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HTTP 転送およびポーラー転送ユーザーズ ガイド
転送
さまざまなタイプの転送を使用して、Oracle Service Bus のプロキシ サービスまたはビジネス サービスをコンフィグレーションできます。選択する転送プロトコルは、サービス タイプ、必要な認証のタイプ、呼び出し元のサービスのサービス タイプなどによって異なります。
ポーリング ベースの転送は、転送ポーラーが管理対象サーバに固定されている転送です。これらの転送では、JMS フレームワークを使用して、メッセージの処理が少なくとも 1 回は実行されることを保証します。電子メール、ファイル、FTP、および SFTP は、ポーリング ベースの転送です。この節では、ポーリング ベースの転送と HTTP 転送について説明します。SFTP については、「SFTP 転送 」を参照してください。
このドキュメントは、以下の節で構成されています。
HTTP 転送
HTTP 転送は、Oracle Service Bus で http/s プロトコルを使用してクライアントとサービス プロバイダ間でメッセージの送信を行います。また、「REST サポート 」で説明されているように、HTTP 転送は REST (Representational State Transfer) 環境での作業のサポートも提供します。
任意のタイプのプロキシ サービスまたはビジネス サービスをコンフィグレーションする場合は、HTTP 転送プロトコルを選択できます。エンドポイント URI の形式は次のとおりです。
プロキシ サービス : /someService
ビジネス サービス : http://host:port/someService
ここで、someService
はプロキシ サービスまたはビジネス サービスの名前です。
HTTP 転送を使用したプロキシ サービスのコンフィグレーション
プロキシ サービスの HTTP 転送をコンフィグレーションする際に指定できるパラメータを表 1-1 に示します。
表 1-1 プロキシ サービスの HTTP 転送をコンフィグレーションするためのパラメータ
着信 HTTPS エンドポイントの場合は、このチェック ボックスを選択します。
詳細については、『Oracle Service Bus セキュリティ ガイド』の「
転送レベルのセキュリティのコンフィグレーション 」を参照してください。
次のいずれかの認証方式をコンフィグレーションする必要があります。
[なし ] - 認証が不要であることを指定します。
[基本 ] - このサービスにアクセスするには、基本認証が必要であることを指定します。
基本認証では、WebLogic Server でユーザ名とパスワードを使用し、セキュリティ レルム (Lightweight Directory Access Protocol (LDAP) ディレクトリ サービスや Windows Active Directory など) でコンフィグレーションされた認証プロバイダに対してクライアントの認証が行われます。クライアントは、HTTP 要求ヘッダでユーザ名とパスワードを送信する必要があります。
HTTP での基本認証は、パスワードがクリア テキストで送信されるため推奨しません。HTTPS では暗号化されたチャネルが提供されるため、パスワードは HTTPS で送信するのが安全です。
警告 : デフォルトでは、すべてのユーザ (承認済みおよび匿名の) が、プロキシ サービスにアクセスできます。プロキシ サービスにアクセスできるユーザを制限するには、転送レベルの認可ポリシーを作成する必要があります。『Oracle Service Bus Console の使い方』の「転送レベルのアクセス ポリシーの編集 」を参照してください。
[クライアント証明書 ] - 暗号化通信および強力なクライアント認証 (双方向 SSL) を指定します。詳細については、『Oracle Service Bus セキュリティ ガイド』の「転送レベルのセキュリティのコンフィグレーション 」を参照してください。
[カスタム認証 ] - 認証トークンが HTTP ヘッダに含まれていることを指定します。クライアントの ID は、ここでクライアントが指定したトークンを使用して設定されます。トークンを Oracle Service Bus ユーザにマップする ID アサーション プロバイダをコンフィグレーションする必要がある。
カスタム認証トークンには、コンフィグレーションされた WebLogic Server ID アサーション プロバイダがサポートする任意のアクティブなトークン タイプを指定できます。
