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Oracle Identity Manager Oracle Application Server用インストレーションおよび構成ガイド
リリース9.1.0
E05909-02
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7 Oracle Identity ManagerおよびOracle Application Serverのインストール後の構成

Oracle Identity Managerをインストールした後、アプリケーションを使用する前に、インストール後のタスクをいくつか実行する必要があります。デプロイによって異なりますが、これらのタスクの一部は実行しないことも可能です。

この章では次の項目について説明します。


注意:

この章の例はWindowsのものですが、インストール後のタスクはUNIXにも適用されます。

デフォルトのJMSキュー構成

9.1.0より前のリリースのOracle Identity Managerでは、リクエスト、リコンシリエーション、アテステーションおよびオフライン・タスクを含むすべての非同期操作に対して、xlQueueという1つのJMSキューを使用します。リリース9.1.0以降のOracle Identity Managerでは、デフォルトで、特定の操作に対して異なるJMSキューを使用してJMSキュー処理を最適化します。次のリストは、デフォルト構成でのJMS問合せと、各問合せに関連する操作を示したものです。

必要なインストール後のタスク

Oracle Application ServerにOracle Identity Managerをインストールした後、次のタスクを実行する必要があります。

キーストア・パスワードの変更

インストール時にOracle Identity Managerキーストアのパスワードはxellerateに設定されます。各インストーラ・スクリプトとインストール・ログには、このデフォルト・パスワードが含まれます。本番用のインストールにおいては、必ずこのキーストア・パスワードを変更することをお薦めします。

キーストア・パスワードを変更するには、.xlkeystoreのstorepassおよび.xlkeystoreのxellエントリのkeypassを変更する必要があります。これら2つの値は同一である必要があります。keytoolを使用し、次の手順に従ってキーストアのパスワードを変更します。

  1. Oracle Identity Managerのホスト・コンピュータでコマンド・プロンプトを開きます。

  2. OIM_HOME\xellerate\configディレクトリに移動します。

  3. 次のオプションを指定してkeytoolを実行し、storepassを変更します。

    JAVA_HOME\jre\bin\keytool -storepasswd -new new_password -storepass xellerate -keystore .xlkeystore -storetype JKS
    
  4. 次のオプションを指定してkeytoolを実行し、.xlkeystoreのxellエントリのkeypassを変更します。

    JAVA_HOME\jre\bin\keytool -keypasswd -alias xell -keypass xellerate -new new_password -keystore .xlkeystore -storepass new_password
    

    注意:

    手順3で入力したパスワードでnew_passwordを置き換えます。

    表7-1に、このkeytoolの例で使用したオプションを示します。

    表7-1 keytoolユーティリティのコマンド・オプション

    オプション 説明

    JAVA_HOME

    アプリケーション・サーバーに関連するJavaディレクトリの場所

    new_password

    キーストアの新しいパスワード

    -keystore option

    パスワードを変更するキーストア(Oracle Identity Managerでは.xlkeystore、データベースでは.xldatabasekey)

    -storetype option

    .xlkeystoreの場合はJKS、.xldatabasekeyの場合はJCEKS


  5. テキスト・エディタでOIM_HOME\xellerate\config\xlconfig.xmlを開きます。

  6. <xl-configuration>.<Security>.<XLPKIProvider>.<KeyStore>セクション、<xl-configuration>.<Security>.<XLPKIProvider>.<Keys>セクションおよび<RMSecurity>.<KeyStore>セクションを編集して、キーストア・パスワードを次のように指定します。


    注意:

    データベースのキーストア(.xldatabasekey)のパスワードを更新するには、構成ファイルの<XLSymmetricProvider>.<KeyStore>セクションを変更します。

