選択し、「アクション」列の「インストール」をクリックします。

  3. 画面に表示されるステップに従い、「インストール」ボタンをクリックします。

エクスポート・リポジトリからのファイルの削除

エクスポート・リポジトリからファイルを削除できます。

エクスポート・リポジトリからファイルを削除するには、次のステップを実行します。

  1. エクスポート・リポジトリにナビゲートします。

    1. 「作業領域」ホームページで、「アプリケーション・ビルダー」アイコンをクリックします。

    2. アプリケーションを選択します。

    3. 「タスク」リストで、「エクスポート・リポジトリの管理」をクリックします。

      エクスポート・リポジトリが表示されます。

  2. 削除するファイルを選択し、「チェックした項目の削除」をクリックします。

SQL*Plusからのエクスポート・ファイルのインストール

エクスポート・ファイルは、SQL*Plusからもインストールできます。次の2つの制限があることに注意してください。

  • エクスポート・ファイルは、インストール先と同じユーザー・データベース・アカウントで作成されている必要があります。

  • エクスポート・ファイルがアプリケーションの場合は、アプリケーションIDが上書きされます。そのため、ターゲット作業領域は、インストールするアプリケーションのIDを所有している必要があります。

このセクションの内容は次のとおりです。

ソース作業領域IDとターゲット作業領域IDが同じであることの確認

SQLコマンド・プロセッサで問合せを実行することによって、ソース作業領域とターゲット作業領域が同じであることを確認できます。

ソース作業領域とターゲット作業領域が同じであることを確認するには、次のステップを実行します。

  1. ソース作業領域にログインします。

  2. 「作業領域」ホームページで「SQLワークショップ」アイコンをクリックします。

  3. SQLコマンド」をクリックします。

  4. SQLエディタ・ペインで次のとおり入力し、「実行」をクリックします。

    SELECT &WORKSPACE_ID. FROM DUAL
    
    
  5. 作業領域IDを書き留めます。

  6. ターゲット作業領域にログインします。

  7. ステップ2から5を繰り返し、作業領域IDが一致することを確認します。

SQL*Plusを使用したエクスポート・ファイルのインストール

SQL*PlusからOracle Application Expressエクスポート・ファイルをインストールするには、次のステップを実行します。

  1. SQL*Plusにログインします。

  2. エクスポート・ファイルを実行します。

    たとえば、エクスポート・ファイルの名前がデフォルトでf144.sqlの場合は、コマンド・プロンプトで@f144と入力します。

アプリケーションURLの公開

アプリケーションの配置、データのロードおよびユーザーの作成が終了すると、本番URLを公開できます。

アプリケーションへのURLは、「アプリケーション」ホームページの「実行」アイコンの上にマウスを合わせると確認できます。 ページ下部のステータス・バーにURLが表示されます。

「実行」アイコンは、「セキュリティ属性の編集」ページのホーム・リンク属性から値を取得します。 このリンクを参照するのは、このアイコンと、Oracle Application ExpressログインAPIを使用しないアプリケーションのみです。次に例を示します。

http://apex.oracle.com/pls/apex/f?p=11563:1:3397731373043366363

各要素の意味は次のとおりです。

このサンプル・アプリケーションを実行するには、次のURLを使用します。

http://apex.oracle.com/pls/apex/f?p=11563:1

各ユーザーは、ログイン時に一意のセッション番号を受信します。

ビルド・オプションを使用した構成の制御

ビルド・オプションを使用すると、アプリケーションで特定の機能を条件付きで表示できます。

ビルド・オプションは、INCLUDEまたはEXCLUDEという2つの値をとることができます。属性を含めるように指定すると、Application Expressエンジンは、実行時にその属性をアプリケーション定義の一部として認識します。逆に、属性を排除するように指定すると、Application Expressエンジンは、その属性を存在しないものとして処理します。

このセクションの内容は次のとおりです。

ビルド・オプションの作成

「ビルド・オプション」ページで、アプリケーションのビルド・オプションを作成します。

ビルド・オプションを作成するには、次のステップを実行します。

  1. 「作業領域」ホームページで、「アプリケーション・ビルダー」アイコンをクリックします。

  2. アプリケーションを選択します。

  3. 「アプリケーション・ビルダー」ホームページで、「共有コンポーネント」をクリックします。

  4. 「ロジック」で、「ビルド・オプション」を選択します。

  5. 新しいビルド・オプションを作成するには、「作成」をクリックします。

  6. 画面に表示されるステップに従います。

「ビルド・オプション」ページ

ビルド・オプションを作成すると、そのビルド・オプションは「ビルド・オプション」ページに表示されます。「ビュー」リストから選択して、「ビルド・オプション」ページの表示方法を制御します。使用可能なオプションは次のとおりです。

  • アイコン(デフォルト): 各ビルド・オプションを大きいアイコンとして表示されます。ビルド・オプションを編集するには、該当するアイコンをクリックします。

  • 詳細: 各ビルド・オプションをレポートで1行に表示されます。各行には、アプリケーションID、ビルド・オプション名、ステータスおよびビルド・オプションの使用状況レポートへのリンクが含まれています。 ビルド・オプションを編集するには、該当する名前をクリックします。

ビルド・オプションの管理

ビルド・オプションは、INCLUDEまたはEXCLUDEという2つの値をとることができます。属性を含めるように指定すると、Application Expressエンジンは、実行時にその属性をアプリケーション定義の一部として認識します。逆に、属性を排除するように指定すると、Application Expressエンジンは、その属性を存在しないものとして処理します。