このエンドポイントのディスパッチ ポリシーを選択します。デフォルトのディスパッチ ポリシーを使用するには、空白のままにします。
ディスパッチ ポリシーは、サービスのエンドポイントに使用する WLS ワーク マネージャのインスタンスを参照します。ワーク マネージャの詳細については、「
ワーク マネージャを使用したスケジューリング済み作業の最適化 」および WebLogic Server の『Administration Console オンライン ヘルプ』の「
グローバル ワーク マネージャの作成 」を参照してください。
HTTP 着信転送の場合は以下のとおりです。
クライアント要求で Content-Type
ヘッダの文字セット エンコーディング パラメータが指定されていないときは、文字セット エンコーディング パラメータを入力します。値を入力しない場合は、このフィールドにデフォルトの ISO-8859-1
が設定されます。
HTTP 発信転送の場合は以下のとおりです。
要求エンコーディングをコンフィグレーションしていない場合、Oracle Service Bus ランタイムがビジネス サービスに要求を行う際に最適なエンコーディングが決定されます。パススルー以外のシナリオでは、実行時のデフォルトの文字エンコーディングは UTF-8
となります。ただし、パススルーのシナリオでは、ランタイムは発信応答で受信したエンコーディングのパススルーを行います。
HTTP 転送での応答の文字セット エンコーディングとして、デフォルトの
ISO-8859-1
を受け入れるか、または、別の文字セット エンコーティングを入力します。
Oracle Service Bus がトークンを抽出する HTTP ヘッダ (Authorization 以外の任意) を入力します。このフィールドが使用可能になるのは、[カスタム認証] チェックボックスが選択されている場合のみです。
認証トークンの種類を選択します。ID アサーション プロバイダ用にコンフィグレーションされたアクティブなトークンの種類のみが使用可能になります (詳細については、『Oracle Service Bus セキュリティ ガイド』の「
カスタム認証のコンフィグレーション 」にある「ID アサーション プロバイダのコンフィグレーション」を参照してください)。このフィールドが使用可能になるのは、[カスタム認証] チェックボックスが選択されている場合のみです。
HTTP 転送ベースのプロキシ サービスをコンフィグレーションする方法および詳細設定については、『Oracle Service Bus Console の使い方』の「転送コンフィグレーション 」を参照してください。
HTTP 転送を使用したビジネス サービスのコンフィグレーション
HTTP に基づく任意のタイプのビジネス サービスをコンフィグレーションするときに、エンドポイント URI が次の形式の場合、転送プロトコルとして HTTP を選択する必要があります。
ここで、各項目には以下のものを指定します。
host
は、サービスをホストするシステムの名前です。
port
は、接続を行うポート番号です。
someService
は、対象サービスです。
注意 :
HTTPS に基づくビジネス サービスをコンフィグレーションするときは、次のエンドポイント URI を指定する必要があります。
注意 :
https://<host:port/someService>
ビジネス サービスの HTTP 転送をコンフィグレーションする際に指定できるすべてのパラメータを表 1-2 に示します。
表 1-2 ビジネス サービスの HTTP 転送をコンフィグレーションするためのパラメータ
応答タイムアウト間隔を秒単位で入力します。「0」を入力すると、タイムアウトは発生しません。
このパラメータにより、要求で以下のいずれかの HTTP メソッドを使用できます。
POST - HTTP 要求の本文の一部として、長さに関わらずすべてのデータをソケット接続で直接渡します。このやりとりはクライアントから認識できず、URL も変わりません。REST ベースの要求の場合、POST では作成/置換操作を実行するか、または要求の操作を実行するように転送に指示します。
GET - 要求の一部として、取得対象を詳しく表した独自の情報を組み込むことができます。この情報は、クエリ文字列内の要求 URL に追加された文字のシーケンスとして渡されます。[要求メッセージの種類] が [なし] に設定されている場合は、[サービスの種類] が [任意の XML サービス] または [メッセージング サービス] のビジネス サービスで GET を使用できます。REST ベースの要求の場合、GET はリモート リソースの表現を受け取ります。