    • パスワード・タグをencrypted="false"に変更します。

    • (通常の文字で)パスワードを入力します。次に例を示します。

      <Security>
      <XLPKIProvider>
      <KeyStore>
            <Location>.xlkeystore</Location>
            <Password encrypted="false">new_password</Password>
            <Type>JKS</Type>
            <Provider>sun.security.provider.Sun</Provider>
      </KeyStore>
      <Keys>
      <PrivateKey>
      <Alias>xell</Alias>
      <Password encrypted="false">new_password</Password>
      </PrivateKey>
      </Keys>
      <RMSecurity>
      <KeyStore>
      <Location>.xlkeystore</Location>
      <Password encrypted="false">new_password</Password>
      <Type>JKS</Type>
      <Provider>sun.security.provider.Sun</Provider>
      </KeyStore>
      
  7. xlconfig.xmlファイルを保存して閉じます。

  8. アプリケーション・サーバーを再起動します。

    アプリケーション・サーバーを停止して起動すると、構成ファイルのバックアップが作成されます。構成ファイル(新しいパスワードを含む)が読み込まれ、ファイル内でパスワードは暗号化されます。

  9. ここまでの手順がすべて正常に終了したら、バックアップ・ファイルを削除することができます。


    注意:

    UNIXでは、次のコマンドを使用してshellコマンドの履歴を消去してもかまいません。

    history -c


PurgeCacheスクリプト内のjgroups-core.jarファイルのパスの設定

PurgeCacheスクリプト内のjgroups-core.jarファイルのパスを、次のようにして設定します。


関連項目:

PurgeCacheスクリプトの詳細は、『Oracle Identity Managerグローバリゼーション・ガイド』を参照してください。

  1. Oracle Application Serverインストール・ディレクトリでjgroups-core.jarファイルを検索します。

  2. PurgeCacheファイルをテキスト・エディタで開きます。

    UNIXの場合:

    OIM_HOME/xellerate/bin/PurgeCache.sh
    

    Microsoft Windowsの場合:

    OIM_HOME\xellerate\bin\PurgeCache.bat
    
  3. PurgeCacheファイルでCLASSPATH変数を検索します。

  4. CLASSPATH変数に割り当てられた値で、%XEL_EXT%\javagroups-all.jarの前に、jgroups-core.jarファイルのフルパスおよび名前を追加します。

JMSキューのデータベース・ベース記憶域の設定

Oracle Identity Managerインストーラにより、JMSメッセージのファイル・ベース記憶域のためのJMSキューが作成されます。これはOracle Identity ManagerのJMSキューに対するデフォルトの記憶域メカニズムです。ただし、本番環境およびクラスタ・インストールでは、この項で説明する手順を実行して、JMSキューのデータベース・ベース記憶域を設定することをお薦めします。


注意:

  • アドバンスト・キューイングを使用したOracle Enterprise Messaging Services JMSの操作の詳細は、『Oracle Containers for J2EEサービス・ガイド』の第4章「Oracle Enterprise Messaging Serviceの使用」を参照してください。

  • JMSキューのデータベース・ベース記憶域を設定する前に、Oracle Application Server構成のバックアップを作成してください。詳細は、「Oracle Application Server構成のバックアップの作成」を参照してください。

  • 管理およびユーザー・コンソールを使用して、すべてのスケジュール済タスクを停止することをお薦めします。停止しないと、AQ手順の実装とサーバーの再起動の間のサーバー・ログにAuthenticationExceptionが表示される場合があります。この例外によるOracle Identity Managerの機能への影響はないため、この例外は無視してかまいません。

  • AIXオペレーティング・システムを使用している場合、patch_oc4j.cmdまたはpatch_oc4j.shスクリプトを実行する前に、Oracle Application Server管理コンソールを使用してXellerateアプリケーションを手動でアンデプロイする必要があります。


