このマニュアルには、に、Oracle Application Expressを使用して、アプリケーションおよびアプリケーション・コンポーネントを作成する方法を説明する一連のチュートリアルが含まれています。 このマニュアルは、実践を通してOracle Application Expressの使用方法を理解することを目的としています。
内容は次のとおりです。
このマニュアルには、10のチュートリアルが含まれています。 これらのチュートリアルの目的は、Oracle Application Express開発環境を使用して、特定のタイプのアプリケーションまたはアプリケーション・コンポーネントの構築方法を説明することです。
このマニュアルでは、必要に応じて、タスクの理解または完了に関連する概念を説明します。 ただし、Oracle Application Expressの概念の詳細な説明は行っていません。 このような情報については、Oracle Application Expressオンライン・ヘルプまたは『Oracle Database Application Expressユーザーズ・ガイド』を参照してください。
これらのチュートリアルを完了する前に、次の内容を確認してください。
『Oracle Database Application Expressユーザーズ・ガイド』の「クイック・スタート」
『Oracle Database Application Expressユーザーズ・ガイド』の「アプリケーション・ビルダーの概念」
『Oracle Database Application Expressユーザーズ・ガイド』の「アプリケーション・ビルダーの使用」
このマニュアルには、次のチュートリアルが含まれています。
タイトル | 説明 |
---|---|
表形式フォームの作成方法 |
新しいアプリケーションで表形式フォームを作成する方法、および更新可能ないずれかの列をテキスト・フィールドから選択リストに変更する方法を説明します。 |
パラメータ付きレポートの作成方法 |
アプリケーション内のフォーム・アイテムの値を参照するSQL問合せに基づくレポートの作成方法を説明します。 |
ドリルダウン・レポートの作成方法 |
別のレポートに含まれる詳細へのドリルダウン・リンクを含む表にレポートを作成する方法を説明します。 |
フォーム・レイアウトの制御方法 |
データ入力フォームを作成する方法、およびリージョン属性およびアイテム属性を編集してフォーム・レイアウトを変更する方法を説明します。 |
チェック・ボックスの使用方法 |
アプリケーションでチェック・ボックスを作成および処理できる様々な方法を説明します。 |
Webサービスの実装方法 |
Oracle Application ExpressアプリケーションからWebサービスをコールする方法を説明します。 |
積上げ棒グラフの作成方法 |
アプリケーションに積上げ棒グラフを作成する方法を説明します。 |
アプリケーション内のファイルのアップロードおよびダウンロード方法 |
ファイルのアップロードおよびダウンロード用のリンクを含むフォームおよびレポートを作成する方法を説明します。 |
アプリケーションへのJavaScriptの組込み方法 |
JavaScriptの使用例と、アプリケーションにそれらを実装する方法の詳細を説明します。 |
問題追跡アプリケーションの作成および配置方法 |
プロジェクトに関連する問題の割当て、ステータスおよび進捗を追跡するアプリケーションを作成および配置する方法を説明します。 |
このマニュアルのチュートリアルの多くは、架空の人事部門のデータベース・オブジェクトを使用します。 これらの表は、従業員と従業員が働く施設に関する情報を追跡するように設定されます。
各従業員には、識別番号、電子メール・アドレス、ジョブ識別コード、給与およびマネージャが存在します。 従業員は部門に割り当てられ、各部門は、通りの名前、郵便番号、市、州または都道府県および国コードを含む完全な住所を持つ1つの場所に関連付けられます。HRデータベース・オブジェクトが必要なチュートリアルを完了するには、アクセスできるスキーマにそれらのデータベース・オブジェクトを作成するスクリプトを実行する必要があります。 このスクリプトを実行するには、OTNからスクリプト・ファイルをダウンロードしてスクリプト・リポジトリにそれをアップロードします。
OTNからhr_schema_create.sql
スクリプトをダウンロードするには、次のステップを実行します。
Webブラウザで次のURLに移動します。
http://www.oracle.com/technology/products/database/application_express/code/hr_schema_create.sql
ご使用のコンピュータにファイルをダウンロードします。
ヒント: hr_schema_drop.sql ファイルを実行して作業領域からサンプルHRデータベース・オブジェクトを削除できます。 hr_schema_drop.sql をダウンロードするには、次のURLに移動します。
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hr_schema_create.sql
スクリプトをスクリプト・リポジトリにアップロードするには、次のステップを実行します。
Oracle Application Expressにログインします。 『Oracle Database Application Expressユーザーズ・ガイド』の「Oracle Application Expressへのログイン」を参照してください。
「作業領域」ホームページで「SQLワークショップ」をクリックして、「SQLスクリプト」をクリックします。
「SQLスクリプト」ページが表示されます。
「アップロード」ボタンをクリックします。
「スクリプトをアップロード」ページで、次のステップを実行します。
「参照」をクリックして、ダウンロードしたhr_schema_create.sql
スクリプト・ファイルを選択します。
「スクリプト名」に、Create HR Objects
と入力します。
「アップロード」をクリックします。
Create HR Objectsスクリプトが表示されます。
Create HR Objectsアイコンをクリックします。
「スクリプト・エディタ」が表示されます。
「実行」をクリックします。
サマリー・ページが表示されます。
再度、「実行」をクリックします。
「スクリプト結果の管理」ページに、実行のためにスクリプトが送信されたことを示すメッセージが表示されます。
アプリケーション・ビルダーのインストールには、多数のデモンストレーション・アプリケーションが含まれています。 チュートリアルのいくつかの演習を行うには、デモンストレーション・アプリケーションの1つであるサンプル・アプリケーションを使用します。 このため、チュートリアルを始める前に、それがインストールされていることを確認します。
サンプル・アプリケーションがインストールされているかどうかを確認するには、次のステップを実行します。
作業領域のユーザー名およびパスワードを使用して、「作業領域」ホームページにログインします。
「アプリケーション・ビルダー」アイコンの右側にある下矢印をクリックします。
メニューから、「デモンストレーション」を選択します。
サンプル・アプリケーションを検索し、「ステータス」列を確認します。
「ステータス」に「インストール済」が表示されている場合は、「作業領域」ホームページに戻ります。
「ステータス」列に「インストールされていません」が表示されている場合は、「アクション」列の「インストール」を選択します。 画面に表示されるステップに従います。