PUT - PUT は、[サービスの種類] が [任意の XML サービス] または [メッセージング サービス] のビジネス サービスで使用できます。PUT は、REST ベースの要求による作成と置換の操作 (既知の場所へのファイルのアップロードなど) を実行するよう転送に通知します。
HEAD - [応答メッセージの種類] が [なし] に設定されている場合は、[サービスの種類] が [任意の XML サービス] または [メッセージング サービス] のビジネス サービスで HEAD を使用できます。HEAD は、REST ベースの要求でリモート リソースの完全な表現を取得するのではなく、そのリソースのヘッダ情報を取得するよう転送に通知します。
DELETE - DELETE は、[サービスの種類] が [任意の XML サービス] または [メッセージング サービス] のビジネス サービスで使用できます。DELETE は、REST ベースの要求による削除操作を実行するよう転送に通知します。
注意 :
$outbound/transport/request/http:http-method 変数でメソッドがすでに設定されている場合は、HTTP 要求メソッドに選択したどのメソッドよりもその値が優先されます。
[なし ] - このサービスへのアクセスに認証を必要としないことを指定します。
[基本 ] - このサービスへのアクセスに基本認証を必要とすることを指定します。
基本認証では、WebLogic Server でユーザ名とパスワードを使用し、セキュリティ レルム (Lightweight Directory Access Protocol (LDAP) ディレクトリ サービスや Windows Active Directory など) でコンフィグレーションされた認証プロバイダに対してクライアントの認証が行われます。クライアントは、HTTP 要求ヘッダでユーザ名とパスワードを送信する必要があります。
HTTP での基本認証は、パスワードがクリア テキストで送信されるため推奨しません。HTTPS では暗号化されたチャネルが提供されるため、パスワードは HTTPS で送信するのが安全です。
警告 : デフォルトでは、すべてのユーザ (認可ユーザおよび匿名ユーザ) がビジネス サービスにアクセス可能です。ビジネス サービスにアクセスできるユーザを制限するには、転送レベルの認可ポリシーを作成する必要があります。『Oracle Service Bus Console の使い方』の「転送レベルのアクセス ポリシーの編集 」を参照してください。
[クライアント証明書 ] - 暗号化通信および強力なクライアント認証 (双方向 SSL) を指定します。詳細については、『Oracle Service Bus セキュリティ ガイド』の「転送レベルのセキュリティのコンフィグレーション 」を参照してください。
サービス アカウントとは、ユーザ名とパスワードのエリアス リソースです。
基本認証必須 フィールドを選択した場合、このフィールドは必須です。
詳細については、『Oracle Service Bus Console の使い方』の「
サービス アカウント 」を参照してください。
HTTP リダリレクト (応答コード
3xx
による要求) を自動的に追跡することを指定します。リダイレクトは、ビジネス サービスの URL に発信要求を送信し、そのサービスから、URL が無効になったためこの要求を別の URL に送信する必要があることを示す応答コード (たとえば
302
) が返された場合に発生します。[
HTTP リダイレクトの追跡 ] チェックボックスが選択されている場合、要求は自動的に新しい URL に再送信され、ユーザ側でのアクションは発生しない。HTTP リダイレクトを自動的に追跡しない場合は、このチェックボックスのチェックをはずします。
このエンドポイントのディスパッチ ポリシーに使用する WebLogic Server ワーク マネージャのインスタンスを選択します。デフォルトのワーク マネージャは、他にワーク マネージャがない場合に使用されます。ワーク マネージャの詳細については、「
ワーク マネージャを使用したスケジューリング済み作業の最適化 」および WebLogic Server の『Administration Console オンライン ヘルプ』の「
ワークマネージャの作成 」を参照してください。
電子メール転送における要求の文字セット エンコーディングとして、デフォルトの
ISO-8859-1
を受け入れるか、別の文字セット エンコーディングを入力します。
HTTP 転送における応答の文字セット エンコーディングとして、デフォルトの
ISO-8859-1
を受け入れるか、別の文字セット エンコーディングを入力します。