JMSキューのデータベース・ベース記憶域の設定方法は、次のURLのNote 554624.1を参照してください。

http://metalink.oracle.com

アダプタ・コンパイル用コンパイラ・パスの設定

アダプタをコンパイルする、またはアダプタを保持するデプロイメント・マネージャのXMLファイルをインポートするには、コンパイラ・パスを設定する必要があります。アダプタ・コンパイル用のコンパイラ・パスを設定するには、先にDesign Consoleをインストールしておく必要があります。Design Consoleをインストールしてアダプタ・コンパイル用のコンパイラ・パスを設定する手順は、第10章「Oracle Identity Manager Design Consoleのインストールと構成」を参照してください。

JDBC接続プールのチューニング

Oracle Identity Managerで使用されるJDBC接続プールのチューニングを実装するには、ORACLE_HOME/j2ee/INSTANCE_NAME/config/data-sources.xmlファイルを開き、次の変更を実行します。


注意:

Oracle Identity Managerで使用されるJDBC接続プール用に推奨されたチューニングを実装することを強くお薦めします。これは、アプリケーションの使用方法に基づいてさらにチューニングできます。

  1. xlConnectionPoolの最大および最小接続プール値は、次のとおりです。

    min-connections="10"
    max-connections="50"
    
  2. xlXAConnectionPoolの最大および最小接続プール値は、次のとおりです。

    min-connections="30"
    max-connections="100"
    
  3. 変更を実装した後、Oracle Application Serverインスタンスを再起動して、変更内容を有効にします。


    注意:

    Oracle Application Server上のOracle Identity Managerのクラスタ・インストールでは、手順1〜3で示した変更はすべてOracle Application Serverインスタンスに実装されます。また、増加した接続数がデータベースでサポートされていることを確認してください。

Oracle Application Serverヒープ・サイズの増加

Oracle Application ServerにOracle Identity Managerをインストールした後で、本番環境用に、あるいは本番以外の環境で大量のデータを処理する際に、JVMメモリー設定を変更する必要があります。

次の手順を実行してOracle Application Serverヒープ・サイズを増やします。

  1. ORACLE_HOME\opmn\conf\opmn.xmlファイルをテキスト・エディタで開きます。

  2. Oracle Identity ManagerをインストールしたOC4Jインスタンスのメモリー設定を変更します。

    -ms512M -mx1024M

    この行を次のように変更します。

    -ms1280m -mx1280m

  3. ORACLE_HOME\opmn\conf\opmn.xmlファイルを保存して閉じます。

  4. Oracle Application Serverを再起動します。

インストール後のオプション・タスク

Oracle Identity Managerをインストールしたら、アプリケーションを使用する前に、この項で説明する次に示すインストール後のオプション・タスクの実行について検討してください。Oracle Identity Managerのデプロイによって異なりますが、タスクの一部は実行しないことも可能です。

ログ・レベルの設定

Oracle Identity Managerでは、ロギングにlog4jが使用されます。ログ・レベルは、ロギング・プロパティ・ファイルOIM_HOME/xellerate/config/log.propertiesで構成されます。ログ・レベルは、デフォルトで警告に設定されています。ただし、DDMのログ・レベルはデフォルトでデバッグに設定されています。すべてのコンポーネントを一括して、または個別のコンポーネントごとにログ・レベルを変更できます。

たとえば、Oracle Identity Managerコンポーネントは、OIM_HOME\xellerate\config\log.propertiesファイルのXELLERATEセクションに次のように指定されます。