ビルド・オプションを含めるか、または排除するには、次のステップを実行します。

  1. 「作業領域」ホームページで、「アプリケーション・ビルダー」アイコンをクリックします。

  2. アプリケーションを選択します。

  3. 「アプリケーション・ビルダー」ホームページで、「共有コンポーネント」をクリックします。

  4. 「ロジック」で、「ビルド・オプション」を選択します。

  5. 該当するビルド・オプションを選択します。

    「ビルド・オプションの作成/編集」ページが表示されます。

  6. 「ステータス」で、「INCLUDE」または「EXCLUDE」のいずれかを選択します。

ビルド・オプションの選択

作成したビルド・オプションは、ページ、コンポーネント(レポート、チャートまたはフォーム)、特定のページ・コントロール(ボタン、アイテムまたはLOV)および別の共有コンポーネント(ブレッドクラム、リストまたはタブ)用に選択できます。 ビルド・オプションは、該当する属性ページにナビゲートしてページ、コンポーネント、ページ・コントロールまたは共有コンポーネントに適用します。ほとんどの属性ページには、定義済のビルド・オプションを選択できる「構成」セクションが含まれています。

ビルド・オプションおよびビルド・オプション・ステータスのエクスポート

「コンポーネントのエクスポート」ページで、ビルド・オプションまたはビルド・オプション・ステータスをエクスポートできます。 ビルド・オプション・ステータスをエクスポートすると、別の環境内でビルド・オプションを効率的に有効または無効に切り替える方法です。 たとえば、この機能を使用して、非表示機能で本番アプリケーションを配置できます。

これを行うには、ステータスがEXCLUDEのビルド・オプションに非表示機能のコンポーネントを関連付けます。 配置後、ビルド・オプションのステータスをINCLUDEに変更してからビルド・オプション・ステータスをエクスポートすると、非表示機能を有効にできます。

ビルド・オプション・ステータスを本番インスタンスに適用すると、新しい機能が表示されます。

ビルド・オプションまたはビルド・オプション・ステータスをエクスポートするには、次のステップを実行します。

  1. 「エクスポート」ページにナビゲートします。

    1. 「作業領域」ホームページで、「アプリケーション・ビルダー」アイコンをクリックします。

    2. アプリケーションを選択します。

    3. 「アプリケーション」ホームページで、「エクスポート/インポート」をクリックします。

    4. 「エクスポート/インポート」ページで、「エクスポート」をクリックして「次へ」をクリックします。

  2. 「タスク」リストで、「コンポーネントのエクスポート」をクリックします。

    「コンポーネントのエクスポート」ページが表示されます。

  3. エクスポートするビルド・オプションを選択します。

    1. コンポーネント」タブをクリックし、エクスポートするビルド・オプションを選択します。

    2. エクスポートに追加」をクリックします。

  4. エクスポートするビルド・オプション・ステータスを選択します。

    1. ビルド・オプションのステータス」タブをクリックし、エクスポートするビルド・オプションを選択します。

    2. エクスポートに追加」をクリックします。

  5. 次へ」をクリックします。

  6. 「エクスポートするコンポーネント」で、次のステップを実行します。

    1. 「ファイル形式」から、エクスポート・ファイルの行を形式化する方法を選択します。

      • UNIX」を選択すると、改行で区切られた行が含まれるファイルが生成されます。

      • DOS」を選択すると、キャリッジ・リターンと改行で区切られた行が含まれるファイルが生成されます。

    2. 事前に定義されたとおりにページをエクスポートするには、「現在から」フィールドを使用します。表示されるフィールドに、時間を分単位で指定します。

      このユーティリティは、DBMS_FLASHBACKパッケージを使用します。 システム変更番号(SCN)マッピングへのタイムスタンプが約5分ごとにリフレッシュされるため、検索しているバージョンの検出にはそれと同じ時間がかかる場合があります。 元に戻す情報が保持される時間は、起動パラメータUNDO_RETENTION(デフォルトは3時間)に影響されます。ただし、このパラメータはUNDO表領域のサイズにのみ影響します。 2つのデータベースに同じUNDO_RETENTIONパラメータが含まれている場合でも、トランザクション数が少ないデータベースでは、UNDO表領域が一杯ではなく、以前のデータが強制的にアーカイブされるため、より前の時点に戻ることができます。

    3. コンポーネントのエクスポート」をクリックします。

ビルド・オプションの使用状況レポートの表示

ビルド・オプションを作成すると、「ビルド・オプション」ページに「使用状況」タブが表示されます。このレポートには、カレント・アプリケーションでのビルド・オプションの使用状況が詳述されます。


注意:

「使用状況」タブは、ビルド・オプションを作成した後の「ビルド・オプション」ページにのみ表示されます。

ビルド・オプションの使用状況レポートを表示するには、次のステップを実行します。

  1. 「ビルド・オプション」ページにナビゲートします。

    1. 「作業領域」ホームページにナビゲートします。

    2. アプリケーション・ビルダー」アイコンをクリックします。

    3. アプリケーションを選択します。

    4. 「アプリケーション・ビルダー」ホームページで、「共有コンポーネント」をクリックします。

    5. 「ロジック」で、「ビルド・オプション」を選択します。

      「ビルド・オプション」ページが表示されます。

  2. 「ビルド・オプション」ページで、「使用状況」をクリックします。

    ビルド・オプションの使用状況レポートが表示されます。

  3. ビルド・オプションを選択し、「実行」をクリックします。