プロキシ サーバ リソースを入力するか、[参照] をクリックしてコンフィグレーションされたプロキシ サーバ リソースの一覧からエントリを選択します。
この転送をコンフィグレーションする詳細については、『Oracle Service Bus Console の使い方』の「転送コンフィグレーション 」を参照してください。
REST サポート
HTTP 転送は、Oracle Service Bus を介した REST (Representational State Transfer) 環境での作業をサポートします。このサポートは、非 REST サービス プロバイダと対話する必要がある REST クライアント、REST ベースのサービス プロバイダと対話する必要がある非 REST クライアント、または Oracle Service Bus を介してエクスポーズする必要がある REST-to-REST サービスのいずれにも対応します。
REST のパターンでは、特定の URL にあるリソースに対して HTTP メソッド (GET、PUT、HEAD、POST、DELETE など) を呼び出します。たとえば、REST を使用した Web アプリケーションでユーザがプロファイル情報を更新した場合、POST アクションがサービスの REST API を介してデータベースのユーザ情報を更新します。
Oracle Service Bus では、発信および着信通信の REST ベースの要求を処理するために、次のプレースホルダ変数が用意されています。
$inbound または $outbound/transport/request/http:http-method – GET、PUT、HEAD、POST、DELETE のような HTTP メソッドを処理します。
$inbound または $outbound/transport/request/http:query-string – URL のクエリ文字列を処理します。たとえば、http://localhost:7021/myproxy/weather?operation=temperature&pincode=80439/ という URL で、クエリ文字列は operation=temperature&pincode=80439 です。
$inbound または $outbound/transport/request/http:relative-URI – REST リソースの URL の相対的な部分 (プロキシ サービスの URI に対して相対的) を処理します。たとえば、http://localhost:7021/myproxy/weather という URL で、/weather は http://localhost:7021/myproxy に対して相対的な URL です。
プロキシ サービスの REST
Oracle Service Bus プロキシ サービスには、REST ベースの要求を受信するか、REST ベースのアクションを生成するかにかかわらず、REST パターンを操作できる柔軟性があります。
たとえば、REST ベースのアプリケーションを開発し、非 REST サービス プロバイダでサービスを呼び出したい場合は、プロキシ サービスで REST 操作を送り、その操作をサービス プロバイダが認識できる形式に変換するか、非 REST 要求をリソース URL に変換し、REST ベース のサービス プロバイダで操作を呼び出すことができます。
XQuery サンプル
以下は、プロキシ サーバで HTTP 変数を使用して行う URI 解析の XQuery サンプルです。
relative-URI
プロキシ サービスの URI が http://localhost:7001/weather であり、要求の相対的 URI の部分をキャプチャするとします。次の XQuery を作成します。
要求の URI が http://localhost:7001/weather/temperature/35457 の場合、relative-URI は /temperature/35457 になり、XQuery 出力は次のようになります。
query-string
プロキシ サービスの URI が http://localhost:7001/weather であり、URL クエリ文字列をキャプチャするとします。次の XQuery を作成します。
要求の URI が http://server:7001/weather?operation=temperature&pincode=35457 の場合、query-string は operation=temperature&pincode=35457 になり、XQuery 出力は次のようになります。
ヘッダ