log4j.logger.XELLERATE=WARN
log4j.logger.XELLERATE.DDM=DEBUG
log4j.logger.XELLERATE.ACCOUNTMANAGEMENT=DEBUG
log4j.logger.XELLERATE.SERVER=DEBUG
log4j.logger.XELLERATE.RESOURCEMANAGEMENT=DEBUG
log4j.logger.XELLERATE.REQUESTS=DEBUG
log4j.logger.XELLERATE.WORKFLOW=DEBUG
log4j.logger.XELLERATE.WEBAPP=DEBUG
log4j.logger.XELLERATE.SCHEDULER=DEBUG
log4j.logger.XELLERATE.SCHEDULER.Task=DEBUG
log4j.logger.XELLERATE.ADAPTERS=DEBUG
log4j.logger.XELLERATE.JAVACLIENT=DEBUG
log4j.logger.XELLERATE.POLICIES=DEBUG
log4j.logger.XELLERATE.RULES=DEBUG
log4j.logger.XELLERATE.DATABASE=DEBUG
log4j.logger.XELLERATE.APIS=DEBUG
log4j.logger.XELLERATE.OBJECTMANAGEMENT=DEBUG
log4j.logger.XELLERATE.JMS=DEBUG
log4j.logger.XELLERATE.REMOTEMANAGER=DEBUG
log4j.logger.XELLERATE.CACHEMANAGEMENT=DEBUG
log4j.logger.XELLERATE.ATTESTATION=DEBUG
log4j.logger.XELLERATE.AUDITOR=DEBUG

Oracle Identity Managerのログ・レベルを設定するには、OIM_HOME\xellerate\config\log.propertiesファイルのロギング・プロパティを次のように編集します。

  1. OIM_HOME\xellerate\config\log.propertiesファイルをテキスト・エディタで開きます。このファイルには、Oracle Identity Managerの一般的な設定と、Oracle Identity Managerを構成するコンポーネントやモジュールの個別の設定が含まれます。

    デフォルトでは、Oracle Identity Managerのログ・レベルは、次のように警告(WARN)に設定されています。

    log4j.logger.XELLERATE=WARN

    これはOracle Identity Managerの一般的な設定の値です。個々のコンポーネントとモジュールの値は、プロパティ・ファイルの一般的な値の後に指定されます。個々のコンポーネントとモジュールは様々なログ・レベルに設定できます。特定のコンポーネントのログ・レベルが一般設定よりも優先されます。

  2. 一般設定の値を必要なログ・レベルに設定します。次に、サポートされるログ・レベルのリストを、ロギング情報の多い順に示します(DEBUGでは最も多くの情報がロギングされ、FATALでは最も少ない情報がロギングされます)。

    • DEBUG

    • INFO

    • WARN

    • ERROR

    • FATAL

  3. 他のコンポーネントのログ・レベルを必要に応じて設定します。個々のコンポーネントまたはモジュールには、様々なログ・レベルを指定できます。たとえば、次の値を指定すると、Account Managementモジュールのログ・レベルがINFO、サーバーはDEBUGレベル、その他のOracle Identity ManagerはWARNレベルに設定されます。

    log4j.logger.XELLERATE=WARNlog4j.logger.XELLERATE.ACCOUNTMANAGEMENT=INFOlog4j.logger.XELLERATE.SERVER=DEBUG

  4. 変更内容を保存します。

  5. アプリケーション・サーバーを起動して、変更を有効にします。

Oracle Identity Managerでのシングル・サインオン(SSO)の有効化

この後の手順では、ASCII文字ログインを使用してOracle Identity Managerでのシングル・サインオンを有効化する方法を説明します。非ASCII文字のログインに対応するシングル・サインオンを有効にする場合も、次の手順を使用しますが、手順4で説明する追加の構成が必要です。


関連項目:

Oracle Access Managerを利用するOracle Identity Managerでのシングル・サインオンの構成の詳細は、『Oracle Identity Managerベスト・プラクティス・ガイド』を参照してください。


注意:

英字のみのヘッダー名しか認証されません。ヘッダー名には特殊な文字や数字を使用しないことをお薦めします。

Oracle Identity Managerのためにシングル・サインオンを有効にするには、次のようにします。

  1. アプリケーション・サーバーを正常に停止します。

  2. テキスト・エディタでOIM_HOME/xellerate/config/xlconfig.xmlを開きます。

  3. 次のようなシングル・サインオンの構成を探します(次に示すのは、シングル・サインオンを含まないデフォルト設定です)。

    <web-client>
    <Authentication>Default</Authentication>
    <AuthHeader>REMOTE_USER</AuthHeader>
    </web-client>
    