サービスにより HTTP/REST メソッドを処理するために固有のヘッダが必要な場合、プロキシ サービスのメッセージ フローにユーザ定義済み HTTP ヘッダ変数を作成します。
ビジネス サービスの REST
Oracle Service Bus ビジネス サービスでは、REST ベースのサービスを呼び出すことができます。
REST 操作で、HTTP 転送は $outbound/transport/request/http:http-method 変数の値を使用します。この変数に HTTP メソッドが指定されていない場合、HTTP 転送では転送コンフィグレーションに含まれる HTTP 要求メソッド (POST、PUT、HEAD、GET、DELETE) のいずれかを選択できます。
注意 :
ビジネス サービスがサービスのタイプ として WSDL Web サービスを使用している場合は、POST メソッドのみが選択可能です。
$outbound/transport/request-http/http-method 変数を使用して、独自のメソッドを指定することもできます。たとえば、WebDAV (Web-based Distributed Authoring and Versioning) 環境で COPY、MOVE、および LOCK を使用できます。
次のガイドラインを使用して $outbound 変数を設定します。
転送は、カスタム メソッドに対して、またはこの節で説明する制約に従っていない手動で設定されたサポート対象メソッドに対して、実行時の検証を提供しません。
$outbound はルーティング ノードでのみ有効なため、パブリッシュおよびサービス コールアウト アクションのメソッド名を実行時に指定することはできません。
$outbound query-string が設定されている場合、ビジネス サービスは外部サービスの呼び出し時に URI の一部分としてクエリ文字列を渡します。
$outbound relative-URI が設定されている場合、ビジネス サービスはその値を使用して、ビジネス サービス URI に対して相対的な URI を生成します。
たとえば、ビジネス サービスが次の URI を使用し、
http://service.com/purchaseOrder
次の HTTP 変数を使用する場合、
$outbound/transport/request-http/relative-URI: “/PO12367” および $outbound/transport/request-http/query-string: “item=NO1&color=black”
最終的に解決された URI は次のようになります。
http://service.com/purchaseOrder/PO12367?item=NO1&color=black
HTTP ビジネス サービスの応答コード
HTTP 転送には、HTTP メソッドに対する次の応答コードがあります。
301 (永続的に移動済み) – この応答コードはサーバから送信されます。ビジネス サービスは元の要求を再送信することでこの応答を処理します。
電子メール転送
プロキシ サービスまたはビジネス サービスのメッセージング タイプまたは任意の XML サービスをコンフィグレーションするときに、電子メール転送プロトコルを選択できます。以下のトピックでは、電子メール転送を使用して、プロキシ サービスとビジネス サービスをコンフィグレーションする方法について説明します。
注意 :
電子メール転送では、メッセージング サービス タイプのサービスの一方向のメッセージングをサポートしています。
注意 :
電子メール転送を使用して、メッセージング タイプのプロキシ サービスまたはメッセージング タイプのビジネス サービスを作成する場合、[メッセージの種類] コンフィグレーション ページで応答タイプを [なし] に設定する必要があります。
電子メール転送を使用したプロキシ サービスのコンフィグレーション
電子メール転送を使用してプロキシ サービスをコンフィグレーションする場合は、エンドポイント URI を次の形式で指定する必要があります。
mailfrom:<mailserver-host:port>
ここで、mailserver-host:
は、ホスト メール サーバの名前、port はホスト メール サーバが使用するポートです。
電子メール転送ベースのプロキシ サービスでコンフィグレーションできるパラメータを表 1-3 に示します。
表 1-3 プロキシ サービスの電子メール転送をコンフィグレーションするためのパラメータ
必須パラメータです。これは、サービス アカウント リソースです。サービス アカウントは、電子メール アカウントにアクセスするために必要なユーザ名とパスワードの組み合わせで構成されます。
必須パラメータです。ポーリング間隔をミリ秒単位で指定します。デフォルト値は
60 ms
です。
必須パラメータです。
imap
および
pop3
の 2 種類のプロトコルから選択できます。デフォルト プロトコルは
pop3
です。
必須パラメータです。各ポーリングで読み込むファイルの数を指定します。デフォルト値は
10
です。
このパラメータを有効にすると、ファイルはアーカイブ ディレクトリにステージングされ、メッセージ ヘッダに参照として渡されます。
必須パラメータです。サービスでファイルを読み込んだ後に、削除、移動、アーカイブのどのアクションを実行するかを指定します。デフォルトでは、ファイルは読み込み後に削除されます。
必須パラメータです。添付ファイルをアーカイブするか無視するかを指定します。デフォルトでは [無視] に設定されています。
注意 :
添付ファイルをアーカイブする場合、[参照として渡す] パラメータの設定に関係なく、添付ファイルは参照としてメッセージ ヘッダに渡されます。
[読み込み後のアクション] を [移動] に設定した場合のメッセージの移動先です
。
このフィールドは、[読み込み後のアクション] を [移動] に設定した場合にのみコンフィグレーションする必要があります
。
必須パラメータです。メッセージをダウンロードするファイル システム ディレクトリのパスを指定します。
必須パラメータです。ファイル URI は、ファイルをアーカイブするディレクトリを指します。このフィールドは、[読み込み後のアクション] パラメータを [アーカイブ] に設定した場合にのみアクティブになります
。
このパラメータは省略可能です。要求メッセージを読み込む際のエンコーディングのタイプを指定します。デフォルトのエンコーディングは
iso-8859-1
です。
電子メール サービスをコンフィグレーションする詳細については、『Oracle Service Bus Console の使い方』の「転送コンフィグレーション 」を参照してください。
電子メール転送を使用したビジネス サービスのコンフィグレーション
電子メール転送を使用してビジネス サービスをコンフィグレーションする場合、エンドポイント URI を次の形式で指定する必要があります。
ここで、<name@domain_name.com>
は電子メールの送り先です。
電子メール転送ベースのビジネス サービスでコンフィグレーションできるパラメータを表 1-4 に示します。
表 1-4 ビジネス サービスの電子メール転送をコンフィグレーションするためのパラメータ
ドロップダウン リストから SMTP サーバを選択する必要があります。
まず、SMTP サーバ リソースを作成しておく必要があります。
このパラメータは省略可能です。これは、コンフィグレーションしたメール セッションの JNDI 名です。メール セッションは、ドロップダウン リストから選択できます。
まず、WebLogic Server Console でメール セッションをコンフィグレーションしておく必要があります。
WebLogic Server Administration Console でメール セッションを作成します。[メール セッション] パラメータまたは [SMTP サーバ] パラメータを設定する必要があります。
このパラメータは省略可能です。返信の送信元の名前を指定します。
このパラメータは省略可能です。電子メール メッセージの送信元の電子メール アドレスを指定します。
このパラメータは省略可能です。このパラメータを使用して、SMTP サーバへの接続がタイムアウトする時間をミリ秒単位で指定できます。
このパラメータは省略可能です。要求メッセージを読み込む際のエンコーディングのタイプを指定します。デフォルトのエンコーディングは iso-8859-1 です。
この転送をコンフィグレーションする詳細については、『Oracle Service Bus Console の使い方』の「転送コンフィグレーション 」を参照してください。
ファイル転送
プロキシ サービスのメッセージング タイプまたは任意の XML サービスをコンフィグレーションするときに、エンドポイント URI が次の形式の場合、ファイル転送プロトコルを選択できます。
ここで、root-dir/dir1
は送り先ディレクトリへの絶対パスです。
注意 :
ファイル転送では、メッセージング サービス タイプのサービスの一方向のメッセージングのみをサポートしています。
注意 :
ファイル転送を使用して、メッセージング タイプのプロキシ サービスまたはメッセージング タイプのビジネス サービスを作成する場合、[メッセージの種類] コンフィグレーション ページで応答タイプを [なし] に設定する必要があります。