  4. 次のようにシングル・サインオン構成を編集し、シングル・サインオン・システムで構成した適切なヘッダーでSSO_HEADER_NAMEを置き換えます。

    <web-client>
    <Authentication>SSO</Authentication>
    <AuthHeader>SSO_HEADER_NAME</AuthHeader>
    </web-client>
    

    非ASCII文字のログインに対してシングル・サインオンを有効にするには、非ASCIIのヘッダー値をデコードするようにデコード・クラス名を指定する必要があります。デコード・クラス名を追加し、シングル・サインオン構成を次のように編集します。

    <web-client>
    <Authentication>SSO</Authentication>
    <AuthHeader>SSO_HEADER_NAME</AuthHeader>
    <AuthHeaderDecoder>com.thortech.xl.security.auth.CoreIDSSOAuthHeaderDecoder</AuthHeaderDecoder>
    </web-client>
    

    シングル・サインオン・システムで構成した適切なヘッダーでSSO_HEADER_NAMEを置き換えます。

  5. アプリケーション・サーバーとWebサーバーの構成を変更して、シングル・サインオンを有効にします。アプリケーション・サーバーおよびWebサーバーのベンダーのドキュメントを参照してください。

  6. アプリケーション・サーバーを再起動します。

SPML Webサービスのデプロイ

組織は、ユーザー・アカウントの変更情報を交換する複数のプロビジョニング・システムを持つ場合があります。また、複数のプロビジョニング・システムとやり取りするアプリケーションがある場合もあります。SPML Webサービスは、Oracle Identity Managerに対してレイヤーを提供し、SPMLリクエストを解析してOracle Identity Managerコールに変換できるようにします。

SPML Webサービスは、デプロイ可能なエンタープライズ・アーカイブ(EAR)ファイルにパッケージ化されています。このファイルは、Oracle Identity Managerのインストール時に生成されます。

EARファイルはOracle Identity Managerのインストール時に生成されるため、SPML WebサービスをOracle Identity Managerの実行元アプリケーション・サーバーにデプロイするためのスクリプトは、Oracle Identity Managerホーム・ディレクトリにある別のバッチ・ファイルによって実行されます。SPML Webサービスをデプロイするには、このバッチ・ファイルを実行する必要があります。

SPML Webサービスの詳細は、『Oracle Identity Manager Toolsリファレンス・ガイド』の第12章「SPML Webサービス」を参照してください。

トランザクション・タイムアウトの変更

インポートおよびエクスポート操作のトランザクション・タイムアウトのデフォルト値は、600秒です。このタイムアウトは、デフォルトのグローバル・トランザクション・タイムアウトの1200秒を上書きします。エクスポートおよびインポート操作のトランザクション・タイムアウトを大きくする、または変更するには、次のようにします。

  1. OIM_HOME/xellerate/DDTemplates/DOディレクトリに移動します。

  2. orion-ejb-jar.xmlファイルを開きます。

  3. orion-ejb-jar.xmlファイルで、transaction-timeoutを検索します。トランザクション・タイムアウトは、ファイル内の2つの場所(インポートとエクスポート)にあります。

  4. トランザクション・タイムアウトの値を大きくする、または変更します。

  5. OIM_HOME/xellerate/setupディレクトリに移動します。

  6. Oracle Identity Managerをインストールしたオペレーティング・システム別に、patch_oc4j.shまたはpatch_oc4j.cmdを実行します。


    注意:

    • Oracle Identity Managerのクラスタ・インストールでは、エクスポートおよびインポート操作のトランザクション・タイムアウトを大きくする、または変更する手順を、すべてのOracle Application Serverインスタンスで繰り返す必要があります。

    • HTTPサーバー・タイムアウトが、Oracle Identity Managerに設定した値よりも低い場合、HTTPサーバー・タイムアウトの値を大きくします。HTTPサーバーのタイムアウト値は、Oracle Identity Managerのタイムアウト値よりも高くする必要があります。