ファイル転送を使用したプロキシ サービスのコンフィグレーション
プロキシ サービスのファイル転送をコンフィグレーションする際に指定できるパラメータを表 1-5 に示します。
表 1-5 プロキシ サービスのファイル転送をコンフィグレーションするためのパラメータ
このパラメータは省略可能です。プロキシ サービスがポーリングするファイルを指定します。URI がディレクトリの場合に
*.*
を指定すると、サービスはディレクトリ内のすべてのファイルをポーリングします。
必須パラメータです。ポーリング間隔の値をミリ秒単位で指定します。デフォルト値は
60 ms
です。
必須パラメータです。各ポーリングで読み込むファイルの数を指定します。デフォルト値は
10
です。
0
を指定すると、すべてのファイルが読み込まれます。
このパラメータは省略可能です。発生した一連のイベントをファイルの到着順に示します。デフォルト値は
False
です。
省略可能です。このパラメータを有効にすると、サブディレクトリもスキャンされます。
このパラメータを有効にすると、ファイルはアーカイブ ディレクトリにステージングされ、ヘッダに参照として渡されます。
必須パラメータです。サービスでファイルを読み込んだ後に、削除またはアーカイブのどちらのアクションを実行するかを指定します。デフォルトでは、ファイルは読み込み後に削除されます。
必須パラメータです。このファイル URI は、ステージング ディレクトリを指します。
注意 :
ステージ ディレクトリをポーリング ディレクトリ内に配置することはできません。
必須パラメータです。このファイル URI は、ファイルをアーカイブするディレクトリを指します。このフィールドは、[読み込み後のアクション] パラメータを [アーカイブ] に設定した場合にのみアクティブになります
。
注意 :
アーカイブ ディレクトリをポーリング ディレクトリ内に配置することはできません。
必須パラメータです。この URI は、エラーが発生した場合にファイルの内容を格納するディレクトリを指します。
注意 :
エラー ディレクトリをポーリング ディレクトリ内に配置することはできません。
このパラメータは省略可能です。要求メッセージを読み込む際のエンコーディングのタイプを指定します。デフォルトのエンコーディングは
utf-8
です。
ファイル転送ベースのプロキシ サービスをコンフィグレーションする詳細については、『Oracle Service Bus Console の使い方』の「転送コンフィグレーション 」を参照してください。
ファイル転送を使用したビジネス サービスのコンフィグレーション
ファイル転送を使用してビジネス サービスをコンフィグレーションする場合は、エンドポイント URI を次の形式で指定する必要があります。
file:///<root-dir/dir1>
ここで、root-dir/dir1
は送り先ディレクトリへの絶対パスです。
ビジネス サービスのファイル転送をコンフィグレーションする際に指定できるパラメータを表 1-6 に示します。
表 1-6 ビジネス サービスのファイル転送をコンフィグレーションするためのパラメータ
このパラメータは省略可能です。ファイル名に付加するプレフィックスを指定します。
このパラメータは省略可能です。ファイル名に付加するサフィックスを指定します。
このパラメータは省略可能です。メッセージを読み込む際のエンコーディングのタイプを指定します。使用されるデフォルトのエンコーディングは utf-8 です。
この転送をコンフィグレーションする詳細については、『Oracle Service Bus Console の使い方』の「転送コンフィグレーション 」を参照してください。
FTP 転送
プロキシ サービスのメッセージング タイプまたは任意の XML サービスをコンフィグレーションするときに、エンドポイント URI が次の形式の場合、FTP 転送プロトコルを選択できます。
ここで、各項目には以下のものを指定します。
hostname
は、送り先ディレクトリが格納されているホストの名前です。
port
は、FTP 接続を行うポート番号です。
directory
は、送り先ディレクトリです。
注意 :
FTP 転送では、メッセージング サービス タイプのサービスの一方向のメッセージングをサポートしています。
注意 :
FTP を使用して、メッセージング タイプのプロキシ サービスまたはメッセージング タイプのビジネス サービスを作成する場合、[メッセージの種類] コンフィグレーション ページで応答タイプを [なし] に設定する必要があります。
FTP 転送を使用したプロキシ サービスのコンフィグレーション
プロキシ サービスの FTP 転送をコンフィグレーションする際に指定できるパラメータを表 1-7 に示します。
表 1-7 プロキシ サービスの FTP 転送をコンフィグレーションするためのパラメータ
ユーザ認証の次のいずれかのタイプを選択する必要があります。
[匿名] : [匿名] を選択した場合、FTP サーバへのログイン時にログイン資格を必要としません。ただし、必要に応じて ID として電子メール ID を指定できます。
[外部ユーザ] : [外部ユーザ] を選択した場合、FTP サーバのユーザ名とパスワードが含まれたサービス アカウント リソースを参照する必要があります。
このパラメータは省略可能です。このパラメータを有効にすると、ファイルはアーカイブ ディレクトリにステージングされ、ヘッダに参照として渡されます。
このパラメータは省略可能です。このパラメータを
True
に設定すると、処理時に FTP のファイルがリモート サーバから直接ポーリングされます。
必須パラメータです。プロキシ サービスがポーリングするファイルを指定します。URI がディレクトリの場合に
*.*
を指定すると、サービスはディレクトリ内のすべてのファイルをポーリングします。
必須パラメータです。ポーリング間隔の値をミリ秒単位で指定します。デフォルト値は
60 ms
です。
必須パラメータです。各ポーリングで読み込むファイルの数を指定します。デフォルト値は
10
です。
必須パラメータです。サービスでファイルを読み込んだ後に、削除またはアーカイブのどちらのアクションを実行するかを指定します。デフォルトでは、ファイルは読み込み後に削除されます。
ファイル転送モードとして binary または ASCII のいずれかを指定します。デフォルトでは、転送は
binary
です。
必須パラメータです。このファイル URI は、ステージング ディレクトリを指します。
必須パラメータです。このファイル URI は、ファイルをアーカイブするディレクトリを指します。このフィールドは、[読み込み後のアクション] パラメータを [アーカイブ] に設定した場合にのみアクティブになります
。
必須パラメータです。この URI は、エラーが発生した場合にファイルの内容を格納するディレクトリの場所を指します。
このパラメータは省略可能です。要求メッセージを読み込む際のエンコーディングのタイプを指定します。デフォルトのエンコーディングは
utf-8
です。
アイコンをクリックして、[詳細設定] セクションを展開します。
このセクションのパラメータのコンフィグレーションは省略可能です。このセクションで設定できるパラメータは次のとおりです。
[サブディレクトリのスキャン] : このパラメータは省略可能です。このパラメータを有効にすると、サブディレクトリもスキャンされます。
[到着順にソート]
[タイムアウト]
[再試行回数]
ファイル転送ベースのプロキシ サービスをコンフィグレーションする詳細については、『Oracle Service Bus Console の使い方』の「転送コンフィグレーション 」を参照してください。
FTP 転送を使用したビジネス サービスのコンフィグレーション
ビジネス サービスのメッセージング タイプまたは任意の XML サービスをコンフィグレーションするときに、エンドポイント URI が次の形式の場合、FTP 転送プロトコルを選択できます。
ここで、各項目には以下のものを指定します。
hostname
は、送り先ディレクトリが格納されているホストの名前です。
port
は、FTP 接続を行うポート番号です。
directory
は、送り先ディレクトリです。
ビジネス サービスの FTP 転送をコンフィグレーションする際に指定する必要のあるパラメータを表 1-8 に示します。
表 1-8 ビジネス サービスの FTP 転送をコンフィグレーションするためのパラメータ
ユーザ認証の次のいずれかのタイプを選択する必要があります。
[匿名 ] : [匿名] を選択した場合、FTP サーバへのログイン時にログイン資格を必要としません。ただし、必要に応じて ID として電子メール ID を指定できます。
[外部ユーザ ] : [外部ユーザ] を選択した場合、FTP サーバのユーザ名とパスワードが含まれたサービス アカウント リソースを参照する必要があります。
必須パラメータです。ファイル名に付加するプレフィックスを指定します。
必須パラメータです。ファイル名に付加するサフィックスを指定します。
このパラメータは省略可能です。要求メッセージのエンコーディングを指定します。
この転送をコンフィグレーションする詳細については、『Oracle Service Bus Console の使い方』の「転送コンフィグレーション 」を参照してください。